仮面ライダーミスリックサーガ   作:式神ニマ

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※注意
本編のかなり大きなネタバレを含みます。
Saga15まで読んでからの閲覧を推奨します。


File04 敵対者たち

〈デブリーター〉

 

 【検閲済み】所属、エージェントX(仮称)より報告。ユニバース298659より存在を確認された『デブリス』なる生命体についての続報を記載する。

 前回のレポートにて示した通り、このユニバースへ進出を果たした生命体『デブリス』は自らを『ディアバル』と呼称する創造主によって生み出され、肉体を構成する『デブリス細胞』による爆発的な進化と侵略を可能としている。それに対抗する為に、このユニバースの人間達は様々な策を講じた事は前項にて記載したが、その中で興味深い対応策に出た者達が存在していた。それが表題に示した『デブリーター』なる組織である。

 

 

▽目的

 詳しい目的は不明確。だが、他ユニバースでも存在を確認されている『スペリオル』の打倒こそが目的であるとされている。

 

 

▽組織の実態

 組織の首魁は『ヴェノムアラーク(本名:アトラーク・フォン・シドニア)』なる人物とされるが実際は当該人物はただのお飾りであり、実際は別の人物であるとされている。実に20近いセクションに分かれ、シドニア帝国中にその網を広げている。デブリーターとは彼らが計画遂行の為に運用する兵器の総称であり、その技術が成立する以前は別の名称で呼ばれていた様だ。現在もその名残で、『魔剣』や『キメラ』などの研究セクションが独自に稼働している様子が見られる。そこからも組織としてはまだ未成熟で統一性のなさが見受けられるところでもある。

 彼らの計画を実行する為に、各地で兵器の実験を繰り返している段階にある。組織の中心人物たちは計画に対しては強い意志力を持って臨んでいる様だが、末端の兵士やその実験材料にされる民間人たちは特にその詳細は知らされていないらしく、戦いの中に於いても平気で捨て駒にされる事もよく見られる光景だ。

 

 

▽所持兵器

 内部に錬真術(この世界の人間達が行使する不可思議な力に由来する技術体系全般)の研究機関を持っており、時代における最新式の武器を多数所持している。その中でも計画の中枢に関わる『デブリーターシステム』について記述する。

 

 

 ▷『デブリーターシステム』

 早い話が、様々なユニバースでも散見される「人間を怪物化させる技術」。

 デブリスの死骸から採取される組織片などを、錬真術によって『デブリドラッグ』と呼ばれる霊薬へと精錬する。これを人体に投与する事によって、疑似的にではあるが仇敵たるデブリスの力を人間の身であっても備える事が可能となる。

 まだ実験段階にある兵器であり、その運用もいくつか案が検討されている。

 

 1つは『インターニストタイプ』と呼ばれる方式で、デブリドラッグを人体につきたてて直接薬剤を注入するものである。人体を直接怪物へと変化させる為、後述する『サージェリータイプ』と比較して、より怪物的な姿になってしまうのが特徴である。

 ある程度の適正の差こそあれ、使用前に肉体の強化措置などが必要なく、誰であっても使用可能であるなどのメリットがある。だが一方で、薬物による肉体や精神の汚染が深刻な問題であり、兵器としての課題も見られる。どの道、計画の中枢に位置する者たちには機密情報漏洩などの観点から使用は推奨されず、専らテスト用か使い捨て用となっていくと考えられる。

 

 もう1つが『サージェリータイプ』と呼ばれる型であり、こちらがデブリーターシステムの完成系と目されている。こちらは変身に『デブリシリンジャー』という専用のアイテムの使用が不可欠であり、これを介する事によって薬剤による汚染を抑えて、より兵器としての特性を発揮できる様になった。

 これで変身したデブリーターは『リプラットスキン』と呼ばれる被膜に全身が保護され、その上から『デブリアメイル』と呼ばれる装甲が装着されていく。強化服を纏っている様にも見えるが、肉体変化は伴っている。

