この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第101話 絆のレーザーブースト

 ジーンが俺を守る為に戦闘を行なった。

 だが、グレア2に変身したベロバと、強化されたジャマトライダーによって、変身解除に追い込まれた。

 

ジーン「やめろ…………!」

ベロバ「そこで見てなさい。推しの死に様を。あははは!!こんな不幸な事はないわ!!ゾクゾクする!アハハハハ!!」

 

 ジーンがそう呻く中、ベロバは嬉しそうにそう言う。

 マグナム、ニンジャ、カリバーのアーマーを装着したジャマトライダーは、それぞれの武器を俺に向ける。

 

ジーン「嫌だ!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 ジーンがそう絶叫すると同時に、マグナムシューターから弾丸が、ニンジャデュアラーとソードエクスカリバーから斬撃波が放たれ、何もできない俺に向かっていく。

 ジーンは、それを見ている事しか出来なかった。

 すると。

 

カズマ「そうはさせるかよ!!」

トウカ「ハァァァァァ!」

 

 そこに、ブーストフォームマークIIに変身したカズマと、コマンドフォーム・ジェットモードに変身したトウカが間に入る。

 二人は、三つの攻撃を叩き落として、マグナム、ニンジャ、カリバーのアーマーを装填したジャマトライダーを攻撃する。

 

ジーン「あっ……………!」

ベロバ「ん?」

めぐみん「何とか間に合いましたね!」

ダクネス「ああ!」

ゆんゆん「湊翔さんは、傷つけさせません!」

リア「ああ!」

シエロ「ハアッ!」

エーリカ「てやっ!」

白夜「おらっ!」

朱翼「全く!無茶をして!」

武劉「間に合っただけよかっただろ。」

ミツルギ「ハアッ!」

 

 ジーンとベロバがそう反応する中、めぐみん達も合流して、モンスターのアーマーを装着しているジャマトライダーに攻撃する。

 4体のジャマトライダーが並ぶ中、トウカはデザイアドライバーのリボルブアンロックを押して、ドライバーのロックを外して、半回転させる。

 

REVOLVE ON

 

トウカ「ハアッ!」

 

 ジェットモードからキャノンモードになり、トロンキャノンから荷電粒子砲を放ち、ジャマトライダーは大きく怯む。

 

カズマ「今のうちに湊翔を!」

トウカ「早く!!」

ジーン「ああ!」

 

 カズマとトウカはそう叫ぶと、ジーンも痛む体に鞭打って、めぐみん達の方に向かう。

 それを見たベロバは、舌打ちをすると、阻止しようとする。

 

カズマ「オラっ!」

ベロバ「くっ……………!」

 

 そこに、カズマが大きくパンチを入れる。

 ヒュプノレイは4体のジャマトライダーに使ってしまった為、バリアが張れず、腕をクロスしてガードする。

 それでも、大きく吹っ飛ぶ。

 

カズマ「トウカ!」

トウカ「ええ!」

 

 カズマは一旦下がると、トウカはトロンキャノンで地面を撃ち、土煙と爆煙を出す。

 その土煙と爆煙に紛れて、カズマ達は撤退していく。

 ベロバは変身解除すると、口を開く。

 

ベロバ「無駄よ。ジャマトが天下統一を果たし、この世界の全てを支配するんだから。」

 

 ベロバはそんな風に言う。

 その後、俺は目を覚ます。

 そこは、砦の中の俺たちに当てがわれた部屋だった。

 すると、トウカとリアが話しかける。

 

トウカ「大丈夫?」

湊翔「二人とも……………ここは?」

リア「砦の中だ。湊翔が寝てしまった所を、ジャマトに襲われたんだ。」

湊翔「マジか………………。」

 

 トウカがそう聞いてくるので、俺はそう聞く。

 すると、リアはそんな風に答えた。

 俺はジーンが寝ている部屋へと向かう。

 中に入ると、ジーンは気付いたのか、俺の方を向く。

 

湊翔「迷惑かけたな。」

ジーン「ううん。うっ……………無事で何より。」

 

 俺がそう話しかけると、ジーンは起き上がりながらそう言う。

 負傷した跡があるので、俺はジーンに聞く。

 

湊翔「お前も怪我するんだな。」

ジーン「この世界に降りた際、この世界の摂理に従うのがルールだからね。」

湊翔「これもお前が望んでた感動って奴か?」

ジーン「えっ?」

湊翔「アクアの言ってた事から察するに、神様というのは、寿命や病気、死といった概念がない。だから、俺たちの世界に来たんだろ?スリルと感動を味わう為に。」

 

