この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第6章
第49話 時限爆弾ゲーム(前編)


 ドラゴンもどきを倒してから、しばらくが経過した。

 あれから、俺たちはクエストを受けたりしていた。

 ジャマトがちょくちょく現れるので、それの対処も行なっている。

 そんなこんなで、平和な日常を過ごしていた。

 

湊翔「平和だねぇ………………。」

トウカ「そうだな……………。」

白夜「まあ、ジャマトは出てくるけどな。」

朱翼「まあ良いじゃないですか。」

カズマ「だな………………。」

めぐみん「私は、毎日爆裂魔法を撃てているので、問題ありません。」

ダクネス「私としては、もう少し強敵と戦いたいものだがな………………。」

アクア「暇なんですけど〜。」

 

 そんな風に、俺たちは平和を享受していた。

 ドラゴンもどき関連の一件で、色んなダンジョンを駆けずり回ったんだ。

 これくらいは許されるだろう。

 すると、玄関のベルが鳴る。

 

カズマ「誰だ?」

湊翔「俺が対応するよ。」

 

 ベルが鳴らされたので、俺は対応する。

 すると、そこには、男性が居た。

 

男性「お届け物です!」

湊翔「お届け物?俺は何も頼んでませんが………………。」

男性「いえ!以前、ドラゴンもどきを倒されたじゃないですか!そのお礼です!」

湊翔「は、はぁ………………。」

 

 ドラゴンもどきを倒したお礼か。

 まあ、それもあり得るか。

 俺は男性からその荷物を受け取る。

 首を傾げながら、リビングへと向かう。

 

白夜「湊翔。その箱なんだ?」

湊翔「いや……………ドラゴンもどきを倒したお礼っていう事で渡されたんだけど……………なんか怪しくね?」

トウカ「そうか?」

カズマ「なんか嫌な予感がするのは、気のせいか?」

めぐみん「疑り深いですね。」

朱翼「まあ、ランって冒険者の一件もありますし、無理はないかと……………。」

ダクネス「ま、まあ、せっかく渡されたんだ。無下には出来ないだろう?」

アクア「そうよ!せっかくだし、頂いちゃいましょう!」

 

 そうかな?

 まあ、それもそうか。

 だが、それでも、怪しさがまだ拭えないんだよな………………。

 すると、アクアが颯爽と箱を奪う。

 

湊翔「アクア!?颯爽と奪ったな…………。」

アクア「何よ。そんなに言うなら、あんたにはあげないからね!」

白夜「おいおい……………。」

カズマ「中身は何なんだ?」

めぐみん「どうやら、パイナップルみたいですね。」

ダクネス「新鮮そうだな。」

トウカ「へぇ……………。」

朱翼「あ、何かメモが入ってますね。なになに……………本日の日没までですか。」

 

 どうやら、パイナップルの様だな。

 それにしても、日没までって、なんか変じゃね?

 すると。

 

GATHER ROUND

 

 スパイダーフォンからそう音声が流れる。

 デザイアグランプリからのお呼び出しの様だな。

 

湊翔「デザイアグランプリからのお呼び出しだ。」

カズマ「嘘だろ……………!?」

白夜「良いだろ。退屈しないだけマシだ!」

トウカ「まあ、やるか。」

朱翼「ですね。」

めぐみん「フフフフ!ジャマトを倒してみせましょう!」

ダクネス「アクアは待っててくれ!」

アクア「は〜い。」

 

 俺たちは、すぐにデザイア神殿へと向かう。

 

ツムリ「皆さん、お待たせしました。」

湊翔「ジャマトが現れたのか?」

ツムリ「はい。何やら、不審な行動をしているので、倒して下さい。」

白夜「おう。」

 

 俺たちは、転送される。

 無論、変身した状態で。

 俺とトウカが転送されると、ジャマトは何かを運んでいた。

 

トウカ「ジャマトが…………何かを運んでる?」

湊翔「あれは……………取り敢えず、倒すぞ。」

 

 俺とトウカはそう話して、ジャマトに向かっていく。

 俺とトウカは、それぞれの武器を持って、ジャマトと応戦する。

 だが、ジャマト自体は弱かった。

 

湊翔「え?弱い……………?」

トウカ「弱いな……………。」

 

 俺とトウカはそう呟きながら、応戦していく。

 俺とトウカがジャマトを攻撃すると、後ろにいたジャマトの方に吹っ飛び、何かを落とす。

 それは、スイカだった。

 

ジャマト「ジャ〜〜〜〜っ!?」

トウカ「えっ?スイカ?」

湊翔「なんでジャマトがフルーツを?」

 

 俺とトウカが、ジャマトがスイカを落として、慌てているのを首を傾げながら見ていると、スイカが突然膨張し始め、爆発する。

 

ジャマト「ケケゼラ〜〜っ!!」

湊翔「爆弾!?」

トウカ「フルーツが爆発した!?」

 

 え、どういう事!?

