この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第95話 性別転換

 カズマ達が違う世界に行っている間、何があったのか。

 それは、少し前にまで遡る。

 キバのミッションを終えた後、俺たちは。

 

湊翔「さてと、どうしたもんかな。」

めぐみん「カズマとアクアがまだ帰ってきませんよ!?」

ダクネス「どうしたものか………………。」

トウカ「ツムリ達に聞いてみたけど、まだ、カズマ達をどうやって元の世界に戻すのかは、分からないだって。」

白夜「まあ、ウィズが仕入れたあの魔道具が関係していそうだがな。」

朱翼「そうですね。あの魔道具が、カズマ達を転送したんですし。」

武劉「明日、ウィズの店に向かうぞ。」

 

 俺たちはそんな風に話す。

 あの魔道具は一体、何なのだろうか。

 別の世界に転移させるなんて、相当な魔道具だぞ。

 俺たちは翌日、ウィズの店に向かう事にして、寝る事にした。

 その翌日、俺たちはウィズの店へと向かう。

 すると。

 

ダスト「お、湊翔達じゃねぇか。」

リーン「久しぶり!」

湊翔「ダスト、リーン!」

 

 そんな風に声をかけられた。

 そこには、ダストとリーンの姿があった。

 随分と久しぶりな気がするな。

 

トウカ「2人はどうしたんだ?」

ダスト「いやなぁ……………。」

リーン「ダストがまた借金を増やしたから、クエストに行って、集めた物をウィズさんの店で鑑定してもらうのよ。」

朱翼「また借金を作ったんですか。良い加減、ギャンブルはやめたらどうですか?」

ダスト「うるせぇ!ギャンブルは俺の生き甲斐なんだよ!!」

武劉「やれやれ……………。」

 

 トウカがそう聞くと、ダストとリーンの2人はそう言う。

 まだギャンブルをやってたのか。

 朱翼が呆れながらそう言うと、ダストはそう叫び、武劉は呆れる。

 俺たちは、ダストとリーンも連れて、ウィズの店に向かう。

 しばらくすると、ウィズの店に到着する。

 

湊翔「ウィズ。ちょっと聞きたい事があるんだけど……………。」

バニル「何度言えば分かるのだポンコツ店主め!怪しげな魔道具を拾ってくるなと何度も言っているであろうが!」

ウィズ「うう……………でも、棚が寂しくて……………。」

 

 俺がそう聞きながら入ろうとすると、バニルとウィズのそんな声が聞こえてくる。

 俺たちが呆気に取られる中、バニルが口を開く。

 

バニル「何だ、貴様らか。用件は分かっている。タイクーン達を転送した魔道具の件に、鑑定であろう。ポンコツ店主よ。少しは手伝え。」

ウィズ「は、はい!」

白夜「忙しそうだな……………。」

武劉「まあ、待つしか無いだろう。」

湊翔「だな。」

 

 バニルがそう言うと、ウィズと共に作業を始めてしまう。

 俺たちは待つことにした。

 すると。

 

ジャマト「ジャ〜!」

ウィズ「きゃっ!?」

バニル「貴様!店内を荒らすで無いわ!」

湊翔「っ!?何の音だ!?」

めぐみん「ジャマトの声もしませんでしたか!?」

ダクネス「ああ……………。」

 

 店の奥からそんな声が聞こえてきて、俺たちはそう話す。

 すると、店からジャマトが出てきて、俺たちは身構える。

 ジャマトは。

 

ジャマト「ジャ〜!」

湊翔「何だ!?」

白夜「眩しっ!?」

武劉「くっ!?」

 

 ジャマトは、ウィズが持っていた筈の魔道具を起動すると、その光を俺たちに浴びせてくる。

 俺たちは、その眩しさに顔を腕で守る。

 しばらくすると、視界が戻ってくる。

 

湊翔「……………何だったんだ?」

白夜「分からねぇな……………。」

朱翼「皆、無事ですか?」

めぐみん「はい……………。」

ダクネス「何だったんだ……………!?」

武劉「さあな。」

ダスト「ったくよ………。」

リーン「何だったのかしら……………?」

 

 俺たちはそう話す。

 ジャマトはどうやら、逃げた様だが。

 すると。

 

