この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第88話 真紅のブースト

 ジャマトグランプリ第一回戦、雷ジャマト祭り。

 それは、本当に悪趣味であった。

 何せ、仮面ライダーが敵キャラとして設定されているのだから。

 そして、俺と白夜は着地すると。

 

白夜「やるじゃねぇか……………。」

湊翔「ああ。」

武「お前をぶっ倒す!」

闘轟「ライコウ!お前をぶっ潰す!!」

 

 俺と白夜がそう言うと、武と闘轟の2人が迫ってくる。

 俺と白夜は、2人のレイジングソードの攻撃を躱す。

 

湊翔「ハアッ!ふっ!はっ!」

武「オラっ!はあっ!」

 

 俺と武は引き続き、レイジングソードで攻撃していく。

 

闘轟「ハアッ!おらっ!」

白夜「ふっ!はっ!」

 

 闘轟と白夜は、闘轟がレイジングソードで攻撃する中、白夜はレイジングソードの攻撃を躱しつつ、攻撃していく。

 それぞれで攻撃する中、白夜は闘轟に聞く。

 

白夜「お前……………何の為に戦っているんだ。不幸な世界なんて、叶える意味があるのか?」

闘轟「………………お前ら仮面ライダーが全員不幸になるなら、叶える価値はある!!」

 

 白夜がそう聞くと、闘轟はそう言う。

 俺と武は、ただひたすらに戦っていた。

 それを見ていたジーンとクロスは。

 

ジーン「見逃せない因縁の対決だね。生き様か、死に様か。いずれにしろ、感動が待っている筈だ。」

クロス「おいおい………………。」

Nジャマト「ああ。いずれ、この街は滅びる。」

湊翔「ん………………?」

 

 ジーンがそう言う中、クロスはそんな風に反応する。

 ナイトジャマトの言葉に俺は首を傾げる。

 一方、カズマ達の方は。

 

カズマ「このやろっ!」

ダクネス「ハァっ!」

 

 カズマがルークジャマト、ダクネスがナイトジャマトと応戦する中、めぐみんは。

 

めぐみん「アイツをどうにかすれば良さそうですね!」

 

 めぐみんは、太鼓を叩いているジャマトに目をつけて、攻撃しようとする。

 だが………………。

 

ジャマト「ジャッ!ジャ〜ッ!」

めぐみん「うわっ!?うっ!?」

 

 太鼓を叩いていたポーンジャマトはめぐみんの攻撃を躱し、ビショップジャマトがめぐみんを攻撃する。

 すると、ポーンジャマトの動きが変わる。

 

ジャマト「ジャジャ!ジャジャ!ジャッ!ジャ〜ッ!!」

 

 ポーンジャマトが太鼓を叩くと、発生したジャマトの植物状の櫓から、雷が放出される。

 

「「「うわぁぁぁぁぁ!?」」」

 

 その雷は、カズマ達の近くに落ちて、その余波でカズマ達は変身解除してしまう。

 

ダクネス「な、何だ……………!?」

めぐみん「この威力は……………カースド・ライトニングと同じ位です…………!!」

カズマ「マジかよ……………!」

 

 カズマ達はそんな風に言う。

 一方、ナイトジャマトが口を開く。

 

Nジャマト「五つの櫓が完成した時、街中に恐怖の雷が落ちる。それが、雷ジャマト祭りの習わしだ。」

白夜「随分と悪趣味だな……………。」

 

 ナイトジャマトがそう言うと、俺たちは櫓を見る。

 白夜の言う通りだな。

 すると、太鼓を叩いていたジャマトが。

 

ジャマト「ジャジャ!ジャジャ!ジャッ!ジャ〜ッ!!」

 

 そんな風に言いながら太鼓を叩くと、雷が発生する。

 俺と白夜はそれを躱す。

 すると、サイレンが鳴ると。

 

ベロバ「第2ターン終了〜!」

 

 ベロバのそんな声が聞こえてくる。

 すると。

 

Nジャマト「世界を救うゲームは終わった。これからは、人間が不幸になるゲームが続くのさ。ハハハハッ!!」

 

 ナイトジャマトはそう言いながら、馬場武と牛島闘轟と共に去っていく。

 それを聞いていた俺は、拳を握りしめていた。

 その後、俺、白夜、ジーン、クロスは、アクセルの周囲に発生した櫓を見ていた。

 

