この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

64 / 188
第51話 復活のベルディア(前編)

 時限爆弾ゲームから、しばらくが経った。

 アクセルの近くの地面から、何かが出てくる。

 それは、ゾンビジャマトだった。

 そのゾンビジャマトの一団の中で、とある強い存在が出ていた。

 

???「待っていろ……………アクセルの仮面ライダー達よ!」

 

 そいつは、所謂デュラハンだった。

 一方、俺たちは。

 

アクア「カズマー!湊翔達も早くしなさいよ!全く、いつも遅いんだから。先にギルドに行っちゃうわよ〜!」

ダクネス「まあ、アクア。少しは待ってやれ。」

めぐみん「そうですね。」

 

 アクア、ダクネス、めぐみんの三人は、そんな風に話していた。

 すると、とんでもないオーラが近づく。

 そのオーラに気づいて、アクア達は身構える。

 

アクア「い、一体何!?」

めぐみん「何か、物凄い邪悪な気配を感じますね。」

ダクネス「敵か!?アクア!あまり近づくな!」

 

 アクア達がそう話す中、そのオーラから、光が出てきて、アクア達の様子がおかしくなる。

 一方、俺たちは。

 

カズマ「アクアの奴……………!俺たちに掃除、洗濯とかを全部押し付けやがって…………!」

湊翔「全くだな。」

白夜「あいつ、我儘過ぎるだろ。」

トウカ「そうだな。」

朱翼「というより、なんか変な気配を感じませんか?」

 

 俺たちはそう話しながら、屋敷の外へと出てくる。

 アクア曰く、『日頃、この私がやっているんだから、アンタ達もやりなさいよ!』とのことだ。

 ふざけんな。

 俺達もやってるだろうが。

 朱翼がそう言うので、アクア達の方へと向かう。

 アクア達は、背後にある気配と同じオーラを纏い、目を赤く光らせていた。

 

カズマ「お、お前ら……………!?」

湊翔「え?どういう状況?」

アクア「カズマ……………湊翔…………オソかったワネ…………。」

白夜「なんか様子が変だぞ。」

めぐみん「ベルディア様…………ヲ…………マタせては……………イケマせん…………。」

トウカ「ベルディア!?今、ベルディアって言ったか!?」

ダクネス「さあ…………ワレワレと…………一緒に……………行くぞ……………。」

朱翼「どうしたんですか!?」

 

 アクア達の様子が本当におかしい。

 それに、ベルディアの名が出るのは気になるな。

 倒した筈だが。

 すると。

 

???「はっはっはっ!」

湊翔達「っ!?」

 

 その笑い声と共に、首がない馬に乗った首なし騎士が現れる。

 

湊翔「お前は……………ベルディア!?」

カズマ「死んだ筈じゃ……………!?」

ベルディア「くくく……………驚いている様だな。貴様達に復讐する為、黄泉の国から蘇ったぞ!黄泉だけにな!」

「「「「「……………………。」」」」」

 

 復活だけでなく、唐突な親父ギャグに、俺たちは呆然とする。

 ベルディアは、そんな俺たちを気にせず、会話を続ける。

 

ベルディア「この三人は、我が僕となる。そして……………行け!アンデッドナイトにゾンビジャマトよ!」

 

 すると、アクア達がベルディア達の方に向かう中、アンデッドナイトにゾンビジャマトの一団が現れる。

 

カズマ「お前らーーーーっ!!」

湊翔「ゾンビジャマトまで!?」

白夜「ゾンビジャマトが復活させた可能性があるな……………。」

トウカ「恐らくな。」

朱翼「面倒な事になりましたね…………。」

ベルディア「アンデッドナイトにゾンビジャマトよ!その者達に地獄を見せよ!」

 

 俺たちがそう話す中、ベルディア、アクア、めぐみん、ダクネスは姿を消す。

 そして、アンデッドナイトにゾンビジャマトの一団が俺たちの方に来る。

 俺たちは、デザイアドライバーを装着して、それぞれのレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、俺の横には、白色のシリンダーと英語でMAGNUMという文字が、カズマの横には、緑の手裏剣の絵とNINJAの文字が、トウカの横には、青の持ち手と銀色の刀身の剣の絵とCALIBERの文字が、白夜の横には、黄色い発電機と英語でLIGHTNINGの文字が、朱翼の横にフルートと英語でFLUTEの文字が現れる。

 全員が変身ポーズを取り、叫ぶ。

 

「「「「「変身!」」」」」

 

 俺たちは、それぞれのレイズバックルを操作する。

 

MAGNUM

NINJA

CALIBER

LIGHTNING

FLUTE

REDAY FIGHT

 

