俺たちが苦戦して、増援が来る中、新たな存在が現れた。
リムル「あんたらは……………?」
カズマ「門矢士はともかく、後の2人は一体……………?」
士「俺は門矢士。仮面ライダーディケイドだ。」
カグヤ「鳳桜・カグヤ・クォーツ。世界をゴージャスに照らす存在だ。」
宝太郎「俺は一ノ瀬宝太郎。仮面ライダーガッチャードデイブレイクだ。」
リムルとカズマがそう聞くと、3人はそう名乗る。
ガッチャードデイブレイクというのは、聞いたことがない。
もしかしたら、ギーツの次の仮面ライダーかもしれない。
すると、サイゲツが口を開く。
サイゲツ「おのれ、レジェンドめ…………!」
カグヤ「さあ、ゴージャスタイムだ。」
サイゲツが憎々しそうにそう言う中、カグヤはそう言うと、ドライバーを装着する。
宝太郎と士もだ。
3人は、カードを装填する。
『
『
『
『
その音声が鳴ると、待機音が流れてくる。
すると、3人は叫んだ。
「「「変身!」」」
そう言うと、ドライバーを操作する。
『ガッチャンコ!ファイヤー!』
『
『
『スチームホッパー!アチーッ!』
その音声が鳴ると、3人は仮面ライダーに変身する。
レジェンドというのは、ディケイドに結構似ていた。
ツーカイザーみたいな物だろうか。
ツーカイザーも、ゴーカイジャーに似ていたし。
宝太郎「ここは俺たちに任せろ!」
カグヤ「お前達はそれぞれが戦っている相手を倒せ!」
士「心配するな。」
湊翔「はい!」
3人はそう言うので、俺たちはそれぞれの相手と戦闘を再開する。
その3人は、ドレットルーパーとやらと戦闘をしていた。
宝太郎「ふっ!はっ!」
宝太郎は、銃と弓みたいな形状の武器で、ドレットルーパーと戦っていた。
すると、カードを取り出す。
宝太郎「行くぞ!」
『
スキャンしたカードを銃…………ガッチャージガンに装填する中、もう一枚を弓…………ガッチャートルネードに装填する。
『ケミーセット!』
そんな音声が鳴る中、宝太郎はガッチャージガンのトリガーを引く。
『ガッチャージバスター!』
その音声が鳴ると、射撃を行い、ドレットルーパーを一掃する。
そして、ガッチャートルネードのトリガーを引く。
『ケミースラッシュ!』
ガッチャートルネードから炎の斬撃波を放ち、ドレットルーパーを倒していく。
一方、士とカグヤは。
士「ふっ!はっ!」
カグヤ「はっ!はあっ!」
2人はそれぞれで、ドレットルーパーを相手にしていた。
カグヤ「さあ、此処からはゴージャスタイムと行こうか。ディケイド。」
士「ついて来れるのなら、ついて来い!」
カグヤがそう言うと、士もそう言い、カードをそれぞれ取り出す。
『
『
その音声が鳴って、待機音が流れる中、2人はドライバーを操作する。
『
『
『(アークル音)』
『(サイクロンジョーカー変身音)』
カグヤはゴージャスクウガになり、士はディケイドWに変身する。
カグヤはライダーキックをカッシーンに叩き込み、力強い拳と蹴りて次々と倒して行く。
士も、拳と蹴りに紫のオーラを纏わせドレットルーパーを次々と破壊し、旋風脚で文字通りの旋風を巻き起こし近くにいたドレットルーパー達をまとめて一掃した。
2人は別のカードを取り出す。
『
『
『
『
『(オルタリング音)』
『タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バ!』
カグヤはゴージャスアギトに変身して、士はディケイドオーズに変身する。
カグヤは格闘戦を行い、士はライドブッカーで斬撃したり、トラクローで攻撃したりする。
2人は、必殺技の体勢に入る。
『
『
その音声が鳴ると、2人はライダーキックの体勢に入る。
カグヤ「ハァァァァ……………!ハァァァァァ!」
士「ハァァァァァ!」
2人のライダーキックが決まり、ドレットルーパーは爆散する。
2人はフォームチェンジをする。
『
『
『(龍騎変身音)』
『(ベースステイツ変身音)』
カグヤはゴージャス龍騎に、士はディケイドフォーゼに変身する。
カグヤはドラグクローとドラグセイバーを装備して、士はロケットモジュールを装備して、攻撃していく。
カグヤのドラグクローからの炎と士のロケットモジュールからの炎でドレットルーパーは倒されていく。
『
『
『
『ヒー!ヒー!ヒーヒーヒィー!!』
カグヤはゴージャスファイズに、士はディケイドウィザードに変身する。
カグヤはファイズショットとファイズエッジで攻撃して、士は魔法を発動する。
カグヤはファイズショットとファイズエッジを捨てると、ポインターを足につける。
『
『
カグヤ「ハアッ!」
士「ふんっ!」
カグヤはクリムゾンスマッシュを、士はビッグとコネクトを組み合わせた攻撃で、ドレットルーパーを薙ぎ払う。
『
『
『
『オレンジアームズ!花道!オンステージ!』
カグヤはゴージャスブレイドになり、士はディケイド鎧武に変身する。
カグヤはブレイラウザーで、士は薙刀モードの無双セイバーで攻撃する。
カグヤ「見ろ、ゴージャスな切り札を!」
士「行くぞ。」
2人はそう言うと、必殺技を放つ。
『
『一!十!百!千!万!オレンジチャージ!』
カグヤはライトニングブラストを、士はナギナタ無双スライサーを放ち、ドレットルーパーを倒していく。
『
『
『(響鬼変身音)』
『(タイプスピード変身音)』
カグヤはゴージャス響鬼、士はディケイドドライブに変身する。
カグヤは音撃棒で攻撃して、士はライドブッカーで攻撃する。
カグヤ「音撃打!ゴージャスの型!」
士「ふんっ!」
カグヤは音撃打を放ち、士は高速移動で倒す。
ちなみに、カグヤの音撃打は、複数の音撃鼓火炎鼓を生成して敵を囲み、中に包囲された敵を一掃する物だ。
『
『
『
『レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』
カグヤ「クロックアップ。」
士「ふん!」
カグヤはゴージャスカブト、士はディケイドゴーストに変身する。
カグヤはクロックアップを発動して、素早く動きながら攻撃して、士は浮遊しながら攻撃する。
『
『
『(ソードフォーム変身音)』
『マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクション!
カグヤはゴージャス電王に、士はディケイドエグゼイドに変身する。
カグヤ「カグヤ様の必殺技、ゴージャスver!パート2!」
士「ハアッ!」
『
『
カグヤはエクストリームスラッシュを、士はマイティクリティカルストライクを放ち、ドレットルーパーを倒していく。
2人は再び姿が変わる。
『
『
『(キバフォーム変身音)』
『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イエーイ!』
カグヤはゴージャスキバに、士はディケイドビルドに変身する。
ある程度攻撃すると、必殺技に入る。
『ウェイクアップ!』
『
カグヤはダークネスムーンブレイクを、士はボルテックフィニッシュを放ち、ドレットルーパーを倒していく。
『
『
『(ディケイド変身音)』
『仮面ライダージオウ!』
カグヤはゴージャスディケイドに、士はディケイドジオウに変身する。
カグヤはライドブッカーガンモードで、士はライドブッカーソードモードで攻撃する。
『
『
カグヤ「ハァァァァァ!」
士「ハァァァァァ!」
カグヤはディメンションキックを、士はタイムブレークを発動して、ドレットルーパーを倒す。
一通り倒し尽くすとカグヤはレジェンドに、士はディケイドへと戻った。
士「中々やる様になったな。」
カグヤ「ああ。」
士がそう言うと、カグヤは嬉しそうにそう言う。
だが、まだドレットルーパーとカッシーンの一団は現れ、応戦していく。
宝太郎「くっ………!キリがないな…………!」
宝太郎がそんな風に言うと、突如、別の方向から攻撃がくる。
???「間に合った様だね。」
???「待たせたな!」
宝太郎「クロトー!アトロポス!」
そんなふうに声が飛んできて、宝太郎はそう言う。
そこに居たのは、大人の女性と外見は少女だった。
大人の女性がクロトー、少女がアトロポスだ。
アトロポス「ここは僕たちがどうにかするから、君はグリオンを!」
宝太郎「ああ!………2人とも、これを使え!」
アトロポスがそう言うと、宝太郎は倒れていたドレットルーパーから、ドライバーを二つ取り、2人に投げ渡す。
2人はそれを受け取る。
クロトーはドレッドライバーを装着すると、格闘戦を行いながら、口を開く。
クロトー「貴様らなど弐式で十分だ。ひと暴れしてやる。」
アトロポス「じゃあ、いくよ。」
2人はそう言うと、二枚ずつのカードを取り出して、ドレッドライバーにスキャンする。
『『
『
『
その音声が鳴ると、待機音が流れてくる。
2人は叫んだ。
「「変身!」」
そう言うと、ドレッドライバーのレバーを操作する。
『ドレッド・壱式』
『ドレッド・弐式』
アトロポスは仮面ライダードレッド壱式、クロトーは仮面ライダードレッド弐式へと変身する。
アトロポス「ふっ!はっ!」
アトロポスが変身した壱式は、レイピアであるブラッディーUCを装備しまるで騎士の様なスマートな戦い方でカッシーン達を次々と突き刺したり、破壊の力を凝縮した鋭利な水晶を無数に放って倒していく。
クロトー「ハアッ!ハァァァァァ!」
クロトーが変身した弐式は、迫るドレットルーパーを蹴り飛ばし真横から襲い来る者は左腕を振るって頭部を破壊した。
そこから更に襲い掛かるドレットルーパーを殴り倒しながら回し蹴りを喰らわせ、その後ろにいたドレットルーパーの頭を鷲掴みにして、地面に叩き付けると、鬼の力を宿した金棒であるブラッディーDOを錬成し装備。
