闘牛ゲーム。
そこで、俺の過去が暴露されてしまった。
俺は、布団に包まっていた。
どんどんと蘇る過去の記憶に怯えながら。
その頃、ベロバは。
ベロバ「人の不幸って、本当に最高ね!」
ベロバは、そんな風に高笑いをしていた。
ビショップを追い詰めたカズマは、口を開く。
カズマ「あいつを苦しめた…………お前らは絶対に許さない!」
カズマはそう言うと、必殺技を放つ体制に入る。
『
『
その音声が鳴ると、ビショップジャマトに向かっていき、ビショップジャマトを、ベロバ達に向かって蹴る。
飛ばされたビショップは、大量の棘によって、爆散する。
ベロバ「あ〜あ。残念。勝者、タイクーン。ファイナルラウンドは明日の正午。最後はバッファノワールとギーツの対決よ。アンタなら楽勝でしょ?」
闘轟「そうでもしなければ、この俺が負けるとでも思ったのか?」
ベロバ「やるなら、とことん不幸にしなきゃ〜。」
闘轟「勝手にしろ。俺も降りる。」
ベロバはため息を吐きながらそう言う。
ベロバは闘轟にそう話しかけると、闘轟はそう言う。
闘轟がどこかへと向かおうとする中、カズマと視線があった。
カズマの視線と合いつつも、闘轟はそのまま去っていった。
その頃、俺は、かつての記憶が蘇っていた。
???『見て。あの子よ。』
???『本当だ。人殺しだってな。』
???『おい!来るな人殺し!』
???『お前と一緒に居ると、俺たちが殺されるかもだろ!』
???『や〜い!人殺し!!』
???『うちの子と一緒に居ないでくれるかしら!この人殺し!!』
かつて、色んな人から悪意を向けられた。
俺を蔑み、好奇を含んだ目で見て、心の無い言葉をかけられた。
すると、声をかけられた。
???「なんで逃げるの?」
湊翔「えっ……………?」
そんな風に声をかけられて、背後を見ると、そこにはかつての俺が居た。
湊翔「昔の俺……………?」
湊翔(過去)「なんで嘘をつくの?どこにも逃げ場なんかないのに。どこにも、君を受け入れてくれる人なんかいないのに。」
俺がそう呟く中、昔の俺は、光を失った目で俺に向かってそう言う。
湊翔「はぁぁぁ!?うっ!?」
俺は布団から出ると、そのまま吐いてしまう。
何で、こうなるんだよ……………。
俺はそう思っていた。
それと同時に、ある言葉が脳裏をよぎる。
フォルテ『仲間がいる事、絶対に忘れるなよ。』
それは、フォルテの世界から帰る時に、フォルテからかけられた言葉だった。
湊翔「俺は……………フォルテみたいに強くねぇんだよ……………。」
俺は涙を流しながら、そう呟いた。
そんな中、カズマはケケラの元へと向かっていた。
カズマ「おい!湊翔の過去がバラされるって分かってたのか!?」
ケケラ「私だって想定外よ。まさか、ギーツの情報を探ってたなんてね。」
カズマ「じゃあ、何で俺を行かせたんだよ?」
ケケラ「ベロバの性格上、何か仕掛けてると思ったからよ。対処して、3回戦は一対一に持ち込もうと思ったのよ。でも、ギーツからしたら辛いでしょうね。」
カズマとケケラは、そんな風に話す。
それを聞いたカズマは、何とも言えない表情を浮かべると、そのまま後にする。
すると、白夜が話しかける。
白夜「カズマ、話がある。」
カズマ「……………おう。」
白夜の問いかけに、カズマはそう頷く。
一方、トウカはというと。
トウカ「湊翔……………。」
トウカは、俺の身を案じていた。
すると、そこにベロバが現れた。
