この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第30話 缶蹴りゲーム

 アルカンレティアにて、魔王軍の幹部の1人であるハンスを撃破した。

 それで、俺たちは感謝……………されなかった。

 

アクア「私、頑張って浄化しただけなのに!何で皆に怒られるのよー!」

 

 そう。

 アクアのゴッドレクイエムで、ハンスを倒したのは良いのだが、その余波で、アルカンレティア全域の温泉が、ただのお湯になってしまったのだ。

 図らずも、アクシズ教団の財源を断つという魔王軍の目的を、アクアが遂行する形になってしまったのだ。

 そして、ウィズも、ゴッドレクイエムの余波で消え掛かってしまっている。

 そんなこんなで、俺たちはアルカンレティアから出る事にした。

 ちなみに、龍とアフロディテは、用事が入ったそうで、先に帰ってしまった。

 なんでも、急な依頼だそうだ。

 あと、シークレットミッションとして、『ハンスの討伐方法を立案する』というのを達成して、ブーストレイズバックルを手に入れた。

 

湊翔「……………結局、慰安旅行になんてならなかったな。」

トウカ「確かにな。」

白夜「だな。」

カズマ「俺たち、慰安旅行に来たのに、疲れたな。」

めぐみん「ですね。もうアルカンレティアには行きたくないです。」

ダクネス「わ、私は悪くなかったぞ。」

 

 それはお前の性癖が理由だろ。

 そんな風に話し、アクアが泣く中、馬車がいきなり止まる。

 

湊翔「どうしたんですか?」

カズマ「いきなり止まったな。」

御者「それが…………赤い壁みたいなのが現れて…………。」

湊翔「えっ!?」

 

 そう言うので、俺たちは外を見ると、確かに、壁みたいなのがあった。

 これは、ジャマーエリアのあの壁だ。

 

湊翔「これって……………!?」

ダクネス「ジャマーエリアか!?」

めぐみん「本当です!」

カズマ「マジかよ……………!」

トウカ「ジャマトが来るのか…………!」

白夜「おいおい……………。」

アクア「えっ!?ちょっと待って!?」

 

 すると、アルカンレティアの方から、悲鳴が聞こえてくる。

 俺たちは、馬車から飛び降りる。

 

白夜「おっちゃん!ウィズを頼む!」

御者「わ、分かりました!」

湊翔「皆、行くぞ!」

 

 俺たちはそう叫んで、アルカンレティアの方へと向かっていく。

 アルカンレティアの方へと到着すると、ジャマトが人々を襲っていた。

 

湊翔「やっぱりジャマトか!」

カズマ「だろうな!」

トウカ「アクシズ教徒……………助ける必要性はあるか?」

白夜「助けるしかないだろうな。……………不本意だが。」

めぐみん「まあ、行きましょう。」

ダクネス「だな。」

アクア「早くしてよ!可愛い信者たちを助けてよ!」

 

 可愛くないだろ。

 それでも、ジャマトは倒すべきなのは確かだ。

 俺たちはデザイアドライバーを装着して、それぞれのレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、俺の横には、白色のシリンダーと英語でMAGNUMという文字が、カズマの横には、緑の手裏剣の絵とNINJAの文字が、めぐみんの横には、スピーカーとBEATの文字が、ダクネスの横には、紫色の手の絵とZOMBIEの文字が、トウカの横には、青の持ち手と銀色の刀身の剣の絵とCALIBERの文字が、白夜の横には、黄色い発電機と英語でLIGHTNINGの文字が現れる。

 全員が変身ポーズを取り、叫ぶ。

 

「「「「「「変身!」」」」」」

 

 俺たちは、それぞれのレイズバックルを操作する。

 

MAGNUM

NINJA

BEAT

ZOMBIE

CALIBER

LIGHTNING

REDAY FIGHT

 

 俺はギーツ・マグナムフォーム、カズマはタイクーン・ニンジャフォーム、めぐみんはナーゴ・ビートフォーム、ダクネスはバッファ・ゾンビフォーム、トウカはラウンズ・カリバーフォーム、白夜はライコウ・ライトニングフォームに変身する。

