この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

37 / 188
第4章
第24話 海賊ゲーム


 ある日の穏やかな春が近づいている1日。

 俺達はアクアの説得に当たっていた。

 

アクア「嫌ーよ!どうして外に出ないといけないの!?」

めぐみん「外に出ないと爆裂魔法が撃てないじゃないですか。」

ダクネス「春先は凶暴なモンスターが出る。冒険者の務めだ!」

トウカ「そうだぜ!いつまでもサボるなよ!」

白夜「おらっ!さっさと動け!」

湊翔「駄々を捏ねるんじゃない!」

 

 だが、説得は難航していた。

 

アクア「子供なの?皆、そんなにお外に出たがる子供なの?そんなに外に出たいなら、私以外で行って!」

めぐみん「何が子供ですか!」

ダクネス「今のアクアの方が子供みたいだぞ!」

トウカ「いいから!さっさと動くよ!」

白夜「行くぞ!」

湊翔「さもないと。」

「「「「「「あんな風になるぞ。」」」」」」

カズマ「…………。」

アクア「私だってああはなりたくないけど、でも私よりもあっちを説得しないの!?」

カズマ「おい、アクア。俺だってこの後、出かける用事があるんだぞ。それに、お前を説得し終えるまでの約束だからな。」

 

 カズマは見事なこたつむりと化していた。

 

アクア「それをそこから出て言いなさいよ。」

 

 アクアがそう言うと、カズマは炬燵の中に頭を引っ込める。

 何故、この屋敷にこたつがあるのかというと。

 以前、俺、カズマ、白夜の3人は、ウィズにバニルを倒した事の報告へと向かった。

 

湊翔「バニルを倒した事は俺から報告する。」

白夜「その方が良いだろ。」

カズマ「それにしても、良いのか?俺達もここに来て?」

湊翔「そっちの方が1人で行くより安心できるからな。それに、俺たちに挑んできた。きっと、良いやつなのかもしれない。」

「「…………。」」

 

 無言になって俺達は意を決して、ウィズ魔道具店の中へ。

 

湊翔「ウィズ、話したい事が……。」

バニル「へいらっしゃい!店の前で何やら恥ずかしいセリフを吐いて遠い目をしていた男よ、汝に一つ、言いたい事がある。良い奴だと思うよとの事だが、我輩は目的の為にそうしただけだ。おっと、これは大変な羞恥の悪感情、美味である!どうした、その場に手をついて!よもや我輩が滅んだとでも思ったか!?フハハハハハ!」

 

 バニルがそこにいた。

 俺は店の床に手をついて、あまりの恥ずかしさに震えていた。

 カズマと白夜が慰めていると。

 

ウィズ「湊翔さん、カズマさん、聞きましたよ。バニルさんを倒してスパイ疑惑が晴れたとか!おめでとうございます!」

カズマ「いや、どうしてコイツ、ピンピンしてんの?」

白夜「湊翔のフィーバーマグナムの必殺技を喰らって無傷ってどう言う事だよ。」

バニル「あんな物を喰らえば、流石の我輩とて無傷でおられる筈がなかろう。この仮面をよく見るがよい。」

 

 バニルがそう言いながら、自分の仮面を指差す。

 前の仮面との違いは、白と黒の部分が反転しており、額の部分にIIの字が書いてあった。

 

バニル「残機が1人減ったので、2代目バニルと言う事だな。」

「「「舐めんな!!」」」

 

 それを聞いた俺もカズマと白夜と共に絶叫しないといけないと思った。

 

ウィズ「バニルさんは前々から魔王軍幹部を辞めたがってたんですよ。なので、今のバニルさんは魔王城の結界の管理をしていません。とても無害な筈ですよ。」

湊翔「……………無害なのか?」

白夜「人をおちょくってきそうだな。」

カズマ「大丈夫なのか?」

 

 そうやってバニルを見ていると、俺達が呼ばれた。

 