 俺はそう聞くと、ジーンは首を傾げる。

 多分、神様だから寿命や病気、死といった概念が存在しない。

 それらを味わう為に来たのではないかと。

 そう聞くと、ジーンは口を開く。

 

ジーン「……………理解しているつもりだった。でも……………理解している気になってただけだった。人生がある時一瞬で終わるという現象が、どういう事なのか。もうこの世界に居られなくなる。もう湊翔に会えなくなる。こんな感覚……………味わった事なかった。こんなに…………苦しいなんて。」

 

 ジーンはそんな風に話す。

 そんな風に話す中、俺は口を開く。

 

湊翔「俺を調べたのなら、日本の事は知ってる筈だ。この世界よりも、日本の方がよっぽど平和だ。何せ、魔物や魔王軍とかが居ないからな。それでも、二つの世界で変わらないのは、滅びない物は無いんだ。命ある物ははいずれ死ぬ。その事実は、二つの世界でも変わらない。」

ジーン「……………ぶっ飛んでるね。人間の世界ってのは。」

 

 俺はそんな風に言う。

 それを聞いたジーンは、そんな風に呟く。

 神様からしたら、ぶっ飛んでいる様に見えるのだろう。

 俺は、ジーンに話しかける。

 

湊翔「……………俺を調べたのなら、俺の過去は大体分かってる筈だ。俺がこれまでに経験した出来事は。」

ジーン「君は………………家族が死んだ事を経験した事があるのか?」

湊翔「………………ああ。味わった不幸は、それだけじゃないけどな。」

 

 俺がそう聞くと、ジーンはそう聞いてきて、俺はそう答える。

 前の世界やこの世界で、色んな不幸を味わってきたつもりだ。

 家族と別れてしまうのも経験した。

 両親と……………俺が大切に育てていた犬も。

 それだけじゃ無い。

 俺は色んな不幸を味わった。

 人間の悪意を向けられる事は、前の世界でもこの世界でも味わった。

 ここ最近では、何とか耐性が出来てきた気はするが。

 すると、ジーンの目から涙が流れる。

 

ジーン「えっ……………?何で…………?」

湊翔「涙を知らないのか?」

ジーン「知らない訳じゃ無い。神だって泣くし。」

湊翔「だったら何でお前が泣いてるんだ?」

ジーン「そんな事聞かれても……………分からない。」

 

 ジーンは泣き出しており、俺はそう聞くと、ジーンはそう答える。

 少し考えたのか、ジーンは口を開く。

 

ジーン「…………ただ、もうこの世界に居られなくなるって…………たった一回感じただけで、こんなに苦しかったのに…………そんな苦行を、何度も何度も乗り越えて、それでも強く生きてる君を思ったら、堪えきれなくなって…………。」

湊翔「……………良かったな。望み通りに感動出来て。それが望みなんだろ?」

 

 ジーンはそんな風に言う。

 俺はジーンにそう言うと、ジーンは口を開く。

 

ジーン「…………想像もしていなかった。俺が求めていた感動が、こんなに苦しかったなんて。…………こんな事なら、ギーツの活躍をファンとして、ただ応援してればよかった。」

 

 ジーンはそんな風に言う。

 俺はそんなジーンを見て、口を開く。

 

湊翔「……………ジーンの気持ちも分からなくも無い。でも、本当に大事なのは、今をどう生きるか。そうだと思うよ。」

 

 俺はそう言って、部屋から出ていく。

 それを見ていたジーンは。

 

ジーン「今をどう生きるか……………。」

 

 ジーンはそんな風に呟いていた。

 俺は外に出ると。

 

???「どういう事なの!?」

 

 そんな叫び声が聞こえてきて、俺は外に出る。

 トウカに事情を聞くことに。

 

湊翔「何が起こってるんだ?」

トウカ「ええと……………砦がアクアによってますます強化されたのを見て、ウォルバクが来たみたい。」

湊翔「あれが……………。」

 

 俺がそう聞くと、トウカはそう答える。

 あれがウォルバクか。

 赤髪の猫目の人物だ。

 

カズマ「ど、どういう事とは?」

ウォルバク「壁よ壁!崩壊寸前にまで追い込んだ砦の壁が、どうしてあんなことになってるの!?寧ろ、私が来る前よりも分厚くなってるじゃない!」

カズマ「それは俺じゃなくてアクアに言ってもらわないと……。」

ウォルバク「またあの女の仕業なの!?」

 

 俺はウォルバクと初めて邂逅した。

 まあ、破壊出来そうな壁が強化されてるのを知ったら、無理もないが。

 すると、アクアが口を開く。

 

アクア「あらあら、誰かと思えば……………ええっと、何とかさんじゃないの。」

武劉「忘れんなよ……………。」

ウォルバク「ウォルバクよ!…………どうやら、あなたとはここで決着をつけなければいけない様ね!……………って、あら?」

 

