この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第152話 幻想の覚醒

 人間に寄生するジャマトが確認された。

 それは、俺たちも経験した事が無かった。

 俺たちは、一夜を過ごした。

 すると。

 

拓巳「……………来たぞ。」

湊翔「拓巳!来たんだな。」

拓巳「ああ。今回は異常事態だ。俺も力を貸そう。」

白夜「助かるぜ。」

 

 俺たちのもとに、拓巳がやってきた。

 あの後、人間に寄生するジャマトの事を報告したら、拓巳を派遣すると連絡が来たのだ。

 それほど、ジャマトが人間に寄生するというのは、異常事態なのだ。

 ちなみに、ゆんゆんは、まずはダクネスと試練を受ける事になった。

 ダクネスがどうしてもと譲らなかったので、こちらが折れた。

 その後、カズマ達と合流した。

 狼菜は、アクセルハーツの手伝いをする事になっている。

 今日は、昨日に言っていた爆殺魔人もぐにんにんとやらの手がかりを見つける為に、紅魔の里にある謎施設とやらに向かう事になった。

 

トウカ「あれ?めぐみん、顔が赤くない?」

朱翼「そうですね。どうかしたんですか?」

めぐみん「な、何でもありませんよ!」

カズマ「拓巳も来たんだな。」

拓巳「ああ。今回の異常なジャマトの調査の為にな。」

アクア「ふ〜ん…………。」

 

 トウカと朱翼は、顔を赤くしているめぐみんにそう話しかけると、めぐみんはそう答える。

 カズマ、アクア、拓巳の3人はそんな風に話をしていた。

 そんな中、俺、白夜、武劉は。

 

湊翔「なあ、今回のジャマト、どう思う?」

白夜「只事じゃないとは思うが…………。」

武劉「胸騒ぎがするな。昨日に倒したジャマトは、倒したと同時に極小サイズのポーンジャマトを倒せば、元に戻ったが……………。」

湊翔「寄生って事は、状況次第では…………。」

 

 俺たちはそう話す。

 その手の話では、寄生の進行次第では、助からない可能性もあるのだ。

 すると。

 

白夜「お前は無理すんな。」

武劉「ああ。俺たちも居る。それを忘れるな。」

湊翔「……………ありがとう。でも、俺、最近思う事があるんだ。」

白夜「あ?」

 

 白夜と武劉は、俺を案じたのか、そんな風に言ってくる。

 俺は2人に礼を言うと、ある事を言う。

 

湊翔「俺は…………創世の力を手に入れた。でもそれは、俺が人間じゃなくなるかもしれないって思った事があるんだ。」

白夜「お前……………。」

湊翔「分かってる。それは覚悟してるさ。ギーツIXの力を手に入れた時からな。」

武劉「……………。」

 

 俺は、白夜と武劉に対して、そんな事を打ち明ける。

 ブレイド・キングフォームしかり、鎧武・極アームズしかり、強大な力には、代償が存在する。

 世界の理を書き換える力なんて、人間に扱い切れるかどうかは、分からない。

 俺はそんな風に覚悟を決めていた。

 例え、人間でなくなったとしても、この世界を守ると。

 それを聞いて、白夜と武劉は、何とも言えない表情を浮かべていた。

 その後、その謎施設に向かった。

 

めぐみん「ここが謎施設です。以前は建物を見せただけで、内部までは見ませんでしたね。」

 

 めぐみんはそんな風に言う。

 外観はコンクリート製の巨大な建物で、以前にも案内された事がある。

 改めて見てみると……………。

 

アクア「カズマさんカズマさん。これって研究所よね?」

カズマ「研究所って奴だなぁ。」

めぐみん「研究所とは何ですか?たまに2人はおかしな事を口走りますね。」

 

 アクアとカズマの2人はそう言い、めぐみんは首を傾げる。

 それもその筈だ。

 俺は看板に書かれている文字を読む。

 

湊翔「ノイズ開発局ね…………。」

めぐみん「読めるのですか?」

 

 俺がそう呟くと、めぐみんはそう聞く。

 そりゃあ、日本語ですもん。

 それに、ノイズというのは、紅魔族を生み出した魔法技術大国だった筈だ。

 という事は、十中八九、迷惑なチート持ち日本人が建てた施設だろうな。

 すると、カズマが口を開く。

 

カズマ「おいアクア。爆殺魔人ってひょっとしなくてもチート持ち日本人の仕業だろ。」

白夜「確かに。そいつが爆殺魔人とやらを作って、紅魔族が名付けたんだろ。」

湊翔「ていうか、デストロイヤーといい、魔術師殺しといい、冬将軍といい、この世界の厄介事って、大体アクアのせいじゃね?」

アクア「何を言うのよ、アンタ達。私のせいじゃなくて、非常識な日本人のせいなんですけど。私は力を与えて送り出してあげただけ。それなのに、モンスターにおかしな名前を付けるわ、変な言葉や文化を流行らせたり、生態系も変えたりで、日本の人にはもう少し自重して欲しいんですけど。」

