この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第113話 神々の活動報告会

 カズマの暴走問題のあと、神々達が集まっていた。

 集まっていたのは、トウカ、クリス、ジーン、ケケラ、キューン、アーン、クロスだった。

 トウカとクリスは、本来の神様としての姿になっていた。

 

アテナ「それじゃあ、活動報告会を始めましょう。」

エリス「そうですね。」

ジーン「これも何回目だろうね。」

ケケラ「まあ、こうやって話しておくのも、悪くないんじゃない?」

キューン「そうですね。近況報告をしておきたいですし。」

アーン「まあ、文句はないな。」

クロス「それじゃあ、さっさと始めようぜ。」

 

 アテナ達はそう話すと、活動報告会を始めていく。

 議題としては、天界の様子や、デザイアグランプリ等だ。

 

ジーン「それで、そっちの暮らしはどうなんだい?」

アテナ「色々とあるけど、なかなかに楽しい毎日よ。」

エリス「へぇ……………そっちはどうなんですか?」

キューン「こっちは大変だよ。ロキたちへの対応策を立てたり、てんやわんやで。」

クロス「あと、やっぱりデザグラは人気だな。特に、お前達が行った世界でのハンドレッドとの戦闘とかな。」

アーン「あれはかなり盛り上がっていたな。」

 

 ジーン達はそんな風に話す。

 フォルテ達の世界でのハンドレッドとの戦いは、かなり人気の様だ。

 すると、ジーンがニヤニヤしながら口を開いた。

 

ジーン「ところでさ、アテナ。君はギーツ…………湊翔の事は、正直どう思っているんだい?」

アテナ「ぶっ!?い、いきなり何を聞き出すのよ!?」

キューン「それにしても、ちょっと意外だよね。」

ケケラ「ええ。天界にいたころ、色恋沙汰には全く興味がなかったあなたが恋をするなんてね。」

 

 ジーンがニヤニヤしながらそう聞くと、アテナは紅茶を吹き出しながらそう狼狽えると、キューンとケケラの2人もニヤニヤしながらそう言う。

 すると、ジーンが口を開く。

 

ジーン「それにしても、湊翔はアテナ含めて、3人から好意を受けてるなんてね。もしかしたら、3人とくっついたりしてね。もしそうなったら、複数結婚する人は他にいないだろうね。」

ケケラ「そうでもないと思うわよ!カズマだって、ナーゴやバッファ、王女様と一緒にくっつく可能性はあるわよ!」

 

 ジーンがそう言うと、ケケラはそう言う。

 すると、そこからジーンとケケラが論争を繰り広げていく。

 それを見ていたアテナが口を開いた。

 

アテナ「そういえば、最近の日本人の転生はどうなんだ?新しい日本人はどれくらい送り込まれた?」

 

 アテナがそう聞く。

 すると、それを聞いたエリス以外の面々が苦笑する。

 それを見て、アテナとエリスが首を傾げると。

 

ジーン「うん。それなんだけどさ…………その〜……………。」

アテナ「どうしたんだ?なにかトラブルでもあったかのか?あの天使の子はアクアとは違って真面目だから、大丈夫だと思ってたんだが………。」

クロス「あ〜……………そうだな。真面目に仕事してはいる。ただ、真面目すぎるっつうかな………………。」

キューン「実は、日本人はカズマ以降、誰1人も転生してないのよ。」

 

 ジーンがそんな風に言い淀む中、アテナはそう言うと、クロスとキューンはそう言う。

 カズマ以降、誰1人として、転生していないのだ。

 それを聞いてアテナとエリスが驚く。

 

アテナ「え?どういう事?」

アーン「実はな、アクアがいなくなった以降、あの天使が仕事を引き継いだのだが、それが問題でな。」

クロス「死んだ日本人の対応をしてはいるが、そいつらに世知辛い現実や言語理解による脳への負担とそれによる症状。それらをバカ真面目に話しちまったんだよ。」

ジーン「それで、彼らの異世界への憧れが見事にへし折られてしまってね。」

キューン「そのせいで日本人たちはカズマを最後に、誰1人として異世界転生したがらなくて、だから天使の子以降の日本人はだれも転生してくれないのよ。」

アテナ「ああ……………そういう事。」

エリス「な、なるほど……………。」

 

