地球防衛軍6.1 THE IRON LILY 作:イナバの書き置き
戦闘は瞬く間に決着した。
ネイカーは確かに殺人に特化した機械だが、ストーム1に限らずEDF兵士ですら生身で彼らを相手取って勝ちを収めていた訳なのだからリリィたちにそれが出来ぬ道理はない。
寧ろ身の丈近くある大剣を当然のようにぶん回す少女が鶴紗の他に8人──そう、8人もだ。
外骨格の補助も受けずに制服姿の少女が飛んだり跳ねたりしている以上、火炎放射以外にこれと言って取り柄のない殺人機械風情に勝ち目など存在する筈もない。
そんな訳で男が地面を転がり回ってちまちまと頼りない援護射撃をしている内に少女たちはネイカーを悉く斬り伏せてしまい、30分も前には9人と1人は百合ヶ丘へと帰還する電車に乗り込んでいたのだが──男にとっての戦いは此処からが本番だった。
「……」
「えぇっと、その……」
気まずい。
幾ら20代前半とは言っても成人した、それも大して美男と言う訳でもない如何にも軍人然とした男が年端も行かぬ少女ら9人に囲まれ電車の座席に座っているこの状況が、とてつもなく気まずい。
その内半分は現在隣の車両で何処かと連絡を取っているのがせめてもの救いだが、推定「異世界人」とのコミュニケーションと言う、ネイカーやヒュージとはまた別種の──未だかつてない危機に男は直面していた。
──どう、切り出したものか
大体、男は口下手の極みに位置するような人間なのだ。
かつての「先輩」のような初対面の相手にも気さくに振る舞えるマイペースさがある訳でもなければ、「軍曹」のように真面目ながらもどこか聞く人を安心させる語りが出来る訳でもなく、演説なんて以ての外。
そう言う、とことんまで昇進を遠ざける部分が一生最前線にいるのに
「あー……その……つまり……異世界人、と言うことでよろしくて?」
「……そう、なる」
会話の口火を切ったのは、少女たちの方から。
男自身聞いたら鼻で笑ってしまいそうなことを尋ねる少女に、肯定を返す。
「しかも地球外生命体からの侵略を受けている真っ最中で、人類の3割が喪われたけれど反撃に成功して、今も反攻の真っ最中だった、と」
「……ああ」
「俄には信じ難いですわ」
「……だろうな」
「貴方が肯定しないで下さいまし!ああもう……!」
座席に座った男の傍らで怪訝そうな表情を隠そうともしない茶髪の少女──楓・J・ヌーベルの総括に、重々しく頷く。
男自身も未だ理解は及んでいないが、現状考え得る状態として思い当たるのはやはりそれしかない。
それしかないが──だからと言って「はいそうですか」と受け入れられる訳がないのもまた事実。
珍妙なコスプレをした男の妄言だと切って捨てたい、されど鶴紗の証言を聞く限りでは否定も出来ないと言うのが楓の表情からはありありと読み取れた。
と──不意に対面の座席で銃器を弄り回していた少女たちが、声を上げる。
「いえ……恐らく、事実だと思います。そうですよね、ミリアムさん」
「うむ。この銃──ブレイザー、だったかの?二水と一通り触ってみたのじゃが、これはこの世界の技術で作れる代物ではない。と言うより携行型の原子光線銃なぞ実用化されておったらリリィなぞ今頃お払い箱じゃろうて」
「防衛軍やG.E.H.E.N.A.でも先ず不可能だと思いますし、それに、あの……ネイカー、でしたでしょうか。あれは明らかにヒュージではないし、マギも全く感じられない、見たままの機械でしたから。だから、その方の仰る『異世界人』にもある程度説得力はあるかと……」
ほれ、返すぞ……と言葉とは裏腹に慎重な手つきでブレイザーを男に手渡す小柄な少女──ミリアムの分析の通り、ブレイザーはこの世界の技術では開発に漕ぎ着ける事すら難しい狂気の産物である。