そのままブラッディーDOで他のドレッドルーパー達を次々と叩き潰していった。
すると、ドレットルーパーの方の壱式と弐式が現れ、2人に攻撃を仕掛ける。
アトロポス「邪魔だよ。」
クロトー「どけぇ!」
2人はそう言うと、ドレットルーパーと応戦していく。
同じ壱式と弐式でも、量産型AIの完全自立型のロボットとアトロポスとクロトーではスペックと戦闘経験そして実力も全く違うので敵うはずもなく、アトロポスのブラッディーUCによる一閃とクロトーのブラッディーDOの一撃ですぐに倒された。
2人が応戦する中、宝太郎はカグヤと士に話しかける。
宝太郎「カグヤ、士!俺たちはグリオンを!」
カグヤ「ああ。」
士「分かっている。」
3人は、グリオンの元へと向かった。
その頃、フォルテは。
フォルテ「ふっ!はあっ!」
サイゲツ「ぐうっ!な、なんだ……………⁉︎」
ネンゲツ「先ほどとは、動きが違う…………⁉︎」
フォルテは本気を出すという宣言通りに、サイゲツとネンゲツを圧倒していた。
サイゲツ「くっ!おのれ!」
サイゲツはそう言うと、フォルテに攻撃していく。
だが。
フォルテ「遅い!」
サイゲツ「がはっ⁉︎」
フォルテに動きを読まれ、見事なタイミングで前蹴りを叩き込まれてそのまま蹴り飛ばされた。
すると。
サイゲツ「ぐっ………これならどうだ!」
フォルテ「ふん!」
サイゲツはダークキバの紋章を出して、フォルテを拘束しようとしたが、フォルテは迫る紋章を、踏みつけて破壊する。
サイゲツ「なっ……………⁉︎」
ネンゲツ「ハァァァァァ!」
サイゲツが驚く中、ネンゲツがスチームブレードとトランスチームガンを持って攻撃してくる。
だが、フォルテは慌てていなかった。
フォルテ「ふっ!ハアッ!」
フォルテは
なんと、スチームブレードを
ネンゲツ「何………⁉︎」
フォルテ「言った筈だ。力を使い熟せていない奴等に、俺が負ける訳がないとな!」
ネンゲツは驚く中、フォルテはそう言うと、ネンゲツを切り飛ばした。
ネンゲツ「ぐあっ!」
サイゲツ「ならば……………!」
ネンゲツが吹き飛ぶ中、サイゲツはウェイクアップフエッスルをキバットバット二世に噛ませて、下顎を押す。
『ウェイクアップ1!』
サイゲツ「ハァァァァ……………!ハァァァァァ!」
サイゲツはウェイクアップ1の必殺技であるダークネスヘルクラッシュを発動する。
すると、サイゲツの周りが闇夜になり、赤い満月をバックにジャンプして、その勢いのまま、パンチを放つ。
だが………………。
フォルテ「ふんっ!」
それを見たフォルテも慌てずにパンチを放つ。
互いの拳が激突する。
フォルテ「ハアッ!」
サイゲツ「ぐぅ……………!」
パンチはフォルテの方が上回り、サイゲツは吹き飛ばされる。
ネンゲツ「何……………⁉︎ならば!」
ネンゲツは驚くが、すぐにエボルドライバーのレバーを回す。
すると、変身時と同じ様にベートーベンの交響曲第9番が流れ出し、ネンゲツの右足に星座早見盤を模したフィールドが発生して、エネルギーが右足に収束されていく。
『
『エボルテックフィニッシュ!チャオ!』
ネンゲツ「ハァァァァァ!」
ネンゲツはそう叫びながら、ライダーキックをフォルテに叩き込もうとする。
だが、それに対してフォルテは、腕に紫の光輪を纏わせると。
フォルテ「
ネンゲツ「何⁉︎ぐわぁぁぁぁぁぁ⁉︎」
フォルテはそのキックを躱しつつ、カウンター気味に
それをまともに受けたネンゲツはそんな断末魔の声と共に上下で切断されて、爆発する。
爆煙が晴れると、そこにはエボルドライバーだけが残されていた。
サイゲツ「なんだと⁉︎おのれ!」
ネンゲツが倒された事にサイゲツは驚愕し、フォルテを危険と判断したのか、先程までと違って覚悟を決めたかの様にウェイクアップフエッスルをキバット二世に噛ませて下顎を三回押した。
『ウェイクアップ3!』
サイゲツ「こうなったら、キングスワールドエンドを使う!」
サイゲツは再び周囲を夜にして、背後にダークキバの紋章と赤い満月を浮かび上がらせ、エネルギーを貯める。
サイゲツ「さあ、絶滅タイムだ!滅びの時を刻めえ‼︎」
サイゲツはそう言うと、エネルギーを右腕に収束させる。
それを見たフォルテは。
フォルテ「キングスワールドエンド…………良いだろう。相手になってやる。」
フォルテは笑みを浮かべながらそう言うと、両腕を前に出し、両手の間に自身の
両者が凄まじいエネルギーを集約させ、それが溜まりきると同時に放たれる。
サイゲツ「食らえ!」
フォルテ「
2人がエネルギーを貯めると、サイゲツの真紅の光線とフォルテの闇の波動が宙で激突する。
すると、同時に周囲に凄まじい衝撃が襲い、周辺の物が吹き飛ばされる。
フォルテ「ハァァァァァ!」
サイゲツ「ハァァァァァ!」
2人の大技がぶつかり合い、地面に亀裂が入る。
真紅の光線と紫の光線は、拮抗状態にあった。
だが、それもすぐに終わった。
フォルテ「……やはりこの程度か。ならこれで終わりだ!」
サイゲツ「何っ⁉︎ぐわぁぁぁぁぁ⁉︎」
フォルテはそう呟くと、力を込める。
すると、
すると、模造品のキバットバット2世がフォルテの方に飛んでくる。
フォルテ「おっと。これは…………複製されたキバットバット二世か。…………キングスワールドエンド。ダークキバの必殺技の中で自身をも滅ぼしかねない禁断の技だったな。本来なら世界を崩壊させかねない威力がある様だったが、これが複製された二世だった事と変身者が扱える様な器ではなかったからな。」
フォルテはキバットバット2世をキャッチする中、そう呟く。
ダークキバのキングスワールドエンドは、本来は世界を崩壊させかねない威力を秘めていたが、複製品というのもあり、そんなに威力は出なかった様だ。
フォルテは、落ちていたエボルドライバーを拾い上げる。
一方、白夜達の方は。
白夜「流石はハイパークロックアップ……やるじゃねえか!ならこっちも本気を出すまでだ!」
白夜はそう言って力を込めると、ハイパークロックアップ状態のコーカサスを、己の能力とモノクロクラスターの能力で限界を超えた高速移動をして、攻撃していく。
カーネルは、バールクスと戦闘をしていた。
カーネル「ふっ!はっ!」
構成員「ぐうっ⁉︎」
カーネルとバールクスは、それぞれの剣を持って、攻撃していく。
だが、戦況はカーネルが優勢だった。
白老、縁壱、黒死牟の名だたる剣豪達と日々剣を交え鍛錬を続けてきたカーネルの剣の腕は並の戦士ではもはや敵わない。
まして、バールクスの性能に頼りきっているハンドレッドの構成員が剣の腕で勝てる訳がなかった。
構成員は、一旦距離を取ろうとするが。
カーネル「逃さぬ!カーネル
構成員「ぐあっ⁉︎」
軍事ナビであるカーネルに意味はなく、カーネルはカーネル
カーネルは追撃をかける。
カーネル「
構成員「ちいっ!」
カーネルはそう叫ぶと、ミサイルやキャノンを放って、バールクスを翻弄していく。
ミサイルは腕についたランチャーから発射していた。
バールクスは必死に回避を続けるが、ミサイル着弾後の爆風とその威力により地形が歪み思う様に動けず翻弄される。
バールクスの動きを見切ったカーネルは叫ぶ。
カーネル「
構成員「ぐあああああ⁉︎」
カーネルはそう言うと、緑の雷撃斬が地面を引き裂き砕きながらバールクスに直撃する。
それを受けたバールクスは、雷撃によって内部を破壊され、爆発する。
カーネル「ふむ。それなりには出来る様だったが、変身システムのスペックに頼りきり力を使い熟せていなかったのがお前の敗因だ。」
カーネルはそんな風にバールクスに変身していた構成員を評価する。
一方、白夜とコーカサスは。
構成員「な、なんでだ⁉︎ 先程まで俺に手も足も出なかった奴に何故押される⁉︎」
白夜「確かにお前が変身しているライダーのハイパークロックアップの速度は凄まじい。だがな、同じ速度で動けてしまえば俺がお前に負ける筈はない。要するに、技量が足りなきゃ使い熟せないんだよ!」
構成員がそう言う中、白夜は呆れた様にため息を吐くと、そう叫ぶ。
白夜は、己の技量でカバーしていたのだ。
コーカサスが怯む中、白夜はレイズバックルを操作する。
『
白夜「オラァァァァァ!!」
構成員「ぐはぁぁぁぁぁぁ!?」
必殺技により白夜は更に加速し、ハイパークロックアップ以上の速度でコーカサスに攻撃を仕掛ける。
凄まじい速度で動く白夜の姿がブレて白と黒の残像が僅かに見える。
まるで、白夜が三人に分身しているかの様に全方位から連続攻撃を喰らうコーカサスは、最後に右に白、左から黒の白夜にライダーキックを喰らわされ、真正面から本物の白夜のライダーキックを喰らった。
その様は、まるで三人の白夜からトリプルライダーキックを喰らったかの様にも見えた。
「「「オラァァァァァ‼︎」」」
構成員「ぐはぁぁぁぁぁぁ⁉︎」
コーカサスは何も出来ずに白夜のライダーキックを喰らって爆発し撃破されたのだった。
一方、俺たちは。
リムル「はっ!はあっ!」
リムルはファルシオンと交戦しており、お互いの武器をぶつけ合っていた。
その様子をディアブロはじっと見つめていた。
リムルの勇姿をその目に焼き付けるかの様に。
構成員「ぐぬぬぬぬ!」
リムル「その剣の能力は厄介だったけど、お前自身の剣の腕は大した事はなかったな!」
リムルはそんな風に叫ぶと同時に、ファルシオンの無銘剣虚無を真上へと弾き飛ばした。
白老達の元で鍛錬を続けていたリムルに、ファルシオンに変身する構成員の剣の腕では敵うはずがなかった。
リムルに弾き飛ばされくるくると宙を舞う無銘剣虚無に向かってリムルは手を翳す。
リムル「この剣がお前の力の源なんだろ?なら、
リムルはそう言うと、そのスキルを発動して、黒いモヤで無銘剣虚無を吸い込んだ。
構成員「なっ⁉︎無銘剣が⁉︎」
リムル「悪く思うなよ!
