この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

48 / 188
第35話 楓の木との迷宮脱出ゲーム(後編)

 俺たちは、ジャマトライダーを倒した後、別の場所へと避難していた。

 そこは、教会みたいな所で、そこにも植物の絵が飾ってあった。

 その絵は、ウツボカズラだった。

 

メイプル「そこにも絵があるね。」

サリー「今度は……………ウツボカズラ?」

カスミ「みたいだな。」

マイ「ですね。」

ゆんゆん「それはそうですが……………。」

白夜「問題は、あの扉の所にある文字が、なんて読むかだ。」

トウカ「ああ。……………暗号は解けそうか?湊翔。」

湊翔「脱出するには、出口の暗号を三つ解かなければならない。ヒントは、これらの絵だろうな。」

 

 俺はそう思っていた。

 やっぱり、鍵を握るのは、これらの絵の下の植物の名前を表しているであろうこの文字だ。

 ジャマトの言葉である可能性は高いが、現状見たのは、ウツボカズラ、ひまわりの二つだ。

 これでは、解読は難しいかもしれない。

 俺はスパイダーフォンを取り出して、カズマに連絡をする。

 

湊翔「カズマか?」

カズマ『湊翔か。どうした?』

湊翔「迷宮から脱出する為の謎が解けるかもしれない。」

カズマ『本当か!?』

湊翔「ああ。その為に、周囲の植物の絵を片っ端から写真を撮って、可能なら、解読表も見つけてほしい。」

カズマ『解読表か?』

湊翔「ああ。俺の予想が正しければ、どこかにある筈だ。」

カズマ『分かった。』

 

 そう言って、通信が切れる。

 俺の予想が正しければ、ある可能性は高い。

 俺は、皆にも言う。

 

湊翔「よし。こうなったら、それぞれのペアで分かれて、植物の写真を片っ端から撮っていくぞ。」

白夜「分かった。」

トウカ「ええ。」

ゆんゆん「は、はい!頑張ります!」

メイプル「大丈夫かな……………。」

サリー「大丈夫でしょ。」

カスミ「そうだな。それに、別れた方が効率が良いしな。」

マイ「分かりました!」

 

 そうして、俺とメイプルとツムリ、白夜とサリー、トウカとカスミ、ゆんゆんとマイで別れる。

 一方、カズマ達の方は。

 

カズマ「湊翔から連絡が来て、ここからは、ペアごとに分かれて、植物の絵を片っ端から撮っていくぞ。」

めぐみん「分かりました。」

ダクネス「ああ。」

クリス「OK!」

イズ「分かったわ。」

カナデ「ここら辺も、観察しておきたいしね。」

クロム「分かった。絵を撮ったら、出口に集まろう。」

ユイ「はい!」

 

 こうして、カズマとイズ、めぐみんとカナデ、ダクネスとクロム、クリスとユイに分かれて、写真を撮影していく。

 一方、俺、メイプル、ツムリは、写真を撮っていく。

 そこにあったのは、アサガオの写真だった。

 

湊翔「これは……………アサガオか。」

メイプル「写真、順調だね!」

ツムリ「そうですね。」

湊翔「ああ。……………気になったんだけどさ。」

メイプル「ん?」

湊翔「何で大盾のVIT極振りをしたんだ?ステータスを調整すれば、上手く立ち回れるのに。」

 

 俺は、メイプルにそう質問する。

 気になったのだ。

 そんなビルドにする理由を。

 俺は、前世ではホワイト・フォックスなんて異名が付けられるほどにゲームが上手かったので、ゲーマーとしての性だろうか。

 すると、メイプルは答えた。

 

メイプル「いや〜…………私がそうしたのは、痛いのは嫌だからなんだ。」

湊翔「…………………。」

 

 え、そんな理由?

