この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

145 / 188
第131話 かりそめの共闘

 俺たちがグレイトワイバーンを倒すと、石井樹が牛島闘轟と共に現れる。

 だが、闘轟は樹を倒して、脱落に追い込んだ。

 すると、アルキメデルが現れたのだった。

 

闘轟「死に損ないが。目障りだ。」

アルキメデル「死に損ないなのはお前の方だろう!」

 

 闘轟がそう言うと、アルキメデルはそう言って、ダンクルオステウスジャマトへと変貌する。

 

闘轟「ハァァァァ!」

 

 闘轟はダンクルオステウスジャマトに攻撃する。

 

アルキメデル「ハァァァァァ!」

闘轟「くっ!?」

 

 だが、アルキメデルが反撃を行う。

 すると、闘轟は吹き飛ばされた。

 やっぱり、対ライダーには無敵だが、それ以外だと劣勢になるんだな。

 それを俺たちが見ていると。

 

アルキメデル「へへへへ!ハァァァァァ!」

闘轟「ぐっ!?」

アルキメデル「己の力を過信したか!お前が手に入れたのは、仮面ライダーをぶっ潰す力だけだ!ジャマトの私には、通用しないんだよ!」

湊翔「やっぱりか。」

白夜「とにかく、撤退するぞ。」

トウカ「ええ。」

朱翼「分かりました。」

武劉「ああ。」

 

 アルキメデルが棘を出して身動きを取れなくすると、アルキメデルは攻撃していく。

 それを見ていた俺たちは、撤退していく。

 巻き込まれるのはごめんだからな。

 

闘轟「ふっ!」

 

 闘轟はゾンビブレイカーで高速を脱出するが、アルキメデルは地面に消えた。

 闘轟が困惑していると、近くの斜面から、ダンクルオステウスが現れる。

 

闘轟「ぐわっ!?」

アルキメデル「ハァァァァァ!」

闘轟「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

 闘轟がダンクルオステウスの体当たりに怯んでいると、アルキメデルが頭突きを行う。

 それを受けた闘轟は、派手に吹き飛ばされた。

 

アルキメデル「思い知ったか!」

ベロバ「は〜い、アルキメデル、元気?」

Sケケラ「ちょいと話があるぜ。」

アルキメデル「次から次へと……………今度は何だ!!」

Sケケラ「……………元気だな。」

 

 アルキメデルがそんな風に勝ち誇っていると、そこにベロバとシャドウケケラが現れる。

 アルキメデルがそんな風に吠えると、シャドウケケラは、そんな風に呟く。

 果たして、ベロバは何を企んでいるのか。

 その頃、俺たちはアクセルに着き、カズマ達と合流した。

 

めぐみん「湊翔達です!」

ダクネス「無事だったんだな。」

アクア「何よ、遅かったじゃ無い。」

カズマ「何が合ったんだ?」

湊翔「ちょっとな。」

 

 カズマ達がそう話しかける中、俺たちは口を開く。

 石井樹が現れて、闘轟によって脱落して、アルキメデルが強襲してきた事で、俺たちは難を逃れたのだと。

 

ダクネス「アルキメデルというのは…………ジャマトの関係者だったな?」

めぐみん「でも、どうして仲間割れをしているのでしょうか?」

アクア「そんな事、どうでも良いじゃ無い!あの腹黒スズメが脱落したんだから!いい気味よ!」

カズマ「でも、あいつが闘轟に攻撃される事を想定していないとは思えないんだけどな…………。」

湊翔「俺もそう思う。まあ、何にせよ、警戒するに越した事はないだろうな。」

白夜「まあ、何か仕掛けててもおかしくはないしな。」

 

 俺たちはそんな風に話す。

 確かに、色んな策を練ってきたあいつがただでやられるとは思えないからな。

 気をつけるに越した事はない。

 その後のあくる朝。

 

めぐみん「ほらこめっこ、口元にご飯がくっついてますよ。」

こめっこ「姉ちゃんがご飯盗った!」

めぐみん「こ、こめっこ!米粒一つ食べたくらいで人聞きの悪い事言わないで下さい!盗られたくなかったら、もっとよく噛んで行儀良く食べなさい。そんなに慌てなくても、朝ごはんは逃げませんから。」

