トウカ達とデートした後、俺たちは屋敷へと戻った。
すると。
ダクネス「おい黒幕。今回の件に関して、何か申し開きはあるか?」
ダクネスがそう言っていた。
その目の前には、カズマとアクアが正座して座っていた。
どういう状況だ?
俺たちが呆然とする中、カズマが口を開く。
カズマ「おい、助けてくれた事には感謝してるけど、この扱いはどういう事だよ。それに黒幕って何の事だよ。俺が警察に捕まってる間に何があったのか、ちゃんと説明しろよな。」
カズマはそう言いながら、いつでも土下座が出来るように両手を床に置いていた。
なんか疚しい事でもあるのか?
すると。
ダクネス「まず聞こう。……………お前、商店街の会長に祭りの共同開催を持ちかける時、こう言ったそうだな。アクシズ教団とエリス教団を煽って対立させれば、それだけで祭りが盛り上がり儲かる、と。」
ダクネスがそう言うと、カズマは流れる様に土下座を敢行した。
そういう事か。
アクシズ教団は世間からは嫌われているので、そんな事が出来るはずが無いと思っていたが、これで腑に落ちた。
そこから、ダクネスは色々と説明を続ける。
共同開催を提案したのは、アクアではなく、カズマである事、色々ないかがわしい企画の発案者もカズマである事。
そして、会長が謝礼をここに持って来たことで、露見したという事だ。
何やってんだ………………。
俺たちが呆れた視線を向けると、ダクネスが口を開く。
ダクネス「そんなに申し訳なさそうな顔をするなカズマ。まるで私たちがお前を虐めているようでは無いか。まあ、祭りの売り上げの一部を掠めるなどと行った事は、前領主の残した悪しき風習だからな。だからお前は何も悪く無い。これを堂々と受け取って良いのだ。…………ほら、受け取らなくて良いのかアドバイザー殿?」
白夜「あのおっさん、そんな事してたのか。」
ダクネスはそんな風に言いながらお金が入った袋をカズマに見せる。
それを聞いて、白夜はそう呟いていた。
アルダープの性格上、それはやりそうだなとは思うけどな。
すると、めぐみんが口を開く。
めぐみん「まあ待ってくださいダクネス。私はそちらの事よりも、気になる事があるのです。……………カズマ。聞くところによるとあなたは、最近色んな
???「そうなのですか!?」
めぐみんがそんな風に言うと、別の声が聞こえてくる。
俺たちがその方を向くと、そこには、見覚えのある人がいた。
トウカ「あ、アイリス様!?」
湊翔「えっ!?嘘っ!?」
その人を見て、俺たちはそう叫ぶ。
そこに居たのは、アイリスだったのだ。
俺たちが驚く中、ダクネス達が口を開く。
ダクネス「私たちも驚いたのだが…………いつの間にか、アクセルに来ていたのだ。」
湊翔「でも、どうやって来たんだ?」
朱翼「どうやら、アイリス様も仮面ライダーになったようで………………。」
武劉「それで、デザイア神殿を経由して、ここまで来たようだ。」
ダクネスがそう言うのを聞いて、俺がそう聞くと、朱翼と武劉はそう言う。
アイリスも仮面ライダーになったのか。
だから、デザイア神殿を介して、ここまで来たってわけか。
ダクネス「まあ、時期にクレア殿とレイン殿も来る。しばらくは、この屋敷で預かる事にしたのだ。」
アイリス「クレアとレインには内緒で来ました!」
湊翔「行動力すごいな……………。」
トウカ「カズマは分かったけど、何でアクアも正座させられてるの?」
ダクネスがそう言うと、アイリスはそんな風に言う。
俺がそう呟くと、トウカはそう言う。
確かに、アクアも正座させられているという事は、何かをやらかしたという事なのだろうが。
すると、アクアが口を開く。
アクア「……………ねえダクネス。私と話をしましょうよ。あの仮面悪魔ですら言ってたわ。人という物は、会話が成り立つ種族である、って。」
ダクネス「そうだな。話し合うのは大切な事だと思う。最初から話し合えば、そもそもこんな騒ぎにはならなかったからな。」
アクアがそんな理性的な事を言うと、ダクネスはそんな風に言い、めぐみんに目配せをして、アイリスを外に出す。
そこから、詳しく話を聞く事に。
女神エリスコンテストが行われた時、アクシズ教徒はエリス教団にとどめを刺すべく、アクア考案の商売を始めた。
その商売が問題だったのだ。
それは………………ネズミ講だった。
それを聞いて、俺を始めとする日本人組は唖然となった。
湊翔「アクア……………お前……………!?」
白夜「遂に犯罪に手を染めやがったな。」
朱翼「やりましたね………………。」