 俺たちは、アクシズ教徒に襲い掛かるジャマトを攻撃する。

 すると、ツムリから連絡が入る。

 

ツムリ『仮面ライダーの皆さん!緊急ミッションです!』

カズマ「緊急ミッション?」

ツムリ『現在、アルカンレティアに、強大な力を持つジャマトが現れました!』

湊翔「強大な力……………スラグフォートレスジャマトみたいな奴か。」

ツムリ『これより、缶蹴りゲームを始めます。』

 

 ツムリの言葉に、ダクネス、めぐみんは首を傾げる。

 

ダクネス「缶蹴り……………?」

めぐみん「それは、どういう物なのでしょうか?」

トウカ「とにかく!それはそれとして、早くジャマトを見つけるぞ!」

白夜「中央に行ってみるぞ!」

 

 俺たちは、ジャマトを倒しつつ、街の中心部へと向かっていく。

 街の中心部には、巨大な木と、小さいジャマトが居た。

 

ジャマト「ヴォテチャ〜?」

 

 見た目は、サボテンみたいな奴だった。

 俺とカズマは、それを見て話す。

 

カズマ「なあ、あいつって…………!」

湊翔「ああ。アルダープの屋敷を襲ったジャマトの特徴と一致する。だが、小さい。」

 

 そう。

 アルダープの屋敷を襲ったのは、サボテンナイトジャマトである事は聞いている。

 だが、アルダープの屋敷を襲った際には、巨大だったらしいが、目の前にいるのは、小さな個体だ。

 別個体なのか、はたまた、何らかの理由で小さくなったのか。

 すると。

 

ダクネス「何をボーッとしている!早く行くぞ!」

湊翔「お、おい!」

 

 ダクネスがそう叫んで、サボテンナイトジャマトへと向かっていく。

 すると、サボテンナイトジャマトの片方の首が、180度回転する。

 

ダクネス「ハァァァァァ!」

ジャマト「ジャッ!」

 

 ダクネスの接近に気付いたのか、サボテンナイトジャマトは、針を飛ばす。

 

ダクネス「ハァッ!このっ!」

 

 ダクネスは、ゾンビブレイカーで叩き落とすが、サボテンナイトジャマトは、ダクネスに接近していた。

 

ダクネス「なっ…………!?」

ジャマト「ジャジャジャジャ…………!ジャッ!」

ダクネス「ぐぅ……………!」

 

 サボテンナイトジャマトは、連続でパンチをして、最後にキックをして、ダクネスを壁に叩きつける。

 すると、ツムリから通信が入る。

 

ツムリ『油断しないで下さい!スラグフォートレスジャマトと同様に、強大な力を持つジャマトです!まともに戦ってはいけません!』

トウカ「首が後ろにも回るのか……………。」

湊翔「死角は無いか……………。」

 

 確かに、サイズがサイズで侮りそうだけど、油断出来ないな。

 すると、サボテンナイトジャマトは、首を動かして、アクシズ教徒を見つける。

 

ジャマト「ジャッ!レレスダ!」

 

 相変わらず、ジャマトは何を言っているのかはさっぱり分からないが、言葉の雰囲気やゲームから察するに、見つけたと言ったのだろう。

 すると、背後の巨大な植物が、アクシズ教徒を捕らえていく。

 

ツムリ『あのジャマトは、発見した人間を捕まえ、その生命力を使って巨大化する模様です。』

アクア「私の信者達が!」

ツムリ『調査の結果、一つだけ、弱点があります。足元にある缶です。』

めぐみん「缶とは…………あれの事でしょうか?」

カズマ「だろうな……………。」

ツムリ『缶を蹴れば、吸い取られた生命力を取り返し、ジャマトを枯らす事が出来ます。』

 

