この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第106話 様々な戦闘

 テンペストを案内してもらって、俺たちは世話になる事になった。

 もちろん、ただ世話になるだけでは申し訳ないので、テンペストでの仕事を手伝う事に。

 カズマは土木作業を行なっている。

 カズマは、アクセルでもそんな作業をしていたからな。

 すると、リムルとフォルテ、シンシヤの3人がやってくる。

 

リムル「おーい、カズマ、湊翔〜!」

フォルテ「今日は作業は休みにしたから、改めて、街を案内させてくれないか?」

カズマ「おう……………って、その格好!?」

 

 リムルとフォルテがそう言いながらやって来ると、カズマは驚く。

 何故なら、リムルとシンシヤの服装がめぐみんの服装になっていたからだ。

 

リムル「ああ、朱菜が作ってくれたんだよ。カズマ達がいる間、異世界交流の象徴として着る様に頼まれたんだけど……………。」

カズマ「めぐみんの服装が象徴なんて、何だか大袈裟な気もするし、ま、似合ってはいるけど……………。」

湊翔「えっと……………恥ずかしくないか?」

 

 リムルはそう言う。

 まあ、朱菜の反応を見る限り、そうなりそうな気がしたからな。

 カズマがそう言う中、俺がそう聞くと、リムルは叫ぶ。

 

リムル「っ!?そりゃ、恥ずかしいわ!スライムだから性別が無いって分かってても、恥ずかしいわ!」

シンシヤ「私はパパと一緒の服で嬉しいよ!」

フォルテ「まあ、シンシアは大丈夫だろうけどな。」

リムル「そ、そうか……………まあ、ここは異世界交流の象徴として……………っと、それより、魔国連邦(テンペスト)の案内はどうする?カズマ達も頑張ってくれてるし、骨休みにさ。」

 

 リムルはそんな風に叫ぶ。

 まあ、前世が男だったから、恥ずかしいんだろうな。

 シンシヤはそんな風に言う。

 リムルは俺たちにそう聞いてくる。

 ここで断る理由も無いしな。

 

湊翔「それじゃあ、頼むわ。」

カズマ「俺も頼む。」

フォルテ「分かった。」

 

 俺とリムルがそう言うと、フォルテはそう言う。

 俺たちは、テンペストを案内してもらう。

 本当に居心地がいいよな、この街は。

 そんな中、カズマは口を開く。

 

カズマ「そういえば、リムルとフォルテの2人も転生者なんだよな?」

リムル「ああ、そうだな。」

フォルテ「ああ。」

湊翔「だろうな。ロックマンのフォルテだったり、『悪いスライムじゃないよ』っていうのを聞いて、まさかとは思ったけどな。」

カズマ「確かに。しかも、魔王になってるなんてな。スライムで魔王になるとか、どんだけ強いんだよ。まあ、フォルテは納得だけどな。」

 

 カズマがそう聞くと、2人はそう答える。

 俺とカズマはそう言う。

 やっぱり、転生して魔王になっているというのは、驚くからな。

 すると、カズマは再び口を開く。

 

カズマ「それにしても……………ここって、居心地が良いよな。」

湊翔「確かに。日本っぽい所も結構あって、落ち着くな。」

フォルテ「気に入ってくれたなら、嬉しいよ。」

リムル「そうだ。もし読みたいなら、漫画とかも出せるけど、どうする?」

湊翔「マジか。見させてもらっても良いか?」

カズマ「俺も良いか?」

リムル「任せとけ。」

 

 俺とカズマはそう言う。

 ここは、日本っぽい所もあって、結構良いよな。

 そんな風に話が弾む中、フォルテはある事に気づく。

 

フォルテ「何だ、あの人だかりは。」

カズマ「めぐみんか?何してんだ?」

 

 フォルテがそう言うと、カズマもそう言う。

 視線の先にいたのは、めぐみんだった。

 すると、めぐみんが話しかける。

 

めぐみん「あっ、カズマ、湊翔、リムル、フォルテ!ちょうど良いところに来ました!今まさに、爆裂魔法の布教をしていた所なのですよ!」

フォルテ「爆裂魔法の布教だと?」

めぐみん「はい!こちらの世界ではなかなか爆裂魔法を撃てないので……………とすれば、もうこの私自ら、爆裂魔法の素晴らしさを説くしかないと思いまして!」

 

 めぐみんはそんな風に言う。

 フォルテがそう聞くと、めぐみんはそんな風に説明する。

 確かに、この世界ではアクセルと違い、爆裂魔法には慣れていないだろうから、撃てないだろうけどさ。

 

湊翔「……………めぐみん、この世界でネタ魔法を広める気か?」

カズマ「ていうか、ちょうど良い所にって、まさか巻き込もうとしてないよな?」

めぐみん「ご明察です。特にリムルとシンシヤが来てくれたのは僥倖ですよ。同じ紅魔のローブを纏う者として、共に爆裂魔法を布教しましょう!」

リムル「え、ええっ!?」

シンシヤ「私も?」

 

 俺とカズマはそう聞く。

 すると、めぐみんはそんなふうに言う。

 リムルとシンシヤがそう言う中、めぐみんは大きく叫ぶ。

 

