この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第96話 平穏な日常

 俺たちがレジェンドミッションを受けたり、カズマ達が転移したり、性別が変わったりと、色んな出来事があったが、俺たちは日常を過ごしていた。

 というより、いろいろありすぎたからな。

 たまにはのんびりしても悪くないだろう。

 そんな風にのんびりしていた。

 現状、ジャマトグランプリは何故か、そんなに動きがない。

 ちなみに、アクアは慈愛の目をゼル帝に注いでいて、ダクネスは紅茶を淹れていた。

 白夜達は、特訓をする準備をしていた。

 まあ、俺も付き合うが。

 アクアがゼル帝を撫でていたが、当のゼル帝は、アクアの指先を神経質に突いていた。

 

アクア「ところでめぐみんはさっきから何をしているの?」

トウカ「確かに。見慣れない物を作っているみたいだけど。」

めぐみん「……………これですか?これは紅魔族に伝わる魔術的なお守りです。このお守りの中に、強い魔力を持つ者の髪の毛を入れるのですよ。そして、それを仲間に渡すのです。まあ気休め的な物ですが、カズマに誕生日プレゼントとしてあげようかと。」

 

 アクアとトウカがそう聞くと、めぐみんは作りながらそう言う。

 お守りか。

 確かに、日本では昔から、髪を願掛けで使って、旦那さんが遠方や危険な場所に赴く時に妻が自分の髪をお守り代わりに持たせたりするなんて物があるからな。

 紅魔族を作ったのは日本人なので、それを教えた可能性はあるな。

 

ダクネス「良いじゃないか。それは誰の髪の毛でも良いのか?こう、多ければ多いほど効果があるとか……………?」

めぐみん「多い方がいいですよ。魔王軍打倒の遠征に出る者に持たせるお守りは、里の者全員分の髪の毛がギッシリと詰め込まれ、中からはみ出すほどです。それぐらいのお守りになると、それはもう霊験あらたかな事請け合いですよ。持ち主の身を守るだけでなく、その辺にポンと荷物を置いておいても中の物が盗まれなかったり、荷物を落としたのにそれがすぐに届けられたりと、効果は絶大ですよ。」

 

 ダクネスがそう聞くと、めぐみんはそう答える。

 それってただ単に、髪の毛がはみ出てるお守りを見て、荷物を盗むのを避けたり、変な祟りを恐れるだけじゃね?

 ダクネスは自分の髪を一本引き抜くと。

 

ダクネス「なら、こいつも入れておいて貰えないか。まあ、私の魔力は強くないので、あまり効果は期待出来ないと思うが。」

白夜「俺たちも入れるか。」

朱翼「ですね。」

武劉「ああ。」

トウカ「私のもお願い。」

湊翔「じゃあ、俺も。」

 

 ダクネスはそう言いながら髪の毛を渡す。

 俺たちも渡して、めぐみんはそれを嬉しそうにお守りに詰め込む。

 俺たちの視線は、アクアの方へと向かう。

 すると、俺たちの視線に気付いたのか。

 

アクア「……………?なーに?ひょっとして身の程知らずに恐れ多くも、この女神様の髪の毛寄越せとか言う気じゃないでしょうね。良い?女神の髪ぐらいにもなるとね、その神々しさと希少価値は………………。」

カズマ「良いからお前も空気読んでとっとと寄越せ!祭りが終わってから、やたらと女神アピールしやがって!」

アクア「いやーっ!分かったわ、分かったから髪の毛引っ張んないで!痛い痛い!せめて抜くんじゃなくて、一本だけ切って頂戴!」

 

 アクアはそんな舐めた事を口にすると、カズマはそう叫ぶ。

 結局、カズマがアクアから強引に髪の毛を抜き、それをめぐみんに渡す。

 めぐみんは、俺たちの髪の毛をお守りに入れて、それを完成させる。

 

めぐみん「それじゃあカズマ、これをどうぞ。まあ気休めなので、適当に荷物の中にでも突っ込んでおいてください。」

カズマ「おっ、おう。悪いな、ありがとう。」

 

 めぐみんはそのお守りをカズマに渡し、カズマはそれを懐に入れる。

 すると、アクアが口を開く。

 