本来車両に搭載すべきEMCを人に持たせられるまでダウンサイジングしようと言う考えからして既に常軌を逸しているが、出力を90パーセント近く低下させる事で実際に成功させたのは先進技術研の血の滲むような努力と永きに亘るループの中で蓄積されたプロフェッサーの知識に依る所が大きい。
良くも悪くもCHARMやリリィ関連技術に特化した発展を遂げたこの世界では原子光線砲に至るノウハウは未成熟で、工廠科であるミリアムを以てしても唸らざるを得なかったのだ。
尤も、男からすれば生身でフェンサー並みに飛んだり跳ねたりするリリィの方が余程信じ難い存在だったが。
「マギとリリィ、そしてヒュージ……俺の知る常識とは全てが違う」
「『そちら』にリリィはいなかったんですの?」
「いる訳がない────」
これではまるで学徒出陣だ、と言う一言をすんでの所で噛み潰す。
若年少女とプライマー以上に得体の知れない怪物にのみ宿るエネルギーなど、地球侵略が行われる以前の男からすれば「質の悪い冗談はよせ」と反射的に否定したくなるような話だ。
しかし此処は異郷ならぬ異世界であって、「こちら」の理屈が通用する場所ではなく──相手の話を正面から受け止めねば、此方の話も受け止めては貰えない。
共に時間遡行を繰り返したプロフェッサーが、そうであったように。
「──学徒出陣が行われた地域もあったと聞くが、日本ではその必要はなかった。特定の年代の少女にしか発現しない能力……と言う解釈で良いのか?マギとやらにも正直に言って驚いている」
「ヒュージを相手にするにはマギを通した武器でないと極端に効率が落ちるからの。防衛軍の火器ではミドル級までが限界じゃ……と言ってもお主の武器は例外みたいじゃが」
「はい!さっきミリアムさんが仰ってましたけど、この銃が標準装備になるだけでも防衛軍の能力は格段に上昇する事間違いなし!ですよ!」
男からすればリリィの常人離れした身体能力やヒュージの方が余程デタラメのように思えるが──これが世界の違い、と言うやつなのだろう。
戦う相手が変われば要求される資質や武器も変わる、男にとって相互理解が不能な相手との戦争とは常にそれが要求されたように。
或いはリングを攻撃して時間遡行を行い、そしてその度に現れるプライマーの新兵器に幾度となくEDFが対応しなければならなかったように。
だからこそ、この何処からどう見ても「良いとこ」のお嬢様にしか見えない少女たちがフェンサーもかくやと言うレベルのごつい銃剣を携行しているのも、男は「そういうもの」として比較的落ち着いて受け入れる事が出来た──そのような事が罷り通ってしまうこの世界は赤い空が広がる「三年後」を想起させて些か不快感を覚えたが。
そんな男の様子を見てか、楓も溜め息を吐く。
「ま、結局はなるようにしかならないですわね。全ては百合ヶ丘に帰還してから考えれば良い事ですわ」
「楓さん、一番あーだこーだ言ってたのに思考を放棄しましたね……」
「ああ……」
「じゃな……」
「な、なんですの!?取り敢えず防衛軍に不審人物として引き渡すのは止めるべきと言っているだけでしょう!二水さんも、ミリアムさんも……そこの御仁も!その何とも言えない目線を向けるのは下さいまし!」
「ははは……」
「そのわざとらしい笑い方は何ですのー!?」
やいのやいのと騒ぎ出した三人に適当な相槌を返しながら、男は思考に没頭する。
どうやらこの楓・J・ヌーベルはそのやたらと高飛車風味な立ち振る舞いと喋り方からは想像も付かない程「優しい」人物、らしい。
何せ出会ってまだ何時間かと言うレベルの不審な男相手に一旦は判断を保留してくれると言うのだから。
