この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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どうも、仮面大佐です。
今回は、このすばとギーツの小説です。
ギーツが始まったばかりなので、模索しながら頑張ります。


プロローグ

???「あれ、ここは………?」

 

 俺は目が覚めると、見知らぬ空間に居た。

 確か、大学の授業を終えて、一回、家に帰って、オンラインゲームをやって、休憩と気分転換を兼ねて、外に出たはず………。

 すると。

 

???「桐ヶ谷湊翔(きりがやみなと)さん。」

湊翔「っ!?」

 

 突然、名前を呼ばれたので、俺は前を向くと、そこには、緑の髪に赤い瞳の人物がいた。

 誰?

 俺がそう思っていると。

 

アテナ「私はアテナ。所謂、女神という存在だ。」

湊翔「女神…………?」

 

 いきなりそんな事言われても………。

 困惑する俺の事を見たのか。

 

アテナ「ああっ!今、私が女神だと言った事を、信じていないな!?」

湊翔「い、いや、何の事ですかね………?」

アテナ「とぼけるな!その顔を見れば、分かるんだよ!」

 

 随分と、男勝りな性格だな。

 ていうか、じゃあ、ここはどこなんだよ?

 そう思うと、アテナという女神が、落ち着いたのか、真面目な顔でコチラを見てくる。

 

アテナ「まあ、無理もないか。単刀直入に言おう。君は死んだんだ。」

湊翔「……………えっ?」

 

 俺が、死んだ?

 何でだよ…………。

 俺の驚く顔を見たのか。

 

アテナ「驚くのも無理はない。なぜなら、君は、周囲の景色を見ている中、不注意で道路に出てしまい、車に轢かれたんだ。」

湊翔「そうですか…………。」

 

 俺の不注意か………。

 なら、死んでも仕方ないか。

 すると、俺の様子を見たアテナが、俺を驚いた表情で見てくる。

 

アテナ「…………君、随分と冷静だな。自分が死んだっていうのに。」

湊翔「いや………その死因は、どう考えても、俺の不注意が招いた結果なので、仕方ないですよ。」

アテナ「随分と………自分の事を下に見るな、君は………。まあ、良いや。本題に入るぞ。」

湊翔「本題?」

 

 俺がそう聞くと、アテナは頷いた。

 

アテナ「若くして死んでしまった君には、二つの選択肢がある。」

湊翔「選択肢?」

アテナ「ああ。一つは、人間として生まれ変わり、新たな人生を歩むか。もう一つは、天国的な所で、お爺ちゃんみたいな暮らしをするか。」

 

 何だそれ。

 身も蓋もない選択肢だな。

 アテナは、そんな事を思った俺に、同意する様に頷く。

 

アテナ「天国は、本当に何も無いぞ。何せ、体が無いから、何にも出来ないからな。娯楽という娯楽は、何も無い。」

湊翔「なるほどな………。」

 

 それ、最初は良くても、途中で辛くなってくる奴じゃん。

 だけど、もう一度人生をやり直すのもなぁ………。

 まだ、やりたい事とか、一杯あったのに。

 すると、アテナが首を縦に振りながら言う。

 

アテナ「分かるぞ。天国なんて、退屈な所には行きたくない。だからといって、今更記憶を失うのも嫌だよな。」

湊翔「ええっと………つまり、何が言いたいんですか?」

アテナ「おっと、そうだった。君は、ゲームが好きだろう?」

 

 アテナは、そう言った。

 話を要約すると、異世界に魔王が居て、その魔王軍の侵攻のせいで、その世界がピンチとの事だ。

 ファンタジーな感じの世界との事だ。

 

アテナ「その世界で死んだ人って、魔王軍に殺されたからな。だから、またあんな死に方はしたくないって言って、その世界での転生を拒否するんだよな。このままじゃ、その世界が滅んでしまう訳だ。そこで、他の世界で死んじゃった人たちを、そこに送り込んではどうか?って事になってな。」

湊翔「はぁ…………。」

 

 なるほど、随分と大胆な移民政策だな。

 ていうか、拒否するレベルって、どんだけ世知辛いんだろう。

 そんな風に思っていた。

 