めぐみん「さあ、皆さん!リムルやフォルテ、シンシヤもお墨付きの爆裂魔法!一度撃てば、病みつきになる事間違いなしです!」

観客達「うおおおお!」

フォルテ「…………お墨付きなんてした覚えはないが。」

 

 めぐみんがリムル達の名前を強調しながらそう叫ぶと、観客達はそう叫ぶ。

 そんな中、フォルテはそうポツリと呟く。

 しばらくして、解放されたリムルは、ゲンナリとしながら口を開く。

 

リムル「…………や、やっと解放された…………。」

シンシヤ「はい……………。」

フォルテ「……………まさかとは思うが、お前達の世界は、爆裂魔法が主流なのか?」

カズマ「いや、あの頭のおかしい娘しか使ってない。」

湊翔「まあ、厳密にはあと2人くらいは爆裂魔法を使える人はいるけど、いざという時にしか使ってないからな。」

フォルテ「なるほどな。話を聞く限り、威力は十分ある一撃必殺のロマンの魔法だな。」

 

 リムルとシンシヤがそう言うと、フォルテはそう聞いてくる。

 その質問に、俺とカズマはそう答える。

 実際、ウィズはデストロイヤーとの戦いで、ウォルバクは砦を陥落させる為にだったり、めぐみんを助ける為にちょむすけとなった半身に向かって放った位だからな。

 魔力効率も本当に悪いし。

 すると、朱菜とアイリスの2人が駆け寄ってくる。

 

アイリス「あっ……………やっと見つけました…………!」

朱菜「リムル様、フォルテ様、カズマ様、湊翔様、ごきげんよう。」

リムル「おう、朱菜。俺たちを探していたのか?」

朱菜「はい。その……………カズマ様、湊翔様、これを…………。」

 

 アイリスと朱菜はそんな風に言ったり、挨拶をしたりする。

 リムルがそう聞くと、朱菜はある手紙をカズマに渡す。

 

カズマ「手紙?」

湊翔「何ですか、これ?」

アイリス「アクアさんからなんだけど…………。」

カズマ「アクアから?直接言いに来れば良いのに……………っ!?」

湊翔「どうした、カズマ?……………は?」

 

 俺がそう聞くと、アイリスは気まずそうにそう言う。

 カズマがそう言いながら手紙を見ると、カズマは固まる。

 俺も覗くと、驚愕で固まる。

 すると、リムルとフォルテが聞いてくる。

 

シンシア「どうしたんですかね?」

リムル「お、おい、カズマ、湊翔?」

フォルテ「何が書いてあったんだ?」

湊翔「あの野郎……………!ここの食べ物が美味しいからって、俺たちにツケて飲み食いしやがった!!」

フォルテ「えっ?」

 

 シンシアがそう言う中、リムルとフォルテがそう聞くと、俺はそう言う。

 内容は、俺とカズマにツケて、飲み食いをしまくっているという事だった。

 あいつ(アクア)……………!!

 

朱菜「で、でも、カズマ様達は客人ですので、お代は頂けないですし……………。」

カズマ「いや、ちゃんと払うよ…………。異世界でツケなんか作りたくないし。」

アイリス「な、何だかごめんなさい…………。」

湊翔「いや、2人は気にしなくて良いですよ。全てはあのバカが悪いんで。」

 

 朱菜とアイリスが申し訳なさそうにそう言う中、俺とカズマはそう言う。

 俺たちはあくまで客人という扱いだが、何も好き放題やって良い筈がない。

 そこら辺は良識を持って欲しいのだが。

 すると。

 

アクア「ああ〜っ!!」

湊翔「アクア?」

カズマ「あいつ、今度は何をやったんだ!?」

 

 アクアの叫び声が聞こえてきたので、俺たちはその方へと向かう。

 すると、アクアが2人の人物にメンチを切っていた。

 

アクア「アンタ達、穢らわしい悪魔じゃない!こんな所で会うなんて、運の尽きの様ね!!」

???「何ですか、この下賎な女は。」

???「本当だよね。」

湊翔「え〜っと…………あの2人は?」

リムル「ディアブロとウルティマだ。」

フォルテ「あの2人、原初の悪魔って言われてるんだ。」

カズマ「えっ!?」

 

 アクアは執事服を着た黒髪の男と紫のサイドテールの女の子に喧嘩を売っていた。

 俺がそう聞くと、リムルとフォルテはそう言う。

 原初の悪魔って、明らかにヤバそうじゃねぇか。

 しかも、バニルと同じかそれ以上の気配を感じるぞ。

 

アクア「アンタ達、感謝しなさい。このアクシズ教の御神体である女神アクア様が、アンタ達を浄化……………痛いっ!?」

 

 アクアはそんな風に言う。

 最後の方が変なのは、カズマがぶん殴ったからだ。

 

アクア「ちょっと!?何すんのよ!?」

カズマ「お前こそ何やってんだよ!?この世界でも、トラブルを起こさないと気が済まないのか!?」

アクア「だって、アイツら悪魔なのよ!?悪魔倒すべしという教義を持つアクシズ教の御神体として、あいつらに天誅を下さないと行けないのよ!!」

湊翔「だからって、喧嘩を売るな!!」

アクア「見てなさい、この私の魔法でイチコロなのよ!セイクリッド・ハイネス・エクソシズム!!」

湊翔「お〜い!!」

 

 アクアが抗議する中、カズマはそう叫ぶ。

 狂犬か、お前は。

 すると、アクアはバニルに向かって放った技を、そのディアブロとウルティマの2人に向かって放った。

 やりやがった!!