武劉「どう考えても、人選ミスだろ。」

 

 カズマ、白夜、俺がそう言うと、アクアは心外だと言わんがばかりにそう言う。

 いや、アクアの人選ミスだろ。

 まあ、ミツルギやリアはマシだが。

 ちなみに、拓巳は頭を抱えていた。

 

めぐみん「皆、よく分からない事言ってないで、とっとと中に入りますよ。様々なトラップがあるので、気を付けてくださいね。」

カズマ「それなら俺に任せとけ。こういう時のために取っておいた罠発見スキルが光る時だ。」

アクア「カズマさんってば、本当に、大活躍はしないけど、痒い所に手が届く人よね。」

カズマ「やかましいわ。」

朱翼「早くいきましょう。」

 

 めぐみんは呆れながらそう言うと、カズマとアクア、朱翼はそう言う。

 こういう時、様々な職業のスキルを覚えられる冒険者って、役に立つよな。

 俺達は中に入る事に。

 すると、めぐみんは口を開く。

 

めぐみん「まずは最初のトラップです。ドアが突然開くのですが、それは油断させる為の罠ですから気をつけて下さいね。親切そうに扉が開いたと思ったら、1泊おいて閉まるのです。」

 

 めぐみんはそんな風に言う。

 だが、俺たちはそれを見て、何とも言えない表情を浮かべる。

 ………そこにあったのは、ごく普通のガラス製自動ドアだった。

 めぐみんが杖の先でドア前をコンコンと突く中、俺たちは。

 

湊翔「なあ、これって自動ドアだよな?」

白夜「自動ドアだな。」

朱翼「まあ、異世界の人からしたら、物珍しいですから……………。」

武劉「そうだな。俺たちは当たり前に知っているからな。」

拓巳「自動ドアごときで警戒するなよ…………。」

 

 俺たちはそう話す。

 前世では当たり前の便利設備は、異世界人からしたら、トラップに見えるみたいだな。

 そうして、真剣な表情のめぐみんを先頭に、施設内へと入る。

 

《この先はクリーンルームです。防塵服に着替えて下さい。》

めぐみん「皆、聞きましたか?今の謎の声は警告なのです。この先に入るならボウジンフクなる装備を手に入れろ…………と。実はこの先の小部屋に入ると、猛烈な風が吹き出すのですよ。今でこそただの風が出るだけですが、昔は恐らく、ボウジンフクを持たない侵入者を食い止める為、毒が散布されていたとの推測が…………。」

 

 そんな音声が聞こえてくる中、めぐみんはそんな風に言う。

 いや、クリーンルームに埃とかを持ち込まない為のエアーシャワーだろ。

 

カズマ「多分、クリーンルームに埃を持ち込まないためなエアーシャワーだと思うよ。」

トウカ「そうなんだ…………。」

湊翔「まあ、毒は出ないし、大丈夫だろ。」

アクア「ねえ、皆。私、何だかめぐみんが可愛く思えてきたわ。この場にテレビがあったなら、きっといいリアクションを見せると思うの。」

拓巳「異世界人で遊ぶな。」

 

 そりゃあ、日本の施設だしな。

 やっぱり、地球では便利設備であっても、異世界では危険なトラップに見えるらしい。

 めぐみんが送風口から出てくる風を食い止めるべく、押さえていた。

 それを見て、アクアが目を輝かせると、拓巳はそう釘を刺す。

 クリーンルームの中へ入ると、ベルトコンベアーが並んでいて、大掛かりな機械が置かれていた。

 

トウカ「これは?」

めぐみん「アレこそは多くの被害者を出した恐るべきトラップです。この上に乗った者を内部に取り込み捕食する、凶悪な罠ですよ。今でこそ討伐されていますが、油断しないで下さい。」

 

 トウカがそう聞くと、めぐみんはそう答える。

 それは、何かの組み立て機の様だった。

 

カズマ「何かの組み立て機だと思うけど、壊しちゃったのか。」

アクア「『ゲームガール製造レーン』って書いてあるわよ。」

トウカ「要するに?」

湊翔「これで作ってたのは、玩具だ。」

武劉「何をしているんだ……………。」

 

 カズマとアクアは、そんな風に呟く。

 という事は、この設備を作った奴はゲームガールを再現しようとしたのだな。

 トウカが首を傾げる中、俺はそう言うと、武劉は呆れ気味にそう言う。

 本当に何やってんだよ、あのおっさんは。

 すると、めぐみんは口を開く。

 