 アクアがそんな風に言うと、武劉は呆れた様に首を振り、ウォルバクはそう叫ぶが、最後の方は変な感じだった。

 ウォルバクは、ちょむすけを見ていた。

 

アクア「ちょっとあなた、ちょむすけをそんな目で見ないでくれます?そんな顔して可愛いぬいぐるみ系が好きな人なの?うちのダクネスと同じ趣味なの?」

ダクネス「おいアクア、私は別にぬいぐるみが好きな訳では…………!訳では……………。」

朱翼「言葉が萎んでません?」

 

 アクアがそう言うと、ダクネスはそう言うが、最後は心当たりがあるのか、萎んでいた。

 朱翼が突っ込む中、ウォルバクが口を開く。

 

ウォルバク「別に可愛いから見ていた訳じゃないわよ。いえまあ、可愛いと言えば可愛いんだ…………けど……………?ねえあなた、その黒猫の事をなんて呼んだの?」

アクア「ちょむすけよ?最初はヘンテコな名前だと思ってたけど、最近ではわりかし悪くないんじゃないかと思えてきたわ。」

めぐみん「おい、こんなに素敵でかっこいい名前なのに、ヘンテコ呼ばわりはやめて貰おうか。」

 

 ウォルバクがそう言う中、アクアにそう聞く。

 アクアがそう言うと、めぐみんはアクアを睨む。

 まあ、紅魔族のネーミングセンスが独特なのは、今に始まった事じゃないし。

 すると、ウォルバクは叫ぶ。

 

ウォルバク「どういう事なの!?」

 

 ウォルバクはそんな風に叫んだ。

 ウォルバクはそう叫ぶと同時に、こっちに向かってくるが、俺たちは警戒する体制をとる。

 それを見たウォルバクは、足を止めて、めぐみんに聞く。

 

ウォルバク「あ、あの、ちょっと良いかしら?……………多分その子ってメスなのよ。だから、その名前はどうかと思うんだけど。」

めぐみん「ちょむすけはちょむすけです。私の使い魔にしてペットのちょむすけですよ。」

ウォルバク「どういう事なの!?ねえ、本当にどういう事なの!?私の半身はどうしてそんな目に遭わされているの!?」

 

 ウォルバクがそう言うと、めぐみんはそう返して、ウォルバクはそう叫ぶ。

 半身?

 マジで?

 すると、アクアがちょむすけを見ながら口を開く。

 

アクア「ははーん。あんた、神格が偉く低いと思ったら、この子に半分くらい力を持っていかれてるのね?…………ほうほう、私の曇りなき眼でじっくりと見通した所、ちょむすけには何やら封印みたいなのが施されてるわね。」

白夜「曇りなき眼を自称するなら、ひよこを売った詐欺にも引っ掻からねぇだろ。」

アクア「あぁぁん!?なんですってぇぇぇぇ!?」

 

 アクアがそんな風に言い出す中、白夜はそう突っ込み、アクアと取っ組み合いの喧嘩が始まる。

 その時、めぐみんに抱かれているちょむすけが暴れ出す。

 ウォルバクも自らの半身を求めてなのか、ゆっくりと近づいてくる。

 

カズマ「おい、絶対にそいつ渡すんじゃないぞ!めぐみん、しっかり押さえとけよ!」

ウォルバク「ちょっと!?ねえ、その子は私の半身なのよ!長年探し求めていた相棒との、感動の再会なんだけど!」

カズマ「うちのちょむすけをどうするつもりかは知らないが、なら、俺達と敵対しないと誓えるのか?そして、この砦の事は諦められるのか?そうでなきゃ、相手の力が増す事態は避けるだろう?おっと、それ以上近寄るなよ。俺は別にあんたの事が嫌いじゃない。だからこそ交渉するんだ。ほら、こいつを解放して欲しければ俺の言う事を聞くと誓うんだ。仮にも邪神だって言うのなら、その自分の名前にかけて、もう敵対しませんと誓って貰おう。」

冒険者「うわぁ……。」

 

 カズマ、それは流石にやりすぎだろ。

 全員、ドン引きしている。

 無論、俺たちも。

 それを見て、ウォルバクは悔しそうにしながらも口を開く。

 

ウォルバク「……………今日の所は引くけれど、あまり調子に乗らない事ね!外壁を破壊出来ないと言っても、膠着状態に陥っただけ。私たちはこの砦がある限り、これ以上は侵攻できない。でも、あなた達も森の中に陣取る私たちに勝つ事は難しいでしょう?こうなったら持久戦よ!あの壁に描かれた落書きごと外壁を壊し続けてあげるから!」