 

 めぐみんはこめっこを甲斐甲斐しく世話をしていた。

 こめっこの頬に付いていた米粒を取ると、こめっこはそう騒いだ。

 それを見ていたアクアとカズマは。

 

アクア「こうして見てると、姉妹ってのも悪くないわね。ねえカズマ。私、妹が欲しくなってきたんですけど。この世には性転換を可能とする魔道具があるそうよ。あんた、ちょっと試して見なさいな。」

カズマ「ちょっと、何言ってるのか分かんないが、妹が欲しい気持ちだけはよく分かるぞ。妹はいい。特に、お兄ちゃんと呼んでくれる妹というものは、本当にいいものだ。」

湊翔「何の話してんだ、お前ら。」

白夜「ていうか、性転換する魔道具なんて、需要ねぇだろ。」

 

 アクアとカズマがそんな風に言うと、俺と白夜は呆れながらそう言う。

 妹が欲しいって、誰かが妊娠でもしないと無理だろ。

 すると。

 

ルナ『緊急!緊急!全冒険者の各員は、装備を整えて、冒険者ギルドに集まって下さい。繰り返します。全冒険者の各員は、装備を整えて集まって下さい!』

 

 冒険者ギルドからのそんなアナウンスが聞こえてきたのだ。

 それを聞いた俺たちは、顔を見合わせる。

 

ダクネス「この季節に緊急警報とは珍しいな?」

トウカ「確かに。キャベツの収穫時期でもないし、大物賞金首が来たって噂も聞いてないし……………。」

朱翼「一体、何事なんでしょうか?」

武劉「さぁな。」

 

 ダクネス、トウカ、朱翼、武劉はそんな風に話す。

 すると。

 

ルナ『なお、この街にいる紅魔族の方は、必ず参加をお願いします。繰り返します。この街にいる紅魔族の方は、必ず参加をお願いします!』

 

 ギルドからのそんなアナウンスに、俺たちは顔を見合わせる。

 どういう事だ?

 その頃、ベロバ達は。

 

Sケケラ「そいつらの内、誰でもいいから仕留めろ。そしたら、今まで倒されたジャマトを全員復活させてやる。」

ベロバ「永遠の別れって、いつだってゾクゾクするじゃない?極上の不幸を味わえそうだからね!」

アルキメデル「……………ったく!おたくらオーディエンスがいちばんの悪だよ!」

 

 シャドウケケラはそう言いながら、アルキメデルに写真を渡す。

 ベロバがそう言うと、アルキメデルはそんな風に叫んだ。

 その写真には、アクア、めぐみん、ダクネスが載っていた……………。

 その頃、冒険者ギルドでは。

 

「これは一体、何事だ?おい、この街に何があった?」

 

 ダクネスはギルド職員にそう聞く。

 それを聞いた職員は、俺たちを案内する。

 

湊翔「一体、今度は何が起こったんだ?」

カズマ「緊急警報って事は、どうせまたやばいのが出てくるんだろうが…………。」

白夜「まあ、腕が鳴るぜ。」

朱翼「相変わらずですね。」

トウカ「というより、紅魔族は必ず参加しろというのはどういう事なの?」

めぐみん「こめっこも紅魔族という事で、一応連れてきたのですが…………。」

 

 俺たちはそんな風に話す。

 話の流れが全く読めないからだ。

 すると。

 

職員「お待ちしておりました!」

めぐみん「………む?どうしたのですか、いきなり。冒険者ギルドも漸く、我が爆裂魔法の有用性と凄さに気づき、VIP待遇になったという事でしょうか?」

 

 ギルド職員の1人が突然、めぐみんに傅く。

 それを見ためぐみんが満更でもなさそうにそう言うと、別の職員が口を開く。

 

職員「違う、そっちじゃない。むしろ、そっちはどうでもいい。丁重な扱いをしろと言われているのはそちらの方だ。」

めぐみん「おい、そっちとかどうでもいいとか、この私に喧嘩を売っているなら買おうじゃないか。」

職員「ようこそ、お越し下さいました。さあ、こちらにお菓子を用意してありますので、どうぞどうぞ!」

 