最初に疑念をぶつけてきたのも、恐らく自らが進んで会話を作ることで二水とミリアムの緊張や不審を解こうと言う配慮なのだろう。
その二人にしたって、ブレイザーを弄っている内に男の話を信じ始めているようで──語弊を恐れずに言ってしまうならば、「優し過ぎる」。
無線機越しにプロフェッサーの苦闘を何度も聞いていた身としては、上手く行きすぎているとすら言えるこの状況に安堵の溜め息を吐かざるを得なかった。
──最早、なるようにしかならないが
何はともあれ、物的証拠なら腐る程あるのだ。
彼女たちの言う「ガーデン」がマトモな組織であるならば、信じる信じないはさておき一笑に付す事はないだろう。
それにこうして彼女たちに「
「……此処もか……」
思わず、呟いてしまう。
車窓の外に広がるのは幾度の戦闘で凸凹になり、廃墟と化した市街。
そして眩しく輝く大海原。
破壊と再生が幾度となく繰り返された抵抗の証にして、理不尽が人を襲った痕跡──世界が変われどこの景色だけは変わらない、らしい。
──これ以上は……
ヒュージだけで手一杯であろうこの世界にプライマーまでもが迷い込んでしまったのは男にとって痛恨の極みだ。
何しろ、アレらの厄介さはヒュージのそれとは大きく異なるもの。
生物から非生物まで、何もかもが不気味な位統率されて人類を塵殺様は奇怪の一言に尽きる。
そんな連中と、まだ出会って数時間しかないにも関わらず分かってしまう程の優しさを持った少女たちをこれ以上対面させられるか?──いや、そんな訳がない。
「……」
決着は早期に着ける必要がある。
そう覚悟を決めた男の事情など知る由もなく、3人のリリィは突然沈黙した彼の様子をただ不思議そうに見詰めているだけだった。
鬼が出るか蛇が出るか。
賢くマッドサイエンティスト気質な真島百由は白井夢結から不審人物を「保護」したと聞いた時点でその覚悟をしていた──つもりだった。
何せ昨日から異常事態の連続だ。
EDFなる組織が建造したと思わしき巨大兵器の漂着に、一柳隊が遭遇したと思わしき異形の機械と来れば、不審な兵士の1人や2人位捕まりもするだろう。
寧ろ「何だ不審者だけなのね」と徹夜明けのテンション(と持ち前のデリカシーの無さ)で言い放ってしまい電話越しに夢結から小言を頂戴する羽目になっていたのだが────そんな出来事は今や記憶の彼方へと消し飛んでしまっていた。
何せ生徒会に代わり不審者の聴取に当たろうとした百由を出迎えたのは、一柳隊が持ち帰った未知の銃器の数々だったのだから。
その時の狂い振りと言ったらもう、驚きのあまり意味ある声すら出ていなかった。
見れば分かる、原子光線銃だ──理論上ですら全く形になっていない存在がさも当然のようにそこにあって、しかも撃てる。
所在なさげな不審人物そっちのけでブレイザーを担ぎ訓練場へ走った百由は、おっかなびっくりでトリガーを引いた瞬間放たれた赤い光条と溶解した標的を目撃して冗談抜きにひっくり返った。
治癒力を大幅に向上させるナノマシン噴霧器──リバーサーもまた然り。
殆どオールマイティと言っても過言ではない百由の才能をして実用化は程遠いと感じた筈のそれが、これまた当然のように実在する。
ひっくり返った時にできた擦り傷が映像を逆戻ししたかのように治るのを体感した時は、知らない間に強化リリィの改造手術を受けたのかと我が身の不明を疑いもした。
挙げ句に昨日漂着した「アレ」に関する情報が手に入ったとなれば、もう落ち着いてなどいられない。
何がなんでも男を学園に留め置こうとした百由は、外遊中の理事長代行を待たずして滞在許可を出し──結果として、彼は第一発見者たる安藤鶴紗共々テラスで十数時間振りの食事にありついていた。