 インターニストタイプと遜色ない性能を発揮可能であり、薬物汚染の影響も少なく出来るが、欠点としてある程度の肉体の強化措置が必要となる事である。その為、誰でも使用可能であるとは言えず、量産体制の確保にはある程度の時間がかかると思われるが、それらの問題も解決へと向かいつつある。

 この世界には『エレメイル』と呼ばれる、エレメントエネルギーを実体化した鎧を装備する技術体系が研究されており、その技術との融合がこのサージェリータイプであると推察される。

 

 続いて、実戦配備が確認されているいくつかのデブリーターに関する報告書を記載する。

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

『ワールドラーグ』

 

 SPEC(混乱を避ける為に統一数値で表示)

 ◇パンチ力:8.3t

 ◇キック力:15t

 ◇ジャンプ力:一跳び20m

 ◇走力:100m5.7秒

 ◇使用アイテム:ドラゴンデブリドラッグ

 ◇装備:デブリシリンジャー(レイピアモード/ニードルガンモード)

     柳葉刀『サイドワイバン』

 ◇特殊能力:『ブリムシュレッダー』『アウトブレス』

 ◇変身者:ジェイク・A・アリウス

 

 『デブリ―ター』が運用するサージェリータイプ・デブリーターの一体であり、組織の幹部の1人ジェイク・A・アリウスが変身する。正式名称は『ファイヤードラゴンデブリーター』であるが、変身者のコードネームを取って、『ワールドラーグ(トンプソール語で“悪竜”の意)』と組織内では呼称される。

 サージェリータイプデブリーターの中では一番最初にロールアウトしたモデルであり、最も初期からその活動を開始していた。

 デブリドラッグの成分となったのはトンプソール国内で暴れていた大型の火竜であり、その強靭な生命力と圧倒的な攻撃力をこの状態でもある程度再現している。

 エレメントライドラッグを使用せずとも炎のエレメントの制御が可能であり、右手に装備された『ドラグニルナックル』から超高熱の爪『ブリムシュレッダー』を展開し、近~中距離の戦闘に対応する。また、大きくエネルギーを消耗するが全身から炎のエネルギーを解き放つ『アウトブレス』も使用可能。ジェイク・アリウスの能力と併せて、接近戦闘でその真価を発揮する。

 現在は完全なる竜の力を体現させる為にも、飛行能力の追加やドラゴンブレスの発射機能などの追加が検討されている。

 

 

『ワールドラーグD2』

 

 SPEC

 ◇パンチ力:15t

 ◇キック力:19.6t

 ◇ジャンプ力:一跳び45m

 ◇走力:100m3.2秒

 ◇使用アイテム:ドラゴンデブリドラッグ、ディープファイアライドラッグ

 ◇装備:デブリシリンジャー(レイピアモード/ニードルガンモード)

     柳葉刀『サイドワイバン』

 ◇特殊能力:飛翔能力、『ディープブリムシュレッダー』『アウトブレイズ』

 ◇変身者:ジェイク・A・アリウス

 

 ワールドラーグの強化タイプ。火炎を吐くコカトリスの肺腑などから得た細胞組織を基に作り出された『ディープファイアライドラッグ』をデブリシリンジャーに装填する事で変身する。全身が赤く染まり、手足に『ボルケニックフォーサー』という増加装甲が追加される。

 ワールドラーグの火焔能力を更に強化し、ブリムシュレッダーやアウトブレスなどの各種攻撃も強化した上で、ほぼ無制限に使える様になった。火炎弾を放つ事も可能で、弱点だった中距離以上の戦闘にも対応可能。

 一番の能力的な強化は飛翔能力の追加である。背部に装備された『ブレーザーウイング』によって上空を本物の竜さながら自由自在に飛ぶ事が可能となった。正しく神を地に堕とす、「神殺し」の兵器としての本領を発揮する形態である。

 

 

『ヴェノムアラーク』

 