 その後、カズマ達と連絡を取ると、ジャマトがフルーツを配達していて、それが爆発したそうだ。

 そして、デザイア神殿へと戻り、ツムリが事情を説明する。

 

ツムリ「私たち運営の所に……………こんな物が。」

 

 そう言って見せたのは、手紙だった。

 文字みたいなのが書かれていたが、なんて書いてあるのかが分からない。

 すると、カズマが叫ぶ。

 

カズマ「これ……………ジャマトが使ってた言葉じゃねぇか!?」

白夜「メイプル達を巻き込んだ迷宮脱出ゲームの時のあれか。」

ツムリ「はい。翻訳したのが………………こちらです。」

 

 そう。

 あれは、メイプル達を巻き込んだ迷宮脱出ゲームの際に見た、ジャマト語だ。

 すると、ツムリがそう言うと、ジャマト語の翻訳が出てくる。

 

ダクネス「なになに…………『お前達の世界に時限爆弾を仕掛けた。』」

めぐみん「『タイムリミットは日没。』」

朱翼「『爆発したら、人質の命は助からない。』」

トウカ「『永久に。』」

湊翔「じゃあ、あのフルーツが時限爆弾という事か。」

ツムリ「おそらく。」

 

 なるほどな。

 というか、妙に胸騒ぎがするのは、なんでだ?

 一方、ジャマトの方では、キノコ頭のジャマトが、脅迫状を書いていた。

 

アルキメデル「脅迫状まで送りつけられるなんて……………成長したなぁ……………!」

ジャマト「カカジュジュ。」

 

 アルキメデルは、脅迫状を送り付けた事を、褒めていた。

 一方、それを見ていた馬場武とロキは。

 

武「アイツ、新たなゲームを始めたって事か。」

ロキ「その様だな。そうでなくては、面白くない。馬場武、今回はお前にも出てもらおう。」

武「良いぜ。ここ最近、暇で暇で仕方なかったんだよな。待ってろよ、桐ヶ谷湊翔…………!」

 

 そんなふうに話していた。

 そんな中、俺たちは転送された。

 

ツムリ「これより、時限爆弾ゲームを始めます。仕掛けられた時限爆弾を見つけて、解除して下さい。爆弾を配達しているジャマトも居ます。仕掛ける前に、止めて下さい。」

 

 ツムリの説明を聞いた。

 俺たちの転送された場所の前には、ジャマトが居た。

 

ジャマト「イズキョトス。イズキョトス。」

 

 ジャマトは、そんなふうに言いながら、爆弾を配達しようとしていた。

 そんな中、俺たちはそれぞれのレイズバックルを、デザイアドライバーに装填する。

 

SET

 

 俺の横には、白色のシリンダーと英語でMAGNUMという文字が、カズマの横には、緑の手裏剣の絵とNINJAの文字が、めぐみんの横には、スピーカーとBEATの文字が、ダクネスの横には、紫色の手の絵とZOMBIEの文字が、トウカの横には、青の持ち手と銀色の刀身の剣の絵とCALIBERの文字が、白夜の横には、黄色い発電機と英語でLIGHTNINGの文字が、朱翼の横にフルートと英語でFLUTEの文字が浮かぶ。

 待機音が流れる中、俺たちは、それぞれの変身ポーズを取り、叫ぶ。

 

「「「「「「「変身!」」」」」」」

 

 俺たちはそう叫んで、レイズバックルを操作する。

 

MAGNUM

NINJA

BEAT

ZOMBIE

CALIBER

LIGHTNING

FLUTE

REDAY FIGHT

 

 俺はギーツ・マグナムフォーム、カズマはタイクーン・ニンジャフォーム、めぐみんはナーゴ・ビートフォーム、ダクネスはバッファ・ゾンビフォーム、トウカはラウンズ・カリバーフォーム、白夜はライコウ・ライトニングフォーム、朱翼はスワン・フルートフォームに変身する。