 職員がそう言うと、めぐみんは喧嘩腰でそう言う。

 職員の言葉に、こめっこは釣られる。

 それを見ためぐみんが口を開く。

 

めぐみん「おい、私の妹を勝手に連れて行かないでもらおうか!何ですか?いつから冒険者ギルドはロリコンの巣窟になったのですか?返答次第では、警察に駆け込みますよ。」

トウカ「めぐみん、落ち着いて!」

職員「ち、違います!これには訳が!あっ、ルナさん!ちょうどいいところに!」

 

 めぐみんがそう言うと、その職員はそんな風に言う。

 なんか、薄々察したぞ。

 すると、ルナさんがやってくる。

 

めぐみん「いきなり紅魔族を名指しで呼び出したと思えば、いきなりの餌付けとは。これは一体どういう事でしょうか?」

ルナ「冒険者ギルドでは、常に優秀な人材を求めております。となれば、生まれながらにアークウィザードになれる才能を持つ貴重な人材、紅魔族であるこめっこさんをもてなすというのは、至極当然の事じゃないですか?」

白夜「……………なるほどな。」

めぐみん「すいません、私も一応紅魔族なんですが。」

 

 めぐみんがそう聞くと、ルナさんはそう言う。

 白夜がそう呟く中、めぐみんはそう言う。

 それを聞いた職員達は、目を逸らした。

 まあ、無理もないが。

 めぐみんが抗議する中、ルナさんはこめっこをギルド中央に連れて行き、お菓子を食べさせる。

 すると、口を開いた。

 

ルナ「皆さん、昨日はお疲れ様でした。昨日は冒険者ギルドアクセル支部、始まって以来の素晴らしいクエスト達成率です。しかも、あのルーシーズゴーストやグレイトワイバーンまでもがアクアさんや仮面ライダー達に討伐されました!流石はアクセルの冒険者の皆さんです!」

 

 ルナさんは、やたらと皆を褒めそやす。

 冒険者達も満更ではないのか、照れ臭そうにして誤魔化していた。

 すると、ルナさんの次の言葉に、冒険者達は固まった。

 

ルナ「で、ですね。そんな素晴らしい皆様のために、新しい仕事をご用意させて頂きました!昨日よりも高難易度で大変なお仕事ですが、この街の冒険者の皆さんなら大丈夫です!」

 

 ルナさんはそんな風に無責任に煽った。

 あぁ、分かった。

 昨日の事で味を占めたギルド職員達は、こめっこが居る間に、塩漬けクエストを全部片付ける気だ。

 冒険者達が抗議する中、俺たちは口を開く。

 

湊翔「……………なるほど、そういう事か。」

トウカ「こめっこで味を占めたのね。」

白夜「まあ、妥当だろうな。」

武劉「あまり褒められた方法ではないが、ここ最近は、冒険者達が腑抜けまくってるからな。」

朱翼「妥当ですね。」

 

 俺たちはそんな風に話していた。

 確かに、アクセルに来た頃と比べると、だらけてる冒険者達が増えたよな。

 そんな風に話していると、冒険者達はクエストを受注し始めた。

 すると、スパイダーフォンが一瞬、震えた。

 俺が見ると、窓の方に馬場武と牛島闘轟の2人がいたのだ。

 白夜の方にも連絡が来たのか、俺の方を見ていた。

 

湊翔「すまん。ちょっと、用事思い出したわ。」

白夜「先にクエストを受けててくれ。後で合流するから!」

トウカ「分かったわ。」

 

 俺と白夜はそう言うと、その場から離れて、闘轟達の方へと向かう。

 

湊翔「連絡なんて、珍しいな。」

白夜「何の用だ?」

武「俺はついでだ。用があるのはこいつだ。」

闘轟「ついて来い。」

 

 俺と白夜がそう聞くと、武と闘轟はそう言う。

 俺たちは頷いて、2人についていく。

 路地に着くと、話を聞く事に。

 内容は、アルキメデルに関してだった。

 