 SPEC

 ◇パンチ力:15.6t

 ◇キック力:15.6t

 ◇ジャンプ力:一跳び14m

 ◇走力:100m6.7秒

 ◇使用アイテム:アラクネデブリドラッグ

 ◇装備:デブリシリンジャー(レイピアモード/ニードルガンモード)

     掌底銃『グノースシリンジャ―』

 ◇特殊能力:『ヴェノムラフショダー』『ウェブショットチェンバー』『ブレードワイヤー』

 ◇変身者:アトラーク・フォン・シドニア

 

 組織の首魁であり、シドニア帝国皇子アトラーク・フォン・シドニアが変身するデブリーターである。ワールドラーグに次いでロールアウトしたモデルであり、立場上デブリーターの指揮官モデルとして開発されていたものと推測される。

 蜘蛛の怪物『アラクネ』の成分を基にしたデブリドラッグを使用し、それに由来する毒や蜘蛛糸を使った変幻自在の攻撃を得意とする。

 両腕に装備された『ブレードワイヤー』は先端部の錘を射出する事で音速に近い速度で飛行、石材すらも斬り裂く程の威力を持つ。視認性の低い糸である事から、相手に認識される事なく切断する事も可能。胸部には粘着性の糸や糸塊を大砲の様に射出する『ウェブショットチェンバー』を装備する。

 最大の特徴である背部の8本脚型のユニット『ヴェノムラフショダー』は、アトラークの錬真力によって自在に操作する事が可能。更に先端部に装備された『ポイズンバイター』によって毒を対象に注入する事も可能。毒の種類はバックパック中央の『ヴェノムファクトリー』によって、瞬時に調合する事が可能。

 1体のデブリーターとして非常に多機能性を追求した本モデルだが、その分扱いが煩雑であり、アトラーク・フォン・シドニアではその性能の40%も発揮できていなかったと言われている(それでも組織内では一番扱いに長けていたが)。現在は性能を簡易化した新たな量産機への転用も視野に入れているとか。

 

 

『ヴェノムアラーク・グノーシズ』

 

 SPEC

 ◇パンチ力:測定不能

 ◇キック力:測定不能

 ◇ジャンプ力:測定不能

 ◇走力:測定不能

 ◇使用アイテム:アラクネデブリドラッグ×2、アイアンライドラッグ

 ◇装備:デブリシリンジャー(レイピアモード/ニードルガンモード)

     掌底銃『グノースシリンジャ―』

 ◇特殊能力:『ヴェノムラフショダー』『ウェブショットチェンバー』『ブレードワイヤー』

 ◇変身者:アトラーク・フォン・シドニア

 

 ヴェノムアラークの強化モデル。下半身に巨大な蜘蛛型の『グノーシズユニット』を装備し、更なる武装の強化を果たしている。そのあまりの巨体ゆえ、どれほどの能力を秘めているのか開発元ですらよく分かっていないとか。

 デブリーターの強化プランには2種類が想定されていた。1つがワールドラーグの使用したエレメントライドラッグによる能力増強『ディープドーズ』、そしてもう1つがデブリドラッグの追加投与による『ディープコンパウンド』である。能力面では後者の方が強化度合いが大きいが、暴走のリスクを抱えており、兵器としては不適格と考えられていた。

 このヴェノムアラーク・グノーシズは、2つの霊薬を掌底銃『グノースシリンジャ―』を介して投与する事によって、装備の一部を再錬成し、自身の強化ユニットとして使用する事で暴走のリスクを克服している。が、あくまでもアトラーク・フォン・シドニアがアラクネデブリドラッグと強い融合係数を持つが故である。また、流石に巨大化した体を人間の脳組織だけでは制御できない為、下部のグノーシズユニットにニューロン処理装置を内蔵している。

 

 

『ジェヴォールト』

 SPEC

 ◇パンチ力:4.7t

 ◇キック力:7.9t

 ◇ジャンプ力:一跳び16m

 ◇走力:100m6.3秒

 ◇使用アイテム:ジェヴォールトデブリドラッグ

 ◇装備:デブリシリンジャー(レイピアモード/ニードルガンモード)

