クリスから天空の島の事を聞いた翌日、カズマはずっと空の方を見ていた。
しかも、どこかそわそわしていた。
そんなカズマを、俺たちは少し呆れ気味に見ていた。
まあ、分からんでもないが。
この世界って、色々とおかしいもんな。
キャベツが飛んだり、サンマが畑から採れたり。
カズマ「遂に、天空の島か……………。」
湊翔「なんか、そわそわしてんな。」
白夜「まあ、無理もねぇか。」
アクア「なんか怖いんですけど。」
めぐみん「相当に重症ですね。」
カズマ「……………おい、さっきから黙って聞いてれば、好き放題言いやがって。」
俺たちがそう話していると、アクアとめぐみんの言葉に反応したのか、カズマがそう言う。
めぐみん「あっ、カズマ、正気に戻ったんですか?」
カズマ「いや、別に正気を失ってたわけじゃねーから!」
湊翔「天空の島に関してか?」
カズマ「そう!俺たち、やっとまともな冒険が出来たなって思うんだよ。」
白夜「まあ……………そうかもな。」
まあ、日本人である俺らからしたら、この世界はいくつかおかしな点ばかりだからな。
カズマとめぐみんが共感し合うのを見ながら、そう思う。
すると、ダクネスが口を開く。
ダクネス「あの…………2人とも、盛り上がっている所悪いのだが、良いだろうか?」
カズマ「ん?どうした、ダクネス?」
ダクネス「ちょうど話題に出ていたから聞きたかったのだが……………そもそも、どうやって島に行くんだ?」
カズマ「は?それはまあ、魔法とかで…………。」
トウカ「生憎だが、テレポートに関しては、転移先を登録しないと使えない。魔道具を使うにしろ、かなり困難なのは、間違いないはずだ。」
そう。
この世界は、中世時代の異世界なので、飛行機とかそんな物があるとは思えない。
一体、どうやっていけば良いんだ?
湊翔「まあ、考えていてもしょうがないから、ウィズの店に行くか?」
白夜「賛成だ。あの2人なら、何か知ってるかもしれないしな。」
トウカ「……………バニルと会うのは不本意だが、仕方ないか。」
朱翼「行きましょうか。」
カズマ「だな。」
アクア「行ってらっしゃ〜い。お土産はお菓子でよろしく。」
俺たちがそう話す中、アクアはソファーに寝っ転がって、お菓子を食べていた。
怠惰の女神め。
それを俺たちは呆れて見ていた。
白夜「こ、こいつ……………!」
アクア「私はお留守番をしておくから。」
湊翔「こいつはダメだ。」
ダクネス「ま、まあ、良いじゃないか。私たちだけで話を聞いてくれば良い。」
めぐみん「行きましょう、カズマ。早く方法を調べたいです。」
俺、トウカ、白夜、朱翼は、呆れながら先に行く。
向かう途中で合流したが、アクアも居た。
どうやら、魔石のカケラで釣ったみたいだな。
ウィズ「いらっしゃいませ!…………あっ、カズマさん達でしたか。」
カズマ「よう、ウィズ。」
白夜「今日は、探し物があってな。ここには無いか?」
ウィズ「探し物?一体、何をお探しなのですか?」
湊翔「空を飛べる魔道具だ。」
ウィズ「そ、空を飛べる道具…………ですか?」
ウィズは、俺たちにそう声をかけて、俺たちがそう答えると、ウィズは困惑した表情を浮かべる。
まあ、無理もないか。
すると、バニルがやって来る。
バニル「なるほど、天空の島へと向かうのだな。」
カズマ「そういう事。何か、あそこまで行けるような物ってあるか?」
湊翔「まあ、無けりゃ良いんだけど。」
バニルは見通していたのか、あっさり意図を理解して、俺たちはそう答える。
すると、バニルとウィズが話し出す。
バニル「ふむ。貧乏店主よ、あれだ。」
ウィズ「あれですか?あれはちょっと危険な気が……………。」
バニル「何。ちょっとくらいは構いはしないだろう。」
バニルとウィズは、そんな風な不穏な会話をする。
カズマが口を開いた。
カズマ「…………なんか、不穏な会話が筒抜けなんですけど。」
バニル「ははは。店員同士の他愛無い会話という物だ。聞き流すが良い。」
湊翔「それで、何か心当たりがあるのか?」
バニル「さて、今回貴様らに提供するのは、空飛ぶ未来の乗り物……………『魔法の巨大バニル仮面』である!」
魔法の巨大バニル仮面?
胡散臭くね?