湊翔「アルキメデルがね…………。」

武「そうだ。ジャマトを育ててる親玉だ。」

白夜「そいつがどうしたんだよ?」

闘轟「しぶとくジャマトを育ててるらしい。用心しとけ。」

 

 俺がそう呟くと、武はそんな情報を明かす。

 白夜がそう聞くと、闘轟はそんな風に答える。

 すると、白夜が口を開く。

 

白夜「へぇ。優しいんだな。」

闘轟「うるさい。用件は済んだ。」

湊翔「待った。一つ話がある。」

闘轟「……………聞いてやる。何だ?」

 

 白夜が揶揄い気味にそう言うと、闘轟はそんな風に言い、去ろうとする。

 そんな中、俺はそう言う。

 闘轟が話を聞く体勢を取ると、俺は口を開く。

 

湊翔「……………これ以上、仮面ライダーを狩る必要はないんじゃないか?」

白夜「確かに。お前はおせっかいだな。」

闘轟「何?この俺がお節介だと?」

湊翔「ジャマトに倒されたら、蘇らずにジャマトの養分となる。でも、お前自身で倒して、IDコアを砕いて脱落させれば、記憶を消して、元の生活に戻れる。」

白夜「お前は、仮面ライダーを狩っていると見せかけて、救ってるんだな。」

 

 俺がそう言うと、白夜もそう言い、闘轟はそう言う。

 石井樹を倒した際、IDコアにヒビを入れる前に、ある事を言ったのだ。

 

闘轟『これでお前はもう、仮面ライダーになれない。』

 

 …………と。

 それが気になって、ジーンに聞いたのだ。

 IDコアを砕かれた場合、どうなるのかと。

 ジーンの答えは。

 

ジーン『IDコアを破壊された場合、二度とプレイヤーとして選ばれる事も、変身する事も出来なくなって、デザイアグランプリに介入する事が出来なくなる。』

 

 そう返ってきたのだ。

 つまり、闘轟は仮面ライダー達を助けていたのだ。

 それを聞いた闘轟は。

 

闘轟「……………救ってる訳じゃない。バカな奴らの戒めだ。」

武「そういう事か。」

白夜「じゃあ、聞くけどよ。もし、ライダーの誰かがジャマトに殺されかけていた場合、お前は見殺しに出来るのか?」

闘轟「……………知るか。」

湊翔「一つ言っておくけど、俺たちのデザグラは、お前やベロバが言ってたものとは、仕組みが違うぞ。」

 

 闘轟はそんな風に言い、武はそう言う。

 白夜がそう聞くと、闘轟はそんな風に言う。

 それに対して、俺がそう言うと、闘轟は一瞬止まったが、すぐに去っていく。

 もちろん、馬場武も。

 少しは分かってくれると良いんだがな。

 すると、スパイダーフォンに連絡が入る。

 カズマ達は、安楽王女というモンスターの討伐依頼を受けたらしい。

 ちなみに、トウカからも個別に来ており、トウカ達の方は、ゴブリンエリートと戦うらしい。

 用事を終わらせてから、来て欲しいとの事だ。

 

湊翔「……………白夜、どうする?」

白夜「あいつらを追うぞ。」

 

 俺と白夜はそう話すと、武と闘轟の方へと向かう。

 その頃、トウカ達は。

 

トウカ「湊翔に白夜、大丈夫かしら?」

朱翼「あの2人なら、大丈夫ですよ。」

武劉「そうだな。あいつらは強い。信じてやろう。」

トウカ「うん。」

 

 トウカ達はそんな風に話をしていた。

 その頃、カズマ達は。

 

アクア「ねえ、カズマ。この依頼はやめておきましょうよ。相手はあの安楽王女なのよ?ずっと昔からあそこに根付いているのに、どうして討伐されないか知ってる?」

めぐみん「カズマ、カズマ。実は私も、安楽王女を討伐するのには、あまり気乗りしないのですが……………。」

 

 アクアとめぐみんは、そんな風に止めに入っていた。

 安楽王女とは、かつて、カズマが倒した安楽少女の上位個体だ。

 そんな風に話していると。

 

