ジャッカルとの出会いから数日経過した。
あれ以来、ジャッカルの姿は誰も確認出来ていない。
だが、黒い骨の様な仮面ライダーが暴れ回るライダーを倒して周っていると噂が立っていた。
十中八九、ジャッカルが変身しているドレッドだろう。
俺たちは、屋敷に異世界のベロバを呼び出した。
ベロバ「…………で、何の用よ?」
カズマ「ちょっと、聞きたい事があってな。」
湊翔「ジャッカルの居場所は分からないか?」
ベロバ「無茶言わないでよ。私だって、本気で隠れたデモチーを見つけ出すのは簡単じゃないから知らないわよ。」
異世界のベロバを呼び出した理由は、ジャッカルの所在を確かめる為だ。
だが、当のベロバからは、そんな風に言われた。
そんな風に言われて、肩を落とした。
ジャッカルの言葉には、思うところがあった。
ジャッカル『この世界の悪魔も鳥もアンデッドも魚も獣も人も苦しまないのか?痛みはないのか?喋らない奴や人ではない生き物は幾らでも殺して良いのか?』
あの言葉を。
平和な日本で暮らしていて、転生してから強大な力を手にした俺たちは、あの日言われた事を何度も頭によぎらせていた。
勿論、責任はあるし、覚悟もしている。
今の自分達には軽い気持ちなど無いが、それでも深く考えさせられる程の迫力をあの時の俺やカズマを始めとする転生者達は感じたのだった。
トウカ「皆…………考えてるわね。」
武劉「無理もないだろう。あれを言われたらな。」
武劉はいつも通りだったが、白夜やめぐみん達は時折考え込む様になったし、あのアクアでさえも空を見つめて考える様になった。
ジャッカルの言葉には、歴戦の猛者が放つ、まるで大戦を生き抜いた日本兵の経験談を聞いているかの様な重みを確かに察したのだ。
すると、スパイダーフォンに連絡が入る。
湊翔「ツムリ?」
ツムリ『皆さん!至急、デザイア神殿に集まって下さい!』
急にスパイダーフォンから緊急の呼び出しが入る。
俺たちはすぐにデザイア神殿へと赴く。
デザイア神殿には、俺たち以外には、ゆんゆん、狼菜、アクセルハーツ、炎魔、彩花、隼、龍牙が居た。
ゆんゆん「湊翔さん!」
リア「来たか!」
湊翔「待たせたな。」
めぐみん「そういえば、ダストとリーンはどうしました?」
拓巳「彼らはまだ療養中だ。」
ゆんゆんとリアがそう話しかけると、めぐみんはそう言う。
すると、拓巳がそう答える。
カズマ「一体、何があったんだよ?」
ツムリ「実は、アクセルに近い平原から強力な力を持った仮面ライダー達が、ロキ陣営のライダーとジャマトを引き連れてやってきました!」
拓巳「アフロの男が居るが、恐らく、例のチラミと言うゲームマスターだろうな。今ここに居ないライダー達や、炎魔達には念の為に、アクセルの防衛に徹してもらい、君たちには、彼等を迎え討って欲しい。」
カズマがそう聞くと、ツムリと拓巳はそんなふうに答える。
動き出したのかよ。
ロキが何か入れ知恵をしたのか?