 それを聞いて、俺は呆気に取られる。

 勿論、他人のプレイスタイルに文句を言うつもりはない。

 ただ、あまり聞かない理由だったからだ。

 

湊翔「痛いのは嫌だから、極振りしたって事か?」

メイプル「うん!防御力を上げれば、痛くないかなって!」

湊翔「そっか…………………。」

 

 まあ、プレイスタイルは人それぞれだよな。

 そう思いながら、移動する。

 すると。

 

メイプル「待って〜〜〜っ!」

湊翔「メイプル?」

ツムリ「遅れていますが。」

湊翔「あ。」

 

 しまった。

 VITの極振りだから、AGIには一切振ってないんだよな。

 俺はすぐに戻り、メイプルの方へと向かう。

 

湊翔「すまん。大丈夫か?」

メイプル「大丈夫!大丈夫!」

 

 俺はメイプルの手を掴み、立ち上がらせる。

 すると、俺の方から何かが落ちる。

 

メイプル「何か落ちたよ。」

湊翔「ん?あ、シールドレイズバックルか。」

 

 どうやら、シールドレイズバックルを落としたみたいだな。

 メイプルが拾うと、シールドレイズバックルが光り出す。

 

メイプル「うわっ!何っ!?」

湊翔「えっ!?」

 

 すると、シールドレイズバックルの色が変わっていく。

 青と黒の色が、メイプルの盾の色の様な感じになり、盾の部分も、メイプルの盾の形になった。

 

湊翔「レイズバックルが変わった…………?」

メイプル「私の盾と同じ形になった!」

ツムリ「どうやら、このミッションだけのレイズバックルに変化したみたいですね。」

 

 マジか。

 俺は、そのレイズバックルを見ながら、驚いていた。

 一方、白夜とサリーは。

 

白夜「へぇ。あんた、あのメイプルの親友か。」

サリー「まあね。」

 

 白夜とサリーは、そんな風に話していた。

 写真を撮る中、執事服とメイド服を着たジャマトが現れる。

 

白夜「ジャマトか。」

サリー「ねぇ。競争しない?」

白夜「競争だと?」

サリー「そ。そこに居るジャマトを、どっちが多く倒せるか。勝負しない?」

白夜「良いぜ。売られた喧嘩は買ってやるよ。」

サリー「行くわよ!」

白夜「オラァァァァァ!!」

 

 白夜とサリーは、お互いに叫びながら、ジャマトを倒していく。

 一方、トウカとカスミは。

 

トウカ「これで、4枚目か。」

カスミ「それにしても、違う世界に来て、仮面ライダーという存在と会うとはな。こんな体験は流石に初めてだ。」

トウカ「まあ、普通体験しないよな。私だって、違う世界の剣士と会うなんて、思いもしなかったし。」

 

 トウカとカスミは、写真を撮りながらそう話していた。

 そんな中、ジャマトが現れる。

 

トウカ「ジャマトか………………。」

カスミ「こいつらを倒して、早く皆と合流するぞ!」

トウカ「ああ!」

 

 2人はそう話して、ジャマトへと向かっていく。

 一方、カズマとイズは。

 

イズ「結構、植物の絵が多いわね。」

カズマ「で、ですね。」

 

 植物の絵を写真で撮りながら移動していた。

 その間、カズマはかなり緊張していた。

 何せ、イズは美人なのだ。

 

イズ「どうしたの?さっきから、調子が変だけど。」

カズマ「い、いや、何でもないです!」

イズ「なら良いんだけど……………。」

 

 2人がそう話す中、2人の前にジャマトが現れる。

 

カズマ「ジャマトか!」

イズ「行くわよ!」

カズマ「えっ!?」

 

 カズマが身構える中、イズはそう言って、爆弾を投げる。

 すると、その爆弾は爆発して、ジャマトは吹っ飛ぶ。

 

イズ「片付いたわね。」

カズマ「あの……………イズさん?その爆弾はどこから出したんですか?」

イズ「これ?私のユニークシリーズで、どこでもゴールドを素材にすれば、すぐに作れるのよ。」

カズマ「な、なるほど……………。」

 

 そう。

 イズの装備はユニークシリーズで、どこでもゴールドを素材にすれば、すぐに何でも作れるのだ。

 それには、カズマも呆気に取られる。

 一方、めぐみんとカナデは書庫と思われる場所に来ていた。

 

めぐみん「ここは……………書庫ですかね?」

カナデ「多分ね。ここなら、湊翔って人が言ってた、ジャマト語の解読表がある筈だよ。」

 

 そう話して、2人は周囲を捜索する。

 ジャマト語の解読表があると睨んだのだ。

 めぐみんは、カナデに話しかける。

 

めぐみん「それにしても、カナデの神界書庫でしたっけ。凄いかっこいいじゃないですか!」

カナデ「そう?まあ、かっこいいかは分かんないけど、ありがとうね。」

めぐみん「本当に凄いですよ!我が爆裂道を共に歩みませんか!?」

カナデ「ああ………………大丈夫かな。」

 