 ◇特殊能力:特になし

 

 組織内で初めての量産型デブリーターである。元は『ワーウルフ(人狼)デブリーター』として開発が進められていたが、毒性の高さから量産タイプには向かなかった為、コボルトなどの成分も合成して作り出された合成デブリドラッグ『ジェヴォールトデブリドラッグ』を用いるモデルとして開発に成功した。その為、かなり配備が遅れたという事情がある。

 機能よりも、誰もが扱える事に重点を置いている為、特殊な能力や装備などは標準では持っていない。突出した能力はないが、人間やデブリスを相手にする分には充分な性能を持ち、足りない能力面は数を生かした集団戦術でカバーする。

 

 

『ジェヴォールト タイプβ(アサシン)』

 

 SPEC

 ◇パンチ力:2.3t

 ◇キック力:4.5t

 ◇ジャンプ力:一跳び24m

 ◇走力:100m4.8秒

 ◇使用アイテム:ジェヴォールトデブリドラッグ

 ◇装備:デブリシリンジャー(レイピアモード/ニードルガンモード)

     ククリナイフ『フォウルネア』

 ◇特殊能力:煙幕精製

 

 『アサシン』の開発コードで呼ばれる、ジェヴォールトの特殊任務仕様。従来のジェヴォールトデブリドラッグに『バーゲストデブリス』などの細胞組織を加える事でスピードや隠密性を強化し、暗殺や潜入などの任務を得意としている。

 バーゲストと同様の黒い霧を発生させ、自身の体温や足音などを一定時間消す事が出来る。ただし、パワー面では劣っている為、正面からの戦闘には向かない。

 

 

『ジェヴォールト タイプγ(エクスキューショナー)』

 

 SPEC

 ◇パンチ力:11.6t

 ◇キック力:20.7t

 ◇ジャンプ力:一跳び20m

 ◇走力:100m5.6秒

 ◇使用アイテム:ジェヴォールトデブリドラッグ

 ◇装備:デブリシリンジャー(レイピアモード/ニードルガンモード)

     『ブレイクソー』

 ◇特殊能力:特になし

 

 ジェヴォールトの更なる強化モデル。全身が赤い。開発コードは『エクスキューショナー』。人狼やブラックドッグなどの細胞情報を積極的に採用し、本来想定していたサージェリータイプのワーウルフデブリーターに近い性能を有する。完全なる通常ジェヴォールトの上位タイプに当たり、能力面では全てにおいて上回っている。

 特殊な力は持たないが、専用装備の『ブレイクソー』はこの時代のプレートメイルや石壁ですらも粉砕・切断するだけの破壊力を秘めている。

 

 

『ライティアウィドウ』

 

 SPEC

 ◇パンチ力:4.2t

 ◇キック力:8.8t

 ◇ジャンプ力:一跳び38m

 ◇走力:100m5.1秒

 ◇使用アイテム:不明

 ◇装備:デブリシリンジャー(レイピアモード/ニードルガンモード)

     固有装備は未確認

 ◇特殊能力:地面を潜航する能力が確認されているのみ

 ◇変身者:パトリシア・コアトル

 

 サージェリータイプ・デブリーターの1体であり、組織の幹部格の1人である女性『パトリシア・コアトル』が変身する。実戦投入がされたばかりであり、詳しいスペックは不明。パトリシアが幽霊クラスタのデブリスの管理を行っていた事から、ゴースト系ではないかと推測されている。

 全身をローブで覆われている為、詳しい外見は不明だが脚部が存在せず、常に浮遊状態にある。また、地面をまるで水中の様に潜行する能力を持つ事が確認されている。

 

 

『グリンファング』

 

