この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第14話 ダンジョン攻略

 ある日の夜。

 俺達はそれぞれが自由な時間を過ごしていた。

 ダクネスとめぐみん、トウカはチェスみたいな物に興じている。

 カズマは暖炉の前に置いてあるソファーで温まっていた。

 アクアはカズマを暖炉の前からどかして温まっていた。

 そして、俺と白夜はというと、デザイア神殿へと赴き、トレーニングルームに居た。

 

白夜「どうしたんだよ?いきなり、俺に用があるって。」

湊翔「いやさ。俺って、マグナムを使ってるけどさ、相手に物凄く接近されたら、対応しきれないと思ってさ。そこで、格闘家を目指してた白夜に、ご教授願いたいと思ってね。」

白夜「そういう事か。分かった。それなら、力を貸そう。」

湊翔「ありがとう。」

 

 そういう事で、俺と白夜は、特訓をする事になった。

 ちなみに、ツムリ曰く、合意のある決闘、特訓に関しては、仮面ライダーとして戦っても大丈夫らしい。

 俺と白夜は、お互いに向かい合い、駆け出していく。

 と言っても、白夜の格闘戦の技術を教わる感じだが。

 そんな感じで、俺と白夜はぶつかっていく。

 

白夜「お前、中々伸び代があるな。これは、鍛えがいがありそうだ。」

湊翔「そうかよ。」

 

 白夜の言葉に、俺は苦笑した。

 今日は、特訓はここまでになった。

 ちなみに、その後、お互いに変身して、バトルをした。

 翌朝、俺は一人で出かけた。

 特に用事も無くブラブラしているだけだ。

 トウカ、アクア、めぐみん、ダクネスは、女子会を開催しているようだ。

 白夜は、ウィズの店に行った。

 すると、路地裏を覗く3人がいた。

 

湊翔「お前ら、何してんだ?」

「「「!!!」」」

ダスト「何だ湊翔か。驚かすな。」

キース「本当だよ。」

カズマ「良かった。湊翔で。」

 

 いや、かなり目立ってたぞ?

 というより、そこの路地裏に何があるんだ?

 気になった俺は、3人に質問する。

 

湊翔「ところで三人共、こんな所で何してるんだ?」

「「「フヒュ〜ヒュ〜。」」」

 

 3人は暫く口笛を吹いていると、急に俺を引き寄せた。

 

ダスト「いいか?この街の男性冒険者のみが知っているんだが、サキュバスがいい夢を見せてくれるサービスがあるらしい。」

湊翔「サキュバス?」

 

 サキュバスってあのサキュバス?

 何で男性冒険者しか知らないんだ?

 気になった俺は、ダスト達に尋ねる。

 

湊翔「何で男性冒険者しか知らないんだ?」

ダスト「え!?こいつってまさか、性欲そこまで無いタイプか?」

キース「マジかよ。」

カズマ「まあ、こいつ、女性にはそこまで鼻を伸ばさないからな。」

 

 何で変な目で見られるんだ?

 すると、ダストが説明しだす。

 

ダスト「いいか?この街にはサキュバスがいて、俺達、男性冒険者とサキュバスは、共存している仲なんだよ。」

 

 ダスト曰く、男性冒険者は、ムラムラする事があるらしく、女性冒険者にちょっかい出そう物なら、隠し持ってるナイフで大事なところを斬られたり、周囲の女性冒険者に連絡される。

 そこで、男性冒険者はお金を払い、サキュバスに夢を見させてもらい、サキュバスは性欲を男性冒険者が枯れない程度に加減し吸収して、お互いに共存共栄の関係にあるらしい。

 

ダスト「どうだ?湊翔も興味持ったか?」

湊翔「いや、興味ないな。」

キース「え!?何でだよ!?」

カズマ「性欲を消費する事が出来るんだぞ!」

 

 確かに俺もたまにムラムラすることもある。

 だが、そこまでムラムラしないので、特に問題は無い。

 それを伝えると3人が俺に同情の視線を向けてきた。

 