構成員が驚く中、リムルは接近して、顔を掴む。
再び
ディアブロ「ふふ、お見事です。流石はリムル様。」
その様子を見ていたディアブロは、笑みを浮かべながらリムルに向かって拍手した。
ファルシオンを捕食したリムルは、一瞬だけ難しい表情を浮かべたが、すぐに気持ちを切り替え、ディアブロに向かって口を開いた。
リムル「さて……………と。ディアブロ、あの2人を助けてくれ。」
ディアブロ「かしこまりました。」
リムルはそう一息を吐きながらそう言うと、ディアブロはそう答える。
俺とカズマは、相変わらずオーディンに苦戦していた。
湊翔「やっぱり強いな!」
カズマ「だな。」
ディアブロ「待たせましたね。」
俺とカズマがそう話す。
仮面ライダーオーディンの戦術は分かってはいるのだが、相手はアドベントカードを使う素振りがない。
すると、ディアブロがそう言いながら現れる。
カズマ「おわっ⁉︎いつの間に⁉︎」
ディアブロ「リムル様の命により、貴方方を助けにきました。リムル様の慈悲に感謝するのですね。」
湊翔「ああ……………うん。」
カズマが驚く中、ディアブロはそんな風に言い、俺は苦笑する。
上から目線だが、こいつが下手をしたらバニルよりも強いので、怒らせると面倒な事になりそうだからな。
すると、構成員は口を開く。
構成員「舐めおって!助けに来ただと?貴様1人が来たところで何になる!貴様は死ぬのだ!何も出来ず無様にな!」
ディアブロ「……………ほう。その根拠が何処から来るのか大変知りたいところですが、リムル様を待たせる訳に行きませんので、直ぐ終わらせるとしましょう。」
構成員はそんな風に言い、アドベントカードを出そうとする。
すると、ディアブロは一瞬で背後を取り、Vバックルに装填されていたオーディンのデッキケースを抜き取る。
構成員「なっ……………!?」
ディアブロ「貴様は何も出来ぬ絶望を味わうがいい。”
オーディンへの変身が解除され、構成員が驚く中、ディアブロはそう言うと、指を鳴らす。
すると、その構成員が突如、謎の黒い空間に囚われた。
構成員「なっ⁉︎ここはどこだ⁉︎何が起こった⁉︎」
ディアブロ「クフフフフフ……………お前は私のユニークスキルの仮想空間に囚われました。己の愚かさを深淵の底で悔やむが良い。」
構成員が驚く中、ディアブロはそう言う。
すると、その空間が徐々に小さくなっていく。
まるで、紙を握りつぶすかのように。
構成員「ば、馬鹿な⁉︎こんな事が罷り通るものか!やっ…やめろ!ああああああ!」
構成員はそう言うが、構成員が断末魔の叫びを上げながら縮みゆく空間に押しつぶされ、空間内には血だけが見え最終的に掌サイズにまで圧縮されディアブロの手に乗る。
すると、その空間はチリとなって消えていく。
カズマ「……………なあ、なんだあれ?」
湊翔「俺に聞くな。俺にも分からん。」
俺とカズマは、呆然としながら、そう話すしか出来なかった。
一方、拓巳達の方は。
ダークロックマン「なるほどね。そういうカラクリだったのか。なら!」
ダークロックマンはそう言うと、姿が変わった。
濃い紺色の身体に乱雑な紋様が入り、ヘルメットと手脚がゴスペルの様な黄緑の班がある黒いブロックパズルが組み合わさった様なアーマーが装着された姿にへと変化した。
これが、ダークロックマンの
ダークロックマン「さあ、行くよ!はあっ!」
構成員「ふっ!」
両者の拳がぶつかった瞬間、
構成員「くっ!………凄まじい力だが無意味だ。」
粉砕されたエデンの腕は、再び赤い粒子が集まり復元された。
構成員「どんなに力をあげようと、私を倒す事は不可能だ。」
ダークロックマン「さあ、それはどうだろうね?」
構成員がそう言うと、
ダークロックマン「はあっ!」
再び
それに対して、エデンは血の衝撃波を凝固されて盾にしようとしたが、すぐに崩れてしまった。
構成員「なっ⁉︎」
ダークロックマン「フッ!」
それにエデンが驚きの声を上げたと同時に、
「チィッ!」
エデンは舌打ちしながら距離を取ると、肩が修復され始める。
だが、先程よりも遥かに修復の速度が低下していた。
そして、エデンの身体全体にノイズが走り、まるで砂が崩れる様に身体の崩壊し始めたのだ。
構成員「なっ⁉︎……何だこれは⁉︎一体何が起こっている⁉︎」
ダークロックマン「どうやら効果が出始めた様だね。君を解析した結果、君の身体が無数のナノマシンで構成されている事が分かった。君はそのナノマシンを制御して衝撃波を固めたり、身体を斬られたり貫かれたりした瞬間にナノマシンを霧散させて僕達の攻撃を躱していたんだ。」
構成員「なっ⁉︎」
構成員が戸惑う中、ダークロックマンはそう言う。
この構成員は、本来の仮面ライダーエデンの変身者であるエス/一色理人と同じく、ナノマシンで構成されていたのだ。
ダークロックマン「だから、そんな君の身体にバグを流し込んだらこうなると思っていたよ。」
構成員「バグだと………⁉︎ぐっ………⁉︎がっ…………⁉︎」
ダークロックマンはそんな風に言う。
エデンはナノマシンを使って攻撃するが、ダークロックマンはそれを逆手に取り、自身の攻撃にバグを生じさせるウィルスを付与してエデンの身体を構成しているナノマシンを侵蝕していたのだ。
それにより、エデンは機能不全に陥る。
ダークロックマン「今だ!」
紫苑「ハァァァァァ!断頭鬼刃!!」
ダークロックマンがそう叫ぶと、紫苑はそう叫びながら、剛力丸を振り下ろす。
それを受けたエデンは、真っ二つになる。
紫苑「ふん。ナノマシンだか何だか知りませんが、小手先の技に頼るとは大した事ありませんね。」
紫苑は、エデンを見下しながらそう言う。
エデンを倒したことを確認したダークロックマンは。
ダークロックマン「拓巳、離れろ!」
ダークロックマンはそう叫ぶと、バグを含んだ魔素の波動を放つ。
それを見た拓巳が離れると、拓巳のヒュプノレイも同時に動く。
それを浴びたミメイのヒュプノレイは、全て地面に落ちる。
ミメイ「なっ⁉︎馬鹿な……………⁉︎」
ダークロックマン「今だ拓巳‼︎」
拓巳「ああ!」
ヒュプノレイが機能しなくなったのを見て、ミメイが驚く中、ダークロックマンはそう叫ぶ。
拓巳は、ヴィジョンドライバーにプロビデンスカードを二回スラッシュする。
『
拓巳の右足にエネルギーが溜まる。
ミメイは防ごうとするが、ヒュプノレイは機能停止しているため、バリアが展開出来なかった。
拓巳「ハァァァァァ!」
ミメイ「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎」
拓巳のキックがミメイに決まり、ミメイは爆散する。
ヴィジョンドライバーが落ちたが、バグの影響が出たのか、そのまま消える。
拓巳「消えた……………か。」
拓巳はそれを見て、そう呟く。
一方、トリル達は。
トリル「僕は………皆を守るって決めたんだ。だから絶対にお前を倒す!ハアアアアア!」
トリルはそう叫ぶと、姿が変わっていく。
見た目は、全身が薄緑色に発光し三つの光輪がトリルの身体を守る様に出現し、頭部と身体のラインにデータが駆け巡っていた。
その姿は、ロックマンのサイトスタイルの様だった。
トリル「ハァァァァァ!」
トリルは気合いと共にマルスに向かっていく。
それに対して、マルスはアップルリフレクターを構える。
トリルの拳がアップルリフレクターを殴った瞬間、その凄まじい威力にアップルリフレクターが耐え切れず亀裂が生じた。
構成員「何⁉︎」
マルスは思わず声を上げるが、アップルリフレクターはそのまま粉砕されトリルの拳の勢いは止まらず、マルスの鳩尾に拳がめり込みながら殴り飛ばした。
構成員「ガハッ⁉︎」
殴り飛ばされたマルスは壁に激突し、凄まじ過ぎる威力にぶつかった壁が陥没してマルスがめり込んだ。
殴られた衝撃と威力によってダメージを喰らったマルスはそのまま動けなくなった。
トリル「ダクネスさん!めぐみん!今だ‼︎」
めぐみん「ええ!」
ダクネス「ああ!………今こそ、これを使う時だ!」
トリルがそう叫び、めぐみんが返事をすると、ダクネスはそう言って、あるレイズバックルを取り出す。
それは、檀黎斗から受け取ったデンジャラスゾンビレイズバックルだった。
めぐみん「なっ⁉︎ダクネスそれを使う気なのですか⁉︎」
ダクネス「ああ、今はこの力に頼るしかない!」
それを見ためぐみんがそう叫ぶと、ダクネスはそう言う。
ダクネスはそれをデザイアドライバーに装填する。
『
すると、ダクネスに黒色のモヤが包み、ダクネスは苦しそうにする。
デンジャラスゾンビの力の影響だ。
ダクネス「ぐっ!ぐあああああ!」
めぐみん「ダクネス⁉︎大丈夫ですか⁉︎」
ダクネス「だっ…大丈夫だ。寧ろ……これは良い!」
めぐみん「…………私の心配を返して下さいよ。」
めぐみんがそう言うと、ダクネスはそう言う。
ドMの性癖持ちのダクネスには、むしろ喜んでいた。
それを見て、めぐみんは呆れ気味にそう言う。
ダクネス「変身!」
ダクネスはそう言うと、レイズバックルを操作する。
『
『
その音声が鳴ると、ダクネスの真横にゲンムのデンジャラスゾンビを彷彿とさせるアーマーが出現し装着されると同時に、黒いモヤが弾け飛んだ。
胸部と肩アーマーがゾンビゲーマーと同じ物となり、バーサーククローもゾンビゲーマーの白に染まり、複眼は右目が赤で左目が青へと変わり、頭部の二本の角が前に向かって突き出た鋭利な刃の様な形状となった。
まるで、とある漫画の死神の完全虚化の様な角にも見える。
これが、バッファ・デンジャラスゾンビフォームだ。
ダクネス「よし!行くぞ、めぐみん!」
めぐみん「は、はい!」
ダクネスはそう言うと、ゾンビゲーマーカラーのガシャコンスパローを取り出す。
ダクネス「はあっ!」
ダクネスはそのままデンジャラスガシャコンスパローの上・下弦部分の鎌状の刃でマルスを斬りつけた。
構成員「グアっ!」
斬られた衝撃で仰反るマルス。
すると。
めぐみん「逃しませんよ!」
その背後からめぐみんがビートアックスを振り翳すも、マルスは振り返りながらソードブリンガーで受け止めながら斬り返した。
めぐみん「うわっ!」
斬り返され倒れるめぐみんにマルスが追撃しようとする。
ダクネス「させるか!」
『ス・パーン‼︎』
それを見たダクネスは、デンジャラスガシャコンスパローを鎌モードにしてマルスに斬り掛かる。
鎌と剣が激しくぶつかり、火花を散らす。
何故ダクネスが鎌を扱えるのかは、異世界交流で妓夫太郎の鎌捌きを見たり訓練の相手をしていく中で学んだからだった。
何度か刃を交えた後、マルスは跳び退きながらソードブリンガーを振るって金色の斬撃波放つ。
ダクネス「ふんっ!」
迫る斬撃波に対して、ダクネスもデンジャラスガシャコンスパローを振るって斬撃波を放って相殺した。
だが、マルスは手を緩めず連続で斬撃波を放った。
それにはダクネスも対処出来ず、斬撃波がダクネスが全てダクネスに命中した。
ダクネス「ぐあああ!」
構成員「ふんっ。仕留めたか。」
斬撃波をまともに喰らって吹き飛び、仰向けに倒れるダクネスの姿を見たマルスは仕留めたと思ったその時だった。