ジーン「あいつらの言葉が本当なら、櫓があと三つ完成したら、ゲームオーバー。」

クロス「このアクセルの街は滅んじまうって事だな。」

 

 ジーンとクロスはそんな風に話す。

 あと3つか……………。

 すると、トウカ達がやってくる。

 

トウカ「あと三つでアクセルの街が滅ぶの……………?」

朱翼「結構不味くないですか?」

武劉「ああ。アクセルの街が滅べば、魔王討伐から一気に後退して、人類が滅ぶ。」

 

 トウカと朱翼がそういう中、武劉はそんなふうに言う。

 俺は武劉に聞く。

 

湊翔「どういう事だ?」

武劉「アクセルの街は、駆け出し冒険者達の街だ。そこが滅亡したら、新たな冒険者は入ってこれないだろう。つまり、戦力が低下して、そのまま滅亡する。これが最悪のシナリオだな。」

白夜「だからアクセルを狙ってきたのか………。俺たちがいるからって訳じゃないのか。」

 

 俺がそう聞くと、武劉はそう答える。

 確かに、アクセルの街は駆け出し冒険者の街として有名だ。

 その為、ここを滅ぼされたら、一巻の終わりという訳だ。

 

湊翔「……………なら、どうにかして、あの櫓を破壊しないといけないな。」

トウカ「カズマ達が負傷したけど、アクアが回復をしてくれたから、問題ないわ。」

白夜「ただ、手こずるのは間違いないだろうな……………。」

 

 俺がそう言うと、トウカと白夜はそう言う。

 幸い、アクアが居る事により、カズマ達の怪我はどうにかなって、ゆんゆん達が戦っていた場所は、まだ櫓は出来ていないとの事だ。

 一方、ロキ側はというと。

 

アルキメデル「この調子で、ギーツなどを倒せば、デザイアグランプリのゲームマスター達が黙ってないでしょうな。」

ベロバ「あとはラスボスを倒して、ヴィジョンドライバーを奪えば、世界を創り変える力は、私たちのもの!」

「「フフフフフフフフフ!!」」

 

 アルキメデルとベロバはそう話す。

 順調に計画が進んでいるという事に高笑いしていた。

 それを見ていたロキは。

 

ロキ「……………順調だな。ジャマトグランプリも、私の計画を進める為の駒にしか過ぎないんでね。フフフフフフフフフ……………!!」

 

 ロキは、アルキメデルとベロバを少し離れた場所で見ながら、ほくそ笑む。

 そんな中、闘轟の元に宗介がやってくる。

 

宗介「ほら、食えよ。炭水化物。昔から大好きだったもんな。」

闘轟「いつの話だよ。」

 

 宗介はそう言いながら、焼きそばパンを闘轟に渡して、闘轟はそれを受け取る。

 闘轟は宗介に聞く。

 

闘轟「お前は?」

宗介「ああ……………俺は水があれば良いから。」

闘轟「………………そうか。」

 

 闘轟がそう聞くと、宗介はそう答える。

 ジャマトである為だ。

 闘轟がそう言って、焼きそばパンを一口食べると、そこに石井樹がやってくる。

 

樹「仲良いね、二人とも。」

宗介「この世界に転生してからの腐れ縁だからな。」

樹「興味深いね。ジャマトと友情を育む男の心。」

闘轟「……………何が言いたい?」

樹「ううん、別に。君も半分ジャマトだし、ジャマト同士に絆が芽生えても否定しないけど。」

 

 樹がそう言うと、宗介はそう言う。

 樹の発言に闘轟が聞くと、樹はそんな風に答える。

 それを聞いて、闘轟は何を思ったのか………。

 一方、俺はジーンの部屋に居て、部屋から出ようとする。

 すると、ジーンが話しかける。

 

ジーン「本当に一人で大丈夫?なんなら、俺がもっと本気を出してあげても良いけど。」

 

 ジーンはそんな風に言う。

 そんな呑気な発言に、俺は少しキレていた。

 

湊翔「……………本気で世界を守る気もない癖によく言うな。」

ジーン「なんでそんな事言うの?ずっと応援してきたのに。君と一緒に戦えて、こんなに感動してるのに!」

湊翔「俺たちは………………遊びで戦ってるんじゃないんだ。この世界は俺たちの現実なんだよ。」

ジーン「湊翔………………。」

 