 めぐみんは、カナデに爆裂魔法を覚えさせようとさせるが、カナデは断る。

 一方、ダクネスとクロムは。

 

ダクネス「ここも撮るか?」

クロム「そうだな。」

 

 ダクネスとクロムも、順調に写真を撮っていた。

 

ダクネス「大分集まったな。」

クロム「ああ。後は、出口で合流するだけだな。」

 

 ダクネスとクロムは、そんな感じに写真を集めていた。

 そんな中、ジャマトが現れる。

 

ダクネス「ジャマトか!」

クロム「行くぜ!」

 

 ダクネスとクロムは、ジャマトと応戦していく。

 一方、ゆんゆんとマイ、クリスとユイは、合流していた。

 

ユイ「お姉ちゃん!」

マイ「ユイ!」

ゆんゆん「合流できましたね。」

クリス「そうだね!」

 

 その2組が合流して、写真を撮っていく。

 そんな中、ジャマトが襲ってくる。

 

ゆんゆん「クリスさん!ジャマトが!」

クリス「来ちゃったか。2人を……………。」

「「ダブルスタンプ!!」」

ジャマト達「ジャ〜〜〜〜っ!?」

 

 ゆんゆんとクリスが変身しようとするが、マイとユイの2人の攻撃で、ジャマトは倒される。

 それを見て、ゆんゆんとクリスは、唖然となる。

 

ゆんゆん「ふ、2人は、強いね……………。」

マイ「ありがとうございます!」

ユイ「はい!」

クリス「あははは………………。」

 

 ゆんゆんがそう言うと、マイとユイは微笑み、クリスは苦笑する。

 一方、俺、メイプル、ツムリは、出口に向かっていた。

 ある程度写真を撮り終えたからだ。

 すると、スパイダーフォンに着信が入る。

 

湊翔「着信か。」

メイプル「出てみよう!」

 

 俺が対応すると、相手はめぐみんだった。

 

湊翔「めぐみんか?どうした?」

めぐみん『湊翔!ありましたよ!』

メイプル「あったって何が?」

カナデ『ジャマト語の解読表さ!書庫で見つけたよ!』

 

 めぐみんとカナデの要件は、ジャマト語の解読表を見つけた事だった。

 よし!

 ガッツポーズを取っていると、めぐみんが話しかけてくる。

 

めぐみん『それから…………ウォーターレイズバックルを見つけたんです!』

湊翔「ウォーターレイズバックルを?」

ツムリ「恐らく、かつて、迷宮脱出ゲームに挑んで、脱落したプレイヤーの物かと。」

 

 なるほど。

 まあ、他にもプレイヤーは居るんだ。

 居てもおかしくないか。

 俺はすぐに他の面子にも連絡する。

 

湊翔「皆!出口に集まってくれ。こんな迷宮からは、すぐに脱出するぞ!」

 

 俺はそう連絡して、すぐにメイプル達と共に、出口に向かう。

 一方、馬場武は。

 

武「なるほどな。分散していたのは、ジャマトを集中させない為か?だが、脱出する際には、集まるだろう。これを使うか。」

 

 馬場武はそう呟く。

 その手には、ブーストレイズバックルが握られていた。

 一方、俺たちは合流して、出口へと向かおうとする。

 

湊翔「よし。合流出来たな。」

メイプル「あとは、脱出するだけだね!」

トウカ「ああ。」

武「そうはいかないぜ。」

 

 俺たちがそう話す中、馬場武がジャマトライダーとジャマトを引き連れて現れる。

 ジャマトライダーは、2体から4体に増えていた。

 

クロム「ジャマトがたくさん居るぞ!」

白夜「よっぽど、ここで潰したいって事か。」

カズマ「マジかよ………………。」

武「いくぜ。」

 

 馬場武はそう言って、黒いマグナムレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、馬場武の隣に、黒いシリンダーと英語で黒いMAGNUMという文字が浮かぶ。

 そして、馬場武は言う。

 

武「変身。」

 

 そう言って、レイズバックルを操作する。

 

SCHWARZ

REDAY FIGHT

 