ダクネス「う〜〜っ!」
すると、仰向けに倒れるダクネスの全身を不気味な黒いモヤが包み込むと、人間の動きではあり得ない仰向け状態から仰け反ったままゆっくりと立ち上がったのだ。
ゾンビゲーマーの力が反映されており、ライフジェイルアーマーのライダーゲージが0になった際の効果が付与されていた。
そんな光景を目の当たりにしたマルスは驚愕したその瞬間、めぐみんが背後から再び仕掛ける。
めぐみん「今度こそ、我が一撃を喰らうがいい!」
『
めぐみんは冷気を帯びたビートアックスをマルス目掛けて振り下ろす。
その攻撃を、マルスはソードブリンガーで受け流しなんとか軌道を逸らすも、めぐみんの一撃によって下半身が凍結し動けなくなった。
そのチャンスをダクネスは逃さずデンジャラスゾンビレイズバックルのウェイキングキーを回して必殺技を発動する。
『
その音声が鳴ると、ダクネスのバッファの角の間に高密度のエネルギーが集束されていく。
ダクネス「ん〜〜!ハアッ!」
エネルギーが十分集まった瞬間、それは紫の光線となってマルス目掛けて放たれた。
迫る光線に対し、マルスはソードブリンガーを盾代わりにして受け止める。
構成員「ぐううううう!」
必死に耐えるマルスだが、ソードブリンガーの方がダクネスの光線に耐え切れずに折れてしまった。
そして光線はそのままマルスに命中し爆発を起こした。
構成員「ぐあっ!」
爆発によって吹き飛ばされ転がり倒れたマルスは、蹌踉めきながらも必死に立ち上がる。
ソードブリンガーで威力を抑え、爆発によって吹き飛ばされた事でダメージを軽減する事が出来たが、マルスは立ち上がるのがやっとだった。
そして、そのチャンスをダクネスとめぐみんが逃す筈はなかった。
ダクネス「とどめだ!」
めぐみん「行きますよ!」
ダクネスとめぐみんはそう言うと、レイズバックルを操作する。
『
『
「「ハァァァァァ!」」
構成員「ぬぅぅぅ!」
二人のダブルライダーキックがマルスに迫ると、マルスは蹌踉めきながらも腕を交差してキックを受け止める。
すると、トリルがバスターを構えていた。
トリル「
構成員「ガハッ⁉︎」
トリルの一撃で体勢を崩したマルスは成す術なくダクネスとめぐみんのダブルライダーキックを喰らい、撃破される。
トリル「2人とも、やったね!」
ダクネス「トリルのお陰だ。あの一撃は助かったぞ。」
めぐみん「はい!実に素晴らしい一撃でした。」
三人はそんな風に話をする。
一方、蒼影達は、蒼影はタソガレの攻撃を紙一重で躱していた。
タソガレ「やりますね。私の攻撃を此処まで躱し続けるとは…………。ですが、いつまで躱し続けられるでしょうね。」
タソガレはエターナルエッジをクルクルと増しながら蒼影に向かってそう言い放つ。
すると、蒼影は口を開く。
蒼影「……なるほど。貴様の実力は分かった。ならば、ここからは俺も本気で相手をしてやろう。」
タソガレ「ほう?今までは本気でなかったと?なら、貴方の本気とやらを見せてもらいましょう!」
蒼影がそんな風に言うと、タソガレは挑発気味にそう言い、エターナルエッジにエターナルメモリを装填しようとする。
すると。
タソガレ「ッ⁉︎……体が動けない⁉︎」
エターナルメモリに触れる直前に、突然体が動かなくなったタソガレは自分の体をよく見ると、無数の糸が自分の体に絡まり動きを封じていたのだ。
しかも、それだけではなく糸の先には無数の蒼影がその糸を操っていた。
タソガレ「なっ!これは一体⁉︎」
蒼影「言ってはいなかったな。俺は分身を得意としている。本来はこの様に無数の分身を使って相手をするのだ。」
タソガレが驚く中、本体の蒼影がタソガレに向かってわざわざ説明する。
すると、分身の一体がタソガレに近付きロストドライバーを奪い取った。
ドライバーを失い変身が解除されたタソガレに、もはや逃れる術は無かった。
蒼影「これで終わりだ。」
タソガレ「まっ⁉︎」
「「「「「「操糸妖斬流‼︎」」」」」」
本体と分身の蒼影達が一気に糸を引くと、タソガレは木っ端微塵に引き裂かれ絶命した。
武劉は、ガオウと戦っていた。
構成員「お前を喰らってやる!」
声を上げながら武劉に攻撃を仕掛けるガオウ。
武劉は、そんなガオウの猛攻を必死に耐えながら動きを観察していた。
武劉(………やはりやるな。変身している構成員の技量も合わさりかなりの強さを発揮している。だが、基本的な動きは単調だから読む事は出来る。)
武劉はそんな風に考える。
ガオウに変身している構成員は他の構成員と違い、それなりの技量があり、ガオウの力を引き出していた。
だが、武劉は元軍人としての観察力でその戦闘パターンを戦いながら把握していた。
構成員「そろそろ決めてやる。」
そう言ってガオウがマスターパスをガオウベルトにセタッチしようとしたその時だった。
武劉「ふん!」
武劉はその瞬間を待っていたとばかりにガオウに向かって全武装による一斉掃射を放った。
構成員「何⁉︎」
凄まじい砲撃により、爆発がガオウを襲い、手にしていたマスターパスも爆風と共に吹き飛ばされた。
構成員「ぐうぅぅ!」
ガオウは武劉の砲撃から身を守る為に腕を交差しながら爆発に耐える。
やがて砲撃が止みガオウが顔を上げると、周囲は爆煙が立ち込み何も見えない状態に。
武劉「くっ!奴は何処だ⁉︎」
ガオウは周囲を警戒しながら構えていた。
すると、背後から武劉が足音もなく姿を現しレイズバックルを操作し必殺技を発動させる。
『
構成員「なっ⁉︎」
武劉「ハァァァァァ!」
必殺技の発動音に気付いたガオウは振り返るも、武劉にゼロ距離まで接近され銃口を腹部に当てられそのまま必殺の弾丸をその身に喰らった。
構成員「ぐわぁぁぁぁぁ⁉︎」
そのまま弾丸と共に撃ち飛ばされたガオウは着弾と共に爆発した。
武劉「……どうにか上手くいったな。」
武劉は一息吐きながらそう言う。
一方、シズさんと朱翼は。
『エクスプロージョン!ナウ!』
ソーサラーの怒涛の連続エクスプロージョンから回避していた。
シズ「くっ!」
朱翼「はっ!」
必死にエクスプロージョンの爆発を回避し続ける二人。
だが、途中でシズさんがバランスを崩して爆風に飛ばされ倒れてしまった。
朱翼「シズさん!」
朱翼が声を上げたと同時にその好機を逃すまいと、ソーサラーが魔法を発動する。
『バニッシュストライク!ナウ!』
ソーサラーの手に無数の魔法陣が展開され、巨大な光球が作り出されシズさん目掛けて放たれる。
朱翼「シズさん!」
朱翼はそんな風に叫ぶ。
だが、シズさんは慌てていなかった。
すると、光球が当たる直前、シズさんに現れた羽衣が光球を反射して、ソーサラーの方に向かう。
構成員「何ぃ⁉︎」
魔法が跳ね返されると思わなかったのか、ソーサラーは回避しようとする。
回避が間に合わず自ら放った光球をまともに喰らってしまった。
構成員「ぐわっ!」
光球を喰らい倒れるソーサラーに、すぐさま立ち上がったシズさんが追撃の一撃を放つ。
シズ「
シズさんは太陽の様な豪炎を放ち、ソーサラーに大ダメージを与える。
構成員「ぐぁぁぁぁ!」
シズ「あとはお願い!」
朱翼「はい!」
ソーサラーが燃える中、シズさんがそう叫ぶと、朱翼はハーメルンソードを構えて走り出す。
そして、レイズバックルを操作する。
『
朱翼「ハァァァァァ!」
朱翼はそう叫びながら、ハーメルンソードを一閃する。
それを受けたソーサラーは、耐えきれずに爆発する。
朱翼「ありがとうございます、シズさん!」
シズ「ううん。セレナードとサンのおかげだよ。」
サン「シズを守るのが我々の役目ですから。」
セレナード「サンの言う通りです。」
朱翼がそう言うと、シズさんはそう言う。
すると、シズさんからセレナードとサンの2人が現れる。
一方、トウカとウルティマは。
トウカ「ふっ!はっ!」
構成員「ぬっ!とおっ!」
トウカはゴーダとポセイドンの2人と応戦していた。
一方、ウルティマは。
構成員「はっ!オラァ!」
ウルティマ「よっと。はい残念♪」
構成員「グハァ⁉︎」
ウルティマはゴーダの攻撃を全て躱して、的確な一撃を与えていく。
すると。
ウルティマ「さ〜てと、君達の力は十分わかった事だし、今度は僕が力を試す番だね。」
そう笑顔を浮かべながら言うウルティマの額に蝙蝠の紋様が浮かび上がると、トウカと戦うポセイドンに向かって手を掲げた。
すると、ポセイドンの背後に魔法陣が現れて、そこから五頭の魔鳥が混ざり合った巨大な異形の手が出現した。
ウルティマ「エンプレス・エンブレイズ!」
ウルティマはそう叫ぶと、その腕をポセイドンに向かわせる。
構成員「なっ⁉︎」
その腕に気づいたポセイドンはディーペストハープーンで攻撃するが、効かなかった。
その腕がポセイドンを掴むと。
構成員「ぐがああああああ!」
構成員の断末魔と共に、ポセイドンは何も出来ぬまま異形の手によって握り潰された。
構成員「ばっ………馬鹿な………⁉︎」
トウカ「嘘…………⁉︎」
それを見ていたゴーダとトウカがそれを見て驚く中。
ウルティマ「さあ、次は君の番だよ。」
構成員「ぬ、ぬああああ!」
ゴーダの背後を取ったウルティマがゴーダの肩に手を置いて、とても小さく冷たい声でそう言う。
それを聞いたゴーダは背後に振り返ると同時に腕のクローでウルティマを切り裂こうとしたが、あっさり躱され逆に腹部を右腕に装着された金色の鉤爪で突き刺された。
構成員「がはっ⁉︎」
ウルティマ「じゃあ、これはついでに貰っておくね。」
ゴーダが血を吐く中、ウルティマはそう言うと、ゴーダのドライバーに装填されているメダル三枚を引き抜いた。
そして、ゴーダの身体は突き刺された鉤爪である魔爪から徐々に注がれる紫の毒の様な物によって蝕まれ、全身を蝕むと同時に至る所で腐食が始まり崩壊していく。
構成員「が……あ、…あああ………。」
ゴーダは声を上げる事も叶わず、完全に腐食され崩壊した。
ウルティマ「やっぱりフォルテ様がくれたこの力は凄いよ。」
その様子を最後まで見届けたウルティマは、自分の右腕に装着された魔爪を見つめながら笑顔でそう呟くのだった。
それを見たトウカは、戦慄する。
トウカ「…………やっぱりただの悪魔じゃないわね。………あれがこの世界の悪魔…………原初の悪魔。…………異次元の強さね。」
トウカはそんな風に呟く。
ウルティマの異次元の強さに。
ウルティマはポセイドンを握り潰した異形の手から、ポセイドンが変身に使用していた三枚のメダルを受け取った。
ウルティマ「ご苦労様。もう消えて良いよ。」
ウルティマの言葉を聞いた異形の手は、役目を終えたとばかりにスッと消えていった。
そうして、ウルティマは回収した六枚のコアメダルであるサメ、クジラ、オオカミウオ、ゴーダハチ、ゴーダムカデ、ゴーダアリメダルを見つめながら呟く。
ウルティマ「これを渡したら、きっとフォルテ様も喜んでくれるよね。」
そう呟きながら、笑みを浮かべるウルティマだった。
こうして、ハンドレッドのダークライダーは全滅した。
一方、紅丸はというと。
紅丸「ふっ!はあっ!」
カッシーンやドレットルーパーと応戦していた。
紅丸「消えろ!