 なるほどな。

 つまり、この緊急ミッションを達成するには、缶を蹴る必要がある。

 それを確認した俺たちは、缶に向かって攻撃する事に。

 俺はマグナムシューター40Xをライフルモードにして、狙撃して、カズマ、めぐみん、ダクネス、トウカ、白夜がサボテンナイトジャマトに攻撃しに向かう。

 すると、サボテンナイトジャマトが気付いたのか、缶を開ける。

 

ジャマト「キョトチャケロ〜ア!」

 

 そう言って、サボテンナイトジャマトは缶の中身を飲む。

 すると、少し大きくなって、俺の弾丸を叩き落とし、カズマ達を吹き飛ばす。

 カズマ達を迎撃すると、サボテンナイトジャマトは消えてしまった。

 

ツムリ『ただし、一箇所には留まらず、人間を探して移動します。もし、誰も缶を蹴れずに捕まってしまったら……………ゲームオーバーです。』

 

 ツムリはそう言う。

 俺たちは、一旦デザイア神殿に戻り、作戦を練る事に。

 ちなみに、ウィズも回収して、デザイア神殿で休ませる事にした。

 ダクネスは、サボテンナイトジャマトの攻撃を一番喰らったので、治療されていた。

 

ダクネス「助かる。」

ギロリ「いえ。」

 

 ダクネスの言葉に、ギロリはそう言って、カウンターの方に向かう。

 すると、アクアがギロリに質問する。

 

アクア「捕まった可愛い信者達は、皆、救えるわよね!?」

ギロリ「ゲームを攻略できれば。」

カズマ「なら、良いんじゃねぇか?」

湊翔「………………ギロリさん。逆に、ゲームオーバー…………仮面ライダー達が全滅した場合は、どうなるんですか?」

ギロリ「…………………そのジャマーエリア内は無かった事になり、人々の記憶から抹消され、犠牲になった人たちも戻りません。」

アクア「ええっ!?」

 

 やっぱりか。

 薄々そんな気はしていた。

 仮面ライダー達が全滅してしまえば、ジャマトが自由に暴れ回るだけだからな。

 そんな中、アクアは言う。

 

アクア「なら、尚更あのジャマトを倒さないといけないわね!皆、可愛い信者たちを救う為に、力を貸して!」

 

 アクアはそう言う。

 確かに、ジャマトは倒すべきだろう。

 だがなぁ………………。

 

湊翔「……………なあ。アクシズ教徒を救う必要って、あるのかな?」

アクア「っ!?」

トウカ「確かに、色んな人たちに迷惑をかけてるばかりだからな。」

白夜「だよな……………。」

カズマ「確かに。ていうか、アクシズ教徒は要らない子達だし。」

 

 俺の言葉にアクアが震えると、トウカ、白夜、カズマがそう言う。

 まあ、あんな目に遭わされればな。

 救おうという気がしない。

 めぐみんとダクネスは、少し視線を逸らす。

 すると、アクアは俺に掴みかかってくる。

 

アクア「何言ってんの、ねぇ!!このままじゃ、アクシズ教団が崩壊しちゃう!!」

「「「「「良い事じゃないか。」」」」」

 

 アクアの叫びに対して、俺、カズマ、トウカ、白夜、めぐみんがそう言う。

 ああいう傍迷惑な存在は、一度滅んだ方が良いと思うしな。

 

アクア「あぁぁぁぁぁ!!」

湊翔「おい!だからって、首を絞めようとすんな!」

ギロリ「ああ……………!デザイア神殿内での戦闘行為は御法度ですよ。」

 

 アクアが叫びながら俺の首を絞めようとしてきて、俺が抵抗する中、ギロリは俺とアクアを引き離す。

 

アクア「何でそんな事を言うのよ…………!可愛い信者達を助けてよ!」

カズマ「いやなぁ………………。」

めぐみん「アクシズ教徒の行いが余りにも悪かったので………………。」

 

 アクアの問いに、カズマとめぐみんはそう答える。

 まあな。

 確かに、ジャマトは倒すべきだろう。

 だが、アクシズ教徒を助けるべきかと言われるとな………………。

 