 俺たちは変身して、ジャマトに向かっていく。

 

白夜「はっ!おりゃあ!」

カズマ「はっ!待てっ!」

 

 白夜は己の爪で、カズマはニンジャデュアラーで、ジャマトに攻撃していく。

 

めぐみん「ハアッ!ふっ!」

ダクネス「てやっ!はっ!」

トウカ「ふっ!はっ!」

朱翼「えい!はっ!」

 

 めぐみんはビートアックスで、ダクネスはゾンビブレイカーで、トウカはソードエクスカリバーで、朱翼はフルートソードで、ジャマトに攻撃していく。

 一方、俺はジャマトが一体逃げたので、追っていた。

 ジャマトが少し休む中、俺は建物の上からジャンプして、マグナムシューターのバレットチャージャーを引く。

 

BULLET CHARGE

 

 引いた後、俺はジャマトに向かって、マグナムシューターから弾丸を放つ。

 

ジャマト「ケケゼラ〜〜〜っ!!」

 

 ジャマトはそう言って爆散する。

 すると。

 

SECRET MISSION CLEAR

 

 その音声が流れる。

 すると、目の前にピンク色のミッションボックスが出現する。

 それを開けると、中にはブーストレイズバックルが入っていた。

 

湊翔「ブーストレイズバックルか。」

 

 これはありがたいな。

 俺はブーストレイズバックルを手に取る。

 一方、それを見ていたある人物は。

 

???「心ゆくまで暴れな、ギーツ。」

 

 そう言った。

 俺は、デザイアドライバーにブーストレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、俺の横に、バイクのマフラーから火が出る絵とBOOSTの文字が浮かぶ。

 二つのレイズバックルを操作する。

 すると、ジャマトが迫ってきていたが、炎によって吹っ飛ばされる。

 

DUAL ON

GET READY FOR BOOST & MAGNUM

REDAY FIGHT

 

 俺は、ギーツ・マグナムブーストフォームに変身する。

 すると、カズマと白夜が近寄る。

 

カズマ「マグナムブーストか。」

白夜「これはかなり強力だな。」

湊翔「まあな。」

 

 俺たちがそう話す中、後ろから声がしてくる。

 

トウカ「三人とも!気をつけろ!」

ジャマト「ポスデチャラ!」

 

 トウカの声と共に、ジャマトの声も聞こえてきた。

 振り返ると、リンゴが飛んできていた。

 

湊翔「ん?リンゴ?」

カズマ「え?なんで……………。」

 

 俺たちが首を傾げる中、リンゴは突如、膨張し始めて、爆発する。

 

カズマ「うわぁぁぁぁぁ!?」

湊翔「のわっ!?」

白夜「ぐえっ!?」

 

 俺たちは、リンゴの爆発を至近距離で喰らう。

 すると、トウカと朱翼が近寄ってくる。

 

トウカ「三人とも、大丈夫か?」

朱翼「ごめん!ジャマトが一体隠れてたみたいで。」

湊翔「そういう事か。」

カズマ「無理ねえって。」

白夜「だな。」

 

 俺たちはそう話して、ジャマトを倒していく。

 そんな中、ジャマトはグレープフルーツを振って地面に叩きつけて、煙幕を出し、逃げる。

 俺たちは、変身解除する。

 

朱翼「爆弾のありか、分かりませんでしたね。」

湊翔「ジャマトは、フルーツ型の爆弾を使っていたな。」

カズマ「フルーツ……………。」

めぐみん「確か、リミットは日没までですよね。」

ダクネス「早く急がなければな。」

白夜「日没………………。まさか。急いで屋敷に戻るぞ!」

 

 俺たちがそう話す中、カズマと白夜が屋敷に戻る。

 俺たちも、2人に続く。

 屋敷に入って、リビングに入ると、アクアがパイナップルから伸びてる二本の線に拘束されていた。

 

アクア「ちょっと!何よこれ!?いきなり拘束されたんですけど!?」

めぐみん「あ、アクア!?」

ダクネス「これが、時限爆弾という事か!?待ってろ!すぐに…………!」

湊翔「待て。」

 

 めぐみんとダクネスがそう叫んで、ダクネスが線を切ろうとする中、俺は止める。

 