 馬場武は、シュバルツギーツへと変身する。

 それを見て、俺たちも変身する。

 俺たちは、デザイアドライバーにそれぞれのレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、俺の横には、白色のシリンダーと英語でMAGNUMという文字とバイクのマフラーから火が出る絵とBOOSTの文字が、カズマの横には、緑の手裏剣の絵とNINJAの文字が、めぐみんの横には、スピーカーとBEATの文字が、ダクネスの横には、紫色の手の絵とZOMBIEの文字が、トウカの横には、青の持ち手と銀色の刀身の剣の絵とCALIBERの文字が、白夜の横には、黄色い発電機と英語でLIGHTNINGの文字が、クリスの横には、緑と銀のスプリングの絵と英語でHOPPINGの文字が、ゆんゆんの横には、透明なステルス機と英語でSTEALTHの文字が浮かぶ。

 俺たちは、それぞれの変身ポーズを取り、叫ぶ。

 

「「「「変身!」」」」

 

 そう言って、それぞれのレイズバックルを操作する。

 

DUAL ON

GET READY FOR BOOST & MAGNUM

NINJA

BEAT

ZOMBIE

CALIBER

LIGHTNING

HOPPING

STEALTH

REDAY FIGHT

 

 俺はギーツ・マグナムブーストフォーム、カズマはタイクーン・ニンジャフォーム、めぐみんはナーゴ・ビートフォーム、ダクネスはバッファ・ゾンビフォーム、トウカはラウンズ・カリバーフォーム、白夜はライコウ・ライトニングフォーム、クリスはラビー・ホッピングフォーム、ゆんゆんはギンペン・ステルスフォームに変身する。

 

湊翔「行くぞ。」

武「かかってこい。」

 

 俺たちは、馬場武とジャマトライダー達へと向かっていく。

 俺は、馬場武と戦っていく。

 

湊翔「はあっ!ふっ!はっ!」

武「はっ!おらっ!」

 

 俺はマグナムシューターの銃撃と、ブーストのアーマーのキックで、攻撃していく。

 馬場武とも、互角に戦えている。

 そう思う。

 一方、カズマ、トウカ、白夜の3人で、2体のジャマトライダーと戦っていた。

 

カズマ「ハアッ!ほっ!」

トウカ「ハッ!でやっ!」

白夜「ふっ!オラァァ!」

 

 3人の連携攻撃で、ジャマトライダーとも互角に戦っていた。

 一方、めぐみん、ダクネス、ゆんゆん、クリスの4人も、残り2体のジャマトライダーと応戦していた。

 

めぐみん「ハアッ!」

ダクネス「フッ!」

ゆんゆん「えいっ!」

クリス「ハッ!」

 

 めぐみんとゆんゆん、ダクネスとクリスの2人ずつで、ジャマトライダーを一体ずつ戦っていく。

 一方、楓の木の面々は。

 

メイプル「機械神!武装展開!」

サリー「ダブルスラッシュ!」

クロム「ハアッ!」

イズ「ふっ!」

カナデ「ファイアーボール!」

カスミ「二ノ太刀・斬鉄!」

「「パワースタンプ!」」

ジャマト達「ジャ〜〜〜〜っ!!」

 

 それぞれのスキルを用いて、周囲のジャマトを倒していく。

 一方、俺と馬場武の戦いは、まだ続いていた。

 

湊翔「ハアッ!ほっ!」

武「ふっ!はっ!」

 

 俺と馬場武の戦いは、互角に戦っていた。

 ある程度距離が離れると、話しかけてくる。

 

武「へぇ。お前、強くなってんな。」

湊翔「アンタに負けたからな。負ける訳にはいかねえんだよ。」

武「良いねぇ。これを使うとするか!」

 

 そう言って取り出したのは、ブーストレイズバックルだった。

 

湊翔「ブーストレイズバックル!?マジかよ……………!?」

武「ただのブーストバックルじゃあない。チェンジ、プロトブースト。」

 

 そう言うと、ブーストバックルの雰囲気が変わった。

 それを、デザイアドライバーに装填する。

 

SET

 

 すると、馬場武の隣に、黒いバイクのマフラーから火が出る絵と黒いBOOSTの文字が浮かぶ。

 

武「変身。」

 

 そう言って、レイズバックルを操作する。

 

DUAL ON

GET READY FOR PROTO BOOST & SCHWARZ

REDAY FIGHT

 

 シュバルツギーツは、マグナムブーストに似た形態に変身する。

 

湊翔「何だよそれ………………!?」

武「驚いたか?これはシュバルツマグナムプロトブーストフォームだ。」

 

 そう言って、武は攻撃してくる。

 俺はそこから、押され気味になる。

 

湊翔「強くなってる……………!?」

ツムリ「気を付けてください!プロトブーストは、ブーストレイズバックルのリミッターを外した状態です!」

 

 リミッターを外した状態!?