トウカ「み……………皆、鏡を見て!なんか、姿が変わってるわよ!?」

湊翔「えっ?」

 

 トウカはそんな風に叫ぶので、店のガラスを見る。

 すると、そこには見覚えのない姿が映っていた。

 

一同「えっ?えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

 俺たちはそんな風に叫ぶ。

 すると。

 

浬鳥「皆、大丈夫………………ではないね。」

湊翔「浬鳥か!?」

 

 ウィズの店に浬鳥が駆け込んで来るが、俺たちを見て、そう言う。

 俺たちは浬鳥に聞く。

 

湊翔「一体どうなっているんだ!?」

めぐみん「何で私たちの性別が変わっているんですか!?」

ダスト「おいおいおい!どうなったんだよ!?」

浬鳥「今から説明しますから!」

 

 俺、めぐみん、ダストがそう聞くと、浬鳥はそう言う。

 俺たちは、話を聞く体勢に入る。

 ちなみに、バニル達は作業をする為、奥に籠るとの事だ。

 

ダクネス「それで、何が起こっているんだ?」

トウカ「確実にあの魔道具の影響なんでしょうけど……………。」

浬鳥「それに関しては説明するわ。あの魔道具は……………光を浴びた人の性別を逆転させる物なのよ。」

武劉「は?」

 

 ダクネスとトウカがそう聞くと、浬鳥はそう言い、武劉は首を傾げる。

 ちなみに、トウカはそのままだった。

 浬鳥曰く、その魔道具は浬鳥の昔の知り合いの魔法使いが作って、その人も日本人なのだが、作った動機というのは、猫を人型にしてケモ耳美少女にするという物だった。

 なんて用途で作ったんだよ。

 要は、生物の肉体を改造する魔道具だそうだ。

 ただ、何を間違ったのか、生物を別の種族にするではなく、「性別を変える」魔道具になってしまったという。

 ただ、当の本人曰く、TS美少女も悪くないとか宣っていたらしい。

 ふざけんな。

 俺たちはジト目でそう思う。

 

浬鳥「……………そういう訳で、その魔道具を回収しようと思ったんだけど……………ごめんなさい。手遅れだったみたいね。効果自体は、ある程度の時間が経てば、元に戻るんだけど。」

朱翼「まあ、しょうがないですよ。」

リーン「そうね。」

 

 浬鳥は申し訳なさそうにそう言うと、朱翼とリーンはそう言う。

 ちなみに、トウカが変わらなかった理由は、光を浴びていなければ問題なく、ダクネスが遮っていたので、問題ない様だ。

 俺たちのそれぞれの容姿を確認することにした。

 

トウカ「……………何だか、複雑な気分ね。」

朱翼「湊翔さんって、女性になると本当にスタイルが良いんですよね……………。」

リーン「そうね……………。」

湊翔「そんな風に言われても……………。」

 

 俺は、腰まで伸びた黒く美しい髪と思わず引き込まれるような綺麗なスカイブルーの瞳の絶世の美女で、トウカたち曰く、柔らかな笑みを浮かべ、見ると途端に男女問わず目を奪われてしまうほどの綺麗な顔をしている。

 胸はアクアより少し大きい感じで形が良い。

 スタイルもスラリとした細身で理想型と言えるほど非常によく、女性陣から嫉妬された。

 

朱翼「白夜は、女子高生みたいな見た目ですよね。」

ダクネス「女子高生というのが何なのかは分からないが、確かに、スタイルも良いよな。」

白夜「そんな風に言われても困るんだよな。」

 

 朱翼とダクネスはそんな風に言う。

 白夜は、少し鋭い目を女子高校生のような見た目の美少女だった。

 髪は背中らへんまで伸びていて、胸がなかなかあるほうで、腹筋は割れてるがスタイルはよく細マッチョだった。

 白夜の日頃の鍛錬の成果だろう。

 

リーン「武劉は、ダクネスくらいは胸が大きいよね……………。」

めぐみん「何でですか!不平等ですよ!」

武劉「そう言われても困るんだが……………。」

 

