俺たちは様々な決意を決め、魔王軍幹部セレスディナやギャング達と戦いをする事に。
俺たちは、セレスディナがいる場所に向かう。
ギャングの方には武劉、父さん、母さんが向かって、トウカはファイアの方に向かっていた。
セレスディナの周囲には、傀儡化された冒険者達がいた。
湊翔「よお、魔王軍幹部。」
セレスディナ「あ?なんだお前ら。何の用だよ。」
湊翔「何の用かって?決まってるだろ。お前の好き勝手にはさせない。」
カズマ「お前、俺らが何も出来ないからって、好き勝手にやってくれたよな。そのお返しをしに来たんだよ。」
セレスディナ「はっ!お前らに出来るとでも?分かってんだよ!お前らには何も出来ないってな!」
俺がそんな風に話しかけると、もうバレたと悟ったのか、チンピラの本性を隠さずにいた。
俺とカズマがそう言うと、セレスディナはそう言う。
実際、セレスディナを殺すと、周囲に呪いをばら撒かれるからな。
それでたかを括ってるんだろう。
すると。
白夜「なら、俺たちが傀儡化した冒険者達を抑えるだけだ。」
朱翼「行きましょう!」
めぐみん「そいつの相手は、二人に譲ります!」
ダクネス「アクアの分も含めて、やれ!」
白夜達はそう言うと、変身した状態で、冒険者達を抑えに向かう。
それぞれの最強フォームで。
カズマ「頼んだぞ!」
湊翔「どうする?お前自らが戦うか?」
セレスディナ「ふっ!あいつに言われて、新たな傀儡を増やしておいて正解だったな!」
カズマがそう言う中、俺がそう聞くと、セレスディナはそう答える。
すると、一人の男が目の前に現れる。
カズマ「桜井要⁉︎」
湊翔「あいつもセレスディナの傀儡にされてるのか⁉︎」
要「……………。」
俺とカズマはそう叫ぶ。
目の前に現れたのは、目から光が消え、虚な状態になった桜井要だった。
セレスディナの傀儡にされたのか。
すると、桜井要は、ブジンソードバックルを取り出すと、ドライバーに装填する。
『
その音声が鳴ると、要は口を開く。
要「……………変身。」
そう言うと、ブジンソードバックルを操作する。
『
『
『
その音声が鳴ると同時に、要はブラックタイクーン・ブジンソードに変身する。
それを見たカズマは。
カズマ「湊翔、セレスディナの傀儡の能力の解除は、お前に任せるわ。」
湊翔「カズマ?」
カズマ「良い加減、こいつとは決着をつけないといけない気がするからな。」
カズマは真面目な表情でそんな風に言う。
確かに、要とカズマは、色んな意味で因縁があるからな。
湊翔「分かった。頼んだぞ。」
カズマ「おう。」
俺がそう言うと、カズマは桜井要と向き合う。
カズマ「そういや、お前とは良い加減、決着をつけないといけないよな。カズマさんが相手してやるよ。」
カズマはそう言うと、ブジンソードバックルを取り出して、デザイアドライバーに装填する。
『
その音声が鳴ると、カズマは握り拳で胸を2回叩き、変身ポーズを取りつつ、口を開く。
カズマ「変身!