めぐみん「皆、気を遣わなくても良いのですよ。私たちは人の手によって作られた、神の理に背く人造種族…………きっと、ご先祖様はここで作られたのでしょう……………。」

アクア「アクアさんの名において、ネタ種族の存在を許してあげるわよ?だって、紅魔族って面白いもの。」

めぐみん「ネタ種族呼ばわりはやめて下さい!」

 

 めぐみんがそんな風に寂しそうな目を向けながらそう言うと、アクアはそんな風に言う。

 すると。

 

カズマ「おい、皆!ガシャポンだ!こんな所にガシャポンがあるぞ!」

アクア「あら本当。中身は空だけど、ガシャポンね。」

湊翔「何でこんな所にあるんだ?」

 

 カズマが何かを発見した様で、俺たちはカズマの方へと向かう。

 そこには、ガシャポンの機械が置かれていた。

 懐かしいな。

 

めぐみん「皆は、その箱が何か知ってるのですか?」

白夜「ガシャポンだよ。硬貨を入れるとカプセルが出てきて、何かが当たるんだ。」

湊翔「懐かしいな……………。」

朱翼「なんか、時折やりたくなるんですよね。」

めぐみん「よく分かりませんが、子供向けの機械という事ですか。なら、紅魔族出生の秘密とは関係がなさそうですね。」

 

 めぐみんがそう聞くと、俺たちはそう答える。

 ランダム要素というのが、ワクワクするんだよな。

 それがガシャポンの醍醐味なんだが。

 すると、武劉が固まった。

 

拓巳「どうした?」

武劉「…………ちょっと待て。『期間限定、紅魔族改造権入り』って書いてあるぞ。」

湊翔「え?……………本当だな。『一等、試作型プレイステーション。二等、ゲームボーイカラー。三等、紅魔族改造権』って書いてあるな。」

カズマ「…………おいこら、何やってんだ。」

 

 拓巳がそう聞くと、武劉はそんな風に言う。

 よく見てみると、そんな事が書いてあったのだ。

 そんな軽いノリで改造を受けてたの?

 すると、めぐみんはその文字の部分を削りだす。

 

めぐみん「…………皆は何も見なかった。良いですね?」

トウカ「良くないでしょ……………。」

湊翔「何やってんだ………………。」

カズマ「お前、紅魔族の過去を隠滅するなよ……………。」

 

 めぐみんはそんな風に言い、俺たちはそう言う。

 その後、施設内を探索したが、爆殺魔人とやらの手がかりは見つからなかった。

 俺たちは、研究施設を後にする事に。

 

カズマ「分かった事といえば、めぐみんのご先祖様がガシャポンから出てきた事くらいか…………。」

めぐみん「待ってください。その言い方は語弊を招きます。せめて改造権が出てきたと、ちゃんと言い直してくださいよ。」

 

 カズマがそう言うと、めぐみんはそんな風に言う。

 それを聞いていた俺たちは。

 

湊翔「ガシャポンをやる様な軽いノリで、紅魔族が生まれてたのかよ…………。」

トウカ「軽すぎるでしょ…………。」

白夜「だな。」

朱翼「これは…………。」

武劉「はぁ…………。」

拓巳「……………。」

 

 俺たちはそう話す。

 まさか、ガシャポンをやる様な軽いノリで改造が行われていたというのには、何とも言えないリアクションをとった。

 拓巳に至っては、頭を抱えていた。

 俺たちが戻ろうとすると。

 

ジャマト「ジャ〜!」

湊翔「ジャマト!?」

 

 俺たちの周りにジャマトが現れて、取り囲まれる。

 すると。

 

???「やあ、久しぶりだね。」

カズマ「お前は…………!?」

湊翔「石井樹…………!」

 

 そんな声が聞こえてきて、俺たちはそんな風に言う。

 そこに居たのは、石井樹だった。

 

拓巳「やはり…………アルキメデルが持っていたジャマト栽培の技術を受け継いでいたか!」

樹「黒石拓巳も来ていたか…………。そうさ。僕はこの世界を支配する。」

湊翔「は?」

 

 拓巳はそんな風に言う。

 それを見た石井樹はそんな風に言う。

 すると、顔に何かの模様が走る。

 そこから、石井樹の姿が変わっていく。

 その見た目は、マーレラという約5億年前の古生代カンブリア紀に生息していた節足動物に似ており、三葉虫や枯れた植物を思わせる見た目になっていた。

 

カズマ「おいおい…………⁉︎」

アクア「嘘っ⁉︎」

湊翔「自分からジャマトになったのか………⁉︎」

白夜「何だと…………⁉︎」

樹「そうさ。僕がこの世界のジャマ神となるのさ。全人類の記憶を宿してね…………。行け。」

拓巳「来るぞ!」

 

 俺たちは驚愕した。

 ジャマトが脱落者のIDコアの情報を元に、学習していくのは察していたが、まさか、人間がジャマトに変貌するというのは、完全な想定外だ。

 石井樹はそう言うと、ポーンジャマトをけしかける。

 俺たちはすぐに変身をする。

 