 俺はギーツ・マグナムフォーム、カズマはタイクーン・ニンジャフォーム、トウカはラウンズ・カリバーフォーム、白夜はライコウ・ライトニングフォーム、朱翼はスワン・フルートフォームに変身する。

 俺たちは、襲いかかってくるアンデッドナイトとゾンビジャマトの一団を倒していく。

 

湊翔「ハアッ!ふっ!でやっ!」

 

 俺は、マグナムシューターやアーマードガンで銃撃しつつ、格闘戦もしていく。

 

カズマ「ハアッ!とりゃあ!」

 

 カズマは、ニンジャデュアラーをツインブレードの状態で持ち、攻撃していく。

 

トウカ「ハアッ!とりゃあ!」

 

 トウカは、ソードエクスカリバーで斬撃をしながら、ジャマトやアンデッドナイトを倒していく。

 

白夜「オラっ!ハアッ!」

 

 白夜は、両手両足から雷を生み出しつつ、高速移動をして、攻撃していく。

 

朱翼「ハアッ!でやっ!」

 

 朱翼は、フルートソードを持って、攻撃していく。

 俺たちは、アンデッドナイトとゾンビジャマトを倒して、ベルディアの後を追う。

 あいつ、復活したのかよ。

 そんな風に思いながら、走っていく。

 すると、ゴーレムが現れる。

 

カズマ「ご、ゴーレム!?」

トウカ「ベルディアが呼び出したのか!?」

白夜「だろうな。」

朱翼「倒しましょう!」

湊翔「だな。」

 

 俺たちは、ゴーレムに向かっていく。

 

湊翔「ハアッ!どりゃっ!」

 

 俺は、ゴーレムの攻撃をマグナムシューターの銃撃で潰したりする。

 

トウカ「ハアッ!ふっ!」

 

 トウカは、斬撃波を放ち、ゴーレムに攻撃していく。

 

白夜「オラっ!はっ!」

 

 白夜は、素早い動きでゴーレムの攻撃を躱し、攻撃を叩き込んでいく。

 

カズマ「はあっ!おりゃっ!」

 

 カズマは、ニンジャフォームの素早さで翻弄して、ニンジャデュアラーで攻撃していく。

 

朱翼「ハアッ!」

 

 朱翼は、フルートソードで攻撃していく。

 しばらくの末、ゴーレムを撃破した。

 すると、ベルディアが現れる。

 

ベルディア「ゴーレムを倒すとは、やるではないか。」

カズマ「3人を解放しろ!」

ベルディア「残念だが、既にあの3人は、我が僕となったのだ。正気に戻したくば、力ずくでやるんだな。」

湊翔「っ!皆、回避しろ!」

 

 ベルディアがそう言う中、カズマを除く全員が回避する。

 すると、カズマに何かが当たる。

 ベルディアは、そのまま消えた。

 

湊翔「カズマ!大丈夫か!?」

カズマ「あ、ああ……………って、レベルが1になってるぞ!?」

白夜「何!?冒険者カードを見せろ!」

カズマ「あ、ああ!」

 

 俺たちは、カズマの冒険者カードを見ると、確かにレベルが1にまで戻っていた。

 

カズマ「おい!どういう事だよ!これ!?」

トウカ「これは……………!レベルドレインの呪いだ!」

湊翔「何だそれ!?」

朱翼「文字通りです。それを食らうと、レベルがリセットされるんです。」

白夜「まあ、リセットされるのはあくまでレベルだけで、スキルは無事なんだがな。」

 

 そんな呪いもあるのか。

 流石は異世界だな。

 俺たちは、顔を見合わせる。

 

湊翔「さて……………どうする?」

朱翼「アクアさんたちを助けに行きたい所ですが………………。」

トウカ「どこに行ったのか、分からないからな。」

白夜「それに、カズマがレベル1になっちまったから、少し態勢を立て直すぞ。」

カズマ「おう。」

 

 そう話して、俺たちは戻る。

 カズマがレベル1になってしまったからな。

 その数日後、俺たちはギルドに呼び出された。

 

ルナ「カズマさん!湊翔さん!探したんですよ!」

トウカ「どうしたんですか?」

ルナ「実は、緊急で相談したい事があるんです!」

カズマ「え?何ですか?」

ルナ「実は、ここ数日、新たな魔王軍の手下と思われる3人組が現れまして……………。」

 

 ルナは、そう言う。

 え、まさか。

 

白夜「おい………………。」

ルナ「その3人組が、街の近くで迷惑行為をしているとの報告がありまして……………。」

湊翔「迷惑行為……………ですか。」

ルナ「青い髪をした酒飲みの女性が、高級シュワシュワを無線飲酒したり…………。」

朱翼「…………………。」

ルナ「やたらと爆裂魔法を撃ちたがる少女が、ここ最近は、1日に何度も爆音騒ぎを繰り返したり………………。」

カズマ「………………。」

ダクネス「怪しげな目つきの女騎士も、変質者として報告されていますね……………。」

トウカ「…………………。」

 

