この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第9話 起死回生のブースト

 ベルディアを追い詰めたと思ったら、ゾンビジャマトが出現した。

 

湊翔「ゾンビジャマト!?」

カズマ「何だよ、アレ!?」

アクア「ゾンビなら、私の出番ね!食らえ!セイクリッド・ターンアンデッド!」

 

 ゾンビと聞いて反応したアクアが、セイクリッド・ターンアンデッドを放つが、ゾンビジャマトに効いた様な気配はしない。

 

アクア「私のターンアンデッドが効いてない!?」

湊翔「アクア!相手はジャマトだぞ!ターンアンデッドが効くかどうか分からないのに!」

アクア「そんな!?」

めぐみん「というより、一部がベルディアに集まって、残りはこっちに来てますよ!」

ダクネス「どうする!?」

湊翔「倒すぞ!」

トウカ「そうだな!」

 

 俺たちは、ゾンビジャマトを倒していく。

 だが、数が多すぎる!

 

カズマ「おい!こいつら、倒しても倒しても湧いてくるぞ!」

湊翔「そいつらに噛まれるなよ!ゾンビになるからな!」

アクア「ええっ!?」

ダクネス「何だと!?」

トウカ「なら、噛まれない様に倒していけば良いだけだ!」

めぐみん「そうですね!」

 

 俺たちは、それぞれの武装で、ゾンビジャマトを倒していく。

 だが、ゾンビジャマトは、俺たちの後ろにいた冒険者達の方へと向かっていく。

 

湊翔「まずい!」

 

 今の冒険者達に、ジャマトを倒すのは厳しいはずだ。

 助けに行きたいが、周囲を取り囲んでいるゾンビジャマトの対応に追われて、行けない。

 このままじゃ、ゾンビ化する冒険者が続出するはずだ………!

 すると、1人の男性が、素手でゾンビジャマトを倒しているのが見えた。

 

???side

 

 俺は、デザイアドライバーにライコウのIDコアを装填して、デザイアドライバーも腰に装着する。

 その状態で、ツムリから貰ったスパイダーフォンで表示された、ゾンビジャマトとやらを倒していく。

 

???「他愛無いな。」

 

 こいつらは、そこまで強くない。

 ただ、数が多いのは事実だな。

 周囲を見ると、魔剣の勇者と呼ばれている、御剣響夜が居た。

 まあ、こいつは、魔剣グラムに頼っている様な奴だ。

 実力は無くとも、大丈夫だろ。

 

冒険者「う、うわぁぁぁ!!」

 

 そんな叫び声が聞こえてきて、俺は、すぐにその冒険者を襲うゾンビジャマトを撃破する。

 

???「大丈夫か?」

冒険者「あ、ありがとうございます!」

???「気にするな。」

 

 お礼を言う冒険者に、そう言う。

 すると、その倒したゾンビジャマトから、何かの箱が落ちる。

 

???「お?」

 

 俺は、その箱を拾い、蓋を開けると、中には、ツムリという奴が説明していたレイズバックルという奴が入っていた。

 爪みたいな形状のレイズバックルだった。

 

???「これが、レイズバックルか。早速使ってみるか。」

 

 そう言って、その爪みたいな形状のレイズバックルを、デザイアドライバーに装填する。

 

SET

 

 装填すると、右側に、黄色の爪と、英語でCLAWの文字が浮かぶ。

 俺は、変身ポーズを取り。

 

???「変身!」

 

 そう言って、バックルにある爪をスライドさせる。

 

ARMED CLAW

REDAY FIGHT

 

 すると、俺の体がスーツに包まれ、顔に虎の顔みたいな仮面が装着され、胸の部分にアーマーが、両腕に爪が装備される。

 これが、仮面ライダーライコウという事だろう。

 

???「爪か。良いじゃないか。よし、行くぜ!」

 

 変に、弓矢とか銃みたいな、遠距離や中距離で戦うのは、性に合わない。

 やっぱり、接近戦が一番だな。

 俺は、素早く動いて、両腕についているクローで、ゾンビジャマトを倒していく。

 ゾンビジャマトは、粗方片付けたので、魔王軍幹部と戦っている連中と合流するか。

 そう思い、駆け出していく。

 

湊翔side

 

 いつまでも、アクアジェットを使う訳にはいかないので、すぐにマグナムに変えて、ゾンビジャマトを倒していく。

 すると、その素手でゾンビジャマトを倒していた人が、変身した。

 虎の仮面ライダーみたいだが、あんなのは見た事がない。

 ゾンビジャマトを倒しながら、そう思っていると、そのライダーが近づいてくる。

 