すると、カズマが口を開く。
カズマ「いきなり胡散臭いんだが。」
バニル「あまり深く考えるな。人を疑ってばかりでは、足元を掬われるぞ?おっと我輩、人ではなく悪魔であった!それでは、疑われて当然であるな!はっはっはっ!」
カズマがそう言うと、バニルはそう答えて、勝手に笑う。
白夜は、呆れつつ口を開く。
白夜「それで、どういうもんなんだ?その魔法の巨大バニル仮面ってのは?」
バニル「この巨大バニル仮面は、魔法を使用した新機軸の乗り物だ。馬車よりも早く、空だって飛べる。なあに、どんなに離れていても、これさえあれば1発である。」
湊翔「普通に凄いな。」
トウカ「それで、本当に天空の島に行けるのか?」
バニル「無論だ。ピューっと1発、空の旅へ!……………実に楽しそうであろう?」
なるほど、それは便利だな。
トウカは、胡散臭い視線を向けるが、バニルはそう答える。
すると、アクアが口を開く。
アクア「本当でしょうね?悪魔の言う事なんて、信用出来ないんですけど。」
バニル「心根のひん曲がった女神はそうであろうが、我輩は悪魔なので、約束は違えぬぞ。」
アクア「ちょっと、お客様に向かって、口の聞き方がなってないんじゃないの!?お客様は神様でしょ!?」
バニル「神は神でも、貧乏神であろう!…………おい貴様、商品に触れるな!浄化されると言ってるだろうが!?」
白夜「おい、アクア!」
アクアとバニルがそう言うと、アクアは店の商品を浄化しようとする。
それを見て、白夜が止めに入る。
カズマ「巨大バニル仮面ねぇ………………正直、怪しさしかしないんだよな………………。」
バニル「まあ、我輩も無理に勧めている訳では無いのだが……………他に行く術はあるのか?この世界において、天空の島に至る術は非常に希少だ。他にあると言うのならば、それでも構わんが。」
湊翔「ウィズのジェットバックルじゃあ、全員を運ぶのはきついだろうからな。これしか無いだろ。」
カズマ「……………だな。他にアテもないし、それを貰うよ。」
そう。
ウィズのジェットバックルの出力じゃあ、とてもじゃないが、全員を運ぶのは無理がある。
それに、出力云々はともかく、持てるのは2人が限界だろうからな。
すると、ダクネスとめぐみんが反応する。
ダクネス「遙か上空、逃げ場のない状況………死にたくなければ言う事を聞けと命令されて……………はあっ!」
トウカ「ダクネス?妄想はそれくらいにしておけよ。」
めぐみん「ふふふふ……………空飛ぶ乗り物とは、どんな魔法で動くのでしょうか。これを応用して、空から爆裂魔法を……………!」
朱翼「めぐみん?落ち着いて。」
ダクネスとめぐみんが、違う理由で興奮し出して、それをトウカと朱翼の2人が宥める。
そんな中、白夜が口を開く。
白夜「まあ、タダじゃないんだろ?」
バニル「当然。これは商売であるからな。だが安心しろ。それほど高くないぞ。レンタル料は、ほんの百万エリスだ。」
湊翔「いや、高いな!?」
カズマ「もっと、安くならないのか?」
まあ、百万エリスになるのも、無理はないのか?
何せ、この世界のレベルじゃあ、飛べる物なんて、相当レアだろうし。
すると、カズマはすぐに値引き交渉に入る。
バニル「ふむ、安くしてやっても良いが、一つ条件がある。」
カズマ「条件ってなんだよ?」
バニル「我輩とポンコツ店主も連れて行け。」
カズマ「ウィズとお前も?どうしてだ?」
バニル「行きたいからに決まってるであろう。」
白夜「まあ、ウィズも、テレポートが使えるからな。」
湊翔「確かに、一瞬で行けるのは、ありがたいかもな。」
そういえばそうだ。
ウィズのテレポート先に登録させれば、すぐに行けるな。
最初からそうすれば良かった気がするが。
そうして、その割引プランで、使える事になった。
その後、準備があると言って、そそくさと街の外へと向かった。
俺たちは、話す。
めぐみん「これで、天空の島へと向かう算段がつきましたね。」
朱翼「ですね。」
カズマ「そうなんだが……………本当にバニルに頼って良かったのか?」
湊翔「まあ、それしか方法が無かったし、仕方ないだろ。」
アクア「いや!あの悪魔の事だから、絶対に碌でもないことになるに決まってるわ!」
トウカ「そうだよな……………。」
白夜「まあ、バニルも商売でやってるんだ。」
ダクネス「そうだな。代金分の仕事はしてくれると信じよう。」
俺たちはそう話して、準備をする。
しばらくして、準備を終えて、街の外へと向かう。
カズマ「おーい、バニル!そろそろ準備できたか?」
湊翔「こっちは準備できたぜ。」
バニル「おお、うだつの上がらない冒険者共よ。そろそろ呼びに行こうかと思っていた所だ。」
アクア「………………で、これが言ってた乗り物なわけ?」
バニル「そうだ!括目せよ!これこそ、我輩の巨大バニル仮面である!」
俺たちがそう言うと、バニルはそう返す。
バニルの示す方には、本当に巨大なバニルの仮面があった。
てか、デカすぎるわ。