MARK(マーク) (ナイン)

LIGHTNING(ライトニング) TEMPEST(テンペスト)

 

 その音声と共に、ブーストマークIXレイズバックルとライジングテンペストレイズバックルを分離すると、俺たちはそれぞれのレイズバックルを装填する。

 

SET(セット) IGNITION(イグニッション)

SET(セット) AVENGE(アベンジ)

SET(セット)

SET(セット) STERNLY(スタンリィ)

SET(セット) COMBINE(コンバイン)

SET(セット) FEVER(フィーバー)

GAZER(ゲイザー) ZERO(ゼロ),SIGN IN(サインイン)

 

 それぞれの音声が鳴る中、俺たちは叫んだ。

 

『変身!』

 

 そう叫ぶと同時に、俺と白夜はデザイアドライバーのリボルブアンロックを押して、ドライバーのロックを外して、半回転させる。

 

REVOLVE(リボルブ) ON(オン)

 

 その音声が鳴るとバックルが展開して、俺の方は九尾の狐の様な形状に、白夜の方は虎の様な形状になる。

 そして、それぞれがレイズバックルを操作したり、拓巳はカードをドライバーにスキャンする。

 

GENERATE(ジェネレート)

DYNAMITE(ダイナマイト) BOOST(ブースト)

GEATS(ギーツ) IX(ナイン)

BLACK(ブラック) GENERAL(ジェネラル)

BUJIN(ブジン) SWORD(ソード)

GREEN(グリーン) FEMALE(フィーメイル) SOLDIER(ソルジャー)

VALKYRIE(ワルキューレ) SWORD(ソード)

VOLTEC(ボルテック) LIGHTNING(ライトニング)

RAIKOU(ライコウ) RISING(ライジング)

HIT(ヒット) FEVER(フィーバー) BEAT(ビート)

HAMELN(ハーメルン)

BORRELOAD(ヴァレルロード)

REDAY(レディ) FIGHT(ファイト)

CONTROL(コントロール) WITH(ウィズ) ABSOLUTE(アブソリュート) POWER(パワー), GAZER(ゲイザー) ZERO(ゼロ)

 

 俺はギーツIX、カズマはタイクーン・ブジンソード、トウカはラウンズ・ワルキューレソード、白夜はライコウ・ライジングフォーム、朱翼はスワン・ハーメルンフォーム、武劉はダイル・ヴァレルロード、めぐみんはナーゴ・フィーバービートフォーム、拓巳はゲイザーゼロに変身する。

 俺たちは、ジャマトと応戦していく。

 

湊翔「ふっ!はっ!」

 

 俺はギーツバスターQB9で銃撃をしていく。

 

カズマ「オラっ!ハァァァァァ!」

 

 カズマは、ジャマトの攻撃を躱しつつ、武刃で攻撃していく。

 

トウカ「ハァァァァァ!はっ!」

白夜「おらっ!ハァァァァァ!」

 

 トウカと白夜は、斬撃と雷と風を纏った格闘戦を行なっていく。

 

朱翼「ふっ!はっ!」

武劉「はっ!ハァァァァァ!」

 

 朱翼は、ハーメルンソードで攻撃をしていき、武劉は格闘戦を行なっていく。

 

めぐみん「ハァァァァァ!」

 

 めぐみんはビートアックスで音波攻撃を行っていく。

 

拓巳「ふっ!はっ!」

 

 拓巳は、的確にジャマトの攻撃を躱して、カウンターを決めていく。

 すると。

 

樹「それが君の新たな力か………!」

湊翔「っ⁉︎」

 

 石井樹はそう言って、俺に襲いかかってくる。

 

湊翔「ふっ!ハァァァァァ!」

樹「はっ!」

 

 俺は樹と戦っていく。

 俺はギーツバスターQB9で攻撃する中、樹は光弾を発射したりしてくる。

 

湊翔「ふっ!はっ!」

 

RAILGUN(レールガン)

 

 樹の光弾を避けると、俺はギーツバスターQB9で斬撃すると同時に、銃撃をする。

 ブレードモードでも、威力は下がるとはいえ、銃撃を行う事が出来るのだ。

 そして、レールガンモードにして、銃撃する。

 

樹「フフフフ…………!」

 

 レールガンモードの銃撃を受けて倒れる中、樹はそう笑うと、突然、地面に体が半分埋まる。

 それだけでなく、地面を泳ぐ様に移動していく。

 

湊翔「なっ⁉︎」

樹「これも僕の能力さ。」

 

 俺が驚く中、樹はそんな風に言う。

 樹が攻撃してくると、俺は創世の力で青い板の様な物を生み出して、その上に乗る。

 すると、樹はカズマの方へと向かう。

 