バニル「三人の仮面の戦士よ。汝らにこれからとてつもない試練が起こるだろう。その試練は強大で、金髪鎧娘が居なくなるかもしれない。それまでに我らが商売に協力する事が吉と出た。お一つどうか?」

 

 バニルの言う儲け話とは、俺とカズマ、白夜の祖国、日本の便利グッズを売る事だった。

 そこでカズマは、試しにこたつを制作して、使った所、好評だった。

 

カズマ「さて、十分暖まったし、出るか。」

湊翔「カズマ。アクアの説得を手伝って欲しいんだけど。」

トウカ「…………て言うか、アクアが居ないんだけど。」

「「え?」」

 

 アクアが居なくなっていると思ったら、アクアはこたつに移動していた。

 

湊翔「アクア!なんでこたつに移動すんの?」

アクア「カズマさんが出たということは、このこたつは私のもんよ!分かったら、とっととクエストに出かけなさいよ!!」

湊翔「……………カズマ。お前、用事があるんだよな。」

カズマ「あぁ。」

湊翔「アクアは俺が説得しとくから、用事を済ませて来い。」

カズマ「おうよ。」

 

 カズマは、ついてきためぐみんとダクネスと共に、用事を済ませて、クエストを受注しに行ってもらった。

 そして、カズマ達が帰ってきたが、アクアは未だにこたつから動こうとしない。

 

アクア「嫌よ!だって嫌な予感がするんだもの!女神の勘よ!だから絶対外には行きたくない!」

白夜「また女神だのなんだの言いやがって!」

トウカ「良いから、さっさと外に出ろ!」

白夜「諦めて外に出ろ!」

 

 カズマが何かを思い付いた様な表情をして、アクアに声をかける。

 

カズマ「皆。そんなに嫌がってるんだし、今回はアクアには留守番していてらもらおう。俺達全員仮面ライダーなんだし問題無いだろ。」

アクア「さすがカズマね!本当にたまにだけど、良い事言うじゃないの!分かったら、全員早くこの手を離してちょうだい!」

湊翔「どう言うつもりだ?」

カズマ「それより皆、今日は久しぶりのクエストだ。報酬を得たら、たまには外で食おうか。鍋でもつついて宴会しようぜ。」

 

 カズマが何気なく放った一言に、宴会の女神はピクリと反応する。

 俺達全員、意図を理解して話を合わせる。

 

めぐみん「そうですね。冬が明けて、冒険再開の初日ですし。」

湊翔「確かに、これからの英気を養うにはちょうど良いかもな。」

トウカ「そうね。最初のクエストが終わったら、宴会を開きましょう。」

白夜「そうだな、今日ぐらいは楽しんでも良いかもな。」

ダクネス「貴族御用達のいい店があるんだ。そこに予約を入れておこう。」

 

 俺達全員、アクアを放す。

 アクアは不安そうに。

 

アクア「…………ね、ねえ皆。材料を買ってきて、家で鍋パーティーしても良いのよ?そうだわ、冒険を終えて疲れて帰ってきた皆のために、私が鍋の材料揃えて準備しておいてあげる。だから、ここで宴会すれば良いと思うの。」

 

 そんな事を宣うアクアに俺達は。

 

「「「「「「留守番よろしく。」」」」」」

アクア「わあああ、私が悪かったから置いてかないでよー!」

 

 そして、俺達はリザードランナーの目撃情報があった草原に来ていた。

 ちなみに、ゆんゆんも誘った。

 ゆんゆんの実力なら、足を引っ張る事はないと思ったので。

 

ゆんゆん「誘ってくれて、ありがとうございます!が、頑張ります!」

湊翔「ああ。」

トウカ「…………………。」

 