めぐみん「こ、これが、未来の乗り物ですか……………!」
朱翼「なんか……………思ってたのと違う。」
ダクネス「ふむ、巨大な円形テーブルみたいな形だな。」
トウカ「デカすぎないか?」
アクア「本当にこんな物が空を飛ぶの?嘘じゃないでしょうね?」
バニル「だから、我輩は嘘を吐かんと……………まあ良い。すぐに出発の準備に取り掛かるぞ。中央にベルトが見えるであろう。全員、それを体に巻き付けよ。」
白夜「ベルト?これか。」
めぐみん達がそう言う中、アクアがいちゃもんをつけようとしたが、バニルは途中から無視して、そう言う。
俺たちは、ベルトをつける。
ダクネス「くっ、このベルトの締まり…………体に食い込む感触が…………くうううっ!」
トウカ「………………平常運転だな。」
バニル「全員、準備はいいな?では、早速動力を………………。」
ダクネスがそう言って、トウカが呆れる中、バニルはそう言って、大量の瓶を取り出す。
カズマ「ん?何だよ、その瓶。どっかで見たような……………。」
バニル「見覚えがあって当然であろう。貴様にも勧めた爆発ポーションである。」
湊翔「え?まさか……………。」
バニル「これらをまとめて、吸入口に投入!吸入口を閉めて、安全確認!内部へと、魔力を注入!」
白夜「おいおいおい!」
バニル「では、点火!」
俺たちが嫌な予感がしていると、バニルは嬉々として、点火する。
すると、ロケットのごとく飛び始める。
カズマ「ぎゃあああああっ!!」
アクア「いやああああっ!!」
めぐみん「わあああああっ!!」
ダクネス「きゅううううううっ!こ、こんな衝撃……………初めてだっ!」
湊翔「嘘ぉぉぉぉぉぉんっ!!」
トウカ「わあああああっ!!」
白夜「おわぁぁぁぁぁぁっ!!」
朱翼「いやああああっ!!」
俺たちはそう叫ぶ。
しばらくすると、天空の島へと到着する。
カズマ「み、皆……………無事か……………。」
アクア「わ、私、生きてる……………まだ生きてる……………。」
めぐみん「わ、私の爆裂魔法に比べれば、まだまだ……………。」
湊翔「…………………。」
トウカ「死ぬって…………………。」
朱翼「うぅぅぅぅ……………。」
白夜「マジかよ……………。」
ダクネス「有無を言わさず括り付けられ、問答無用に空に飛ばされ、更に地面に叩きつけられるとか!……………癖になりそうだ、カズマ。」
俺たちは、呻き声を出す。
つうか、思ってたのと違うんだが。
ロケットじゃねぇか。
すると、トウカとカズマが口を開く。
トウカ「おい、ダクネスしっかりしろ!」
カズマ「バニル!何だ今のは!?」
バニル「説明なら、先ほどしたではないか。未来の乗り物……………。」
湊翔「何が未来の乗り物だ!どう見たって、爆発ポーションで吹っ飛ぶだけのロケットだろうが!!」
バニル「失敬な。我輩の類稀なる魔力のおかげで、空中での姿勢制御が可能になっているのだぞ?」
白夜「威張るな!!」
カズマの質問に、バニルがそう答える中、俺と白夜は突っ込む。
すると、ウィズが口を開く。
ウィズ「ち、ちゃんと天空の島に着きましたか……………?」
バニル「我輩のサポートは万全である!失敗する確率など、ほんのちょっとしか無かったからな!」
カズマ「……………もう二度と信用したくない……………。」
バニル「おっとウィズよ。この場所をテレポートに登録しておけ。また来るかもしれないからな。」
ウィズ「は、はい!」
湊翔「とにかく、着いたから、中に入ろうぜ。」
俺たちはそう話して、天空の島の探索を行う。
天空の島では、トロールに爆裂岩、虹色のグレムリン、ジャイアント・センチピード、飛行型のデストロイヤーなど、様々な敵が出てくる。
そいつらを倒しつつ、先へと進む。
しばらく進むと。
カズマ「ふう……………思ったより広いな。」
アクア「ねえ、そろそろ喉乾かない?私、足が疲れたし、少し休みたいんですけど!」
湊翔「まだ少ししか歩いてないだろうが。駄々を捏ねる暇があれば、足を動かせ。」
アクア「ちょっと!駄々じゃなくて本当なんですけど!歩いて疲れてるんですけど!」
白夜「最近、飯とトイレ以外ソファーから動かないから、疲れやすいだけだろうが。」
カズマがそう言うと、アクアが文句を言い出す。
俺たちはそう返す。
怠惰な生活をしてるせいだろうが。
ダクネス「まあまあ、4人とも落ち着くんだ。」
トウカ「この先、休めるかどうかは分からない。一度休憩を挟んでも、大丈夫だと思うぞ。」
めぐみん「そうですね。ここなら、敵が現れても、すぐに対処が出来そうです。
朱翼「ですね。疲れて対処が遅れるのも、面倒ですし。」
カズマ「あーもう!分かったよ!少しだけだからな!」
そうして、休む事になった。
まあ、休める時に休んでおくべきか。
ウィズ「みなさん、お疲れ様です。」
バニル「ふむ。この程度で疲れるとは、やはり人間とは非弱であるな。」
それを見ていたウィズとバニルがそう言う。
やっぱり、アンデッドや悪魔は、疲れという概念が無いのか?