すると、アクアが口を開く。
アクア「それで、ジャッカルはどこに居るのよ?」
ツムリ「それが…………アレ以来、行方が知れず…………もしかしたら、先に倒された可能性もあります。」
湊翔「マジか……………。」
アクアがそう聞くと、ツムリは苦虫を噛み潰したような表情でそう言う。
やられた可能性があるのか。
すると。
白夜「心配すんなって。あれだけ強い奴が簡単に負けるわけが無いだろ。」
トウカ「そうよ。きっと大丈夫。」
リア「今は目の前の問題を解決しよう。」
湊翔「そうだな。やるべき事をやろう。」
白夜は背中を叩きながらそう言い、トウカとリアはそう言う。
それを聞いて、俺は気を引き締める。
一同は心を奮い立たせ、決戦の地である平原へと足を運ぶ。
サポーター達は、心配そうな眼でその背を見送る。
武劉「ここの筈だが…………。」
狼菜「ええ……………。」
???「待ちなさい。そこのアンタ達。」
俺たちが現場に着くと、静止を求めるオネェ口調の言葉が聞こえてくる。
俺たちが足を止めて前方を見ると、そこに居たのはアフロの男だった。
武劉「お前がチラミって奴か。」
チラミ「そうよ。こことは違う世界のデザグラのゲームマスター!チラミよ。」
湊翔「一体、何の用だ?」
チラミ「ここに来た理由はね、大富豪ゲームを中断して、新たに世界侵略ゲームを行なうのが目的だからよ。」
武劉がそう聞くと、チラミは肯定する。
俺が目的を聞くと、チラミはそんな風に宣った。
世界侵略ゲーム?
朱翼「なんで、こんな事をするんですか!?」
チラミ「なんでって?決まってるじゃない。ジャッカルを潰す為よ。」
白夜「あ?」
チラミ「最近はあいつが圧勝し続けたせいで、視聴者が減り、今では新規の会員やジャッカル推しの者ばかりになって、デザグラが打ち切りの危機に陥ってんのよ!そこで、ジャッカルを別世界のライダー…………つまりアンタ達とぶつけようとしたけど、上手くいかなくて、敢えてチートを持たせた優勝候補も倒されて焦っていた所をロキ達に襲撃され、今回の世界侵略ゲームを提案されて実行する事にしたのよ!」
朱翼がそう言うと、チラミはそんな風に叫ぶ。
どうやら、ロキの入れ知恵らしいな。
すると、チラミが口を開く。
チラミ「言っておくけど、ジャッカルは来ないわよ。」
リア「どういう意味だ?」
チラミ「ジャッカルは世界の狭間に引き摺り込みそこでダークライダー軍団と戦わせているのよ。今頃はボロ雑巾の様になって朽ち果ててるんじゃないかしら?」
チラミはそんな風に言う。
リアがそう聞くと、チラミはそんな風に嘲笑いながらそう言う。
そういう事か。
カズマ「お前!」
湊翔「デザグラの運営の為に、そこまでやるのかよ!?」
チラミ「当たり前よ。」
白夜「テメェ…………!人の事を弄んでんじゃねぇよ!」
朱翼「ありえないです!」
武劉「お前に人の上に立つ資格はない。」
めぐみん「最低ですよ!」
ダクネス「あまりにも浅はかだ!」
アクア「最大の失敗はアンタがゲームマスターになった事よ!」
俺とカズマがそう言うと、チラミはそんな風に開き直る。
すると、白夜達はそう言う。
アクアの一言でトドメとなったのか、チラミは震えて、武達は笑いを堪えていた。
すると。
チラミ「アンタ達!そんな事を言ってられる余裕があるとでも思ってんの!?やっちゃいなさい!」
チラミはそんな風に言うと、仮面ライダー達を前に出す。
出てきたのは、鎧武・極アームズ、ゼロツー、キバ・エンペラーフォーム、フォーゼ・コズミックステイツ、ウィザード・インフィニティースタイル、グランドジオウに加え、ジャッカルに倒されて退場したはずのムテキゲーマーとクロスセイバーまでも居たのだ。
アクア「ヒィィィィ!?煽り過ぎたかしら?」