ダスト「湊翔。たまにはさ、発散しようぜ。」

キース「お前ってさ、仲の良い女の子って居るんだろ?」

カズマ「夢の中だから、怒られないって。」

湊翔「なんだ、その同情の視線は?ていうか、俺、仲のいい女子なんて居ないし。」

ダスト「いいからさ!たまにはな?」

湊翔「気にならなくも無いけど、そういうのって高いんだろ。」

カズマ「それがさ、結構安いんだよ。」

ダスト「だからさ、いいだろ?な?」

湊翔「いや、俺は良いや。」

 

 俺は、3人の誘いを断って、色々と歩いていた。

 ギルドへと向かうと、クリスが話しかけてきた。

 

クリス「あ、湊翔君。」

湊翔「よお、クリス。」

クリス「君って、もしかして、今は暇かな?」

湊翔「まあ、暇っちゃあ、暇だな。」

クリス「ならさ、少し、手伝って欲しい事があるんだけど…………聞いてみない?」

湊翔「聞くだけ聞いて、判断するよ。」

クリス「そう?君からしたら、興味深い話だと思うんだけど?」

 

 そう言って、クリスは語った。

 とある巨大な地下ダンジョンに向かうのだが、そこは、色々な意味で危険なダンジョンらしく、盗賊職一人では、きついとの事。

 

クリス「…………そんな訳で、手伝ってくれると嬉しいな。」

湊翔「へぇぇぇ…………。まあ、良いけど。丁度、暇になったしな。」

クリス「なら、決まり!」

???「あ、あの…………。」

湊翔「ん?」

 

 すると、声をかけられた。

 振り返るとそこに居たのは、一人の女の子だった。

 黒い髪に紅い目から察するに、めぐみんと同じく、紅魔族なのだろう。

 胸が大きい。

 

湊翔「えっと……………君は?」

ゆんゆん「あの…………私は、ゆんゆんって言います。」

クリス「君も紅魔族?」

ゆんゆん「あ、はい…………。」

湊翔「それで、何の用だ?」

ゆんゆん「あの…………その…………。」

 

 紅魔族という割には、中々に大人しい部類だな。

 めぐみんをよく見てる影響かもしれないが。

 

ゆんゆん「あの…………パーティーに、入れてくれませんか!?」

湊翔「えっ?」

クリス「う〜ん……………。良いんじゃないのかな?」

湊翔「クリス?」

クリス「この子は、めぐみんと違って、上級魔法を使うらしいから、戦力になるよ。」

 

 なるほどな…………。

 まあ、めぐみんが特殊なだけだと思うしな。

 なら、大丈夫かな。

 

湊翔「分かった。」

ゆんゆん「あ、ありがとうございます!」

 

 ゆんゆんはそう言って、頭を下げる。

 パーティー組むだけで、そこまでになるか?

 そう思いつつも、俺たちは、出発する。

 ちなみに、既に自己紹介は終えている。

 ただ、少し、気になる事があるとしたら。

 

湊翔(……………誰かが、つけてきてる?)

 

 そう。

 二人ほど、俺たちの事を追っている人物が居るのだ。

 ちなみに、スキルを使っている訳ではない。

 ただ、過去の経験上、他者の敵意や悪意に敏感になっているだけだ。

 しばらく歩いて、その目的のダンジョンに到着した。

 

湊翔「ここか。」

クリス「そ。」

ゆんゆん「パーティー…………。パーティーを組めるなんて…………。」

 

 ゆんゆん、いつまで上の空なんだよ。

 クリスに聞いたところ、ゆんゆんは、パーティーを組まずに、ソロで行っているらしい。

 ただ、ゆんゆんは、パーティーメンバーの募集をしているのだが、その内容があまりにも重い為、パーティーを組もうとする人が居ないそうだ。

 まあ、無理もないか。

 そう思いつつ、俺は、デザイアドライバーを腰に装着する。

 変身する為だ。

 

ゆんゆん「あの…………それは?」

クリス「まあまあ。見てれば分かるよ。」

 