 それは本当にやばいな。

 何とか、馬場武の攻撃を捌くが、それでも押され気味になる。

 すると。

 

メイプル「捕食者!」

武「っ!?」

 

 メイプルが捕食者というスキルを使って、俺を助けた。

 メイプルが駆け寄ってくる。

 

湊翔「メイプル……………どうして?」

メイプル「私も手伝うよ!それに、さっき手に入れたレイズバックルを使ってみようよ!」

武「何の話だ。」

 

 確かに、使ってみるのもありか。

 それに、あのレイズバックルの能力は、メイプル本人が一番詳しい筈だ。

 そう思い、マグナムレイズバックルを抜いて、先ほど手に入れたレイズバックルであるメイプルレイズバックルをセットする。

 

SET

 

 すると、俺の横に、メイプルが持つ盾とMAPLEという文字が浮かぶ。

 

湊翔「変身!」

 

 俺はそう言って、レイズバックルを操作する。

 

DUAL ON

BOOST ARMED MAPLE

REDAY FIGHT

 

 俺は、ギーツ・アームドメイプルブーストフォームに変身する。

 能力は、メイプルの保有するスキルを使えるという物だ。

 その為、メイプルの持つ盾が装備される。

 

クロム「何だありゃ!?」

サリー「メイプルの装備をつけてる………!?」

カスミ「ある意味……………メイプルが2人?」

イズ「味方だから良いのよ。味方だから。」

カナデ「良いねぇ!面白いよ!」

「「凄いです!メイプルさん!湊翔さん!」」

 

 それを見て、楓の木の面々がそう言う。

 

湊翔「行くぞ!」

メイプル「OK!」

 

 俺とメイプルは、馬場武に向かっていく。

 一方、トウカ達は。

 

カズマ「すっげぇな、あれ!」

白夜「どうなってんだよ。」

トウカ「まあ、私たちもさっさと倒すぞ!」

 

 トウカ達は、レイズバックルを操作して、必殺技を放つ。

 

NINJA STRIKE

CALIBER STRIKE

LIGHTNING STRIKE

 

カズマ「ハァァァァ……………!」

白夜「ハァァァァ!轟虎雷爪撃!」

トウカ「ハァァァァァ!!」

 

 カズマは高速移動して、ニンジャデュアラーで連続で攻撃しつつ、キックを放ち、白夜は、ジャマトライダーを爪で掴んで、引き摺っていき、思い切り爪で突き刺し、トウカはエネルギーを纏った斬撃で攻撃する。

 3人の攻撃を受けたジャマトライダーは、爆発する。

 

カズマ「片付いたな……………。」

トウカ「ああ。」

白夜「やっぱり、ジャマトライダーも少しずつだが、強くなってるよな……………。」

 

 3人はそう話す。

 一方、めぐみん達の方は。

 

めぐみん「凄いです!何ですか、あの湊翔の姿は!?紅魔族の琴線に激しく触れますよ!」

ゆんゆん「今はそんな事を言ってる場合じゃ無いでしょ!?」

ダクネス「とにかく、早くジャマトライダーを倒すぞ!」

クリス「分かってるよ!」

 

 めぐみんとゆんゆん、ダクネスとクリスの2組は、必殺技を発動する為に、レイズバックルを操作する。

 

BEAT STRIKE

SYEALTH STRIKE

 

めぐみん「ハァァァ!!」

ゆんゆん「でやぁぁぁぁ!!」

 

 必殺技を発動して、めぐみんが音符を纏わせたキックを、ゆんゆんがステルス戦闘機を模したオーラを纏ったキックを放ち、ジャマトライダーを撃破する。

 

めぐみん「私が倒しました!」

ゆんゆん「ちょっと待ってよ!私の方が倒したわよ!」

 

 2人は、そう言って喧嘩を始める。

 ダクネスとクリスは。

 

ZOMBIE STRIKE

HOPPING STRIKE

 

 ダクネスは、バーサークローを地面に向けると、ジャマトライダーの足にバーサークローが現れて、動きを止める。

 

ダクネス「クリス!止めだ!」

クリス「ありがとうね、ダクネス!ハァァァァァァ!」

 

