この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第166話 終幕のデザイアグランプリ

 俺は馬場武と決着をつけようとするが、ロキの介入により、有耶無耶になってしまった。

 俺は、デザイア神殿に武を運んだ。

 だが。

 

湊翔「えっ?武が姿を消した?」

拓巳「ああ。ある程度治療を終えると、すぐに姿をくらました。」

湊翔「そうか…………。」

 

 俺がそう聞くと、拓巳はそう答える。

 あいつ…………。

 そんな中、ロキは。

 

ロキ「…………さあ、終幕のデザイアグランプリを始めよう。行け。」

 

 ロキはそう言うと、ゲームマスターの仮面をつけた男達がどこかへと向かっていく。

 その頃、俺、トウカ、白夜、朱翼、武劉は。

 

トウカ「終幕のデザイアグランプリ…………。」

白夜「ロキの野郎、何考えてやがる?」

朱翼「ロキの性格を考えれば、ろくなゲームじゃないんでしょうけど…………。」

武劉「どうするんだ?」

湊翔「もちろん、絶対に阻止するさ。誰もが幸せになれる世界を目指してな。」

 

 トウカがそう呟く中、白夜達はそんな風に話をする。

 実際、碌なゲームじゃないだろうからな。

 武劉の質問に対して、俺はそう答える。

 ロキの思惑通りにはさせない。

 俺はそう決意する。

 そんな中、カズマ達は。

 

カズマ「ったく…………心配かけたのは悪かったって。」

めぐみん「全く!カズマは無茶をしすぎなのですよ!」

ダクネス「そうだぞ。もう少し、私たちのことを気遣え。」

 

 カズマは、めぐみんとダクネスにそんな風に言われていた。

 そんなカズマ達に。

 

冒険者「あの〜…………。」

冒険者「仮面ライダーの…………佐藤和真だよな?」

カズマ「あ…………?そうだけど…………?」

 

 二人の冒険者がそんな風に話しかける。

 それを聞いて、カズマが首を傾げながらそう聞く。

 すると。

 

???『全国津々浦々の仮面ライダーの皆さん!これより、終幕のデザイアグランプリを始めます!』

 

 そんな声が聞こえてきて、俺たちは声のした方を向く。

 そこには、黒を基調とした服を着たツムリの姿があった。

 

湊翔「来たか。」

トウカ「本当にツムリが…………⁉︎」

白夜「何が始まるんだよ………?」

 

 それを見て、俺たちがそう話すと。

 

一般人「うわっ⁉︎」

朱翼「あれは……………⁉︎」

武劉「デザイアドライバーか…………!」

 

 街の人たちがそんな風に反応する声が聞こえてきて、俺たちは周囲を見る。

 すると、一部の人がデザイアドライバーを装着していたのだ。

 IDコアに相当する部分は、動物の絵が描かれていない黒の無地のコアだった。

 それは、かつて、カズマとクリスが王城に潜入した際のIDコアに似ていた。

 すると。

 

黒ツムリ『変身!』

 

 黒ツムリが、北郷猛/仮面ライダー1号の変身ポーズを取りながらそう言うと。

 

ENTRY(エントリー)

ARMED(アームド) HAMMER(ハンマー)

ARMED(アームド) SHIELD(シールド)

 

 その音声が鳴ると、デザイアドライバーを装着した人は、小型レイズバックルを使ったライダーに変身する。

 その見た目は、グレアによってハッキングされたライダーの頭部に酷似していた。

 一方、カズマ達の方でも。

 

ENTRY(エントリー)

ARMED(アームド) WATTER(ウォーター)

ARMED(アームド) PROPELLER(プロペラ)

 

 カズマ達の目の前にいた冒険者達が、仮面ライダーに変身した。

 

めぐみん「えぇぇぇ⁉︎」

ダクネス「仮面ライダーに変身した…………⁉︎」

カズマ「何が起こってんだよ…………⁉︎」

 

 それを見て、カズマ達は困惑していた。

 何せ、目の前で突然、仮面ライダーに変身したのだから。

 一方、俺たちの方では。

 

湊翔「変身した…………!」

トウカ「あれって…………⁉︎」

白夜「小型レイズバックルを使ったライダーだな…………」

子供「ママ…………⁉︎」

 

 俺、トウカ、白夜はそう話す。

 そこに居た子供は、自分の親の姿がいきなり変わった事に困惑していた。

 仮面ライダー同士がお互いを見ていると。

 