 ルナがそう言うのに対して、俺たちは無言になる。

 やっぱりか………………。

 

ルナ「これって、もしかして……………。」

カズマ「……………アクアとめぐみんとダクネスだと……………思い………ます………。」

ルナ「………………やっぱり。大変言い難いんですが……………街の中には、カズマさんや湊翔さんに賠償をさせるべきだと言う人が居まして……………。」

湊翔「え?」

 

 嘘だろ。

 アクア達がやらかしたのを、俺たちが賠償しなきゃいけないのか?

 マジかよ……………。

 どうにかしないとな。

 俺たちは口を開く。

 

カズマ「……………しょうがない。俺が3人を止めに行きます。同じパーティーですから。」

湊翔「俺たちも手伝う。」

ルナ「そうしてくれると助かります!」

???「サトウカズマァァァァァ!!」

 

 俺たちがそう言う中、そんな叫び声が聞こえてきて、誰かが現れ、カズマの胸ぐらを掴む。

 もちろん、ミツルギだった。

 

湊翔「ミツルギ?」

ミツルギ「サトウカズマ!どういう事だ!?アクア様が人に迷惑をかけるなんてあり得ない!」

カズマ「何だよ、いきなり…………!?」

白夜「ちょっ!?お前、落ち着けよ!」

トウカ「ひとまず落ち着かせるぞ!」

朱翼「はい!」

 

 俺たちは、ミツルギを落ち着かせる。

 相変わらず、アクアに何かあると、頭に血が昇りやすいんだから。

 何とか、ミツルギを落ち着かせる事に成功した。

 

ミツルギ「すまない……………取り乱した。」

カズマ「取り乱したのレベルじゃねぇんだけどな……………。」

ミツルギ「つまり、現在アクア様は、復活したベルディアに操られているというのかい!?」

湊翔「ああ。何で復活したのかは、概ね分かっているが、確証はない。」

白夜「とにかく、これ以上あいつらが面倒を起こす前に止めねぇとな。」

トウカ「そうだな。」

 

 俺たちはそう話す。

 ベルディアが復活したのは、ジャマトが絡んでいる可能性がある。

 ミツルギの取り巻きは、ジャマトの育成に使われたらしいし、その手段を用いれば、可能かもしれない。

 すると、朱翼が口を開く。

 

朱翼「あの……………デザイアグランプリから呼び出しが入りました。ミツルギさんも含めて。」

湊翔「ミツルギも?」

ミツルギ「僕も、仮面ライダーになったからね。」

白夜「そういう事か。」

 

 なるほどね。

 どうやら、ドラゴンもどきを倒した際に受け取ったらしい。

 俺たちは、デザイア神殿へと向かい、事情を聞く。

 

ツムリ「みなさん、お待ちしておりました。」

ミツルギ「ツムリさん!一体どういう事なんだ!?なぜベルディアが復活しているんだ!?」

ギロリ「それに関しては、ジャマトが関与しています。」

 

 ミツルギがそう聞く中、ギロリさんが現れて、そう答える。

 どうやら、ベルディアと融合したゾンビジャマトが、再生して、それにより、ベルディアを復活させたそうだ。

 

湊翔「面倒だな。まずは、アクア達をどうにかしないとな。」

朱翼「でも、仮面ライダーに攻撃するのは、御法度なんですよね?」

ツムリ「その通りです。ですが、今回に関しては、事態が事態ですので、ナーゴとバッファに攻撃する事を許可します。」

白夜「分かった。じゃあ、振り分けるぞ。俺と朱翼でアクア、湊翔とカズマでめぐみん、トウカとミツルギでダクネスを頼む。」

 

 まあ、事態が事態だからな。

 白夜の振り分けに俺たちが納得する中、ミツルギは異を示す。

 

ミツルギ「ま、待ってくれ!僕がアクア様を救う!」

トウカ「いや、肝心な所でアクアへの攻撃を躊躇したら、全滅する危険があるしな。」

ミツルギ「くっ……………!」

白夜「心配すんな。アクアはどうにかしてやるよ。」

ミツルギ「……………頼んだ。」

 

 トウカの指摘に、ミツルギは押し黙る。

 白夜に任せる事にしたのか、ミツルギはそれ以上は反対しなかった。

 一方、ロキ達の方は。

 

ロキ「ほう。ゾンビジャマトによって、ベルディアが復活したか。」

武「結構面白い事になってんじゃん。」

ベロバ「アハハハハ!超ウケるんだけど!アクアの奴、女神のくせにあっさり操られてるじゃない!」

樹「それで、どうするんだい?」

ロキ「様子見だ。どうなるのか、見ものだな。」

 