 リーンとめぐみんがそう言う中、武劉は困った様にそう言う。

 武劉の外見は、軍服が似合いそうなキリッとした雰囲気の美女だった。

 鋭い眼光が特徴で、その目で見てほしい、踏んでほしいと、ダクネスは語った。

 一つにまとめてる長髪と、抜群のスタイルを持っている。

 胸がダクネスと同じくらいある。

 

湊翔「なんか、金髪のギャルみたいだよな。」

朱翼「確かに。ギャルっぽいですね。」

ダスト「お?この俺に喧嘩を売っているのなら買うぞこら?」

 

 俺と朱翼がそう言うと、ダストはそう言う。

 ダストの見た目は、背まで伸びてる長い金髪と赤い目で、クラブとかにいそうな不良女という感じで、特別可愛いわけでも不細工なわけでもない。

 

湊翔「ダクネスは結構がっしりしてるな。」

白夜「確かにな。その姿でも腹筋が割れてるのな。」

トウカ「まあ、腹筋は割れてるわね。」

ダクネス「こんな辱めは、私の望む物ではない!」

 

 俺と白夜、トウカがそう言うと、ダクネスはそんな風に言う。

 ダクネスの見た目は、肩まで伸びてる金髪を後ろで纏めており、青い瞳をしたイケメンで、腹筋が割れており、筋肉ムキムキのナイスボディだ。

 

リーン「めぐみんは大して変わらないわね……………。」

ダスト「元々がチビだったからな。」

めぐみん「おい。それは喧嘩を売っていると見做して良いんですね?」

 

 リーンとダストがそう言うと、めぐみんはそう言う。

 めぐみんの容姿は、小柄な男の子で、黒い短髪と赤い瞳をした童顔の可愛らしい容姿だった。

 

白夜「朱翼は、結構整ってるよな。」

朱翼「あ、ありがとう。」

 

 白夜がそう言うと、朱翼は照れる。

 朱翼の外見は、綺麗な茶髪と茶色の瞳の綺麗に整った顔立ちのイケメン。

 柔らかい笑みが魅力的だった。

 

ダスト「リーンも童顔だよな。」

リーン「うっさい!」

めぐみん「私と似た感じですね。」

 

 ダストがそう言うと、リーンはそう叫び、めぐみんはそう呟く。

 リーンの外見は、肩に伸びてる髪を後ろに一つにまとめてる童顔の可愛い系のイケメンだった。

 すると、スパイダーフォンに連絡が入る。

 

ツムリ「みなさん、デザイア神殿へとお越し下さい。」

トウカ「どうしたのかしら。」

湊翔「行くしかないだろ。」

 

 ツムリがそんな連絡を入れてきて、俺たちはそう話すが、デザイア神殿へと向かう事にした。

 デザイア神殿に着くと、ツムリと拓巳は、戸惑う表情を浮かべていた。

 

ツムリ「………………え?どういう状況ですか?」

湊翔「それに関しては、突っ込まないでくれ。」

拓巳「そ、そうか……………。ジャマトが確認された。指定する座標に転送するから、ジャマトを倒してくれ。」

白夜「そうか。」

朱翼「分かりました。」

 

 ツムリがそう言うと、俺はそう言う。

 拓巳がそう言う中、俺たちは転送される。

 そこは、古びたコロシアムだった。

 

ダスト「どこだここ?」

リーン「コロシアムみたいだけど……………。」

湊翔「どういう事?」

 

 俺たちは周囲を見渡して、首を傾げる中、光が照らされる。

 

白夜「何だ!?」

めぐみん「普通の光ですね。」

ダクネス「一体、どうなっているんだ…………?」

???「という訳で、始まりました!ミスターコンテストと、ミスコンテスト!」

 

 俺たちが戸惑う中、そんな声が聞こえてくる。

 すると、司会者の服装のジャマトと、審査員的な服装のジャマトが居た。

 

トウカ「ジャマト!?」

湊翔「というより、普通に喋れるようになってんのか……………?」

浬鳥「いや、多分、魔道具を介して話しているから、人間の言葉に聞こえるんでしょうね。」

白夜「あのマイクか。」

 

 俺たちがそう話すと、浬鳥はそう言う。

 あのマイクを介して喋ると、普通に人間の言葉に聞こえるのか。

 そう思う中、ジャマトが口を開く。

 