 その魔法がディアブロとウルティマに当たるが……………。

 

ディアブロ「おや、多少はピリピリしますね。」

ウルティマ「でも、僕たちには効かないかな。」

 

 その2人はそう言うと、アクアの魔法を耐え切った。

 やばい、とんでもない奴らに喧嘩を売っちまった。

 

アクア「私の魔法が効かない!?」

ディアブロ「さて……………この女はどの様な処分をしましょうか。」

ウルティマ「向こうから仕掛けてきたからね。遠慮はいらないよね?」

カズマ「申し訳ありません〜〜っ!!!」

 

 アクアが驚く中、その2人はヤバい笑みを浮かべながらそう言う。

 すると、カズマは素早く土下座を敢行する。

 

カズマ「うちの狂犬女神が本当にすいませんでした!!ちゃんと言い聞かせておくので、どうか許してくださいーーーーっ!!」

アクア「ちょっ!?悪魔に謝ってどうすんのよ!私は正しい事をしたのよ!?」

湊翔「………………お〜ま〜え〜は〜…………!ツケの時といい、どんだけやらかせば気が済むんだ!!」

アクア「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 カズマがそんな風に土下座をしながら謝罪を行う。

 ディアブロとウルティマが多少、呆気に取られる中、アクアは悪びれずにそう言い、俺はツケの分も含めて、お仕置きを敢行した。

 コブラツイストをアクアに行う。

 それを見ていたリムルとフォルテは。

 

リムル「……………あの2人、苦労してるんだな。」

フォルテ「そうだな。」

 

 そんな風に呟いた。

 シンシヤは、リムルのそばに隠れていた。

 その後、フォルテとリムルの2人がディアブロ達を何とか落ち着かせた事で、事なきを得た。

 

フォルテ「2人とも、苦労してるんだな。」

カズマ「まあ、いつもの事だからな。」

湊翔「でも、一番不安なのは……………。」

 

 フォルテがそう言うと、俺とカズマはそう言う。

 すると。

 

ゴブタ「お、リムル様にフォルテ様、カズマさんに湊翔さん!」

雷蔵「もしかして、街を案内してるんっすか?」

 

 そう言って、その2人がやってくる。

 ゴブタと雷蔵というらしい。

 

リムル「ああ。ってか、ゴブタは今の時間修行じゃなかったか?」

フォルテ「白老達が待っているんじゃないか?」

ゴブタ「いやぁ、実は今日、ダクネスさんにトウカさん、白夜さん、武劉さんが修行場に来て、師匠たちは交流も兼ねて、鍛えてるんっすよ。」

 

 リムルとフォルテがそう聞くと、ゴブタはそう答える。

 嫌な予感がするな。

 

カズマ「……………なあ、その修行場とやらに案内してくれないか?」

湊翔「確かに。なんか嫌な予感がするから。」

雷蔵「良いっすよ。修行場はこっちっす。」

 

 俺とカズマがそう聞くと、雷蔵はそう言って案内をする。

 俺たちが修行場に着くと、ダクネスは白老と、白夜は猗窩座と、トウカはケンドーマンとヤマトマン、武劉は憎珀天と模擬戦闘を行なっていた。

 

ダクネス「ど……………どうだ?」

白老「どうも何も……………まずはワシに撃ち込んでもらわないとのう……………。」

 

 ダクネスはそう聞くが、白老は若干困ったようにそう言う。

 すると、ゴブタが口を開く。

 

ゴブタ「師匠〜!リムル様とフォルテ様とカズマさんと湊翔さんを連れて来たっす。」

リムル「2人の案内がてら、見学しに来たんだ。」

フォルテ「しばらく観てていいか?」

白老「もちろん、構いませんぞ。しかし、見ていて面白い物ではないかもしれませんがの。」

 

 ゴブタとリムル、フォルテがそう言うと、白老はそう答える。

 まさか。

 

フォルテ「というと?」

白老「先ほどから力量を測ろうにも、動かないワシに攻撃が当たらんのではなぁ…………。ダクネス殿が本気なのは見て取れるが、これでは修行にならん。」

ダクネス「も……………申し訳ない。私の力不足で、せっかくの修行をふいにしてしまって……………。」

 

 フォルテがそう聞くと、白老はそう言う。

 ダクネスが申し訳なさそうにする中、フォルテが聞いてくる。

 

フォルテ「え?変身している時、攻撃は結構当たっていたような気がするが……………。」

湊翔「それは、ライダーシステムが補正をかけてるんだ。だから当たるんだよ。」

リムル「補正をかけないと当たらないレベルなのか……………。」

 

 フォルテがそう聞いてくると、俺はそう答える。

 ジーン経由でダクネスのサポーターであるアーンから聞いたのだ。

 リムルがそう言うと、白老は口を開く。

 