ベロバ「はぁい。牢屋に入れられてる気分はどう、アテナ?それとも今はトウカと言った方がいい?」
トウカ「カミーユ!お前…………湊翔の過去をどうやって知った!」
ベロバがそう言いながら現れると、トウカは怒りながらそう言う。
それを聞いたベロバが口を開く。
ベロバ「あら?私だって神様よ?地上の人間の情報をかき集めるのなんて簡単よ?」
トウカ「何故、湊翔にあんなことを?」
ベロバがそんな風に言うと、トウカは言葉に怒気を含ませてそう言う。
すると、ベロバは普通に答えた。
ベロバ「何故って、普通にギーツの不幸に歪む姿を見てみたいからよ?あいつ今までずっと私たちの邪魔してきたでしょ?いい加減、痛い目に合わせてやろうと思ったのよ♪」
トウカ「そんなことのために湊翔を…………!そのせいで湊翔がどれだけ苦しんでると…………!!」
ベロバが普通にそう言うと、トウカは怒りを露わにする。
それを聞いたベロバは、笑いながら言う。
ベロバ「あら?いいじゃない!私的にはもっと苦しんでくれると嬉しいのよ♪でも、あんたは自分の心配でもしたら?」
トウカ「どういう意味よ……………。」
ベロバ「もし次のゲームでギーツが負けたら牢屋に入れられてるあなたはここで脱落よ?まぁあなたは神だから、人間とは違って天界に強制送還されるだけだけどね。でもデザグラに二度とエントリーできなくなるわよ?そして天界に帰った貴女は愛しのギーツを助けられなかった自分を責め続けて一生後悔する羽目になる!そうすれば貴女の不幸も見ることができるわ♪せいぜい、そこで愛しの彼が倒される姿を見て絶望しなさい。楽しみにしててね♪」
トウカ「………………っ!!」
ベロバはトウカと俺を嘲笑いながらそう言う。
トウカが怒りの視線を向ける中、ベロバは去っていく。
すると、ベロバは口を開く。
ベロバ「戦う順番が変わったりと予想外なことは起こったり、この前同様タイクーンの行動には驚いたけど、タイクーンのあの顔は良かったわ!この後、さらにギーツが不幸な思いをしながら戦う原因を自ら作ったんだから!」
ベロバはそんなふうに言う。
その頃、デザイア神殿では。
ツムリ「……………あなたは知っていたんですか?」
拓巳「……………まあな。こんな形で暴露されるのは、あいつにとっては、不本意だろうがな。」
ツムリ「……………見ていられません。湊翔さんが苦しむ姿を……………。」
拓巳「……………君の気持ちは分かる。だが、ナビゲーターとして、見届けてやって欲しい。あいつがどうするのかを。あいつなら、ただでは終わらないだろうからな。」
ツムリがそう話しかけると、拓巳はそう答える。
ツムリは顔を俯かせながらそう言うと、拓巳はそんなふうに言う。
その頃、カズマは仲間に話していた。
俺の過去を知っていた事を。
白夜「そうか……………ジーンが。」
朱翼「彼なりに、カズマを信頼した結果なんでしょうね。」
武劉「そうだな。」
めぐみん「湊翔はどうでした?」
ダクネス「ダメだ。部屋に閉じこもっている。一応、料理は食べている様だが…………。」
アクア「なんで私たちに話さなかったのよ!」
白夜達がそう話す中、めぐみんがそう聞くと、ダクネスはそう言う。
すると、アクアはカズマに向かってそう言う。
それを聞いたカズマは、口を開く。
カズマ「白夜とかならともかく、お前に話したら、絶対酒に酔った勢いとかで言うだろ!」
アクア「はぁぁぁ!?何言ってんの?アンタみたいなヒキニートと違ってこの全知全能のアクア様がそんなミスしないわよ!」