カズマ「いや、今回はお前が正しい。」
湊翔「だな。」
白夜「まあ、スッキリしたしな。」
ダクネス「とにかく、アクアは下がってくれ!」
アクア「ええ!」
アクアがビビる中、俺たちはフォローをする。
アクアが下がる中、ロキ陣営とチラミは高見の見物を決めこんでいた。
俺たちは変身をしようとする。
一同「変身!」
『
『
『
『
『
『
『
『
『
『
『
『
『
『
『
害悪プレイヤーとジャマト達は一斉に突撃してきて、俺たちはそれを迎え討つ。
湊翔「ハアッ!ふっ!」
俺はレーザーブーストフォームの重力操作を使って、ジャマトや敵ライダーの攻撃を躱しつつ、レーザーレイズライザーで銃撃する。
トウカ「ふっ!ハアッ!」
トウカは、ジャマトや敵ライダーの攻撃を躱しつつ、レイジングソードで攻撃をしていく。
白夜「おらっ!ハアッ!」
白夜は、レーザーブーストで素早く動きつつ、引っ掻き攻撃をしていく。
朱翼「ふっ!はっ!」
朱翼は、ハーメルンソードを持って、ジャマトや敵ライダーに攻撃をしていく。
武劉「ふっ!はっ!」
武劉は、ヴァレルロードの力でジャマトや敵ライダーに攻撃をしていく。
カズマ「おらっ!ハアッ!」
カズマは、武刃でジャマトや敵ライダーに攻撃していく。
めぐみん「ハアッ!はっ!」
めぐみんはビートアックスで、エレメント攻撃をしていく。
ダクネス「ハアッ!はっ!」
ダクネスはデンジャラスゾンビカラーのゾンビブレイカーで攻撃していく。
ゆんゆん「はっ!てやっ!」
ゆんゆんは、ステルスで消えつつ、魔法で攻撃して行く。
狼菜「ふっ!はっ!」
狼菜は素早く動いて、引っ掻き攻撃を行なっていく。
シエロ「はっ!てやっ!」
エーリカ「はっ!はっ!」
リア「ふっ!ハアッ!」
アクセルハーツは、三人で連携をして行く。
トウカとリアは、ある程度攻撃すると、レイジングソードについてるレイズバックルを操作する。
『
その音声が鳴ると、そのバックルをデザイアドライバーに装填し、操作する。
『
『
『
トウカとリアは、コマンドフォーム・ジェットモードへと変身する。
トウカ「ハァァァァァ!はっ!」
リア「ふっ!はっ!」
トウカはジェットモードで飛びつつ、レイジングソードで攻撃をしていく。
リアも、素早く動きながら、レイジングスピアで攻撃していく。
一見、俺たちが優っているように見える。
だが。
湊翔「くっ!」
カズマ「やっぱり、最強フォームは強いな…………!」
そう。
俺たちは押され気味だった。
実力は俺たちが優っているだろうが、数の有利のあるジャマト達と、それぞれの世界で代表とも言える仮面ライダーの力に押され気味だった。
次第に押されると。
参加者「これで終わりだ。」
1人がそう言うと、攻撃を俺たちに向けて放つ。
俺とカズマはそれを喰らってしまい、マグナムフォームとニンジャフォームに戻ってしまう。
トウカ「湊翔!」
めぐみん「カズマ!」
2人がそう叫ぶ中、追撃が飛んできて、俺たちは身構える。
すると。
『ドレッドパニッシュメント』
そんな音声が聞こえてくる。
攻撃は打ち消されて、俺たちは困惑する。
砂埃が晴れると、そこにいたのは。
『ドレッド・終式』
ドレッドをワインレッドのカラーリングにした仮面ライダーが居た。
ジャッカル「よぉ、無事か?」
湊翔「まさか、ジャッカル!?」
そう。
目の前にいたのは、ジャッカルがだった。
俺たちが驚く中、チラミが口を開く。
チラミ「アンタ…………!?どうやってここに来たのよ!?」
ジャッカル「一つずつ説明しよう。まず一つ目は、お前は必ず監視の眼を向けていると思ったから。お前は自分の事を中心的に考えるタイプだが、手を抜いたりはしないので、確認も必ず取ると思って、隠れて様子を見ていた部下を見つけ出して、ここへの座標を手に入れた。」