湊翔「もし本当にそれが爆弾なら、丁寧に扱わないと危険だ。」

白夜「確かにな。下手に扱って、爆発するなんてごめんだぞ。」

トウカ「カズマ。罠の解除スキルでどうにかならないか?」

カズマ「やってみてるけど、無理だ。」

朱翼「それに、間違いの方を切ると、爆発しかねませんからね……………。」

めぐみん「どうしたら良いのでしょうか……………。」

ダクネス「分からん……………。」

 

 俺たちは、一旦、デザイア神殿へと戻る。

 対策を立てる為だ。

 デザイア神殿に着くと、ギロリさんが飲み物を用意してくれていた。

 

ギロリ「皆さん。まずは、一休みしてはいかがでしょうか?ジャマトの方は、我々が捜索しますので。」

湊翔「お願いします。」

 

 俺たちは、ギロリさんが用意してくれた飲み物を飲みながら、相談する事に。

 

白夜「アクアに括り付けられていたのは、パイナップルだったな。」

めぐみん「じゃあ、パイナップルを運んでいるジャマトを見つければ!」

ダクネス「アクアは助かるんだな!?」

朱翼「ミッションの感じからして、その可能性はありますね。」

カズマ「罠感知スキルを使っとけば良かったな……………。」

トウカ「今更言ってもしょうがないさ。」

湊翔「とにかく、ギロリさん達がジャマトを見つけてくれるのを待つしか無いな。」

 

 俺達はそう話す。

 すると、ギロリさんが電話に出ると、しばらくして、俺たちに話しかける。

 

ギロリ「みなさん、ジャマトが見つかりました。」

 

 見つかったみたいだな。

 俺たちは、ジャマトの方へと向かう。

 男性陣と女性陣で別れる事になった。

 俺たちの目の前には、フルーツを運ぼうとしていたジャマトが居た。

 

ジャマト「イズキョトス。イズキョトス。」

 

 ジャマトはそう言っていた。

 

湊翔「パイナップルを使ってるジャマトを見つけるぞ。」

白夜「おう。」

カズマ「ったく、しょうがねぇな!変身!」

「「変身!」」

 

 俺たちはそう言って、デザイアドライバーにレイズバックルを装填する。

 

SET

MAGNUM

NINJA

LIGHTNING

 

 俺たちは変身して、ジャマトと戦っていく。

 何体かのジャマトから荷物を奪って、中を見ると、俺はリンゴ、カズマはグレープフルーツ、白夜はブドウだった。

 

カズマ「違う……………!」

白夜「ブドウか。」

湊翔「こっちはリンゴだ。」

 

 すると、馬のいななきが聞こえてくる。

 ジャマトが馬車を動かし始めたのだ。

 それを見て、俺たちは追いかける。

 すると、ジャマトがフルーツを振る。

 

ジャマト「ポスデチャラ!ポスデチャラ!」

 

 そう言いながら、フルーツ爆弾を投げてきて、俺たちはそれを躱す。

 

カズマ「待て!オラっ!」

 

 カズマはそう言って、ニンジャフォームの力で分身して、馬車の荷台を吹き飛ばす。

 馬は逃げていったが、周囲に荷台の残骸と、ジャマトの荷物が転がる。

 

カズマ「パイナップルはどこだ!?」

白夜「急ぐぞ。日没まで時間が無い。」

湊翔「ああ。………………うん?」

 

 俺たちはそう話して、フルーツを捜索する。

 すると、そこに1人の男性が現れる。

 馬場武だ。

 

武「よぉ、久しぶりだな。」

湊翔「馬場武……………。」

白夜「今はお前の相手をするほど暇じゃねぇんだよ!」

武「釣れない事を言うなよ。俺と戦おうぜ。」

 

 馬場武に俺と白夜がそう言うと、武はそう言って、黒いマグナムレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、馬場武の隣に、黒いシリンダーと英語で黒いMAGNUMという文字が浮かぶ。

 そして、馬場武は言う。

 

武「変身。」

 

 そう言って、レイズバックルを操作する。

 

SCHWARZ

REDAY FIGHT

 

 馬場武は、シュバルツギーツへと変身する。

 

武「行くぜ。」

 

 馬場武はそう言って、俺たちに襲いかかってくる。

 俺と白夜は、奴の攻撃を躱したり、防御したりする。

 

白夜「カズマ!こいつは俺たちが抑える!」

湊翔「お前は、パイナップルを見つけろ!」

カズマ「お、おう!」

 

 俺と白夜がそう言うと、カズマはジャマトの方へと向かう。

 俺と白夜は、連携して、馬場武と戦っていく。

 一方、女性陣の方も、ジャマトと応戦していた。

 

