ウォルバクと遭遇した砦での戦いの後、フォルテとリムルの世界に転送されて、ハンドレッドと戦ったり、過去を暴露されたが、仲間が受け入れてくれて、トウカ達と付き合ったり、馬場武達と戦ったりと、色々と過ごした。
ジャマトグランプリも終わり、俺たちは平穏を過ごしていた。
そんな中、カズマはある一言を言う。
カズマ「野良デュラハンを捕まえに行こうかと思うんだ」
湊翔「お前はいきなり、何を言い出すんだ」
カズマがそんな風に言い出して、俺はそう突っ込む。
その理由は、少し前に遡る。
めぐみん「…………カズマ、ちょむすけにご飯をあげすぎですよ?あまり甘やかされては困りますよ」
カズマ「だって、こいついくらでも食べるんだもんよ。たくさん食べて、早く大きくなるんだぞ」
めぐみんがそう言う中、カズマはそう言う。
言われてみれば、ちょむすけはご飯を食べる量が増えたよな。
まあ、色々と謎の多い猫ではあるが。
実際、ウォルバクの片割れでもあるし。
すると、トウカが口を開く。
トウカ「………そう言えば、湊翔とカズマに手紙が届いてたわよ」
湊翔「俺達に?」
アクア「ドラゴンの卵入荷しましたって手紙でしょ?ゼル帝を買ってから、私宛てに毎日の様に手紙がくるわよ?」
トウカがそう言うと、俺は首を傾げて、アクアはそう言う。
それは、アクアが格好のカモと思われれているからだろうな。
一度引っかかった訳だし。
ダクネス「お前達に手紙という時点で嫌な予感しかしないのだが。どれ、私にも見せてくれ」
トウカ「これよ」
めぐみん「と言うか、この封筒はどこか見覚えがある気がするのですが」
白夜「なんか一回来た様な気が……」
朱翼「そうよね……」
武劉「ああ……………」
ダクネスがそう言うと、トウカは手紙をダクネスに渡す。
めぐみん達はそう話す。
それを見たダクネスが、即座に胸元に仕舞い込んだ。
カズマ「……おい、お前人様宛ての手紙に何やってんの?」
ダクネス「……アクアの言う通り、ドラゴンの卵入荷の手紙だった」
アクア「ほらね!良かったじゃないカズマ、湊翔。私のとこに来た手紙にはこう書いてあったわよ?『これを送るのは、ドラゴンを持つに相応しい、見込みのある冒険者だけです』って」
カズマがそう聞くと、ダクネスは目を逸らしながらそう言う。
アクアがそんな戯言を言う中、カズマは口を開く。
カズマ「おい、手紙見せろ」
ダクネス「断る」
カズマがそう言うと、ダクネスはそう言う。
それを見て、俺はピンと来た。
湊翔「大方、アイリスからの手紙だろうな」
ダクネス「何故分かる!?い、いや違う、こ、これはだな…………!」
俺がそう言うと、ダクネスは挙動不審気味な態度をとる。
ビンゴだな。
すると、カズマはダクネスから手紙を奪う。
ダクネス「なああああ!?」
カズマ「ほら見た事か!やっぱりアイリスからの手紙じゃねーか!」
湊翔「カズマ。見せてくれ」
ダクネスが蹲る中、カズマはそう叫び、俺も一緒に手紙を見ることに。
手紙の中身は。
『拝啓、お兄様と湊翔さんへ。最近、王都近くの砦においてまた活躍なされたと聞きました。相変わらずな様で、心配してしまいます。つきましては、今やこの国において最も高名な冒険者でもあるお兄様と湊翔さんに、ある依頼を出来ないでしょうか。実は、私の許嫁である隣国の王子と、近いうちに顔合わせがあるのですが、ぜひ、道中の護衛をお願いしたいと思います』
そんな風に書かれていた。
すると、手紙はカズマによって真っ二つに引き裂かれた。
そうして、現在に至る。
白夜「それで、何でいきなりデュラハンを捕まえようとするんだ?」
アクア「そうよ。アクシズ教への信仰に目覚めて、アンデッドを駆逐したくなったの?デュラハンなんてそうは居ないから、スケルトンやゴーストで我慢しなさいな」
白夜がそう聞くと、アクアはそんなすっとぼけた事を言う。
それを聞いたカズマは、口を開く。
カズマ「俺が野良デュラハンを探しているのは、死の宣告ってスキルを覚える為だよ。とある計画の為にどうしてもあのスキルが必要でな。どっかデュラハンが湧いて出る所はないもんかな?」