紅丸は
すると、突然ドレットルーパーの1体が何かに飛ばされ紅丸の前に倒れて爆発した。
紅丸がドレットルーパーが飛んできた方を向くと、そこにはクロトーの姿があった。
クロトー「ほう。やるじゃないか、お前。」
紅丸「貴様もな。誰かは知らぬが、周囲の奴らと違ってその鬼の力を使い熟している様だな。」
そこにドレッド弐式に変身したクロトーが現れ、紅丸に話しかける。
背中合わせに、お互いの実力を認め合っていた。
クロトー「この戦いが終わったら、手合わせ願おうか。」
紅丸「…………いいだろう。お前が無事でいられたらな。」
クロトーと紅丸は、お互いに好戦的である為、お互いにそう話し、再びカッシーンやドレットルーパーを倒していく。
宝太郎達は、グリオンの元に到着する。
宝太郎「グリオン!あとはお前だけだ!」
宝太郎は、グリオンに向かってそう叫ぶ。
その声や表情からは、グリオンへの怒りを感じられた。
すると、グリオンが口を開く。
Cグリオン「………一ノ瀬宝太郎。まさかこの異世界で貴様と再び会う事になるとはな。」
宝太郎「それは俺も同じだ。ハンドレッドがこの世界を狙っていると聞いて協力してみれば、まさか複製体とはいえお前がいるんだからな。」
クローンのグリオンがそう言うと、宝太郎はそう答える。
宝太郎はグリオンによって大切な仲間達を失ったのだ。
そして時間を遡り、あの運命のクリスマスの日で過去の自分の運命を変えた。
過去と未来。
二つの別世界で、グリオンは宝太郎の宿敵なのだ。
すると、クローングリオンは口を開く。
Cグリオン「…………その通り。確かに私は複製された存在。ハンドレッドの操り人形と言ったところだ。だが、この私が本当に奴らの操り人形になったと思ったか?」
宝太郎「なに?」
Cグリオン「奴らが私に施そうとした洗脳支配の術などとっくに解除している。私は奴らの支配下にある様に振る舞い奴らの力を…………技術を利用していたのだ!」
クローングリオンは、そんな風に言う。
なんと、この複製グリオンはハンドレッドの支配を逃れ、逆に利用していた様だ。
宝太郎達が驚く中、クローングリオンは口を開く。
Cグリオン「全ては私の夢である黄金卿を………エルドラドを今度こそ実現するため!奴らの技術があればこの世界だけではない!あらゆる世界を黄金卿に変える事が出来る!私は、全ての時空を黄金に染め上げるのだ。」
クローングリオンはそう叫ぶ。
複製グリオンは、ハンドレッドの高い技術力と戦力に目を付け、それを全て手中に収め、全ての世界を黄金卿に変えようと計画していたのだ。
グリオンの話を聞いた宝太郎達は、鋭い眼差しでグリオンを睨む。
宝太郎「……グリオン。やはり複製された存在だろうと貴様は何も変わらないようだな。」
Cグリオン「ふっ。この世界でギーツという者達と一緒に幹部や構成員共を始末するつもりだったが、この世界の者達のお陰で手間が省けた。手始めに、この世界から全て黄金に変えるとしよう。」
宝太郎は、複製されても何も変わらないグリオンに対して、そんな風に言う。
クローングリオンは、この世界を黄金にしようと企む。
それを聞いた宝太郎達は。
宝太郎「そんな事はさせない!」
カグヤ「グリオン。貴様の黄金には品性のカケラも無い。そして、未来で宝太郎の仲間達を奪った事を償ってもらうぞ。」
士「俺達がお前の相手をしてやる。そのくだらない野望ごと破壊する。」
それを聞いた宝太郎、カグヤ、士はそう言って、グリオンに立ちはだかる。
それを聞いたグリオンは。
Cグリオン「……いいだろう。貴様達を私の創り上げる黄金卿の材料にしてやろう。」
クローングリオンはそう言いながら立ち上がると、金色のルービックキューブを取り出し、腰の部分に当てる。
すると、それがドライバーへと変わっていく。
『エルドラドライバー!』
出現したのは、エルドラドライバーと呼ばれるベルトで、形状はドレッドライバーに似ていた。
その音声が鳴る中、クローングリオンは何かのカードを取り出して、ドライバーにスラッシュする。
『
その音声が鳴ると、クローングリオンはドライバーにそのカードを装填して、金色のルービックキューブ部分に触れる。
Cグリオン「変身。」
そう言うと、ダイアル式のキューブを回転させる。
『ギーネ・クリューソス!ドラド!』
その音声が鳴ると、グリオンの姿が変化していく。
その姿は、ワインレッドのアーマー、刺々しい黒のアンダースーツ。
そして、胸には冥黒の王を思わせる逆三角形があるなど、全体的に魔王のような禍々しい姿をしている。
あれこそ、仮面ライダードラドだ。
カグヤ「話には聞いていたが、随分と禍々しい姿だな。」
Cグリオン「さあ、貴様達に絶望を味合わせてやろう。」
カグヤがそう呟く中、グリオンはそう言う。
グリオンは鎌を生み出すと、3人に向かっていく。
Cグリオン「フンッ!おりゃあ!」
宝太郎「はっ!ハアッ!」
カグヤ「ふっ!はっ!」
士「はっ!ハアッ!」
グリオンは宝太郎達と戦っていき、宝太郎達も応戦する。
互角に応戦していた。
そんな中、俺とカズマはカッシーンやドレットルーパーと戦っていた。
湊翔「ふっ!はっ!」
カズマ「おらっ!ハアッ!」
俺とカズマは、カッシーンやドレットルーパーを倒していくが、キリがない。
ちなみに、他の皆もカッシーンとドレットルーパーと応戦していた。
カズマ「おい、キリが無くねぇか⁉︎」
湊翔「ハンドレッドの幹部と構成員は倒したが、あのグリオンって奴がいる限り敵は増え続けるようだな!」
カズマがそう言う中、俺はそう言う。
ハンドレッドのダークライダーは全て倒されたものの、まだグリオンとやらが残っている。
そいつをどうにかしないと、カッシーンやドレットルーパーは止まらないだろう。
すると。
カグヤ「お前達も中々にやるな。だが、お前達ならもっとゴージャスになれる!このカグヤ様がお前達を更にゴージャスにしてやろう。」
カグヤはそう言うと、バイクみたいな形状の銃…………レジェンドライドマグナムを取り出すと、カードを2枚装填する。
『
『
「さあ、ゴージャスタイムだ!」
そんな音声が鳴る中、カグヤはその銃で俺たちを撃つ。
すると、俺からジオウのレイズバックル、カズマからディケイドのレイズバックルが出てきて、命中する。
湊翔「何だ⁉︎」
カズマ「おいおい⁉︎」
俺たちが驚く中、光が出て、俺たちを包み込む。
すると。
『グランドタイム!』
『
『クウガ!アギト!龍騎!ファイズ!ブレイド!響鬼!カブト!電王!キバ!ディケイド!
『祝え!仮面ライダー!グランドジオウ!』
そんな音声が鳴る。
すると。
湊翔「あれ⁉︎何でお前、コンプリートフォームになってんだ⁉︎」
カズマ「いや、そういうお前こそ、グランドジオウになってんぞ⁉︎」
俺とカズマはそう言う。
実際、レーザーブーストだった筈が、姿が変わっていたのだ。
マジか………………これならいける!