アクア「アンタ、霊験あらたかな私の髪の毛が入ったお守りなんだから、大事にしなさいよ。でないと罰が当たるからね。」

白夜「それを持ってるだけでカズマの知力が下がったり、アンデッドに好かれたりはしないよな?」

アクア「……………ねえダクネス。前からの約束通り、ゼル帝の小屋を作るのを手伝って?」

カズマ「おい何とか言えよ!これ、持ってるだけでアンデッドに集られるやつだろ!!」

湊翔「あははは……………。」

 

 アクアが偉そうにそう言う中、白夜がそう言うと、アクアは一瞬黙って、ダクネスと共に小屋の作成へと向かう。

 俺たちは、デザイア神殿で特訓をする事に。

 ちなみに、朱翼はコンサートの用事があるらしく、そちらに行っている。

 

湊翔「はっ!ふっ!はあっ!」

トウカ「はっ!はっ!でやっ!」

白夜「オラっ!はっ!」

武劉「ふっ!はっ!」

隼「ふっ!はっ!」

炎魔「おらっ!はっ!」

 

 俺、トウカ、白夜、武劉は、隼と炎魔の2人に特訓してもらっていた。

 この2人に特訓をしてもらうのは、だいぶ慣れてきたな。

 しばらくして、俺たちは休憩する事に。

 

湊翔「ふぅ……………疲れた。」

白夜「それにしても、湊翔もかなり強くなってきたよな。」

武劉「ああ。ウカウカしてられないな。」

湊翔「まあでも、白夜みたいに、ブーストマークIIを問題なく使える訳じゃないからな…………。」

 

 俺がそう一息吐きながら言うと、白夜と武劉はそう言う。

 俺はブーストマークIIレイズバックルを取り出して、それを見ながらそう言う。

 白夜が普通に使えるのが驚きだったからな。

 すると、戦闘を見ていた彩花と龍牙がやってきて、口を開く。

 

彩花「それにしても、かなり強力なレイズバックルなんですね。」

龍牙「なにせ、白夜ぐらいに高速戦闘に慣れていないと、眠くなる代物だろ?」

白夜「ああ。俺はそう思ってる。」

炎魔「なるほどな……………。」

隼「かなりピーキーな性能をしているね。どうにか出来ないものか……………。」

 

 2人がそう言うと、白夜はそう答える。

 隼の言う通り、かなりピーキーな性能なんだよな。

 だが、ブーストマークIIレイズバックルに付いている板状の物が何なのかが気になるけどな。

 俺たちはそんな風に話しながらも、特訓を続けていく。

 トウカは、俺を不安そうに見ていたが。

 その翌日、俺たちはある光景を見ていた。

 

カズマ「おい、俺の背中にくっつけた胸をもっと押し付けるんだ。そうしたらソファーから引きつく力を弱めないでもない。」

めぐみん「最悪です!やはりこの男は最悪ですよ!ダクネス、この男にロープでも掛けてギルドまで引き摺っていきましょう!」

ダクネス「も、もうこの男は本当にどこかに捨ててきてしまった方が良いんじゃないのか……………?」

 

 カズマがソファーに引き付き、めぐみんとダクネスが引き剥がそうとしていた。

 めぐみんとダクネスがギルドに連れて行こうとしているが、カズマに抵抗されていた。

 ちなみに、カズマ曰く、仮面ライダーシノビの世界でも頑張ったし、無理矢理着せ替え人形にされたから、嫌だとのことだ。

 まあ、無理もないか。

 カズマを着せ替え人形にして楽しんだのは、ケケラ、アクア、めぐみん、ダクネスだ。

 めぐみん達も、後ろめたさを感じているのか、うまく引き剥がせずにいた。

 それを、俺たちは何とも言えない表情で見ていた。

 ちなみに、俺たちも討伐クエストを手伝う事にしている。

 すると、アクアが口を開く。

 

アクア「……………一体またどんな斬新な遊びをしているの?遊びのルールを教えて頂戴。」

ダクネス「違う!これから皆で討伐クエストに行こうという話をしていた。だが、カズマが行きたくないと駄々を捏ね……………というかアクア、お前までこの男に毒されないでくれ……………。」

 

 アクアがそう聞くと、ダクネスはそう言う。

 アクアは元からこんなだった気がするが。

 すると、アクアが口を開く。

 

アクア「ふーん?私は別に行っても良いけれど。こんなカズマを連れていくのは至難の業だから、ここは貧弱な最弱職のカズマさんは置いといて、私たちだけで行けば良いんじゃない?」

 