すると、アクアが口を開く。
アクア「休憩、休憩!良かった、歩き疲れて、もう足がパンパンだったのよ!…………ねえ、このお水、飲めるのかしら?」
ダクネス「どうだろう?見た感じは澄んでいて綺麗に見えるのだが。」
湊翔「やめとけ。そういうのは、飲まない方がいい。」
白夜「湊翔の言う通りだ。こんな未知の島の物、何が入ってるか分かんないぞ。」
カズマ「あと、変なスイッチを押したり、レバーを下げたりとかは絶対にするなよ!絶対だぞ!?」
そう。
この未知の島の物を飲んだり口にしたりして、変な影響が出ても困るしな。
あと、カズマ。
それは言わない方がいいぞ。
その後、ダクネスがどこかに行ったが、すぐに戻ってきた。
俺たちは、休憩をやめて、探索を再開する。
しばらく進むと、アクアが反応する。
アクア「ん?」
カズマ「どうした、アクア?」
アクア「ちょっと!皆!見てこれ!」
バニル「どうした?」
ダクネス「何かあったのか?」
アクア「今ね、私の魔石を綺麗に磨いてたのよ。それで、中を覗いてみたら…………。」
そう言って、魔石を見せると、魔石は前より強く光っていた。
めぐみん「これは……………凄い魔力ですね…………。」
湊翔「更に光ってるな。」
白夜「大丈夫か?」
トウカ「さあ……………?」
ウィズ「魔石の力って、凄いんですね。」
バニル「ほう。どうやら、魔石の力が上昇しているようだな。」
朱翼「感じる力も、更に強くなってますね。」
アクア「ちょっと、これ、持ち歩いてて大丈夫なの?なんだか、凄く危なそうな雰囲気がぷんぷんしてるんですけど…………?」
確かに、これまで、こんなに光った事は無かったな。
やばそうな気がするな。
バニル「持ち歩く分は、問題ないだろう。ただ、祭壇が近いのかもしれんな。」
湊翔「まあ、何にせよ、気をつけるに越した事はない。」
カズマ「だな。」
白夜「おう。」
俺たちはそう話して、先に進む。
アクアが不安げな表情を浮かべているが。
俺たちは、再び先に進む。
それにしても、こういうアイテムが力を高めると言う事は、何かとんでもない物が封印されているのかもしれない。
気をつけないとな。
現状、俺たちは変身せずに行っているが、モンスターは問題なく倒せている。
しばらく進むと、風が強いエリアに着く。
ダクネス「風が強いな……………。」
アクア「カズマさん、カズマさん。こっちに来て欲しいんですけど。」
カズマ「何だよ?」
アクア「良いから、こっち側を歩いて欲しいんですけど。」
湊翔「………………お前、風除けが欲しいだけだろ?」
アクア「ぎく。」
ダクネスがそう言う中、アクアはカズマを呼ぶ。
俺は、すぐにアクアの目的を察して、そう言うと、アクアは図星の態度を取る。
カズマ「おい。そもそも、俺を盾にしなくても、女神パワーとやらで何とかならないのか?」
アクア「だって私、水の女神なんだもの。雨ならまだしも、風を避ける様な力はないわよ。」
カズマ「……………スッ。」
カズマの言葉にアクアがそう答えると、カズマは急に動く。
その後、ダクネスを風除けにする事になったそうだ。
ちなみに、俺たちは寒さを我慢して、進んでいく。
しばらくすると、最上層に着いた様で、俺たちは、奥へと進んでいく。
すると、祭壇を見つけた。
ウィズ「……………あ、そろそろ到着するみたいですよ。」
カズマ「どうやら、ここが島の中心部みたいだな。」
ウィズ「そのようですね……………島を浮かしている魔力は、ここから流れ出ているように感じます。」
めぐみん「はい。先ほどから、肌を刺すような魔力で溢れていて、ゾクゾクします。」
湊翔「魔力は分からんが、空気が張り詰めているのは、確かだな。」
トウカ「魔石よりも凄い気配を感じるな。」
バニル「何を身構えている。貴様らの目的地に辿り着いたのではないか。」
俺たちが身構える中、バニルはそう言う。
すると、アクアが口を開く。
アクア「何かしら……………さっきから、女神の勘が凄く反応するんですけど。ビンビンなんですけど。」
白夜「何がだよ?」
アクア「例えば……………何か出てくるとか。」
カズマ「またお前はそうやってフラグを立てる……………。」
アクア「まあ、流石に火を噴くドラゴンとかは出てこないでしょ。」
湊翔「おい、そういうのを言うんじゃないよ。」
そういうのを言うと、大抵、それが出てくるんだよ。
嫌な予感しかしないな。
すると、めぐみんが叫ぶ。
めぐみん「あ、あれ!」
ダクネス「どうした、めぐみん?」
めぐみん「あれですよ、あれ!」
めぐみんの指差す先には、祭壇があった。
白夜「あれは……………祭壇だな。」
朱翼「みたいね……………。」
バニル「この溢れている魔力から見て、十中八九間違いないだろう。」
めぐみん「おお……………近くに来ると、ますます魔力を感じます!」
トウカ「めぐみん。あんまり不用意に近づかない方がいい。」
バニル「使えないアークプリーストよ。魔石を祭壇に祀ってみるのだ。」
アクア「アンタに命令されるのは癪に障るけど……………こうかしら。」
めぐみんがはしゃいで、それをトウカが宥める中、アクアは魔石を祭壇に祀る。
何が起こるんだ?