 アテナがそう聞くと、アーン達はそう説明する。

 つまり、世知辛い現実や脳への負担を馬鹿正直に話した結果、転生する人がゼロになってしまったのだ。

 それを聞いたアテナが苦笑する中、口を開く。

 

アテナ「あれ?てことは、カズマが現時点では最後の日本人転生者って事?」

ケケラ「そういう事。あの子以降の日本人は来てないからそういうことになるわね。」

キューン「カズマが転生して以降、ぱったり転生者が来なくなっちゃったから、これにはゼウス様も悩んでたわ。」

クロス「魔王を倒す為の戦力は欲しいが、真面目に仕事してるあの天使の仕事に、横槍を入れるわけにはいかねぇからな。」

エリス「それで、今に至るんだ……………。」

 

 アテナがそう言うと、ケケラ達はそう言う。

 エリスがそう言う中、アテナが口を開く。

 

アテナ「確かに天使の子は、ただちゃんと仕事してるだけだしね。なのにやめろとは言えないか……………。」

ジーン「良く言うと真面目、悪く言うと気が利かない。ただやっぱり本人はちゃんと仕事してて、特に問題も起こしてないから、こんなことはとても本人には言えない。」

アーン「だからこそ、ゼウス様は対応を決めかねている感じだ。ポンポンと考えなしに転生者を送るわけにはいかないからな。」

エリス「ただ、全く来ないとなると、それはそれで困りますからね……………。」

 

 アテナがそう言うと、ジーンとアーンはそう言い、エリスはそう呟く。

 何も考えなしに送れば、デストロイヤーの博士みたいな事をしかねないが、だからといって、全く来ないのも困る。

 そんな状態になっているのだ。

 すると、キューンが口を開く。

 

キューン「それにしても、カズマはよく予想外な戦いをするけど、まさか神様側にもここまで想定外なことをおこしてくるなんてね。」

エリス「ゼウス様も、カズマさんはある意味厄介だと言ってましたしね。自分の正体を知っても態度何一つ変えないからと。」

アテナ「そういえば、カズマのやつ、なんでゼウス様の正体知ってたんだ?一応、湊翔が知っていたのはジーンから聞いたけど。」

ジーン「俺も聞いた感じ、戦国ゲームの時に知っている感じだったけど、何で知ったのか興味あるね!」

ケケラ「そういえば、あんた達はあの時いなかったから、知らないのね。」

エリス「えっと色々あったんですけど………。」

 

 キューンとエリスの2人がそう言うと、アテナとジーンの2人はそう言う。

 ケケラとエリスの2人はそう話し始める。

 事の発端は、カズマにアイリスのペンダントを奪う様に頼んだ時だった。

 

カズマ「そういえば、クリスは何で呼ばれたんだ?」

クリス「あたし?私は、女神エリス様を介して、ゼウス様に神器を回収してくれって頼まれたんだよ。」

カズマ「へえ、今までどんな神器をとってたんだ?」

クリス「そうだね……………一度、湊翔君に協力してもらって、描いた物が実体化するペンだったり、振ったらお金が出る小槌とかかな……………あっ。」

 

 カズマがそう聞くと、クリスはそう答える。

 回収した神器をあげていくと、最後の方は口を塞ぐ。

 すると、カズマが口を開く。

 

カズマ「……………おい、今、聞き捨てならない事が聞こえたぞ?あの小槌を奪ったのはクリスだったのか!!」

クリス「お、落ち着いてカズマ君!あれは神器なんだから、仕方ないんだよ!」

カズマ「おい!あの小槌はどこにやったんだよ!?」

クリス「え?もうデザグラの運営に渡しちゃったけど……………。」

カズマ「ちっくしょおおおお!!」

 

 カズマがそう叫ぶ。

 過去に、振るとお金が出る小槌をゲットしたが、無くした様だ。

 クリスがそう言うと、カズマは戻っていく。

 その頃、ゼウス達は。

 

