悟空一行は、一個目のドラゴンボールを見つけた。
「へえ、これがドラゴンボールなんだ?」
「そうか。パンちゃんは見るのが初めてなんだね」
「これを七つ集めなきゃいけないんでしょ? 一年以内に集まるかな?」
「なんとかなんじゃねえか?」
パンは悟空の言葉に汗を一筋垂らす。
「なんとかって、おじいちゃん、お気楽すぎ」
「さて、ドラゴンボールも見つかったし、次へ行きましょうか」
トランクスが宇宙船へと戻り始める。
悟空とパンもトランクスを追った。
三人は宇宙船に乗り込み、飛び立とうとするが。
「あれ?」
「どうしたの、トランクス?」
「宇宙船、故障してる……」
「ええ!? そんな、それじゃ私たち、二度と地球には戻れないんじゃ?」
「いや、宇宙船の部品が用意できれば直せるよ」
「本当? よかった」
「だけど、こんなところに部品なんかあるかな?」
「ギルルルル、生命反応アリ!」
「ってことは、人がいる!」
「じゃあ部品もあるかもしれないわね」
三人は宇宙船を出ると、人里を探した。
街が見つかり、部品も手に入り、三人は大喜び。
「さ、行こう!」
トランクスは宇宙船を修理し、一行は宇宙へと飛び立った。
そうこうしながら、ドラゴンボールを集め始めて一年まで後少し。
悟空たち一行は、ドラゴンボールを七つ揃えて地球に帰還した。
しかし、地球はもう悟空たちの知っている星ではなかった。
旅の途中、悟空たちはベビーという恐ろしいマシンミュータントと遭遇した。
ベビーはトランクスの体を乗っ取って悟空たちに襲い掛かるも失敗、逃げ出しながら地球へと先回りして地球人たちをツフルへと変え、洗脳していた。もちろん、悟飯、悟天、ブラ、そしてベジータまでもが毒牙にかかっていた。
悟飯、悟天の二人と対峙していた悟空は、それをパンのもう一人の祖父であるサタンに知らされる。
「なに、ベビーだって?」
「そういうことだ」
「ベジータ? おめえもか」
そこにトランクスとブラがやってくる。
「覚えてんだろ、トランクス。てえへんなことになっちまった。あのベビーが生きてやがったんだ」
「ええ、大変なことになっているんですよ」
トランクスの異変に気づく悟空。
「トランクス?」
「俺は昨日までのトランクスじゃない。今までの生活に嫌気がさしてベビー様に忠誠を誓うことにしたんだ。ツフル人としてね」
「なんだって?」
「悟空、死ぬがいい」
ベジータを乗っ取ったベビーが攻撃を仕掛けてくる。
悟空は攻撃をかわし、超サイヤ人へと変身した。
だが、戦況は不利だった。
超サイヤ人3となって戦おうとするも、体が小さいためか、パワーがもたずに解けてしまったのだ。
ズタボロにされた悟空に立つ力は残っていなかった。
「とどめを刺してやる」
ベビーが地球人たち下僕のサイヤ人に対する恨みのエネルギーを集め、巨大なリベンジデスボールを悟空に向かって放つ。
だが、すんでのところで、界王神が現れて瞬間移動で悟空を助け出すも、時空に歪みが生じてスゴロク空間に落っことしてしまうのであった。