ジャマト「これから皆さんには、ミスターコンテストとミスコンテストを受けてもらいます。ここに居る4人の審査員のジャマトが居ますが、それぞれが出すお題をクリアして下さい。そうすれば、ミッションはクリアとなります。」

湊翔「変わったミッションだな……………。」

トウカ「ジャマトって事は、ロキ側が関わってるのかしら?」

めぐみん「分かりませんが……………。」

白夜「やるしかねぇか……………。」

 

 ジャマトがそう説明する中、俺たちはそう話す。

 やるしかないか。

 

ジャマト「ちなみに、そこの2人は参加対象外です。」

トウカ「私と浬鳥さんが?」

浬鳥「それじゃあ、観戦するわね。」

ダスト「なんかずるくねぇか!?」

リーン「性転換しちゃったのは、私たちだけだからね………………。」

 

 ジャマトがそう言うと、トウカと浬鳥は観戦席へと向かう。

 何でだろうか。

 そうして、ミスコンなどを受ける事になった。

 すると。

 

ジーン「湊翔!来たよ!」

湊翔「ジーン!?」

キューン「何か、面白そうな事になってるからね。」

めぐみん「キューンまで!?」

アーン「見せてもらうわよ。」

ダクネス「アーン!?」

クロス「頑張れよ!」

白夜「クロスまでいるのか……………。」

 

 サポーター達がそう言う。

 何でサポーター達も来てるんだよ。

 そうして、コンテストは始まった。

 

ジャマト「第一のお題は、メイドさんです!ちなみに、一つのお題に1人しか出れず、出た人は出れないので、ご了承ください。」

湊翔「一つのお題に1人だけで、一度出たら出られないのか。」

白夜「だったら、慎重にやらねぇとな。」

 

 ジャマトがそう言うのに俺たちは考える。

 しばらくすると。

 

ジャマト「それでは、メイドのお題の人、出てきて下さい!」

白夜「お、おう………………。」

 

 ジャマトがそう言うと、白夜はそう言いながら出ていく。

 すると、見事なメイド服を着ていた白夜がいた。

 

白夜「め、メイドの白夜です。萌え萌えキュン……………!」

 

 白夜はそう言いながらポーズを取る。

 その顔は赤く染まっていた。

 それを見たジャマトは。

 

ジャマト「良い!これは良いな!」

ジャマト「ちょっと強気だけど、ギャップが良い!」

ジャマト「確かに!」

ジャマト「これは文句無しでOKだ!」

 

 ジャマト達は、そんな風に絶賛していた。

 そうして、OKを貰った。

 戻ってきた白夜は。

 

白夜「……………何か、大切な物を失った様な気がするな……………。」

湊翔「ドンマイ。」

 

 白夜がそう言うので、俺は慰めた。

 何か可哀そう。

 次のお題に移った。

 次のお題は、男戦士だった。

 俺たちは、早く終わらせたいという事で、早速選出した。

 

ジャマト「それでは、どうぞ。」

ダクネス「あ、ああ。」

 

 そう。

 ダクネスだ。

 ダクネスは騎士なので、まさにピッタリだと思ったのだ。

 それを見たジャマトは。

 

ジャマト「ふむ。なかなかに良いな。」

ジャマト「体がガッチリしてて、なかなかに強そうですね!」

ジャマト「これも文句無しだな。」

ジャマト「ええ。」

 

 ジャマト達は、そんな風にいう。

 それを聞いていたダクネスは。

 

ダクネス「何か複雑なのだが……………。」

トウカ「アハハ………………。」

 

 ダクネスはそんな複雑そうな表情を浮かべ、観客席から見ていたトウカは、苦笑していた。

 次のお題は、執事だった。

 しばらくすると。

 

ジャマト「では、どうぞ。」

リーン「ええ。……………ご主人様、紅茶はいかがですか?」

 

 ジャマトがそう言うと、執事服のリーンが現れる。

 それを見たジャマトは。

 

ジャマト「良いな、あの執事!」

ジャマト「ああ。幼い見た目ながらも、凛とした表情をしている!」

ジャマト「悪くないな。」

ジャマト「OKだな!」

 

 ジャマト達は、そんな風に言う。

 それを聞いたリーンは。

 

リーン「執事服も悪くないわね。」

ダスト「そうかよ……………。」

 