ジーン「さて。俺は湊翔の様子でも見ようかな。」

ゼウス「そうだな。私も王城に戻らなければな。」

 

 ジーンがそう言いながらどこかへと向かうと、ゼウスもニラムとしての姿に戻る。

 すると。

 

カズマ「おい!あの小槌をどこにやったんだ!?」

ニラム「ん?………………あ。」

 

 そこにカズマが入ってきてしまい、ゼウスがニラムになる瞬間を目撃されてしまった。

 

カズマ「あれ?あんた、あの白スーツとの勝負で出てきた…………えっ?あんたがゲームマスターだったのか!?」

ギロリ「か、カズマ君!これは違うんだ!」

ツムリ「そ、そうです!これはその……………。」

ニラム「……………見られてしまった以上、誤魔化しは効かないな。そうだ。私がゲームマスターだ。」

 

 カズマがそう叫ぶと、ギロリとツムリは必死に誤魔化そうとした。

 だが、見られた以上、誤魔化せないと観念したニラムことゼウスは肯定する。

 そこから、デザイアグランプリを実施している理由などを話していった。

 魔王を倒す為、そして、神々に娯楽を提供する為にと。

 

ニラム「……………というわけで、デザイアグランプリは開催されているのだ。魔王を倒して、世界を救った者には、名誉としてデザ神の称号を与えて、理想の世界を叶えるという感じにね。」

カズマ「へぇ〜…………って違う!あんた!俺の小槌を返せ!」

 

 ニラムがそう説明すると、カズマはそう叫ぶ。

 それを聞いたクリス達が慌てる。

 

クリス「ちょっとカズマ君!?デザグラのゲームマスターに変な事を言っちゃまずいって!?」

カズマ「クリス、少し出ていってくれ。これはあまり他の人に聞かれるわけにはいかないから。」

クリス「う、うん……………。」

 

 クリスがそう言うと、カズマはそう言う。

 クリスが出ていく中、ニラム達は。

 

((((別に問題ないんだがな(ですが)…………。))))

 

 そんな風に思っていた。

 すると、ニラムが口を開く。

 

ニラム「申し訳ないが、あの小槌は転生特典なんだ。おいそれと渡していい物ではないんだ。」

カズマ「いや、アクアが借金を作った時用とかにいるんだよ!てか!むしろアクアと交換してくれよ!」

ニラム「えぇぇ……………。」

 

 ニラムはそう説明する。

 だが、カズマはそう叫び、ニラムは困惑していた。

 すると。

 

ケケラ「別に、小槌を返却してアクアをこっちに返品してもいいけど、もしあんたがそうするなら、私はサポーターを降りて、仮面ライダー失格にするわよ!」

カズマ「おおい!それはねえだろ!いや待て、別にそれがあれば別に仮面ライダーになったり冒険する必要も……………。」

 

 ケケラはそう言う。

 カズマがそう言う中、ケケラが口を開く。

 

ケケラ「はあ~…………あんたね!ここで冒険者を辞めていいの?ここで冒険者を辞めたらあなたはあのロリコン白スーツやクソ貴族に舐められたまま冒険者人生が終わるのよ!そんなんでいいの!?」

カズマ「……………あ~あ~もう分かったよ!小槌は諦めるよ!そのストレスを王都の奴らにぶつけて暴れてやるよ!」

 

 ケケラはそう喝を入れる。

 それを聞いたカズマは、そんな風に叫びながら、クリスと合流していく。

 それを見ていたニラム達は。

 

ニラム「それにしても、まさか私の正体を知っても、あの態度とはね。アクアでさえ私を見たら下手になるのに、彼は普通の人間なのだから普通なら1番上の立場の神様ということでやってしまったと怖がると思うのだがね。」

ツムリ「…………アクア様のことがあるからなのか、小槌の恨みなのか、カズマ様の中で神様に対していいイメージがないからでしょうかね?」

ギロリ「そうかもしれないな。」

 

 ニラムがそう呟くと、ツムリとギロリの2人はそう話す。

 すると、ニラムが口を開く。

 