 アクアはそんな風に言う。

 どうやら、アクアはまだカズマの事を見下していたようだ。

 すると、カズマは立ち上がりながら口を開く。

 

カズマ「……………おいおい、言ってくれるな上級職のアクアさんよ?何だかんだ言って、俺たちのパーティー内で強いのは俺だろ、常識的に考えて。そんな俺を未だに最弱職呼ばわりですか?パーティーないで役割の違う俺たちが強さを比較するのは意味のない事だが、弱っちい上級職さんに言われるとカチンと来ますよ?」

アクア「あら、カズマったら、私たちの中で一番強い気で居たの?確かにカズマも仮面ライダーに変身できて、スキルも便利ね。ドレインタッチなんて使ったなら、ダクネスなんて簡単に無力化されちゃうでしょうし。…………でも忘れたの?私にはドレインタッチは油断している時ぐらいにしか通用しないって事を。カズマが私をどうにか出来ると思ってるの?」

ダクネス「おい待て、私だってそんなに弱くはないぞ。最近はドレインタッチや魔法攻撃対策に、状態異常耐性や魔法防御力を上げるスキルを更に強化してだな…………。」

湊翔「なんか不穏な感じになってきたな…………。」

トウカ「そうね。」

 

 カズマがそう言うと、売り言葉に買い言葉と言わんがばかりに、お互いにそう言い出す。

 アクアに対してあまり良い思いはしていないが、これは面倒な事になりそうだな。

 ダクネスがそう言う中、カズマは口を開く。

 

カズマ「おいアクア。俺をドレインタッチだけが武器の男だと思うなよ?硬いだけでそんなに当たらないダクネスなんて最初から勝負にならないくらい、様々な応用が利くカズマさんだぞ?様々な魔法やスキルを始め、遠距離からの狙撃、仮面ライダーに変身して、変幻自在の攻撃。お前、勝ち目なんてあると思ってんの?」

ダクネス「お、おいっ!私だって、体力と耐久力には自信がある!ゾンビレイズバックルの力で耐久力も上がっているし、長期戦に持ち込めれば……………!!」

トウカ「ダクネス……………。」

 

 カズマがそう言うと、ダシに使われたダクネスはそう言い、トウカは何とも言えない表情でそう言う。

 すると、アクアは口を開く。

 

アクア「あらあら、カズマさんたら、勘違いしちゃってるみたいね?私のクラスはアークプリースト。とはいえ、その高いステータス的に魔法使い以外のクラスならなんにだってなれた女よ?ちょっと武器が使えたり、仮面ライダーになれる?私が自分に支援魔法をかけて殴りかかったなら、カズマなんて1分も持たないわよ?それに、カズマの小賢しい小手先の技なんて、私のブレイクスペルで無力化出来るのよ?」

 

 アクアはそんな風に自信たっぷりにそう言う。

 いや、カズマも格闘戦は出来るようになってはいるが……………。

 すると、カズマが口を開く。

 

カズマ「なら、勝負するか?」

 

 カズマはそう言う。

 俺たちは、ダクネスを慰めていた。

 こうして、カズマとアクアで戦う事になった。

 審判は俺たちで、カズマVSアクア&ダクネスとなった。

 ちなみに、ダクネスに関しては、アクアのサポートだ。

 それを見ていた俺たちは。

 

湊翔「カズマがあんな事を言うとはな。」

トウカ「アクアも言い過ぎな気がするんだけどね……………。」

白夜「まあ、高ステータスなのは事実なんだけどな。」

朱翼「カズマさんも頑張っているんですがね…………。」

武劉「どうなるのかは、見届けるしかないだろう。」

 

 俺たちはそう話す。

 その後、カズマ達と合流して、初心者殺しとゴブリンの討伐クエストを受ける事になった。

 初心者殺しが目撃された場所に向かう。

 すると、そこにはゴブリンたちがいた。

 

アクア「居るわねゴブリン達が!あの程度の相手なら、私のゴッドブローで一撃ね!」

湊翔「それにしては、やけに少ないような気がするが……………。」

 

 アクアがそう言う中、俺はそう呟く。

 目の前には3匹しかないなかった。

 カズマとダクネスは、それぞれがレイズバックルをデザイアドライバーに装填する。

 

SET

 

 すると、カズマの横には、右側に緑色の弓矢の絵とARROWの文字と、左側に緑の手裏剣の絵とNINJAの文字が、ダクネスの横には、紫色の手の絵とZOMBIEの文字が浮かぶ。