チラミ「それでも狭間の世界からここに来れるはずがないないわよ!?」
ジャッカル「その答えは簡単だ。」
参加者「なっ!?」
チラミがそう聞くと、ジャッカルはそう説明する。
チラミがそう言うと、チラミの横にいたクロスセイバーが、巨大な口に喰われた。
そこに居たのは、セイバーの敵キャラであるカリュブディスだった。
すると、ジャッカルの第二の説明が始まった。
湊翔「カリュブディス!?」
トウカ「セイバーの敵キャラ!?」
ジャッカル「こんな事もあろうかと、手駒兼結界壊し要員として、過去のデザグラの優勝商品である【ライダー世界の強化パーツ】として、カリュブディスのアルターライドブックを手に入れていた。」
俺とトウカがそう言うと、ジャッカルはそう言う。
確かに、ストリウスのグリモワールワンダーライドブックは、カリュブディスが居て完成したからな。
ジャッカル「最後の三つ目。さっさと出られるのに何故来るのが遅れたのかについてだ。ロキと言う神がジャマトを使って暴れ回ってると聞いて、何かするのではと考えていた所にチラミによる強襲があった。そこで俺は、ロキは漁夫の利で両方からベルトを奪って自分達の戦力を上げようとしてるのではと思ってな。」
ロキ「ほう…………?」
ジャッカル「そう思って、後々面倒そうなのでジャマーエリアを参考に、特定の変身アイテム以外のアイテムを敗北した時又は結界から出た時に消滅する結界を張り巡らせた。」
チラミ「グギギ…………!」
ジャッカルはそう説明する。
確かに、ロキが狙わない訳がないからな。
チラミが悔しそうにグギギとハンカチを噛み締めていると。
ロキ「ちっ。対策されていたか。ならもう用はない。」
ロキはそう言うと、あっさり撤退をした。
すると。
武「見てて悪くなかったが、力を奪われたらたまったもんじゃねぇからな。じゃあな。」
闘轟「ふんっ。」
武達も、撤退していった。
ジャッカルは、仮面ライダー以外の力も持ってるらしいから、部が悪いしな。
チラミ「なっ!?勝手に帰らないでよ!?」
ジャッカル「くっ。」
ロキ達が帰ってしまい、チラミが大慌てする中、ジャッカルはドレッドの装甲が消えてベルトが外れてしまう。
湊翔「大丈夫か!?」
ジャッカル「何ともない。ただ、さっきの戦闘でレプリケミーカードを使い切ってしまったからな。」
俺がそう聞くと、ジャッカルはそう答える。
つまり、ドレッドへの変身は出来ない。
すると、それを聞いたチラミは。
チラミ「ジャッカルは強過ぎるが故に、デザグラに参加する時は特定の力以外は扱えない様にされている。これは、勝機!アンタ達、さっさと行っちゃいなさい!」
チラミはそう言うと、害悪ライダー達やジャマトを嗾ける。
すると。
一同「っ!?」
ジャッカルはニッコォォォと言わんばかりの笑みを浮かべる。
それには、どこか恐怖を感じるような気配がしていた。
すると、ジャッカルは一つの白いベルトを装着すると、プログライズキーを取り出して、展開する。
『ゼイン!』
そんな音声が鳴ると、辺り一体が凍りついたかの様に固まる。
まさか…………!?
ジャッカルは知ったこっちゃないと言わんばかりに、口を開く。
ジャッカルの背後には、都心の光景が映った青い光球とファンタジー世界の光景が映った赤色の光球が出現していた。
ジャッカル「変身。」
そう言うと、プログライズキーをドライバーに装填する。
『ゼインライズ!』
『
『"
そんな音声が鳴ると、都心の光景が映った青い光球とファンタジー世界の光景が映った赤色の光球が同化して、高速道路のタイムラプス映像が背後に流れながら、変身する。
あれが、仮面ライダーゼイン…………!