俺とカズマは頷き合い、カッシーンとドレットルーパーと応戦していく。
湊翔「ふっ!はっ!ハアッ!」
俺はパンチやキックをして、攻撃をしていく。
グランドジオウのスペックは、レーザーブースト以上だからな。
これで十分だろう。
カズマ「おらっ!ハアッ!」
カズマは、ライドブッカーソードモードで、カッシーンやドレットルーパーを倒していく。
カズマも大丈夫そうだな。
俺は、ブレイドのレリーフにタッチする。
『ブレイド!』
その音声が鳴ると、キングラウザーが現れる。
俺は、キングラウザーで攻撃をしていく。
キングラウザーの重攻撃で、カッシーンとドレットルーパーは倒れていく。
次に、龍騎のレリーフにタッチする。
『龍騎!』
すると、ドラグセイバーとドラグクローが現れる。
ドラグセイバーで斬り裂き、ドラグクローから炎を放ちカッシーンを焼き尽くす。
次に、鎧武のレリーフに触れる。
『鎧武!』
すると、カチドキ旗が現れる。
湊翔「ふっ!ハァァァァァ!」
俺はそう叫ぶと、カチドキ旗を振るう。
カチドキ旗は重力操作が可能な代物であるのだ。
俺はカチドキ旗を振るって弾丸を跳ね返したり、転倒させたり、カッシーンやドレットルーパーが浮かび上がる中、カチドキ旗から炎の渦を放ち、吹き飛ばす。
それを見ていたカグヤは。
カグヤ「………………なるほど。
そんな風に呟いていた。
一方、カズマは。
カズマ「コンプリートフォームなら、こんなこと出来るよな!」
そう言うと、ライドブッカーのガンモードを持つ。
すると、空中にケータッチ21のディスプレイが表示される。
カズマは、エグゼイドのクレストがある場所を撃ち抜く。
『
『
その音声が鳴ると、ムテキゲーマーが召喚される。
湊翔「あれ?なんでコンプリートフォームでムテキゲーマーを召喚出来るんだ?」
カズマ「よくわかんねぇけど、なんか出来たぜ。」
俺がそう聞くと、カズマはそう答える。
後にフォルテから聞いたが、ドライバーはネオディケイドライバー準拠になっており、その影響で召喚できたのだ。
まあ、ムテキゲーマーを召喚できるのなら、ありがたいけどな。
すると、カズマが動くと、ムテキゲーマーも動き、カードを装填する。
『
その音声が鳴ると、カズマとムテキゲーマーは同時に動き、カズマはライドブッカーソードモードを、ムテキゲーマーはガシャコンキースラッシャーを構える。
カズマ「オラァァァァァ‼︎」
カズマの叫び声と共に、一閃する。
すると、カッシーンとドレットルーパーから大量の『HIT!』の文字が浮かび、爆発していく。
それを見ていた士は。
士「ほう。やるな。」
感心しながらそう言う。
すると。
Cグリオン「何処を見ている!」
すると、士がグリオンから意識を外してしまった隙に、グリオンはゴルダキュービックラティオを1回転させ必殺技を発動する。
『テウルギア』
グリオンから赤黒い波動が放たれ宝太郎達を吹き飛ばす。
宝太郎「ぐわっ!」
カグヤ「くっ!」
士「ぐおっ!」
その波動を受け吹き飛び、倒れる宝太郎とカグヤと士。
グリオンはゴルダキュービックラティオを3回転させて別の必殺技を発動する。
『アルケミア』
その音声が鳴り、技の発動と同時に、周囲に無残に倒れるカッシーンやドレットルーパーの残骸が集まり二体の人型へと錬成される。
赤いライン状のモノアイを持つ鎧兜の様な頭部に赤と黒のボロボロのバンドで構成された大柄で筋肉質なフォルムで下半身のバンドの一部がコート状に変形しているこの存在は、過去の世界の宝太郎が戦った冥黒王とグリオンが錬成したゴーレムだった。
Cグリオン「ゆけ。」
グリオンがそう言うと、グリオンの命令に従い、2体のゴーレムはカグヤと士に襲い掛かる。
立ち上がったカグヤと士はゴーレムとの戦闘を開始する。
カグヤ「ふっ!ハァ!」
士「フンッ!ハッ!」
二人はゴーレムを殴ったり蹴ったりするが、その頑丈過ぎる身体には全く効かない。
そして、ゴーレムの腕から繰り出される剛拳を躱すと、当たった場所が粉々に粉砕された。
士「これは少し厄介だな。」
カグヤ「ゴージャスさに欠けるが、その強さは認めよう。」
士とカグヤは、ゴーレムのパワーを見て、そんな風に呟く。
二人はゴーレムを相手に戦闘を続行する。
Cグリオン「さあ、これで二人っきりで楽しむ事が出来る。」
グリオンはそう言いながら、宝太郎に向かって大鎌を振るう。
宝太郎「くっ!」
宝太郎は咄嗟に回避して距離を取る。
すると、グリオンは1枚のレプリケミーカードを取り出して、ゴルダウズセッターにスキャンさせる。
『
レプリカマンティスと呼ばれるカードをスキャンした後、ゴルダキュービックラティオを1回転させて必殺技を発動する。
『ディミオルギア!』
その音声が鳴ると、グリオンが再び大鎌を構える。
すると、黒緑のエネルギーが鎌の刃に纏わる。
Cグリオン「ハアッ!」
グリオンはその場で大鎌を振るうと、刃から鎌状の斬撃波が回転しながら宝太郎に向かって飛ぶ。
宝太郎「ハッ!」
宝太郎はすぐさま躱す。
すると、通り過ぎた斬撃波が建物の残骸を切り裂いた。
切り裂かれ斜めにずり落ちた建物の切断面は、まるで鏡の様に宝太郎の顔を映る程綺麗に切り裂かれていた。
宝太郎「くっ………!」
Cグリオン「ハハハハッ!どうした?本番はこれからだぞ!」
宝太郎がそんな風に反応する中、そう言ってグリオンは大鎌を振るい次々と斬撃波を放つ。
宝太郎は斬撃波の中を潜り抜けながらガッチャージガンでグリオンを撃ち続けるも、無数の斬撃波が盾の役割まで果たして攻撃が届かない。
やがて、グリオンは新たなレプリケミーカードを取り出して、スキャンする。
『
スキャン後、ゴルダキュービックラティオを1回転させ同じ必殺技を再び発動する。
『ディミオルギア!』
Cグリオン「ヌゥゥゥゥ!ハアッ!」
グリオンが宝太郎目掛けて勢いよく手を翳すと、腕から膨大な雷撃が宝太郎に向かって放たれる。
凄まじい雷撃により、宝太郎の周囲は爆発を起こした。
宝太郎「ぐわぁ!」
宝太郎はその爆発で吹き飛ばされ地面に倒れてしまう。
カグヤ「宝太郎!」
その光景を見たカグヤは思わず声を上げる。
士「あのグリオンって奴は中々やるな。それに、この人形も厄介だ。」
士はそう言って、ゴーレムを蹴り飛ばすも、ゴーレムは軽く蹌踉めくだけですぐに体勢を立て直した。
そして、2体のゴーレムは無数の岩を錬成しカグヤと士に向かって放つ。
カグヤ「ぐはっ!」
士「ぐわっ!」
カグヤと士は無数の岩を回避しきれず何発か喰らってしまいその場で膝を付いた。
カグヤ「まさか、これほど強いとはな。」
士「かなり厄介だな。」
カグヤと士がそう呟く中、2体のゴーレムはゆっくりと二人に近づく。
カグヤと士は立ち上がり構えようとしたその時だった。
カグヤ「ん?」
士「あれは…………。」
ゴーレムの背後から跳躍し接近する者がいて、2人は気づいた。
接近しているのが、フォルテだった事を。
フォルテの気配に気付いたゴーレムは振り返るも、時既に遅くフォルテの右腕には十分なエネルギーが集まっていた。
フォルテ「ハァァァァァ!