 俺がそう言うと、ジーンはそんな風に言う。

 だが、俺はそう言って、部屋を後にする。

 ジーンの部屋には、そんな声が響いていた。

 ジーンの姿勢には、少しだけ、アクアの様な感じを感じた。

 神様故の人間との姿勢の違いだろうが、それが気に食わなかった。

 アクセルが滅んだら、終わりなのだから。

 それを気楽にそう言うジーンが、アクアみたいに重なってしまったのだ。

 俺はアクセルの街へと向かう。

 すると、ダクネスと会う。

 

湊翔「ダクネス。」

ダクネス「ああ、湊翔か。」

湊翔「怪我は大丈夫なのか?」

ダクネス「ああ。アクアに治療してもらったから、平気だ。」

 

 俺はダクネスにそう聞くと、ダクネスはそんな風に答える。

 俺はダクネスに聞く。

 

湊翔「なあ……………エリス祭りとかは、どうなるんだ?」

ダクネス「そうだな………………現時点では、やるかどうかはまだ審議中だ。アクセルが滅ぶという事態に、中止すべきだという意見もあるが、アクシズ教徒が街の修復などを手伝ってくれているそうだ。」

 

 俺がそう聞くと、ダクネスはそう答える。

 アクシズ教徒が?

 

湊翔「どういう風の吹き回しだ?」

ダクネス「さあな。まあ、アクシズ教徒としても、祭りを中止にされたくないのだろう。エリス教徒も頑張っている。ただ、時折勧誘しようとするのが難点だがな………………。」

 

 俺が訝しみながらそう聞くと、ダクネスは苦笑しながらそう言う。

 皆、祭りをやろうとしているのか。

 まあ、アクシズ教徒に関しては、勧誘目当てだろうが。

 俺は口を開く。

 

湊翔「皆………………祭りをやりたいんだよな。」

ダクネス「そうだな。」

トウカ「まあ、アクシズ教徒はどうにかして欲しいけどね。」

 

 俺とダクネスがそう話す中、トウカは呆れた声を出しながらやってくる。

 

ダクネス「トウカ。」

トウカ「やっぱり、エリス祭りは、1年間を無事に過ごせた事を女神エリスに感謝する祭りだから、中止にはされたくないんでしょうね。男の冒険者達がやけに気合が入っているのが、気になるけどね。」

 

 ダクネスが反応する中、トウカはそう言う。

 カズマから聞いた話だが、この街にはサキュバスの店がある。

 アクセルの滅亡は、そこを失うという事になる。

 だからこそ、男の冒険者は気合が入っているのだろう。

 動機が若干不純だが、それでも見習うべきだろう。

 俺は、口を開く。

 

湊翔「……………ダクネス、トウカ。次のジャマトの襲撃の際には、俺は一人で戦おうと思う。」

「「…………………ええっ!?」」

 

 俺はそう言うと、ダクネスとトウカの二人は、そんな風に叫ぶ。

 一方、ベロバ達は。

 

ベロバ「さあ、雷ジャマト祭りの仕上げよ。」

アルキメデル「人間どもへの恨みを晴らせーーーーっ!!」

 

 ベロバがそう言う中、アルキメデルはそう叫び、ジャマト達も答える。

 闘轟は宗介に話しかける。

 

闘轟「今度こそ、あいつらを倒すぞ。」

宗介「ああ。あいつらを倒せば、あとはラスボスだけ。」

武「さて、行くか。」

 

 闘轟と宗介はそう話すと、拳をぶつけ合う。

 武もついて行き、出ていく。

 それを見ていた石井樹は。

 

樹「妬けるね。バッファノワールやシュバルツギーツばかりに贔屓にしちゃって。」

ベロバ「なら、あんたもジャマトになってみる?」

 

 樹はそうベロバに話しかける。

 それを聞いたベロバは、ジャマトバックルを取り出す。

 それを見た樹は。

 

樹「もちろん、必要とあらばね。」

ベロバ「フフフフフ…………!それは楽しみ。」

 

 樹は笑いながらそう言い、ベロバはそう言う。

 その頃、俺たちはというと。

 

カズマ「たった一人で戦うって!?」

めぐみん「正気ですか!?」

ダクネス「一体、何を考えているんだ!?」

 

 俺の発言にカズマ達が驚き、詰め寄る中、トウカは不安そうな表情を浮かべ、白夜達は真面目な表情で見ていた。

 俺は答える。

 