チラミがあり得ないと言わんがばかりに口をパクパクさせる中、トウカが口を開く。
トウカ「何であなたがゼインの力を持っているの?」
ジャッカル「この事態を流石の上層部もマズイと断定したらしく、大富豪ゲームを最後まで参加して、高額を稼いだ俺にゼインドライバーを授けた。それだけの話だ。」
武劉「そういう事か…………。」
トウカがそう聞くと、ジャッカルはそんな風に答える。
上層部もまずいと判断したんだな。
すると。
チラミ「ゼインが何だって言うのよ!構わずに進みなさい!!」
チラミは冷静さを欠いたのか、そんな風に叫ぶ。
他の仮面ライダー達は、困惑しつつも俺たちの方に向かってくる。
すると、ジャッカルが口を開く。
ジャッカル「おい。一緒に力を持つ者の恥晒しをしばき倒すぞ。」
湊翔「ああ。」
カズマ「ったく。しょうがねぇなぁ!」
ジャッカルはそんな風に言って、俺たちに手を差し伸べる。
それを聞いた俺たちは、顔を見合わせると、そう答える。
俺たちは害悪の仮面ライダーと戦い、他の者はジャマト達を減らす事に集中していた。
すると。
アクア「うわっ!?アンタ何よ!?」
カリュブディス「すいません。届けたい物がありまして。」
アクア「は?」
アクアの元には、カリュブディスがヒッソリと何かを届けに来ていた。
その頃、俺たちは。
湊翔「ふっ!はっ!」
カズマ「おらっ!ハアッ!」
俺たちは連携して、害悪プレイヤー達と上手く戦っていく。
害悪プレイヤー達は、先程の情報が気になるのか、上手く力を扱えないでいた。
そもそも、アイツらは貰った力を自分が知っている通りに動かしてるだけの猿真似だったのであまり変わらないが。
ゼロツーが高速移動していく。
すると、ジャッカルはクロスセイバーのカードを取り出す。
『クロスセイバー!』
そんな音が鳴ると、そのカードをドライバーに装填すると、横のレバーを引く。
『執行!』
その音声が鳴ると、カードが下に下がり、裁断されて行く。
確かに、仮面ライダーへの冒涜だよな、あれは。
そして、プログライズキーを押し込む。
『ジャスティスオーダー!』
すると、ジャッカルは刃王剣十聖刃を取り出すと、刃王剣十聖刃を操作する。
『刃王必殺リード!』
『既読十聖剣!』
『刃王必殺読破!』
その音声が鳴ると、ジャッカルの周囲に10本の聖剣が現れる。
ジャッカル「ハアッ!」
『刃王クロス星烈斬!』
参加者「ぐわぁぁぁぁぁ!?」
刃王クロス星烈斬を発動すると、ゼロツーを追わせて、逃げ場を無くした上で、串刺しにして仕留める。
その光景に俺たちは思わずゾッとして、ジャッカルを見つめる。
容赦なさすぎだろ。
ジャッカル「ゼインの戦い方がこうなんだから仕方ないだろ。」
すると、俺たちの視線に気付いたのか、そんな風に呟いた。
それを見たムテキゲーマーは。
参加者「嘘だろ…………!?うわぁぁぁぁぁ!」
ジャッカル「これがライダーの対処法だ。」
ゼロツーがやられたのを見た事で、気が狂った様に武器を振り回すムテキゲーマー。
すると、ジャッカルはそう呟くと、回し蹴りを放つ。
すると、ハイパームテキガシャットに当たってを外れて、強制的にマキシマムゲーマーにレベルダウンする。
参加者「なっ!?」
湊翔「行くぞ!」
カズマ「おう!」
参加者が驚く中、俺とカズマはそう言うと、レイズバックルを操作する。
『
『
「「ハァァァァァ!」」
参加者「うわぁぁぁぁぁ!?」
俺は強化されたマグナムシューターの銃撃を、カズマは強化されたニンジャデュアラーの斬撃で、マキシマムゲーマーを撃破する。
すると、ジャッカルが口を開く。
ジャッカル「さて、もう一つサービスしてやる。」
