野盗ジャマトの襲撃があり、それを撃退した俺たち。
報酬のレイズバックルを手に入れて、戦力が増強された。
ただ、一つ困った事があるとしたら。
カズマ「おい、これ、どういう事だよ!?依頼が殆ど無いじゃないか!」
ダクネス「カズマ、湊翔!これだ!これにしよう!山に出没するブラッドファングと呼ばれる巨大熊を………!」
カズマ「却下だ却下!」
湊翔「それはそうと、何で高難易度の物しか残ってないんだ?」
ルナ「実は、ですね………。」
そう言って、申し訳なさそうにルナさんがやってくる。
ルナ「最近、魔王の幹部らしき者が、街の近くに住み着いてしまって………。その影響か、弱いモンスターは軒並み隠れてしまったんです。なので、今は高難易度の物しか残っておらず………。」
カズマ「ええ………。」
湊翔「なるほどな…………。」
という感じで、魔王の幹部が住み着いてしまったそうだ。
その結果、ダクネスは実家でトレーニングをしてくるとの事で、アクアはバイト、めぐみんは爆裂魔法を撃ちに行き、カズマはめぐみんに同行する事に。
それで、俺とトウカはというと。
湊翔「悪いな。クエストに付き合って貰って。」
トウカ「良いって、良いって!私も、体が鈍るのが嫌だからな。」
俺たちは、クエストに出ていた。
受けたクエストは、アクセルの近くに現れたゴブリンエリートの討伐だ。
ルナさん曰く、本来なら、ゴブリンは隠れる筈だが、ゴブリンエリートが居ることで、活動している様だ。
つまり、ゴブリンエリートが居なくなったら、周囲のゴブリン達も、どこかへと散っていくそうだ。
俺とトウカは、しばらく歩いていると、ゴブリンエリート達の一団を発見した。
湊翔「あれが、ゴブリンエリートって所か?」
トウカ「そうだな。」
すると、ゴブリンエリートが、俺たちに気付いたのか、大声を出して、配下のゴブリン達が出てくる。
湊翔「じゃあ、行くか。」
俺はそう言って、ハンマーレイズバックルを取り出して、セットする。
『SET』
デザイアドライバーの右側にハンマーレイズバックルを装填すると、右側にピンク色ののハンマーと、英語でHAMMERという文字が現れる。
俺は、変身ポーズを取って。
湊翔「変身。」
そう言って、ハンマーレイズバックルのハンマー部分を押す。
『ARMED HAMMER』
『REDAY FIGHT』
俺は、ギーツ・アームドハンマーに変身する。
レイズハンマーを持って、ゴブリンエリートの一団に突っ込んでいく。
トウカも、自前の剣を持って、ゴブリン達と戦う。
俺は、レイズハンマーで、ゴブリン達を叩いて叩きまくって、倒していく。
時々、トウカがジャンプしたと同時に、レイズハンマーで地面を叩き、衝撃波を出して、ゴブリン達を動けなくして、トウカが止めを刺している。
ゴブリン達がある程度減ると、ゴブリンエリートが動き出す。
湊翔「ゴブリンエリートが動き出したか。」
トウカ「そうみたいだな。」
俺とトウカは、気を引き締める。
ゴブリンエリートは、手に持っている棍棒を振り回す。
俺とトウカは、その棍棒を避ける。
アームドハンマーじゃあ、ゴブリンエリートとは、相性が悪いか。
俺は、ハンマーレイズバックルを抜いて、マグナムレイズバックルを装填する。
『SET』
デザイアドライバーの右側にマグナムレイズバックルを装填すると、右側に白色のシリンダーと英語でMAGNUMという文字が現れる。
そして、マグナムレイズバックルのシリンダー部分を回転させ、トリガー部分を引く。
『MAGNUM』
『REDAY FIGHT』
俺は、ギーツ・マグナムフォームに変身して、マグナムシューター40Xを構える。
左腕のアーマードガンも展開して、ゴブリンとゴブリンエリートに攻撃する。
トウカも、ゴブリンエリートにダメージを与えていく。
俺は、マグナムシューター40Xのバレットチャージャーを引く。
『BULLET CHARGE』
その音声が流れると同時に、トリガーを引いて、周囲の敵に攻撃する。
そして、必殺技の体勢に入る。
湊翔「さあ!盛大にやるか!」
『RIFLE』
俺はそう言って、マグナムシューター40Xをライフルモードにして、マグナムレイズバックルを装填する。
『MAGNUM』
装填して、マグナムレイズバックルのシリンダー部分を回転させ、トリガー部分を引き、マグナムシューター40Xのトリガーを引く。
『MAGNUM TACTICAL BLAST』