アルキメデル「やぁぁぁ!」

 

 アルキメデルが、カズマ達に襲い掛かろうとした。

 カズマ達はすぐに回避する。

 だが、アクアだけが逃げ遅れてしまう。

 

アクア「な、何よ!?」

めぐみん「ジャマトです!」

ダクネス「よりにもよって…………!」

カズマ「くっ!」

アルキメデル「居た、居た。へへへっ!」

 

 アクアがジャマトに取り囲まれてしまい、めぐみん達は変身する。

 

「「「変身!」」」

 

BLACK(ブラック) GENERAL(ジェネラル)

BUJIN(ブジン) SWORD(ソード)

HIT(ヒット) FEVER(フィーバー) BEAT(ビート)

DANGER(デンジャー)DANGER(デンジャー)!(GENOCIDE(ジェノサイド)!)DEATH(デス) the() CRISIS(クライシス) DANGEROUS(デンジャラス) ZOMBIE(ゾンビ)!(Wooooo(ウォー)!)

 

 カズマ達は仮面ライダーに変身して、ジャマトを攻撃していく。

 だが、ポーンジャマト達が邪魔をする。

 

アルキメデル「愛する息子達の為だ。死んでもらうよ。」

アクア「ちょっ!?ど、どうしてそうなるのよ!?カズマさぁぁぁん!!」

カズマ「ったくよぉ!」

 

 アルキメデルがそう言って、剣を振りかぶろうとすると、アクアはそう叫ぶ。

 すると、カズマはそう言って、ジャマト達の妨害を振り切って、アルキメデルに攻撃する。

 ダクネスとめぐみんも、何とかジャマトを倒して、カズマ達と合流する。

 

アクア「ありがとうね!カジュマさぁぁぁん!」

カズマ「泣きつくんじゃねぇよ!」

めぐみん「でも、どうしましょうか!?」

ダクネス「クエストは受けた以上、やらなければ、こめっこに示しがつかないぞ!」

 

 カズマ達はそんな風に話す。

 すると、銃撃が飛んでくる。

 その理由は。

 

カズマ「湊翔!?白夜!?何でここに!?」

アルキメデル「ギーツ!?ライコウ!?」

白夜「話は後だ!」

湊翔「お前らはクエストの方に迎え!」

カズマ「お、おう!」

 

 俺がマグナムシューターで撃ったからだ。

 俺と白夜がそう言うと、カズマ達は森の奥の方へと向かう。

 俺と白夜は、アルキメデル達の前に立ちはだかる。

 

アルキメデル「お前達には散々、私の息子達がやられた恨みがある!後でゆっくり相手してやるから、そこを退け!」

湊翔「何でお前がアクア達を狙ったのかは知らないけど、ジャマトを野放しには出来ない。」

白夜「お前らの好きにはさせねぇよ。」

 

 アルキメデルがそう言うと、俺と白夜はそう言う。

 すると、ある2人の人物がやってくる。

 それは、馬場武と牛島闘轟だった。

 

湊翔「……………本当に戦うべきは、ライダー同士じゃない。この世界を弄ぼうとする、ロキを始めとする連中だ。」

白夜「ああ。アルキメデルもその1人だな。」

アルキメデル「仮面ライダーをぶっ潰したいんだろう?バッファノワール、シュバルツギーツ!」

闘轟「ああ、そうだ。だがその前に、邪魔をしたお前を潰す。」

武「チョロチョロされんのも鬱陶しいからな。」

白夜「素直じゃねぇな。」

闘轟「黙れ。」

 

 俺と白夜がそう言うと、アルキメデルはそう言う。

 それに対して、闘轟と武はそう答える。

 俺たちは、それぞれで変身する。

 

SET(セット)

SET(セット) FEVER(フィーバー)

 

 それぞれのレイズバックルを装填すると、俺たちの横にレイズバックルの絵が浮かび上がる。

 俺と白夜は、ブーストマークIIを使う。

 俺たちは叫ぶ。

 

「「「「変身!」」」」

 

 そう言うと、レイズバックルを操作する。

 