めぐみん「はっ!でやっ!」

トウカ「ハアッ!フッ!」

ダクネス「てやっ!はっ!」

朱翼「ハアッ!フッ!」

 

 4人は、それぞれの武器でジャマトと戦っていた。

 すると、一体のジャマトが、パイナップルを取り出して振る。

 

ジャマト「ポズキョラサスワズガ〜!」

カズマ「パイナップル……………!あいつか!」

ジャマト「ポスデチャラ!」

 

 それをカズマが見つけて、ジャマトはパイナップルを投げる。

 投げられたパイナップルは膨らみながら、女性陣の方へと向かい、爆発する。

 

めぐみん「うわっ!?」

ダクネス「くっ……………!」

トウカ「なっ!?」

朱翼「くぅぅ……………!」

 

 それを食らった女性陣は、倒れる。

 そのジャマトに、カズマは攻撃するが、ジャマトは洞窟に逃げて、パイナップルの爆弾を爆発させて、崩落させる。

 

カズマ「なっ!?このっ!」

 

 カズマは、ニンジャデュアラーで破壊しようとするが、力が足りなかった。

 すると、カズマはダクネスの方へと向かう。

 

カズマ「ダクネス!ゾンビバックルを貸してくれ!急げ!」

ダクネス「あ、ああ!」

 

 カズマにそう言われて、ダクネスはゾンビバックルをカズマに貸す。

 カズマは、ニンジャバックルを抜いて、ゾンビバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、カズマの横に、紫色の手の絵とZOMBIEの文字が浮かび、レイズバックルを操作する。

 

ZOMBIE

REDAY FIGHT

 

 カズマは、タイクーン・ゾンビフォームになって、ゾンビブレイカーを持ちながら、洞窟の方へと向かう。

 そして、ゾンビブレイカーのカバーをスライドさせる。

 

POISON CHARGE

 

 カバーをスライドさせて、待機音が流れる中、カズマはトリガーを引く。

 

TACTICAL BREAK

 

 タクティカルブレイクを発動して、洞窟の壁を粉砕する。

 

ジャマト「ジャ〜〜〜っ!!」

カズマ「待てっ!」

 

 カズマはゾンビブレイカーで、ジャマトに攻撃する。

 

カズマ「時間が無ぇんだよ!!」

 

 カズマはそう叫んで、攻撃を更に激しくしていく。

 ジャマトは逃げようとするが、カズマが追いつき、抑え込む。

 

カズマ「捕まえた!」

 

 カズマは、ジャマトを体で抑えながら、ゾンビバックルを操作する。

 

ZOMBIE STRIKE

 

 必殺技を発動すると、左手のバーサークローにエネルギーが溜まる。

 すると、地面からバーサークロー状の腕が現れて、ジャマトを拘束する。

 

カズマ「ハァァァァ…………!ハァァァァ!!」

 

 カズマは、バーサークローによる一撃を、ジャマトに叩き込む。

 

ジャマト「ジャ〜っ!ポズキョラサスワズガ〜!」

 

 ジャマトはそう叫びながら吹っ飛び、そのまま爆発する。

 それを見ていたボスのジャマトは。

 

ジャマト「デ………クロスカガジン…………!」

 

 そんな捨て台詞を吐きながら、逃走する。

 ジャマトが爆発した所からは、赤い線が転がっていた。

 

カズマ「赤……………という事は、赤い線を切れば……………!」

めぐみん「急ぎましょう!」

ダクネス「もうすぐ日が暮れるぞ!」

カズマ「おう!」

 

 そこに、めぐみんとダクネスもやって来て、カズマは屋敷へと戻っていく。

 一方、俺と白夜と馬場武は、戦闘を続けていた。

 

湊翔「ハアッ!ふっ!」

白夜「おらっ!」

武「ハアッ!」

 

 俺が格闘戦とマグナムシューターの銃撃戦を交えた感じに戦い、白夜は格闘戦を行う。

 だが、馬場武は、俺と白夜の2人を相手にしても、互角に渡り合う。

 

武「はっ!強くなったみたいだが、俺には敵わん!」

湊翔「そうかよ!」

白夜「甘く見られたもんだな。」

 

 俺たちはそう話して、戦闘を続行する。

 一方、そんな俺たちを、別の場所で見ていた人達がいた。

 