???「おい、大丈夫か?」

湊翔「アンタ…………誰だ?」

白夜「俺か?俺は虎雷白夜(こらいびゃくや)だ。よろしく。」

湊翔「白夜ね…………。俺は、桐ヶ谷湊翔だ。よろしく。」

 

 そんな風に挨拶していると。

 

アクア「ちょっと!何、変なやつと挨拶してるのよ!さっさと倒してよ!」

 

 アクアが叫んだ。

 まあ、呑気に挨拶をしてる場合じゃないな。

 ただ、白夜と名乗った奴は、アクアの言葉に、顔を顰めた気がする。

 アクアも珍しく正論を言うんだな。

 そう思いながら、ゾンビジャマトを、アーマードガンと、マグナムシューター40Xで倒していく。

 すると。

 

トウカ「おい、見ろ!ベルディアが!」

湊翔「えっ!?」

カズマ「嘘だろ………!?」

白夜「へぇぇ…………。」

めぐみん「大きくなってますよ!?」

 

 そう。

 ベルディアは、どういう訳か、巨大化していたのだ。

 

ベルディア「ウオオオオ!!」

アクア「やばいんじゃないの!?やばいんじゃないの!?」

湊翔「こうなったら…………ブーストを使う!他の皆は、強いレイズバックルを使え!」

白夜「…………いや、俺、そういうの無いけど。」

湊翔「そうだった…………。白夜。手伝ってくれるか?」

白夜「良いぜ。あんなに強いやつと戦うのは、本当に久しぶりだ。」

カズマ「めぐみん!」

めぐみん「何ですか?」

カズマ「これ、使え!」

 

 そう言って、カズマがめぐみんに渡したのは、ブーストレイズバックルだった。

 

めぐみん「ブーストバックル!?何で………?」

カズマ「お前、俺たちみたいに、大型のレイズバックルが無いだろ。それ使え。」

めぐみん「…………!ありがとうございます!使わせて貰います!」

湊翔「よし!行くぞ!」

トウカ「ああ!」

 

 俺たちは、それぞれのレイズバックルを構える。

 俺とめぐみんはブースト、カズマはニンジャ、ダクネスはゾンビ、トウカはカリバーのレイズバックルを構えて、装填する。

 

SET

 

 俺とめぐみんの横に、バイクのマフラーから火が出る絵とBOOSTの文字が、カズマの横に、緑の手裏剣の絵とNINJAの文字が、ダクネスの横には、紫色の手の絵とZOMBIEの文字が、トウカの横には、青の持ち手と銀色の刀身の剣の絵とCALIBERの文字が浮かぶ。

 俺たちは、それぞれのレイズバックルのギミックを動かす。

 

DUAL ON

GET READY FOR BOOST & MAGNUM

NINJA

BOOST ARMED CLAW

ZOMBIE

CALIBER

REDAY FIGHT

 

 俺はギーツ・マグナムブーストフォーム、カズマはタイクーン・ニンジャフォーム、めぐみんはナーゴ・アームドクローブースト、ダクネスはバッファ・ゾンビフォーム、トウカはラウンズ・カリバーフォームになる。

 

湊翔「それじゃあ、各個でベルディアに攻撃して、弱らせる!」

めぐみん「行きますよ!」

白夜「おっしゃあ!」

カズマ「ああ!」

ダクネス「うむ!」

トウカ「行くぜ!」

 

 俺たちは、巨大化したベルディアへと向かっていく。

 それぞれの武器を手に取って。

 俺は、マグナムシューター40Xで、ゾンビジャマトとベルディアに銃撃する。

 カズマは、ニンジャデュアラーを二つに分けて、攻撃していく。

 めぐみんは、ブーストの力で、加速したり踵落としをしながら、レイズクローで、ゾンビジャマトとベルディアに攻撃していく。

 めぐみんが攻撃する中。

 

カズマ「めぐみん!」

めぐみん「はい!」

 

 ブーストの力で飛んだめぐみんを、カズマがぶん回して、敵の方に向かって投げ、レイズクローで倒していく。

 ダクネスは、ゾンビブレイカーで、ゾンビジャマトとベルディアを斬っていく。

 トウカは、ソードエクスカリバーで、ゾンビジャマトとベルディアを斬っていく。

 白夜という奴は、レイズクローを持って、素早く動き、ゾンビジャマトとベルディアに攻撃していく。

 ある程度攻撃していくと、ゾンビジャマトは全滅して、後は、ゾンビジャマトによって巨大化したベルディアだけだ。

 