フォルテがそう叫びながら、右腕を振り被りゴーレム目掛け振り下ろすと、右掌から膨大な破壊エネルギーが放たれゴーレムを呑み込み跡形も無く消し去った。
威力を抑えて放ったので、ゴーレムが立っていた場所に小さなクレーターだけが残った。
フォルテ「大丈夫か。」
ゴーレムを瞬殺したフォルテはそう聞きながら、二人の元へと歩み寄る。
カグヤ「ああ………感謝する。実にゴージャスな攻撃だった。」
士「お前は……。」
カグヤ「この世界の魔王の1人フォルテ=テンペストだ。」
士「魔王……まさか異世界で魔王に助けられるとはな。」
カグヤがフォルテに礼を言う中、士はそう反応する。
カグヤは調べていたのか、フォルテのことをそう言い、士はそう呟く。
すると、フォルテは口を開く。
フォルテ「此処は俺が引き受ける。お前達は早く仲間の元へ向かってくれ。」
カグヤ「分かった。感謝する。」
士「この借りは後で必ず返す。」
フォルテはそう言うと、2人はそう答えた。
フォルテの言葉に従い、2人は宝太郎の元へと急いで向かった。
そして、フォルテは元にカッシーンとドレットルーパー達が集まる。
フォルテ「……さてと、此処からは俺が相手だが時間を掛けるつもりはない。」
フォルテはそう言って、腕に高密度のエネルギーを纏わせる。
フォルテ「悪いが、さっさと片付けさせてもらうぞ!」
そう声を上げながらフォルテはカッシーンとドレットルーパーの軍勢に向かって飛び込んで行くのだった。
その頃、グリオンの猛攻を耐えていた宝太郎は息切れを起こしていた。
宝太郎「ハァ………ハァ………ハァ……。」
Cグリオン「だいぶ息が上がってきている様だな。なら、これで終わりにしてやろう。」
宝太郎が息切れをする中、グリオンはそう言って、4枚のレプリケミーカードを取り出して、エルドラドライバーにスキャンさせる。
『
『
『
『
4枚のレプリケミーカードをエルドラドライバーにスキャンさせる。
そして、ゴルダキュービックラティオを1回転させ超必殺技を発動させる。
『カオスカタストロフィ!』
超必殺技発動音声が鳴ると、グリオンが五人に分身し全く同じ動きで大鎌を構えると、高速移動で宝太郎の周囲を動き回る。
宝太郎「くっ!」
宝太郎はグリオンの動きを読めず焦りがで始めたその時だった。
Cグリオン「タアッ!」
Cグリオン「ハアッ!」
Cグリオン「トウッ!」
Cグリオン「ハァ!」
Cグリオン「デヤッ!」
五人のグリオンが全方位から宝太郎に向かって迫りながら大鎌を振るう。
宝太郎「クゥッ!」
宝太郎は咄嗟にガッチャートルネードにデイブレイクカマンティスのカードを装填しトリガーを引く。
『ケミースラッシュ!』
そして、その場でコマの様に1回転しながら炎を纏った鎌の斬撃波を放った。
宝太郎の斬撃波とグリオンの大鎌がぶつかり合い火花を散らせる。
少しの間だけ拮抗したが、グリオンの力には敵わず宝太郎の斬撃波は切り裂かれ、そのまま宝太郎はグリオンの大鎌の一撃を喰らってしまった。
宝太郎「ぐわああああ!」
グリオン五人の大鎌に斬り裂かれた宝太郎はその場で両膝を地面についた。
それを見たグリオンは、1人に戻ると宝太郎の首筋に大鎌を当てる。
Cグリオン「これで終わりだ。一ノ瀬宝太郎!」
グリオンはそんな声を上げ、大鎌を振り上げる。
万事休すかと思われたその時だった。
大鎌を振り上げたグリオンの横っ腹に銃弾が命中しグリオンはバランスを崩して横に転がり倒れた。
Cグリオン「ぐうっ⁉︎」
士「どうやら間に合った様だな。」
カグヤ「宝太郎!」
グリオンが怯む中、士とカグヤはそう言う。
グリオンを撃ったのは士とカグヤであり、カグヤは両膝をつく宝太郎の元へと駆け寄る。
カグヤ「大丈夫か、宝太郎⁉︎」
宝太郎「カグヤ……なんとかな。」
カグヤが心配そうにそう言うと、カグヤに支えられながら立ち上がる宝太郎だっと。
士とカグヤの2人を見たグリオンは。
Cグリオン「ほう。思ったより早かったな。…………まあいい、三人纏めて相手をするのみだ。」
グリオンはそう言うと、大鎌を構える。
それを見た三人は。
士「………俺達も本気でいく方がいいな。」
カグヤ「………そうだな。カグヤ様の本気を見せるとしよう。」
宝太郎「いくぞ……グリオン!」
士達はそう言うと、それぞれ強化アイテムを取り出す。
『
『
士は中央のパネルを挟む様に21の数字が大きく描かれたケータッチ21を、カグヤは自身が変身している仮面ライダーレジェンド……その強化形態の顔を模した銃型の強化アイテムレジェンドカメンライザーを取り出した。
宝太郎はデイブレイクホッパー1とデイブレイクスチームライナーのカードを手に持つと、2枚のケミーカードが再錬成されデイブレイクの様な炎の装甲を身に纏い赤いバイザーを付けたシャイニングホッパー1とシャイニングスチームライナーへと姿を変えた。
そして、士はWダブルからゼロワンまでのライダークレストが描かれたコンプリート21カードをケータッチ21に挿入しクレストを一つずつ押していく。
『
士は、そんな風にタッチしていく。
カグヤの方は、レジェンドカメンライザーに自身の強化フォームが描かれたレジェンドライダーケミーカードを装填する。
『
宝太郎はシャイニングホッパー1とシャイニングスチームライナーのカードをガッチャードライバーに挿入する。
『
『
宝太郎に続く様に士はケータッチ21のFを押し、ネオディケイドライバーの本体を取り外し左腰に装着すると、本体を取り出した中央にケータッチ21を装着する。
すると、士に続く様にしてカグヤはレジェンドカメンライザーを真上向けて引き金を引く。
カグヤ「ハアー………ハアッ!」
カグヤがレジェンドカメンライザーで発砲すると同時に、金色に輝く無数のレジェンドライダーケミーカードがカグヤの周りで輪となって回る。
そして、カグヤはレジェンドライバーの本体を取り外し、レジェンドカメンライザーをドライバーの中央に装着した。
それに合わせる様に、宝太郎もガッチャードライバーを操作し起動させる。
『ガッチャーンコ!』
その音声が鳴ると、士、カグヤ、宝太郎の姿が更に変化する。
『
ディケイドの姿がピクセルで全身包まれて変わると、胸部と両肩のアーマーにカード納める収納場所ができ、クウガからジオウの最強フォームのライダーカードが貼り付けられた。
配置は、右側面にクウガからキバまでの平成一期、左側面にWダブルからビルドのカードが貼られその中央にグランドジオウのカードが貼られいた。
頭頂部にはディケイドコンプリート21とゼロツーのライダーカードが貼られた。
更に、マゼンタ色のマントが新たに装備され、そのマントにも合計70枚のライダーカードが貼り付けられいた。
その姿こそ、令和に入り進化したディケイドの最強フォームであるコンプリートフォーム21だ。
『
レジェンドカメンライザーをドライバーに装着した瞬間、カグヤの前に自身の強化フォームの巨大レジェンドライダーケミーカードの幻影が現れ、そのまま小さくなってゆきカグヤの頭の上に貼り付き複眼がマゼンタ色に変化しディケイドコンプリートフォーム様な状態になる。
そこから、カグヤの周りで輝きながら回っていたレジェンドライダーケミーカードのエネルギーが光輪となってカグヤの首元に装甲となって装着され、その装甲にクウガからギーツのレジェンドライダーケミーカードが張り付いた。
その姿こそ、レジェンド版コンプリートフォームと言うべき姿である仮面ライダーレジェンダリーレジェンドだ。
そして宝太郎の方は、太陽のケミーであるデイブレイクザ・サンが宝太郎に重なる様に出現し、そのまま宝太郎の………ガッチャードデイブレイクの胸部に一体化し装着されると、ガッチャードデイブレイクが再錬成される。
『ライジングソウル!シャイニングデイブレイク!』
再錬成を終えたその姿は、ファイヤーガッチャードデイブレイクが更に進化した様な姿。
上半身に一体化したデイブレイクザ・サン………太陽を模した鋭利な装甲を身に付け頭部には紫のバイザーが装着され、身体の各所に散りばめられている青と紫のラインと太陽を思わせるディティールが合わさりまるで、太陽が昇る様子を表現しているかの様にも見える。
その背には過去の自分が変身するファイヤーガッチャードの強化ブースターであるファイヤードッカーンに酷似した機能を備えた黄色い円形の加速装着があり、紫とオレンジのグラデーションがかかったマントを靡かせている。
これが、未来の一ノ瀬宝太郎が変身する最強フォームである仮面ライダーガッチャードシャイニングデイブレイクだ。
士とカグヤと宝太郎の三人は最強フォームとなり、グリオンに向かって構える。
Cグリオン「どんな姿になろうが、叩き潰すのみ!」
最強フォームとなった三人に向かってグリオンがそんな風に叫びながら大鎌を振るい斬撃波を飛ばす。
宝太郎「ハッ!」
カグヤ「フッ!」
士「ハァッ!」
士達は斬撃波を躱してグリオンに接近し肉弾戦を仕掛ける。
士「フッ!フッ!」
カグヤ「ハッ!ハアッ!」
宝太郎「ハアッ!」
Cグリオン「ヌゥゥゥッ!」
士達の攻撃を防ぎ続けるグリオンだが、最強フォームとなった三人に押されていった。
Cグリオン「デヤァッ!」
グリオンは大鎌を振るって三人を斬り飛ばすとレプリケミーカードを取り出しエルドラドライバーにスキャンする。
『
そして、ゴルダキュービックラティオを1回転させ必殺技を発動する。
『ディミオルギア!』
必殺技を発動した瞬間、グリオンが2体の分身を出現させ三人となった。
「「「ハアッ!」」」
そして、三人のグリオンはそれぞれ士、カグヤ、宝太郎に向かっていき一対一の戦いへともちこんだ。
宝太郎「ハッ!ハッ!デアッ!」
士「フッ!フッ!」
カグヤ「ハッ!ハアッ!」
三人のグリオンが士達に猛攻を仕掛けるも、士達はその攻撃を華麗に躱したり受け流してゆく。
ハンドレッドの構成員が変身していたダークライダー達と違い、本来の力の持ち主であり最大限以上に引き出せる士達が変身する最強フォームにグリオンが太刀打ちできる筈はなかった。
士「フッ!」
カグヤ「ハッ!」
「「グハッ⁉︎」」
攻撃を躱しながら、士とカグヤは全く同じタイミングで分身体グリオンの腹を蹴り飛ばした。
士とカグヤに蹴り飛ばされ地面に転がるグリオンを尻目に、士とカグヤはトドメに入ろうと動き出す。
士の手には、仮面ライダーディエンドの変身デバイスであるネオディエンドライバーが握られていた。
コンプリートフォーム21になると、このデバイスを武器として召喚可能なのだ。
士はディエンドのクレストが描かれたライダーカードをネオディケイドライバーに本体に装填しそのまま叩いて押し込む。
『
士がディエンドライバーの銃口をグリオンに向けると、マゼンタ色の光のカード達が銃口から渦を巻く様に伸びてグリオンをロックオンする。
そして、カグヤも士と同じタイミングでドライバーからレジェンドカメンライザーを取り外す。
『
レジェンドカメンライザーのグリップを引き出して握り、グリオンに向かって銃口を向けると、銃口にゴージャスな宝石のエネルギーが集束されていく。
士「これで決める!」
カグヤ「ゴージャスに………散れ!」