一般人「お前の…………幸せ!寄越せ!」

子供「ママぁぁ!」

 

 アームドハンマーに変身した人物は、アームドシールドに変身した人物に襲いかかる。

 周囲の変身していない人たちが逃げる中、子供はそう泣く。

 

湊翔「よせ!」

白夜「マジかよ…………!」

武劉「二人はその子を安全な場所に連れて行ってくれ!」

トウカ「ええ!」

朱翼「はい!こっちに来てください!」

 

 それを見て、俺、白夜、武劉は二人の仮面ライダーを止めにかかり、トウカと朱翼は、アームドハンマーに変身した人物の子供を安全な場所に連れて行く。

 俺たちは止めにかかりつつ、声をかける。

 

湊翔「やめろ!何でライダー同士で争う⁉︎」

白夜「どうなってんだよ⁉︎」

一般人「戦わなきゃ…………幸せを奪わなきゃ…………生き残れないからよ!」

武劉「何……………⁉︎」

一般人「退け!幸せになるのは…………俺だ!」

 

 俺たちが間に入って、事情を聞こうとする。

 すると、アームドシールドに変身した人は、そんなふうに言う。

 それを聞いて、俺らが困惑していると、アームドハンマーに変身した人は、再び襲いかかる。

 すると。

 

一般人「うぅぅぅぅ!」

一般人「俺が1番だぁぁぁ!」

 

 そんな声と共に、騒ぎを聞きつけたのか、アームドドリルに変身した人と、アームドチェーンアレイに変身した人が現れる。

 

白夜「どうやってんだ…………⁉︎」

湊翔「とにかく、止めるしかない!」

武劉「ああ。初期フォームで行くぞ!」

 

 俺たちはそう話すと、デザイアドライバーを装着して、それぞれの初期フォームのレイズバックルを構える。

 すると、黒ツムリが口を開く。

 

黒ツムリ『これは………お互いの幸せを奪い合うデスゲーム。生き残れるのはただ一人。』

 

 黒ツムリはそんな風に言う。

 随分と悪趣味なゲームだな!

 そんな中、ロキ達は。

 

オーディエンス『誰が生き残るんだろう!』

オーディエンス『これは見ものだな!』

オーディエンス『どんな結末が見れるのか、楽しみ!』

オーディエンス『満足させてくれよな!』

オーディエンス『最初から目が離せないな!』

 

 ロキの方から、そんな声が聞こえてきた。

 ロキが変身している仮面ライダーリガドΩは、ロキの派閥のオーディエンスと繋がっており、ロキを介して、戦闘の様子を見ていた。

 

ロキ「楽しませてもらうよ。愚かで醜い…………人間の苦しむ様を。」

 

 ロキはそんな風に呟いた。

 一方、カズマ達の方は。

 

冒険者「ううっ…………!」

冒険者「うっ…………!」

カズマ「おい!お前ら、落ち着けって!なっ⁉︎」

 

 お互いに一触即発の状態になりかける中、カズマはそう言って止めにかかる。 

 すると。

 

冒険者「無理…………!ケーちゃん無理!やっぱ戦えないよ!」

カズマ「はい?ちょっと…………⁉︎」

冒険者「マーちゃんと戦うなんて…………出来ない!」

カズマ「はい?…………おわっ⁉︎」

 

 すると、アームドプロペラに変身した女性の冒険者がそう言うと、レイズプロペラを捨てる。

 それを見て、カズマが呆気に取られると、アームドウォーターに変身した男の冒険者も、そう言って、レイズウォーターを捨てる。

 すると、カズマを跳ね除けて、二人は抱きしめ合う。

 

冒険者「ケーちゃん…………!」

冒険者「マーちゃん…………!」

ダクネス「恋人なのだろうか…………。」

めぐみん「カズマも、少しは見習ったらどうですか?」

カズマ「うるせぇ!」

 

 そんな風に抱きしめ合うのを見て、ダクネスがそう呟くと、めぐみんはカズマにニヤニヤしながらそう言う。

 カズマがそんな風に言う中、二人は。

 

冒険者「逃げよう!」

冒険者「うん!」

 

 二人はそう話すと、その場から走って行く。

 すると。

 