湊翔「次も多分、馬場武と牛島闘轟が二人でやってくる。今の俺でどこまでやれるのか、知りたいんだ。それに、あと三か所にジャマトが現れるだろうから、櫓が現れる場所に向かって欲しい。」

トウカ「でも、一人でなんて無茶だよ!?」

白夜「お前……………死ぬ気じゃないだろうな?」

湊翔「別に死ぬ気はないさ。でも、覚悟を見せないと行けないかなって、思ってさ。」

 

 俺はそんな風に言うと、トウカと白夜はそう言う。

 俺はそんな風に答える。

 すると。

 

カズマ「はぁ………………ったく。しょうがねぇな。任せたぞ。」

めぐみん「カズマ!?」

ダクネス「お前……………!?」

 

 カズマはため息を吐きながらそう言うと、ダクネスとめぐみんが叫ぶ。

 すると、カズマは口を開く。

 

カズマ「あいつは一度言い出したら、絶対に聞かないぞ?あの目だってマジだし。」

ダクネス「だが……………!?」

白夜「そうだな。少しは信じてみるか。俺たちを信じているんだろ?」

湊翔「ああ。」

朱翼「分かりました。」

 

 カズマがそう言うと、ダクネスは止めようとする。

 白夜と朱翼がそう言うと、他の人たちも納得したのか、そう言う。

 すると、トウカが近寄る。

 

トウカ「死なないでよ?絶対に。」

湊翔「ああ。狐に化かされとけ。」

 

 トウカがそう言うと、俺はそう言う。

 しばらくすると、ジャマト達が現れる。

 アクセルの前の平原に、馬場武達が現れる中、俺はたった一人でそこに向かう。

 

湊翔「やっぱり来るか。今、祭りの準備中だ。邪魔すんな。」

宗介「無駄だ。お前一人で雷祭りは止められない。」

武「手加減しねぇぞ?」

闘轟「お前を倒して、次は虎雷白夜だ。」

湊翔「俺は一人じゃない。」

 

 俺がそう言うと、闘轟達はそう言う。

 俺たちは、レイズバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、俺の横には、白色のシリンダーと英語でMAGNUMという文字が、馬場武の横には、黒色のシリンダーと英語で黒いMAGNUMの文字が、牛島闘轟の横には、紫色の手の絵とZOMBIEの文字が浮かぶ。

 俺たちは叫ぶ。

 

「「「変身!」」」

 

 そう言って、レイズバックルを操作する。

 

JYA MA TO

SCHWARZ

ZOMBIE

MAGNUM

REDAY FIGHT

 

 俺たちはそれぞれのライダーに変身する。

 馬場武達が向かってくる中、俺はマグナムシューターを撃ち、攻撃を躱しながら攻撃していく。

 だが、3人の武器が俺に当たり、攻撃する。

 

湊翔「くっ……………!?」

Nジャマト「聞こえるぞ。雷祭りの災い音頭が。」

 

 俺が吹っ飛ぶ中、ナイトジャマトはそう言う。

 一方、別の場所では。

 

カズマ「おらっ!ハアッ!」

めぐみん「ハアッ!でやっ!」

ダクネス「ハアッ!はっ!」

 

 カズマ達は、ジャマトと応戦していた。

 カズマはアバターフォームに、めぐみんはフィーバービートフォームに、ダクネスはゾンビブーストフォームになっていた。

 

カズマ「俺たちも負けてられねえぞ!」

めぐみん「そうですね!」

ダクネス「湊翔だけにカッコつけさせてたまるか!!」

 

 カズマ達はそう言うと、ジャマトと応戦していく。

 別の場所では。

 

白夜「オラっ!ハアッ!」

トウカ「ハアッ!てやっ!」

武劉「ハアッ!ふっ!」

朱翼「はっ!ハアッ!」

 

 白夜達も、ジャマトと応戦していた。

 白夜はクラスターフォーム、トウカはフィーバーカリバーフォーム、武劉はフィーバーバスターフォーム、朱翼はハーメルンフォームになっていた。

 

白夜「行くぞ!」

トウカ「うん!」

武劉「油断するな!」

朱翼「ええ!」

 

 白夜達はそう話して戦闘をしていく。

 一方、ゆんゆん達は。

 

ゆんゆん「ハアッ!ふっ!」

リア「ハアッ!でやっ!」

シエロ「はっ!ふっ!」

エーリカ「でやっ!はっ!」

デモニオ「はっ!ふっ!」

ダスト「オラっ!ハアッ!」

リーン「ハアッ!はっ!」

 