湊翔「よし!止めだ!」

カズマ「じゃあ、俺たちである程度弱らせるから、湊翔とめぐみんのブーストで、止めを差してくれ!」

めぐみん「はい!」

ダクネス「行くぞ!」

トウカ「ええ!そこのアンタも!」

白夜「言われるまでもない!」

 

 俺たちは、必殺技を撃つ体勢に入る。

 カズマはニンジャデュアラーの片方のディスクを回し、ダクネスはゾンビブレイカーのカバーを上部までスライドして、トウカはソードエクスカリバーの柄頭の部分に、ウォーターレイズバックルを装填し、白夜は、クローレイズバックルを引く。

 

ROUND 1・2・3 FEVER

POISON CHARGE

WATER

 

カズマ「行くぞ!」

ダクネス「ああ!」

トウカ「ハァァァ…………!」

白夜「フッ!」

 

 必殺技を待機させていた4人は、一気に駆け出していく。

 

TACTICAL FINISH

TACTICAL BREAK

WATER TACTICAL STLASH

CLAW STRIKE

 

カズマ「ハァァァァ!!」

 

 カズマは、ニンジャデュアラーを2本持って、ベルディアにダメージを与えていく。

 

ダクネス「ハァァァ!!」

 

 ダクネスは、ゾンビブレイカーにチャージした毒の力で、ベルディアに攻撃する。

 

トウカ「セイッ!」

 

 トウカは、ウォーターレイズバックルの力で水を纏ったソードエクスカリバーで、ベルディアに攻撃する。

 

白夜「ハアッ!」

 

 白夜は、高速移動をして、レイズクローによる斬撃を浴びせる。

 4人の必殺技を受けたベルディアは、弱っていた。

 

ベルディア「ぐぅぅ………!」

白夜「止めはお前らに譲ってやるよ!」

カズマ「行け!」

ダクネス「頼んだぞ!」

トウカ「行きなさい!」

湊翔「ああ!行くぞ、めぐみん!」

めぐみん「はい!」

 

 めぐみんは、デザイアドライバーのリボルブアンロックを押して、ドライバーのロックを外して、半回転させる。

 

REVOLVE ON

 

 すると、めぐみんは空中に一旦浮き、マスク部分が外れると、180度回転して、クローの装甲が下半身に、ブーストの装甲が上半身に行って、再びマスク部分が装着される。

 めぐみんの両腕に装備されているレイズクローは、巨大化していた。

 そして、ブースト必殺技の体勢に入る。

 それぞれの片側のレイズバックルを操作して、ブーストのハンドル部分を2回回す。

 

BOOST TIME

 

湊翔「ハアッ!」

 

 俺は、ブーストのアーマーの力で、空高く飛び、ギーツモードになったブーストライカーが、俺の方に向かっていく。

 めぐみんの方は、巨大なレイズクローを構えていた。

 上空から、ベルディアを見据える。

 そして、俺とめぐみんは、ブーストレイズバックルのハンドル部分を回す。

 

MAGNUM BOOST GRAND VICTORY

BOOST CLAW GRAND VICTORY

 

湊翔「ハァァ………!ハァァァ!!」

めぐみん「ハァァァァ!!」

 

 俺は、マフラーから炎を出して加速するブーストライカーと共に、炎を纏ったライダーキックを繰り出す。

 めぐみんは、レイズクローから出てきたスラスターを使って加速して、ベルディアに向かっていく。

 そして、ライダーキックと斬撃がベルディアに命中する。

 

ベルディア「ぐわァァァァ!!」

 

 そんな叫び声と共に、ベルディアは爆発する。

 爆炎が晴れると、ベルディアが倒れていた。

 すると。

 

ベルディア「見事だ…………。そこの狐の戦士よ。名を、何と言うんだ………?」

湊翔「桐ヶ谷湊翔。仮面ライダーギーツ。」

ベルディア「仮面ライダーか。お前達の様な戦士と戦えた事、………騎士として誇りに思う。魔王軍に………栄光あれェェェェッ!」

 

 ベルディアはそう言って、再び爆発する。

 そこには、もうベルディアは居なかった。

 俺たちが冒険者達の方を向くと、冒険者達から、勝鬨の声が上がる。

 こうして、ベルディアとの戦いは、俺たちの勝利で幕を閉じた。

 すると、俺とめぐみんのデザイアドライバーに装填されているブーストレイズバックルから、煙が出てくる。

 

カズマ「おい、湊翔、めぐみん。何か、ブーストバックルから、煙が出てるぞ?」

めぐみん「え?」

湊翔「あ。」

 

 すると、二つのブーストバックルが、ドライバーから外れ、アクアへと向かっていく。

 