 どうやら、アローレイズバックルを使うみたいだな。

 

「「変身!」」

 

 そう言うと、2人は変身する。

 

DUAL ON

NINJA ARMED ARROW

ZOMBIE

REDAY FIGHT

 

 その音声が鳴ると、カズマはタイクーン・アームドアローニンジャ、ダクネスはバッファ・ゾンビフォームに変身する。

 それを見て、俺は叫ぶ。

 

湊翔「それじゃ、ゴブリン討伐、開始!」

アクア「見てなさいなカズマ!ゴブリン3匹ぐらい、この私がアッサリと仕留めてみせるわ!」

 

 俺がそう言うと、アクアは自分とダクネスに支援魔法をかけて、ゴブリンに向かっていく。

 それを見ていたカズマは、のんびりと見送った後、レイズアローを構えると、矢を放つ。

 

「「あっ!」」

 

 先行していた2人を尻目に、カズマは一体のゴブリンを倒す。

 2人が驚く中、残りの二匹もカズマが狙撃スキルで倒す。

 相変わらず、狙撃スキルでの命中率が高いよな。

 すると。

 

アクア「ちょっとカズマ!今から戦おうと思ってたゴブリンを先にやっつけちゃうってどういう事よ!」

カズマ「お前らが倒そうとする敵を先に食っちゃえば、俺は絶対に負けない作戦です。」

「「卑怯者!」」

 

 アクアがそう叫ぶ中、カズマがそう言うと、2人はそう叫ぶ。

 それからしばらくすると。

 

アクア「あっちよ!今、あっちに影が見えたわ!私の目からは逃れられないわよカズマ!」

ダクネス「横合いから何度も何度も獲物を掻っ攫いおって!流石に頭にきた!貴様、正々堂々と勝負しろっ!」

 

 二人はそう叫びながら、カズマを追っていた。

 現在、カズマが8匹仕留めて、アクアとダクネスは0だ。

 カズマが潜伏スキルでアクア達を追跡、アクアとダクネスがゴブリンを引きつけている間に狙撃スキルで一網打尽にしている。

 俺達はそれをのんびりと見ている。

 遂にアクアとダクネスが本気で切れて、カズマを追い回していた。

 まあ、気持ちは分からんでもないが。

 

武劉「……………あまり褒められた戦法ではないが、効果的なのは間違いないな。」

朱翼「ダクネスが本気で怒ってますよ…………。」

白夜「本当にカズマを敵に回すと面倒だよな。」

トウカ「確かに。」

湊翔「本当だな。」

 

 それを見ていた俺たちは、そう話す。

 すると、カズマが潜伏スキルを解除していた。

 

アクア「あっ!いたわねカズマ!そんな所に立ち止まって、とうとう観念……ふぐっ!」

ダクネス「い、いたなカズマ!はあ……、はあ…………。きょ、今日こそは貴様に一矢報いてはぶっ!」

 

 二人はそう言う中、最後の方は変な感じになっていた。

 何故なら、二人の足元は凍っていたのだ。

 カズマの即席の罠か。

 すると、それを見たカズマは。

 

カズマ「ざまあああああ!」

アクア「ダクネス、あの男を二人で囲むわよ!ボコボコよ!囲んでボコボコにするの!」

ダクネス「……………必至に追い回すものの、ここまで一方的に手玉に取られ……………確かに悔しいのだが、こう……………こんなのも悪くないと思えてきた私はおかしいだろうか…………。」

トウカ「十分おかしいと思うわよ。」

 

 カズマがそう叫びながら喜んでいると、アクアはそう叫び、ダクネスがそう言うと、トウカは呆れた視線でそう言う。

 俺たちがそばに寄ると、アクアはカズマに近寄る。

 

アクア「漸く逃げるのをやめたみたいね、カズマ。取り敢えず、ごめんなさいをしなさい。アンタをどうするかはそれからよハイエナニート。」

カズマ「おい待て、囲まれてるぞ。」

 

 アクアがそう言う中、カズマはそう言う。

 俺たちは、周囲を見る。

 あれだけ叫びながら追ったり逃げたりしていたから、集まってきたようだ。

 さらには。

 

カズマ「出やがったな。」

湊翔「ああ。」

 

 俺とカズマはそう言う。

 その視線の先には、まるでゴブリン達の守護者と言わんがばかりの姿を醸し出す初心者殺しが居た。

 俺たちも、変身する。

 