 SPEC

 ◇パンチ力:4.7t

 ◇キック力:9.5t

 ◇ジャンプ力:一跳び16m

 ◇走力:100m7.3秒

 ◇使用アイテム:チェンジリングデブリドラッグ

 ◇装備:デブリシリンジャー(レイピアモード/ニードルガンモード)

     穿鋼芯『ブロークンダート』

 ◇特殊能力:『ディシーバーミラージュ』(擬態能力)

 ◇変身者:ウォルター・シャングリン

 

 サージェリータイプ・デブリーターの1体であり、組織の幹部格の1人である少年(実年齢は不明だが)『ウォルター・シャングリン』が変身する。迷彩柄のアンダースーツとアシンメトリーなパーツ配置が特徴的(姿を捉えにくくする事で、心理的なプレッシャーを与える事が目的だと考えられる)。

 最大の特徴は、自在に姿を変えられる怪物『チェンジリングデブリス』の能力を更に向上させた『ディシーバーミラージュ』である。声も変えられるなど、どれだけ近しい存在でも簡単に見破れない程の擬態能力であり、それを生かしてシドニア帝国を完全に掌握してしまった。

 デブリーターの行動は不明確な部分が多いが、シドニアを乗っ取る事が計画の中枢である事は間違いない為、正しくデブリーター計画の要とも言えるモデルである。

 

 

『デイヴィラーク』

 

 SPEC

 ◇パンチ力:38t

 ◇キック力:56.4t

 ◇ジャンプ力:一跳び75m

 ◇走力:100m4.2秒

 ◇使用アイテム:クラーケンデブリドラッグ

 ◇装備:デブリシリンジャー(レイピアモード/ニードルガンモード)

    専用装備は未確認

 ◇特殊能力:『アームドコンクエスター』

 ◇変身者:ライアン・ジョーンズ

 

 デブリーターの真の首魁『ライアン・ジョーンズ』が変身する、海の悪魔『クラーケンデブリス』を元にしたデブリドラッグを使用した、サージェリータイプ・デブリーターである。

 現状、一番新しくロールアウトしたモデルであり、そのスペックはテオドール・フランハイムが開発した『デストワークス』すら凌ぐ。詳しいスペックは未だに不明だが、背部と両肩に装備された『アームドコンクエスター』は、ヴェノムアラークの『ヴェノムラフショダー』の更なる強化版であり、生物の生命エネルギーを吸い取る力が存在している様だ。

 尚、元となったクラーケンは悪魔(デモニック)クラスタに属するデブリスであり、その事からある程度、彼らの計画の内容を予測できるが……憶測の域を出ないのでここには記載を控える。

 

 

『ワーウルフデブリーター』

 

 SPEC

 ◇パンチ力:10.4t

 ◇キック力:16.3t

 ◇ジャンプ力:一跳び20m

 ◇走力:100m5.3秒

 ◇使用アイテム:ワーウルフデブリドラッグ

 ◇特殊能力:狼を使役できる

 ◇変身者:カラン・ヴォールク

 

 インターニストタイプ・デブリーターの1体。デブリーターが兵器の実験目的で民間に配布していたものの1つである。本物の人狼の様に狼を使役可能で、更に剣や爆弾も通さない強固な皮膚と両腕の爪が主武装である。

 変身者のカラン・ヴォールクはこのデブリドラッグとの融合係数が高かったらしく、変身した後も意思を保ち、自らの行いを実の兄に擦り付けるなど比較的理性を保った行動が多かった。仮面ライダーディライトとの戦闘の際にはディープコンパウンドも披露している。が、この状態では流石に理性を失ってしまっていた。

 

 

『ゴーレムデブリーター』

 

 SPEC

 ◇パンチ力:測定不能

 ◇キック力:測定不能

 ◇ジャンプ力:測定不能

 ◇走力:測定不能

 ◇使用アイテム:ゴーレムデブリドラッグ

 ◇特殊能力:地中を潜航できる。体の形状を自在に変化可能。

 ◇変身者:ヨセフ

 