アクア「え?ええっ!?いやぁぁぁ!!」

カズマ「アクア!?」

アクア「何で!?何でブーストバックルは、私に飛んでくるのよ!?…………って、プギャ!」

 

 アクアの言葉の最後の方が変な感じになったのは、ブーストバックルが命中したからだ。

 そして、アクアが倒れる中、ブーストバックルは、そのまま空へと向かっていく。

 まあ、また回収すれば良いか。

 そう思った。

 その夜、俺たちは、白夜と話をする事にした。

 

カズマ「…………それじゃあ、改めて、アンタの名前を聞くけど、何なんだ?」

白夜「俺は虎雷白夜だ。よろしく。」

湊翔「君も、ツムリからドライバーを受け取ったって訳か?」

白夜「ああ。…………それはそうと、お前らの名前は何だよ?湊翔しか知らねぇぞ。」

カズマ「ああ。俺は、サトウカズマ。仮面ライダータイクーンだ。」

めぐみん「我が名はめぐみん!紅魔族随一の魔法使いにして、爆裂魔法を操りし者。そして、仮面ライダーナーゴです。」

ダクネス「私はダクネス。クルセイダーを生業にしてて、仮面ライダーバッファだ。」

トウカ「私はトウカ。ソードマスターで、仮面ライダーラウンズだ。」

アクア「私はアクア。そう!水の女神アクアその人よ!」

白夜「女神?」

湊翔「…………を、自称してるだけだ。」

 

 白夜は、絶対転生者だろうな。

 どう考えても日本人の名前だし。

 それにしても、白夜は、アクアの事を嫌っている様な気がするな。

 

白夜「そうだよな!こんな所に、女神が居てたまるか。」

アクア「はぁ〜!?てゆーか、アンタ思い出したわよ!アンタは私が………!」

白夜「…………ッ!」

 

 白夜は、即座に俺、カズマ、アクアを連れて、ギルドから出て、建物の裏に向かう。

 

アクア「何すんのよ!?」

白夜「それはこっちのセリフだ!いきなり何を言おうとしてるんだ、お前は!」

カズマ「…………アクアと知り合いなのか?」

アクア「知り合いも何も、こいつは、私が転生した奴よ!電気を自在に操り、身体強化する能力を特典にした!」

湊翔「やっぱりか…………。」

 

 だろうな。

 まあ、ミツルギとは違って、アクアの事は、一切尊敬してなさそうだが。

 なるほど、身体強化して、俺たちを纏めて連れ出した訳か。

 すると、アクアが笑いだす。

 

アクア「そういえば、思い出したわよ!アンタの余りにも情けない死に方を………ぷげっ!」

白夜「だぁから!人の死に方で笑うなって言っただろ!」

 

 白夜は、何かを言おうとしたアクアを、ハリセンで即座にぶっ叩く。

 ていうか、カズマ以外にも、死因を笑ったのか。

 女神であるが故に、感性は人間とは異なるのか?

 

カズマ「どういう事だよ?」

アクア「だって!元々格闘家を目指してたけど、訓練を終えて、帰宅途中にで誤って空き缶を踏んでバランスを崩して階段から転落し、後頭部をぶつけて脳の血管がいくつか切れて死んだのよ!笑えるんですけど〜!ぷ〜くすくすくす!!」

白夜「だから、笑うなっつてんだろ!」

湊翔「アクア………それは、最低だぞ。」

 

 その死因に関しては、事故なんだからしょうがねぇだろ。

 すると、カズマは、白夜の肩に手を置く。

 

白夜「………ん?カズマ?」

カズマ「分かる!分かるぞ!俺だって、この駄女神にバカにされたんだぞ!」

アクア「そりゃそうでしょ!トラクターに轢かれたと勘違いしてのショック死なんて、アンタ達、本当に笑えるわ!」

 

 白夜は、驚いた表情を浮かべ、カズマの両肩に手を置く。

 

白夜「お前も、バカにされたんだな………。」

カズマ「で、嫌がらせとして、この女神を特典にして、道連れにした訳だ!」

白夜「それは良いな!スカッとするぜ!」

カズマ「でも、こいつ、ステータスがカンストしてんのに、運と知力のステータスが最低なんだよ。」

白夜「は?何だよ、人の事をバカにしておいて、お前の方がバカだろ!」

アクア「はぁ〜!?」

湊翔「やれやれ…………。」

 

 白夜、カズマ、アクアの喧嘩を、呆れながら見る俺だった。

 その後、何とか仲裁して、皆の元に戻る。

 白夜は、俺に話しかける。

 