カズマ「おい!ちょっと待てよ!」

めぐみん「カズマ…………まさかとは思いますが、あの二人の関係をぶち壊そうとしていませんよね?」

カズマ「……………流石にしねぇよ!誰からデザイアドライバーを受け取ったのか、聞くぞ!」

ダクネス「今、間がなかったか?」

 

 二人が走り去るのを見て、カズマはそう叫ぶ。

 それを見て、めぐみんがそう聞くと、カズマは間がありつつもそう答えて、ダクネスはそう呟く。

 一方、その姿を見ていたオーディエンスは。

 

オーディエンス『おいおい!何だあいつら!』

オーディエンス『逃げてんじゃねぇ!』

オーディエンス『諦めやがった!』

オーディエンス『やる気あんのか?』

オーディエンス『ルール違反だろ!』

 

 その逃げ出した二人の仮面ライダーを見て、オーディエンス達はそんなふうに叫ぶ。

 すると、そばにいたサマスという女性が口を開く。

 

サマス「オーディエンスの皆さん。戦いを放棄したライダーの運命は?」

オーディエンス『退場だ!』

オーディエンス『退場!』

オーディエンス『退場だろ!」

サマス「かしこまりました。」

 

 サマスがそう聞くと、オーディエンスはそう叫ぶ。

 それを聞いて、サマスは頭を下げると、何かの指示を出す。

 そんな中、アクセルから離れた平原に走っていた二人の前に、一人の仮面をつけた男が現れる。

 

冒険者「大丈夫?」

冒険者「うん…………えっ?」

ゲームマスター「オーディエンスの低評価を受けたライダーは…………即退場だ。」

 

 二人の冒険者は、目の前に謎の仮面をつけた男が現れたのを見て、困惑すると、その男はそう言って、指を鳴らす。 

 すると、二人の頭部がブザーと共に鳴り響く。

 

冒険者「えっ…………⁉︎」

カズマ「おい…………大丈夫か…………⁉︎」

 

 それを見て、二人の冒険者が戸惑う中、カズマ達が到着する。

 すると、二人が大爆発を起こした。

 

ドガァァァァン!

 

MISSION(ミッション) FAILED(フェイルド)

 

 大爆発が起こると同時に、そんな音が鳴り響く。

 

カズマ「マジかよ…………⁉︎」

めぐみん「あの二人が…………爆発した………⁉︎」

ダクネス「なんて事を…………!」

 

 それを見て、カズマとめぐみんが唖然となる中、ダクネスはそう呟きで、歯軋りをする。

 一方、別の街では。

 

一般人「ううっ⁉︎」

一般人「ふっ!ふっ!ハァァァァァ!」

一般人「うわっ⁉︎」

 

 アームドクローに変身したライダーが、アームドプロペラに変身したライダーに襲われており、レイズプロペラの攻撃を受けて、アームドクローに変身したライダーは、変身解除に追い込まれる。

 その人が倒れていると。

 

ゲームマスター「敗者は退場だ。」

一般人「ああっ………⁉︎」

 

 ゲームマスターがそんなふうに言うと、その人は怯える。

 ゲームマスターが無情に指を鳴らそうとすると。

 

???「ふっ!」

ゲームマスター「いって⁉︎」

 

 突如、誰かがゲームマスターに蹴りを入れて、そのゲームマスターは倒れる。

 そこに居たのは、牛島闘轟だった。

 

闘轟「ロキの企みか…………!お前らの好きにはさせない!変身!」

 

ZOMBIE(ゾンビ)

 

 闘轟はそう言うと、デザイアドライバーにゾンビレイズバックルを装填して、バッファノワールに変身する。

 すると。

 

一般人「勝つのは俺だ!」

闘轟「おい…………!うっ!」

一般人「仮面ライダー見つけた!」

 

 闘轟がゲームマスターに向かおうとすると、アームドプロペラに変身した人が襲い掛かり、騒ぎを聞きつけたのか、アームドアローに変身した人も襲いかかる。

 更に、どんどんライダーが集まってくる。

 

闘轟「くっ………!おいやめろ!敵は俺じゃない!」

 

 闘轟はそう言って、ライダー達に対処して行く。

 一方、俺たちは。

 

湊翔「落ち着けって!」

白夜「くっ!」

武劉「うっ!」

 

 それぞれの初期フォームに変身して、対処して行く。

 途中、俺のマグナムシューターや、武劉の空砲で驚かせたりした。

 

白夜「ってか、お前のバスターって、空砲も撃てるのかよ⁉︎」

武劉「撃てるぞ。」

 