SCHWARZ(シュバルツ)

ZOMBIE(ゾンビ)

BOOST(ブースト) MARK(マーク) II(ツー)

HIT(ヒット) FEVER(フィーバー) SCHWARZ(シュバルツ)

HIT(ヒット) FEVER(フィーバー) ZOMBIE(ゾンビ)

REDAY(レディ) FIGHT(ファイト)

 

 その音声が鳴ると、俺と白夜はブーストフォームマークIIに、武と闘轟はフィーバーフォームに変身する。

 アルキメデルは、ポーンジャマトを差し向ける。

 

湊翔「はっ!ハァァァァァ!」

白夜「おらっ!」

武「ふっ!ハアッ!」

闘轟「はっ!ハアッ!」

 

 俺たちは、それぞれの攻撃で、ポーンジャマトに攻撃していく。

 俺たちの攻撃で、ポーンジャマトが全滅すると。

 

アルキメデル「ハァァァァァ!」

 

 アルキメデルが攻撃してくる。

 武と闘轟が攻撃をする中、俺と白夜も、高速移動でアルキメデルに攻撃する。

 

湊翔「ハアッ!くっ…………!?」

白夜「湊翔!?」

 

 俺が攻撃すると、意識が朦朧としてくる。

 やっぱり、時差ボケは治らないか。

 

アルキメデル「おのれ!進化した私を侮るなよォォォォッ!!」

湊翔「くっ!?」

白夜「のわっ!?」

闘轟「くっ!?」

武「ちっ!」

 

 アルキメデルは俺と白夜を大剣で攻撃して、闘轟と武に向かって攻撃する。

 武と闘轟が攻撃する中、アルキメデルは地面に潜り、回避すると、棘を出してくる。

 武と闘轟が棘を破壊する中、俺と白夜は、デザイアドライバーのリボルブアンロックを押して、ドライバーのロックを外して、半回転させて、レーザーレイズライザーを装填する。

 

REVOLVE(リボルブ) ON(オン)

SET(セット) UP(アップ)

 

 棘が迫る中、俺と白夜はレーザーレイズライザーとブーストマークIIレイズバックルを操作する。

 

DUAL(デュアル) ON(オン)

HYPER(ハイパー) LINK(リンク)

LASER(レーザー) BOOST(ブースト)

 

湊翔「ふっ!ハアッ!」

白夜「おらっ!ハアッ!」

 

 俺と白夜はレーザーブーストフォームに変身して、俺はレーザーレイズライザーで、白夜は拳で破壊する。

 そんな中、闘轟はゾンビブレイカーを、武はライフルモードの状態の黒いマグナムシューターのバレットチャージャーを引く。

 

CHARGE(チャージ)

POISON(ポイズン) CHARGE(チャージ)

TACTICAL(タクティカル) SHOOT(シュート)

TACTICAL(タクティカル) BREAK(ブレイク)

 

 俺たちは崖から飛び降りつつ、アルキメデルに向かって攻撃していく。

 闘轟がゾンビブレイカーの攻撃、武がゼロ距離射撃を行う。

 そして。

 

湊翔「ふっ!ハアッ!」

白夜「おらっ!はっ!」

 

 俺と白夜は、武と闘轟の2人を蹴りつつ、その反動でアルキメデルに攻撃する。

 すると、闘轟と武が詰め寄る。

 

武「おい、お前ら、何のつもりだ。」

闘轟「なんで蹴ってんだよ?」

湊翔「お前ら、最強なんだろ?バン!」

白夜「悪いな。使わせてもらったぜ。」

 

 その2人がそう聞くと、俺はそう言いながら、レーザーレイズライザーで銃撃する。

 当然、ダメージは無いものの、睨まれた。

 すると。

 

アルキメデル「ハァァァァァ!」

 

 アルキメデルはダンクルオステウスを召喚して、棘攻撃を行う。

 俺たちが回避すると、武と闘轟が突っ込む。

 

闘轟「ハァァァァ!!」

 

 闘轟と武の2人が突っ込むと、アルキメデルは棘を伸ばして、左肩のアーマーを吹き飛ばす。

 すると、2人はフィーバースロットを操作する。

 