そう言うと、ブジンソードバックルを操作する。
『
『
『
その音声と共に、カズマもタイクーン・ブジンソードに変身する。
カズマ「ハァァァァァ!」
要「っ!」
カズマと要は、武刃を抜刀しつつ、お互いにぶつかり合う。
俺は、セレスディナと向き合う。
湊翔「まずは…………冒険者達を助ける。お前の傀儡から解放してな。」
セレスディナ「はっ!やれるもんならやってみろよ!」
俺がそう言うと、セレスディナは嘲笑うかの様にそう言う。
俺はそれを聞くと、デザイアドライバーを取り出して、装着し、ブーストマークIXレイズバックルを取り出して、分離させる。
『
その音声が鳴ると、俺は分離した二つのレイズバックルをドライバーに装填する。
『
その音声が鳴ると、ファンファーレの様な音が鳴り響き、円盤状のエフェクトが登場し、俺はその円盤の取っ手を捻って、蓋を開く。
すると、BOOST MARKIXというロゴが現れると、それを右に動かす。
それと同時に、後ろに機械的な円盤が現れて、狐型のロボットであるレジェンドキュウビが現れる。
俺は顔の横でフィンガースナップを行う。
湊翔「変身!」
俺はそう言うと、デザイアドライバーのリボルブアンロックを押して、ドライバーのロックを外して、半回転させる。
『
その音声が鳴るとバックルが展開して、九尾の狐の様な形状になる。
そのまま、ブーストスロットルレバーを引くとバックルに造型された9つの尾から青白い炎が噴き出てくる。
『
その音声が鳴ると、俺はエントリーレイズフォームに変身する。
そこから、レジェンドキュウビが駆け上っていき、九つの柱が並び立っていく。
BOOST MARKⅨのロゴは一旦ブーストフォームマークⅢの上半身アーマーに変化し、すぐさま下半身に移動して、変形する。
レジェンドキュウビの方は上半身のアーマーとマスクに変化し、光の柱達がねじるように俺を囲むと同時にアーマーが装着される。
『
その音声が鳴ると同時に、目が開かれるように複眼が現れる。
俺はギーツの最強フォームであるギーツIXに変身する。
すると、地面から現れたエネルギーがギーツテールナインを形成、背面に装着されて変身を完了する。
『
その音声が鳴る。
さて、どうにかして、傀儡化を解除しないとな。
一方、武劉と父さんと母さんは。
武劉「お二人とも、気を付けてください。相手はジャマトの力が宿った仮面ライダーです。」
聡介「心配してくれてありがとうな。」
朱美「でも、私たちとしても許せないのよね。大切な息子を苦しめてたんだから。それに気づかなかった私たちも含めて。」
武劉はそんな風に話しかけると、父さんと母さんはそう答える。
その表情は真面目だった。
父さんと母さんとしても、俺が苦しんでいることに気づけなかった事を悔やんでいた様だ。
それを聞いた武劉は、何も言わずに歩いていく。
しばらくすると。
大介「時は来た!これから、アクセルの街に向かい、俺たちがアクセルの街を奪い取る!」
礼一「アクセルの街を俺たちの物にしたら、何でも好きな事をしていい!」
大介「欲しい物は力尽くで奪い取れ!女を好きなだけ犯せ!」
ギャング達「うぉぉぉぉ!」
大介と礼一の二人は、ギャング達にそう叫ぶ。
アクセルの街に住む人たちを自分たちの自由にできると聞いて、盛り上がっていた。
すると。
武劉「お前らだな。ギャング共。」
そこに、武劉と父さんと母さんが乗り込んでくる。
武劉の手には、見張りのギャングの姿があり、倒してきたのだ。
大介「あ?何だお前ら?」
聡介「どうやら、知らないみたいだな。」
朱美「私たちは…………あなた達が苦しめた桐ヶ谷湊翔の親よ!」
大介がそんな風に言うと、聡介はそう呟き、朱美はそう叫ぶ。
すると。
礼一「ヘぇ〜…………この世界に来ていたんですね。彼の両親が。」
大介「あの金蔓の親か!色々と世話になってるよ、あの金蔓にはな!」
礼一がそう呟くと、大介はそう叫ぶ。
すると、それを聞いた父さんと母さんは口を開く。
聡介「今…………何と?私たちの息子が金蔓?」
大介「おうよ。アイツは何でも出来るからな!ちょっとボコボコにすれば、金が手に入るし、俺たちの宿題をやってくれる!便利な奴隷だよ!あははは‼︎」
父さんがトーンを低くした声でそう聞くと、大介は嬉々としてそんな風に語っていく。