 ゆんゆんがそう言うので、俺がそう答えると、トウカは少し不機嫌気味になる。

 ちなみに、カズマは、日本刀を作らせていたが、脇差し並みに短くなって、めぐみんにちゅんちゅん丸という銘を付けられたそうだ。

 俺たちは作戦を立てていた。

 俺とカズマの狙撃スキルで王様ランナーと姫様ランナーを射抜く。

 失敗した場合は、俺達が時間を稼いでいる間にもう一度狙撃。

 それすら失敗した場合は、仮面ライダーに変身できる奴で倒す事に。

 俺はギーツ・マグナムフォーム、カズマはタイクーン・ニンジャフォーム・アームドアローに、めぐみんはナーゴ・ビートフォームに、ダクネスはバッファ・ゾンビフォームに、トウカはラウンズ・カリバーフォームに、白夜はライコウ・ライトニングフォームに、ゆんゆんはギンペン・ステルスフォームに変身していた。

 しばらくすると、リザードランナーの群れが見えてきた。

 リザードランナーの見た目は、エリマキトカゲを大きくした物だ。

 その群れの中で、一際大きい奴が1匹いた。

 おそらくあれが件の姫様ランナーだろう。だが王様ランナーが見当たらない。

 その時、アクアがとんでもない事を言う。

 

アクア「そうだわ!任せて皆!私に考えがあるわよ!王様ランナーは一番早い筈だから、モンスター寄せの魔法で1番にここについたのが王様ランナーよ!」

カズマ「ちょっと待て!もう王様ランナーの目星はついてるんだ!頼むから余計な事を……!」

アクア「フォルスファイア!」

 

 アクアが魔法を発動し、それを見たリザードランナーは奇声を上げて、俺達の方向へと走り出してきた!

 

「「「「「「「速っ!?」」」」」」」

 

 俺達はリザードランナーのあまりの速さに驚愕していた。

 すぐさま、俺たちは身構えて、めぐみんに爆裂魔法の準備をさせる。

 カズマがアクアに対して怒鳴る。

 

カズマ「このクソバカ!毎度毎度やらかさないと気が済まないのか!?王様と姫様をこっそり討ち取れば無力化出来たのに、なんでわざわざ呼び寄せるんだよ!!」

アクア「何よいきなり!私だって役に立とうとしてやった事なんだから怒らないでよ!どうせこの後の展開なんて分かるわよ!きっとあのランナー達に酷い目に遭わされんでしょ!分かってるわよ!いつもの事でしょ!さあ!殺すなら殺せー!!」

湊翔「言ってる場合か!!」

 

 俺たちは、すぐに攻撃を開始する。

 俺たちの攻撃で、リザードランナーは倒れていく。

 

めぐみん「それでは、行きます!エクスプロージョン!」

 

 ある程度、リザードランナーを撃破した後、めぐみんの爆裂魔法が炸裂し、リザードランナーの群れは全滅した。

 その後、ジャイアントトードの群れが、爆裂魔法の爆音に釣られてやって来てしまったので、対応する。

 

湊翔「片付いたな…………。」

トウカ「そうだな。」

白夜「大量に来たからな……………。」

カズマ「全く………………。」

めぐみん「まあ、片付いたので、良いじゃないですか。」

ゆんゆん「めぐみんが爆裂魔法を撃つから、こんな面倒な事になってるんでしょ!?」

ダクネス「ま、まあまあ……………。」

アクア「うぇぇぇん!私、またカエルに食べられたんですけど〜!!」

 

 俺たちがホッと息を吐き、そんな風に話す中、スパイダーフォンから音が流れる。

 

GATHER ROUND

 

 そんな音声が流れたので、スパイダーフォンを持っている人たちは、画面を見る。

 そこには、ミッションの通達が来ていた。

 

湊翔「ミッションか。」

ゆんゆん「えっと………………?」

ツムリ「私から説明します。」

カズマ「ツムリさん。」

アクア「アンタ、本当に神出鬼没ね。」

 

 そう言って、ツムリが現れる。

 

ダクネス「それで……………私たちは何をするのだ?」

ツムリ「これから皆さんには、海賊ゲームに挑んでもらいます!」

めぐみん「海賊ゲーム……………?」

トウカ「何だそれ?」

白夜「どういう感じなんだ?」

ツムリ「これから皆さんには、チームに別れてもらい、旗を守って貰います!」

 

