生きやすいのだか、生きにくいのだかわかったものでは無いね、本当に。まぁでも、悪くは無かったよ 作:メヴィ
私が目覚めてから数日が経ち、ようやく退院することが出来た。
初めての体験で新感覚だったけど……うん。
病院食はもう食べたくないな。
それに夜中に徘徊するご老人や泣き出す子ども、それに加えて個性の暴発。現代の病院は苦労が多そうだ。
それにしても……まぁ、今回の廻帰での体の変化が凄まじくて慣れるのに時間が掛かりそうだ。羽も細長くなってしまったし何より、羽に動かせる指が三本もできていた。
まず細長くなった羽は元は1.6m程だったけれど今は2.2mになっていた。幅もそれに伴って細くなってしまったが翼膜の強度は更に増していた。釘を打ち付けようとしても釘が欠けるし、ナイフも刺さらない。………本当に細胞で出来てるのかこれは……我ながら恐ろしい強度だね。
三本指に関してはまぁ、とにかく違和感が凄い。
今までなかった器官が増えるから当たり前といえば当たり前だが…これは時間をかけていくしかないな。
いずれは普通の腕のように使えるようになれば出来る幅も広がって便利そうだからね。暫くは羽を出しっぱなしで生活をすることにしよう。
「あぁ~…まぁ、予想はしていたが想像以上ではないか…」
家の裏手の畑に行くと、枯れた作物やタヌキや鹿によって荒らされた畑を見て落胆する。
それなりにこだわって作っていたから中々にショックだ…
4ヶ月近く放置していればこうなるのは仕方ないが……今年はもう区切りをつけて来年からにするか。
「【ヴブィニア・ロンビア】」
パチンと指を鳴らしながら呪文を唱えると作物は地面に飲み込まれ、飲み込んだ地面は隆起しながら平坦な地面へと戻った。
家に戻り浴室の様子を見に行くと消太の言っていた通り新品に取り変えられ、タイルも張り替えてあった。
消太や直正によると当初は殺人未遂事件やらなにやら疑われていてかなり大事だったらしい。
まぁ大事になったからこそ直正にも連絡が行き、消太にも連絡が行って収集された訳らしいが。
さて…話は変わるが私が魔法を使える理由を説明しておこうか。
単純な話、元々魔法は吸血鬼が使っていたと言うだけだけれどね。
有名な魔女狩りも吸血鬼ハンターが吸血鬼を公開処刑していただけだ。それを勝手に何も知らない人間たちが【魔女】と呼んで見よう見まねで【魔女狩り】をした訳だ。
……それで多くの無実の人間が殺された。
個性がこの世に誕生してからは落ち着いたように見えたが、それでも不気味な個性だったりすると迫害されていた。本当に、本当に人間の臆病なところは嫌いだ。
………話が逸れたね。要するに【魔女=吸血鬼】で、【吸血鬼狩り=魔女狩り】だ。
とは言っても魔女がいなかった訳ではないんだ。混血の吸血鬼の子孫に希に魔法が使える人間も生まれていたからね。
_____何だか自分で言っておいてややこしくなってきたね。
【魔女=吸血鬼】
【吸血鬼狩り=魔女狩り】
【混血吸血鬼の子孫=希に魔女が生まれる】
………魔女狩りとは吸血鬼狩りだが魔女も存在していた、でいいか
小話を続けていくか、ショタと絡むストーリーか、それとももう原作に入った方が良いのか………
このまま続ける?
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小話出してけ
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絡んでけ
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原作入れ