ジャッカルはそう言うと、今度はカブト・ハイパーフォームのカードを取り出す。
『カブト!ハイパーフォーム!』
そんな音が鳴ると、そのカードをドライバーに装填すると、横のレバーを引く。
『執行!』
その音声が鳴ると、カードが下に下がり、裁断されて行く。
そして、プログライズキーを押し込む。
『ジャスティスオーダー!』
その音声が鳴ると。
ジャッカル「クロックアップ。」
ジャッカルはそう言うと、クロックアップを発動して、害悪プレイヤー達を空に吹き飛ばす。
そのまま連続攻撃で空中に滞空させると。
カズマ「サンキュー!」
カズマがそう言うと、俺たちはデザイアドライバーのリボルブアンロックを押して、ドライバーのロックを外して、半回転させる。
『
そして、フィーバースロットレイズバックルを出して、デザイアドライバーのレイズバックルが装填されていない方に装填する。
『
俺とカズマは、フィーバースロットレイズバックルのレバーを倒す。
スロットが回転して、俺は『MAGNUM』、カズマは『NINJA』に止まる。
『
『
『
『
俺はギーツ・フィーバーマグナムフォームに、カズマはタイクーン・フィーバーニンジャフォームに変身する。
そして、フィーバースロットを操作する。
『
俺たちは必殺技を放って、追い討ちをする。
すると。
参加者「くそっ!」
『ロケット!スーパー!』
『ロケットオン!』
コズミックステイツに変身した人が、バリズンソードにロケットスイッチスーパーを装填する。
すると、スーパーロケットの力で無理矢理脱出しそのまま逃亡する。
それを見たジャッカルは。
ジャッカル「このまま結界の外に追いやっても良いが、それでは芸がないな。」
そう呟くと、ディケイド・コンプリートフォームのカードを取り出す。
『ディケイド!コンプリートフォーム!』
そんな音が鳴ると、そのカードをドライバーに装填すると、横のレバーを引く。
『執行!』
その音声が鳴ると、カードが下に下がり、裁断されて行く。
そして、プログライズキーを押し込む。
『ジャスティスオーダー!』
そんな音声が鳴ると、ジャッカルはジャンプする。
ジャッカル「ハァァァァァ!」
参加者「うわぁぁぁぁ!?」
ジャッカルは、コンプリートフォームの強化ディメンションキックと激情態のディメンションキックが合わさったライダーキックを放ち、コズミックステイツの参加者を倒した。
参加者「うわぁぁぁぁぁ!!」
エンペラーフォームに変身した参加者が、ザンバットソード振り上げて襲ってくる中、俺たちはレイジングフォームに変身する。
ジャッカルも、ザンバットソードを装備する。
湊翔「ふっ!はっ!」
カズマ「おらっ!ハアッ!」
俺とカズマは、ジャッカルのサポートの元、それぞれが攻撃する。
ある程度攻撃すると、レイジングソードについてるレイズバックルを操作する。
『
その音声が鳴ると、そのバックルをデザイアドライバーに装填し、操作する。
『
『
『
俺たちはコマンドフォームに変身する。
俺がジェットモードで、カズマはキャノンフォームだ。
「「ハァァァァァ!」」
参加者「のわぁぁぁぁぁ!?」
俺たちは二人で交差する様に斬り捨て、撃破する。
それを見たウィザード・インフィニティースタイルは。
『チョーイイネ!フィニッシュストライク!』
『サイコー!』
インフィニティースタイルはインフィニティードラゴンになって、空に飛び上がる。
それを見た俺たちは。
湊翔「行くぞ!」
カズマ「ああ!」
『
『
『
『
俺たちはレーザーブーストフォームに変身して、俺は重力操作で、カズマは跳ねる様に追いかける。
参加者「させるか!」
それを阻止しようと、鎧武・極アームズに変身した参加者ぎ、大量にアームズウェポンを展開してくる。