白老「ちょうど良い。ゴブタ、お主がダクネス殿の相手をせよ。」

ゴブタ「ええっ、自分がっすか?」

白老「異世界の戦士と相見える機会などそうない。良い修行になるやもしれんからな。」

ゴブタ「わ、分かったっすけど……………なんかやりづらいんすよね。」

 

 白老がそう言うと、ゴブタは驚いた様に反応する。

 ゴブタがそう言うと、ダクネスは口を開く。

 

ダクネス「う…………!下衆なゴブリンめ!いやらしい目で私の体を睨みつけるとは……………くっ!」

ゴブタ「な、何を言ってるんすか!?そんな事してないっすよ!?嫌っす師匠!この人、なんか怖いっす!」

カズマ「……………本当にうちの変態がすみません。何かあったら全力で止めますんで。」

フォルテ「えぇ……………。」

 

 ダクネスはそんな風に言う。

 それを聞いて、ゴブタは恐怖して、カズマはそう言う。

 まあ、無理もないが。

 その後、ダクネスとゴブタが戦闘をし始めた。

 ゴブタは俊敏さを活かして、ダクネスに攻撃していったのだが……………。

 

ダクネス「はぁ…………はぁ…………ど、どうした?私はまだ……………ピンピンしてるぞ?さあ、もっと仕掛けてこい!全部受けて立ってやる!」

ゴブタ「も、もう勘弁してくれっす!何なんすか、一体!いくら攻撃しても、倒れるどころか悦ぶなんて怖すぎっす!」

 

 ダクネスが喜ぶ中、ゴブタはドン引きしていた。

 ある意味で、アルダープの息子であるバルターとの試合が再現された形になった。

 

湊翔「ダクネス、マジでその辺にしてやれ。ゴブタが困ってるだろ。」

ダクネス「これからが良いところだったんだぞ!折角の異世界なのだ……………そうだ!次はあのゲルドと猪八戒という者達に稽古を!」

カズマ「やめろって!お前みたいなのがうちの世界の標準だと思われたらどうしてくれるんだ!」

フォルテ「……………良かったな、ゴブタ。遂にモテ期が来たみたいで。」

ゴブタ「こんなモテ期は嫌すぎるっすよ…………。」

 

 俺がそう言うと、ダクネスはゲルドと猪八戒の2人を巻き込もうとしていた。

 カズマがそう言うと、フォルテはそう言い、ゴブタはゲンナリとする。

 ドンマイ。

 その一方、トウカ達はというと。

 

トウカ「はっ!ふっ!はあっ!」

ケンドーマン「ふっ!はっ!」

ヤマトマン「ふっ!てやっ!」

 

 トウカ達は、それぞれの武器を手に模擬戦を行っていた。

 しばらくすると、休憩に入った。

 

トウカ「ありがとう。模擬戦に付き合ってくれて。」

ケンドーマン「いや。異世界の戦士と相見えるなど、なかなかない機会だからな。」

ヤマトマン「うむ。良い刺激となった。」

 

 トウカがそう言うと、ケンドーマンとヤマトマンの2人はそう言う。

 3人は、それぞれの剣術の話し合いをしていく。

 その一方、白夜は。

 

白夜「ふっ!ハアッ!」

猗窩座「ふっ!はっ!」

 

 白夜と猗窩座は、格闘戦を繰り広げており、一進一退の攻防を繰り広げていた。

 しばらくすると、2人は休憩に入る。

 

白夜「ふぅ。ありがとうな、練習に付き合ってくれて。」

猗窩座「気にするな。俺はお前を気に入った。だから手伝ってるんだ。」

 

 白夜と猗窩座の2人はそう話す。

 すると、白夜は口を開く。

 

白夜「それにしても、どうして俺を気に入ったんだ?」

猗窩座「そうだな……………。お前の高い身体能力、素早い動きに、決して挫けない強い精神力。それらを持っているからな。」

白夜「そうか。」

 

 白夜がそう聞くと、猗窩座はそんな風に答える。

 白夜は少し、嬉しそうにしていた。

 その一方、武劉は。

 

武劉「ふっ!はっ!」

 

 武劉はダイル・バスターフォームに変身して、砲撃を行っていた。

 憎珀天は、石竜子(トカゲ)を操って、背中の太鼓を叩きながら、雷撃、超音波、突風、衝撃波を放ってくる。

 武劉はそれらも躱していく。

 しばらくすると、戦闘を終了して休憩する事に。

 

武劉「ふぅ…………俺もまだまだだな。」

憎珀天「いや、お前もなかなかにやるな。」

 

 武劉は汗を拭きながらそう言うと、憎珀天はそう言う。

 武劉は口を開く。

 

武劉「ところで、どうして付き合ってくれたんだ?」

憎珀天「お前のその冷静な判断力に多彩な戦法。それが理由だ。」

武劉「なるほどな……………。」

 

 武劉がそう聞くと、憎珀天はそう答える。

 しばらくすると、フォルテが口を開く。

 

フォルテ「そうだ。前に頼んでいた事、頼めないか?」

湊翔「え?良いけど……………。」

 