アクア「もう良いわよ!」

 

 そう言って、アクアはデザイア神殿を飛び出していく。

 すると、めぐみん達が俺とカズマを見てくる。

 

トウカ「放っておいて良いのか?」

めぐみん「きっと、もっと酷い事になりますよ。」

 

 トウカとめぐみんがそう言う。

 確かに、アクアをこのまま放置させてると、面倒な事になりそうだな。

 

カズマ「はぁぁぁ………………。しょうがねぇなぁ……………。」

湊翔「やれやれ……………。」

ギロリ「皆様。ジャマトが出現したら一報するので、しばらく休んではどうでしょうか?」

白夜「だな。流石に疲れたしな。」

トウカ「まあ、作戦を立てないと、あいつは倒せないぞ。」

めぐみん「あいつには、死角は無いみたいですからね………………。」

ダクネス「どうすれば倒せる……………?」

 

 そう。

 サボテンナイトジャマトには、事実上、死角が無い。

 何せ、首が360°回るからな。

 だとしたら……………。

 

湊翔「う〜ん……………。いや、ダメだな。」

カズマ「何か、思いついたのか?」

白夜「何だ?」

湊翔「………………誰かが、囮になりつつ、アクシズ教徒が囚われている木を破壊して、缶を蹴るって感じだよ。」

トウカ「え……………?」

 

 そう。

 誰かが囮になって、サボテンナイトジャマトの気を引きつつ、木を破壊して、缶を蹴る。

 それしか無いのだが、これには欠点がある。

 それは、囮になる為には、スピードで翻弄するしか無い。

 その為、囮になれる奴が限られてしまう。

 カズマか白夜の2人だ。

 カズマのニンジャレイズバックルは、素早さが上がり、白夜がライトニングレイズバックルを使えば、スピードが上がる。

 だが、裏を返せば、その2人がやられる可能性もあるのだ。

 

ダクネス「そんな……………!?」

めぐみん「他に方法は無いんですか!?」

湊翔「これしか思いつかなかった……………。」

トウカ「湊翔………………。」

 

 他に何か無いか…………!?

 そう思っていると。

 

カズマ「ハァァ……………ったく。しょうがねぇな。やってやるよ。」

ダクネス「カズマ!?」

めぐみん「本気なんですか!?」

白夜「まあ待て。俺もやる。いつまでもこのままにしては居られないからな。」

トウカ「2人とも……………。」

湊翔「………………。」

 

 カズマと白夜の表情は、決意に満ちていた。

 なら、その決意に応えるべきだな。

 

湊翔「………………分かった。2人でサボテンナイトジャマトの注意を引いてくれ。俺たちで缶を蹴る。」

カズマ「おう。」

白夜「ああ。」

めぐみん「……………全く。2人とも、素直じゃありませんね。」

ダクネス「だな。」

トウカ「そう言ってやるな。」

 

 俺たちはそう話す。

 すると、電話の音が鳴り、ギロリが対応していた。

 しばらくすると、ギロリは受話器を本体に置き、俺たちに言う。

 

ギロリ「皆様。ジャマトが出現しました。」

 

 それを聞いた俺たちは、すぐにジャマトが現れた場所へと向かう。

 そこには、サボテンナイトジャマトに通常のジャマトが居た。

 サボテンナイトジャマトは、逃げた時と比べて、更に大きくなっていた。

 

湊翔「多いな……………。」

トウカ「それでも、やるしかない。」

めぐみん「そうですね。」

ダクネス「ああ。」

白夜「カズマ。いけるか?」

カズマ「ああ……………やってやるよ!」

 

 俺たちはそう話して、デザイアドライバーを装着して、それぞれのレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、俺の横には、白色のシリンダーと英語でMAGNUMという文字が、カズマの横には、緑の手裏剣の絵とNINJAの文字が、めぐみんの横には、スピーカーとBEATの文字が、ダクネスの横には、紫色の手の絵とZOMBIEの文字が、トウカの横には、青の持ち手と銀色の刀身の剣の絵とCALIBERの文字が、白夜の横には、黄色い発電機と英語でLIGHTNINGの文字が現れる。