武劉「お前………………。」
俺たちはそう言うと、ゴミを見る視線でアクアを見る。
仮にも女神なのに、遂に犯罪に手を染めやがった。
ネズミ講……………別名、無限連鎖講という。
それは、金品を払う参加者が無限に増加するという前提において、2人以上の倍率で増加する下位会員から徴収した金品を、上位会員に分配することで、その上位会員が自らが払った金品を上回る配当を受けることを目的とした金品配当組織のことである。
要するに、詐欺を行ったのだ。
こいつ、前の世界ほど法整備されていない事をいい事にやりやがったな。
ちなみに、儲け過ぎた結果、ダクネスにあっさり見つかったという。
すると、アクアが口を開く。
アクア「だってしょうがないじゃない!何とかコンテストにエリスが大人気なく参加したりしちゃったもんだから、あのままじゃエリス教団に盛り返されてたもの!それに、来年からのアクア祭り単独開催の為には大金が……………!」
武劉「…………それが犯罪を犯す為の言い訳になるか!」
ダクネス「元はと言えば、アクアがアクシズ教団の祭りも開催したいなどと我儘を言い出したからで……………。」
アクアがそう言うと、犯罪には厳しいであろう2人が大きく叫ぶ。
すると、アクアが駄々を捏ねる。
アクア「だってだって!エリスばっかりズルいじゃない!どうして私の祭りがないのよ!どうして私を称えてくれないのよ!私だって崇めて甘やかしてよ!それに、ネズミ講はまだ犯罪じゃないはずよ!」
白夜「今の所は犯罪じゃないが、だからと言って、犯罪を犯して良いわけがあるか!!」
朱翼「確かに、まだ法整備が追いついていませんからね………………。」
アクアがそう言うと、白夜と朱翼はそう言う。
本当だよ。
俺は小声でトウカに話しかける。
湊翔「……………なあ、アクアの奴。女神としての資格を剥奪しても良いんじゃないのか?流石にやり過ぎだろ。」
トウカ「………………擁護出来ないわね。」
俺がそう言うと、トウカは呆れた表情でそう言う。
これは、ゼウスによる説教案件か?
すると、ツムリの声が聞こえてくる。
ツムリ「皆さん!」
湊翔「ツムリ。」
トウカ「どうしたの?」
ツムリ「アクセルの周辺にジャマトが出現しています!至急、集まって下さい!」
ツムリが現れた事にそう聞くと、ツムリはそう言う。
ジャマトが来るのかよ!
俺たちは、デザイア神殿に向かう。
そこには、浬鳥や狼菜、アクセルハーツ、ゆんゆんの姿があった。
ちなみに、アイリスも来た。
本人曰く。
アイリス「私も仮面ライダーなんです!一緒に戦わせて下さい!」
そんな風に言って来た。
無下にも出来ず、アイリスも連れて来た。
すると、白夜が口を開く。
白夜「そういや、聞き忘れたけどさ、4人でのデートはどうだった?」
湊翔「はっ!?」
白夜がそんなふうに聞いてきて、俺は驚き、顔を赤くする。
一方、トウカ、ゆんゆん、リアの3人は、満足そうにニコニコしていた。
あのデートは悪くないけど、恥ずかしいし、殺意を向けられるし。
すると、朱翼と浬鳥が口を開く。
朱翼「楽しめたみたいですね。」
浬鳥「こんな可愛らしい女性たちとデートなんて良かったですね。」
湊翔「まぁ…………うん。その……………楽しめた……………よ。」
朱翼と浬鳥がそう言うと、俺は照れ臭そうにそう言う。
悪くないけど、3人への対応を考えていたんだよ。
それを見て、その場にいる狼菜を除く全員がニヤニヤしながら俺の事を見ていた。
アイリスの場合は、微笑ましそうに見ていただけだが。
すると、狼菜がダウンしているのを見て、口を開く。
湊翔「……………それはそうと、何で狼菜はダウンしてるんだ?」
白夜「ああ……………実はな、お前達がデートに行った後、俺たちは祭りを見てたんだよ。すると、狼菜が人混みに流されて迷子になったり、人見知りだから人に道を聞くのも難しく探すのに時間がかかったたり、おまけに狼菜がナンパされてて人見知りゆえに強く否定もできず困ってたときになんとか見つけたんだ。」
俺がそう聞くと、白夜はそう言う。
確かに、人見知りにとって、ナンパされるのは本当に酷だろうな。
人酔いしたのか、狼菜は顔を青くしていた。
すると、ゆんゆんが申し訳なさそうに言う。
ゆんゆん「すいません、置いていってしまって。」
狼菜「だ、大丈夫……………ゆんゆんと話すようになって、今なら人と上手く話せると思って自分のことを過信しすぎてた私が悪いから…………。」
ゆんゆんがそう言うと、狼菜はそんな風に言う。
顔青いっすよ?