 フォルテがそう聞いてくるので、俺はそう答える。

 フォルテは、自分が新たに得たスキルで試していないものや、これから開発予定の魔人形の試作品のテスト相手をするように頼んできたのだ。

 一応、全員がOKしたが。

 すると。

 

黎斗「待たせたな。」

フォルテ「黎斗。」

 

 そう言って、檀黎斗が現れた。

 

湊翔「どうしたんですか?」

黎斗「ダクネスとやらに、渡しておきたい物があってな。」

 

 俺がそう聞くと、黎斗はそう言って、ある二つの物をダクネスに投げ渡す。

 

ダクネス「ゾンビレイズバックルと……………色違いの物か?」

白夜「何だこれ?」

黎斗「それは、私のデンジャラスゾンビガシャットのデータを使って作り上げた、デンジャラスゾンビレイズバックルだ!!」

 

 ダクネスがそう言う中、白夜がそう聞くと、黎斗はそう言う。

 どうやら、デンジャラスゾンビのデータをゾンビレイズバックルに組み込んだ物を作り上げたらしい。

 相変わらずというか、何というか。

 その後、フォルテシティと呼ばれる場所の闘技場に移動した。

 

めぐみん「なんか、凄いところに来ましたね。」

ダクネス「ああ……………。」

白夜「それで、何をしようって言うんだよ?」

フォルテ「お前たちには、少し、こいつの相手をしてほしくてな。」

湊翔「こいつ?」

フォルテ「ああ。……………暗く深き闇より来たれ。紫を纏し龍皇よ。」

 

 めぐみんとダクネスがそう言う中、白夜がそう聞くと、フォルテはそう言うと一枚のカードを取り出しながら、指を鳴らすと、荒野のフィールドへと変わっていく。

 そのカードは、禍々しい黒紫のオーラを纏っていた。

 そのカードをそっと地面に空いた虚空の闇に落とした次の瞬間、虚空から紫の輝きと共に辰の文字が浮かび上がった。

 まさか………………。

 

フォルテ「召喚!辰の十二神皇ウロヴォリアス!」

湊翔「ウロヴォリアス……………!?」

 

 フォルテはそう叫ぶ。

 すると、その辰の文字が浮かんだ場所から、何かが出てくる。

 それは、辰の十二神皇ウロヴォリアスだった。

 辰の十二神皇ウロヴォリアス。

 そいつは、バトルスピリッツダブルドライブという作品で、タツミというキャラが使っていたカードだ。

 

カズマ「ウロヴォリアスって……………!?」

湊翔「あの十二神皇の内の一体だな…………。」

めぐみん「カッコいいですよ!十二神皇というのはよく分かりませんが、すごくかっこいいです!」

ダクネス「あの腕に攻撃されたら、私は無事ではいられないだろうな…………。ふひっ。」

トウカ「ダクネス、そんな風に笑わないでよ。」

白夜「まさか、こんな大物と戦えるとは思わなかったな。」

朱翼「ですね……………。」

武劉「要するに、こいつと戦えと言う事か?」

フォルテ「ああ。」

 

 俺たちは、ウロヴォリアスを見ながらそう話す。

 ダクネスは性癖を発揮していたが。

 武劉がそう聞くと、フォルテはそう答える。

 俺たちは、変身を開始する。

 それも、現状使える強い形態を。

 

一同「変身!」

 

DUAL(デュアル) ON(オン)

HYPER(ハイパー) LINK(リンク)

LASER(レーザー) BOOST(ブースト)

HIT(ヒット) FEVER(フィーバー) BEAT(ビート)

ZOMBIE(ゾンビ) &(アンド) BOOST(ブースト)

HIT(ヒット) FEVER(フィーバー) CALIBER(カリバー)

UNPREDICTABLE(アンプリディクタブル) EVOLUTION(エボリューション)


『MONOCHROME(モノクロ) CLUSTER(クラスター)

HAMELN(ハーメルン)

BORRELOAD(ヴァレルロード)

REDAY(レディ) FIGHT(ファイト)

 

 俺とカズマはレーザーブースト、めぐみんとトウカはフィーバーフォーム、ダクネスはゾンビブーストフォーム、白夜はモノクロクラスター、朱翼はハーメルンフォーム、武劉はヴァレルロードに変身する。

 ウロヴォリアスが咆哮を上げる中、俺たちは攻撃を仕掛けていく。

 

湊翔「ふっ!はあっ!」

カズマ「おらっ!はあっ!」

 

 俺は重力操作を、カズマは伸縮しながら、レーザーレイズライザーで銃撃を行なっていく。

 

トウカ「ふっ!ハアッ!」

めぐみん「はっ!はっ!」

ダクネス「てやっ!ハアッ!」

 

 トウカ、めぐみん、ダクネスは、それぞれの武器を持って、攻撃を仕掛けていく。

 

白夜「おらっ!ハアッ!」

朱翼「はっ!はあっ!」

武劉「ふっ!はっ!」

 

 白夜や朱翼、武劉もそれぞれの攻撃を仕掛けていく。

 一度、ドラゴンもどきと戦った経験が生きていたのか、上手い具合に戦えていた。

 だが………………。

 