ニラム「それにしてもケケラ、随分と自分のサポートしているカズマ君に対してキツくするね。」

ケケラ「ここ最近は王都で堕落してましたけれど、なんやかんや仲間思いで、どんなことがあっても助ける男ですからねあの天界の問題児であるアクアをなんやかんやで見捨てていないですし、キューンやアーンの推しとも色々とあるけど仲良くやっていますし、こんなところでそんないいところがなくなったら困りますしね。」

ツムリ「こちらから頼んであれですが、カズマ様も中々の苦労人ですね。」

ケケラ「あの間抜けなロリコン白スーツや貴族達は分かってないみたいだけど、カズマは、敵に回すととにかく予想外な戦い方やそいつが嫌がることをしたりと恐ろしいからね!前回はあのあの舌切り雀(石井樹)にやられたけど、今回はきっとカズマの予想外な戦い方に痛い目を見るわよ!」

 

 ニラムがそう聞くと、ケケラはそう答える。

 ツムリが同情する中、ケケラはそう言い、残りのメンツが苦笑する。

 それを聞いたアテナ達は。

 

ジーン「まさか、そんな事をするとはね。」

アーン「あの男、ゼウス様に不敬でしょう!」

キューン「随分とやってるわね。」

クロス「いくら何でもやり過ぎだろ。まあ、小槌のことはもうカズマにバレてたが、とりあえずエリスが何事もなく無事で良かったじゃねぇか。」

 

 ジーン達がそんな風に言う中、クロスはそう言う。

 すると、ケケラはクロス達を睨む。

 そんな中、アテナが口を開く。

 

アテナ「てか、エリスは湊翔とカズマに私達の正体がバレた時に、カズマがゼウスの正体を知っていることを知っていたってことか。」

エリス「はい。ゼウス様曰く、『湊翔君は前々からアテナの正体に気づいていからともかく、カズマ君は、お互い想定外なタイミングでバレてしまったからな。アクアを連れていったり、私達を神様と知ってもあの態度だったり、転生者がくるのをストップさせたり、ここまで神様を困らせられるのはある意味の才能だと思う』……………って言ってましたよ。」

 

 アテナがそう聞くと、エリスはそう言う。

 すると、2人は話を始める。

 

アテナ「ある意味、カズマは天界を大変な状態にしてくれたもんだね。」

エリス「確かに、ゼウス様も言ってましたが、アクア先輩を連れて行ってから地上で色んな意味でやってくれますからね。」

アテナ「更にゼウス様に対してもあるからね。皆もカズマに気をつけて。湊翔はともかく、私達が神様と知っている以上、それを盾にして、何をしてくるか分からないから。」

クロス「忠告はありがたいが、それどころじゃねえぞ。」

アテナ「え?」

ジーン「見てみなよ。」

 

 アテナとエリスがそう話すと、アテナはそう言う。

 すると、クロスがそう言うと、アテナは首を傾げて、ジーンはそう言う。

 そこには、ケケラがアテナ達を睨んでいた。

 

ケケラ「あんた達、それ以上私の推しの悪口を言うとこっちにも考えがあるわよ!具体的には、カズマに他の人にも正体をバラしてもいい許可を出すとか!」

 

 ケケラはそんな風に脅す。

 それを聞いて、エリス達は黙るが、すぐに口を開く。

 

エリス「それにしても、ケケラはよく、カズマ君のサポーターになろうと思ったよね。」

アテナ「確かに、エリスやめぐみんにあんな事しといて、ツムリが来て、カズマが選ばれてるのを見て、サポーターになるやつがいるとは思わなかったから。」

ケケラ「そりゃあ、アクアと言う不運のアイテムを持っていって、誰かさんが、これからの冒険と言う時に、カズマを騙して、アクアのせいでらやさぐれていたとはいえ、その後の行動を餌に、カズマの評価を下げまくったからね?私としては、誰かさんがあんな事しなければ、まだ、アクアだけには口が悪くて、日本にいた時のように、もっとまともな性格だったと思うんだけど?」

キューン「えっ?どういう事?」

 

 エリスとアテナがそう言うと、ケケラはそんな風に言う。

 エリスが顔を青ざめる中、キューンはそう聞く。

 ケケラは、カズマがスティールを教えてもらった時の事を話した。

 何があったのかを。

 それを聞いた人たちは、エリスを見ると、エリスは気まずそうにしていた。

 