 白夜と武劉は、そんな風に話をしていた。

 だが、一向に落ち着く気配がなかった。

 

湊翔「埒が明かない!白夜!行くぞ!」

白夜「おう!」

 

 俺と白夜はそう言うと、ブーストマークIIとレーザーレイズライザーを構えて、ドライバーに装填する。

 

SET(セット) UP(アップ)

 

 その音声が鳴ると、レイズバックルを操作する。

 

DUAL(デュアル) ON(オン)

HYPER(ハイパー) LINK(リンク)

LASER(レーザー) BOOST(ブースト)

 

 俺と白夜は、レーザーブーストフォームに変身すると、素早く動いて、ライダー達の武器を取り上げて行く。

 

一同「ああっ…………!」

一般人「強すぎる…………!」

 

 それを見て、ライダー達は怯えていた。

 すると、ゲームマスターが3人現れた。

 

ゲームマスター達「戦意喪失は退場だ。」

白夜「おい、あれ!」

湊翔「っ!」

 

 そのゲームマスターがそう言うと、二人が指を鳴らそうとする。

 それを見て、俺と白夜はすぐに阻止に向かう。

 嫌な予感がしたからだ。

 

湊翔「そうはさせるか!」

白夜「お前もな!」

 

 俺がそう言って、二人の指を掴んで、鳴らすのを阻止する。

 それを見て、残りの一人が指を鳴らそうとすると、白夜がプロレス技で動きを止める。

 すると。

 

黒ツムリ『本日のゲームは終了です。明朝、ゲームは再開されます。皆さん、お疲れ様でした。』

 

 黒ツムリがそんな風に言うと、ゲームマスターが消えていき、ライダー達は変身解除する。

 それを見て、俺たちは拳を握りしめる。

 その後、デザイア神殿で合流して、俺たちは情報共有を行う事に。

 そこには、牛島闘轟の姿があった。

 すると、ダクネスが苛立ち気味に椅子を叩いた。

 

カズマ「ふざけやがって…………!」

めぐみん「人間同士を戦わせて………逃げる事すら許されないとは………。」

ダクネス「しかも、逃げた者は爆殺される。」

白夜「悪趣味なゲームだな…………!」

トウカ「ええ…………!」

朱翼「何とかして、こんなゲームをやめさせましょう!」

 

 カズマ達はそんな風に話す。

 オーディエンスが低評価を下したら、即爆発させられる。

 悪趣味極まりないゲームだ。

 朱翼がそんな風に叫ぶと。

 

闘轟「参加者にとっては…………俺たちも敵だ。」

ツムリ「それに………大勢のゲームマスターが監視しています。」

武劉「俺たちは、アクア達を追って、魔王城に向かう必要がある。とてもじゃないが…………対応しきれん。」

 

 闘轟、ツムリ、武劉はそんな風に言う。

 そう。

 俺たちは、魔王城に向かう必要があるので、とてもじゃないが、対応しきれないのだ。

 すると。

 

拓巳「心配ない。」

湊翔「拓巳。」

拓巳「俺たちもどうにかして、ジエンドライダーにされた者達を救おう。」

ギロリ「人手なら、GMライダーにリバイとバイスがいる。」

ウォルバク「あなた達は、魔王城に向かう事に集中しなさい。」

めぐみん「師匠…………!」

 

 そこに、拓巳、ギロリさん、ウォルバクが現れる。

 それを聞いて、俺たちは魔王城へと向かう事を優先する事にした。

 その後、俺はトウカと話をする事に。

 

湊翔「…………トウカ、ロキはどうすれば止められると思う?」

トウカ「…………やっぱり、倒すしかないでしょうね。ただ、相手はリガドよりも強化されたリガドΩ。油断しないでね。」

湊翔「ああ。あいつの事だから、何か手を打ってきそうと思ってな。」

 

 俺とトウカはそう話す。

 確かに、油断は出来ないからな。

 すると。

 

トウカ「……………ねえ。」

湊翔「うん?」

トウカ「今日……………一緒に寝ない?」

湊翔「あ、ああ…………良いぞ。」

 

 トウカはそんな風に言う。

 すると、俺はトウカと一緒に寝る事に。

 

トウカ「…………湊翔。一緒に頑張りましょう。」

湊翔「ああ。誰もが幸せになれる世界を目指してな。」

 