 

 ウォルバクはそんな風に叫びながら、テレポートで帰還しようとする。

 すると。

 

ゆんゆん「あ、あの!私の事、覚えてますか!?私、その……………ゆんゆんって言うんですけど……………。」

 

 ゆんゆんはウォルバクに話しかける。

 知り合いだったのか。

 それを聞いたウォルバクは。

 

ウォルバク「…………覚えているわ。確か、馬車の中で一緒に旅をしないって誘った子よね?……………一応聞くけど、あなたのそれもあだ名じゃないのよね?」

ゆんゆん「本名です!あの……………あの時、私を誘ってくれた事、ずっと忘れてません!あの日の日記にちゃんと書いて、たまに読み返したりもしてます!」

ウォルバク「そ、そうなの。そこまで重く捉えなくても良かったんだけど、喜んでくれて何よりよ?」

 

 ウォルバクがそう言うと、ゆんゆんはそう叫ぶ。

 それを聞いたウォルバクは、反応に困ると言わんがばかりに苦笑していた。

 すると、めぐみんが口を開く。

 

めぐみん「あの!私の事は覚えてますか?私は、めぐみんというのですが……………。」

 

 めぐみんはウォルバクにそう聞く。

 それを聞いたウォルバクは、困った様な微笑を浮かべると。

 

ウォルバク「覚えてないわ。」

 

 小さくそう呟いて、テレポートで帰還する。

 二人とウォルバクには、何があったんだ?

 俺はそう思う。

 一方、撤退したウォルバクは。

 

ウォルバク「どういう事なの?本当に面倒なことになったわね……………。」

 

 ウォルバクはそう呟いていた。

 ウォルバクとして、いろいろな想定外な事態が起こっていたからだ。

 すると。

 

???「お困りの様だな。」

ウォルバク「……………ロキ。」

 

 そんな風に声をかけられて、ウォルバクはそう呟きながら後ろを見る。

 そこには、ロキの姿があった。

 

ウォルバク「何の用?私は忙しいんだけど。」

ロキ「そう警戒するな。私は君に渡したい物があるんだよ。」

ウォルバク「渡したい物?」

 

 ウォルバクがそんな風に言うと、ロキはそう言う。

 ウォルバクがそう聞くと、一人の女性が現れる。

 

サマス「初めまして。私はサマスと申します。あなたにはこれを渡しましょう。」

 

 サマスと名乗った女性は、アタッシュケースを渡す。

 ウォルバクは訝しげにしながらも、それを開ける。

 その中には、ヴィジョンドライバーとアギトと電王のレイズバックルがあった。

 

ウォルバク「これは……………。」

ロキ「複製品だが、ヴィジョンドライバーだ。ゼウス達から掠めたレジェンドレイズバックルと一緒に使ってくれ。」

ウォルバク「……………一応、受け取っておくわね。信用している訳じゃないけどね。」

 

 ウォルバクがそう言うと、ロキはそう言う。

 アギトと電王のレイズバックルを、掠めていたのだ。

 ウォルバクはそのアタッシュケースを受け取る。

 一方、ベロバ達は。

 

樹「さあ、いよいよ戦国ゲームもクライマックスだ!」

ベロバ「今度は向こうが攻める番。大将を討ち、家宝を守り抜けば……………あなた達のどちらかがジャマ神ね。」

闘轟「世界を作り変える力を手に入れてやる。」

武「俺だって負けてられねぇな。」

ベロバ「ジャマトの天下統一ももうすぐよ。」

 

 ベロバ達はそう言う。

 法螺貝の音が響く中、再び戦国ゲームが開始される。

 

サダメル「どうやら、戦国ゲームが再開されたみたいですね。」

拓巳「何としても、奴らのヴィジョンドライバーを破壊する。」

 

 サダメルがそう言う中、拓巳はそう言って、懐にヴィジョンドライバーを仕舞い、刀を持って移動する。

 カズマ達が来る中、拓巳は口を開く。

 

拓巳「かくなる上は、私が行こう。」

トウカ「ちょっと待って!ここで出て行ったら、あいつらの思う壺よ!」

白夜「大将は下がってろ。」

湊翔「俺たちで護衛をすれば良い。一気に終わらせる。そうだろう?大将。」

拓巳「ああ。頼む。どうやら、ウォルバクも動き出したみたいだからな。」

 

 拓巳がそう言う中、トウカと白夜がそう言うと、俺はそう言う。

 拓巳が俺の言葉を聞いてそう言うと、めぐみんが口を開く。

 

めぐみん「皆、ウォルバクに関しては、私に任せて下さい。」

朱翼「めぐみん!?」

武劉「何?」

 