キューン「ええっ!?私の推しであるめぐみんがあんな目に遭ったのは、アンタのせいだったの!?」

ジーン「まあ、不可抗力なのかな?」

クロス「グレーゾーンだな。」

 

 キューンがそう叫ぶ中、ジーンとクロスの2人はそう話す。

 一応、不可抗力であるのには変わりはないのだから。

 クロスの言う通り、グレーゾーンではあるが。

 すると、ケケラが口を開く。

 

ケケラ「というか、カズマの評価がなんで低いのかが分からないんだけど!問題を起こしてるのはアクア達の方なのに、何故かその問題をカズマが起こした事になってるし、エリス祭りの時も一応金儲けが目的だったとはいえ、結果的に祭りは盛り上がって、伝統になったし、エリスもそうゆう点では自分の祭りがまた盛り上がるキッカケになった事に、もう少し私の推しの評価を改めて欲しいんだけど!」

エリス「うっ……………まあ、その事は本当に感謝しています。」

アーン「あんな際どい事をやっていては当然ではないか?」

 

 ケケラがそう言うと、エリスはそう言い、アーンはそう呟く。

 カズマもカズマで、際どい事をやっていたからだ。

 ケケラは再び話を続ける。

 

ケケラ「他にもギーツがよく作戦を口に出すから隠れてるけど、敵を倒す為の作戦を立てるのはギーツ以上に思いつくからね!それにアテナはカズマに対して、性的のことに関してはそんなこと言えないだろ!性的な事に関してはあなたはやばい状態でしょ!夜にギーツとのあんなことやそんな事を妄想してんだし!」

アテナ「なっ……………!?なんでその事を知ってんのよ!?」

ケケラ「カズマとあなたがギーツの過去の事を話していた後、たまたまカズマがギーツのことについてどうしてるのか見てて、アテナもどう考えているのか見たらそんな状態になってたのを見たのよ。」

 

 ケケラはそんな風に叫んでいく。

 アテナが顔を赤くしてそう言うと、ケケラはそう言う。

 目撃していたのだ。

 すると、アテナが叫ぶ。

 

アテナ「ケケラ!アンタ、何見てんのよ!?」

ケケラ「いや、推しの評価を調べようとしたらそんな状態になってて、私だって気まずくなったわよ!いや、その状態を見てしまったのは本当に悪いと思ってるけど、私の推しの悪口を言った罰よ!」

 

 アテナがそう叫ぶと、ケケラはそう叫ぶ。

 それを見ていた他の人達は、アテナに同情していた。

 その頃、アクアはゼウスに呼び出されていた。

 

ゼウス「……………さて。何故呼び出されたのかは分かるか?」

アクア「な、何でですか……………?」

ゼウス「エリス祭りの際に、ネズミ講を行った様だな。」

アクア「うっ……………!?」

 

 アクアが呼び出された理由は、ネズミ講を行った事に関してだった。

 すると、アクアが口を開く。

 

アクア「だってしょうがないじゃない!何とかコンテストにエリスが大人気なく参加したりしちゃったもんだから、あのままじゃエリス教団に盛り返されてたもの!それに、来年からのアクア祭り単独開催の為には大金が……………!」

ゼウス「……………仮にも女神が、詐欺行為を働くんじゃない!!」

アクア「ごめんなさ〜い!!」

 

 アクアが開き直ってそう言うと、ゼウスはそう叫ぶ。

 アクアは、ゼウスに折檻されていた。

 その頃、俺たちは2人で飲み会をしていた。

 

カズマ「こうして2人だけで飲むのって、なんだか新鮮だな。」

湊翔「だな。」

 

 俺とカズマはそう話す。

 酒を飲んで、つまみを食べながら話をしていく。

 ちなみに、俺が作った鶏皮ポン酢がある。

 前世のある中華料理屋のアレが気に入っていたからだ。

 すると、カズマが口を開く。

 

