・ライはラウンズのスザクの部下
ライはいつもと違う部屋に入ると、金髪のロングストレートで前髪ぱっつんの女性が1人書類の山と戦っていた。しかし、ライが入ってきたことに気づいていない様子だったので
「失礼します。ライ・アッシュフォード入ります」
ライの声が聞こえてやっと誰かが入ってきたのを理解した女性。
「あら、ごめんなさい。ライ来るのが早いわね」
「迷ったら困るので早めに来ました」
「そうよね。王宮は広いわよね。今日から1週間よろしく頼むわ」
「はい、クラシェフスキー卿」
ライが綺麗に敬礼をすると、モニカは一瞬笑うと
「ライ、いつも通りでモニカさんでいいわ」
彼女は【ナイトオブラウンズ】トゥエルブのモニカ・クラシェフスキーその人である。ラウンズで数少ない常識人であり、真面目な性格であるが、しっかり力を抜くところを知っている女性。ブリタニア軍人男性人気も高く、女性ラウンズ唯一のスカートタイプである。なぜ?1人だけ?噂では皇帝陛下の命令とか?ないとか?
「わかりました。モニカさん」
ライ・アッシュフォードは【ナイトオブラウンズ】のセブンの枢木スザクの直属の部下なのだが、数日前のこと。スザクとライが2人でラウンズ専用の休憩室に行くと、疲れた表情でモニカがコーヒーを飲んでいたので、ライが心配して声をかけた。
「モニカさん大丈夫ですか?」
「ライ、大丈夫よ。最近書類の処理が追いつかなくてね」
スザクも会話に混ざる。
「モニカさん、1人で抱えすぎると大変ですので、こちらにも回してくれても」
「いえ、あの書類は私の仕事です。新人のスザクとライは他にやることがあるでしょ。自分達の仕事は大丈夫なの?」
スザクが苦笑いをすると
「ライがいるので、自分はほとんど確認と判子をするだけで」
「え?」
モニカはライを見てから、スザクを見ると、スザクは目を逸らす。
「枢木卿!部下に仕事を全て任せるとはどういうことですか!?」
「違うんです!!ライがいつも勝手に終わらせるですよ」
「え?アッシュフォード卿本当ですか?」
「はい、枢木卿は書類仕事苦手なので、私が先に対応してます。枢木卿が確認しなければならない重要書類は触ってませんが」
ライはモニカを真っ直ぐ見ていうと、モニカは何も言わなかった。
「2人は信頼してるんですね」
「「はい」」
「私もライみたいな優秀な部下がほしいわ」
すると、スザクが
「それなら貸しますか?」
「スザク何言ってるんだ?」
「モニカさんの話を聞いて、ライに頼りすぎな気がして、それで少しの間1人で対応してみようかなと」
「スザクがそういうなら、モニカさんどうですか?」
ライがモニカに聞くと
「スザクがそういうなら借りましょうか」
現在
「モニカさん、書類変なのないですか?」
「どれですか?」
ライはモニカにおかしい書類を複数枚見せると、内容や形式が違うが中身がほぼ同じ書類だった。
「これもしかして」
「横領ですね。ライ長くなりますよ」
「任せてください」
そこからモニカとライは書類の山から正しい書類と不正の書類を振り分けを始めた。モニカの直属の部下達は書類を提出した部署に行き確認作業を並行で行い、3日が経過した。
「終わった。ライありがとう?」
モニカはライに声をかけて反応がなかったので、ライが座っている席を覗くと、座って寝ているライが見えた。モニカは部屋に置いてある毛布をそっとライにかけて部屋の電気を消すと部屋から出ていた。
「あなたと出会うのがもっと早ければ、私は………」
モニカは今回の報告のため皇帝がいる場所へ向かった。
ライのお爺ちゃん執事はどうですか?
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あり
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なし