湊翔「攻撃が効かないか。」

カズマ「マジかよ……………。」

 

 俺とカズマはそう呟く。

 攻撃してはいるものの、効いている様には見えないのだ。

 すると。

 

ウロヴォリアス「ぐぉぉぉ!!」

 

 ウロヴォリアスがそう咆哮すると、猛毒の息吹(ポイズンブレス)を吐いてきた。

 俺たちは難なく躱したが、かなり強力なのが分かる。

 何せ、俺たちが躱した先にあった岩が、見事に溶けてしまっていたのだ。

 躱すと同時に。

 

ウロヴォリアス「ぐぉぉぉぉぉお!!」

湊翔「な、何……………!?」

カズマ「動け……………!?」

 

 ウロヴォリアスがそう咆哮すると、俺たちは動けなくなる。

 ウロヴォリアスの胸の辰の字が刻まれた紫の宝珠と、翼の赤に宝珠から紫の東洋竜の姿をした魔力体に締め上げられているのだ。

 それと同時に、体力が吸われていく感覚がしたのだ。

 そんな中。

 

ダクネス「ああっ!見事に絞められ、嬲られていく……………!」

トウカ「こんな状況で……………!」

 

 ダクネスは喜んでいたが。

 やばい……………!

 俺たちが体力を吸われて、動けなくなりかけると。

 

フォルテ「そこまで!」

 

 フォルテはそう叫ぶ。

 すると、ウロヴォリアスは拘束を解く。

 

フォルテ「まだ、能力を完全に扱えている訳ではないな。それにしても、ウロヴォリアスと上手く戦えるなんて凄いな。」

湊翔「まあ、ドラゴンと戦った経験は一応あるからな。」

カズマ「あれをドラゴンって呼んでいいのかは、少し謎だけどな。」

白夜「確かにな。」

 

 フォルテはそんな風に言うと、俺たちはそう答える。

 確かに、ドラゴンもどきはドラゴンって呼んでいいのか、怪しい部類だからな。

 すると、フォルテが口を開く。

 

フォルテ「なるほどな。それじゃあ次は、このカプセルにそれぞれ入ってくれ。変身したままでな。」

武劉「何だこれは?」

ダクネス「もしや、何か辱めを…………!?」

フォルテ「しないから。とにかく、入ってくれ。」

 

 フォルテがそう言う中、武劉が訝しげにして、ダクネスがそう言う中、フォルテはそう訂正する。

 俺たちはカプセルに別々に入る。

 すると、何かスキャンされる様な感覚が起こる。

 そして、意識がどこかに飛んでいくかの様にも。

 目を開けると、そこは廃墟とも言えるステージだった。

 

めぐみん「ここは……………どこでしょうか?」

白夜「廃墟……………みたいだな。」

ダクネス「ああ……………。」

トウカ「誰も居ないわね。」

朱翼「静かですね。」

武劉「その様だな。」

カズマ「どうなってんだよ?」

湊翔「さぁ……………。」

 

 俺たちはすぐに合流して、そんな風に話す。

 すると。

 

フォルテ『お前ら、聞こえるか?』

湊翔「フォルテ?」

フォルテ『お前らの意識は今、バーチャル空間の仮想体の中にある。変身した仮面ライダーのデータも移しているから、問題なく戦闘ができるはずだ。』

武劉「バーチャル空間なのか……………。」

めぐみん「よ、よく分かりませんね。」

フォルテ『お前たちには、こいつの相手をしてもらいたい。』

 

 フォルテが通信で呼びかけてきた。

 俺たちはそう答える。

 バーチャル空間ね。

 フルダイブみたいな感じだな。

 どうやら、俺たち用のアバターを作って、その中に意識が転送されている様だ。

 フォルテがそう言うと、上空に紫色のモヤが現れる。

 

武劉「何か出てくるぞ!」

朱翼「一体何が………………!?」

 

 武劉と朱翼がそう言う中、そのモヤは形となり、俺たちの前に降りてくる。

 そこに現れたのは。

 

湊翔「キラードロイド………………!?」

 

 俺はそう呟く。

 目の前にいたのは、まさにキラードロイド・ワイバーンなのだ。

 キラードロイド。

 ダンボール戦機に登場する兵器であり、LBXを認識したら最後、その認識したLBXを完全に破壊するまで止まらない物だ。

 そんな物騒なもんまであるのか。

 しかも、アニメ版だとバン達の膝くらいまでの大きさだったのが、このワイバーンは、先ほどのウロヴォリアスとほぼ同じ大きさだ。

 

めぐみん「何ですかあれは!?ものすごく高魔族としての琴線に触れますよ!」

トウカ「あれは……………!?」

フォルテ『キラードロイドだ。お前たちには、こいつと戦ってもらう。』

白夜「マジか………………。」

 

 めぐみんとトウカがそう言うと、フォルテはそう言う。

 すると、キラードロイドが動き出して、俺たちに向かって攻撃してくる。

 俺たちはその攻撃を躱す。

 

湊翔「くっ!はっ!」

カズマ「うわっ!?おっと!」

トウカ「ふっ!はっ!」

白夜「ほっ!よっ!」

めぐみん「ふっ!はっ!」

ダクネス「くっ!?」

朱翼「ふっ!はっ!」

武劉「ふっ!はっ!」

 