湊翔「その……………今日はやめとくか?」
狼菜「いえ、大丈夫です。」
俺がそう聞くと、狼菜はそう言う。
まあ、本人が大丈夫だって言うなら、大丈夫か。
そうして、俺たちは話を聞く事に。
ツムリ「現在、アクセルの街の近くに、ジャマトが多数出現しました。」
カズマ「もしかして、ジャマトグランプリが始まったのか?」
ギロリ「分からない。ジャマトグランプリ側の考えは、全く読めないからね。」
めぐみん「それもそうですね。」
ツムリ「とにかく、ジャマトを倒して下さい。」
湊翔「分かった。」
ツムリがそう言う中、カズマがそう聞くと、ギロリさんはそう言う。
まあ、把握出来ないからな、ジャマトグランプリ側の考えは。
俺たちは、別々に別れて行う。
俺はトウカ、ゆんゆん、リアの3人と組む事に。
湊翔「……………来たな。」
トウカ「ええ。」
ゆんゆん「私も頑張ります!」
リア「ああ!」
俺たちはそう話すと、それぞれのレイズバックルを取り出す。
俺はブーストマークIIを、トウカとリアはコマンドツインバックルを、ゆんゆんはフィーバースロットとステルスのレイズバックルを。
それを見たトウカは、不安げに言う。
トウカ「それを使うの……………?」
湊翔「少しでも、これに慣れておきたいからな。」
ゆんゆん「はい。」
リア「行こう!」
トウカがそう言う中、俺はそう答え、変身を開始する。
『SET』
『SET FEVER』
その音声がなると、俺の周囲にバイクのマフラーから火が出る絵とBOOSTの文字が五つ浮かび、ゆんゆんの隣には、スロットの絵柄とステルス戦闘機の絵とSTEALTHの文字が浮かぶ。
俺たちは叫ぶ。
「「「「変身!」」」」
そう言って、それぞれのレイズバックルを操作する。
『BOOST MARK II』
『GREAT』
『HIT FEVER STEALTH』
『REDAY FIGHT』
俺はブーストフォームマークII、トウカとリアはレイジングフォーム、ゆんゆんはフィーバーステルスフォームに変身する。
すると、トウカとリアの元に武器が転送される。
『RAISING SWORD』
『RAISING SPEAR』
トウカはレイジングソードを、リアは槍を持つ。
それを見た俺は。
湊翔「あれ?レイジングフォームは、レイジングソードじゃないのか?」
リア「ああ……………ツムリさん達から聞いたんだが、私は槍が得意だから、そうなるように調整したらしい。」
俺がそう聞くと、リアはそう答える。
確かに、得意な武器を使う方が良いかもしれないな。
俺はそう思いながら、トウカ達と一緒に、戦闘を開始する。
一方、カズマ、めぐみん、ダクネス、アイリスの4人は。
カズマ「まさか、アイリスも仮面ライダーになるなんてな。」
アイリス「これで、お兄様と一緒に戦えますね!」
めぐみん「そんな事は良いですから、来ますよ!」
ダクネス「ああ。」
カズマ達はそう話すと、変身を開始する。
『SET』
『SET FEVER』
レイズバックルを装填すると、待機音が流れてきて、カズマ達の横には、それぞれが装填したレイズバックルの絵が書かれていた。
4人は叫ぶ。
「「「「変身!」」」」
そう言って、レイズバックルを操作する。
『BEAT』
『DUAL ON』
『ANOTHER FORM TO WEAR』
『HIT FEVER BEAT』
『ZOMBIE & BOOST』
『PROMINENCE』
『REDAY FIGHT』
カズマはタイクーン・アバターフォーム、めぐみんはフィーバービートフォーム、ダクネスはゾンビブーストフォーム、アイリスは仮面ライダーフェネクス・プロミネンスフォームに変身する。
カズマ「アイリス、それは…………?」