だが、大介は気づいていなかった。
その言動が、父さんと母さんの逆鱗に触れるのには十分すぎた事を。
朱美「ふざけないで!私たちの息子は…………あなた達を満足させる為に生まれたんじゃない!あなた達の自己満足の為に…………私たちの自慢の息子を苦しめて……………‼︎」
礼一「そうですか。ですが、弱いアイツが悪いんですよ。あいつは搾取されるだけの存在ですしね。」
聡介「…………そうか。もう遠慮はいらないな。武劉君。あの二人は私たちに任せて、君は残りのギャングを倒してくれ。」
武劉「……………はい。」
母さんはそんな風に叫ぶ。
その声には、俺を苦しめた二人への怒り、俺が苦しんでいる事に気づけなかった自分への苛立ちが込められていた。
だが、それを聞いてもなお、礼一はそう吐き捨てた。
それを聞いた父さんは、武劉にそう言うと、武劉は他のギャングの方へと向かう。
父さんと母さんが大介と礼一の方に向かうと。
礼一「やる気みたいですね。」
大介「そうだな。なら、お前らをボッコボコにして、あいつの心を折って、また奴隷としてこき使ってやるよ!」
それを見た礼一がそう言うと、大介はそんな風に叫ぶ。
すると、二人はデザイアドライバーを取り出して、それぞれのレイズバックルを装填する。
『
すると、2人の横に、ダガーの絵と英語でDAGGERの文字と肉切り包丁のような絵と、ローマ字でOODACHIという文字が浮かび上がる。
2人は口を開く。
「「変身!」」
2人はそう言うと、レイズバックルを操作する。
『
『
『
その音声が鳴ると、大介はターボンに、礼一はブラーリに変身する。
それを見た父さんと母さんは。
朱美「行くわよ、あなた。」
聡介「ああ。手加減なしだ。」
二人はそう話すと、デザイアドライバーを取り出して、腰に装着する。
そして、父さんはファンタジーレイズバックル、母さんはモジュールレイズバックルという特殊なレイズバックルを取り出し、デザイアドライバーに装填する。
『
その音声が鳴ると、父さんの方は魔法陣の絵と英語でFANTASYという文字が現れる。
ただ、めぐみんの場合が剣型なのに対して、父さんは盾と爪が合わさった様なものが現れる。
母さんの場合は、様々な武装の絵と英語でMODULEという文字が現れる。
2人は口を開く。
「「変身!」」
2人はそう言うと、レイズバックルを操作する。
『
『
『
その音声が鳴ると、二人にアーマーが装着される。
父さんは、山猫モチーフの仮面ライダーである仮面ライダーギャーゴ・ファンタジーフォームに、母さんは、ハクビシンモチーフの仮面ライダーである仮面ライダーハクビ・モジュールフォームへと変身する。
聡介「行くぞ。」
朱美「ハァァァァァ!」
父さんと母さんはそう言うと、大介と礼一に向かっていく。
それを見ていた武劉は。
武劉「……………さて、俺も行くか。」
武劉はそう言うと、他のギャング達と向き合う。
武劉「お前達。これは警告だ。アクセルの街に手を出さずに、大人しく投降しろ。」
ギャング「へっ!そんな事言われて、はいそうですかってなるかよ!」
ギャング「俺たちは、これを使って、頂点に立つんだよ!」
武劉は、ギャング達に対して、そんな風に言う。
それは、武劉なりの最終通告だった。
だが、ギャング達はそれを一蹴すると、あるものを出す。
それは、ジャマトやジャマトライダー、様々な強力なモンスターを出す。
武劉「ジャマトにジャマトライダー、ワイバーンとかの強力なモンスターも居るな。」
ギャング「へっ!こいつらがいれば、お前なんざ怖くねぇ!」
それを見た武劉がそう呟くと、ギャングは威張り散らかす。
それを見た武劉は。
武劉「…………所詮は、強い者に縋る事しか出来ない烏合の衆か。」
ギャング「あっ⁉︎」
武劉「見せてやる。俺の新たな力を…………!」
武劉はそれを見て、そんな風に呟く。
ギャングが睨む中、武劉はそう言うと、オーレギオンのレイズバックルを取り出して、二つに分離すると、デザイアドライバーに装填する。
『
その音声が鳴ると、武劉の周囲にファクトリーの様な物が生成され、O-LEGIONという文字か浮かび上がる。
待機音が流れる中、武劉は口を開く。
武劉「変身。」