 めぐみんがそう言うので、俺たちは視線を向ける。

 

めぐみん「私がやらないと気が済まないのです。」

リア「でも、めぐみんだけじゃあ、返り討ちに遭わないか!?」

カズマ「……………ったく。俺も手伝うよ。」

めぐみん「……………ありがとうございます。」

 

 めぐみんがそう言うと、リアはそう聞く。

 すると、カズマはそう言う。

 まあ、カズマが居れば大丈夫か。

 俺たちはそう思い、カズマ達にウォルバクを任せる事にした。

 俺たちが向かっていくと、ジャマトグランプリに触発されたのか、魔王軍が多数出ていた。

 魔王軍とジャマト達が俺たちの方に向かってくる。

 

白夜「カズマ、めぐみん!ここは俺たちに任せろ!お前達は、ウォルバクに向かって突き進め!!」

カズマ「頼んだぞ!」

めぐみん「お願いします!」

 

 白夜がそう叫ぶと、カズマとめぐみんがウォルバクに向かって走っていく。

 すると。

 

冒険者「あんた達だけにやらせる訳にはいかない!」

冒険者「俺たちにも任せろ!!」

 

 砦に居た冒険者や騎士達も出てきて、魔王軍と応戦していく。

 俺たちも、ジャマトと応戦していく。

 それぞれの武器を持って。

 拓巳も、刀を抜いて、ジャマトと応戦していた。

 それを見ていた狼菜とエーリカは。

 

狼菜「強っ!?」

エーリカ「あの人、守る必要性あるの?」

 

 狼菜とエーリカはそう言う。

 すると、ビショップが二体、ルークが二体、ナイトが一体、向かってくる。

 それを見たトウカ達は、変身する。

 

SET

SET FEVER

 

 それぞれのレイズバックルを装填したトウカ達は、叫ぶ。

 

一同「変身!」

 

DUAL ON

ZOMBIE & BOOST

HIT FEVER CALIBER

UNPREDICTABLE EVOLUTION


『MONOCHROME CLUSTER

HAMELN

BORRELOAD

HIT FEVER STEALTH

CASTLE

HIT FEVER HARMONY

HIT FEVER FIGHTER

HIT FEVER DANCER

HUNTER CLAW

REDAY FIGHT

 

 トウカ達は、現時点での最強フォームに変身して、ジャマトや魔物と応戦していく。

 トウカ、白夜、朱翼、武劉がビショップ二体に、アクセルハーツがナイトに、ミツルギ、ゆんゆん、狼菜がルーク二体と応戦する。

 拓巳は俺に話しかける。

 

拓巳「私たちは先を急ぐぞ。ギーツ!」

湊翔「大将はどっしりと構えてろ。先陣は俺が切る。」

  

 拓巳がそう言うと、俺はそう返して、デザイアドライバーを装着する。

 力を借りるぜ、鹿夫。

 俺はそう思いながら、パワードビルダーレイズバックルを取り出して、装填する。

 

SET CREATION

 

 そんな音声が鳴る中、俺は変身ポーズを取って叫ぶ。

 

湊翔「変身!」

 

 そう言うと、レイズバックルを操作する。

 

DEPLOYED POWERED SYSTEM

GIGANT SWORD

READY FIGHT

 

 俺はギーツ・パワードビルダーフォームに変身して、ギガントソードを振るう。

 すると。

 

???「見つけたぞ!」

拓巳「ん?」

 

 そんな声と共に、拓巳の元に何かが来る。

 それは、仮面ライダー鎧武で登場した黒影トルーパーだった。

 

拓巳「ジャマト……………ではないか。」

リーダー「我らは、ハンドレッド!貴様のドライバーを手に入れる!」

拓巳「狙いはヴィジョンドライバーか。それに、ハンドレッドも動き出すとは。」

 

 拓巳がそう言う中、黒影トルーパーのリーダー格はそう叫ぶ。

 ハンドレッドが動き出したのだ。

 拓巳は刀を納刀すると、ヴィジョンドライバーを取り出す。

 

拓巳「良いだろう。相手になってやる。」

 

VISION DRIVER

 

 拓巳はヴィジョンドライバーを装着すると、バイオメトリクサーに親指を翳す。

 

GLARE, LOG IN

 

 その音声が鳴る中、拓巳はプロビデンスカードを取り出して、口を開く。

 

拓巳「変身。」

 

 そう言うと、プロビデンスカードをヴィジョンドライバーにスキャンする。

 

INSTALL

DOMINATE A SYSTEM, GLARE

 