朱翼「計画?」
アクア「はー!?ドレインタッチじゃ飽き足らず、そんな穢らわしいスキルを覚えようとするの!?冒険者カードを貸しなさい!ポイントが許す限り、宴会芸スキルを片っ端から習得させてあげるから!」
湊翔「いや、宴会芸スキルなんてあっても無駄だろ?」
カズマはそんな風に言い、朱翼が首を傾げる中、アクアはカズマの冒険者カードを奪おうとして、カズマは抵抗する。
すると、ダクネスとトウカが口を開く。
ダクネス「あんな物騒なスキルを覚えようとはどういう事だ?」
トウカ「そもそも、デュラハンはヴァンパイアやリッチーに次ぐ最上位のアンデッドよ?そんなポンポンと湧き出されても困るわよ」
ダクネスとトウカの二人はそう言う。
確かに、デュラハンって強いアンデッドだからな。
まあ、
俺が口を開く。
湊翔「……………まあ、この際、死の宣告を得るかどうかは置いておくけど、何をするつもりなんだ?」
カズマ「うん?それはだな……………その許嫁に死の宣告で呪いをかけて、こう言うんだ。『ははーん、これは魔王の仕業ですね。お姫様を攫うのは魔王の仕事。大事な仕事を横取りするから魔王に恨まれたんですよ。当方には優秀なアークプリーストが居るので、呪いを解く事は出来ますが、再び呪いをかけられるとも限りません。ここは魔王を倒すまで、婚約を取り消すのが一番では…………』」
めぐみん「最低です!最低ですよこの男!そんなしょうもない事の為に貴重なスキルポイントを消費しようなどとは、恥を知るべきです!」
ダクネス「死の宣告を覚えたがっていたのは、それが目的だったのか!?」
俺がそう聞くと、カズマはそう言う。
なんて事考えるんだ。
めぐみんとダクネスがそう叫ぶ中、俺たちは呆れの表情を浮かべる。
すると、アクアが口を開く。
アクア「私はその計画に乗ってもいいわよ?特に、悪いことは全部魔王のせいにする所が気に入ったわ。アクシズ教団の日々の活動の一つに、魔王軍に対しての悪評を振り撒くってお仕事があるからね」
白夜「……………真面目な話、魔王が人類を襲う理由って、お前らアクシズ教徒のせいじゃねぇだろうな?」
アクアが乗り気な態度でそう言うと、白夜はそう突っ込む。
割とあり得そうなんだよな。
カズマがどうするのかを考える中、ダクネスはカズマを見ていた。
その翌日、俺はある光景を見ていた。
湊翔「……………えっと、これ、どういう状況?」
ダクネス「み、湊翔!?いや、これはその……………!?」
カズマ「助けてくれ、湊翔!痴女に監禁されていたずらされる!」
俺がそう言うと、ダクネスは挙動不審気味な態度を取り、カズマはそう叫ぶ。
何とか落ち着かせて、話を聞いた。
ダクネス曰く、カズマに護衛を任せると、外交問題に発展しかねない為、拘束することにしたそうだ。
湊翔「なるほどね……………」
ダクネス「お前からも何とか言ってやれ!護衛はカズマではダメなのだと!」
カズマ「ふざけんなよお前!俺が護衛に付いてくだけで外交問題に発展するんだよ!王都で城暮らししてた時に貴族のマナーだって覚えたし、無礼な事はしないから解放しろよ!」
俺がそう呟く中、ダクネスとカズマはそう叫ぶ。
こういう時、どう対応したらいいんだろうか。
確かに、死の宣告を使って呪おうと計画していたから、不安ではあるんだよな。
その後、カズマが尿意を催してトラブルが起こり、アクアによって拘束が解除された。
カズマ「ふぅ。助かった、アクア。危うくこの痴女のおかげで漏らすとこだった」
ダクネス「うう……。わ、私は痴女では……」
アクア「ダクネスが痴女なのは今に始まった事じゃないからどうでもいいけど、一体何の遊びをしてたの?」
ダクネス「ア、アクア!?」
カズマがトイレを済まして、部屋に戻ると、アクアにそう言う。
ダクネスが涙目の状態でそう言う中、アクアはそう言う。
俺が説明をする。
湊翔「この間のアイリスからの護衛依頼の手紙があっただろ?ダクネスはそれを拒否しようとしたんだ」