白夜「いや、カズマの方がまだ信用できるだろ。実際黙ってたし。」
朱翼「ですね。」
武劉「お前に話したら、確実に露呈するだろうからな。」
カズマがそう言うと、アクアはそう反論する。
それを聞いた白夜達がそう話す中、カズマは叫んだ。
カズマ「酔ってなくても、俺や白夜の言われたくない過去を言いまくって、バカにするやつに信用なんかあるわけねえだろ!」
白夜「確かにな。」
アクア「そんな、言われたくない恥ずかしい過去を持ってるヒキニートとゴキブリで正気を失う2人が悪いんでしょ!私には、そんな過去はないから!そんな心配はないけど!ぷーくすくす!」
ダクネス「お、おいアクア…………!」
めぐみん「流石に……………!」
カズマがそう叫ぶのに白夜が同意する中、アクアはそんな事を言いながら笑う。
それを見たダクネスとめぐみんがアクアを宥めようとすると。
白夜「おい、お前、それを湊翔の前でも言えるのか?」
カズマ「大体!だったら言ってやろうか!アクア!お前は、ジーンやケケラとかからお前の事を聞いたら、ほとんどが目を合わせたくないし視界にもいれたくないとか言ってたぞ!それに失敗して、ゼウスさんにめっちゃ怒られてるらしいじゃねえか!この年齢不詳でプライバシーゼロの極悪クズの怠惰の借金【ピーーーーーーッ】がああああああああああ!!!」
アクア「なんて事言うのよ〜!」
白夜「自業自得だろ。」
白夜がドスの効いた声でそう言うと、カズマはそう叫ぶ。
アクアが泣きながらそう言うと、白夜はそう吐き捨てる。
すると、朱翼達が口を開く。
朱翼「とにかく!今は湊翔さんとトウカさんをどうにかしないといけないんじゃないですか!?」
武劉「ああ。湊翔が負けたら、カズマ達も脱落する。どうにかしないとな。」
朱翼がそう言うと、武劉はそう言う。
カズマ達は、どうするかの対応を話し合う事にした。
すると。
ジーン「ここに居たか!」
めぐみん「ジーン…………ですよね?」
ダクネス「どうしたのだ、ここに来て。」
ジーン「いやね。君たちに頼みたい事があるんだ。」
白夜「うん?」
朱翼「頼みたい事?」
武劉「湊翔絡みか?」
ジーン「ああ。」
そこにジーンがやってきて、めぐみんとダクネスがそう聞くと、ジーンはそう言う。
翌日、俺は外に出ていた。
少し、外の空気を吸っておきたかったからだ。
ダクネス達が食べ物を置いて行っているのは分かったので、一応食べたが、それでも、吐いてしまうのだ。
俺が歩く中、突然、石が飛んでくる。
湊翔「えっ……………?」
住人「あんた、人を殺したんだって?」
冒険者「人殺しなんだな。」
湊翔「……………っ!!」
俺が驚く中、街の人や冒険者はそんな風に言う。
俺はすぐにその場から逃走する。
なるべく、人がいない所に向かう。
アクセルの人々にまで伝わっているのか。
俺は路地へと辿り着いた。
どうして、街の人たちまで知ってるんだよ……………。
俺は、路地にあった箱に座り込む。
湊翔「……………俺はここでも1人って事か。」
俺はそう呟いた。
すると、背後に何かが現れた気配がした。
そこには、カズマと戦っていたジャマトの姿があった。
湊翔「何でここに……………!?もう試合って事か。」
俺はそう呟く。
すると。
白夜「オラっ!」
カズマ「ハァァァァァ!」
そんな声と共に、ジャマトにカズマと白夜が攻撃する。
湊翔「お前ら…………。」
白夜「大丈夫か!?」
カズマ「何とか間に合ったな!」
何でここに……………!?