 俺とトウカはそう話す。

 そして、キスを軽くして、そのまま寝る事になった。

 その翌朝、俺たちは乗合馬車の待合所に集まっていた。

 いよいよ、出発の時が来たのだ。

 すると、バニルがカズマに話しかける。

 

バニル「小僧。…………いや、お客様。今朝方、確かに入金を確認した。我がバニル魔道具店始まって以来の大取引であり、正直言って笑いが止まらぬ。留守番は任せるが良い。この預かった邪神と鶏肉は吾輩が大切に保護してやろう。なので、心置きなく逝くがいい。」

カズマ「心置きなく行く………じゃなくて、逝くって言わなかった?」

湊翔「あははは…………。」

 

 バニルがそう言うと、カズマはそんな風に言い、俺は苦笑する。

 言い方が物騒なんだよな。

 すると、ゼーレシルト伯爵も話しかける。

 

ゼーレシルト「少年よ。君には、邪悪なる女神達から何度も守ってもらった恩がある。万が一、旅の途中で力尽きたら、地獄にある私の領地に遊びに来なさい。その時は是非、おもてなしをしてあげよう。」

カズマ「縁起でもない事言わないでほしいんだけどなぁ……………。」

白夜「悪魔なりのエールなんだろ?」

 

 ゼーレシルト伯爵がそう言うと、カズマは何とも言えない表情を浮かべて、白夜はそう言う。

 まあ、悪魔としてのエールなんだろうけどな。

 そして…………。

 

ダスト「…………よし。それじゃあ、カズマ。スキルを覚える用意はいいか?」

 

 ダストはそう言うと、カズマに剣を突きつける。

 そう。

 冒険者達にも集まってもらった理由は、カズマにスキルを覚えさせるためだ。

 その間、俺はアクセルハーツと父さんと母さんに話しかける。

 

湊翔「…………それじゃあ、行ってくるよ。」

リア「ああ。アクセルの街は任せてくれ。ここは私たちの拠点で……………湊翔達にとって、帰ってくる場所なんだから。」

シエロ「任せて下さい!」

エーリカ「可愛い私が居るんだから、大船に乗った気でいなさい!」

朱美「必ず帰ってきてね。アクアちゃんも連れて。」

聡介「しっかりな。」

 

 俺がそう言うと、リア達はそう答える。

 本当に頼もしいな。

 俺たちの知り合った仮面ライダー達は、ジエンドライダーを止めたりする為に動く事になっている。

 すると。

 

カズマ「魔王の前にお前らで肩慣らししてやるよ!だから、覚えてないスキルを寄越せ!俺がカズマだ!かかってこいやあああああ!」

 

 カズマのそんな叫び声が聞こえてくると、冒険者達がカズマに襲いかかる。

 そんな光景を、俺たちは苦笑しながら見ていた。

 それからしばらくして、ウィズが何かを持ってきた。

 

ウィズ「カズマさん、すいません。量があるので遅くなりまし…………な、何事ですか⁉︎」

白夜「気にすんな。こいつらがカズマにスキルを教える為に襲いかかっただけだ。」

 

 ウィズが何かを持ってきて、そんな風に言うと、白夜はそう話す。

 カズマとウィズ、冒険者達のやり取りを見る中。

 

拓巳「いつまでそこで倒れているんだ。」

ギロリ「アルカンレティアに転送するぞ。」

 

 拓巳とギロリさんはそう言う。

 そう。

 終幕のデザイアグランプリが始まった以上、あんまりのんびりもしていられないので、アルカンレティアへと転送してもらうことになった。

 本来なら、魔王城に直接向かうべきだろうが、ロキの介入により、魔王城にテレポートで向かうことが出来なくなっているのだ。

 その為、アルカンレティアにてアクア達と合流して、アルカンレティアからの馬車で向かう事になった。

 

カズマ「それじゃあ…………!」

湊翔「行ってくる!」

 

 俺たちは、アクセルの街の防衛を皆に任せて、魔王城へと向かう。

 ロキとの最終決戦が近づいていたのだった。




今回はここまでです。
今回は、魔王城へと向かう直前までです。
遂に、終幕のデザイアグランプリが幕を開けた。
悪辣さは、本当に原作ギーツと同じです。
そして、カズマは冒険者達からスキルを教わり、いよいよ魔王城へと向かいます。
最終決戦が近づいています。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
魔王やロキとの最終決戦でリクエストがあれば、活動報告から承っております。
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