 全員が変身ポーズを取り、叫ぶ。

 

「「「「「「変身!」」」」」」

 

 俺たちは、それぞれのレイズバックルを操作する。

 

MAGNUM

NINJA

BEAT

ZOMBIE

CALIBER

LIGHTNING

REDAY FIGHT

 

 俺はギーツ・マグナムフォーム、カズマはタイクーン・ニンジャフォーム、めぐみんはナーゴ・ビートフォーム、ダクネスはバッファ・ゾンビフォーム、トウカはラウンズ・カリバーフォーム、白夜はライコウ・ライトニングフォームに変身する。

 俺は白夜に話しかける。

 

湊翔「白夜!お前にこれ、渡しておくわ。」

白夜「うん?うわっと!?」

 

 俺はそう言って、ブーストレイズバックルを白夜に渡す。

 

白夜「ブーストレイズバックル!?」

湊翔「遠慮なく使え!他のジャマトは俺たちが抑えておくから!」

白夜「おう!」

 

 俺たちは、周囲に沢山いるジャマトを倒していく。

 カズマと白夜は、サボテンナイトジャマトの方を見ていた。

 サボテンナイトジャマトは、かなり巨大になっており、周囲の建物よりも遥かに巨大になっていた。

 

白夜「カズマ。行くぞ。」

カズマ「おう。」

 

 白夜とカズマはそう話して、サボテンナイトジャマトへと向かっていく。

 サボテンナイトジャマトは、二人に気付いたのか、攻撃してくる。

 

白夜「おらっ!どうしたお前!こっち来いや!」

カズマ「かかってこいやー!」

 

 二人がそう叫んで挑発して、サボテンナイトジャマトは、二人にサボテンの棘を射出する。

 カズマと白夜は、素早く動いて、棘を躱す。

 

カズマ「はっ!フッ!」

白夜「フッ!おっと!」

 

 カズマと白夜は、途中、建物の中に入り、建物の中を移動する。

 その際、カズマはちょくちょく丸太に変化しながら移動していた。

 白夜も、雷の如く素早く動き、翻弄する。

 攻撃から離れると、二人はブーストレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、二人の頭上には、バイクのマフラーから火が出る絵とBOOSTの文字が現れる。

 二人は、それぞれのレイズバックルを操作する。

 

DUAL ON

NINJA & BOOST

LIGHTNING & BOOST

REDAY FIGHT

 

 カズマはタイクーン・ニンジャブーストフォームに、白夜はライコウ・ライトニングブーストフォームになる。

 その際、天井に向かってジャンプをして、ブーストフォームのアーマーを装着する。

 サボテンナイトジャマトは、二人に向かって手を叩くが、二人はサボテンナイトジャマトに乗り、走る。

 

白夜「行くぞ、カズマ!」

カズマ「ああ!ハァァァァ!オラっ!」

白夜「ハァァァァ!フッ!でやっ!」

 

 二人は、サボテンナイトジャマトの腕を駆け抜けていく。

 サボテンナイトジャマトは、迎撃の為か、棘を生やしてくるが、カズマと白夜の二人は、それを斬っていく。

 カズマは肘から手裏剣を飛ばし、白夜は落雷を起こして、棘を迎撃する。

 カズマは、ツインブレード状態のニンジャデュアラーを合体させる。

 

SINGLE BLADE

 

 そして、二人はそれぞれのレイズバックルを操作する。

 

BOOST TIME

 

 カズマはシングルブレード状態のニンジャデュアラーの上に乗り、切り刻みながらサボテンナイトジャマトの周囲を飛ぶ。

 白夜は素早く動いて、爪で攻撃する。

 しばらく攻撃して、怯ませた後、ブーストレイズバックルのグリップを一回捻る。

 

NINJA BOOST GRAND VICTORY

LIGHTNING BOOST GRAND VICTORY

 