すると、銃身にアプルーバルリボルバー型のエネルギーが溜まる。
トリガーを引くと、エネルギー弾を放ち、ゴブリンエリートは撃破される。
ゴブリンエリートが倒されたと気づいたゴブリン達は、即座に遁走していく。
俺は、ホッと息を吐き、変身解除すると、トウカが駆け寄ってくる。
トウカ「お疲れ様!」
湊翔「ああ、お疲れ。」
俺とトウカは、お互いを労う。
俺とトウカ、結構連携が取れていたな。
良いコンビになりそうだな。
すると。
『MISSION CLEAR』
その音声が鳴り、ミッションボックスが現れる。
トウカ「その箱って………。」
湊翔「ああ。レイズバックルが入ってる箱だな。」
トウカの言葉にそう答えて、俺は、ミッションボックスを拾い上げ、中身を見る。
そこには、潜水艦にジェットエンジンの様なものが付いている大型のレイズバックルだった。
だが、こんなレイズバックルは知らない。
原作ギーツで、こんなレイズバックルは見た事がない。
中に、そのレイズバックルに関する情報が入っていた。
このレイズバックルは、水中戦に特化したレイズバックルだが、ウォーターレイズバックルと組み合わせれば、地上でも使えるとの事。
湊翔「へぇぇ………。ウォーターと組み合わせれば、使えるじゃん。」
俺は、アクアジェットレイズバックルを見ながら、そう言う。
こうして、未知のレイズバックルを手に入れた。
そんな事があってから暫くすると、ギルドでアクアが号泣していた。
湊翔「…………どういう状況?」
トウカ「実はな………。」
トウカ曰く、カズマがアクアに対して、『宴会芸しか取り柄がない穀潰し』と言った事で泣いたとの事。
カズマも言い過ぎな気がするが、アクアを調子に乗らせると、ロクな事にならないと思っているので、放っておく。
ちなみに、めぐみんは、爆裂魔法を撃ち込む良い場所を見つけたそうで、そんな事をしていると、シールドレイズバックルを手に入れたそうだ。
すると。
ルナ「緊急!緊急!冒険者の皆さんは、直ちに武装をして正門前に集まって下さい!」
ルナさんの叫び声に、只事じゃないと察して、動く。
アクセルの正門前へと来ると、そこには、首のない馬に乗った首無し騎士が居た。
???「…………。」
アクア「なになに?」
カズマ「なんだあいつ、めっちゃ強そう。」
ダクネス「あれは、デュラハンか!」
デュラハン。
それはファンタジー物ではお約束のモンスターの一つだ。
あいつは、自分も馬も、首がない。
自分の頭は自分で抱えていた。
デュラハン「俺は先日、この近くの城に越してきた魔王軍の幹部の者だが……。」
トウカ「魔王軍幹部!?」
やっべぇ、魔王軍幹部が来ちゃったよ。
でも、何で来たんだ?
デュラハン「お……お……俺の城に……毎日毎日欠かさずに爆裂魔法を撃ち込んでく頭のおかしい大馬鹿野郎は、誰だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
魔王の幹部は、それはもうお怒りだった。
爆裂魔法…………。
めぐみんだな。
めぐみんの方をチラリと見ると、めぐみんも自分だと気づいた様だ。
めぐみんが前に出る。
一応、俺はいつでも変身出来る様に、デザイアドライバーを装着する。
デュラハン「お前が……お前が毎日欠かさず爆裂魔法を撃ち込んでくる大馬鹿者かぁ!俺が魔王軍幹部だと知っていて喧嘩を売るなら、堂々と城に来い!そうでないなら、街で震えていろ!ねぇ………何でこんな陰湿な嫌がらせするの〜〜!どうせ雑魚しかいない街だと思って放置していれば、調子に乗って毎日毎日ポンポンポンポンポンポン!!撃ち込みに来やがって!頭おかしいのか貴様ァァァ!!」
めぐみん「…………我が名はめぐみん!アークウィザードにして、爆裂魔法を操る者………!」
デュラハン「………めぐみんって何だ。バカにしてんのか?」
めぐみん「ちっ、違うわい!」
デュラハンは、バカにされたと感じたのか、そう聞いてくる。
まあ、あれが普通の反応だよな。
そんな風に見守っていると。
デュラハン「と、とにかく!もう、俺の城に爆裂魔法を撃ち込むのは、やめて貰おう。」
めぐみん「無理です。紅魔族は日に一度、爆裂魔法を撃たないと死ぬんです。」
デュラハン「そんな訳があるか!…………もう良い。これ以上は埒があかない。貴様を苦しめるとしよう。」
そう言って、デュラハンはおもむろに指先をめぐみんに向ける。
何だ………!?