 拓巳はグレアに変身して、黒影トルーパーと応戦していく。

 一方俺は、ギガントソードでジャマトを薙ぎ払っていた。

 俺は、パワードビルダーレイズバックルを操作する。

 

GIGANT STRIKE

 

 その音声と共に、ギガントソードにエネルギーが溜まり、俺はギガントソードを振り下ろす。

 それと同時に、ジャマトは爆発していく。

 次に、ギガントハンマーに変える。

 

GIGANT HAMMER

DEPLOYED POWERED SYSTEM

GIGANT HAMMER

 

 俺はギガントハンマーを持って、地面を思い切り叩いて衝撃波を出して、ジャマトを吹っ飛ばす。

 ギガントハンマーを肩に置く中、後ろを振り向くと、ベロバの姿があった。

 

湊翔「大将自らお出ましとはな。」

ベロバ「いざ尋常に勝負ってやつよ。」

 

 俺がそう言うと、ベロバはそう言って、ヴィジョンドライバーを装着する。

 ベロバは、ヴィジョンドライバーのバイオメトリクサーに親指を翳す。

 

GLARE2, LOG IN

 

 待機音が流れる中、ベロバはプロビデンスカードを取り出し、ポーズを取って口を開く。

 

ベロバ「変身。」

 

 ベロバはそう言うと、ヴィジョンドライバーにプロビデンスカードをスラッシュする。

 

INSTALL

I HAVE FULL CONTROL OVER, GLARE2

 

 ベロバは仮面ライダーグレア2に変身した。

 それと同時に、俺に向かってくる。

 俺は、ギガントハンマーで応戦するが、ギガントハンマーは大きくて取り回しが悪く、ベロバは身軽に攻撃を躱して、俺に攻撃をして、ギガントハンマーを落として、攻撃する。

 俺は下がると同時に、ギガントブラスターのレイズバックルを取り出す。

 

湊翔「これならどうだ!」

 

GIGANT BLASTER

DEPLOYED POWERED SYSTEM

GIGANT BLASTER

 

 その音声が鳴ると、俺はギガントブラスターを装備して、銃撃する。

 だが、ベロバはその攻撃を躱す。

 

ベロバ「飛んで火に入る夏の虫。罠を仕掛けたとも知らずに。」

湊翔「何?………………っ!?くっ!?」

 

 ベロバはそう言うと、俺は首を傾げる。

 だが、すぐに答えが出た。

 ヒュプノレイが胸にしかついていない。

 そう思うと同時に、残り四つのヒュプノレイが現れて、バリアを形成する。

 俺はパワーアームを展開しつつ脱出しようとするが、脱出出来ない。

 

ベロバ「ギーツ。真っ赤な狐は使わせないよ?ハァァァァァ!」

 

DELETE

 

 俺が何とかバリアを突破しようとする中、ベロバは必殺技を発動する。

  

湊翔「くっ!?うわぁぁぁ!」

 

 必殺技が当たる直前にバリアが解除され、俺はベロバの必殺技を受けて、エントリーレイズフォームに戻ってしまう。

 まあ、こうなる事は分かってたけどさ。

 俺はブーストマークIIレイズバックルを取り出す。

 

湊翔「秒で決着をつけるだけだ!!」

ベロバ「全て計算の済み!?はっ!ハアッ!」

 

 俺はそう叫んで、レイズバックルを装填して、操作する。

 ベロバがヒュプノレイで攻撃する中、俺は駆け出す。

 

SET

BOOST MARK II

 

 俺はブーストフォームマークIIに変身する。

 それを、ジーンは影から見ていた。

 

ジーン「湊翔………………。」

 

 ジーンはそう呟く。

 そんな中、他の人たちは。

 

拓巳「ふっ!ハアッ!」

 

 拓巳はヒュプノレイを周囲に展開しつつ、格闘戦で応戦していく。

 背後から攻撃しようとしても、ヒュプノレイの攻撃によって潰される。

 拓巳は、プロビデンスカードを取り出して、ヴィジョンドライバーにスキャンする。

 

DELETE

 

拓巳「はっ!」

黒影トルーパー達「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

 拓巳の必殺技によって、黒影トルーパーはあっさりと吹き飛ばされてしまう。

 それを見ていたリーダー格のカッシーンは。

 

???「どうやら、相手が悪いな。別の場所に移動しよう。他にも居るからな。」

 

 カッシーンはそう言うと移動を開始して、黒影トルーパー達も消える。

 

拓巳「居なくなった?何なんだ?」

 

 拓巳はそう呟く。

 一方、トウカ達は。

 

トウカ「一気に行くわよ!」

白夜「おう!」

朱翼「はい!」

武劉「任せろ!」

ダクネス「分かった!」

 

 トウカ達はそう言うと、それぞれの必殺技を発動する。

 