カズマ「ハァァ……………!でやァァァァァァァァァ!!」

白夜「フッ!ハァァァァァ!爆雷爪蹴り!!」

 

 カズマと白夜は、サボテンナイトジャマトの近くにあった木を倒して、アクシズ教徒を解放する。

 

カズマ「湊翔!お前ら…………!」

白夜「早く…………缶を…………!」

 

 カズマと白夜は、落下しながらそう言う。

 その声は、俺たちにはちゃんと届いていた。

 

湊翔「任せろ!」

ダクネス「ああ!」

 

 丁度、缶の近くにいた俺とダクネスは、缶に向かって走り出す。

 

ジャマト「チャリ〜!」

 

 だが、サボテンナイトジャマトは俺たちに気付き、俺たちに攻撃しようとする。

 

ダクネス「ハァァァァ……………!」

湊翔「盛大に………………打ち上げだ!!」

ダクネス「あぁぁぁん!!」

 

 俺はそう叫んで、缶を思いきっきり蹴る。

 その際、ダクネスも蹴ってしまった。

 サボテンナイトジャマトは、缶を蹴られた事に気付いたのか、すぐにキャッチしようとする。

 すると、めぐみんとトウカが、サボテンナイトジャマトの体を駆け上がる。

 

めぐみん「もっと…………!」

トウカ「飛んでけーーーーっ!!」

 

 二人はそう叫んで、缶を蹴り、ジャマーエリアの外に向かって飛ばす。

 缶は、あの壁を越えて、外に出る。

 

ジャマト「ロロ〜!」

 

 ジャマトはそう言って、消える。

 カズマと白夜は、俺たちの方に来る。

 その際、ブーストレイズバックルがどこかへと飛んでいく。

 

カズマ「やったか…………!?」

白夜「よくやった…………!」

ダクネス「み、湊翔…………!良いぞ。もう一回、蹴ってもらえないだろうか…………!?」

めぐみん「ダクネス。落ち着いて下さい。」

トウカ「これで、ミッションはクリアか!?」

湊翔「いや…………。缶をジャマーエリアの外に飛ばしたのに、ミッションクリアの通知が来ない。」

 

 そう。

 これまでは、ミッションをクリアしたら、通知が来ていた。

 なのに、通知が来ない。

 何が起こっているんだ……………?

 一方、ツムリとギロリの方は。

 

ツムリ「ギロリさん。ジャマーエリアが消えません。」

ギロリ「何が起こっている……………!?そういえば、アクアさんは?」

ツムリ「それが……………デザイア神殿を出て、どこかへと向かいましたが…………?」

ギロリ「何…………!?」

 

 ツムリとギロリは、そんな風に話していた。

 いつまでも消えないジャマーエリアに、どこかへと向かったアクア。

 一方、当のアクアは。

 

アクア「あれを壊せば良いのよね!」

 

 俺たちが蹴った缶の方へと向かっていた。

 この時の俺たちは気づいていなかった。

 まだ、サボテンナイトジャマトとの戦いは、終わっていない事を。




今回はここまでです。
サボテンナイトジャマト戦は、後半戦へと続きます。
そして、アクアが缶へと向かっていますが、何が起こるのか。
言える事としては、とんでもない事が起こります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
仮面ライダージーンの変身アイテムであるレーザーレイズライザーが一般発売されるみたいで。
楽しみです。
デザイアドライバーのハイスペックベルト帯を頼み忘れ、在庫切れになってしまい、途方に暮れています。
在庫が補充されるか、三次受注が来ませんかね。
次回で、サボテンナイトジャマト戦は終わります。
次々回からは、リクエストのあったオリジナルミッションや、他作品とのコラボ迷宮脱出ゲーム、そして、希望の迷宮と集いし冒険者たちのエピソードに入ります。
希望の迷宮と集いし冒険者たちの話で、色々と新キャラを出します。
あとは、このファンのあの3人組が変身する仮面ライダーもだします。
そして、クリスも仮面ライダーになります。
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