アイリス「私が変身する仮面ライダーフェネクスだそうです!」
めぐみん「ぐぬぬぬ…………!かっこいいではないですか。」
ダクネス「とにかく、行くぞ!」
カズマ達はそう話すと、戦闘を開始する。
一方、白夜、朱翼、武劉、狼菜、シエロ、エーリカは。
白夜「随分と大量だな。」
朱翼「ですね。」
武劉「街に入れるわけにはいかん。食い止めるぞ!」
シエロ「大丈夫ですか?」
エーリカ「無理はしない方が良いんじゃないの?」
狼菜「大丈夫です。行きましょう。」
白夜達はそう話す。
シエロとエーリカが話す中、狼菜は何とか立ち直り、変身する。
『SET LREGULATION』
『SET』
『SET FEVER』
それぞれのレイズバックルを装填する中、白夜達は叫ぶ。
「「「「「「変身!」」」」」」
そう言って、レイズバックルを操作する。
『UNPREDICTABLE EVOLUTION』 『MONOCHROME CLUSTER』
『BUSTER』
『FIGHTER』
『DANCER』
『HAMELN』 『HIT FEVER BUSTER』
『HIT FEVER FIGHTER』
『HIT FEVER DANCER』
『HUNTER CLAW』
『REDAY FIGHT』
白夜はライコウ・クラスターフォーム、朱翼はスワン・ハーメルンフォーム、武劉はダイル・フィーバーバスターフォームに、シエロとエーリカはそれぞれのフィーバーフォームに、狼菜はロポ・ハンタークローフォームに変身する。
白夜達は、戦闘を開始する。
白夜「おらっ!ふっ!ハァァァァ!」
白夜は、白と黒と黄色の残像を残しながら高速移動をして、瞬く間にジャマトを倒していく。
朱翼「はっ!フッ!でやっ!」
朱翼は、ハーメルンソードを持って、ジャマトに攻撃していく。
武劉「はっ!ふっ!はっ!」
武劉は、両手のクローを使った攻撃や格闘技、砲撃でジャマトを倒していく。
シエロ「ハアッ!でやっ!」
シエロは、パンチや格闘戦などで倒したり、魔法を使って攻撃したりしていく。
エーリカ「ハアッ!てやっ!」
エーリカは、ダンサーダガーを使って、攻撃していく。
狼菜「はっ!てやっ!」
狼菜は素早く動き、両手の爪でジャマトを切り裂いていく。
白夜達はジャマトを相手に善戦していた。
一方、俺たちは。
トウカ「ハアッ!ふっ!」
リア「はっ!でやっ!」
トウカとリアは、レイジングフォームの状態でも、それぞれの武器を使って、ジャマトと戦っていた。
2人がある程度攻撃すると、チャージ音が鳴り、2人はレイズバックルを操作する。
『FULL CHARGE』
その音声が鳴るとキャノンのバックルが外れて、2人はデザイアドライバーに装填する。
『TWIN SET』
すると、トウカとリアの目の前に、飛行機の翼の絵と英語でJETの文字が上側に、キャノンの絵と英語でCANNONの文字が下側に出てくる。
2人はレイズバックルを操作する。
『TAKE OFF COMPLETE JET & CANNON』
『REDAY FIGHT』
2人はコマンドフォーム・ジェットモードに変身する。
2人は、攻撃をしていく。
ゆんゆん「ハアッ!でやっ!」
ゆんゆんは、魔法を使って攻撃をしていく。
湊翔「ふっ!はっ!でやっ!」
俺は高速で移動をして、ジャマトを倒していく。
やっぱり、結構負荷があるな。
すると。
武「よお、湊翔。」
トウカ「馬場武!?」
そんな声が聞こえてきて、俺たちはそっちを向くと、馬場武の姿があった。
武「もう一回見せてくれよ。お前の新たな力をよ!!」
湊翔「くっ!」
馬場武はそう叫ぶと、俺に向かってくる。
俺は馬場武と応戦する。
武「ハアッ!ふっ!おらっ!」
湊翔「ふっ!ハアッ!」