バニル「さあ、貴様達の欲望成就はもうすぐだ!フハハハハハ!」
湊翔「さて、何が起こる?」
カズマ「なあウィズ、ちょっといいか?」
ウィズ「はい、何ですか?」
カズマ「あの魔石が揃ったら願いが叶うって話、ウィズはどう思う?」
ウィズ「う〜ん……………どうでしょう?強力な魔道具なのは間違い無いんですけど、何でも願いを叶えるなんて、神様みたいな事は…………。」
湊翔「やっぱり無理か。」
白夜「だろうな。」
ウィズ「私はそう思います。バニルさんは自信満々に言ってましたけど。『これを集めれば、素敵な事が起こるぞ!』って。」
トウカ「素敵な事?」
素敵な事って、どういう事だ?
バニルからしたら、そんな事は分かっている筈。
なのにそう言うという事は、何か企んでそうだな。
一方、アクアは魔石を祭壇に祀る準備をしていた。
アクア「えっと、これはこっち。あっちにも置いて……………あっ。そういえばこの石、私のカケラの部分が欠けてるのよね。……………仕方ないから、少しだけ貸してあげるわよ。カケラを差し込んで……………。よし光った!これも置いたら完成よ!」
カズマ「アクア、そっちはどんな様子だ?」
アクア「もう終わるわ!これで…………7つ目!」
どうやら、あと少しで終わりそうだった。
すると、アクアが七個目の魔石を置くと、強い光が出る。
カズマ「うわっ!?」
ダクネス「くっ、強い光が……………!」
めぐみん「光だけじゃありません!魔力の奔流も凄いです……………!」
湊翔「何が起ころうとしてるんだ…………。」
白夜「お前ら、気をつけろ!何が起こっても、おかしくない!」
朱翼「はい!」
ウィズ「気をつけてください!この魔力、普通じゃありません!」
トウカ「えっ……………?」
バニル「ほう、これはこれは……………。」
俺たちが身構える中、バニルはそう言って、アクアは魔石から離れない。
アクア「うわわわわ!ねえちょっと、何よこれ!?こんなの聞いてないんですけど!?」
湊翔「おい!さっさと戻ってこい!危ないだろ!」
アクア「でもでも!私の石がここにあるんですけど!?」
カズマ「お前は身の安全と石と、どっちが大事なんだ!?」
アクア「どっちもに決まってるじゃ無い!」
白夜「おい!さっさとこっちに来やがれ!」
アクア「ああーっ!私の魔石ーっ!!」
俺たちがそう叫ぶが、アクアは一向に離れないので、白夜がアクアを引っ張る。
ウィズ「皆さん、もっと下がってください!魔石の魔力がまだまだ上昇しています!」
カズマ「くそっ!一体、何が起きたって言うんだ…………っ!?」
バニル「フ、フハハハハハ!フハハハハハ!」
湊翔「バニル?何で笑ってんだ?」
ウィズがそう叫ぶ中、バニルが笑いだす。
俺が訝しむと、バニルは叫ぶ。
バニル「そう、我輩である!全てを見通す悪魔、バニル様だ!人間どもよ、ひとまずお疲れ様と言っておこう。そして、続けてこう言うのだ。……………ご愁傷様と!」
ダクネス「一体、何を言っているんだ…………!?」
めぐみん「石を揃えたら、願いが叶うのでは無いのですか!?」
湊翔「……………お前、最初からこうなるって分かってたんだろ?」
バニルがそう言うと、ダクネスとめぐみんがそう聞いて、俺はそう聞く。
やっぱり、こいつがこの状況を見通してないわけないか。
バニル「フハハハハハ!貴様らが汗水垂らして、欲望のままに集めたこの魔石であるが……………実際の所は、願いを叶えるなど嘘っぱち!モンスターが封印されている石なのだ!」
ウィズ「え、ええっ!?」
アクア「ふざけんじゃないわよ、この悪魔!」
白夜「だろうな。」
トウカ「嘘を吐かないんじゃ無かったのか!?」
バニル「無論、嘘は吐いてないとも!少なくとも、我輩はな!」
朱翼「どういう事ですか?」
バニル「フハハハハハ!良いだろう、悪役らしく、少し説明してやろう!」
バニルは嘘を吐いておらず、別の奴が嘘を吐いたって事か?