 ゆんゆん達も、ジャマトと応戦していた。

 ゆんゆん達は、それぞれのフィーバーフォームへと変身して、デモニオはそのまま戦っていた。

 

ゆんゆん「この街は傷つけさせません!」

リア「アクセルは、アクセルハーツの本拠点だからね!」

シエロ「絶対に守ってみせます!」

エーリカ「そうね!」

デモニオ「手伝ってやるよ。」

ダスト「この街を潰されてたまるかよ!安くお世話になってるんだから、ここでまた恩返し出来なきゃ終わってるだろ!!」

リーン「ダスト……………なんでそんなにやる気なの?」

 

 ゆんゆん達はそう叫びながら、応戦していく。

 一人、サキュバスの店にお世話になってるであろう人が居たが。

 一方、炎魔達の方は。

 

炎魔「はあっ!ふっ!おりゃっ!」

彩花「ハアッ!はっ!」

隼「ふっ!ハアッ!」

龍牙「オラっ!ハアッ!」

 

 炎魔達も、ジャマトと応戦していた。

 

炎魔「あいつらが頑張っているんだ!俺らも頑張らないとな!」

彩花「そうですね!」

隼「僕も師匠として、頑張らないとね。」

龍牙「オラっ!そこを退け!!」

 

 炎魔達はそう言いながら、応戦していく。

 だが、ジャマト達に阻まれ、なかなか進む事が出来ていない。

 櫓ができている中、ナイトジャマトが口を開く。

 

Nジャマト「最後の一つが完成すれば、街中に恐怖の雷が落ちる。」

 

 ナイトジャマトはそう言うと、俺に向かって針を飛ばしてくる。

 闘轟の攻撃で爆発が起きる中、俺は攻撃をしようとするが、馬場武に攻撃される。

 俺が怯んでいると、雷が俺に落ちてくる。

 

湊翔「うわぁぁぁぁ!!?うわっ!?ううっ……………!」

 

 その雷を直接浴びてしまい、変身解除して倒れる。

 俺を嘲笑いながら、馬場武達が近寄る。

 

Nジャマト「ギーツの神話ももう終わりだな。」

武「お前の負けだ。楽しかったぜ。」

闘轟「そこを退け。」

 

 その3人はそう言う。

 だが、俺はまだ諦めていない。

 

湊翔「諦めてたまるか……………!そこに願いがある限り……………!!」

 

 俺はそう言いながら立とうとする。

 アクア祭りはともかく、エリス祭りは、一年を無事に過ごせた事を感謝し、来年が良い一年になる事を願う祭りだ。

 そんな祭りを邪魔させない……………!!

 人々が幸せに暮らせる様な願いを。

 俺は口を開く。

 

湊翔「俺の……………覚悟を思い知れ。」

武「ああ?」

闘轟「ん?」

 

 俺はそう言うと、立ち上がりながら、ブーストレイズバックルを取り出す。

 そして………………。

 

湊翔「うぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 そう叫びながら、ブーストレイズバックルを天に掲げる。

 すると、どこからともなく、荘厳な鐘の音が鳴ると、雷雲に包まれていたアクセルの周囲の空が変化する。

 

Nジャマト「なんだ……………!?」

武「あ?」

闘轟「えっ……………!?」

 

 馬場武達が戸惑う中、俺は体の中心…………いや、心の中が熱く感じていた。

 すると、空から四つの赤い光が現れる。

 

武「あれは……………!?」

闘轟「全部、ブーストレイズバックルか!?」

 

 それを見た馬場武達は、そう叫ぶ。

 そう、あの四つの赤い光は、ブーストレイズバックルなのだ。

 それを見ていた黒石拓巳達は。

 

拓巳「……………遂に覚醒したか。」

ギロリ「ああ。ギーツの覚悟に呼応したんだ。」

ゼウス「さて、どうするのか、見させてもらうぞ。湊翔君。」

ツムリ「ええ……………。」

 

 それを見て、そんな風に反応していた。

 一方、自分の部屋で見ていたジーンは。

 

ジーン「感動するよ、ギーツ。君の生き様に……………!」

 