武は黒いマグナムシューターで攻撃したりする中、俺はそれを躱して、高速移動をして攻撃していく。
武「やるじゃねぇか!もっと俺を楽しませてくれ!!」
湊翔「別に、お前を楽しませる為に強くなったんじゃない!!」
俺と馬場武はそう言うと、再びぶつかり合う。
一方、カズマ達は。
カズマ「おらっ!はっ!」
カズマはアバターフォームの状態でニンジャデュアラーを持ち、攻撃していく。
めぐみん「ハアッ!ふっ!でやっ!」
めぐみんは、二振りのビートアックスを持って、ジャマトに攻撃していく。
ダクネス「ハアッ!でやっ!」
ダクネスは、ブーストの力で加速しつつ、ゾンビブレイカーで攻撃していく。
アイリス「ハアッ!でやっ!」
アイリスは、プロミネンスレイズバックルの武器であるプロミネンスソードを持って、攻撃をしていく。
カズマ「やるじゃねぇか!」
アイリス「私は王族ですから!」
めぐみん「なんか、複雑ですね……………。」
ダクネス「うむ…………。」
カズマとアイリスがそう話す中、めぐみんとダクネスは複雑な表情で見ていた。
すると。
???「はぁ〜い、タイクーン。」
カズマ達「っ!?」
そんな声が聞こえてきて、カズマ達は声がした方を向くと、そこには一人の女性がいた。
カズマ「ベロバ!?」
めぐみん「敵が自ら現れるとは!」
ダクネス「貴様、何の用だ!?」
ベロバ「用があるのは、タイクーンだけよ。」
カズマ「は?」
そこに居たのはベロバだった。
それを見て、カズマ達が身構えると、ベロバはそう言う。
カズマが首を傾げる中、ベロバは口を開く。
ベロバ「今日はアンタの誕生日らしいじゃない。特別なプレゼントがあるから、来なさい。」
『CRASH MODE』
『LASER CRASH』
ベロバがそう言いながらレーザーレイズライザーを操作すると、カズマとベロバが転送される。
めぐみん「カズマ!?」
ダクネス「消えた!?」
アイリス「お兄様!?」
それを見て、めぐみん達がそう叫ぶが、誰も居なくなっていた。
一方、カズマは。
カズマ「………………えっ!?どこだよここは!?」
カズマは転送された事に驚いていた。
周囲は、どこかの闘技場の様だった。
すると。
???「やあ、佐藤和真。」
カズマ「っ!?」
そんな風に声をかけられて、カズマが声のした方を向くと、そこには桜井要の姿があった。
カズマ「桜井要!?」
要「やあ。早速だが君には、誕生日プレゼントを渡したいと思ってね。」
カズマ「誕生日プレゼント?」
要「ああ。題して、君一人で100体のジャマトと僕に戦ってもらうのさ。」
カズマがそう言うと、桜井要はそう言う。
カズマが首を傾げる中、桜井要は既に変身しており、背後には大量のジャマトが居た。
カズマ「ハアッ!?そんな誕生日プレゼントなんていらねぇよ!!」
要「まあそう言わずに。たっぷりと堪能してくれ!!」
カズマがそう叫ぶと、要もそう言いながらカズマの方へと向かう。
一方、俺と馬場武は。
湊翔「ハアッ!ふっ!」
武「おらっ!はっ!」
俺と馬場武は、互角に戦っていた。
すると。
武「やるじゃねぇか。今日は目的を達成してるし、お暇するぜ。また戦おうぜ?」
湊翔「おい!」
馬場武はそう言うと、あっという間に去ってしまう。
俺は追いかけようとするが、眠気が限界にまで来てしまい、そのまま昏倒してしまう。
トウカ「湊翔!?」
ゆんゆん「湊翔さん!?」
リア「大丈夫か!?」
トウカ達は俺に駆け寄る。
トウカ「寝てるみたいだ……………。」
ゆんゆん「どうして寝ちゃうの……………?」
リア「もしかして、湊翔が使ってたバックルの影響か?」
トウカ達がそう言う。
すると、スパイダーフォンに連絡が入る。
トウカ「何だ?……………えっ!?」
リア「どうしたんだ?」