士とカグヤはそう言うと、同時にそれぞれの武器のトリガーを引く。
『
その音声が鳴ると、士のネオディエンドライバーの銃口から高密度のエネルギー波を放つディエンドの必殺技であるディメンションシュートが放たれる。
カグヤの方のレジェンドカメンライザーの銃口からも、超・強烈なビームが放たれる。
「「ぐああああああ!」」
士とカグヤが放ったエネルギー波とビームは分身グリオンに命中し、分身グリオンは断末魔の叫びを上げながら爆発した。
『
そんな音声が鳴り響く中、こうして士とカグヤは勝利した。
その一方、本体のグリオンと戦う宝太郎もグリオンを追い詰めていた。
宝太郎「ハァァァ!」
Cグリオン「ぐわぁ⁉︎」
背中の加速装置で強化錬成炎を直接噴出し、超高推進力による超絶的なスピードから繰り出される加速打撃による一撃がグリオンに炸裂する。
その拳を喰らったグリオンが蹌踉めくが、倒れる前に宝太郎が連続攻撃で攻め続け、グリオンは倒れる事さえ出来ずに、ダメージを受け続ける。
Cグリオン「ぐっ!おのれ〜!」
『
『ディミオルギア!』
グリオンはレプリスケボーズをエルドラドライバーにスキャンしゴルダキュービックラティオを1回転させ、すぐさま必殺技を発動する。
グリオンは、レプリスケボーズの能力で超加速し宝太郎のスピードに対抗する。
凄まじい速度で動き回りながらぶつかり合うグリオンと宝太郎だが、レプリスケボーズの能力でもシャイニングデイブレイクとなった宝太郎の速度に追いつけず、グリオンは途中で速度が減少し宝太郎の急接近を許してしまった。
Cグリオン「なっ⁉︎」
宝太郎「うおりゃぁっ!」
『ケミースラッシュ!』
クローングリオンはアッパレブシドーを装填したガッチャートルネードの一撃を喰らい斬り飛ばされる。
Cグリオン「ぬっあああ⁉︎」
斬り飛ばされ地面転がるグリオン。
大鎌を杖代わりにして蹌踉めきながら立ち上がる。
そんな中、グリオンが口を開く。
Cグリオン「何故だ………⁉︎何故この私が押されるのだ⁉︎」
クローングリオンはそう叫ぶ。
先ほどまで圧倒していた筈の宝太郎を相手に、最強フォームになったとはいえ自分が押されている現実を受け入れられないグリオンは声を荒げていた。
そんなグリオンに対して、宝太郎は口を開く。
宝太郎「…………グリオン。それはお前が1人だからだ。自分の野望の為に、大勢の人の命を弄び、お前の為に必死に働き思っていたアトロポスとクロトー達さえ切り捨てた。そして複製体となって蘇った今も、ハンドレッドの力を利用しようとしか考えていない。そんなお前に、仲間達と共に戦う俺が負ける筈はない!俺は、嘗ての俺じゃない!俺を信じ支えてくれる仲間達と共にお前を倒しこの世界を守る!」
そうグリオンに向かって声を上げる宝太郎。
宝太郎は1人では無いと、過去の自分に教えてもらったのだ。
すると、宝太郎の背後に、自分を助けに過去からやってきた過去の宝太郎とりんねの幻影が現れ、デイブレイクケミーの姿も幻影として現れていた。
Cグリオン「黙れ……黙れ黙れ黙れ黙れぇぇぇ!」
だが、それを見てもグリオンは宝太郎を否定する様に声を荒げるのだった。
それを見ていたカグヤは。
カグヤ「実に愚かで醜い。お前では、カグヤ様達のゴージャスは止められない!」
士「こいつらを甘く見たのがお前の敗因だ。一気に行くぞ。」
グリオンが声を荒げる中、分身体を倒したカグヤと士が宝太郎と合流し一気に終わらせ様と動く。
士は今度は自身のディケイドのクレストが描かれたライダーカードをネオディケイドライバーに装填する。
『
カグヤも再びレジェンドカメンライザーを取り出すグリップ引き出して握り、銃口を真上に掲げる。
『
宝太郎はガッチャードライバーのアルトヴォークというレバーを開くと待機音声が流れる。
右脚の部位を畳む様に上げて待機するその姿は、嘗ての…最初の頃の仮面ライダーガッチャードを思い出させる。
Cグリオン「ヌゥゥゥゥゥゥ!」
その姿を見たグリオンは苛立ちながらエルドラドライバーに十枚のレプリケミーカードをスキャンする。
『
『
『
『
『
『
『
『
『
『
グリオンがスキャンしたカードの全てがレベルナンバー10のレプリケミーカード。
スキャンを終えたと同時にグリオンはゴルダキュービックラティオを1回転させ超必殺技を発動する。
『カオスカタストロフィ!』
超必殺技が発動した瞬間、グリオンの周囲にレベルナンバー10のレプリケミー達の幻影が出現しそのままグリオンに吸い込まれ吸収される。
全てのレベルナンバー10のレプリケミーを吸収したグリオンから、禍々しい赤黒いエネルギーが放出されそのエネルギーが大鎌の刃に纏わる。
グリオンも宝太郎達もこの一撃で決めようと構え力を込める。
そして、士はネオディケイドライバーを押し込みカグヤはレジェンドカメンライザーのトリガーを引き必殺技を発動すら。
『
『
宝太郎もドライバーのレバーを閉じて必殺技を発動する。
『ライジングフィーバー!』
士「ハッ!」
カグヤ「ハアッ!」
宝太郎「ハァァァ!」
必殺技を発動した三人は駆け出しグリオン目掛けてライダーキックを放つ。
Cグリオン「ハアアアー…………!」
迫る宝太郎達に向かってグリオンが大鎌を振るい今までとは比べ物にならない巨大な斬撃波を放った。
宝太郎達のトリプルライダーキックとグリオンの放った斬撃波が激突し、周囲に凄まじい衝撃波が広がり辺りの廃墟が吹き飛んでいく。
「「「ハアアアア!」」」
宝太郎達のライダーキックとグリオンの斬撃波がぶつかり合い拮抗状態となっている中、グリオンは再び大鎌を構えて二撃目を放とうする。
Cグリオン「これで今度こそ終わりだ!」
グリオンが大鎌を振るおうとしたその時だった。
グリオンは背後から凄まじいエネルギーを感じた。
Cグリオン「何だ!このエネルギーは⁉︎」
グリオンがそう言いながら、背後に振り返ると、そこにいたのは超高密度の魔力弾を片手で掲げるフォルテの姿だった。
Cグリオン「貴様は⁉︎」
フォルテ「悪いがこれ以上お前の思い通りにはさせない。」
グリオンが驚く中、フォルテはそう言う。
士達に変わりカッシーンとドレットルーパーの相手をしたフォルテは、その後カッシーン達を殲滅し士達とグリオンの戦いを密かに見守っていたのだ。
そして、士達がやばいと直感で感じたフォルテはグリオンに攻撃しようと
グリオンの意識が完全にフォルテに向いたこの瞬間を士達は逃さない。
士「今だ!」
カグヤ「ハアッ!」
宝太郎「ハァァァ!」
士の声を聞き、キックに更に力を込めるカグヤと宝太郎。
それにより、グリオンが放った斬撃波を蹴り破った。
Cグリオン「なっ⁉︎しまっ……!」
フォルテに意識を向けしまい、宝太郎から意識を逸らしていたグリオンは振り返りながら咄嗟に大鎌を突き出して盾代わりとして宝太郎達のライダーキックを受け止める。
Cグリオン「ヌウウウ!」
必死に耐えるグリオンだったが、大鎌の方が耐え切れず亀裂が生じていき砕けた。
「「「ハアアアア!」」」
そして宝太郎達のトリプルライダーキックが遂にグリオンに決まった。
『
Cグリオン「ぐわぁぁぁ!」
宝太郎達のトリプルライダーキックによってグリオンはフォルテの方へと蹴り飛ばされる。
そして、自分方へと蹴り飛ばされるグリオンの姿を確認したフォルテは、グリオン目掛けて掲げていた極大魔力弾を放つ。
「これで終わりだ!
フォルテの放った極大魔力弾である
Cグリオン「ぬああああああ!」
爆風が宝太郎達に迫って来た時、フォルテが宝太郎達の前に現れ障壁バリアを展開して爆風を防いだ。
やがて爆風が治ると爆心地には巨大なクレーターが出来ており、その中央で変身が解除されズタボロになったグリオンが仰向けで倒れていた。
カグヤ「どうやら終わったようだ。」
士「その様だな。」
倒れているグリオンの姿を見ながらカグヤと士はそう言うのだった。
そんな中、宝太郎はフォルテに向かって礼を述べる。
宝太郎「さっきはすまない。助かった。」
フォルテ「気にするな。無事に奴を倒せたからな。」
そう言いながらフォルテは爆心地で倒れるグリオンを見据える。
フォルテに続く様に宝太郎もグリオンの方へと顔を向ける。
倒れるグリオンを見た宝太郎の脳裏に初めてグリオンに会ったあのクリスマスの日が記憶から呼び起こされる。
グリオンの一撃で右眼を失いそれから1人…また1人と仲間を失っていった。
まるで、真綿で首をジワジワと締める様に。
そして暗黒の扉が開き冥黒王が復活し、九堂りんね/仮面ライダーマジェードが冥黒王の手によって命を奪われた。
その悲しみと絶望にケミー達が共鳴し、デイブレイクケミーへと進化した。
そうしてデイブレイクとなった宝太郎は1人でグリオンに立ち向かい続ける中で、タイムロードの力を借りてあのクリスマスの日に時間移動し過去の自分を救い過去の自分が新たな未来を導き出したのを見届けて元の未来へと戻った。
これにより新たなガッチャードの世界、パラレルワールドが発生した。
そして、今度はパラレルワールドの過去の自分とりんねが未来を救う為に時間を超えて未来の世界に現れた。
過去の宝太郎のお陰で自分が失っていた気持ちを取り戻し力を合わせてグリオンと冥黒王を倒した。
その時の事を思い出しながら、倒した複製グリオンを見据える宝太郎。
宝太郎「今度こそ終わりだ……グリオン。」
宝太郎がそう呟いたその時だった。
???「この程度で本当に勝ったつもりか?」
突然邪悪で威厳のある声が宝太郎の耳に聞こえた。
その声を聞いた宝太郎は目を見開き驚愕しながら……グリオンを見る。
すると、倒れていたグリオンがまるで人形の様な動きで立ち上がった。
???「最初に作った奴より強く作ってやったが、所詮は役立たずの人形だったな。本当の絶望は此処から始まるのだ!」
その声はグリオンから発声されており次の瞬間、グリオンの体から無数の不気味な手と共にドラド変身時に出現した三つ目がギョロギョロと周囲を見ながら飛び出した。
やがて、グリオンの体は無数の手に埋め尽くされ十数メートルはある巨大な巨人の姿を模りながら再錬成し真の姿を現す。
上半身が無数の不気味な腕で出来ており、鋭い爪に悪魔の翼そして、前に突き出た完全虚化した死神代行の様な角を生やした三つ目の悪魔。
その巨大な姿は他の者達の目にも入り、レーザーブーストの姿に戻った俺とカズマは思わず声を上げた。
カズマ「でか⁉︎」
湊翔「何だあれは………⁉︎」
俺とカズマがそう呟く中、その悪魔の目の前にいる宝太郎は悪魔の名を口にする。
宝太郎「……冥黒王!」
この戦いは、どうやらまだ終わらない様だ。
今回はここまでです。
今回は、ハンドレッドへの反撃です。
転スラとフォルテの世界の住人が強いので、どうにかなりました。
そして、ザ・フューチャー・デイブレイクから、未来のアトロポスとクロトー、冥黒王も登場しました。
グリオンだけでなく、冥黒王もコピーされていたという。
次回、いよいよ決着です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今後の展開などでリクエストがあれば、活動報告から承っております。
あと、英語の部分にカタカナでルビをつけてみました。
読みやすくなるかなと思いまして。