 ジーンはそんなふうに言う。

 すると、上空を旋回していた四つのブーストレイズバックルは、俺の方へと向かっていく。

 俺はブーストレイズバックルを強く持つと、四つのブーストレイズバックルが組み合わさる。

 すると、衝撃波を放つ。

 

武「ぐっ……………!」

闘轟「うわぁぁぁぁ!?」

 

 その衝撃波は、馬場武達を吹き飛ばす。

 周囲に拡散する中、ブーストレイズバックルの形状が変わっていた。

 それを見た俺は。

 

湊翔「これが俺の求めていた力……………!」

 

 ブーストレイズバックルが変わった姿は、板の様な物が付いた感じだった。

 俺は、それをデザイアドライバーに装填する。

 

SET

 

 すると、俺の周囲にバイクのマフラーから火が出る絵とBOOSTの文字が五つ浮かぶ。

 俺は変身ポーズをとって、叫ぶ。

 

湊翔「変身!」

 

 そう言うと、変化したブーストレイズバックル……………ブーストマークIIレイズバックルのハンドルを捻る。

 

BOOST MARK II

 

 その音声と共に、BOOSTの文字が俺の周囲を回転してアーマーとなり、装着される。

 その姿は、真紅の狐と言える姿だった。

 それを見た馬場武達は。

 

武「マジかよ……………!?」

闘轟「お前は……………!?」

湊翔「……………仮面ライダーギーツ。その言葉を……………お前は信じるか?」

 

REDAY FIGHT

 

 それを見て、馬場武達が驚く中、俺は自然とそう言う。

 俺の声は、多重化している様に感じた。

 俺は歩く中、武達は身構えていた。

 俺は高速移動をして、馬場武達に近寄り、武と闘轟にパンチをする。

 

湊翔「ハアッ!」

闘轟「うわっ!?」

武「くっ………………!?」

 

 俺のパンチを受けて、二人が吹っ飛ぶ中、ナイトジャマトに攻撃する。

 

湊翔「ハアッ!」

Nジャマト「ぐっ…………!うわっ!?」

 

 ナイトジャマトの腹に攻撃して、吹き飛ばすと、すぐにジャンプをして、地面に叩きつける。

 叩きつけられて怯む中、俺は近くの崖へとナイトジャマトをぶつける。

 ナイトジャマトが落ちていく中、俺は少し佇み、すぐにナイトジャマトの方へと向かう。

 

湊翔「ハアッ……………ハアッ!!」

 

 ナイトジャマトは地面にぶつかった後、跳ねて、俺はナイトジャマトを踏みつけながら、地面に着地する。

 そして、俺はデザイアドライバーのリボルブアンロックを押して、ドライバーのロックを外して、半回転させる。

 

REVOLVE ON

 

 その音声が鳴ると、リボルブオンが実行され、ビーストモードになる。

 

湊翔「ハアッ!」

Nジャマト「うわっ!?うわぁぁぁぁ!!」

 

 俺は尻尾のバーミリオンエグゾーストテールでナイトジャマトを吹き飛ばし、他の櫓へと向かう。

 

湊翔「ハァッ……………ハァッ!!」

ジャマト「ケケゼラ〜!?」

 

 一つ目の櫓へと向かうと、ジャマトを吹き飛ばしながら、櫓を破壊する。

 二つ目へと向かい、そこでもジャマトを吹き飛ばしながら櫓を破壊する。

 それを見ていたカズマ達は。

 

カズマ「おい、あれ!?」

めぐみん「何ですかあれは!?」

ダクネス「狐……………!?」

 

 いきなり現れた俺に驚いていた。

 そんな事は後にして、次の櫓へと向かう。

 

湊翔「ハアッ!ハアッ!」

ジャマト「ジャ〜っ!?」

トウカ「今のは……………!?」

白夜「湊翔か?」

朱翼「でも、あの姿のギーツは見た事がありませんよ!?」

武劉「何なんだ……………!?」

 

 次の櫓でも、ジャマトを吹き飛ばしながら櫓を破壊する。

 それを見ていたトウカたちは、そう話す。

 次の櫓へと向かう。

 

湊翔「ハァァァァ…………!ハァァァァ!!」

ゆんゆん「湊翔さん!?」

リア「何だ、あれは……………!?」

シエロ「どうなってるんですか!?」

エーリカ「分かんないわよ!?」

デモニオ「何……………!?」

ダスト「のわっ!?」

リーン「えっ……………!?」

 