「美味い」
「それは良かった……で、何で私があんたの面倒を見なきゃならないんだ」
「拍子抜けする位あっさりと受け入れられたが、実際は扱いに困っているんじゃないのか」
「かもね。お陰でこっちは良い迷惑だ。只でさえ疲れてるのに一柳隊はこの後あんたと一緒に聴取を受けなきゃいけないんだぞ」
「すまない」
げんなりした様子ながら恐るべきスピードで山盛りのスパゲティを平らげる鶴紗は、しかし体のあちこちにガーゼや包帯を巻き満身創痍と言った出で立ちの男とは対照的に表面上は傷1つないように見える。
これが「強化リリィ」なる者の能力なのか。
それとなく楓や百由に探りを入れてみたりはしたものの、これに関しては彼女も言葉を濁すばかりで有意義な回答は得られなかった。
とは言え、その字面だけでも朧気ながら内実は見えてくる。
──非人道的な実験の被害者か
やはり尋常ならざる治癒能力や身体能力は「リリィだから」で済まされるものではないらしい。
瞬く間にネイカーを駆逐した一柳隊の中でも、取り分け戦法に強引な──自己を省みないような部分が見られたのは鶴紗だけだと男の優れた観察眼は見抜いていた。
実に危なっかしい少女だ。
アーマーを着ている訳でもないのに防御に頓着せず、機動による回避と攻撃に特化した戦い方は数多の戦場を掻い潜った男をして幾度も肝を冷やす程。
だからこそ、男は──否、ストーム1は彼女が抱える事情を薄々察しているが故に軽率に踏み込んで良いものか悩んでいたのだ。
「それ、食べないのか」
しかし何はともあれ、食べなければ話は始まらない。
鶴紗の指摘で我に返った男は、まだ十分に温度を残したポタージュに口を付ける。
──やはり美味い
この百合ヶ丘女学院がパッと見で分かるほどお嬢様学校だからなのかは知らないが、EDFにいた頃よりも食事のランクが格段に高い。
ポタージュ1つ取ってもまろやかな口当たりや臓腑に染み渡るような味の良さはまるで未知のものに感じられる。
最前線や「敗けた」世界でその日食うものにすら困窮していた記憶がある男にとっては、この贅沢が特に効き──「優勢」だったあの時間でプロフェッサーが飽きるまでチーズバーガーを食べまくっていた理由を心の底から痛感させられた。
そんな男の様子を横目で見ていた鶴紗が、ぽつりと呟く。
「昨日は助かった……その、ありがとう」
「気にするな、EDFは決して仲間を見捨てない」
「例え偶然でも?」
「ああ。例え偶然行動を共にする事になっただけだとしても、だ」
仲間を見捨てない。
男にとってはごく当たり前で、人として褒め称えられるべき姿勢。
或いはEDFの基本的な理念。
何れだけ窮地に追い込まれようと、プライマーのおぞましい兵器に襲われようと人類が決して諦めなかった理由の一つは、例えどんな場所であろうと確かに男の中に息づいている。
軍曹も、大尉も、中尉も、皆そうしていた。
だから自分も同じようにする、ただそれだけの話だ──相手がどう受け取るかは別として。
「……あんた、相当お人好しなんだな」
「君程じゃない」
「……」
漏れた言葉は、鶴紗にとって間違いなく失言だった。
まだ遭遇してから24時間すら経過していない、強面で無口で無愛想な自称異世界人に対して漏らすべきではない、偽らざる本音だった。
このとびきり無愛想な男はその強面に反して異様に純朴と言うか何と言うか、兎にも角にもお人好しが過ぎる。
しかし、言ってしまったものは仕方がない。
きょとんとした表情の男に向かって、鶴紗は百由から与えられた「本題」に踏み切る。
「……そのお人好し加減を見込んで、1つ頼みがある」
「何だ」