そう言うと、武劉はレイズバックルを操作する。
『
『
その音声が鳴ると、ファクトリーが動いて、アーマーを生成していき、それが武劉に装着される。
その姿は、究極のLBX、オーレギオンを模した姿だった。
そして、手には武器が握られる。
それは、ブラストソードIIという武器だった。
ギャング「な、何だよそれ…………⁉︎」
武劉「覚悟しろ、ギャング共。」
『
ギャング達が、変身した武劉を見て、そんな風に呟くと、武劉はそう言うと同時に、そんな音声が流れる。
それぞれの戦いが始まる。
一方、俺たちの方は。
白夜「くっ!何とか、操られてる奴らの意識を失わせるぞ!」
朱翼「はい!」
めぐみん「くっ!爆裂魔法で一掃したくなりますね…………!」
ダクネス「やめろ、めぐみん!やるなら私にやれ!」
白夜達は、セレスディナの傀儡となった冒険者達を何とか無力化しようとしていた。
めぐみんが苛立って爆裂魔法で吹き飛ばそうとすると、ダクネスはそんな風に叫ぶ。
一方、俺はというと。
湊翔「ふっ!」
俺は創世の力を使って、セレスディナの傀儡を解除しようとしていた。
だが。
湊翔「解除されない?」
セレスディナ「当たり前だ!レジーナ様の力が、お前なんかに破れるか!」
俺はそう呟く。
すると、それを聞いたセレスディナはそう叫ぶ。
厄介だな…………。
となると、覚悟を決める必要があるか。
そんな中、カズマは。
カズマ「ハアッ!はっ!」
要「ふっ!はっ!」
カズマと要は、武刃を持って、お互いに切り結んでいく。
その様は、決闘をする武士の様だった。
カズマ「ちっ!自分と同じ力を使われると、本当に面倒だな!」
要「セレスディナ様の為に、君を倒す。」
セレスディナ「おい!遠慮はいらねぇ!そいつは叩き潰せ!」
カズマがそんな風に毒づく中、要はそんな風に呟く。
セレスディナはそんな風に叫んでいた。
すると、要はブジンソードバックルのバッケントリガーを操作する。
すると、待機音が流れてきて、丸を描く様に武刃を動かすと、背後に紅い月が現れる。
一周させると、再びバッケントリガーを操作する。
『
要「ふっ!」
カズマ「のわっ⁉︎」
要はブジンソードストライクを発動して、カズマにダメージを与える。
要はカズマに向かうと、マントで武刃の切先を隠す。
カズマ「なっ⁉︎のわっ⁉︎」
カズマはそれに戸惑うと、武刃でダメージを受けてしまう。
カズマ「やるじゃねぇかよ…………!なのに、そんなチンピラの傀儡に成り下がるとか、情けねぇな!」
要「……………。」
カズマ「俺の本気を見せてやる!」
カズマはそんな風に叫んだ。
そんな力があるのにも関わらず、セレスディナの傀儡に成り下がった要を見て。
カズマはそう言うと、ブジンソードバックルのバッケントリガーが付いている方を抜き、デザイアドライバーのリボルブアンロックを押して、ドライバーのロックを外して、半回転させる。
『
その音声が鳴る中、カズマはブーストマークIIIレイズバックルを取り出す。
要「うん?」
カズマ「湊翔……………使わせてもらうぜ!」
それを見た要が首を傾げる中、カズマはそう言って、ブーストマークIIIレイズバックルを装填する。
『
その音声が鳴る中、カズマはブーストマークIIIレイズバックルを操作する。
『
『
『
その音声が鳴ると、ブーストマークIIIのアーマーが現れて、カズマに装着される。
以前に見せたニンジャとブジンソードのデュアルオンの様に、胸部装甲と腕の装甲がブーストフォームマークIIIと同じ感じになった。
これが、ブジンブーストマークIIIだ。
要「ん?」
カズマ「行くぞ!ハァァァァァ!」
要がそう反応する中、カズマは要に向かっていく。
カズマ「おらっ!ハァァァァァ!」
要「くっ⁉︎」
カズマは、ブーストマークIIIの力で先ほどよりも強力な一撃を叩き込んでいく。
カズマ『やっぱり…………ブーストマークIIよりもパワーがすげぇ!』
カズマはそんな風に考えていた。
ブーストマークIIよりもパワーが上がっている事を実感したのだ。
カズマの攻撃で要は劣勢になりつつあった。
要「くっ…………!このっ!」
カズマ「よっと!クリエイトウォーター!フリーズ!」
要はダメージを受けつつも、反撃を試みようとする。