 その櫓に居たジャマトを薙ぎ払い、櫓を破壊する。

 それを見ていたゆんゆん達は、驚いていた。

 俺は次の櫓へと向かう。

 

湊翔「はっ!ハアッ!」

ジャマト「ジャ〜っ!?」

炎魔「なにっ!?」

彩花「今のは……………!?」

隼「湊翔君か?」

龍牙「何が起こってんだ?」

 

 ジャマトを踏みつけながら、櫓を破壊する。

 それを見ていた炎魔達は、そう反応する。

 俺は、元の場所に戻る。

 

Nジャマト「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

REVOLVE ON

 

 ナイトジャマトの内の一体が空中にいる中、俺は元に戻り、ブーストマークIIレイズバックルのハンドルを捻る。

 

BOOST STRIKE

 

湊翔「ふっ……………!フッ!ハッ!ハッ!ハアッ!」

 

 その音声が鳴ると、俺は空中でパンチをする。

 すると、拳の形のエネルギー弾が現れる。

 

湊翔「ハァァァァ……………!ハアッ!」

Nジャマト「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

 俺は腕から炎を吹き出しながら、ナイトジャマトへと向かい、思い切りパンチをする。

 ナイトジャマトは地面に叩きつけられる。

 ナイトジャマトが倒れる中、近くに闘轟が来る。

 

武「くそっ…………!やるじゃねぇか。この借りは必ず返すぜ。」

Nジャマト「助けてくれ、闘轟…………!」

 

 馬場武がそう言いながら腹を抑えて、撤退する中、ナイトジャマトはそう言うと、宗介の姿へと変える。

 それを見ていた闘轟は。

 

闘轟「計算が狂ったな。お前を利用すれば、ライコウやギーツを倒せると思ったが…………。」

宗介「俺たち……………親友だろ?」

 

 闘轟はそう言う中、宗介はそう言う。

 だが、闘轟の口から出た一言は、非情な物だった。

 

闘轟「ああ?ただの化け物だろ?」

 

 闘轟がそう言うと、宗介の心のひび割れが大きくなっていく。

 

闘轟「宗介はもう……………この世界にはいない。」

 

 闘轟はそう言うと、そのまま去っていく。

 宗介は手を伸ばすが、その途中でナイトジャマトとしての姿に戻る。

 

Nジャマト「ロエゼラビビデウ(待ちやがれ)!!」

 

 ナイトジャマトはそう言うが、体が限界を迎えたのか、崩壊して、そのまま灰となる。

 櫓もまた、崩れていく。

 やったか……………。

 マジで疲れたな……………。

 変身解除すると、俺はそのまま倒れる。

 意識を失う瞬間、トウカ達の叫び声が聞こえた気がしたが……………。

 そして、意識を失う。

 その頃、ゼウスは、別の部屋に居た。

 

ゼウス「覚醒したんだな。湊翔よ。」

拓巳「そうだな。」

 

 ゼウスがそう呟くと、拓巳はそう言う。

 すると、拓巳が口を開く。

 

拓巳「アンタの予定通りって訳だな。あのブーストレイズバックルを介して、あいつ(湊翔)に、創世の力の種が宿った。そうなる様にアンタ達が湊翔の一部をデザインしたんだからな。」

ゼウス「ああ。」

 

 拓巳はそんな風に言うと、ゼウスはそう答える。

 その言葉の意味とは……………。




今回はここまでです。
湊翔が遂に、ブーストマークIIを獲得しました。
湊翔は、エリス祭りにかける願いを見て、覚悟を決めた。
それに呼応して、ブーストマークIIが顕現。
雷ジャマト祭りで、アクセルが滅ぶのを阻止しました。
アクセルが滅ぶと、人類の戦力に大打撃が及びますからね。
戦力が増えなくなり、そのまま滅亡してしまう。
次回は、エリス祭りとアクア祭りの話に入っていきます。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今日のガッチャードは、プラチナガッチャードが登場しましたね。
強いです。
グリオンは、オルテカみたいに再登場しそうですよね。
グリオンが使っていた剣が、SAOのキリトが使っていたユナイティウォークスのリペイントだとわかって、驚きました。
ギーツあにめも、今日で最終回。
面白かったです。
ギーツの物語は、仮面ライダーゲイザーで一旦は終わりだと思いますが、アウトサイダーズでツムリが出てくるので、どうなるのか楽しみです。
リクエストは、活動報告から受け付けています。
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