俺がそう思っていると、ジャマトがでかい古代魚みたいのを出して、俺はそいつに飲み込まれる。
湊翔「うわっ!?」
白夜「湊翔!」
カズマ「マジかよ…………!」
白夜「俺が湊翔を追う!お前はゆんゆんとリアにも声をかけとけ!」
カズマ「お、おう!」
俺が飲み込まれる中、そんな会話が聞こえた気がした。
すると、光が差してくる。
目を開けると、フィールドの中にいた。
そして、歓声と俺に対する罵倒が聞こえてきた。
ベロバ「さあ!公開処刑の時間よ!」
ベロバはそんな風に言った。
一方、白夜が会場に到着する中、白夜の前に闘轟が立ち塞がる。
闘轟「無駄だ。オーディエンス以外は中には入れない。」
白夜「闘轟……………!?最後の対戦者はお前じゃなかったのか!?」
闘轟「知るか。どうせ、あいつの負けに変わりはない。まあ、あいつにとって、嫌な事全て忘れられて、幸せな結末だろ。」
闘轟がそう言うと、白夜はそう聞く。
闘轟がそう言いながら去ろうとすると、白夜は闘轟の胸ぐらを掴む。
白夜「お前もベロバと大差ないな。」
闘轟「あ?」
白夜「仮面ライダーが苦しんで嬉しいか?」
白夜がそう言うと、闘轟は睨む。
すると、闘轟も白夜の胸ぐらを掴みながら口を開く。
闘轟「あんな奴と一緒にすんな。デザイアグランプリなんて物が無ければ、こんな事にはならなかった。だから、俺がぶっ潰す!全ての仮面ライダーと共に、デザイアグランプリの全てを!」
闘轟はそう言うと、白夜を離す。
それを聞いた白夜は、全てを悟った。
何の為に、闘轟が動いているのかを。
白夜「なるほど……………それがお前の本当の目的か。」
闘轟「全ては幸せを願う人間のエゴが招いた不幸だ。」
白夜がそんな風に言うと、闘轟はそんな風に吐き捨てながら去っていく。
白夜は、闘轟の背中を見つめていた。
ベロバ「ファイナルラウンド、ファイト!」
湊翔「くっ!?」
ベロバがそう言うと、ジャマトが俺に襲ってくる。
俺は、そのジャマトの攻撃を躱していく。
だが、時折被弾してしまう。
それを見ていた白夜が口を開く。
白夜「……………戦え、湊翔。今はとにかく勝つしかないだろ。」
カズマ「待たせたな!」
白夜がそう言うと、カズマがゆんゆんとリアを連れてやってきた。
ゆんゆん「湊翔さんは!?」
白夜「中だ。俺たちは、この先には入れない。」
リア「それでも…………伝えたい事があるんだ。」
白夜「……………分かった。」
ゆんゆんがそう聞くと、白夜はそう言う。
リアがそう言うと、白夜はそう呟く。
その頃、石井樹は、トウカに話しかけた。
樹「仮面ライダーが戦う原動力は、幸せを求める思いの強さだ。彼に戦う気力は残っているかな?」
トウカ「……………湊翔は、これまでずっと戦ってきた!だから……………幸せになる権利があるのよ!」
石井樹がそう言うと、トウカはそう叫ぶ。
その頃、俺はマグナムレイズバックルを取り出して、デザイアドライバーに装着する。
『
湊翔「変身……………!」
俺はそう言うと、マグナムレイズバックルを操作する。
『
『
俺はギーツ・マグナムフォームに変身して、銃撃しようとする。
だが、地面から大量の棘が向かってきて、俺に攻撃する。
ベロバ「アハハハ!やっちゃえ〜!!」
ベロバはそんな風に言う。
俺は何とか躱しつつ、マグナムシューターで銃撃していく。
白夜「湊翔…………。」
ジーン「ごめん!待たせたね!」
カズマ「ジーン!早く行け!」
ジーン「ああ!」
白夜がそれを見ている中、ジーンがやってきて、カズマがそう言うと、ジーンは会場の方へと向かっていく。
俺は、何とか戦っていくが、ジャマトの棘攻撃や大剣を使った攻撃で徐々にダメージが溜まっていく。
俺がジャマトの攻撃で吹っ飛んで、倒れる中、ジャマトはトドメと言わんがばかりに、大剣を振りかぶっていた。
