その日は一年で大事な聖なる夜
アッシュフォード学園クラブハウスでは、メイドの咲世子は料理をし、ナナリーは折り紙でさくらを作りライに渡し、ライは部屋の飾り付けをしていた。今日はクリスマスパーティーをする事になり、現在準備中であり、あとはルルーシュが帰ってくればパーティーが始まるのだが、約束の時間が近くなってもルルーシュは帰ってこない。
「お兄様大丈夫かしら?」
「ルルーシュも大事な用事だと言っていたから、少し遅れるかもね」
咲世子さんは料理が出来上がり、机に並べはじめた。美味しそうな料理が並んでいくと、ライはとある事に気づいた。
「咲世子さん?料理が少ないよな気がするのですが」
「はい、ルルーシュ様から今日は帰らないと言う連絡をもらいました。なので、料理は2人分しか作っておりません」
「2人分?」
「はい、私はこの後少し外に出かけますので、お二人でどうぞお楽しみを」
咲世子は深く一礼し部屋を出ていくと、ライとナナリーの顔が林檎のように真っ赤になってしまった。2人どうしようかとキョロキョロするが、ライが声をかける。
「冷めないうちに食べようか、ナナリー」
「は、はい、ライさん」
ライはナナリーの車椅子を机の近くに移動させ、自分の椅子をナナリーの横に置き、隣同士で座る事にした。
「食事の時にライさんと隣同士ははじめてですね」
「そうだね。2人きりのご飯もはじめてだね」
「はい!」
今日は2人にとって大事なはじめてがたくさん訪れていた。ライはナナリーに何が食べたいかを聞き、食事をナナリーのお皿に置いていく。咲世子さんの料理なので美味しいのは間違いなく、ゆっくりご飯を食べながらお話をする2人。
「ライさん」
「なに?ナナリー」
「なんでもありません」
「え」
ナナリーは悪戯が成功したと喜んだ表情になり、ライはナナリーのこんな表情が見れて嬉しくなっている。
「ナナリーも悪戯するだね」
「しますよ。あのライさんお願いがあるのですが」
ナナリーの声が緊張したように聞こえたライは、しっかりナナリーの方を見る。
「何?」
「あ、あの、今日一緒に寝てくれませんか!」
「え」
ライは驚いて声が出てしまい、もう一度聞く。
「ナナリー、一緒に寝て欲しいの?」
「は、はい」
「でも、ルルーシュや咲世子さんが帰ってき「2人とも帰ってきません」え?」
「シャーリーさんにお兄様を連れ出してもらってます!咲世子さんには相談済みです。だから、ライさん一緒に寝てください!」
あのルルーシュの妹、策略かけては兄を超える可能性を見せたナナリー。
「それならわかったよ」
「ライさんの部屋で寝たいです!」
「わかったよ。ナナリーは本当に凄いね」
「はい!早く行きましょう!!」
ナナリーは楽しくなり、ライは車椅子を押しながら部屋に入っていく。
その頃ルルーシュは
「シャーリー俺やっぱり帰る!」
ホテルの一室から出ようとしているルルーシュだが、シャーリーはルルーシュの腕を掴み涙目で
「ルルは私の事はどうでもいいの!」
「それは」
ルルーシュは止まってしまった。
(ナナリーちゃん頑張って!私も頑張る!!私お義姉ちゃんになるから!!)
シャーリーは今日ここで決めると覚悟を決めた。そう【お義姉ちゃん】になる為に
ライのお爺ちゃん執事はどうですか?
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あり
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なし