ノネット クリスマス
その日は一年で大事な聖なる夜
そんな日にライは上司の男性陣からあらゆる仕事を振られ続けていた。理由はライが独り身で、他の男性陣は今日一緒に過ごすパートナーがいるからである。やっと仕事が終わり家に帰ると、ソファで1人飲みつぶれている女性がいた。その人物は
「ノネットさん!!なんでいるんですか?」
ライは驚いた声を出して、ノネットに近づくと綺麗にすやすやと寝ていた。それを確認するとソファに座り、置かないように、ノネットの頭を自分の膝の上に移動させた。
「この人は静かだと本当に美人だよな。いつも美人なんだけど」
いつもはノネットがライのヘアーをぐちゃぐちゃにするように撫で回すが、今日はライがノネットの頭を優しく撫ではじめた。
「髪の毛サラサラ。気持ちいい〜」
自然とノネットの寝顔を見てしまうと、本当に疑いもなく寝ている。女性が勝手に男性の家に上がり込み、酒を飲んで寝落ちをしている。最強の騎士の称号を持ち彼女のこんな姿を見れるのはこの世に何人いるのだろうか。
「誰にも見せたくないな」
ライははじめて彼女に想う感情を言葉にした瞬間だと実感した。これが……………こ
「聞いたぞライ」
突然知っている声が聞こえたと思ったら、ノネットが起きている。
「ノネットさん??起きてたんですか?いつから?」
「お前が髪を触っている時からかな」
ノネットは顔を赤くしながら言う。それはまさに最初からと言うやつである。
「え、あれは、そのですね!ふぇ」
ライが言い訳をしようとするとノネットはライの後頭部を掴み、自分の方に持ってくるとそのままキスをする。
「ノネットさん!?」
「見せたくないんだろ?」
「え〜と、はい」
「なら、私奪えばいいだろ」
ノネットの目は乙女のような可憐な目をしているわけがない。それは戦場で好敵手を見つけたような熱く燃えるような目をしていた。
「恋人になってくれませんか?」
「熱が足りn」
ライはノネットの口を塞ぐようにキスをする。先程よりも長く熱く独占欲を表すかのように。2人はキスをやめると、呼吸をしてなかった為に慌てて呼吸をする。
「ライと出会えて私はラッキーだよ」
「俺もですよ」
ノネットは起き上がると、机にある中途半端なワインボトルを握り
「さあ、飲み直すぞ!!ライ早く飯を作れ!!」
「また急に」
「可愛い彼女がお願いしてるんだぞ」
「わかりましたよ」
ライは笑いながら厨房に向かう。こんなどうでもない事でも大切な人が一緒にいるだけでワクワクしてしまう。
「本当に幸せだな」
「ライ、私の方が幸せだぞ!」
ノネットも笑顔で言いながら、ラインを飲む。そのワインは安いワインだが、ノネットは好きなワイン。このワインが好きな理由はライと出会った日に発売されたからである。その理由はライは知らない。
そのワインの名前は【シルバーバレット】度数が強く癖になるような味である。
「本当にライ、お前のようなワインだよ」
連続投稿開始します
ライのお爺ちゃん執事はどうですか?
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あり
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なし