デュラハン「汝に死の宣告を!」
湊翔「めぐみん逃げろ!!」
デュラハン「お前は1週間後に死ぬ!」
湊翔「くそっ!」
俺は、それを聞いた瞬間に駆け出す。
途中、ダクネスも向かっていたが、俺の方が早く着き、死の宣告というのを食らう。
少し気怠くなった気がする。
カズマ「湊翔!!」
めぐみん「大丈夫ですか!」
湊翔「………あぁ、少し怠いが大丈夫。それより、今のは………?」
トウカ「今のは、デュラハンが使う危険なスキルの一つ、死の宣告だ!」
デュラハン「ほう、よく知っているな。少し予定が狂ったがお前達冒険者は結束が硬いからな。その男は一週間後に死ぬ!死の恐怖に怯え、苦しむことになるのだ。こうしたほうがその娘も苦しむだろう、精々自分の行いを悔い改めるといいっ!フハハっ!」
そう言って、デュラハンは去っていこうとする。
だが、あのデュラハンは、うちのドMクルセイダーのヤバさを知らない。
ダクネス「な、何ということだ!すると、お前は湊翔の呪いを解いてほしければ、どんないかがわしい要求でも飲めと、そう言うんだな!?」
デュラハン「えっ?」
ダクネスの場違い発言に、去ろうとしていたデュラハンは振り返り、素で返す。
その発言に、俺、カズマ、トウカも呆然とする。
何言ってんの?
ダクネス「見てくれカズマッ!あの兜の下のデュラハンの目を!あれは私を城へと連れ去り、湊翔の呪いを解いてほしくばどんなにハードコアな変態プレイを強行する変質者の目だ!」
デュラハン「………えっ。」
デュラハンが変質者呼ばわりされる。
ダクネスの言葉を真に受けたのか、女性冒険者がゴミを見るかの様な目でデュラハンを見て、男性冒険者もドン引きしていた。
ダクネス「囚われの女騎士、なんとも燃えるシチュエーション……だが、行きたくない!行きたくはないが……仕方ない、行ってくりゅ!」
カズマ「止めろ、行くな!デュラハンの人が困ってるだろ!」
トウカ「ダクネス、何言ってんだ!?」
湊翔「ごめんなさい!うちの変態が本当にすいません!」
デュラハン「あっ………いや…………。」
デュラハンも、こっちの空気に飲み込まれたのか、呆然とする。
だが、すぐに大声を出す。
デュラハン「と、とにかく!これに懲りたら俺の城に爆裂魔法を放つのは止めろ!その男の呪いを解いて欲しくば、俺の城に来るが良い!城の最上階に来れたら、その呪いを解いてやろう!………本当に何を言ってるんだ、あの女騎士は。」
デュラハンは、最初はめぐみんにそう言ったが、最後の方は、ダクネスの変態ぶりに動揺していた。
そうして、デュラハンは去って行った。
すいません、うちのドMクルセイダーが、本当にすいません。
すると、めぐみんがデュラハンを追おうとする。
湊翔「めぐみん、どこに行く気だ。」
俺は一人デュラハンが去っていった方向に歩き出すめぐみんの手を掴んで止める。
めぐみん「今回は私の責任です。私が城に行って呪いを解除させてきます。」
湊翔「待て。俺も行く。戦力は少しでも多い方が良いだろ。」
カズマ「俺も行くぞ。」
トウカ「私も行くぞ。私の大事な仲間に呪いを掛けたあのデュラハンは、絶対に許さない。」
ダクネス「私も行こう。性癖に引っかかったが、私も仮面ライダーだ。湊翔の呪いを解いてみせよう。」
そんな風になっていたのに。
アクア「『セイクリッド・ブレイクスペル』!」
「「「「え。」」」」
湊翔「あ、あれ………?」
アクア「私にかかればデュラハンの呪いなんて楽勝よ!」
そうして、冒険者達から歓声が上がる。
その際に、俺が思った事は。
湊翔(勝手に盛り上がってた、俺たちの気持ちを返せ。)
そう思った。
その後、仲間を庇うというミッションをクリアしたのか、ハンマーレイズバックルが金色になった。
今回はここまでです。
転生したら一般人だった件さんからリクエストをいただいた、アクアジェットレイズバックルが登場しました。
これは、ベルディア戦にて使う予定です。
そして、めぐみんから死の宣告を庇った湊翔のハンマーレイズバックルは、仮面ライダーチョコの景品である金色のハンマーレイズバックルになりました。
次回は、あの魔剣の勇者が登場します。
アンケートは、しばらく続けます。
一応、ハーレムは3人にする予定です。
何人にして欲しいというのがあったら、活動報告にお願いします。
あと、原作キャラで、誰が変身するのかというのも受け付けています。
現状、リクエストで来たのは、ミツルギがダパーンかギンペン、ダストがメリー、リーンがシローという感じです。
勿論、そのライダー達の専用の大型レイズバックルに関しても、リクエストを受け付けています。
是非、リクエストがある場合は、お願いします。
今日の本家のギーツでは、メリーが退場しましたね。
ちなみに、パンクジャックの変身者はどうするかは、未定です。
アクアは変身するか否か
-
変身させる
-
変身させない