 ツムリ曰く、海賊旗は、これから現れる海賊ジャマトの落とし物らしく、奪われると凶暴化するらしい。

 そして、2回に渡って、ジャマトが現れるので、全滅させろとの事だ。

 

湊翔「……………なるほどな。ジャマトを倒して、旗を守ればOKって事か?」

ツムリ「そういう事です。」

トウカ「それで、チーム分けは?」

ツムリ「チーム分けに関しては、これから転送しますので。」

 

 ツムリがそう言うと、俺たちは何処かへと転送されていく。

 目を開けると、俺とトウカが居て、それ以外の人は居なかった。

 ちなみに、変身は維持していた。

 

湊翔「俺とトウカか。」

トウカ「そうみたいだな。」

 

 俺たちがそう話す中、その海賊ジャマトが現れる。

 

ジャマト「イズトグファテル!」

ジャマト「クテウトエビキョヅデチャ!」

 

 そんな風に、何を言っているのかよく分からない事を言う。

 

湊翔「行くか。」

トウカ「だな。」

 

 俺たちは、襲いかかってくる海賊ジャマトを迎撃する。

 一方、カズマ、白夜、アクアは。

 

カズマ「こいつらが相手か。」

白夜「行くか。」

アクア「ふ、二人とも、頑張ってね!」

カズマ「お前も少しは戦え!」

白夜「何もしないよりは、支援魔法をかけるなり、少しは手伝え!」

アクア「いやぁぁぁぁぁ!!」

 

 カズマと白夜が海賊ジャマトの方へと向かっていき、アクアは嫌々支援魔法をかけていく。

 一方、めぐみん、ダクネス、ゆんゆんは。

 

めぐみん「私とダクネスですか…………。」

ゆんゆん「ちょっと、めぐみん!?私を忘れないでよ!?」

ダクネス「ま、まあまあ…………。とにかく、行くぞ。」

 

 めぐみんとゆんゆんが喧嘩する中、ダクネスが二人を宥めて、ジャマトと戦闘を開始する。

 一方、俺とトウカは、迫りくるジャマトを攻撃していた。

 

湊翔「はっ!でやっ!」

トウカ「ふっ!せいっ!」

 

 俺がマグナムシューターから銃撃して、トウカはソードエクスカリバーで斬撃する。

 海賊ジャマトは倒れるも、すぐに新たな個体が湧いてくる。

 

湊翔「数が多いな……………。」

トウカ「それに……………これまでのジャマトと比べて、好戦的じゃないか?」

 

 確かに。

 これまでのジャマトは、海賊ジャマトほど、好戦的ではなかった。

 ジャマトの特性が変わってるのか?

 そう考えつつも、交戦する。

 一方、カズマ、白夜、アクアは。

 

アクア「ちょっと!沢山来てるんですけど!何とかしてよ!」

カズマ「だったら、お前も少しは戦え!」

白夜「ハアッ!オラッ!」

 

 アクアがそう文句を言う中、カズマはニンジャデュアラーで海賊ジャマトを斬り捨てて、白夜は格闘戦で倒していく。

 一方、めぐみん、ダクネス、ゆんゆんは。

 

ゆんゆん「め、めぐみん!どっちの方が多く倒せるのか、勝負しましょう!」

めぐみん「フッフッフッ……………良いでしょう!受けて立ちます!」

ダクネス「ほどほどにな。……………ハアッ!」

 

 ゆんゆんとめぐみんがそう話す中、ダクネスはゾンビブレイカーでジャマトを倒す。

 しばらくして、俺たちはジャマトを倒すことに成功した。

 そして、第二ウェーブが来るまで、デザイア神殿で休む事になった。

 

湊翔「疲れた……………。」

トウカ「そうだな……………。」

カズマ「ジャマトが多すぎたからな…………。」

白夜「全くだ……………。」

アクア「まったく…………情けないわね。」

めぐみん「まあ、私の方がゆんゆんよりもジャマトを倒していますので!」

ゆんゆん「何言ってんの!?私の方が倒したでしょ!?」

ダクネス「二人とも、喧嘩はやめないか。」

 

