ドラゴンボール - ツフル人ユズ   作:桂ヒナギク

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4.地球の崩壊。邪悪龍現る?

「うわああああ!」

 ウーブが地面に叩きつけられる。

「さて、お遊びはおしまいだ」

 大猿ベビーが気功波をフルパワーで放った。

 攻撃を受けた一行は吹き飛ばされ、砂塵が立ち込める。

「パンちゃん!」

 サタンがやってくる。

 砂塵が収まり、フルパワーの悟空がパンを抱えながら降りてくる。

「サタン、頼んだ」

 パンをサタンに預け、再び大猿ベビーと戦い始める悟空。

 悟空はあっという間に大猿ベビーを叩きのめし、かめはめ波を大猿ベビーの尻尾の放った。

 大猿ベビーの収縮が始まる。

(うおおおお! ベジータの肉体が巨大化した時に俺の体も大きくなってたか! このままではベジータの中にいられないぞ!)

 ベビーがベジータの体から抜け出して逃げる。

「待てー!」

 後を追うサタン。

 ベビーは振り返り、サタンに威嚇した。

「ひええええ!」

 怯えるサタン。

 ベビーは踵を返して宇宙船へと向かう。

「ベビー様!」

 宇宙船のそばにいるブルマが叫ぶ。

 ベビーは宇宙船に乗り込もうとする。

「ベビー様、私も行きます!」

「邪魔だ!」

 ブルマを弾き飛ばし、宇宙船で一人ツフル星を脱出するベビー。

「おじいちゃん、ベビーを逃しちゃうの?」

「なに、逃がしやしないさ。それよりもベジータだ」

 ベジータが意識を取り戻し、悟空に笑みを見せる。

(そろそろね)

 悟空はかめはめ波をベビーの乗る宇宙船に向けて放った。

(気が、サイヤ人の気がああああ!)

 ベビーは宇宙船ごと太陽に落下し消滅した。

 

 

     *

 

 

 ベビー消滅後、平和を取り戻したかに見えたが、しかし、ドラゴンボールがなくなっており、地球は崩壊の危機に迫っていた。

「何言ってんだデンデ、オラおめえにちゃんと渡したぞ!」

「私、受け取ってませんよ」

「そんな、ちゃんと渡したぞ!」

「きっと、ベビーに意識乗っ取られてるとき、渡してしまったのかも」

「言われてみれば、そんな気が」

 焦るデンデ。

 一同はツフル星に残っているブルマたちに通信を繋いだ。

「ちょっと、一体ここはどこなのよ? 私たちをこんなところに置いとくつもり?」

「それが大変なことになってまして」

「地球がもうすぐ吹っ飛んじまうんだ」

「なんですって?」

「そんなに言うなら迎えに行ってやればいいだろう?」

「ベジータ?」

「地球人全員でな」

「ベジータ、ナイスアイディアじゃねえか」

「ふん。サイヤ人は大勢で攻めるのが慣れてるだけだ」

 悟空たちはサタンの協力で地球人たちをツフル星に移し、崩壊した地球をナメック星の神龍で元に戻した。

 そして地球のドラゴンボールを集め、神龍を呼び出そうとしたが、邪悪龍が現れ、ドラゴンボールが世界中に飛び散ってしまった。

 

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