???「因縁の奴らが戦うのは、盛り上がるよな!」

???「……………俺としては、君やライコウが居ないと、もっと感動するんだけどな。」

???「おい、釣れない事を言うなよ、ジーン!お前の推しであるギーツを鍛えたのは、他でもないライコウなんだぜ!」

ジーン「分かってるよ、クロス。それでも、湊翔は強くなるさ。これからな。」

クロス「かぁ〜っ!言うじゃねぇの。」

 

 ジーンという青年と、クロスという男性がそう話す。

 すると、2人がいるエリアに人が入って来て、2人は銃を構える。

 銃を向けた先に居たのは、ロキと一緒にいた女性だった。

 女性は、キャンディを口にしながら、ジーンとクロスを見る。

 

クロス「おい、勝手に入ってくんじゃねぇよ、カミーユ。……………いや、その姿の時はベロバだったか。」

ジーン「ここは、健全にライダーを応援するオーディエンスルームだ。ジャマト……………ひいては、ロキに協力する奴が来ていい場所じゃ無い。」

ベロバ「あははは!ギフトに闘鬼。………いや、今はジーンとクロスだったわね。なら、おあいにく様。私にも、ライダーの推しが出来たから。」

 

 クロスとジーンがそう言う中、ベロバという女性はそう言う。

 それを聞いて、2人は困惑する。

 

クロス「何だと……………?」

ジーン「誰?」

 

 2人がそう言うと、ベロバは、画面の馬場武を指差す。

 それを見て、2人は悟る。

 

クロス「マジかよ………………。」

ジーン「へぇ………………。」

 

 2人はそう言って、銃を下ろす。

 一方、屋敷に着いたカズマ達。

 アクアに縛りついていたパイナップルは、爆発寸前だった。

 

アクア「ちょっ!やばいんですけど!助けてよ!カジュマさぁぁぁぁぁぁん!!」

カズマ「待ってろ!」

めぐみん「赤い線ですよね!?」

ダクネス「急げ!」

カズマ「分かってるよ!」

 

 カズマは、近くに置いてあった鋏を取り、赤い線に挟み込む。

 皆が固唾を飲んで待つ中、カズマは、線を切る。

 すると、パイナップルは崩れて消える。

 

ダクネス「助かった……………のか?」

めぐみん「恐らく……………。」

カズマ「助かった……………。」

アクア「ありがとうね!カジュマさぁぁぁぁぁぁぁん!!」

カズマ「おい!泣いたまま近寄るんじゃねぇ!鼻水が付くだろうが!」

 

 三人は安堵して、アクアは泣きながら、カズマに抱きつく。

 一方、俺たちは、戦いを続けていた。

 すると、馬場武が呟く。

 

武「爆発が起こらなかったって事は、解除されたか。」

湊翔「良かった……………。」

白夜「だな。あとはお前だけだ。」

武「しょうがない。この勝負は、お預けと行くぜ。またな。」

 

 そう言って、馬場武は撤退した。

 俺と白夜は、顔を見合わせて、変身解除する。

 

白夜「あいつ、強くなってたな。」

湊翔「確かに。それでも、俺たちは更に強くなるだけだ。」

白夜「だな。」

 

 俺たちはそう話して、屋敷へと戻る。

 だが、まだこのゲームは、終わっていなかった。

 一方、別の場所では。

 

ゼウス「……………そうか。新たなゲームが始まったか。」

拓巳「みたいだな。しかも、神の1人が、ロキ側に付いているのは、確実だ。」

ゼウス「……………早急に対策を立てねば。」

 

 ゼウスと拓巳は、そう話す。




今回はここまでです。
時限爆弾ゲームが始まりました。
ターゲットは、アクアです。
そして、どこかで観戦している新キャラが2人も登場しました。
その2人は、何者なのか。
次回は、時限爆弾ゲームの後半戦です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今日のギーツは、タイクーンの新たな力、ブジンソードが登場しましたね。
ただ、景和が暴走してしまう。
果たして、どうなってしまうのか。
このすばとギーツのカズマは、景和みたいに暴走させない予定です。
ハクビの変身者でリクエストがあれば、活動報告にお願いします。
あと、強化フォームのリクエストもあれば、受け付けます。
トウカの変身するラウンズ、白夜の変身するライコウは、強化フォームは思いついています。
ラウンズは、ワルキューレソードバックルで強化変身させる予定です。
形状は、ブジンソードバックルを洋風にした感じです。
変身音は未定ですが。
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