だとしても、どういう事だ。
すると、説明を始める。
バニル「人の願いを叶えるという、伝説級のマジックアイテム、『封魔の魔石』。王都の古い文献に記されているが、誰も信じてなどいない一種のネタ、与太話の類である。」
湊翔「与太話……………。」
バニル「無論、我輩もそう思っていたのであるが、それを覆す予想外の出来事が発生してな。」
白夜「予想外の出来事だと?」
バニル「それは………………。」
カズマ「アクアの見つけたカケラか!」
トウカ「そういう事か!」
なるほど、アクアが持ってきた事で、本当だと分かったからか。
カズマとトウカの言葉に、バニルは返事を返す。
バニル「大正解!実在するとは、流石の我輩も、驚きを禁じ得なかったぞ!だが、面白いのはここからだ。そのかけらの鑑定の際に、噂は本当なのか見通してみた。すると、断片的にではあるが、カケラから魔石の記憶が読み取れたのだ。魔石がとある能力者によって造られたこと、その者が日本人という異邦者である事…………そして、実際には思い通りに造れなかった………………失敗作であるという事がな!」
朱翼「失敗作!?」
めぐみん「あれ程の魔力が秘められた魔道具が失敗作だなんて、信じられません…………!」
やっぱり、あれを作ったのは日本人だったか。
それにしても、失敗作とはな。
そう思う中、バニルの説明は続く。
バニル「魔石の製作者は、どうやら願いを叶えてくれる存在が出現する仕組みにしたかったらしい。だが実際には、願いを叶える力を持たない危険なモンスターしか作り出せなかった様だな。」
白夜「……………絶対にドラゴンボールがモチーフだろ。」
バニル「そして、我輩は確かに感じた!カケラの奥……………魔石の本体に潜んでいるモンスターの力を!あとは貴様らもご存知の通りだ。高値で買い取ると言って、魔石集めに奔走してもらった!」
アクア「じ、じゃあ、やっぱり私たちを騙してた事に変わり無いじゃない!」
湊翔「………………いや、バニルは騙してない。俺たちが、願いが叶うなんて胡散臭い噂を信じたからだ。」
そう。
バニルは嘘を吐いていない。
願いが叶う噂を鵜呑みにした俺たちが原因と言えるだろう。
バニル「その通りだ!フハハハハ!皮肉とは思わんか!?願いを叶えるアイテムを造ろうとして、出来上がったのがモンスターの召喚装置とは!我輩、この石の真実を知った時は大変に喜んだぞ。欲に目が眩んだ者達が願いを叶えようとした瞬間、モンスターが現れるのだからな!そうと知った冒険者の何とも言えない表情を見たいが為に、我輩、全力で頑張ったのである!」
カズマ「ああもう、相変わらず悪趣味だなちくしょう!」
バニル「褒め言葉だ!ありがとう!」
トウカ「それより、もうすぐモンスターが出てくる!」
バニルがそう言って、カズマがそう叫ぶと、バニルは嬉々としてそう言う。
トウカがそう言うと、俺たちは身構える。
すると、出てきたのは、ドラゴンだった。
ドラゴン「……………ぎゃおおおおおおっ!」
カズマ「あ、あれがモンスター……………!?」
ダクネス「な、なんだとっ!?」
トウカ「嘘……………。」
めぐみん「そんな、まさか……………!」
白夜「おいおい……………。」
朱翼「えっ……………。」
アクア「あわわわ!私、まだ死にたく無いんですけど!未練たらたらなんですけど!」
ウィズ「……………まさか、信じられません。」
湊翔「ドラゴンを造ったのかよ……………。」
それには、俺たち全員が驚く。
まあ、ドラゴンボールって、全部集めると、
すると、バニルが笑いだす。
バニル「ふ、フハハハハハ!強力なモンスターだとは思っていたが、まさかドラゴンが出てくるとは、我輩も想定外だ!」
カズマ「ふ、ふざけてんじゃねぇよ、てめぇ!悪感情とかそういうレベルじゃなく、普通に世界を壊せそうな敵出してんじゃねーよ!?こんなの、俺たちにどうこう出来るような相手じゃ……………あれ?」
湊翔「ん?」
トウカ「どうした?」
めぐみん「取り敢えず、爆裂魔法を撃ちましょうか!」
白夜「いや、そうじゃなくて、なんか、ドラゴンじゃないぞ。」
アクア「えっ?」
朱翼「言われてみれば……………色んな動物が混ざってる様な……………。」
そう。
カズマが気づいたのに釣られて、俺も気づいたが、あのドラゴン、変な形をしていた。
ドラゴンにしては、頭が二つだし、体は何かの猛獣の体だった。
簡単に言えば、キメラだった。
バニル「ふむ。面白い造形をしているのであるな。どれ、魔石本体の記憶を見てみるか。えー………………『やっちゃったぜ!いやー、ドラゴン作り、失敗失敗!』」
カズマ「………………はい?」
バニル「『かっこいいドラゴンを造るつもりが、イメージ力が足りなくて、体が思ったように造れないぞ。仕方ないから、その辺にいた適当な動物を見ながらイメージしよう。お、意外とかっこいい?』」