樹「はっ!」

カズマ「のわっ⁉︎」

 

 樹はカズマに不意打ちの攻撃をする。

 カズマが少しだけよろける中、樹はカズマに話しかける。

 

樹「君には大きすぎる借りがあるからね。返させてもらうよ。」

カズマ「お前、どんだけ俺に頭を踏まれた事を根に持ってんだよ‼︎」

 

 樹がそんな風に言うと、カズマはそう叫ぶ。

 樹とカズマが応戦していると。

 

???「はっ!」

カズマ「またかよ⁉︎」

めぐみん「カズマ⁉︎」

 

 再び、背後から攻撃が飛んできて、カズマは攻撃を受ける。

 すると、そこには。

 

ベロバ「は〜い。久しぶり。」

Sケケラ「よっ!」

トウカ「ベロバ、シャドウケケラ!」

白夜「そんなに久しぶりでもねぇだろ!」

 

 プレミアム形態になっていたベロバとシャドウケケラの2人がいた。

 トウカと白夜は、そんな風に叫ぶ。

 

樹「手出しするなって言わなかったかい?」

Sケケラ「いや、言ってないな。」

ベロバ「別に、アンタの手助けをしに来たわけじゃないわよ。用があるのは、タイクーンとナーゴだけよ!」

 

 樹がそんな風に言うと、シャドウケケラとベロバはそんな風に言う。

 すると、シャドウケケラとベロバは、レーザーレイズライザーを操作する。

 

CRASH(クラッシュ) MODE(モード)

LASER(レーザー) CRASH(クラッシュ)

 

 その音声が鳴ると、銃口から緑色と紫の正方形のプレートが二枚ずつ出現する。

 そのプレートがカズマ、めぐみん、シャドウケケラ、ベロバを包み込むと、どこかへと転送される。

 

白夜「カズマ!めぐみん!」

アクア「嘘っ⁉︎どこ行ったのよ⁉︎」

拓巳「落ち着け!転送されただけだ!」

樹「そうかい…………まあ、僕は依頼を果たすとするか。」

トウカ「依頼?」

 

 俺たちが慌てる中、拓巳はそう言う。

 運営側だから、そこら辺は把握してそうだしな。

 すると、樹はそう言う。

 気になるが、まずはジャマトだ。

 俺たちは、ジャマトと応戦していく。

 その頃、別の場所に転送されたカズマとめぐみんは。

 

カズマ「めぐみん、大丈夫か?」

めぐみん「は、はい…………!」

 

 カズマはめぐみんにそう話しかける。

 すると。

 

Sケケラ「よお、お前ら。」

ベロバ「アンタ達には、色々と邪魔してくれたからね。ここでその借りを返させてもらうわよ。」

 

 シャドウケケラとベロバはそんな風に言うと、ポーンジャマトを出して、カズマ達に襲わせる。

 シャドウケケラとベロバも、カズマとめぐみんと応戦する。

 

カズマ「ふっ!はっ!」

Sケケラ「おらっ!ハアッ!」

 

 カズマは武刃で攻撃する中、シャドウケケラはカエルの様に飛びながら、舌を使ったトリッキーに戦っていく。

 

Sケケラ「へっ!やるじゃねぇか。だが、相方の方はどうかな?」

カズマ「あっ?…………っ!」

 

 カズマと互角に戦っていたシャドウケケラは、そんな風に言う。

 すると、ある方向に視線が向く。

 そこには。

 

ベロバ「ハァァァァァ!」

めぐみん「くっ⁉︎」

 

 ベロバがめぐみんを圧倒している姿があった。

 フィーバービートフォームといっても、プレミアムベロバには苦戦していた。

 

カズマ「めぐみん!このっ!」

Sケケラ「行かせねぇよ!」

 

 カズマはめぐみんに加勢しようとするが、シャドウケケラが妨害する。

 一方、めぐみんは。

 

めぐみん「くっ…………!」

ベロバ「フィーバーフォームで、プレミアムの力に勝てるとでも思ってるの?」

 

 めぐみんが倒れる中、ベロバはそんな風に言う。

 すると。

 

ベロバ「ナーゴ。アンタは、爆裂魔法を使ってるわよね。」

めぐみん「今更なんですか?」

ベロバ「いやね。本来、あなた達紅魔族は、魔法のエキスパート。生まれつき高い魔力を持ち、ほとんどがアークウィザードとしての素質を持っている。でも…………アンタは違う。上級魔法を使わずに、爆裂魔法だなんてネタ魔法を使う!アンタは、紅魔族の欠陥品なのよ!」

 

 ベロバはそんな風に言う。

 めぐみんが首を傾げる中、ベロバはそう罵っていく。

 爆裂魔法というネタ魔法しか使えないという事を。

 

