生きやすいのだか、生きにくいのだかわかったものでは無いね、本当に。まぁでも、悪くは無かったよ 作:メヴィ
「私が君たちの担任のヴィオラ・ヴァンリエル・アルシェリーナだ。好きに呼ぶと良い。よろしく」
私が新入生に挨拶をすると多くの生徒は口々に疑問を言い始めた。
喧しいなこいつら。
まぁつい先日まで中学生だったから当然か。
「はぁ…配布された体操着を着てグラウンドαに集合しろ」
「え!?入学式は!?ガイダンスは??」
「校長の長い話を聞きたいなら勝手に行くといいさ。私は行かない」
そういって教室を出ると「流石雄英シヴィィッ!」と奇声が聞こえた。
グラウンドαでしばらく待っていると最初に来たのは長めの黒髪に眠そうな目をした男子生徒、相澤消太だった。
もう少し遅くなると思っていたのだけど、案外早く終わりそうだ。
「んで、何をするんですかヴィオラ先生」
「簡単な体力測定だ」
個性ありのな、と付け加えれば消太は嫌そうに顔をしかめた。
なんだ、体を動かすのは嫌いなのか?
「そういうんじゃないです。俺の個性は…」
「あぁそういうことか、確か消太の個性は…【個性の抹消】か。良い個性だね」
個性さえ消してしまえばただの人間だからな、そう捕縛も難しく無くなるし、個性暴走なんかもすぐに対応できる。下手なパワー個性よりも良い。
「……ありがとうございます」
40分程で全員の測定が終わり、アルシェリーナは記録をみていた。
行った種目は握力、立ち幅、反復横跳び、長座体前屈、100m走×3の順だった。
ん~………まぁ、入学したてならこんなものか……でもやっぱり増強系が上位に多いか。
「HEY!teacher!!次は「終わりだよ」oK!終わ………え終わり?」
「そうだ、と言うかお前は元気だね。もう少しやってくか?」
そう言うと金髪の生徒__山田ひざしは真顔で勘弁してクダサイと懇願した。
「まだ入学式の最中ではあるが帰って良いぞ。それと机の上に今後の時間割と日程を置いておいたから必ず目を通しておけ」
以上、解散!と締め括ると困惑しながらもじゃぁ……と言う感じで帰っていった。
さてと……とりあえず帰って明日の授業の内容でも考えるとするか。
相澤side
アルシェは、俺の担任は【変人】の名を存在で表しているような人だった。
ある時は生徒と共に悪戯をしたり、
ある時は疲れたからと自習という名の睡眠時間になったり
そしてある時はマイクと校内放送を乗っ取っていた。
……本当に教師かあいつ…
入学式当日、ヒーロー科1年A組の教室に入ると既に各々自己紹介をしたりしていた。
それを聞き流しながら座っていると無駄にでかいドアを開けてひざ下まである灰色のパーカーを着た少女が入ってきた。
なんだアイツは?……制服はどうしたんだよ。
教室の目線を集めながら眠そうにしながら教卓に上がると見た目に合わない口調で話し始めた。
「私が君たちの担任のヴィオラ・ヴァンリエル・アルシェリーナだ。好きに呼ぶと良い。よろしく」
「……冗談だろ…」
どうみても俺たちと同年代、ギリギリ年上にしか見えないのに俺達の担任?………そういう個性か何かか。
「はぁ…配布された体操着を着てグラウンドαに集合しろ」
そういうと金髪の奴が入学式は!?と騒ぐがヴィオラは長い話が聞きたいならかってに行けと教室を出ていった。
俺は騒ぐ奴らを無視して体操着を持って一人で教室を出たが、ヴィオラの姿が見当たらなかった。
雄英の廊下は扉同様に広くて長いのにもかかわらず、だ。
「増強系の個性なのか……?」
今思えば、俺はこの日からヴィオラ先生____アルシェに夢中になっていたのかもしれない。
案内板を頼りにしながらグラウンドに向かった。本来は入学式をしているからかやけに静かだった。
グラウンドに付けば仁王立ちで空を見上げているのが目に入った。
………本当に遠目だとそこらにいる少女だな…
そんなことを考えながら近づけばすぐに気づいたようで目が合った。
「んで、何をするんですかヴィオラ先生」
「簡単な体力測定だ。個性ありのな」
俺の個性は見た相手の個性を一時的に消すというもので増強系のやうな身体能力の向上なんかは無い。
「なんだ、運動は嫌いなのか?」
「別ににそういうんじゃないです。俺の個性は……「あぁそういうことか、確か消太の個性は……個性の抹消、か。良い個性だね」
それから俺の個性の使い道を次々に言われ、「下手なパワー個性よりよりも良い個性だ」と言われ、褒め慣れてなかった俺はぶっきらぼうに返した。
このまま続ける?
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小話出してけ
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絡んでけ
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原作入れ