 ダクネスがそう言うと、クリスは既にリボルブオンしていて、バネの力を使った強力なキックを叩き込む。

 ジャマトライダーはそれを喰らって、爆発する。

 

クリス「ダクネス、お疲れ様!」

ダクネス「ああ。」

 

 2人はそう話して、ハイタッチをする。

 一方、俺とメイプルは、馬場武と戦っていた。

 

湊翔「ハアッ!」

メイプル「とうっ!」

武「くっ……………!」

 

 俺とメイプルの攻撃で、馬場武とも互角に戦えている。

 俺は捕食者というスキルを発動して、馬場武の動きを止める。

 

武「何っ……………!?」

湊翔「メイプル、止めだ!」

メイプル「OK!全武装展開!」

 

 メイプルがそう言って、アーマーを纏う中、俺はレイズバックルを操作していた。

 

BOOST TIME

 

 その音声と共に、俺もアーマーを展開して浮かび上がる。

 そして、ブーストレイズバックルを一回捻る。

 

BOOST MAPLE GRAND VICTORY

 

湊翔「ハァァァァァ!!」

メイプル「いっけ〜〜〜〜〜っ!!」

武「グワァァァァ!?」

 

 俺とメイプルは、極太の光線を放ち、それが馬場武に当たる。

 俺たちは攻撃を終えて、着地する。

 すると、ブーストレイズバックルがどこかへと飛んでいく。

 

メイプル「あれ!?どこかに飛んでくよ!?」

湊翔「気にすんな。それより……………。」

 

 俺たちが、攻撃した方を見ると、そこにはボロボロになりつつも、まだ変身した状態の馬場武が居た。

 

武「やってくれんじゃねえか……………!」

トウカ「無事か!?」

サリー「嘘……………!?」

武「だが、時間切れか。」

白夜「何?」

 

 すると、馬場武が爆発して、少しボロボロの状態で変身解除される。

 

カズマ「あいつが爆発した!?」

ツムリ「プロトブーストは、ブーストレイズバックルのリミッターを外した状態です。通常のブーストレイズバックルが、ブーストタイム必殺技を発動した後、どこかへと飛んでいくのは、エネルギーを変身者に向けない為です。」

湊翔「じゃあ、あいつは……………。」

武「そう。プロトブーストは、3分経つと、爆発するんだよ。」

 

 マジかよ……………!

 そりゃあ、危険すぎる代物だろ。

 すると、メイプルが聞く。

 

メイプル「あの!何でそんな危険な物を使うんですか!?」

武「ああ?こっちの方がスリルがあるだろうが!生きるか死ぬかの瀬戸際に立ち、極限の命のやり取りをする。それが戦いってもんだろうが!!」

 

 こいつ、危険すぎる。

 こんなやつを放置したら、危ないだろ。

 

武「まあ、今回はお披露目という事で、俺は退散するぜ。また戦おうぜ。」

 

 そう言って、馬場武は去っていく。

 俺たちは微妙な表情になりつつも、出口へと向かう。

 

ダクネス「それで、暗号は解けたのか?」

湊翔「まあ、大体はな。この上にある文字は、ひまわりのひ、ウツボカズラのら、アケビのけと同じだ。つまり…………………。」

メイプル「答えは開けかな!?」

 

 メイプルがそう言うが、開かない。

 

メイプル「あ、あれ!?」

クロム「どうやら、違うみたいだな。」

カナデ「そうか……………!僕とめぐみんが書庫で見つけたジャマト語の音読表を使うのか!」

湊翔「そういう事。ジャマトは変身する際に、ジュラピラと言っていた。つまり、ジャマトの言葉で言えって事だ。」

白夜「そういう事か!」

 

 そんな感じがしたのだ。

 ジャマトが作った迷宮なのだから、ジャマトの言葉で言う必要性があるかもしれないと。

 すると、ジャマトが集まってくる。

 

カズマ「ジャマトか!」

トウカ「ここは私たちが抑えるから、皆は暗号の方を頼む!」

 

 俺たちは再変身して、ジャマトと応戦していく。

  

メイプル「よし!暗号を解こう!」

クロム「まずは、一番上の奴からだな。」

イズ「ええっと……………ひはセで、らは…………書いてないわね。」

サリー「こっちの解読表も見てみましょう!ええっと………………あった!らはオズです!」

カスミ「けは………………あった!ダだな。」

カナデ「それじゃあ……………まず上の物はセオズダだね!」

「「せ〜の!セオズダ!」」

 