それを見たジャッカルは。
ジャッカル「アイツらの邪魔はさせねぇよ。」
極アームズを止めようと、ジャッカルはコズミックステイツのカードを取り出す。
『フォーゼ!コズミックステイツ!』
そんな音が鳴ると、そのカードをドライバーに装填すると、横のレバーを引く。
『執行!』
その音声が鳴ると、カードが下に下がり、裁断されて行く。
そして、プログライズキーを押し込む。
『ジャスティスオーダー!』
その音声が鳴ると、バリズンソードが現れる。
俺たちは、必殺技を放つ。
『
『
『リミットブレイク!』
「「「ハァァァァァ!」」」
「「グワァァァァァ!?」」
俺たちは必殺技を発動して、同時に仕留めた。
残されたグランドジオウは。
参加者「俺は王になるんだ!全てを手に入れるんだ!」
と、とても王の威厳は無いような情けない台詞を言うと、平成ライダー20人を召喚して、逃げ出そうとする。
湊翔「待てっ!」
ジャッカル「おい。」
湊翔「うん?」
俺は追いかけようとする。
すると、ジャッカルに止められて、何かを渡される。
それは。
湊翔「ゼインドライバーのレイズックル!?」
ジャッカル「巻き込んだ分は返すさ。」
湊翔「分かった!」
ゼインドライバーのレイズバックルだった。
ジャッカルがそう言うと、俺はブーストレイズバックルと一緒にセットする。
カズマも、ブジンソードレイズバックルを取り出す。
『
『
『
その音声が鳴ると、俺の横にゼインのライダーズクレストとZEINの文字と、ブーストの絵柄が浮かぶ。
俺たちは操作する。
『
『
『ゼインライズ!』
『
『"
『
『
『
俺はギーツ・ゼインブーストフォームに、カズマはブジンソードに変身する。
すると、ジャッカルはゼインカードを読み込まずにプログライズキーを押し込む。
俺たちも、必殺技を放つ。
『ジャスティスパニッシュメント!』
『
『
「「「ハァァァァァ!」」」
俺たちはライダーキックを放ち、俺たちのライダーキックは壁となっていたライダー達を消し飛ばしながら、グランドジオウに命中する。
まるで、完全勝利を祝う様に爆発した。
それを見たチラミは。
チラミ「ありえない、ありえないわ………!」
そんな風にブツブツ呟いていた。
ジャマト達の方を見ると、トウカ達によって、軒並み倒されていた。
チラミ「ヒィィィィっ!?」
その事実に恐怖し、チラミは腰を抜かした。
すると。
チラミ「はっ!そうだわ。ヴィジョンドライバーには、ライダーをハッキングする機能がある。ギーツとタイクーンをを操って、その隙に逃げればいいじゃ無い!」
チラミはそんな風に企んだ。
ヴィジョンドライバーを装着すると。
アクア「ゴッドブロー!!」
チラミ「ひでぶ!?」
カリュブディスと共に姿を隠し潜んでいたアクアが飛び出して、ゴッドブローが綺麗に顎に命中した。
すると、チラミは吹き飛び、そのまま崩れ落ちた。
アクアとカリュブディスは、これを狙っていたのだ。
アクア「シャアッ!」
アクアがそんな風に言うと、俺たちは戸惑いつつも、アクアを褒めた。
あまり褒めすぎると、調子に乗るのでほどほどに。
その後、別世界のデザグラの運営がやってきた。
チラミは運営の指示で送り込まれた警備隊と異世界のジーン・ケケラ・キューンに連行されていき、向こうのジャマーガーデンで長い間タダ働きさせられるらしい。
ちなみに、ベロバは3人と一緒に運営にスカウトされたようだ。
ベロバ「えぇぇぇ!?嫌なんだけど!?」
キューン「ほら、行くよ。」
ベロバは、駄々を捏ねながらも、キューンに抱えられて、連れて帰られた。
ケケラ「やるじゃねぇか!俺の求める仮面ライダーみたいになってやがる!」