めぐみん「はっ…………⁉︎」

ベロバ「現にそうじゃない。あなたはたった1人では戦えていないじゃない。他の紅魔族が、たった1人でも戦えているというのに!アハハハハ!アンタはお荷物なのよ!」

めぐみん「っ!」

 

 めぐみんはそんな反応をする中、ベロバは容赦なく、めぐみんの心を折ろうとする。

 不幸を味わう為に。

 すると。

 

カズマ「めぐみん!」

めぐみん「っ!」

カズマ「お前の爆裂魔法にかける思いは、そんなもんなのか⁉︎お前は何の為に、爆裂魔法を習得したんだ!」

Sケケラ「邪魔すんじゃねぇよ!」

 

 カズマはめぐみんに対して、そんな風に叫ぶ。

 シャドウケケラが妨害する中、めぐみんは……………。

 

めぐみん「……………ふふっ。あなたって人は…………。」

ベロバ「あ?」

めぐみん「…………私だって、時折考えた事もありますよ。爆裂魔法を使い続ける事が、本当にそれで良いのかと。でも…………カズマは、そんな私の背中を押してくれたんです。」

 

 めぐみんは、カズマの言葉を聞いて、苦笑した様にそう言う。

 ベロバが訝しげにする中、めぐみんはそう語っていく。

 それは、かつて、石井樹との初邂逅の際に、心を折られ、爆裂魔法を封印しようと考えた。

 だが、カズマに上級魔法を覚えさせてもらおうとした際、カズマは爆裂魔法の威力向上にスキルポイントを注ぎ込んだ。

 それを思い出しためぐみんは。

 

めぐみん「あなたの言葉は、かつての私なら効いたでしょうね。でも、私はもう迷いません!たとえ、他の紅魔族の人たちにバカにされようとも、私は私の道を突き進みます!」

ベロバ「……………そういう所が、癪に触って気に入らないのよ!!」

 

 めぐみんはそんな風に叫ぶ。

 たとえ、他の人たちにバカにされようとも、己の信じる道を突き進むと。

 それを聞いたベロバは、そんな風に叫ぶと、レーザーレイズライザーで銃撃する。

 すると、めぐみんの前に光が現れて、めぐみんを守る。

 

めぐみん「これは…………?」

カズマ「あ?」

Sケケラ「何だ?」

ベロバ「は?」

 

 それには、全員が困惑する中、めぐみんはその光に手を伸ばす。

 光を掴むと、めぐみんの手には、魔法陣の意匠が施されたレイズバックルが現れた。

 

めぐみん「これは…………!」

 

 めぐみんがそれを見て、そんな風に反応する。

 それと同時に、フィーバースロットとビートを抜き、新たなレイズバックル…………ファンタジーレイズバックルを装填する。

 

SET(セット)

 

 その音声が鳴ると、めぐみんの周囲に剣が突き刺さり、背後には魔法陣が現れ、右横には、魔法陣の絵と英語でFANTASYという文字が現れる。

 待機音が鳴る中、めぐみんは口を開く。

 

めぐみん「変身。」

 

 そう言って、レイズバックルを操作する。

 

FANTASY(ファンタジー)

 

 その音声が鳴ると同時に、アーマーが生成されて、めぐみんに装着される。

 めぐみんは、仮面ライダーナーゴの最強フォームである、ファンタジーフォームに変身する。

 

ベロバ「何よそれ…………⁉︎」

めぐみん「…………紅魔族は、売られた喧嘩は買う主義です。相手してあげますよ!もう誰も、不幸にはさせない為にも!」

 

REDAY(レディ) FIGHT(ファイト)

 

 ベロバが驚く中、めぐみんはそんな風に叫ぶ。

 それと同時に、そんな音声が鳴り響く。

 その頃、俺たちは。

 

湊翔「ふっ!はっ!」

トウカ「ハアッ!はっ!」

白夜「ふっ!はっ!」

朱翼「ハァァァァァ!はっ!」

武劉「ふっ!はっ!」

拓巳「はっ!はあっ!」

樹「ふっ!はっ!」

 

 俺たちは、石井樹とジャマトと応戦していた。

 

樹「なかなかやるねぇ…………だけど、君たちは、残酷な現実を知る事になる。」

湊翔「何?」

 

 俺たちが戦う中、石井樹は意味深気味にそんな風に言う。

 俺が首を傾げていると。

 

武劉「一気に決める!」

 

 武劉はそう言うと、レイズバックルを操作する。

 

BORREL(ヴァレル) STRIKE(ストライク)

 

武劉「ハァァァァァ!」

 

 武劉は必殺技を発動すると、それを受けた五体くらいのポーンジャマトは、倒れる。

 すると。

 

武劉「何?極小サイズのポーンジャマトが現れない?」

 