 俺たちは、そんな風に会話する。

 ていうより、アクアにそんな風に言われるなんて、屈辱だな。

 すると、ギロリさんがやって来る。

 

ギロリ「皆さん、お疲れ様です。良かったら、何か作りましょうか?」

トウカ「そうだな。カレーを作ってくれないか?」

ギロリ「分かりました。」

湊翔「それはそうと………………あの黒いギーツに関しては、何か分かりました?」

ギロリ「申し訳ありません………………。現状、黒いギーツに関しては、分からない事が多くて……………。」

アクア「本当に誰かしらね……………。」

 

 確かに。

 本当に誰なんだ?

 ギロリさん曰く、その黒いギーツは、不正にエントリーした可能性が高いそうだ。

 誰が、そんな真似をしたんだ?

 謎が深まるばかりだな。

 ジャマトライダーの存在、黒いギーツ。

 何者かが、暗躍しているのか?

 そんな事を考えていると、第2ウェーブが始まった。

 先ほどよりも凶暴性が高まっている。

 

湊翔「さっきよりも、凶暴じゃねぇか!?」

トウカ「そうだな!」

 

 ツムリ曰く、海賊ジャマトが海賊旗を奪えない事に業を煮やして、ますます攻撃が激しくなる可能性があるそうだ。

 実際、攻撃が激化している。

 さらに、それだけではなく。

 

ジャマト「ジュラピラ。変身。」

 

 そう言って、2体のジャマトがデザイアドライバーにジャマトのバックルを装填する。

 

Jyamato

 

 2体のジャマトが、ジャマトライダーに変身する。

 

湊翔「ジャマトライダーもか!」

トウカ「とにかく!旗を取られない様にするぞ!」

湊翔「ああ!」

 

 俺たちは、引き続き応戦する。

 一方、カズマ、白夜、アクアは。

 

アクア「カズマさぁぁぁん!白夜さぁぁぁん!なんか、ジャマトが凶暴になってるし、ジャマトライダーも居るんですけど!?」

カズマ「お前、ツムリさんの話を聞いてなかったのかよ!?」

白夜「お前は支援魔法を使ってろ!どうにかすっから!」

アクア「うわぁぁぁぁん!!」

 

 アクアは泣きながら二人に支援魔法をかけていき、カズマと白夜は、アクアと海賊旗を守りつつ、海賊ジャマトを倒していく。

 2体のジャマトライダーが、カズマと白夜に向かっていく。

 

カズマ「ハアッ!」

白夜「オラっ!」

 

 カズマはニンジャデュアラーで、白夜は爪でジャマトライダーに攻撃する。

 

カズマ「行くぞ、白夜!」

白夜「おう!」

 

 二人はそう話して、レイズバックルを操作する。

 

NINJA STRIKE

LIGHTNING STRIKE

 

カズマ「ハァァァァ……………!」

白夜「ハァァァァ!轟虎雷爪撃!」

 

 二人は必殺技を発動して、カズマは高速移動して、ニンジャデュアラーで連続で攻撃しつつ、キックを放つと、ジャマトライダーは爆発する。

 白夜は、ジャマトライダーを爪で掴んで、引き摺っていき、思い切り爪で突き刺す。

 二人の必殺技を食らったジャマトライダーは、爆発する。

 一方、めぐみん、ダクネス、ゆんゆんは。

 

ダクネス「はぁ……………はぁ………………い、良いぞ!もっと強く来い!」

めぐみん「ダクネス!?こんな状況で性癖を発揮しないで下さい!」

ゆんゆん「めぐみんには絶対に勝ってみせるわ!」

 

 ダクネスが性癖を発揮する中、めぐみんは戦いながらダクネスに突っ込み、ゆんゆんは戦う。

 だが、海賊ジャマトは、どんどんと現れ、ジャマトライダーは2体現れる。

 すると、めぐみんが海賊旗に迫るジャマトを倒す中、一体のジャマトライダーがめぐみんの背後に迫っていた。

 