湊翔(これで終わりか……………。)
俺はそう思った。
すると、どこからともなく銃撃が飛んできて、ジャマトが怯む。
更に、水色のカード状のバリアが展開されて、ジャマトが拘束される。
俺が銃撃が飛んできた方向を見ると。
ジーン「大丈夫か!?」
湊翔「ジーン……………!何で……………!?」
ジーン「推しのピンチなんだ。駆け付けないファンがどこにいる?」
湊翔「そうか……………。」
そこからジーンが現れる。
俺がそう聞くと、ジーンはそう答えた。
すると、ジーンは口を開く。
ジーン「俺の推しは、こんな所で負ける様な人じゃないだろう?」
湊翔「でも……………俺は……………。」
ジーン「君は1人じゃない。俺が何もしてないとでも思ったかい?」
ジーンがそう言うと、俺はそう呟く。
すると、ジーンがそう言うと同時に、俺の周りに映像が現れる。
カズマ『湊翔!お前は1人なんかじゃねぇんだ!俺たちがいる事を思い出せ!!』
めぐみん『そうですよ!あなたは私たちの仲間じゃないですか!』
ダクネス『お前の過去は知った。だが、それがどうしたと言うんだ!仲間だろう?私たちは。』
白夜『お前は1人じゃねぇ!お前の居場所は、俺たちが作ってやるよ!』
朱翼『そうですよ!私たちがついています!』
武劉『確かに、過去は変えられないさ。だが、本当に大事なのは、これからをどう生きるかだろう!道に迷ったのなら、俺たちが支えてやる!』
浬鳥『あなたは、1人じゃない。最高な仲間がいるじゃない。』
ダスト『メソメソ泣いてんじゃねぇよ!お前がいい奴なのは分かってんだよ!!』
リーン『そうね。そりゃ驚いたけど、あなたが良い人なのは分かってるから。』
狼菜『あなたは、1人じゃないじゃない。ゆんゆんとかも居るんだから。』
炎魔『お前に悪口言う奴は、俺がぶっ飛ばしてやるよ!』
彩花『ええ。私たちはいつだって力を貸すわ。』
隼『君には仲間がいる。それって、本当にいい事じゃないか。』
龍牙『飯が食いたいのなら、いつだって来い!美味い飯を食わせてやるよ!』
進『お前には、頼りになる仲間がいるだろう!』
アルカ『うん。1人じゃない。』
ジン『あなたの強さは知っているわ。仲間と共に戦える強さを持ってるじゃない。』
英鬼度『そんな事を気にするな!』
ミツルギ『君には、佐藤和真達が居るだろう!』
ウィズ『あなたは1人じゃないんですよ!』
シエロ『私たちだっていますよ!』
エーリカ『可愛いエーリカちゃんがついてるから大丈夫よ!』
リア『私たちがいる事を忘れないでくれ!』
ゆんゆん『あなたは、私を助けてくれた!今度は、私が助けます!』
そんな風に、俺がこれまで知り合ってきた仮面ライダー達が俺に向かってそう言ってくる。
すると、ジーンが話しかける。
ジーン「君は1人じゃないだろう?頼りになる仲間がいるさ。これでも、1人だって言えるのかい?もちろん、湊翔を一番サポートするのは、俺だけどね。」
湊翔「俺は……………1人じゃないのか…………?」
ジーン「そうさ。」
ジーンはそんな風に言う。
俺がそう聞くと、ジーンはそう言う。
すると、ジャマトがバリアを破壊して脱出する。
ジーン「今いいところなんだ。邪魔しないでくれ。」
ジーンはそう言うと、レーザーレイズライザーを取り出す。
『
その音声が鳴る中、ジャマトは大剣を地面に叩きつけて、棘を出してくる。
ジーンは慌てずに言う。
ジーン「変身!」
そう言うと、変身が開始される。
『
『
『
ジーンは、仮面ライダーロイヤルジーンへと変身する。
それを見ていたベロバは。
ベロバ「ちっ!感動ストーリーなんて誰も求めてないのよ。あのオーディエンスを摘み出せ。」
ベロバはそう言うと、ジーンを追い出そうとジャマトを差し向ける。