アテナ「………で、だ。どうせ送るなら、若い人の方が良いって事になってな。でも、ただ送るだけじゃあ、死んじゃうから、特典を持たせて、その異世界に送るんだ。」

湊翔「なるほど…………。」

 

 この人は、話上手なのかもしれないな。

 そんな風に言えるなんて。

 この人は、嫌いじゃない。

 まあ、確かにゲームは得意で、ホワイト・フォックスなんて異名が付いているくらいには。

 理由は、白い狐のお面を被りながらゲームをしていたら、そんな異名がついた。

 

湊翔「まあ、異世界に行くのは、別に構わないんですけど、向こうの言葉なんて、俺は知りませんよ?」

アテナ「それに関しては、心配しなくても良い。私たちのサポートによって、一瞬で習得できる。…………まあ、副作用として、運が悪いと、頭がパーになる可能性があるんだ。」

湊翔「…………副作用が大きすぎません?」

アテナ「ま、まあ………!君は、死んでも冷静だったんだ。きっと、大丈夫だよ。」

 

 まあ、運は良い方だとは思いたい。

 大丈夫だ。

 多分…………。

 少し、不安になって来たな。

 でも、この人なら、大丈夫な気がする。

 

アテナ「…………さて。特典の件なんだが、私の一押しがある。」

湊翔「一押し………ですか?」

アテナ「ああ。それは、仮面ライダーギーツの力だ。」

湊翔「ギーツ………!?」

 

 その仮面ライダーは知っている。

 仮面ライダーギーツ。

 リバイスの次の仮面ライダーで、狐がモチーフとなっている仮面ライダーだ。

 そういえば、あれ、結構面白いしな。

 

湊翔「何で………仮面ライダーギーツなんですか?」

アテナ「それについては、話そう。…………オホン。私は、嘆いていたのさ。一向に進まない魔王退治にね。」

湊翔「はぁ…………。」

アテナ「私は、悩みに悩んだ。どうすれば、魔王を退治出来るのか。悩みに悩んで、出た答えが、ギーツの力を使うって訳さ!」

 

 え、どういう事?

 俺がそう思っていると、アテナが話を続ける。

 

アテナ「話は、最後まで聞けって。まあ、簡単に言えば、魔王退治を、ゲームという感じにしてしまおうってね!………と言っても、そのゲームの対象者は、このデザイアドライバーとそれぞれのIDコアを持つ人に限るけどね。」

湊翔「つまり、魔王を倒した人が、優勝者って事になるのか?」

アテナ「お?興味が出たかい?そういう感じさ!」

 

 なるほど。

 俺が遊んでいたゲームも、そんな感じだったな。

 興味が出て来たな。

 それに、ギーツも、俺的にはかなり好きな仮面ライダーだしな。

 

湊翔「分かりました。特典は、ギーツの力にします。」

アテナ「そうかい!ありがとうな!あ、ちなみに、本格的なゲームが始まるのは、仮面ライダーがある程度、出揃ってからだからな。」

 

 まあ、それもそうだ。

 1人だけでは、成立しないからな。

 そうして、アテナから、デザイアドライバーとギーツのIDコア、スパイダーフォンを受け取った。

 ただ、肝心のレイズバックルが無い。

 

湊翔「あの…………レイズバックルが無いんですけど………。」

アテナ「あ、安心してくれ。モンスターをある程度退治したら、ミッションボックスと共に、レイズバックルをスパイダーフォンを介して送るよ。」

湊翔「あ、分かりました。」

 

 まあ、最初からあるんじゃ、興醒めだしな。

 それなら、途中から増えていくのが面白いと思う。

 俺はそう思っていると、アテナが俺の真下に魔法陣を出す。

 

アテナ「じゃあ、君の活躍を、ここから見守るとするよ!あと、ささやかながら、この女神からの贈り物さ。ギルドに行って、冒険者登録する際には、右ポケットを確認するといい。」

湊翔「はい。色々と、ありがとうございます。」

アテナ「良いって、良いって!君に、女神である私の加護がある事を祈るよ。それじゃあ、行ってらっしゃい!」

湊翔「ありがとうございました!」

 