トウカ「スパイダーフォンを見てくれ!」
ゆんゆん「えっ?」
トウカがスパイダーフォンを見て驚くと、リア達も見る。
そこには、カズマと要の戦闘の様子が映し出されていた。
一方、カズマ達は。
カズマ「おらっ!はっ!」
要「ふっ!はっ!」
カズマは、アバターフォームのバイクの装備を使って、ジャマトを蹴散らしていく。
要は、カズマに攻撃を仕掛けていく。
カズマもジャマトを倒していくが、多勢に無勢というのもあって、追い詰められていた。
カズマ「くそっ……………!?」
要「ふっ!」
カズマがそう毒づく中、要は黒いニンジャデュアラーで攻撃する。
カズマは吹っ飛ぶ。
それを見た要は、ジャマトに攻撃を止めさせ、カズマに話しかける。
要「佐藤和真。僕たちの仲間になりませんか?」
カズマ「誰が……………!」
要「……………よく考えてください。あんな仲間と一緒に戦って何の意味や価値がありますか?」
要がそう言うと、カズマはそう言い、要はそう聞く。
それを聞いたカズマは。
カズマ「当たり前だ、あいつらと笑える世界を守るためなら命だってかけてやる…………!」
要「下らないですね。」
カズマ「うるせぇよ……………どんな人間にだって譲れない大切なもんがある。皆、それを守るために命かけて仮面ライダーやってんだよ……………!だったら、俺も最後の最後まで仮面ライダーとして戦うだけだ!」
カズマはそう言いながら立ち上がると、要はそう吐き捨てる。
それでも、カズマはそう言う。
カズマなりに得た仮面ライダーとしての姿なのだろう。
それを聞いた要は。
要「……………そうですか。残念です。始末してください。」
要は失望したかの様にそう言い、ジャマトにとどめを刺す様に指示をする。
ジャマトがカズマの方へと向かおうとすると。
???「アッパレよ!佐藤和真!」
そんな声と共に、ジャマトが吹っ飛ぶ。
その声の主は。
カズマ「ケケラか!」
ケケラ「待たせたわね!」
そう、ケケラだった。
ケケラは変身した状態で入ってきていた。
ケケラ「カズマ!アンタにこれを渡すわ!」
ケケラはそう言うと、バックルをカズマに渡す。
それは、ブーストマークIIレイズバックルだった。
カズマ「これは……………。」
ケケラ「アンタなら使えるんじゃない?」
カズマ「……………ったく。しょうがねぇなぁぁぁぁぁぁ!!」
カズマはそれを見る中、ケケラはそう言う。
カズマはそう叫ぶと、ブーストマークIIレイズバックルを装填する。
『SET』
その音声が鳴ると、カズマの周囲にバイクのマフラーから火が出る絵とBOOSTの文字が五つ浮かぶ。
カズマは、バックルを操作する。
『BOOST MARK II』
『REDAY FIGHT』
その音声が鳴ると、カズマはブーストフォームマークIIに変身する。
要「何……………!?」
ケケラ「行くわよ、カズマ!」
カズマ「ああ!」
要が驚く中、ケケラとカズマは向かっていく。
カズマ「おらっ!ハアッ!」
カズマは素早く動いて、ジャマトを倒していく。
ケケラ「ハアッ!はっ!」
ケケラはジャンプしながらレーザーレイズライザーを撃ち、ジャマトを倒していく。
二人の攻撃によって、ジャマトは倒される。
要「ハァァァァァ!」
カズマ「おらっ!はっ!」
要がそう叫びながら向かう中、カズマも要の方に向かい、攻撃をしていく。
要も攻撃していくが、ブーストマークIIの力に押され気味だった。
要「なっ!?こんな筈じゃ……………!?」
ケケラ「一気に決めるわよ!」
カズマ「おう!」
要がそう言うと、カズマとケケラは必殺技を叩き込もうとする。
『FINISH MODE』
『LASER VICTORY』
『BOOST STRIKE』
カズマ「でやっ!」