湊翔「………………は?」
あれ、この喋り方、聞き覚えがあるぞ。
なんか、思い出すだけで無性にイラついてくるんだが………………。
白夜の方をチラリと見ると、イラつきだした表情をしていた。
バニルが記憶の代弁を続ける。
バニル「『でもこいつ、よく暴れるから邪魔だなあ。願いを叶える力も無いし。魔王退治もこいつに任せようと思ったけど、やっぱり俺のイメージ力じゃ無理!諦めよう!』」
カズマ「…………………。」
白夜「おい……………!」
バニル「『今日、国のお偉いさんから、魔石を渡せと言われた。何で魔石の事知ってんだろう、この人たち。…………あー、そういえばこの間、酒場で酔っ払った時、調子に乗って魔石のことを話した気がする。でも失敗したって言えないから、何でも願いが叶うとか大嘘吐いちゃったんだよね。無視してたら、国のお偉いさん、すげぇ怒ってる。やばい。国家反逆罪で逮捕するとか言ってる。仕方ないから、別の国に逃げよう。魔石は逃げる間に適当な場所に捨てていけば良いか。次はどこか、適当な魔道具作ってるだけで暮らしていける国に行きたいなぁ。』……………終わり。」
バニルのその記憶の代弁は、終わった。
これ、察しがついたぞ。
すると、カズマが口を開く。
カズマ「……………つまり?」
バニル「ふむ。どうやらこのドラゴン、願いを叶えられないだけでなく、他にも色々と失敗した欠陥品らしい。それに、魔石の噂も、製作者自身が酒を飲んだ勢いで広げてしまった与太話の様だな。」
朱翼「え………………。」
湊翔「…………おい。」
白夜「この魔石作った奴、どう考えてもデストロイヤーの開発者じゃねぇか!!」
バニルの言葉に、朱翼は絶句して、俺がそう言うと、白夜が代弁してくれた。
アイツ、どんだけやらかせば気が済むんだ!
あのゴーレムのダンジョンといい、デストロイヤーといい!
まだ負の遺産があるんじゃないだろうな?
バニル「いやー、人間というのは実に面白い。我輩より性格悪いのでは無いか?しかし、モンスターも失敗作とは予想外であるな。これでは冒険者と戦うには些か力不足…………。」
バニルがそう言う中、ドラゴンもどきに潰された。
カズマ「あっ。」
ウィズ「ああっ!バニルさんが!!」
アクア「み、見事に前脚でぺちゃんこにされたわね……………。」
湊翔「失敗作と言っても、弱いわけじゃ無いか。」
白夜「あのモンスター、バニルの言う事を聞く訳じゃないのか。」
俺たちがそう言うと、バニルはあっさりと復活して、口を開く。
バニル「当然であろう?我輩、あのモンスターを解き放っただけであるからな。」
朱翼「バニルさん!?」
バニル「いかにも。仮面さえ無事であれば、何度でも復活可能だ。」
そういえば、バニルはそういうやつだったよな。
すると、アクアが揶揄いだす。
アクア「とか言って、自分で呼び出したモンスターに潰されるとか、恥ずかしく無いんですかー?プークスクス!」
バニル「ふん。これは当初からの目的通りであるからして、我輩は何も恥ずべき所はないのである。むしろ、金の為に石を集めた何処ぞの女神は、モンスターを解き放った責任を感じるべきでは?」
アクア「ちょっと!大人しく聞いてればあんたねぇー!」
トウカ「おい、アクア!落ち着け!」
バニルとアクアの罵り合いの末、アクアは手を出そうとするが、トウカが抑える。
そんな中、俺はバニルに聞く。
湊翔「それで?こいつを解放した後は、どうするつもりだったんだ?」
バニル「何も無いが?」
カズマ「はああああ!?」
バニル「我輩は、冒険者が石を解放し、その真実に絶望する瞬間の悪感情を頂きたかっただけであるからな。」
ウィズ「つまり、呼び出した後の事は考えていなかったんですか!?」
バニル「そういう事だ。」
カズマ「じゃあ、制御する方法もないのかよ……………。」
マジかよ……………。
まあ、薄々そんな予感はしてたけどさ。
すると、アクアが口を開く。
アクア「やっぱり、悪魔って最低ね!今すぐ浄化してあげるわ!」
バニル「フハハハハハ!出来損ないのアークプリースト風情に出来るものならやってみるが良い!」
そんな風に戦おうとする。
すると、めぐみん達が俺たちに話しかける。
めぐみん「あああああの、皆さん……………お取り込み中にすみませんが。」
アクア「どうしたの、めぐみん?」
カズマ「待ってくれ。今、ドラゴンもどきをどうするか検討中で……………。」
トウカ「そのドラゴンもどきが、こっちを見てるぞ。」
湊翔「えっ……………?」
ダクネス「確かに、こちらを見ているというか……………。」
朱翼「アクアを凝視してますね……………。」
そう。
ドラゴンもどきは、アクアを凝視していたのだ。
何で?