 そう、激励をもらい、俺は異世界へと向かう。

 しばらくして、目を開けると。

 

湊翔「おおっ!!」

 

 そこには、異世界が広がっていた。

 

アテナside

 

 何とか、上手く行ったかな。

 まずは、彼はジャイアントトードのクエストを受ける筈だから、ジャイアントトードのクエストを完了したら、アームドアローかアームドウォーターかマグナムのレイズバックルでも送るか。

 アームドハンマーじゃあ、ジャイアントトードには効かないし、アームドシールドだと、攻撃が出来ないし、ブーストは蛙を相手にするには、勿体無いし、一回しか使えない使い捨て仕様だし。

 すると。

 

???「ああ〜!何やってんのよ!」

 

 聞きたくなかった声が聞こえてきて、私はうんざりしながら振り返る。

 

アテナ「なんだよ、アクア。」

アクア「はぁ〜!?先輩であるこの私を、呼び捨てにしないでって、何度も言ってるじゃない!」

 

 そう言っているのは、水の女神であるアクア。

 …………なのだが、正直、上も頭を悩ませている問題児だ。

 

アテナ「別に、私が何をしようと勝手だろ。そういうアクアは、何してたんだよ?」

アクア「私?私は、また新たな転生者を送ったのよ!暇なアンタとは違ってね!」

 

 そう、アクアは、事あるごとに先輩風を吹かせてきたり、マウントを取ろうとする。

 正直、私と同期のエリスが不憫に思えて仕方がない。

 その為、私も、エリスがアクアに押しつけられた仕事を手伝っている。

 

アテナ「別に、私は何もしてない訳じゃないぞ。ついさっき、転生者を送ったしな。」

アクア「は?先輩であるこの私を差し置いて、何勝手な事してんのよ!」

アテナ「いや、アクアはさっき、新たな転生者を送ったって言っただろ!?アクアがその人の対応をしてる中、私にも来たんだよ!」

 

 そう、私とアクアは仲が悪い。

 事あるごとに言い争いをするからな。

 

アテナ「………まあ、何にせよ。私だって、ちゃんと仕事はしてるからな。怠惰の女神。」

アクア「はぁぁ!?何よ!私は怠惰じゃなくて、水の女神なんですけど!この頭カチカチ女神!」

アテナ「ああ?」

 

 私とアクアは、そんな風にお互いを睨み合う。

 少し、時間が経って。

 

アテナ「…………私は、これから報告があるからな。お前は、少しはエリスに仕事を押し付けてないで、自分でやれ。」

アクア「はあ?エリスに仕事を押し付けてなんかないわよ!エリスが受け取ってくれてるだなよ!」

アテナ「…………お前と話してると、本当にイライラしてくる。」

アクア「フン!」

 

 そう言って、私は上層部に報告をしに行く。




今回はここまでです。
今回、女神エリスではなく、オリキャラのアテナという女神によって、転生しました。
これまで、私が投稿したこのすばの小説は、大体女神エリスによって、転生したので、新しい設定にしたいと思い、こうしました。
レイズバックルは、スパイダーフォンから見れるミッション一覧から、ミッションを達成すると、送られる仕組みです。
勿論、ジャマトも出しますよ。
ただ、どんなジャマトが出るのかは、本家ギーツの展開次第ですね。
現在、活動報告にて、この小説のリクエストを受け付けているので、良かったら、お願いします。
下記から行けます。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=286663&uid=373253
あと、この小説が、一体どんな感じに進んでいくのかも、リクエストをお願いします。
ちなみに、ヒロイン候補としては、アテナが地上に降りたキャラ、ゆんゆん、リア、シエロ、エーリカ、オリキャラですね。
他にこのキャラが良いというのがあるなら、お願いします。
あと、ヒロインは1人に絞るのか、ハーレムにするのかも、お願いします。
この小説や、他の小説も、応援よろしくお願いします。

湊翔のヒロインは誰か

  • アテナが地上に降りたキャラ
  • ゆんゆん
  • リア
  • シエロ
  • エーリカ
  • オリキャラ
  • ハーレム
  • いらない
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