「『そっち』の世界の事を教えてくれ。あんたが何と、どうやって、何時から戦っているのかとか、人類はどうなってるのか、色々」
「それは……」
「あんたがいなければ、きっとあの巨大アンドロイドに何も分からないまま殺されてた……でも、そんなのは御免だ。何に攻撃されたのかも分からずに死んでいくのなんて、私は嫌だ」
死んでも良い、そんな破れかぶれな気持ちを鶴紗が抱いているのは嘘ではない。
強化リリィとして異常なまでの再生能力を付与され生半可な攻撃では死ねない彼女が心の何処かで「父の汚名を雪げれば後はどうでも良い」と思っているのは、彼女自身にだって否定し難い事実なのだ。
しかし──いや、だからこそ。
何も成せぬまま、知らないまま殺されるなんて納得出来ない。
百由に情報の収集を頼まれたから、とかではなく「自分が嫌だから」──自分が出来る事をしないで誰かを死なせるのが嫌だから、ただ真摯少女は請う。
「知らなきゃ何も始まらない。だから
「……!」
「百合ヶ丘に──私たちに力を貸してほしい」
「分かった」
即断即決。
プライマーの侵略が始まって以来がずっとそうであったように、今回も返事は一言で済んだ。
そう、EDFは仲間を決して見捨てない。
例えそれがリングへの無謀な攻撃だったとしても、単なる情報の聴取だったとしても、男はそれを惜しむつもりなど毛頭なかった。
そしてそれ故に──男は信頼の証を少女に送る。
「ストーム1、と。そう呼んでくれ」
「それ……コールサインじゃないの?」
「本名よりそっちの方が呼ばれなれてるから反応し易い。これからはそれで頼む」
ストームチームの結成より、例え時間が何度巡ろうと未来永劫男はこの名を名乗り続けるだろう。
これが後方から男を支え続け、何にも替え難い戦友と引き合わせてくれた「本部」が送ってくれた名なのだから。
「それで、だ。鶴紗、君は────」
それを教える事は、男にとって鶴紗が真の意味で「友軍」となった事を示しており────
「俺が『向こう』で何度も時間遡行を繰り返していると知ったら、信じるか?」
早期にEDFの最重要事項を即座に開示し得る、立派な動機だった。
何の前触れも無く、虚空から物体や奇怪な生物が落ちてくる──その様な事態が発生していたのは、実の所ベース251があったあの地点だけではない。
ヒュージの勢力圏であるかに関わらず、日本各地の至る所で「ソレ」──即ち、プライマーやEDFが保有する兵器の「漂着」は発生していた。
「これは……」
エレンスゲ女学院一年生、LGヘルヴォル隊長相澤一葉は鬱蒼と緑の茂る山腹でその凛とした貌を困惑に染めていた。
そもそもからして、今回の任務は彼女にとって酷く不可解なものだったと言える。
奥多摩地域に落下したとされる「何か」の回収、或いは
当該時刻に奥多摩地域を航空機が飛行していたと言う記録は存在せず、陸路や鉄道で重要物資の輸送を行っていたなんて話もまるで聞かない。
無論、他ガーデンへの無断介入で孤立を深めているエレンスゲに情報が回ってきていない可能性は否定できないが──この任務を言い渡された時の教官たちの奇妙な焦燥が一葉の中でひっかかり続けていた。
まるで見てはいけないものを見てしまったかのような、或いは存在してはならないものの実在を知らされてしまった時のような、混乱に近い不可解な焦り。
それ故に、一葉は最初から慎重に事に臨んでいたのだが────
「……ミサイルを、ヒュージが運んでいる?」
眼下の渓谷で行われている行為のおぞましさを、彼女はまだ知らない。
○ミサイル/???
『コードNを再発令する』
『使命を果たす、その時が来た』
『何れ程の犠牲を払おうとも人類は生き延び、そして戦いを続けることだろう』