吾輩は猫である
ライはいつも通りクラブハウスにある自分の部屋で目を覚ました。しかし、何か違和感を感じている。
「なんだろ?真っ暗だな」
いつもならカーテンから日差しが、僅かにに入ってくるはずなのに、今日に限っては日差しが入ってきていない。ライは布団から出ようとしたが、いつもより布団が重たく足掻きながら布団から出ると、ベットから落ちてしまった。
「痛ぁい」
ライは不思議そうな表情をしている。それはそうである。寝ているベットはそこまで高いわけでなく、落ちるような高さはないからである。周りを見るといつもより視点が低いことに気づいたライはすぐに鏡の前に4本の脚で走った。
鏡の前に到着し、自分の姿を見ると
「ねこ?」
そこに写っているのは全身が蒼色で、目には微かに紫色が混ざっている猫がいた。
「にゃにゃにゃ!?(俺が猫?!え!?)」
自分の前足で自分の身体や顔を触り猫であると確認する。しかし、いつも冷静なライは頭がパニックになっている。すると、部屋にC.C.が入ってくると
「ライ元気か?」
「にゃにゃ!(C.C.わかるのか!?)」
「分かるよ。まあ、猫になった原因はギアスの暴走だ。数十年に一度起きる現状だ。それにこれを見てみろ」
C.C.は腕に抱えている黒いウサギをライに見せると
「ブッ(見るな!)」
「にゃ!?(ルルーシュ)」
「そうだ。今生きているギアスユーザー全員が同じ状態になっている。1〜3日我慢すれば元に戻るよ。私はこのウサギの世話をしないといけないからな」
「プープー!!(世話だと!?ふざける!!)」
C.C.はルルーシュ(ウサギ)を連れて部屋を出ていた。ライは今の現状を考え始めるが、良い日差しが部屋の床にあり、自然と身体がそこに行きごろごろをはじめてしまった。
「にゃ(どうすれば)」
ライが考えた結論は部屋を出ないであったが、このような時に必ず来る人物がいる。そうライの姉
「ライ!!おはよう!!!お姉ちゃんが会いに来たぞ!!」
部屋のドアを全力で開けて入ってきたのは、ライの姉ミレイであったが、ミレイは部屋を見るとライがいないことを確認すると
「あいつまたどこかで泊まってるな!?」
すると、ミレイとライ(猫)は目が合うと、すぐにミレイは猫を捕まえる。
「勝手に猫なんか飼って〜」
「にゃ(ミレイさん)」
「でも?ライになんか似てるわね!君!!」
そう言ったミレイは猫をじっくり見ながら考えはじめた。そして!
「君の名前は【2号】だぁ!みんなに見せないと!!ワクワクしてきたぁぁぁぁ!!」
ライはミレイの顔を見た瞬間理解した。
「にゃ!?(ヤバい)」
逃げようと暴れはじめたが、ライは猫だが、猫でも子猫であり、暴れてもミレイの力で簡単に止めれる程度しかない。
「にゃにゃ!(誰か助けて!)」
ライはこれから味わったことない数日を送った。
どうでしたか?
感想、指摘などお待ちしてます。
好評なら続き書くかも???
ライのお爺ちゃん執事はどうですか?
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あり
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なし