白夜「なぁ。」

湊翔「ん?」

白夜「俺を、お前のパーティーに加えてもらえないか?」

湊翔「良いのか?」

白夜「ああ!お前と一緒に居たら、強い奴と戦えそうな気がする。」

湊翔「そうか。なら、よろしく頼むな!」

白夜「おう!」

 

 こうして、虎雷白夜こと仮面ライダーライコウが仲間になった。

 その翌日、ギルドに向かうと。

 

アクア「あっ!ちょっとカズマ、湊翔、白夜!遅かったじゃないの!もう既に、皆出来上がってるわよ!」

湊翔「出来上がってるじゃないよ。ベロンベロンじゃねぇか。」

白夜「俗物すぎるだろ。」

トウカ「まあ、魔王軍幹部を倒したからね。」

めぐみん「あ!カズマ、湊翔、白夜!聞いて下さい!ダクネスが、私にはお酒は早いと、どケチな事を………!」

ダクネス「いや待て、ケチとは何だ、そうではなく………!」

ルナ「カズマさん、湊翔さん、お待ちしておりましたよ。」

 

 そこに、ルナさんがやって来る。

 何だ?

 

ルナ「カズマさんと湊翔さんのパーティーには、特別報酬が出ているんです。」

カズマ「え?何で………?」

荒くれ者「魔王軍幹部を倒すなんてな。俺は最初から、お前らの中の輝きを信じてたぜ。」

カズマ「俺の中の、輝き………?」

荒くれ者「地獄の入り口に光が差すな。古い言い伝えだが。」

湊翔「そんな言い伝え、あったんだ。」

冒険者「それに、2人のパーティーが居なかったら、デュラハンなんて倒せなかったしな。」

 

 そうだな。

 すると、ルナさんが口を開く。

 

ルナ「サトウカズマさんと桐ヶ谷湊翔さんのパーティーには、3億エリスが贈呈されます!」

「「「「「「さっ!?」」」」」」

 

 すると、ギルド内から、奢れコールが来る。

 カズマ、アクア、めぐみん、ダクネスが集まって話してる中、ルナさんの申し訳なさそうな表情が目に入る。

 

湊翔「ルナさん、何か、言いたい事があるんですよね?はっきり言って下さい。」

ルナ「やはり、湊翔さんには分かりますか…………。」

 

 そう言って、ルナさんは小切手を渡してくる。

 カズマ達もこちらに来る。

 

ルナ「ええと、ですね。今回、カズマさんと湊翔さん一行の………アクアさんの召喚した大量の水により、街の入り口付近の家々が一部流され、損壊し、洪水被害が出ておりまして……。………まあ、魔王軍幹部を倒した功績もあるし、全額とは言わないから、一部だけでも払ってるくれ………と…………。」

 

 その言葉に、俺たちは唖然となる。

 まさか、アクアの水が、そんな被害を出してたなんて!

 嘘だろ………。

 すると、唖然としている俺とカズマの肩に、ダクネスと白夜が手を置く。

 

ダクネス「報酬3億。…………そして、弁償金額が3億4千万か。」

白夜「湊翔、カズマ。明日は、金になる強敵相手のクエストに行こうぜ!」

 

 ダクネスと白夜は、いい笑顔で笑う。

 まあ、クエストに行くのは良いんだけどさ。

 ていうか、命懸けで戦った奴相手に借金を負わせるなんて、何考えてんだ、この国の連中は。

 そりゃあまあ、言っている事には一理あるのだが。

 だが、どうも納得いかない。

 そんなモヤモヤを抱きつつ、俺は、借金をどうにかしようと決意する。




今回はここまでです。
雷影さんがリクエストしてくれた、虎雷白夜こと仮面ライダーライコウが登場しました。
アクアとは、死因をバカにされた為、仲が悪いです。
転生特典は、アクアが言ってた通りです。
格闘家を目指していたのもあって、格闘戦が得意です。
カリバーレイズバックルの武器、ソードエクスカリバーは、柄頭の部分に、小型のみとはいえ、レイズバックルを装填出来ます。
そして、本家ギーツより先駆けて、タイクーン・ニンジャフォームが登場しました。
デストロイヤー戦にて、スラグフォートレスジャマトか、ナイトジャマトを出そうかなと思っています。
そのどちらを出すのか、意見がある場合は、お願いします。
アウトサイダーズが配信され、次回は、王蛇だけでなく、ディエンドも登場!?
感想、リクエストは、絶賛受け付けています。
これにて、第1章は終わりです。

アクアは変身するか否か

  • 変身させる
  • 変身させない
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