カズマ「そういえば、お前はトウカの事はどう思ってるんだ?」

湊翔「どう……………か。そういうカズマは誰か居ないのか?」

カズマ「………………居ねえよ。」

湊翔「ふ〜ん……………。」

カズマ「何でニヤニヤしてんだよ!?」

 

 カズマがそう聞いてくる中、俺がそう聞くと、カズマは顔を赤くしながらそう言うので、俺はニヤニヤする。

 カズマがそう言うと、話をすり替えるかの様に口を開く。

 

カズマ「それにしても、湊翔もネトゲをやってたんだよな?」

湊翔「まあな。」

カズマ「あいつだけは倒せなかったんだよな。」

湊翔「あいつって?」

カズマ「ホワイトフォックスっていうゲーマーが居てな…………。」

湊翔「ああ、それ、俺だな。」

カズマ「えっ!?お前がホワイトフォックスなのかよ!?」

湊翔「まあな。」

 

 カズマがそう言うと、俺はそう言い、カズマは驚いていた。

 こんな所で繋がりがあったとはな。

 俺は口を開いた。

 

湊翔「…………さっきの質問だけどな。」

カズマ「えっ?トウカの事をどう思ってるかって奴か?」

湊翔「ああ。俺、トウカに告白されたんだよ。」

カズマ「えっ!?マジでか!?」

湊翔「ああ。しかも、ゆんゆんとリアも告白してきた。」

カズマ「はっ!?お前までハーレムになったのかよ!?」

湊翔「ハーレム言うな!まだ答えは出してない。」

 

 俺がカズマの質問にそう答えると、カズマはそう叫ぶ。

 まさか、ゆんゆんとリアも俺に惚れてるとは思わなかったが。

 俺がそう言うと、カズマは口を開く。

 

カズマ「どういう事だよ?」

湊翔「いや…………俺、日本だと恋愛なんてした事ないからさ。ちょっと……………過去に色々あってな。」

カズマ「あっ……………そうか。なら、仕方ねぇな。」

 

 カズマがそう聞くと、俺はそう言う。

 それを聞いたカズマは、何かを察した表情になると、そう言う。

 そこから、カズマが愚痴を始めた。

 

カズマ「あいつら、少しは俺に感謝のきもちとかねえのかよ!あいつらの失敗を俺が代わりに謝ってんだぞ!そのせいで俺の評価が何故か下がるし!俺何もしてねえのに!」

湊翔「そうだな。」

 

 俺はカズマの愚痴を聞いていた。

 本当に、カズマは苦労してるんだな。

 すると、俺とカズマが転送される。

 

湊翔「あれ?ここって……………。」

カズマ「ケケラの部屋か?」

ジーン「やあ、待ってたよ!」

 

 俺とカズマがそう言うと、ジーンがそう言う。

 なんか、嫌な予感がするな。

 

湊翔「何で俺たちのことを呼んだんだ?」

ケケラ「いやね。アンタ達の女性になった姿を見たいって思ってね!」

カズマ「はっ!?またかよ!?」

ジーン「さあ、行くよ!」

 

 俺がそう聞くと、ケケラはそう言う。

 マジか。

 そうして、俺たちは再び女にされて、女物の服を着せられ、写真を撮られまくった。

 その後。

 

カズマ「湊翔、色々と大丈夫か?」

湊翔「そっちもな……………。まさか、またこんな目に遭うとはな。」

カズマ「湊翔……………とりあえず今は我慢だ、このまま仲良くなってあいつらが油断した時に、いずれやり返すぞ。」

湊翔「おう……………今回ばかりは同意だ。」

 

 俺とカズマはそう話した。

 だが、この時の俺は気づいていなかった。

 あの過去と向き合う時が近づいていたことを。




今回はここまです。
今回は、神様達の活動報告です。
このすば3期の内容も一部入れました。
神様達によって、色々と明かされました。
次回はいよいよ、闘牛ゲームに入っていきます。
そこで、湊翔の過去が明らかになります。
闘牛ゲームの後は、日常回をやって、仮面ライダーゲイザーのエピソードをやってから、このすば10巻の内容に入ります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
仮面ライダーゲイザーとかに関しても。
このすばも、新たなOVAをやるみたいですね。
どんな感じになるのか、楽しみです。
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