アクア「ほらカズマ。仕方ないからアンタにも支援をあげるわ。」

 

 アクアはそう言うと、カズマに支援魔法をかける。

 俺たちは、戦闘態勢を取る。

 ダクネスが最前線に居て、俺たちはその支援の為に動こうとしていた。

 こんな感じなのが、一番なんだよな。

 すると、カズマがめぐみんに話しかける。

 

カズマ「おいめぐみん。見せてやるよ。俺達が力を合わせればどんな相手にだって……。」

めぐみん「エクスプロージョン!」

 

 カズマがそう言う中、めぐみんはそう叫ぶ。

 途端に、爆風と爆音が襲いかかる。

 俺たちは吹き飛ぶ。

 俺が周囲を見ると、ゴブリンと初心者殺しは居なくなっていた。

 ダクネスは、飛んできた物が頭に当たったのか、気絶していた。

 

武劉「いきなりか……………。」

白夜「ったく……………。」

 

 武劉と白夜は、悪態をつきながら起き上がろうとしていて、朱翼は気絶していた。

 俺は何とか気絶を免れたが、俺の上にトウカが気絶していた。

 

アクア「ぐずっ……………う、うえええ…………。口の中がじゃりじゃりする……………。」

 

 アクアは、そんな泣き言を言う。

 すると、この大惨事を招いた元凶のめぐみんが口を開く。

 

めぐみん「美味しい所は持っていく。そんな紅魔族の本能には抗えませんでした。そして、これで私こそがこのパーティーの中で一番強い事が決まりましたね。」

カズマ「お前って奴は!お前って奴は!!最近大人しくなったと思ったらこれだよ!!お前、審判じゃなかったのか!?」

湊翔「あははは………。」

 

 めぐみんはそう言い、カズマはそう叫ぶ。

 俺は元凶の開き直りに苦笑いした。

 その頃、デザイアグランプリの運営側は。

 

ゼウス「何?ハンドレッドだと?」

サダメル「はい。ここ最近、暗躍している者達が居て、その者達がキバのレイズバックルを強奪した可能性が高いと思います。」

拓巳「ハンドレッドか……………。何の為にキバのレイズバックルを盗んだんだ?」

ギロリ「あまり穏やかではないな。何せ、カッシーンと呼ばれる戦力を保有していて、噂だと、ダークライダーの力も持っているとか。」

ツムリ「如何致しましょうか?」

 

 ゼウスはサダメルにそう聞くと、サダメルはそう答える。

 キバのレイズバックルを盗んだのは、ハンドレッドという存在だったのだ。

 それを聞いて、拓巳達がそう言う中、ゼウスは。

 

ゼウス「……………何にせよ、警戒するに越した事はない。気をつけるぞ。」

拓巳「ああ。」

 

 ゼウスはそう言うと、拓巳はそう答える。

 ハンドレッドとは、何者なのか。

 それは、誰にも分からない。




今回はここまでです。
今回は、このすばの原作9巻であった、カズマとアクアの対決の話です。
アクアって、カズマを見下す言動が多いんですよね。
まあ実際、最弱職なわけですし。
上級職であるアクアからしたら、カズマは貧弱な奴という認識なんでしょうね。
このすばの3期の次回の話では、クリスと行動するみたいですね。
このすばの世界は、ある意味で職業やステータスを重視している為、カズマは雑魚という扱いなんでしょう。
クレアは、カズマを抜いて、残りの3人をミツルギのパーティーに入れると言いますが、果たして、それで魔王を討伐出来るのか。
その話は置いておいて、デザグラ運営も、ハンドレッドの存在を確認する。
ハンドレッドはどう動くのか。
次回は、ウォルバクの存在が明らかになる感じです。
つまり、戦国ゲームももう間も無く。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
戦国ゲームとウォルバクとの戦闘は、同時並行で行います。
戦国ゲームやウォルバクとの戦いでリクエストがあれば、下記から受け付けています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=303117&uid=373253
今日のガッチャードやアウトサイダーズは、見どころが多いですね。
エボルトも復活するしで。
ハンドレッドが暗躍していますが、ハンドレッドが動き出すのは、戦国ゲームの直後となります。
あと、賢者の孫とガッチャードで、あと少しで最強ケミー☆ガッチャ大作戦の話に入るので、下記からリクエストを受け付けています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=309841&uid=373253
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