その日は一年で大事な聖なる夜
そんな日なのにライは街中を走り回っていた。自分の主人ユーフェミアがまた逃げ出したのである。その為兵士、専属騎士のライが必死に探しているが全く見つからない。ユーフェミアが行きそうなところを考えると、昼間のことを思い出した。
ユーフェミアとライが一緒に食事をしていると、ニュースで街の中に大きなクリスマスツリーと綺麗なイルミネーションが特集されていた。
まあ〜綺麗。ライ見に行きましょう!
「あそこだ!!」
ライはすぐにあのニュースで映し出されていたクリスマスツリーがある場所に向かって走り出した。その日はいつも以上に道が人だらけだった。クリスマスイブカップル達が楽しそうに話しながら歩いている中で、ライはカップルの間を通るように走り抜けていく。ネットでは【銀の妖精】が現れたと噂になってしまった。
ライは目的地の大きなクリスマスツリーがある広場にやって来た。周りを見るとカップルだらけでユーフェミアがどこにいるかわからない。
「ユーフェミア様なら」
ライは周りを見る。ライは考え始めた。
ユーフェミア様は綺麗なものを見る時はいつもどこで見る。どこでそうだ
「近くだ!」
ライは大きなクリスマスツリーの1番近くにあるベンチを見つけると、そこに1人の女性が座っていた。その表情は何も疑いも持たずに笑顔でクリスマスツリーを見ていた。
「ユフィ!」
女性はライを見ると
「ライ、やっと来ましたね。早く見ましょう」
彼女は、ライを手招きして自分の隣に座らせた。
「どうですか?」
「下から見ると、ただの木ですね」
「そうですね」
「イルミネーションは見ないんですか?」
2人が座っている角度からではイルミネーションは全く見えない。一般的にはハズレ席とでも言えばいいのか、それでもユーフェミアは
「ライと一緒に見れればいいです」
ハズレ席の為、周りはあまりいないが、少しでは歩くとすぐに混雑したエリアになってしまう。
「そうですね。ユフィと一緒にいると落ち着けます」
「ありがとう、ライ」
ユーフェミアは忘れていたことを思い出した。
「私クリスマスプレゼントまだ買ってませんわ」
悲しそうにするユーフェミアを見たライは笑い始めた。
「なんで!ライは笑うんですか?!」
「ごめん、ごめん、俺もまだ買ってなくて」
ライは立ち上がり、ユーフェミアの前に立つと、手を差し出して
「お嬢さん私とこれから一緒クリスマスプレゼント買いに行きませんか?」
「はい!!」
2人はそこから楽しく買い物をして帰りました。そして………………
コーネリア様に厳しく怒られ、ダールトンは優しい眼差しを送り、ギルフォードは羨ましそうな目線をしていた。
コーネリアとギルフォードいい関係だよな。ライ入れたいけど、入れたくない。
ライのお爺ちゃん執事はどうですか?
-
あり
-
なし