ダクネス「めぐみん!後ろだ!」

めぐみん「えっ?」

 

 めぐみんが振り返ろうとするが、間に合わない。

 

ゆんゆん「ハァァァァ!!」

 

SYEALTH STRIKE

 

 すると、ゆんゆんが必殺技を放ち、ジャマトライダーを撃破する。

 

ゆんゆん「全く!めぐみんったら、隙だらけなんだから!」

めぐみん「その割には、嬉しそうですね。」

ダクネス「ゆんゆん。助かった。」

ゆんゆん「まあ、ライバルですし!」

めぐみん「貴方は自称ライバルでしょう?」

ゆんゆん「自称じゃないから!ちゃんとライバルだから!」

 

 ゆんゆんがそう言う中、めぐみんはそう返し、話す。

 すると、今度はゆんゆんの背後から、もう一体のジャマトライダーが迫る。

 

ダクネス「ゆんゆん!後ろに気をつけろ!」

ゆんゆん「えっ……………!?」

めぐみん「ハアッ!」

 

BEAT STRIKE

 

 ゆんゆんが振り返ろうとした瞬間、めぐみんが音符を纏わせたキックで、ジャマトライダーを撃破する。

 

ゆんゆん「めぐみん……………?」

めぐみん「早速ですが、借りは返しましたよ。」

ダクネス「やれやれ……………。」

 

 めぐみんはそう言って、ダクネスはホッと息を吐く。

 一方、俺とトウカは。

 

湊翔「あと少しか!?」

トウカ「みたいだな!」

 

 俺とトウカは、連携して海賊ジャマトを倒していく。

 そして、ジャマトライダーが迫ってきた際には、俺たちはレイズバックルを操作する。

 

MAGNUM STRIKE

CALIBER STRIKE

 

 俺は両腕のアーマードガンを展開して、マグナムシューター40Xにエネルギーをチャージする。

 トウカは、ソードエクスカリバーにエネルギーをチャージする。

 

湊翔「ハァァァァ!!」

トウカ「フッ!」

 

 俺とトウカの必殺技で、ジャマトライダーは爆発する。

 

湊翔「ジャマトライダーも、何とか倒せたな。」

トウカ「ああ。」

 

 俺たちは、そう話す。

 ジャマトライダーは、少し強くなっていた気がするのだ。

 すると、男性が近づいてくる。

 

湊翔「誰だ……………?」

トウカ「おい!ここは危ないぞ!」

???「……………お前達の相手はこいつらじゃない。俺だ。」

 

 そう言って、その男性は、俺たちに攻撃する。

 その男性が持っていたのは、黒いマグナムシューターだった。

 

湊翔「その銃は……………!」

トウカ「お前は……………!」

武「俺は馬場武。お前らは、こっちの方が見覚えがあるか。」

 

 そう言って、馬場武と名乗った男は、デザイアドライバーを装着して、黒いマグナムレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、馬場武の隣に、黒いシリンダーと英語で黒いMAGNUMという文字が浮かぶ。

 そして、そいつは言う。

 

武「変身。」

 

 そう言って、レイズバックルを操作する。

 

SCHWARZ

REDAY FIGHT

 

 馬場武は、黒いギーツへと変身する。

 

湊翔「黒いギーツ……………!」

トウカ「お前だったのか!?」

武「この時は、仮面ライダーシュバルツギーツだ。」

 

 シュバルツギーツ……………。

 スパイダーフォンにもその名前はないから、不正エントリーという事か。

 

武「行くぜ。」

湊翔「来るぞ!」

トウカ「ああ!」

 

 武は、黒いマグナムシューターで銃撃してくる。

 俺とトウカは、その銃撃を躱す。

 だが、奴はすぐに俺たちに攻撃する。

 俺たちは、受け流したり、躱したりするので精一杯だった。

 

湊翔「あいつ……………強いな。」

トウカ「ああ…………!」

武「どうした?もっと俺を楽しませろ!」

 

 武は、そう言う。

 あいつ、かなり強い……………!