アクア「ちょっと!?何で私なの!?私何にもしてないんですけど!?」
ウィズ「多分、アンデッドと同じです。造られた命だから、アクア様の強い生命力に反応してるんです!」
トウカ「そうか。魔石がアクアに反応してたのは、その高い生命力に反応してたからか!」
バニル「フハハハハハ!ドラゴンもどきに好かれるとは、流石は女神擬きであるな!」
アクア「ちょっと!私、もどきじゃなくて、本物の女神なんですけど!この悪魔、また私の事を馬鹿にした!」
そういう事か。
ていうか、人工的に造られた命は、高い生命力に反応するのか?
そう思う中、ドラゴンもどきは俺たちに襲い掛かろうとしていた。
湊翔「バニル!お前も手伝え!元凶はお前だからな!」
バニル「やれやれ。我輩も敵認定されてしまった以上、悪感情も十分味わった事だし、手伝ってやろう。」
白夜「お前が元凶だろうが!」
俺たちはそう話して、デザイアドライバーを装着して、レイズバックルを装填する。
『SET』
俺の横には、白色のシリンダーと英語でMAGNUMという文字が、カズマの横には、緑の手裏剣の絵とNINJAの文字が、めぐみんの横には、スピーカーとBEATの文字が、ダクネスの横には、紫色の手の絵とZOMBIEの文字が、トウカの横には、青の持ち手と銀色の刀身の剣の絵とCALIBERの文字が、白夜の横には、黄色い発電機と英語でLIGHTNINGの文字が、朱翼の横にフルートと英語でFLUTEの文字が、ウィズの横には戦闘機の絵とJETの文字が、バニルの横には、星が散りばめられていて、モンスターの顔と一体化したMONSTERという文字が現れる。
「「「「「「「「「変身!」」」」」」」」」
俺たちはそう叫んで、レイズバックルを操作する。
『MAGNUM』
『NINJA』
『BEAT』
『ZOMBIE』
『CALIBER』
『LIGHTNING』
『FLUTE』
『JET』
『MONSTER』
『REDAY FIGHT』
俺はギーツ・マグナムフォーム、カズマはタイクーン・ニンジャフォーム、めぐみんはナーゴ・ビートフォーム、ダクネスはバッファ・ゾンビフォーム、トウカはラウンズ・カリバーフォーム、白夜はライコウ・ライトニングフォーム、朱翼はスワン・フルートフォームに、ウィズはホーク・ジェットフォームに、バニルはパンクジャック・モンスターフォームに変身する。
そうして、俺たちはドラゴンもどきに戦いを挑む。
一方、ギロリさん達の方は。
ギロリ「これは……………凄まじい気配がするな。」
ツムリ「それに、アクセルにジャマトライダーが向かってます。」
ゼウス「……………どうやら、アクアが封印されていたドラゴンもどきを解き放ってしまった様だな。大至急、アクセルに居る仮面ライダー達に、緊急ミッションの通達だ!」
ツムリ「はい!」
拓巳「頑張れよ。」
そんな感じに動いていた。
ギロリさんが見ていた地図には、空の方にギーツ、タイクーン、ナーゴ、バッファ、ラウンズ、ライコウ、スワン、ホーク、パンクジャックのライダーズクレストが、アクセルの方には、ラビー、ギンペン、ムメイ、ベクター、キュビー、タンツェン、スマッシュ、マティス、ボアのライダーズクレストが浮かんでいた。
今回はここまでです。
天空の島へと向かい、ドラゴンもどきと戦闘を開始します。
そして、アクセルにジャマトライダーが向かう。
次回で、希望の迷宮と集いし冒険者たちのエピソードは終わります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今日のギーツは、新世界での話が始まりましたね。
そんな中、ジャマト化した五十鈴大智が暗躍し、ケケラとベロバも暗躍する。
そして次回、タイクーンの強化が来るみたいですね。
ただ、不安になるんですが。
この小説のカズマのタイクーンの強化は、どういう感じにやるのかは、未定です。
更に、夏の映画で、黒いギーツらしき仮面ライダーが出るみたいで、楽しみです。
この仮面ライダーは、どうするのかは未定です。
あと、トウカのイメージCVを、岡咲美保さんから寺崎裕香さんに変更しようと思います。