異世界のケケラがカズマを見て、そんな風に叫んでいた。
すると、異世界のジーンが口を開く。
ジーン「改めて、君たちにお礼と謝罪をしよう。迷惑をかけたね。」
リア「これからはどうするんだ?」
ジーン「これからは、サポーターの代表4人と、ゲームマスターのギロリでまた新しくデザグラを作り直す。」
ジーンがそう言うと、リアはそう聞く。
リアの質問に対して、ジーンはそんな風に答えた。
頑張ってくれよ。
ちなみにこの後、握手やサインなどを求められた。
ジーン曰く、仮面ライダー箱推しだからだそうだ。
その頃、離れた所では、ゼウスとジャッカルがいた。
すると、ジャッカルが口を開く。
ジャッカル「神が深く関わると、その人間の人生は大きく歪む。最後まで責任持たないと滅ぼすからな?」
ゼウス「当然だ。」
ジャッカルは、そんな風に脅しをかけると、ゼウスは真剣な表情で頷いた。
果たして、その意味とは。
そして別れの時が来た。
トウカ「別の世界に行くの?」
ジャッカル「まあな。あと、お前。」
湊翔「うん?」
ジャッカル「お前に預けたゼインドライバーのレイズバックル、返してくれ。」
湊翔「ああ。」
トウカがそう聞くと、ジャッカルはそう答える。
すると、ゼインドライバーのレイズバックルを返すように要求してくる。
俺は、ゼインドライバーのレイズバックルをジャッカルに返した。
ジャッカル「欲しければ自力で作れ。」
白夜「なるほどな。」
ジャッカル「今回の戦いで、ゼインとドレッドのデータは充分過ぎるほど集まったから、バックルは作れるだろうが、ドレッドは命を吸い取り、ゼインは精神を削るから手に入れても常用はせずに、万が一に備えろ。さもなければ、自分か仲間のどちらかが命を落とすからな。」
湊翔「あはは…………。」
ジャッカルは素っ気なくそう言う。
すると、そんな風に脅しのように忠告され、俺達は乾いた笑みを浮かべる。
俺は気になる事があり、ジャッカルに聞く。
湊翔「なあ、最後にいいか?」
ジャッカル「何だ?」
湊翔「なんで、ライダーが嫌いなのに俺達の所へ来てくれたんだ?」
去ろうとするジャッカルにそう聞くと、ジャッカルはそう聞く。
俺はそんな風に聞いた。
仮面ライダーが嫌いなら、放置するだろうからな。
すると、ジャッカルは口を開く。
ジャッカル「……………怪人になった俺を、最初に倒した弱くて運と頭しか取り柄がない、デバフ娘3人に好かれた最高のヒーローが愛した街があるからだ。アデュー。」
ジャッカルはそんな風に言うと、そのまま違う世界へと去っていった。
俺たちはジャッカルを無言で見送った。
その頃、ジャッカルの脳裏には、ボロボロの酒場に、緑色の瞳とマントの少年と、赤い魔法使いの少女と、水色の髪の宴会芸をする女性と、金髪の女性が居た。
その4人が楽しそうに笑いながら、自分の名前を呼ぶのを浮かべながら、ジャッカルは誰にも聞こえないように呟く。
ジャッカル「もう仲間がいるのに、割り込むのは野暮だよな。元気でやれよ………。」
ジャッカルはそう呟くと、そのまま何処かの異世界へと向かう。
ジャッカルの行く先は、彼自身にしか分からない。
今回はここまでです。
今回は、前回の話の続きです。
チラミが襲撃を仕掛けてきて、苦戦する湊翔達。
ジャッカルがゼインに変身して、倒す事ができました。
ゼインドライバーのレイズバックルも登場しましたが、ジャッカルに返却しました。
そして、次回から12巻の内容に入る予定です。
場合によっては、違う話をやるかもしれません。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。