 首を傾げるゆんゆんに、クリスはそう言う。

 俺は、デザイアドライバーに、マグナムレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、俺の横に白色のシリンダーと英語でMAGNUMという文字が現れる。

 俺は、右手で狐の影絵を作り、中指と親指で、フィンガースナップをする。

 

湊翔「変身。」

 

 そう言って、マグナムレイズバックルのシリンダー部分を回転させ、トリガー部分を引く。

 

MAGNUM

REDAY FIGHT

 

 すると、マグナムレイズバックルから、赤い弾丸が放たれ、隣のマグナムの文字に当たる。

 それが、マグナムフォームのアーマーとなり、ギーツのエントリーレイズフォームとなった俺に、装着され、ギーツ・マグナムフォームへと変身する。

 それを見たゆんゆんとクリスは。

 

ゆんゆん「えええっ!?何ですか、それは!?」

クリス「これが仮面ライダーか…………。」

 

 ゆんゆんは驚き、クリスは興味深そうに見てくる。

 

湊翔「別にギーツとしての姿を見るのは構わないけど、さっさとダンジョンに入ろうぜ。」

クリス「そうだね。」

ゆんゆん「あ、はい。」

 

 そうして、ダンジョンの中へと入っていく。

 中は少し暗かった。

 

湊翔「暗いな。」

クリス「大丈夫だよ。敵感知に罠感知もある訳だし。」

ゆんゆん「暗いですね………。」

湊翔「まあ、これも使ってみるか。」

 

 俺は、スパイダーフォンを取り出す。

 すると。

 

SPIDER MODO

 

 スパイダーフォンは、スパイダーモードになった。

 これが、スパイダーフォンの特徴だ。

 

ゆんゆん「えっ!?」

クリス「何それ、魔道具?」

湊翔「みたいなもんかな。索敵頼むぞ。」

 

SEARCH

 

 俺がそう言うと、その音声と共に、スパイダーフォンは、周囲の索敵を行う。

 これは、本当に便利だな。

 クリスの罠感知や敵感知も合わせて、敵や罠を発見していく。

 罠に関しては、クリスが解除して、敵に関しては、俺とゆんゆんで倒す。

 マグナムシューター40Xで銃撃したり、魔法で攻撃したり。

 そんな感じに進んでいく。

 しばらく進むと、開けた場所に出る。

 

湊翔「随分と開けてんな。」

ゆんゆん「そうですね……………。」

クリス「ねぇ、あそこ見て。」

 

 クリスが指差す先には、何かの部屋があった。

 

湊翔「何かの部屋か?」

クリス「行ってみよう!」

 

 俺とクリスは、駆け出していく。

 ゆんゆんは、オロオロとしていた。

 中に入ると、かなり荒れていた。

 だが、いくつか見覚えがある物があった。

 それは………………。

 

湊翔(ライトセイバーに、クイックルワイパーに、その他諸々…………。どう考えても、日本人が関与してるだろ!!)

 

 そう。

 こんな物が、この世界の人間に作れる物ではないのは確かだ。

 だとすると、十中八九、日本人転生者が関与しているだろう。

 すると、クリスが声をかける。

 

クリス「ねぇ、湊翔君。」

湊翔「ん?」

クリス「これ見て。」

 

 そう言って、クリスが指差した先を見ると、一本のペンが置いてあった。

 

湊翔「これは?」

クリス「これは、描くだけでどんなものでも作り出せるペンらしいね。」

湊翔「描くだけで?(あのアニメの実体化ペンみたいだな…………。)」

 

 それを聞いた俺は、某緑の蛙型宇宙人が主役のアニメに登場するペンを思い浮かべる。

 だが、周囲の物よりも、それを真っ先に見たという事は…………。

 

湊翔「…………クリスの目当ては、それか?」

クリス「まあね。」

湊翔「…………それを手に入れて、どうするんだよ?」

クリス「まあ、こんな所に放置されても、危険なだけだから、封印するかな?」

湊翔「まあ、それが妥当だけれど…………。」

 