すると、白夜が立ち塞がる。
白夜「ここから先は行かせねぇよ。」
白夜はそう言うと、デザイアドライバーにブーストマークIIとレーザーレイズライザーを装填する。
『
その音声が鳴ると、白夜の周りにバイクのマフラーの絵と英語でBOOSTの文字が浮かび、金色と銀色のサークルも現れる。
白夜「変身!」
白夜はそう言うと、レイズバックルを操作する。
『
『
『
『
白夜はレーザーブーストフォームに変身して、ジャマトと戦っていく。
そんな中、ジーンは俺に話しかける。
ジーン「さあ、行けるだろう?」
湊翔「……………ああ。」
ジーンがそう言うと、俺は笑みを浮かべながらそう言う。
そうだった。
そんな大切な事を忘れていたな。
俺は1人じゃないんだ。
俺はマグナムレイズバックルを抜いて、ブーストマークIIレイズバックルを装填する。
『
その音声が鳴ると、俺の周囲にバイクのマフラーから火が出る絵とBOOSTの文字が五つ浮かぶ。
俺は、バックルを操作する。
『
『
俺は、ギーツ・ブーストフォームマークIIに変身した。
俺とジーンは、駆け出していく。
ジャマトは、棘を出して攻撃してくる。
俺はその棘を壊したり、躱したりしていく。
ジーンも、銃撃を行ったりしていく。
攻撃していく中、俺はある事を悟った。
確かにあのときの出来事は今でも辛く苦しい思い出ではある。
二度と経験したくない苦しい過去だ。
しかし、あの最悪の出来事があったからこそ、その過程で大切な思い出が増え、大切な人たちと出会えた。
これからの人生はもっと楽しいものにしたい、今度こそ一生懸命生きたいと思えた。
あの日の出来事は自分にとって最悪の出来事であったと同時に、自分に生きるための力を与えてくれた。
そしてそのおかげで俺はたくさんの大切な仲間ができた。
たくさんの最高の思い出ができた。
あの過去があったからこそ今の俺がいる。
あの過去が今を作ってるんだ。
武劉の言う通りだ。
過去はもう変える事は出来ない。
だが、その過去があったからこそ、今に繋がっている。
もう、俺は逃げない。
過去を受け入れる。
戦いの中、俺は精神世界の中で、過去の俺と向き合う。
湊翔「やあ、迎えに来たよ。」
湊翔(過去)「……………今更、何のつもり?」
俺が過去の俺に話しかけると、過去の俺は光を失った目で俺の事を見てくる。
俺は口を開く。
湊翔「俺はもう君から逃げない。君を否定しない。君の全てを受け入れるよ。」
湊翔(過去)「なんで?僕は君にとって邪魔者なんでしょ。いるだけで嫌な存在のはずでしょ?」
湊翔「確かに以前の俺ならそう思っていたかもしれない。でも君がいたおかげでいいこともたくさんあった。君がいたから、あの日の最悪の出来事があったからこそ、今度の人生は幸せなものにしたい、楽しいものにしたいと思えた。生き抜く力をくれた。君がいたから、今の俺がいるんだ。俺には君が必要だ。だから俺と一緒に戦ってくれないか?」
俺がそう言うと、過去の俺はそう言う。
俺は笑顔でそう言う。
もう、俺は過去を拒絶しない。
すると、過去の俺が口を開く。
湊翔(過去)「もう僕を一人にしない?」
湊翔「ああ。」
湊翔(過去)「僕を嫌いにならない?」
湊翔「もちろんだ。だって君は俺なんだから。」
過去の俺がそう聞いてくるので、俺はそう答える。
すると、過去の俺の目に光が戻る。
俺は過去の俺に手を差し伸べる。
湊翔「じゃあ、まずはあいつを倒しに行くぞ。」
湊翔(過去)「うん!」
俺がそう言うと、過去の俺は頷きながら立ち上がり、俺と合わさっていく。
すると、モノクロだった俺の精神世界の景色が一瞬で鮮やかになっていく。
俺の意識が戦闘へと戻り、俺はレーザーレイズライザーを取り出すと、デザイアドライバーのリボルブアンロックを押して、ドライバーのロックを外して、半回転させる。