 武劉は、そんな風に呟く。

 昨日戦ったジャマトは、倒すと極小サイズのポーンジャマトが現れ、そいつを倒すと元に戻った。

 だが、今回は現れなかった。

 すると。

 

紅魔族「うっ⁉︎うわぁぁぁぁ⁉︎」

湊翔「っ⁉︎」

 

 そんな悲鳴が聞こえてきて、俺たちが悲鳴がした方を向くと、そこには、苦しそうな表情を浮かべる紅魔族の姿が複数あった。

 すると、植物の蔦の様な模様が顔に浮かぶと、そのまま地面に吸い込まれていく。

 

白夜「あっ⁉︎」

朱翼「えっ⁉︎」

トウカ「人が…………⁉︎」

湊翔「地面に…………⁉︎」

武劉「何…………⁉︎」

拓巳「貴様…………!これはどういう事だ⁉︎」

 

 俺たちは、驚愕の表情を浮かべる。

 昨日のジャマトとは違うのだ。

 人に寄生したタイプであるのは間違いないが。

 すると。

 

樹「フフフフ…………!君たちが倒したのは、ステージ2のジャマトさ。」

湊翔「ステージ2…………⁉︎」

樹「そうさ。昨日、君たちが倒したのは、ステージ1。一体しか寄生しなかったから、倒しても、元に戻った。だけど、この紅魔族達は、複数のジャマトに寄生された。もう元には戻らないよ。」

拓巳「貴様……………!」

 

 石井樹はそんな風に嬉々として語っていく。

 やっぱり、寄生の段階が存在したのか。

 俺たちの懸念が、最悪な形で確定してしまったのだ。

 

樹「本来なら、ギーツに倒させるつもりだったけど、まあいいか。凱装武劉。君は…………その紅魔族達の命を奪ったのさ‼︎」

武劉「俺が…………あの紅魔族達を…………⁉︎」

 

 石井樹は、そんな風に叫ぶ。

 それを聞いた武劉は、そんな風に呟く。

 元自衛隊として、人々を守るのが目的だったのだが、それが、人を殺めてしまった。

 それを聞いて、武劉は呆然としていた。

 すると。

 

拓巳「ふっ!ハァァァァァ!」

 

 拓巳はすぐに動き出し、残りのポーンジャマトを何処かへと転送した。

 

拓巳「……………俺がいる事を忘れるな。」

樹「流石は、サブゲームマスター。まあ、今回は目的はある程度達成したしね。お暇するよ。」

 

 拓巳がそう言う中、樹はそう言うと、地面の中に潜り、そのまま何処かへと去っていく。

 俺たちの空気は、かなり重たくなっていた。

 その頃、めぐみんとベロバは。

 

ベロバ「ふっ!」

めぐみん「フッ!ハァァァァァ!」

 

 ベロバがレーザーレイズライザーで銃撃すると、めぐみんの足元に魔法陣が現れ、めぐみんがジャンプすると、両手に剣が現れ、それを鉤爪の様にして攻撃する。

 そこから応戦するが、めぐみんは腕を掴まれる。

 レーザーレイズライザーで銃撃されそうになると。

 

ベロバ「消えた⁉︎」

 

 めぐみんの姿が突然消えて、ベロバはそう驚く。

 すると、ベロバの背後にめぐみんが現れると。

 

めぐみん「ハァァァァァ!」

 

 めぐみんはキックを入れる。

 ファンタジーフォームには、幻想を増幅して、具現化する能力がある。

 その為、光のサーベルを生み出して、攻撃する事が出来る。

 更に、先ほどの透過能力は、本来の仮面ライダーナーゴの変身者である鞍馬祢音も使える能力だ。

 ただし、祢音とめぐみんでは、透過能力を使えるのには、少し理由が異なる。

 祢音は、鞍馬あかりを失った鞍馬光聖が、デザグラの運営と手を結ぶ事で、創世の女神の力で生まれた存在。

 めぐみんの場合は、祖先が改造人間である紅魔族である為、神の理から外れた存在である人造種族。

 その為、鞍馬祢音とは別ベクトルで、攻撃の透過能力を手に入れたのだ。

 

めぐみん「ハァァァァァ!エクスプロージョン!」

ベロバ「くっ⁉︎」

 

 めぐみんが爆裂魔法を発動すると、ベロバがダメージを受ける。

 ファンタジーフォームの力で、爆裂魔法の威力のコントロールや範囲も自由自在に行う事が出来る様になったのだ。

 めぐみんのファンタジーフォームの力に、ベロバは苦戦していた。

 

ベロバ「ハッピーエンドなんて、誰も望んでないのよ‼︎」

 

 ベロバがそう叫ぶと、攻撃しようとする。

 だが、めぐみんからお返しの攻撃を受ける。

 

めぐみん「あなたが何を考えているのかは知りません。ですが…………この世界は、あなたのものじゃありません!」

 