 リーンがそう言う中、ダストはそう言う。

 そうして、最後のお題になった訳だが…………。

 そのお題は、妖艶な女性だった。

 すると、皆は俺の事を見てくる。

 

湊翔「えっ!?俺!?」

めぐみん「だって、今の湊翔なら行けますよ!」

ダクネス「確かにな。」

ダスト「やっちまえ湊翔!」

リーン「頑張って!」

白夜「行ったれ、湊翔!」

朱翼「一番妖艶な感じがしますから!」

武劉「頑張れ。」

湊翔「嘘だろ……………!?」

 

 そう。

 俺に白羽の矢が立ったのだ。

 抵抗するが、皆は押し切った。

 覚えてろよ……………!

 

ジャマト「それでは、どうぞ!…………っ!?」

湊翔「ど、どうも……………。」

 

 ジャマトがそう言うと、唖然とする。

 何せ、絶世の美女が妖艶な感じのドレスを着て出てきたのだ。

 唖然としていた。

 すると。

 

ジャマト達「ジャ〜っ!!」

湊翔「えっ!?爆発した!?」

 

 ジャマト達は爆発をして、俺は驚く。

 すると、司会者席と審査員席には、文句なしの合格と書かれていた。

 爆死するのかよ…………。

 そうして、ミッションはクリアとなった。

 だが、これでは終わらなかった。

 

ジーン「ねえ、これ着て狐ダンスを踊ってよ!」

トウカ「何か良さそうね!」

湊翔「勘弁してくれ……………。」

 

 ジーンとトウカが、巫女服と狐の耳のカチューシャを渡してくる。

 そう。

 サポーター達も興奮したのか、俺たちを着せ替えするのに興じてきたのだ。

 ちなみに。

 

クロス「良いじゃねぇか!」

白夜「くそ……………!!」

 

 白夜は猫耳つけて肩出しドレスを着されたりしていた。

 男性陣は元に戻りたがっていたが、女性陣はめぐみんとリーンは乗り気だった。

 ちなみに、ケケラはというと。

 

ケケラ「何でカズマだけ居ないのよ!早く戻ってきて!!」

 

 そう叫んでいた。

 どうしてこうなるんだよ。

 そう思っていると。

 

カズマ「やっと戻ってこれたな…………!」

アクア「本当よ!」

湊翔「ああ、カズマ!戻ってきたか!」

カズマ「……………誰?」

 

 カズマとアクアの声が聞こえてきて、俺はそう言う。

 だが、カズマはそう言う。

 そういえば、姿が変わってたんだったな!

 

湊翔「俺だよ、湊翔だ!」

カズマ「えっ?どうなってんだよ?」

湊翔「詳しく説明するから!」

 

 俺がそう言うと、カズマは戸惑っていた。

 まあ、無理もないが。

 俺たちとカズマとアクアは、事情を説明する。

 俺たちは、魔道具によって性別が変わった事を、カズマ達は、仮面ライダーシノビの世界へと行き、問題を解決したとのこと。

 シノビの世界は、実際にあったのか。

 ちなみに、キバのレジェンドミッションを受けた事も説明した。

 

カズマ「なるほどな……………めぐみんはショタっ子だな。案外、そのままでいんじゃね?」

めぐみん「何ですと!?」

ダクネス「おのれカズマめ!ぶっ殺してやる!」

 

 カズマがそう言うと、2人は詰め寄ろうとする。

 すると、カズマは俺を見てくる。

 

湊翔「……………何だよ?」

カズマ「いや、こんなに綺麗なら、もう元男でもアリかもな。」

 

 俺がそう聞くと、カズマはそう宣う。

 それを聞いた俺は。

 

湊翔「…………カズマ、お前。女なら元男でも手を出すのか…………!?」

トウカ「アンタ、湊翔に手を出してみろ。その瞬間、お前の首と胴体がバイバイすることになるわよ。」

 

 俺はカズマに思わずゾッとして、カズマを変質者を見るような怯えた目で見る。

 すると、トウカが前に出て、剣をカズマに向ける。

 それを見たカズマは。

 