すると、カズマはいつもの初級魔法のコンボを発動する。
カズマの初級魔法のコンボによって、要の足元が凍り、足を滑らせる。
要「なっ⁉︎」
カズマ「ハァァァァァ!」
要が足を滑らせた事に驚いていると、カズマは要に攻撃をする。
要は吹き飛んだ。
セレスディナ「はっ⁉︎何だそれ⁉︎そんなのありなのかよ⁉︎」
カズマ「はっ!俺はカズマさんだぞ?これが俺なりの戦い方だ!」
湊翔「カズマらしいな。」
それを見て、セレスディナがそんな風に叫ぶと、カズマはそう言う。
己が使える技を使い、勝利しようとする。
それがカズマだからな。
要「まだです…………!」
カズマ「油断してんじゃねぇぞ!スティール!」
要が立ちあがろうとする中、カズマはスティールを発動する。
すると、要の武刃が、カズマの手に渡る。
要「なっ⁉︎」
カズマ「行くぜ!ハァァァァ!」
要が驚く中、カズマはそう叫ぶと、武刃の二刀流でダメージを与える。
要は満身創痍となっていた。
要「くっ…………⁉︎」
カズマ「これで決める!」
要が膝をつく中、カズマはブーストマークIIIレイズバックルを操作する。
『
カズマ「ハァァァァァ!」
要「ぐわぁぁぁぁ⁉︎」
カズマは必殺技を発動して、炎色反応で緑色に染まった炎を出しながら、左腕と右腕の順で必殺パンチを叩き込む。
それを受けて、要は吹き飛び、変身解除する。
カズマ「……………俺の勝ちだ。」
要「ハハハ……………完敗ですね。せっかく、セレスディナという魔王軍幹部の傀儡になったというのに……………。」
カズマがそう呟く中、要はそんな風に呟く。
それを見て、カズマはある事に気付いた。
カズマ「お前…………もう傀儡が解除されてるのか⁉︎」
要「ええ…………あなたの攻撃を受けてね。結局、あなたには勝てませんでしたね…………。」
カズマは、要が傀儡から解放されていた事に気付いた。
カズマの攻撃を受けて、傀儡化が解除されたのだ。
要はそんな風に自虐的に呟く。
要「このままでは、私はジャマトの肥料になる末路を辿るだけですね…………。皮肉ですね。ジャマトと共謀していたのに、ジャマトの肥料になる末路を辿るとは…………。」
要はそんな風に言う。
すると。
カズマ「…………ったく。しょうがねぇな。」
カズマはそう呟くと、要のドライバーに装填されていたIDコアを取り出す。
要「何を……………?」
カズマ「何って…………こうするんだよ!」
要がそう呟くと、カズマはそう言って、要のIDコアを砕く。
要「あなたは…………⁉︎」
カズマ「これで、お前はジャマトの肥料になるのは避けられるな。別に俺は、お前がジャマトの肥料になるのを見過ごせる程のクズじゃねぇよ。もしどこかでまた会ったら、勝負してやるよ。まあ、もし、次があったら仲間は選ぶこった。」
要が驚愕の表情を浮かべる中、カズマはそう言う。
カズマはIDコアを砕く事で、リタイア扱いにさせようとしたのだ。
ジャマトの肥料になってしまう要に、思うところがあったのか。
カズマは皮肉を込めてそう言う。
それを聞いた要は。
要「……………ふっ。だったら精々守り抜いて見せることですね、そのお仲間とやらを。」
要もまた、カズマに皮肉を込めた言葉を贈る。
すると、要の体は消えていく。
『
その音声が鳴り響くと、要は消えて、その場にはデザイアドライバーが残された。
カズマは、そのデザイアドライバーを手に取る。
一方、父さんと母さんは。
聡介「ハァァァァァ!はっ!」
朱美「はっ!てやっ!」
大介「おらっ!ハァァァァ!」
礼一「ふっ!はっ!」
父さんと母さんは、大介と礼一の二人と戦っていた。
父さんは大介と、母さんは礼一と戦っていた。
聡介「ふっ!はっ!」
大介「くっ!調子に乗んな!このジジイが!」
聡介は、ファンタジーエフェクトも駆使して、大介と互角に戦っていく。
大介がそう吐き捨てると、斬撃波を放つ。
すると、父さんはファンタジーエフェクトを生成して、盾の様に配置して、斬撃波から身を守る。
聡介「ふっ!ハァァァァァ!」
大介「のわっ⁉︎」
父さんは、そのファンタジーエフェクトを三つ、爪の様に配置して、それを大介に向かって射出する。
それを受けて、大介はダメージを受ける。
一方、母さんは。
朱美「はっ!ハァァァァ!」
礼一「くっ⁉︎はっ!」