 めぐみんはそう叫ぶ。

 そこから、めぐみんはベロバに攻撃をしていく。

 めぐみんは、ファンタジーフォームの力を使いこなしており、たとえ、ベロバが防御しようとしても、透過能力を使って、攻撃を当てる。

 ベロバが銃撃すると、めぐみんはサーベルを使って、バリアを形成する。

 すると、めぐみんはレイズバックルを操作する。

 

めぐみん「ふっ!ハァァァァァ!」

 

 めぐみんはベロバの足元に魔法陣を出し、ベロバの身動きを止めると、サーベルを爪型にして、攻撃をする。

 そこから、猛攻をしていき、ベロバに踵落としを決める。

 ベロバから距離を取ると。

 

FANTASY(ファンタジー) STRIKE(ストライク)

 

めぐみん「エクスプロージョンキック‼︎」

 

 そんな音声が鳴ると同時に、二本の尻尾の様な青いオーラを纏いつつ、足元に爆裂魔法のエネルギーを集約する。

 そのライダーキックをベロバにする。

 

ベロバ「うわぁぁぁぁぁぁ⁉︎」

 

 それを受けたベロバは、大爆発をする。

 めぐみんが着地する中、ベロバは強制変身解除すると、負傷した状態で現れる。

 

ベロバ「覚えてなさい…………!」

 

 ベロバはそんな捨て台詞を吐くと、撤退していく。

 それを見ていたシャドウケケラは。

 

Sケケラ「こんな展開になっちまうとはな。笑えねぇぜ。」

カズマ「おい⁉︎」

 

 シャドウケケラはそう言うと、そのまま撤退する。

 カズマはシャドウケケラを追おうとするが、すぐに諦めて、めぐみんの方に向かう。

 

カズマ「やったな。お前にお似合いの力だな。」

めぐみん「ありがとうございます。」

 

 カズマとめぐみんは、そんな風に話す。

 その後、何とか俺たちと合流した。

 

カズマ「皆!無事だったか!」

湊翔「ああ…………俺たちはな。」

めぐみん「どういう事ですか?」

 

 カズマとめぐみんが合流すると、俺はそう答える。

 めぐみんがそう聞くと、俺たちは理由を説明する。

 倒したジャマトが、ステージ2のジャマトであり、一度倒されると、地面に消えてしまうという事を。

 

カズマ「マジかよ…………⁉︎」

めぐみん「じゃあ、そのジャマトにされた人たちは…………⁉︎」

湊翔「分からない…………。」

トウカ「拓巳が、まだ生き残ってたジャマトを捕獲して、どうにか分離できないか調べてるらしいわ。」

武劉「………………。」

 

 カズマとめぐみんは、驚愕の表情を浮かべる。

 拓巳はこの場にはおらず、デザイア神殿の方に戻り、どうにか出来ないか調べているとの事だ。

 ただ、武劉は思うところがあったのか、黙り込んでいた。

 こうして、めぐみんが新たな力を手に入れた一方、石井樹にいい様に翻弄されてしまった俺たちだった…………。

 その頃、負傷したベロバは。

 

ベロバ「ちょっとくらい若いからって、いい気になるんじゃないわよ…………‼︎」

 

 ベロバはそんな風に呟きながら、どこかの街の路地を歩いていた。

 すると、そんなベロバの前に、ある人物が現れる。

 そこに居たのは…………。

 

ベロバ「闘轟…………⁉︎」

闘轟「…………どうだ?自分の不幸の味は。」

ベロバ「何の事…………?」

 

 そこに居たのは、牛島闘轟だった。

 ベロバが地面に座り込んでいる中、闘轟はそんな風に言う。

 ベロバが首を傾げると。

 

闘轟「…………誰よりもお前が不幸に見えているのは、俺だけか?」

ベロバ「この私が不幸…………⁉︎」

 

 闘轟がそんな風に言うと、ベロバはそんな風に言う。

 近くに捨てられていた鏡には、負傷したベロバの姿が映っていた。

 すると、信じられない物を見たと言わんがばかりに、首を横に振る。

 

ベロバ「ありえない…………!ありえない!ありえない!ありえない‼︎

 

 ベロバは錯乱するかのようにそんな風に叫ぶと、近くに置いてあった石で鏡を破壊する。

 そんなベロバの姿を見て、闘轟はそのまま何処かへと去っていった。




今回はここまでです。
今回は、石井樹の計略が動きました。
ジャマトにされてしまった紅魔族を殺めてしまった武劉。
その心境とは。
そんな中、めぐみんが、ファンタジーフォームの力を手に入れました。
めぐみんは、祢音とは別ベクトルで透過能力を手に入れました。
次回は、樹との戦いになる予定です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
この小説の物語もクライマックスに向かってきていますね。
今後の展開について、リクエストがあれば、活動報告から承っております。
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