カズマ「いや流石に手は出さねえよ!この湊翔にナンパしたら、ホモ疑惑が出るわ!俺にそんな趣味はねえ!それに、仮に手を出したら、ほらトウカが……………。」

トウカ「あぁぁぁぁ!!カズマ、分かったからその口を閉じましょう!!」

 

 カズマがそう言うと、トウカはカズマの口を塞ぐ。

 何か、少しモヤっとしたな。

 すると、ジーンが口を開く。

 

ジーン「それにしても、今のトウカは、まるで姫様を守る騎士だね。」

湊翔「えっ?」

トウカ「………………!!」

 

 ジーンがそう言うと、俺とトウカは顔を赤くする。

 恥ずかしいな。

 すると。

 

カズマ「……………何か、俺の知る女神よりも女神っぽいよな。」

アクア「なんか生意気なんですけど。湊翔の分際で私より美しいのが気に食わないんですけど。」

湊翔「だからって俺に詰め寄るんじゃねぇ!!」

トウカ「まぁいい。今日は許してやるわ。だがやはり万が一ということあるし…………よし湊翔、とりあえず私から離れるなよ!」

カズマ「おい!まぁいいって言っただろ!俺どんだけ信用ないんだよ!」

 

 カズマがそう言う中、アクアが俺に詰め寄り、トウカが俺を守るというカオスな状況が出来上がっていた。

 そうして、この出来事は終わった…………筈だった。

 その翌日、俺たちは無事に性別が戻ったのだが。

 

カズマ「何で俺まで性別を変えられるんだよ!?」

ケケラ「何言ってんのよ!コンテストの際、アンタだけ居なかったんだから、思う存分やらせて貰うわよ!」

めぐみん「良いですね!」

アクア「そうね!日頃の恨みを晴らすわよ!」

ダクネス「そうだな!」

 

 カズマはケケラによって、性別を変えられた。

 そして、ケケラ達に迫られて、着せ替え人形みたいにされていた。

 ちなみに、カズマの容姿は、茶色のショートヘアと緑の瞳をした高校生くらいの少女で、意外と顔が綺麗なほうで中々の美形。

 体は細身でぱっと見は胸はそんなにあるようには見えないが着痩せするタイプであり、実はアクアくらいはある隠れ巨乳だった。

 それを見ていた俺たちは。

 

白夜「あいつも災難だな。」

朱翼「ですね。」

武劉「別の世界に転送されたと思ったら、性別を変えられて着せ替え人形にされてるからな。」

トウカ「まあ良いんじゃない?」

湊翔「アハハハ……………。」

 

 俺たちはそう話す。

 こうして、この出来事は終わったのだった。

 まあ、カズマは着せ替え人形にされていたが。

 カズマの気持ちは、分かったかもしれない。

 俺はそう思うのだった。

 ちなみに、その翌日。

 

ウィズ「あ、カズマさん。無事に戻って来れたみたいですね。」

カズマ「まったくだよ。色々と災難な目に遭った。」

ウィズ「アハハハ……………お詫びと言っては何ですが、これをどうぞ。」

 

 ウィズがそう話しかけると、カズマはそう言う。

 すると、ウィズが何かを渡す。

 それは、レイズバックルだった。

 

カズマ「これは?」

ウィズ「カズマさん達を違う世界に転送した魔道具があの後、このレイズバックルになっていたんですよ。私の力を宿しているので、使えると思いますよ。」

カズマ「へぇ……………まあ、受け取るわ。」

 

 カズマがそう聞くと、ウィズはそう答える。

 どうやら、転送した魔道具が変化したようだ。

 カズマは、それを受け取った。




今回はここまでです。
遅くなり、申し訳ありませんでした。
性別転換の話なんて、前例が無いので、進むのが難航しました。
湊翔達が性転換して、コンテストを受けました。
カズマも、性転換の犠牲になり、着せ替え人形にされていました。
そして、ベルディアのレイズバックルに続き、ウィズのレイズバックルが手に入る。
次回からは、このすばの原作9巻と戦国ゲームの内容に入っていきます。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
原作9巻と戦国ゲームの内容に関して、リクエストは下記から受け付けています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=303117&uid=373253
この小説で、ハンドレッドが暗躍していますが、ハンドレッドは、いずれ牙を剥きます。
今後の展開でリクエストがあれば、活動報告から承っております。
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