母さんは礼一と戦っていた。
礼一はダガーで攻撃をしていくが。
朱美「ふっ!」
『ブブブッ!ブラスター!』
その音声が鳴ると、母さんの右腕にロケットモジュールの様な武装がつく。
モジュールレイズバックルは、仮面ライダーフォーゼのデータをもとに作られたレイズバックルだった。
朱美「ハァァァァァ!」
母さんは、右手のロケットの噴射の勢いでパンチを行う。
礼一が吹き飛ばされる中。
朱美「フッ!」
『ビッビビッ!ビッククロー!』
その音声が鳴ると、グリスブリザードに装着された様なアームが出現する。
朱美「はっ!ハァァァァ!」
母さんは、ワイヤーで射出して、アームでダメージを与えていく。
しかも、電撃が流れており、更にダメージを与えていた。
礼一「舐めないでもらおうか!」
礼一はそう言うと、スモークグレネードの様な物を地面に叩きつけて、煙幕を発生させる。
煙幕に隠れて、攻撃をしようとしていたのだ。
朱美「なるほどね…………。そんな子供騙しが効くと思わないことね。」
朱美はそう呟くと、レイズバックルを操作する。
すると、二つのモジュールを出す。
『サァサァサァ!サーチ!チッチッチッ!チェーンソー!』
その音声が鳴ると、左手に丸型のレドームが生成され、右足にチェーンソーが現れる。
母さんはレドームを周囲に向ける。
このレドームには、特殊なカメラが内蔵されており、煙幕の中でも、対象を捉える事が出来るのだ。
朱美「見つけた!」
礼一「食らえぇぇぇぇ!」
母さんがそんな風に言うと、礼一はダガーで攻撃をしようとする。
すると。
朱美「ハァァァァァ!」
礼一「ぐわっ⁉︎」
母さんは礼一の攻撃を避けつつ、カウンターでチェーンソーを使ったキックを叩き込む。
それを受けて、ダメージを受ける。
一方、武劉はというと。
武劉「ふっ!ハァァァァ!」
武劉はブラストソードIIを手に、ジャマトやジャマトライダー、強力なモンスターと互角に渡り合っていた。
『
すると、武劉はブラストソードから二丁拳銃状態のブラストマグナムへと変形させる。
武劉「ふっ!ハァァァァァ!」
ジャマトなどが遠隔攻撃を仕掛ける中、武劉は避けつつ、ブラストマグナムの銃撃で通していく。
武劉「次だ!」
『
その音声が鳴ると、ブラストマグナムのうちの一つが変形して、ブラストソード側だけでなく、銃口側からもビームの刃を出し、盾も装備する。
武劉「ハァァァァァ!」
武劉は、デュアルブレードを回転させて、敵の攻撃から身を守る。
ギャング「な、何だあいつ⁉︎」
ギャング「強い………⁉︎」
それを見て、ギャングは恐怖していた。
武劉の圧倒的な強さに。
ジャマトやジャマトライダーを倒す中、ワイバーンなどの飛行するモンスターが迫る。
武劉はレイズバックルを操作する。
『
武劉「必殺ファンクション!」
『
武劉はレイズバックルを操作すると、そう叫ぶ。
すると、その音声と共に、オーレギオンの各部に着いたミサイルが発射して、ワイバーンなどを屠っていく。
モンスター達は怯えつつも、攻撃をしていく。
その攻撃を躱すと、再びレイズバックルを操作する。
『
武劉「必殺ファンクション!」
『
武劉がレイズバックルを操作して、そう叫ぶと、その音声が鳴る。
武劉は後方にジャンプすると、飛行形態に変形して、そのままモンスター達に突っ込んでいく。
モンスターやジャマトは、次々と倒されていく。
武劉が着地すると、ゴブリン達が向かってくる。
それを見て、すぐにレイズバックルを操作する。
『
武劉「必殺ファンクション!」
『
武劉がレイズバックルを操作して、そう叫ぶと、その音声が鳴る。
すると、武劉の胸にエネルギーが集約していき、それを発射する。
我王砲の射線上にいた敵は、全て消し飛んだ。
それを見て、ジャマトが怯んでいると。
ギャング「ひ、怯んでんじゃねぇ!さっさと行きやがれ!」
ジャマト「ジャ…………!ジャ〜!」
ギャングはそう叫び、残りのジャマトやジャマトライダー、モンスターを武劉に向かわせる。
武劉「…………これで終わらせる。」
武劉は、周囲を囲まれる中、そう言うと、レイズバックルを操作する。
『
武劉「必殺ファンクション!」
『
武劉がレイズバックルを操作して、そう叫ぶと、その音声が鳴る。
すると、武劉にエネルギーが集まっていく。