『
その音声が鳴ると、デザイアドライバーにレーザーレイズライザーを装填する。
『
その音声が鳴ると、レイズバックルを操作する。
『
『
『
『
俺は、レーザーブーストフォームに変身する。
それを見たジーンは口を開く。
ジーン「過去を乗り越えたみたいだね。」
湊翔「ああ。さあ、ここからが……………!」
「「ハイライトだ!!」」
ジーンがそう話しかけると、俺とジーンは一緒に決め台詞を言う。
俺とジーンは、再びダンクルオステウスジャマトへと向かう。
湊翔「ふっ!はっ!」
ジーン「はっ!ハアッ!」
俺とジーンは、レーザーレイズライザーを持ちながら、連携攻撃をしていく。
その頃、白夜は。
白夜「おらっ!ハアッ!」
白夜は雷を放出しながらの高速移動を行い、ジャマトを倒していく。
ある程度倒すと、白夜はレーザーレイズライザーを操作する。
『
『
白夜「ハァァァァァ!」
白夜はライダーキックをして、ジャマトを倒していく。
その頃、俺たちの戦いも大詰めを迎えていた。
ジーン「湊翔。あとは君に任せるよ。」
湊翔「ああ!」
ジーンがそう言うので、後は俺がやることに。
ダンクルオステウスジャマトが、ダンクルオステウスの様な存在を出してくる中、俺は口を開く。
湊翔「俺は過去を受け入れる!過去を受け入れて、前に進む!最後に勝つのは……………
俺はそう言うと、レーザーレイズライザーを操作する。
『
『
湊翔「ハァァァァァ!!」
俺はライダーキックを放ち、ダンクルオステウスのような存在を貫くと同時に、ダンクルオステウスジャマトも貫く。
着地すると同時に、ダンクルオステウスジャマトに与えられたダメージの影響か、変身解除してしまう。
ダンクルオステウスジャマトは、右腕を失った状態になり、そのまま倒れる。
それを見ていた石井樹は。
樹「引き分けか……………。勝負はお預けみたいだね。」
樹はそう言いながら、牢屋の鍵を捨てて、そのまま去っていく。
それを見ていたベロバは。
ベロバ「ちっともゾクゾクしないわ。」
そう言うと、そのまま去っていく。
ジーンが、俺に話しかけてくる。
ジーン「大丈夫か?」
湊翔「ああ……………。」
ゆんゆん「湊翔さん!」
リア「湊翔!」
カズマ「湊翔!」
トウカ「湊翔!」
ジーンがそう話しかけると、俺はそう答える。
すると、トウカ達がやってくる。
湊翔「皆…………。」
トウカ「ごめん、ごめんね…………!」
湊翔「大丈夫だよ。それじゃあ、帰ろうぜ。」
トウカが泣きながら謝ってくるので、俺はそう言う。
俺たちは、屋敷へと戻ることに。
屋敷に戻ると、カズマがトウカに話しかける。
カズマ「そうだ。これ、返すわ。」
トウカ「うん。湊翔を助けてくれてありがとう。」
カズマ「別に大したことはしてねぇよ。ほとんどあいつが自分でやったんだからな。」
カズマは、トウカにオーズのレイズバックルを返却して、トウカはそう言う。
カズマがそう言う中、トウカはソワソワしていた。
カズマ「あいつなら部屋で休んでるよ。行ってこい。」
トウカ「ええ。」
ゆんゆん「私たちも行きます!」
リア「私もだ。」
トウカ「行きましょう。」
カズマがそう言うと、トウカはゆんゆんとリアと共に、俺の部屋へと向かう。
俺はいつの間にか片付けられていた部屋で休んでいると、ドアがノックされる。
湊翔「どうぞ。」
俺がそう言うと、トウカ達が部屋に入ってくる。
ゆんゆん「大丈夫ですか?」
湊翔「大丈夫だよ。こうして、ピンピンしてるし。」
リア「いや、色々と災難な目に遭ったじゃないか。」
湊翔「そっちか……………。」
ゆんゆんとリアがそう言うので、俺はそう言う。
まあ、大丈夫っちゃ、大丈夫だからな。