 ワイバーンは翼の刃で切り掛かってきて、俺たちはそれをそれぞれで回避していく。

 やっぱり、本当にLBXになった気分だな。

 それも、キラードロイドと相対している時の。

 すると、カズマが口を開く。

 

カズマ「おい、キラードロイドって奴は、どうやって倒せば良いんだよ!?」

湊翔「俺!?」

朱翼「確かに、湊翔さんは、あのキラードロイドって存在を知っています。何か、弱点があるんじゃないですか?」

 

 カズマがそう聞いてくるので俺が驚いていると、朱翼はそう言う。

 皆が真剣な表情で見てくるので、俺は真面目に答える。

 

湊翔「キラードロイド・ワイバーンを倒すには、足元のケーブルを攻撃して怯ませて、胸のセンターコアに必殺技を叩き込めば、倒せるはずだ。」

白夜「なるほど。倒し方が分かれば、あとは楽だな!」

カズマ「なら、俺と湊翔、白夜辺りは必殺技を叩き込めばいけると思うから、他の皆は足を攻撃してくれ!」

トウカ「ええ!」

 

 俺はそう言う。

 実際、アニメ版だとそんな感じで倒していたからな。

 そうして、作戦を立てた。

 そこまで大火力を出せる訳ではないトウカ達が足元を攻撃して、残りのメンツでセンターコアを攻撃する感じだ。

 

トウカ「ハアッ!はっ!」

めぐみん「はっ!はっ!」

ダクネス「てやっ!ハアッ!」

朱翼「はっ!てやっ!」

 

 トウカ達は、キラードロイドの攻撃を掻い潜って、足元のケーブルを攻撃していく。

 キラードロイドは、足元のケーブルを攻撃されたことにより、怯んだ。

 

湊翔「今だ!」

カズマ「おう!」

白夜「任せろ!」

武劉「ああ!」

 

FINISH(フィニッシュ) MODE(モード)

LASER(レーザー) BOOST(ブースト) VICTORY(ビクトリー)

調伏(adjustment)開始(Ready Fight)

BORREL(ヴァレル) STRIKE(ストライク)

 

 怯んだ隙を見て、俺たちはキラードロイドのセンターコアに必殺技を叩き込む。

 それを受けたキラードロイドは、大爆発を起こす。

 

フォルテ『なかなかやるな。次はこいつだ。』

白夜「連戦って訳か。」

カズマ「ちょっと待て!?流石にきついって!」

フォルテ『心配するな。バーチャル空間だから、疲れは出ないぞ。』

ダクネス「言われてみれば……………。」

武劉「あまり疲れてないな。」

 

 フォルテがそう言うと、白夜とカズマはそう言う。

 フォルテの説明に、ダクネスと武劉は納得する。

 言われてみれば、あまり疲れていないな。

 すると、再び紫色のモヤが現れ、そこから何かが出てくる。

 次に現れたのは………………。

 

湊翔「今度はペガサスかよ……………!」

 

 現れたのは、キラードロイド・ペガサスだ。

 先ほどのワイバーンとは大まかな構造は同じだが、性能が上がっており、ワイバーンが黒を基調としていたのに対して、ペガサスは白を基調としていた。

 

フォルテ『次はキラードロイド・ペガサスだ。そう簡単にはいかないと思うから、気をつけろ。』

白夜「だが、形状自体はワイバーンと同じという事は、ワイバーンと同じ戦法が使えそうだな。」

湊翔「ああ。そうかもな。」

 

 フォルテがそう言う中、白夜はそう言い、俺は同意する。

 ミゼルがラスボスになったとはいえ、こいつもミゼル編の前のラスボスだ。

 油断は出来ない。

 すると、ペガサスは翼を前に向けて、こちらに向かって回転しながら突進してくる。

 俺たちはすぐに躱すが、ペガサスは回転をやめると同時に銃撃を行い、回避行動を取っていた俺たちは躱しきれずに銃撃を受けてしまう。

 足元のケーブルに攻撃しようとするが、頭の角で吹っ飛ばされたり、腕で攻撃されたりする。

 

白夜「おい、攻撃が効かないぞ!?」

朱翼「効かないというよりは……………私たちの攻撃が読まれてる様な気がしますね。」

武劉「どうなっているんだ!?」

湊翔「確かに………………まさか!?」

 

 白夜達は、攻撃を読まれていることにそう言う。

 気になって、ペガサスの背中を見ると、そこにはゼウスが居た。

 まさか………………!?

 すると、フォルテが口を開く。

 

フォルテ『ああ、言い忘れていたが、ウロヴォリアスとワイバーンの戦闘で、パーフェクトブレインはお前達の攻撃を学習した。だから、そう簡単には突破出来ないぞ。』

湊翔「やっぱりか………………!」

武劉「パーフェクトブレインだと?」

湊翔「要するにAI……………人工知能だ!俺たちの動きを学習したんだ!」

カズマ「マジかよ!?」

 

 フォルテがそんな風に言う。

 やっぱり、パーフェクトブレインが搭載されていたか!