カズマ「それで、俺を拘束してダクネスの実家に監禁し、そこで色々悪戯しながら依頼をやり過ごそうとしていたらしい」
アクア「ダクネスってば、それは痴女って言われても仕方ないわよ?」
ダクネス「悪戯なんて誰がするか!…………しかし、今回に限っては本当にまずいのだ。アイリス様の婚約相手は隣国エルロードの第一王子でな。この王子というのが大変気難しいそうで、お前達がいつものノリで無礼を働けば、一発で外交問題になるだろう」
俺とカズマがそう言うと、アクアはそう言い、ダクネスは悪戯に関して否定しつつ、そう言う。
まあ、ダクネスの言いたい事は分かる。
カズマとアクア辺りが不安だからな。
アクア「エルロード?今、エルロードって言った?行き先はカジノ大国のエルロードなの?」
ダクネス「アクア、言っておくが護衛依頼なのだから向こうに行っても遊べないからな?そうだ、そんなにエルロードのカジノに行きたいのなら、今度皆で旅行に行こう!わざわざ仕事で行かなくても、私たちには十分なお金があるのだし、純粋に遊びに行けばいい!」
湊翔「……………無駄だと思うぞ」
アクアがそんな風に反応してしまう。
アクアをエルロードに行かせたら、一瞬で破産するオチが見えるな。
その後、多数決を取る事にした。
白夜、朱翼、武劉は問題ないようだ。
ちなみに、トウカには聞いてみたら、向こうでもイチャイチャするという条件だった。
ちなみに、リアはアクセルハーツの仕事があり、ゆんゆんも狼菜のクエストに付き合うことになったそうだ。
それで、めぐみんはというと。
めぐみん「嫌です」
そんな風に言った。
珍しいな。
カズマ「嫌ですって、またどうしたんだよ?」
湊翔「珍しいな」
めぐみん「どうしたもこうしたもないですよ。全く、この男ときたら、アイリスが絡むとどうしてこうも動くんですか?」
カズマ「おっ、何だお前、妬いてんのか?」
俺とカズマがそう聞くと、めぐみんはそんな殊勝な事を言う。
それを聞いたカズマがそう聞くと、めぐみんは口を開く。
めぐみん「そうですよ嫉妬してるんですよ、あんなことがあったのに、私の事を振ってアイリスと一緒になるんですか?」
カズマ「いや、さすがにあんな告白を受けて、浮気するほど落ちぶれてねえよ!でも、アイリスは王女だからさ、全然外に出られないだろうし、こうゆう時に一緒に楽しんであげたいというか、まあ、お兄ちゃんとして、できる事させてあげたいんだよな」
めぐみんがそう言うと、カズマは顔を赤くしつつそう言う。
あとは2人に任せるか。
俺はそう思い、少し離れた。
その後、どうやらめぐみんは受け入れたそうだ。
俺たちは食事を摂ることにした。
ちなみに、ダクネスがカズマを拘束した件はめぐみんに伝わり、めぐみんはダクネスを問い詰めていた。
そして、俺たちはフグを食べたのだが、フグの毒に当たってしまった。
その頃、ベロバは。
ベロバ「ハアッ!?何であいつら消えてないのよ!?」
ロキ「恐らく、ジリオンドライバーで介入したんだろう。それに、邪神を破壊されたからな」
Sケケラ「それで、アンタの計画としてはどうなんだい?」
ロキ「問題ないさ。私の計画は順調だ」
ベロバはカズマ達が消えていない事に憤慨して、ロキはそう言う。
シャドウケケラがそう聞くと、ロキはそう答える。
果たして、ロキの計画とは。
今回はここまでです。
今回は、アイリスからの護衛依頼の話です。
プロローグ的な感じなので、短めです。
湊翔達は、ふぐに当たりました。
そんな中、ロキは暗躍を続ける。
果たして、ロキの計画とは。
次回はエルロードに向かうまでをやりたいなと思っています。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
ガヴとガッチャードの冬映画はやらないんですかね。
まあ、風都探偵の映画の最後の方の告知として、出すかもしれませんが。
どんな風になるのか、楽しみですね。
令和ライダーが集結するのか、最強ケミー☆ガッチャ大作戦みたいになるのか、MOVIEバトルロワイヤルみたいに、平成ライダーの誰かが出るかですね。