GOLDEN FEVER VICTORY

HAMELN STRIKE

BORREL STRIKE

POISON CHARGE

TACTICAL BREAK

 

 それぞれの必殺技がビショップ二体に命中して、爆発する。

 一方、ゆんゆん達は。

 

ゆんゆん「早く片付けましょう!」

狼菜「ええ。」

ミツルギ「分かっているさ!」

 

 3人はそう話すと、必殺技を発動する。

 

GOLDEN FEVER VICTORY

HUNTER CLAW STRIKE

CASTLE STRIKE

 

「「ハァァァァァ!」」

ミツルギ「ルーン・オブ・セイバー!!」

 

 3人の必殺技が二体のルークジャマトに命中して、爆発する。

 一方、アクセルハーツは。

 

リア「行くよ、シエロ、エーリカ!」

シエロ「はい!」

エーリカ「OK!」

 

 3人はサボテンナイトジャマトの攻撃を躱しながら、フィーバースロットレイズバックルを操作する。

 

GOLDEN FEVER VICTORY

 

「「「ハァァァァァ!」」」

 

 3人の連携攻撃が命中して、ナイトジャマトは爆発する。

 一方、俺はベロバの攻撃を躱しつつ、攻撃していく。

 

ベロバ「うざったい男!」

 

 ベロバがそう毒づく。

 だが、俺は眠気が再び出てきて、変身解除して、膝をついてしまう。

 やばい、限界……………!

 

湊翔「限界か……………。」

ジーン「湊翔!」

ベロバ「その強さにも代償がある様ね。だったら、一思いに逝かせてあげる。」

 

 俺がそう呟く中、ベロバはそう言いながら、俺の方に近づいてくる。

 それを見ていたジーンは。

 

ジーン「今をどう生きるか。俺にはまだ分からないけど、確かな事が一つだけある。」

 

 ジーンはそう言う。

 すると、ジーンは飛び出して、レーザーレイズライザーで銃撃する。

 

ベロバ「くっ!?うわっ!?」

 

 不意打ちで喰らい、ベロバが吹っ飛ぶ。

 ジーンは俺の横に来ると、口を開く。

 

ジーン「湊翔、俺は君のサポーターだ。」

 

 ジーンはそう言うと、俺のデザイアドライバーのリボルブアンロックを押して、ドライバーのロックを外して、半回転させる。

 

REVOLVE ON

 

 その音声が鳴る中、銃口部分を取ったレーザーレイズライザーをデザイアドライバーに装填する。

 

SET UP

 

 その音声が鳴ると、俺は眠気が一気に吹っ飛ぶ。

 待機音が流れる中、俺の周囲には、バイクのマフラーから火が出る絵とBOOSTの文字が五つ浮かび、青いサークルも浮かぶ。

 俺はジーンに下がらせると、変身ポーズを取って叫ぶ。

 

湊翔「変身!」

 

 そう言って、ブーストマークIIレイズバックルとレーザーレイズライザーを操作する。

 すると、ブーストマークIIレイズバックルから出る炎が、不完全燃焼を思わせる赤い炎から、完全燃焼を思わせる青い炎に変わる。

 

DUAL ON

HYPER LINK

LASER BOOST

REDAY FIGHT

 

 その音声が鳴ると共に、ブーストマークIIのアーマーが形成され、周囲に青いカード状のエネルギーが飛ぶ。

 ブーストマークIIのアーマーが装着されると、青いカード状のエネルギーは、アーマーへと変わり装着される。

 基本的な姿はブーストフォームマークIIをベースにしつつ、胸部にはレーザーレイズライザーを思わせる装甲がつき、肩にもアーマーがついて、複眼もジーンを思わせるカラーリングになっている。

 

ベロバ「あれは……………!?」

 

 それを見て、ベロバはそう言う。

 すると、ジーンが口を開く。

 

ジーン「レーザーレイズライザーには、理想の自分をデザインする力がある。だから、君を少しだけ俺色に染めさせてもらったよ。もう時差ボケはしない筈だ。」

湊翔「粋なプレゼントだな。」

ジーン「サポーターとして、当然の事をしたまでだ。」

 

 ジーンはそう説明する。

 俺がそう言うと、ジーンは笑みを浮かべてそう言う。

 俺はジーンの肩を叩くと、一緒に口を開く。

 

湊翔「さぁ。ここからが……………。」

「「ハイライトだ!!」」

 

 俺はそう言うと、一緒に指を鳴らして、そう言う。

 それを見たベロバは。

 