 今のゼウスは、俺たちの動きを全て読んでいるのだ。

 すると。

 

めぐみん「はーはっはっはっ!パーフェクトなんとかは知りませんが、我が爆裂魔法で消し炭にしてあげますよ!!」

カズマ「おい……………いや、ありえるかもしれないぞ!」

湊翔「ん?」

ダクネス「どういう事だ?」

カズマ「あのパーフェクトブレインとやらは、俺たちの動きを学習してるけど、めぐみんの爆裂魔法はまだ学習出来てない筈だ!」

 

 めぐみんはそう叫ぶ。

 カズマは呆れかけるが、すぐにそう言う。

 確かに、この世界に来てから、爆裂魔法を撃ってないからな。

 そういう訳で、俺たちは爆裂魔法を撃つめぐみんのサポートをする。

 

湊翔「ハァァァァァ!」

カズマ「おらっ!はっ!」

 

 俺とカズマは、重力操作と伸縮性を使い、ペガサスを撹乱しながら攻撃していく。

 

白夜「ふっ!はっ!」

武劉「はっ!はあっ!」

朱翼「ふっ!はっ!」

ダクネス「はあっ!はっ!」

トウカ「ふっ!はっ!」

 

 白夜達も、それぞれにできる攻撃をして、ペガサスを撹乱していた。

 めぐみんは、魔力が高まっていた。

 

めぐみん「黒より黒く、闇より暗き漆黒に我が深紅の混交を望みたもう。覚醒の時来れり。無謬の境界に落ちし理。無業の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ。我が力の奔流に望むは崩壊なり。万象等しく灰塵に帰し深淵より来れ!穿て!エクスプロージョン!!」

湊翔「全員、後退!」

 

 めぐみんは詠唱を終えると、俺はそう叫んで、下がる。

 ペガサスの上空に魔法陣が現れると、ペガサスは上を向く。

 めぐみんがそう叫ぶと、爆裂魔法が発動して、ペガサスを飲み込む。

 大きな爆発が起こる中、俺たちは何とか堪えていた。

 しばらくすると、煙が晴れて、ペガサスが居た場所にはクレーターが出来ていて、姿が消えていた。

 

フォルテ『……………なるほど。これが爆裂魔法か。確かに凄まじいな。』

 

 フォルテはそれを感心しながら見ていた。

 

カズマ「ナイスだ、めぐみん!」

めぐみん「やってやりましたよ!」

フォルテ『流石だな。では、最後の相手だ。』

湊翔「まだ居るのか……………。」

 

 カズマとめぐみんがそう話す中、再びモヤが現れる。

 すると、ある物が現れた。

 

湊翔「遂にはブラックセイバーか……………。」

 

 俺はそう呟く。

 それは、ワイバーンやペガサスとほぼ同形状だが、悪魔の様な顔になっていた。

 ブラックセイバー。

 それは、装甲娘で登場したオリジナルのキラードロイドであり、外見はワイバーンとミゼルトラウザーが合わさった様な感じだ。

 

フォルテ『こいつはブラックセイバーだ。ペガサスよりも強力だからな。』

カズマ「ちょっと待ってくれ……………。これ、どうやって倒せば良いんだ?」

湊翔「………………ごめん、分かんない。」

白夜「ブラックセイバーって名前は知ってるのにか!?」

湊翔「知ってるだけで、どういう攻撃をしてくるのかは分からん。」

 

 フォルテがそう言う中、カズマはそう聞いてくる。

 それには、俺はそう答えるしか出来なかった。

 実際、ブラックセイバーという存在は知っているが、どういう攻撃をしてくるのかは、全くの未知数だ。

 それに、他の皆も、精神的疲労が凄まじかった。

 ブラックセイバーが、俺たちに向かって、口を開き、黒い閃光が放たれ、俺たちは飲み込まれた。

 しばらくすると。

 

湊翔「はぁ……………死ぬかと思った。」

フォルテ「お前ら、お疲れさん。」

 

 俺たちは軒並みダウンしており、フォルテはそう言う。

 ブラックセイバーの攻撃で、全員がノックアウトされたのだ。

 フォルテが労っていると。

 

シャドーマン「フォルテ様、緊急事態です。」

フォルテ「どうした?」

シャドーマン「先日、リムル様と共に倒したカッシーンの一団が、テンペストに向かって来ています。」

フォルテ「何?」

湊翔「え?」

 

 シャドーマンがやってくると、フォルテに向かってそう言う。

 どうやら、ハンドレッドが本格的に動き出した様だ。




今回はここまでです。
今回は、街の案内と戦闘です。
辰の十二神皇ウロヴォリアス、キラードロイド・ワイバーン、キラードロイド・ペガサス、ブラックセイバーが登場しました。
キラードロイド達が出たエフェクトは、本家ダンボール戦機のバーチャル空間での敵LBXの出現のエフェクトと同じです。
ちょうど、YouTubeでダンボール戦機Wを見れるので、是非、見てみてください。
そんな中、いよいよ動き出すハンドレッド。
次回は、いよいよハンドレッドとの戦いが始まります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
ザ・フューチャー・デイブレイクが公開されましたね。
本当にいい映画でした。
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