 マイとユイがそう言うと、まず、一つ目のランプが光る。

 

メイプル「次は二つ目だね!」

クロム「そうだな!ええっと……………。」

サリー「これは……………一番最初はかで、かはビですね!」

イズ「次の文字はいで、読み方は……………キョね。」

カナデ「次は………………もで、読み方はそのまま、モだね。」

ユイ「次の文字は………………これは、んで、読み方は……………ラです!」

マイ「じゃあ………………ビキョモラ!」

 

 マイがそう言うと、二つ目のランプが光る。

 

メイプル「よぉ〜し!最後のヤツだね!」

イズ「最後の奴はええっと……………最初のはおを示して、読み方はクね。」

サリー「その次は多分、そのまま伸ばし棒だから、飛ばしても大丈夫だと思う。」

クロム「次の文字は………………ぷか。読み方はワズか……………。」

カナデ「最後の文字は、んを示してるから、さっきの通り、ラだね。」

「「じゃあ………………クーワズラ!」」

 

 マイとユイがそう言うと、三つ目のランプが光り、扉が開く。

 

湊翔「ミッションクリアだ!皆、走れ!」

 

 俺たちはそう話して、扉へと駆け込んでいく。

 

MISSION CLEAR

 

 そんな音声と共に、俺たちは元の空間に戻る。

 

トウカ「ミッションクリアだな。」

めぐみん「疲れました……………。」

ダクネス「お、おい!メイプル達が薄くなっているぞ!?」

カズマ「え!?」

 

 ダクネスがそう叫ぶので、俺たちはメイプル達の方を見ると、メイプル達は薄くなっていた。

 

湊翔「多分、ミッションがクリアしたから、元の世界に戻ろうとしてるのかもな。」

メイプル「そうみたいだね。ありがとうございました!助けてくれて!」

白夜「気にすんな。寧ろ、こっちのミッションに巻き込まれた形だからな。」

サリー「それでは、お元気で!」

 

 メイプル達がそう言うと、消えた。

 こうして、違う世界を巻き込んだミッションは、終わりを迎えた。

 ちなみに、メイプルの力が宿っていたレイズバックルは、シールドレイズバックルに戻った。

 一方、とある場所では。

 

ロキ(ミッションは終わったか。流石に、世界の選定を間違えたな。次やる時は、首輪が破壊出来なそうな世界の奴らにするか。)

 

 ロキはそう思っていた。

 一方、ゼウスはというと。

 

ゼウス(ロキが仕組んだ、迷宮脱出ゲームはクリアされたか。恐らく、複製したヴィジョンドライバーで介入したんだろう。こちらも、そろそろ見つけるべきか。)

 

 ゼウスはそう思っていた。

 すると。

 

部下「ゼウス様。」

ゼウス「ああ。どうした?」

部下「ヴィジョンドライバーの使用候補者が出ましたが、如何しましょうか?」

ゼウス「見せてくれ。」

 

 ゼウスは、部下から紙を受け取って、それを確認する。

 内容を全て見て、ゼウスは判断を下す。

 

ゼウス「よし。その者を私の元に連れてきてくれ。」

部下「は。」

 

 ゼウスはそう命じて、部下は去っていく。

 ゼウスが見ていた紙には、男性の写真が載っていた。

 一方、ある場所では。

 

???「桐ヶ谷湊翔か。やっぱり、彼は強いね。感動するよ。君の生き様には。」

 

 とある男性がそう呟く。

 俺は、そんな事には気づいていなかった。




今回はここまでです。
防振りの面々とのコラボ迷宮脱出ゲームは、終わりです。
湊翔は、観察力がありますので。
そして、迷宮脱出ゲームの裏で、色んなやり取りがありました。
まあ、最後の男性に関しては、誰なのかは分かると思いますが。
次回からは、『希望の迷宮と集いし冒険者たち』のエピソードに入っていきます。
そこで、色んなオリキャラや、アクセルハーツも出していきたいと思っています。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今日のギーツで、ジーンが初変身解除。
ベロバのグレアIIは強いですね。
次回、レーザーブーストが出るみたいで、楽しみです。
戦国ゲームに関しては、やる予定です。
このすばの原作9巻のウォルバクとの戦いでやる予定です。
ブーストマークIIは、エリス祭りとアクア祭りのタイミングで、雷ジャマト祭りをやるので、その時に出します。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。