 確かに、描くだけで何でも作り出せるペンなんて、やばい人に渡ったら、危険極まりない。

 それこそ、魔王軍に渡るのはまずい。

 そう思うのだが、気になる事がある。

 

湊翔「それって、神器の類だろ?何でそんなもんを、クリスが回収するんだ?」

クリス「…………それに関しては、話しておくよ。」

 

 そう言って、クリスは真面目な顔で語り出す。

 クリス曰く、自分は女神エリスを信仰していて、女神エリスから、持ち主がいなくなった神器の回収を頼まれたかららしい。

 神器は、その持ち主が居なくなったら、本来の力を発揮しない。

 それは、ミツルギの魔剣グラムが、他の人が使ったら、ただの剣になるのと同じだ。

 しかし、本来の力を発揮出来なくても、強力な事には何ら変わらないから、厄介事を起こされる前に、回収して欲しいとの事だ。

 

クリス「……………そんな訳で、女神エリス様に頼まれて、神器回収をしてる訳。」

湊翔「なるほどね…………。まあ、それに関しては了解したよ。」

 

 確かに、そんな物騒な代物を、放置しても危険だろうからな。

 すると。

 

ゆんゆん「や、やめて下さい!」

湊翔「ゆんゆん!?クリス!その神器の方は任せたぞ!」

クリス「分かったよ!」

 

 ゆんゆんの叫び声が聞こえてきたので、俺は、ゆんゆんの方に向かう。

 すると、二人の男が、ゆんゆんを捕まえようとしていて、ゆんゆんは抵抗していた。

 ただ、普通の男ではなく、仮面ライダーだった。

 その証拠に、腰には、デザイアドライバーが装着されていた。

 ただ、エントリーレイズフォームの様だが。

 そして、片方は象で、片方はインパラの仮面ライダーだった。

 俺は、その仮面ライダーに対して、マグナムシューターで銃撃する。

 

湊翔「ハッ!」

象「うわっ!」

インパラ「のわっ!」

ゆんゆん「キャッ!」

 

 その二人の仮面ライダーが吹っ飛び、ゆんゆんが倒れそうになった所を、俺が支える。

 

ゆんゆん「み、湊翔さん…………。」

湊翔「大丈夫か?」

ゆんゆん「は、はい…………。」

 

 俺の質問に、ゆんゆんは答える。

 ただ、顔が赤いのが少し気になる所ではあるのだが。

 

象「おお、湊翔さんのお出ましだ。」

インパラ「どこに居たんだよ?」

湊翔「……………お前ら、何の用だ?」

象「話は簡単だ。アンタの持ってるレイズバックルを、全てよこせ!」

インパラ「そうだ!そうだ!」

湊翔「……………レイズバックルは、ミッションやクエストをこなしてれば、手に入るのにな。」

象「へっ!そんなまどろっこしい事をしてられるかよ!」

インパラ「他の奴から、レイズバックルを奪えば早いからな!」

湊翔「…………………。」

 

 なるほど、そんな奴らか。

 すると、前世の記憶が蘇る。

 

???『オラっ!さっさとそれを寄越せや!』

湊翔『返せよ…………!それを返してくれよ!』

???『お前が何でも出来るおかげで、こんなに楽する事が出来たぜ!』

???『本当にそうっすね!』

???『あばよ!』

湊翔『ううぅ…………!』

 

 そんな過去の記憶が蘇り、苛立ちが出ていた。

 何だって、俺から奪おうとするんだよ。

 何でも出来るからって。

 答えは一つだな。

 

湊翔「…………お前らの様な奴に、渡す訳にはいかない。」

象「そうかよ。なら、力づくで奪うだけだ!」

インパラ「そうだな!そっちの方が性に合うわ!」

 

 そう言って、襲ってくる。

 俺は、そいつらの攻撃を躱す。

 

湊翔「…………そっちがその気なら、容赦はしない。」

 

 俺は、マグナムシューターと両腕のアーマードガンを使って、象とインパラの仮面ライダーの動きを牽制する。

 そして、マグナムレイズバックルを、マグナムシューター40Xに装填する。

 