 こちらは、ライダー同士で戦うのは、同意が無ければルール違反だから、対人戦に慣れていない。

 無論、レジェンドライダーの皆さんと戦ったのだが、それしか経験していない。

 それに対して、アイツは対人戦に慣れている。

 こちらが分が悪く、押されていた。

 すると……………。

 

海賊ジャマト「イズトイズモオズスト…………。」

トウカ「しまった!?」

 

 そう。

 武だけでなく、海賊ジャマトも居るのだ。

 すると。

 

武「あ?俺の戦いの邪魔をするんじゃねぇよ。」

 

 そう言って、武はジャマトを攻撃する。

 武の猛攻で、ジャマトは怯む。

 

武「終わりだ。」

 

 そう言って、武はレイズバックルを操作する。

 

SCHWARZ STRIKE

 

 武は、必殺技を発動する。

 武の攻撃で、ジャマトは全滅する。

 

武「はぁぁ……………お前ら、対人戦に慣れて無さすぎだろ。もうちょい強くなったら、相手してくれや。じゃあな。」

 

 そう言って、武は去っていく。

 俺とトウカは、デザイア神殿へと転送される。

 カズマ達は既に戻っていた様で、俺たちを見ると、駆け寄る。

 

白夜「お前ら、どうしたんだ?」

湊翔「………………黒いギーツに遭遇した。」

カズマ「えっ!?」

トウカ「ああ……………アイツは強かった。」

ダクネス「なっ……………!?」

アクア「アンタ達がそんな風になるなんてね……………。」

めぐみん「これは……………。」

ゆんゆん「強そうですね……………。」

ギロリ「申し訳ありませんが、その黒いギーツについて、教えて貰えないでしょうか?」

 

 ギロリさんがそう言って聞いてくるので、俺たちは答える。

 それを聞いたギロリさんは、頷く。

 

ギロリ「なるほど……………。馬場武ですか……………。」

白夜「シュバルツギーツか……………。」

湊翔「アイツは、対人戦に慣れてる。今のままじゃあ、勝てない。」

トウカ「………………ああ。」

ギロリ「分かりました。それでは、トウカ様には、助けになりそうなレイズバックルを渡しましょう。」

 

 そう言って、ギロリはピンク色のミッションボックスを出してきて、開ける。

 その中には、列車の意匠が入っているレイズバックルが入っていた。

 

トウカ「これは?」

ギロリ「トレインレイズバックルです。トウカ様が使うカリバーレイズバックルと相性が良いレイズバックルです。」

ゆんゆん「わ、私も…………ブーストレイズバックルというのを手に入れました…………。」

めぐみん「なるほど。では、私たちに渡してもらいましょうか!」

カズマ「おい、やめろよ……………。まあ、俺もブーストレイズバックルを手に入れたけどな。」

ダクネス「強い奴か…………。」

アクア「馬場武……………どこかで聞いた事があるような………………?」

湊翔「白夜。俺を鍛えてくれ。アイツには負ける訳には行かない。」

白夜「ああ。」

 

 俺たちはそう話す。

 俺は、強くなる事を決意する。

 今のままでは、アイツには勝てない。

 そう思いながら。




今回はここまでです。
新年あけましておめでとうございます。
今日は、新年1発目の小説です。
今回は、黒いギーツであるシュバルツギーツの変身者である馬場武が登場しました。
そして、トウカは、カリバーレイズバックルと相性が良いトレインレイズバックルを手に入れました。
グレアの変身者に関しては、ギロリではありません。
そのオリキャラは、ダクネスとアルダープの結婚式の時に出そうかなと思っています。
その為、MOVIEバトルロワイヤルに相当するエピソードは、このすばの原作第7巻と第8巻の間の話になる予定です。
近いうちに、バニルが変身出来る事を明かします。
何の仮面ライダーなのかは、その時に明かします。
クリスも、仮面ライダーになります。
クリスの場合は、兎モチーフである仮面ライダーラビーに変身します。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今年も頑張っていきます。
応援の程、よろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。