そこから、バリアの様な物が形成される。
武劉「ハァァァァァ!」
武劉がそう叫ぶと、そのエネルギーが解き放たれて、周囲のジャマトやジャマトライダー、モンスターを一掃する。
ギャング「ひっ⁉︎ヒィィィィ⁉︎」
それを見ていたギャング達は、腰を抜かしていた。
あまりにも規格外な強さに。
武劉は、ギャングの一人に近づくと。
武劉「もう一度聞く。大人しく投降しろ。」
ギャング達「は、はいぃぃぃぃ‼︎」
武劉がそう聞くと、その殺気に、ギャング達は降伏を選んだ。
それに気付いた父さんと母さんは。
聡介「お前達の仲間は、降伏を選んだ様だぞ。」
朱美「あなた達はどうするの?」
大介「ちっ!使えない奴らだ!」
礼一「どうしましょうか?」
大介「決まってらぁ!ぶっ潰してやるよ!」
父さんと母さんは、そんな風に聞く。
降伏した事に気付いた大介はそう毒づくと、礼一はそう聞く。
すると、大介はそう叫び、やぶれかぶれの様に突っ込んできた。
礼一もまた。
それを聞いて。
聡介「そうか。」
朱美「行くわよ。」
二人はそう言うと、レイズバックルを操作する。
『
『
「「ハァァァァァ!」」
その音声が鳴ると、二人は必殺技を発動する。
父さんはファンタジーエフェクトを纏った斬撃を、母さんはブラスターの推進力を使った強力なキックを叩き込む。
それを受けて、二人は吹き飛ぶ。
礼一「くっ…………⁉︎」
大介「バカな…………⁉︎この俺が…………⁉︎」
大介と礼一は、ジャマトの細胞を埋め込まれたのもあって、変身解除には至っていなかった。
それを見ていた二人は。
聡介「まだ倒れないのか…………。」
朱美「…………ギロリさん、あとはお願いします。」
ギロリ「ああ。」
それを見て、父さんがそう呟くと、母さんはそう言う。
すると、ギロリさんがグレアに変身した状態で現れる。
ギロリさんは、二人に話しかける。
ギロリ「これが最終通告だ。大人しくドライバーをこちらに渡せ。」
大介「へっ!誰が渡すかよ!」
礼一「まだ、暴れ足りねぇんだよ………!」
ギロリ「ふざけるな。」
ギロリさんは、毅然とした態度でそう問いかける。
それに対して、二人がそう言うと、ギロリさんはそう言う。
ギロリ「仮面ライダーとは、世界平和の為に戦う戦士の総称だ。お前達の様な、平和を乱す様な者に、ライダーの資格はない。」
大介「うるせぇ!そんなのお前が決める事じゃねぇだろ!」
礼一「ぐっ…………!」
ギロリさんは、己の持つ仮面ライダーとしてのあるべき姿を語る。
大介と礼一はそう吐き捨てるが、ダメージで動けそうになかった。
すると。
ギロリ「…………なら、仕方ない。お前達は支配させてもらう。そのまま脱落させて、放置するのも危険だろうからな。」
ギロリさんはそう言うと、ヴィジョンドライバーの上部に触れる。
『
その音声が鳴ると、両肩のヒュプノレイが外れて、二人の頭部へと向かう。
「「うわぁぁぁぁぁ⁉︎」」
ヒュプノレイが頭につくと、二人はそんな悲鳴をあげる。
だが、すぐに悲鳴は消えて、項垂れる。
聡介「…………湊翔を苦しめた者達の末路か。」
朱美「遅かれ早かれ、こうなってたと思うけどね。」
それを見て、二人はそう呟く。
ギロリさんの支配下に置かれるのを見て、複雑な心境だった。
桜井要とギャング達は撃破に成功したが、まだ戦いは終わっていなかった。
今回はここまでです。
今回は、桜井要やギャング達との戦いです。
新たなフォームを見せたカズマ、武劉に、変身した聡介と朱美の活躍により、桜井要とギャングライダーは壊滅した。
湊翔を苦しめた大介と礼一は、ジャマトの細胞が埋め込まれている事や、脱落させても、ギャングとして暴れるだけと判断したギロリさんによって、操り人形にされるという尊厳を踏み躙られる末路を辿ったという。
モジュールレイズバックルを考えてくれて、ありがとうございます。
次回は、女神ファイアとの戦いと、セレスディナの末路です。
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いよいよ、クライマックスに近づいているこの小説。
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