ケケラ「ハァァァァァ!」
要「ぐぅぅぅぅぅ!?」
カズマの拳のパンチとケケラの銃撃が要の近くで着弾して、爆発する。
それを受けて、要は変身解除する。
カズマ「俺の勝ちだ。」
要「こんな筈じゃ……………この借りはいずれ返します。」
カズマがそう言うと、要は悔しそうにそう言いながら、去っていく。
カズマが変身解除すると、倒れかけるが、ケケラが支える。
カズマ「ケケラ……………。」
ケケラ「良くやったわね。」
二人はそう話すと、闘技場から去っていく。
ジャマトを倒した後、祭りの打ち上げが行われていた。
ただし、俺は寝てしまっているので、参加していない。
カズマ達は、打ち上げを楽しんだ。
そして、クレアとレインの二人がアイリスを迎えにきた。
クレア「アイリス様!いつの間にアクセルに来ていたのですか!?」
アイリス「ごめんなさい。」
レイン「でも、無事で良かったです。」
クレアがそう言うと、アイリスは謝る。
レインがそう言う中、カズマが口を開く。
カズマ「アイリスだって、来たかったんだから別に良いだろ?」
クレア「貴様、少し黙っていろ。」
ダクネス「とにかく、アイリス様の事、頼みます。」
レイン「はい。それでは、テレポート!」
カズマがそう言うと、クレアはそう言い、ダクネスはそう言う。
レインのテレポートによって、アイリス達は王都に帰った。
白夜「それにしても、湊翔の奴、ブーストマークIIを使ったんだってな?」
トウカ「うん。今は寝てる。」
朱翼「やはり、あのバックルが関係していそうですよね。」
武劉「まあ、カズマも手に入れたわけだが……………。」
白夜達がそう話す中、めぐみんの肩にカズマが寄りかかる。
めぐみん「カズマっ!?」
ダクネス「寝ている様だな……………。」
アクア「ったく。こんな所で寝ないでよ。」
めぐみん「まあまあ。今日の所は良いではないですか。それでは、運ぶのを手伝ってください。」
カズマが寄りかかって来た事に驚いたが、寝ていると分かり、アクアはそう言う。
めぐみんたちは、カズマを連れて、屋敷へと帰るのだった。
今回はここまでです。
今回は、カズマの活躍回です。
カズマも、ブーストマークIIを獲得しました。
ファイナルステージで、タイクーンがブーストマークIIになっていますし。
今回の話で第10章は終わり、第11章に入ります。
次回は、狐狩りゲームをやろうかなと思います。
どんな感じにやるのかは、色々と考えています。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今日のガッチャードは、色々と落差が激しかったですね。
雉野役とソノザ役の人が出てきたと思ったら、りんねと静奈がアトロポスによって対立されたり。
次回は、ガッチャードが何故かマジェードにライダーキックを行っているので、りんねが死ぬんですかね。
それを見て、『城之内死す』が頭をよぎりましたね。
もしりんねが死んだら、ギーツに続いて、31話で2号ライダーが死ぬ事になりますね。
果たして、どうなるのか。
そして今日は、ギーツエクストラの仮面ライダーゲイザーが配信されましたね。
ニラムの過去が分かったりして、良い作品でした。
そして、ジャマト・アウェイキングへと繋がる。
ギーツエクストラの仮面ライダーゲイザーは、この小説でもやる予定です。
ネメルやミイルも出す予定です。
ゲイザーでリクエストがあれば、受け付けています。
そして、アウトサイダーズで新たな仮面ライダー、ゼロスリーが判明しましたね。
変身者は誰なのか。
自分的には、イズかワンチャン或人社長ですかね。
高橋文哉さんが忙しいので、厳しいと思いますが。
ジョージ・狩崎も動くかどうか気になるので、楽しみです。