MAGNUM

 

 装填して、マグナムレイズバックルのシリンダー部分を回転させ、トリガー部分を引く。

 すると、銃身にアプルーバルリボルバー型のエネルギーが溜まる。

 それを見た二人は。

 

象「おいおい、待てって!」

インパラ「お前、マジかよ!?」

湊翔「…………俺は言った筈だ。容赦はしないってな。」

 

 慌てる二人にそう言って、マグナムシューター40Xのトリガーを引く。

 

MAGNUM TACTICAL BLAST

 

 俺は、エネルギー弾を連中の足元の向かって撃って、連中の足元の地面を爆発させる。

 そいつらは転がって、変身解除する。

 

湊翔「…………ふん。」

象「くそっ…………!」

インパラ「つ、強ぇぇ…………。」

ツムリ「エーファントさん。インパラーさん。」

 

 そこに、ツムリが現れる。

 恐らく、ルールを伝えに来たのだろう。

 

ツムリ「貴方達は、ここで脱落となります。」

象「ハアッ!?」

インパラ「脱落だと!?」

ツムリ「はい。貴方達は、一般人を攻撃しようとしました。」

象「くそっ…………!」

インパラ「なぁ…………!?」

 

 すると、二人のデザイアドライバーのIDコアが消えて、二人は消える。

 

RETIRE

 

 その音声と共に消えて、デザイアドライバーだけが落ちる。

 ツムリは、それを回収する。

 

ツムリ「お二人は、仮面ライダー失格となりました。」

ゆんゆん「あ、あの…………!あの二人は、何処に行ったんですか?」

ツムリ「あの二人は、仮面ライダーとしての記憶を消され、元の生活に戻りました。」

 

 やはりか。

 まあ、俺としては、あんな奴らと出会すのはごめんだが。

 その後、神器を回収したクリスもやって来て、俺たちはアクセルに戻る事にした。

 ギルドに到着した後、クリスは颯爽と消えていった。

 

ゆんゆん「あ、あの…………。」

湊翔「うん?」

ゆんゆん「助けてくれて…………ありがとうございます。」

湊翔「まあ、仲間だしな。じゃあ、また何処かで。」

 

 そう言って、俺は去っていく。

 

ゆんゆんside

 

 初めてだった。

 仲間って言ってくれる事に。

 しかも、私を助けてくれた。

 顔がまだ熱いよ…………。

 

ゆんゆん「また会えないかなぁ…………。」

 

 私は、そう呟く。

 

湊翔side

 

 俺はギルドに、そのダンジョンの調査結果を報告する。

 

ルナ「はい。お疲れ様です。」

湊翔「ええ。」

 

 俺は、ルナさんから、お金を貰って去ろうとすると、ルナさんが声をかける。

 

ルナ「あの、湊翔さん。」

湊翔「はい?」

ルナ「実は…………アクアさんに、渡したい物があると届いています。」

湊翔「えっ?」

ルナ「匿名なんですが、アクアさんに昔、世話になったお礼として、この酒を送りますと言って……………。」

 

 そう言って渡されたのは、フォールという名前が書かれた酒だった。

 俺は、首を傾げながらもそれを受け取り、屋敷へと戻る。

 すると。

 

アクア「あ!カズマ、湊翔!見なさいよ。今日の夜はカニよ!カニ!」

ダクネス「実家から、引っ越し祝いと言って送られてきたのだ。」

 

 へぇ、すごいな。

 良いカニだと言うのが分かるような気がする。

 

めぐみん「これは霜降り赤蟹と呼ばれていて最高級なんですよ!」

 

 高級な蟹を持ってくるなんて、ダクネスの実家は貴族なのだろうか?