HIT(ヒット) MONSTER(モンスター)

 

 その音声が鳴ると、2人の上半身がモンスターに変わって、モンスターグローブで攻撃する。

 

闘轟「ただ、目の前の敵を、ぶっ潰すだけだ!!」

武「俺たちの戦いの邪魔はさせねぇよ!!」

 

 闘轟と武はそう言うと、モンスターグローブで思い切り攻撃して、ダンクルオステウスを撃破する。

 アルキメデルが吹き飛ぶ中、俺と白夜は、レーザーレイズライザーのクロスオルタネーターを操作する。

 

湊翔「決めるぞ!」

白夜「おう!」

 

FINISH(フィニッシュ) MODE(モード)

LASER(レーザー) BOOST(ブースト) VICTORY(ビクトリー)

 

 その音声が鳴ると、俺たちはジャンプをする。

 

「「ハァァァァァ!」」

アルキメデル「グワァァァァァ!」

 

 俺と白夜のライダーキックが決まると、アルキメデルは大爆発する。

 俺たちは、アルキメデルを撃破したのだ。

 すると、闘轟達が去ろうとする。

 

白夜「お前ら。」

闘轟「言っとくが、共闘したのは、あいつが邪魔になるからだ。」

武「次に会ったら、今度は戦おうぜ。」

湊翔「……………ああ。」

 

 白夜がそう話しかけると、闘轟と武はそう言って、去っていく。

 アルキメデルが居る方を見たが、アルキメデルの姿はなかった。

 スパイダーフォンを見ると、トウカ達の方は、クエストが終わったようだ。

 俺と白夜は、帰る事にした。

 その頃、アルキメデルはジャマーガーデンに戻っていた。

 

アルキメデル「はぁ…………はぁ…………私が……………朽ち果てようとも…………ジャマトは…………私の息子達は生きている…………。」

 

 アルキメデルはそう言うと、倒れ込む。

 すると、アルキメデルの脳裏に、ある光景が入った。

 それは…………。

 

ジャマト「ポズポズ(パパ)…………!」

ジャマト「ポズポズ(パパ)ポズポズ(パパ)!」

アルキメデル「おお……………愛すべき息子達よ……………。いつか、お前達が…………幸せになれる世界に……………。」

 

 ポーンジャマト達が、アルキメデルに集まってくる走馬灯だった。

 アルキメデルはそう呟く。

 そして、目を閉じた。

 ジャマトを愛した男は、ダンクルオステウスジャマトに己を食べさせて、その愛を受け継がせたが、力尽きて、消滅した。

 それを見ていたベロバとシャドウケケラは。

 

ベロバ「ちっ!使えないわね。」

Sケケラ「全く。笑えないな。」

 

 そんな風に呟いていた。

 すると、ベロバはアルキメデルが持っていたナッジスパロウのひび割れIDコアを手に取る。

 

ベロバ「ふふふっ!おもちゃ見っけ。ふふふっ…………。」

 

 ベロバはそんな風に呟いた。

 果たして、その意味とは……………。




今回はここまでです。
今回は、アルキメデルの退場です。
湊翔と白夜、武と闘轟の利害が一致した事で、一度限りの共闘となりました。
こめっこは、相変わらずチヤホヤされていましたが。
ちなみに、安楽王女に関しては、原作通りに撃破されました。
闘轟は、デザグラの仕組みが、本家ギーツと違う事を聞いて、何を思ったのか。
次回は、グリフォンとマンティコアとの戦闘になる予定です。
その話が終わったら、リクエストで来た話をやって、12巻の内容に入ります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
ガヴは、酸賀さんに正体がバレましたね。
そして、ショウマの髪の毛を採取する。
何をするつもりなのか。
ラーゲ9ことラキアの目的が、コメルを狂わせた闇菓子を作ったストマック社への復讐と分かりましたね。
共闘となりますが、果たしてどうなるのか。
このすばとギーツも、ギーツIXへの覚醒が近づいてきました。
どうなるのか、楽しみにしてて下さい。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。