 インターニストタイプ・デブリーターの1体。カラバ族の少年・ヨセフが自分達を虐げたシドニア人に報復する為にデブリーターから購入した。

 ゴーレムの特質を持ち、地中を介してどこであっても侵入が可能。また、体が土で出来ている為、いかなる攻撃による損傷も無意味である。

 本来は人間に近いサイズなのだが、使用したヨセフがまだ10代の少年だった影響か直ぐにディープコンパウンド状態となってしまい、周囲の土塊を吸収して巨大な怪物と化してしまった。この影響によって少年は自らの意思で変身を解除できなくなり、彼らのテリトリーであるマディバレーから動く事も出来なくなってしまった。この結果を受けてデブリーターは実験は失敗と判断した為、以降の観測は行われなかったが、能力的には彼らの期待した以上の成果を上げている。

 

 

『ウォークレイド(ヒューバート剣人体)』

 

 SPEC

 ◇パンチ力:不明(測定されていない為)

 ◇キック力: 不明(測定されていない為)

 ◇ジャンプ力:不明(測定されていない為)

 ◇走力:不明(測定されていない為)

 ◇使用アイテム:魔剣『水鼓』『雷刃』『煙羅』

 ◇特殊能力:氷結能力、雷発生、体の煙化

 ◇変身者:ヒューバート・ランドナー

 

 デブリーターに所属していたヒューバート・ランドナーが変身する、3つの魔剣の剣人体。デブリーターではないが、便宜上ここに記載する。

 デブリーターは自身の目的達成の為の兵器として、様々な技術を研究していた。かつてランドナー家によって作られた魔剣もその1つであったが、デブリーターシステムの正式採用が決まった為、魔剣の製造は打ち切られる事となった(それでも細々と研究は続けられていた様だが)。

 3つの腕を駆使して魔剣を自在に操る事ができるが、ヒューバートが使用する3つがあまり戦いに特化したものではなかった為、身体能力としてはやや低め。どの道、量産化や強化などの視点からデブリーターに大きく見劣りする為、採用されなかったのもむべなるかなというべきである。

 

 

『マンティコアデブリーター』

 

 SPEC

 ◇パンチ力:18.6t

 ◇キック力:23.4t

 ◇ジャンプ力:一跳び26m

 ◇走力:100m4.6秒

 ◇使用アイテム:マンティコアデブリドラッグ

 ◇特殊能力:猛毒、『ノイジーハウリング』

 ◇変身者:ゼオラ・ユピター

 

インターニストタイプ・デブリーターの1体。従来型のインターニストタイプとも異なり、霊薬の力をより引き出す為(加えてディライト側を心理的に追い詰める為でもあるだろう)にゼオラ・ユピターの体内にデブリドラッグを埋め込む形で変身した。その為、変身者にサージェリータイプ同様に錬真力増強の強化措置を施さねばならなかった。

 マンティコアデブリスの特性を受け継ぎ、岩をも溶かす強毒と音響兵器『ノイジーハウリング』を装備する。パワー・スピードもかなりの能力を誇るが、これはマンティコアが飛びぬけて強力なデブリスである為でもある。毒を仕込んだ尻尾は変身者の錬真力で自在に動き回り、拘束や質量兵器としても使用可能。

 性能はかなり頭抜けているが、これは元のマンティコアが強力なデブリスであるからでもあるらしい。肉体の強化措置が必要にも関わらず、中毒性と暴走性は従来のインターニストタイプと変わらない……という点で全く無駄としか思えない。意趣返しでこの様なものを開発したイカボッド・クリーデンスという人間の精神性は全くもって理解不能だ。

 

 




尚、デブリーターサイドのイメージCVについては

〇ジェイク・アリウス:中村悠一
〇アトラーク・フォン・シドニア:三木眞一郎
〇パトリシア・コアトル:水樹奈々
〇ウォルター・シャングリン:高垣彩陽
〇ライアン・ジョーンズ:若本規夫
〇イカボッド・クリーデンス:麻生智久

という感じです。
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