 

アクア「今日はこれでカニパーティーよ!」

湊翔「そういやさ、アクアに酒が届いてたぞ。」

アクア「私に?」

ダクネス「…………って、それは、フォールじゃないか!」

トウカ「ええっ!?」

 

 俺がその酒を見せると、ダクネスとトウカの二人が大きく叫ぶ。

 

湊翔「有名なのか?」

白夜「いやいや、有名なんてレベルじゃねぇぞ!輪廻転生を何回しても、一滴も飲む事が出来ないなんて言われてる酒だぞ!?」

カズマ「マジかよ!?」

ダクネス「それを、アクアが!?」

 

 そんなにか。

 まあ、俺、そこまで酒には強くないから、飲まないけどな。

 アクアは、何かに気付いた様な表情をするが、すぐに笑う。

 

アクア「じゃあ、今日は盛大にやるわよ!」

 

 そう言って、宴会が始まった。

 その日は、かなり盛り上がった。

 蟹も美味しかったしな。

 その後、風呂に入り、就寝した。

 翌日、気持ちいい朝を迎えた。

 そして、深夜にカズマにサービスをしようとしたサキュバスが見つかり、カズマがアクア達にしばかれた事を知った。

 どんまい、カズマ。

 俺達は朝食を摂って、ゆっくりとしていたら、警報が聞こえた。

 

ルナ『デストロイヤー警報! デストロイヤー警報!冒険者の皆様は直ちに装備を整えて冒険者ギルドへお集まり下さい!そして住民の皆さんは直ちに避難を開始して下さい!!』

 

 デストロイヤー?

 すると、スパイダーフォンにメールが届く。

 そこに書いてあったのは、『スラグフォートレスジャマトが接近。仮面ライダーは、直ちに迎撃せよ。』と書かれている。

 マジかよ。

 

???side

 

 俺たちは、旅の疲れを癒していた。

 

???「それにしても、あの人には、お酒は届いたかしら…………?」

???「届いたんじゃないか?」

???「だと良いわね。」

 

 そんな風に、ゆっくりと過ごしていると。

 

ルナ『デストロイヤー警報! デストロイヤー警報!冒険者の皆様は直ちに装備を整えて冒険者ギルドへお集まり下さい!そして住民の皆さんは直ちに避難を開始して下さい!!』

 

 そんな平和をぶち壊すかの様に、アナウンスが流れ、スパイダーフォンを見ると、『スラグフォートレスジャマトが接近。仮面ライダーは、直ちに迎撃せよ。』と書かれている。

 

???「どうやら、行かないといけないみたいよ。」

???「そうだな…………。」

 

 俺は、少しキレながら、ギルドへと向かっていく。

 邪魔しやがって…………!




今回はここまでです。
色んな出来事が起こりました。
ゆんゆんとの出会い、象とインパラの仮面ライダーの脱落、フォールという酒の入手、そして、デストロイヤーとスラグフォートレスジャマトの襲来。
それに、仮面ライダーが動き出します。
最後の方に登場したキャラが誰なのか、次回、明らかになります。
そして、湊翔の過去…………というよりは闇が断片的に明かされ、ゆんゆんが、湊翔に惚れました。
今回、脱落した仮面ライダーは、本家ギーツの6話で、今井透を襲っていたあの二人組です。
今週は、ギーツがお休みですね。
無論、ドンブラザーズも。
今日は、SAOのイベント、フルダイブが開催されますね。
まあ、自分は、会場には行けないんですが。
アンケートは、デストロイヤー戦が終わるまで続けたいと思います。
ギーツの色違いとイルカで拮抗していますね。
ギーツの色違いの見た目としては、白い部分が紺色に、赤い部分が白になる予定です。
そして、セイバーのスピンオフ、サーベラ&デュランダルが発表されましたね。
それには、マジーヌ役の人が出るとは。
どうなっていくんですかね。
めぐみんも、ビートレイズバックルを手に入れます。
どのタイミングなのかは、考え中ですが。
あと、レターとケイロウも出します。
その二人には、ミツルギの取り巻きが変身する予定です。
無論、フィーバースロットレイズバックルも出します。
ビート同様、どのタイミングで出すかは、未定です。
感想、リクエストは受け付けています。

アクアは変身するか否か

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