すると、トウカが俺を胸に押し付けてきて、ゆんゆんとリアが俺の背中を摩る。
湊翔「えっ……………?」
トウカ「大丈夫。今なら泣いても良いんだから。」
ゆんゆん「そうですよ。」
リア「ああ。」
湊翔「う、うう…………!うわぁぁぁぁ!!」
トウカ達がそう言うと、気持ちが込み上げてきて、俺は泣き出す。
3人は、俺のそばを離れなかった。
しばらくすると、俺は泣き止んだ。
湊翔「ありがとう。」
トウカ「大丈夫よ。」
湊翔「それとさ……………あの時の返事なんだけどさ…………。」
俺が礼を言うと、トウカはそう言う。
俺はそう言うと、3人は真面目な表情で俺を見る。
湊翔「俺も…………3人のことが好きだ。」
「「「…………っ!」」」
湊翔「でも、誰か1人を選んで、残りの2人を悲しませるなんて、俺には出来ない。」
トウカ「それなら大丈夫よ。」
湊翔「えっ……………?」
トウカ「この世界、別に一夫多妻でも問題ないんだから。」
俺はそう言う。
やっぱり、残りの2人を悲しませたくはないからな。
すると、トウカはそう言う。
マジか……………。
そういえばここ、中世くらいの異世界だった。
なら、問題ないのか?
湊翔「ゆんゆんとリアも、良いのか?」
ゆんゆん「はい!やっぱり、皆幸せがいいですから。」
リア「私も大丈夫だ。」
湊翔「そ、そっか……………。なら、改めて。俺と…………付き合ってください!」
「「「うん!」」」
ゆんゆんとリアに聞くと、2人も納得しているようだった。
俺がそう言うと、3人は頷いた。
男としては最低かもしれない。
でも、3人を愛するのは確かだ。
その後、皆で飯を食べた。
この時の飯は、マジで美味かった。
その後、俺はカズマと話をする事に。
湊翔「自分の為に、あんなにキレてくれてありがとな。正直あんなカズマは初めてみて、めっちゃびっくりしたけど、周りも俺の過去に驚いてたけど、お前のキレっぷりにもビビってたし。」
カズマ「そりゃ、あんな事されたら誰でもキレるだろ、自分でも、ああなったのは今でも信じられないけど。」
俺とカズマは、そんな風に話していく。
そして、俺は口を開いた。
湊翔「これからもよろしくな。」
カズマ「おう。」
俺とカズマはそう話した。
その頃、アルキメデルは。
アルキメデル「眠っちゃダメだ〜!眠っちゃダメだよ〜!!」
アルキメデルは、ダンクルオステウスジャマトに水をかけていた。
だが、ダンクルオステウスジャマトは衰弱していた。
アルキメデルは、ダンクルオステウスジャマトに話しかける。
アルキメデル「今……………今助けてやるからな!」
アルキメデルはそう言う。
すると、ある事を思いついたのか、左手を見ながら、鋸を取り出す。
アルキメデル「とっておきの肥料だ〜!」
アルキメデルはそう言う。
アルキメデルの言うとっておきの肥料とは、何なのか。
この時の俺たちは、アルキメデルがしようとしている事に気づいていなかった。
今回はここまでです。
今回は、闘牛ゲームの後半です。
仲間がいる事を思い出して、湊翔は乗り越えた。
今回の話の中に、change my futureの歌詞の一部を入れてみました。
そして、湊翔はトウカ達と付き合う事に。
そんな中、アルキメデルは何かをしようとしていた。
次回は日常回をやって、仮面ライダーゲイザー、天国と地獄ゲーム、このすばの10巻の内容に入ります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今日のアウトサイダーズで、ジーンが登場しましたね。
いよいよ、アウトサイダーズも最終決戦。
果たして、どうなるのか。
ゼインドライバーもまもなく出ますね。
シュレッダー機能はオミットされそうですが。
今後の展開でリクエストがあれば、受け付けています。