ベロバ「か弱い女の子相手に、本気でやる気?」

ジーン「お前のその姿も、レーザーレイズライザーでデザインした見せかけの姿だろ。本当は俺よりもかなり年上のお婆ちゃんの癖に。」

ベロバ「……………歳の事を言うんじゃないよ!!」

 

 ベロバがそう言うと、ジーンはそんな風に言う。

 まあ、アクアも年齢不詳だからな。

 それを聞いたベロバはそう叫ぶと、ヒュプノレイからビームを放つ。

 

湊翔「はっ!ハァァァァァ!」

 

 俺はそれを躱す。

 すると、俺に向かってジャマトが向かってくる。

 俺は、ジャマトに攻撃して倒していく。

 パワーがかなり上がっているのか、普通の攻撃だけでジャマトは爆発して倒れていく。

 

湊翔「ふっ!」

 

 俺は手を伸ばすと、仮面ライダージーンが使っていた重力操作を発動する。

 どうやら、一部、ジーンの力が使えるみたいだな。

 それを受けたジャマトは爆発する。

 

湊翔「はっ!はっ!ハアッ!」

 

 俺は重力操作を用いて宙に浮かび、それと同時に岩塊も浮かび上げて、ジャマトに向かって落としていく。

 それを受けて、爆発する。

 俺が着地すると、ベロバは四体のジャマトライダーを引き連れて現れた。

 

ベロバ「フフフッ。いくわよ。」

 

 ベロバはそう言うと、四つのレイズバックルを取り出して、ヴィジョンドライバーに装填する。

 

SET UPGRADE

SET UPGRADE

SET UPGRADE

SET UPGRADE

REMOTE CONTROL

MAGNUM

NINJA

CALIBER

MONSTER

 

 その音声が鳴ると同時に、ジャマトライダーにそれぞれのアーマーが装着され、俺に向かってくる。

 俺は、ブーストマークIIレイズバックルを操作する。

 

BOOST TIME

 

湊翔「ふっ!ハァァァァ……………!ハアッ!」

 

 その音声が鳴って、待機音が流れる中、俺は気合を入れて、レイズバックルを操作する。

 俺は青いエフェクトが宙に残る中、高速移動をして、ジャマトライダーに攻撃していく。

 ジャマトライダーが一塊になると同時に。

 

HYPER BOOST GRAND VICTORY

 

湊翔「ハアッ!」

 

 その音声が鳴ると同時に、四体のジャマトライダーにパンチを繰り出す。

 それを受けたジャマトライダー四体は、爆発四散する。

 その四体がやられたことによって、ヒュプノレイも戻ってきて、ビーム攻撃をする。

 俺はそれを躱して、格闘戦を繰り広げる。

 周囲にはヒュプノレイのビームや俺たちの攻撃のエフェクトなどが見える。

 

湊翔「ふっ!ハアッ!」

ベロバ「くっ……………!?」

 

 俺とベロバは一進一退の攻防を繰り広げる。

 俺はベロバの攻撃にカウンターで攻撃を叩き込む。

 ベロバはそれを受けて吹っ飛ぶ中、俺は重力操作を発動する。

 ベロバはヒュプノレイで攻撃しようとするが、重力操作によって、上手くいかない様だ。

 俺は、レーザーレイズライザーのクロスオルタネーターを操作する。

 

FINISH MODE

 

 その音声が鳴ると、待機音が流れてきて、俺は構える。

 

湊翔「ハァァァァ……………!」

 

 そう言うと同時に、レーザーレイズライザーのトリガーを引く。

 

LASER BOOST VICTORY

 

 その音声が鳴ると同時に、ジャンプして、5人に増える。

 

湊翔「ハァァァァ…………!ハァァァァァ!!」

 

 5人になった俺は、ベロバにキックを叩き込んでいく。

 それを受けたベロバは、地面に落下すると同時に、ギーツのクレストが浮かぶ。

 

ベロバ「ああーーっ!!」

 

 俺が着地すると、ベロバはそう叫びながら大きく爆発をする。

 ベロバを倒す事が出来たな。

 カズマ達の方は大丈夫なのだろうか。

 俺はそう思うのだった。




今回はここまでです。
今回は、レーザーブーストの初陣です。
レーザーブーストが登場した話は、かなり好きです。
ちなみに、一部、『蔵出し!デザグラスペシャル』で判明したカットされたセリフも入れました。
そして、ハンドレッドは黒影トルーパーを使役して、拓巳に襲いかかるが、返り討ちに遭う。
カッシーンの放った言葉の意味は。
次回は、ウォルバクとカズマとめぐみんの戦いの話になります。
そこでも、カズマが新たな力を得ます。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
ハンドレッドも暗躍を続けています。
あと、SHフィギュアーツのタイクーン・ブジンソードが発表されましたね。
予約します。
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