 そんな風に話していた。

 一方、白夜と朱翼は、アクアが居るダンジョンに向かっていた。

 

白夜「一応、ギロリがアクア達が居る場所を見つけてくれて助かったな。」

朱翼「ですね。最初から、変身していきましょう。」

 

 2人はそう話して、デザイアドライバーを装着して、それぞれのレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、白夜の横には、黄色い発電機と英語でLIGHTNINGの文字が、朱翼の横にフルートと英語でFLUTEの文字が現れる。

 2人が変身ポーズを取り、叫ぶ。

 

「「変身!」」

 

 そう言って、2人は、それぞれのレイズバックルを操作する。

 

LIGHTNING

FLUTE

REDAY FIGHT

 

 白夜はライコウ・ライトニングフォーム、朱翼はスワン・フルートフォームに変身する。

 2人は変身して、内部に入っていく。

 

白夜「はあっ!おらっ!」

朱翼「はっ!でやっ!」

 

 白夜と朱翼は、現れるゾンビジャマトやアンデッドナイト、ブルータルアリゲーターなどを倒していく。

 雪原の方にあったからか、雪精も襲ってくる。

 

朱翼「雪精も居ますね。」

白夜「気をつけろよ。あんまり倒しすぎると、冬将軍が出てくるからな。」

朱翼「ええ。」

 

 2人はそう話して、奥へと進んでいく。

 途中、雪玉が転がってくるので、粉砕したりして、先に進んでいく。

 しばらく奥に進むと、アクアが居た。

 

アクア「ヨク来たワネ……………白夜、朱翼。」

白夜「アクア……………。」

アクア「ワタシ…………は…………女神。ベルディア様の……………僕。」

朱翼「ダメです。早く何とかしないと…………。」

アクア「ワタシ…………は…………女神。アクシズ…………教の…………ゴ神体。アガめなさい……………。女神の……………ワタシ………に、高級……………シュワシュワを……………ミツギナサイ。」

白夜「この飲んだくれ女神が!!」

 

 アクアの言葉に白夜は突っ込む。

 そんな風に話す中、戦闘が始まる。

 アクアは、開始早々にゴッドブローを放つ。

 

白夜「避けるぞ!」

朱翼「ええ!」

 

 2人はゴットブローを躱して、攻撃していく。

 白夜の雷攻撃と、朱翼の音の攻撃によって、アクアはダメージを受ける。

 すると、アクアが動く。

 

アクア「セイクリッド・クリエイト・ウォーター……………!」

 

 アクアはそのスキルを発動させて、部屋全体を水浸しにする。

 

白夜「あぶっ!?」

朱翼「きゃっ!?」

 

 2人は、何とか浮いていた箱に掴まることが出来た。

 だが、アクアは水中から攻撃をしていく。

 

白夜「くそっ!水中戦じゃあ、アクアの方が有利か!」

朱翼「どうしましょう!?一応、水は抜けてきていますが、このままゴッドブローを何度も叩き込まれたら、タダではすみません!」

白夜「そうだな。どうしたもんか……………。」

 

 2人は、水中戦で使えるレイズバックルを持っていなかった。

 ウォーターレイズバックルを持っては居るが、この状況ではあまり使えない。

 すると、白夜が妙案を思いつく。

 

白夜「よし!もう一度水浸しになったら、朱翼は天井に剣を刺してぶら下がれ!俺がどうにかする!」

朱翼「どうやっ……………いえ、そういう事ですね!」

 

 白夜の意図に、朱翼はすぐに察する。

 水が引いて、2人は攻撃を再開する。

 2人が攻撃する中。

 

アクア「セイクリッド・クリエイト・ウォーター……………!」

白夜「今だ!」

朱翼「ええ!」

 

 アクアが部屋を水浸しにする中、白夜は箱の上に乗り、朱翼は天井にフルートソードを刺して、ぶら下がる。

 アクアが攻撃をしようとする中、白夜は、ライトニングレイズバックルを操作する。

 

LIGHTNING STRIKE

 

白夜「ハァァァァァ!」

アクア「あびゃびゃびゃびゃ!?」

 

 白夜は、必殺技を放つ。

 白夜の雷が水に当たると、すぐにアクアにも感電する。

 アクアは感電した後、そのまま倒れる。

 

朱翼「アクアは大丈夫でしょうか…………?」

白夜「加減はしたから大丈夫……………な筈だ。さっさと連れて帰るぞ。」

朱翼「分かりました。」

 

 2人はそう話す。

 すると。

 

MISSION CLEAR

 

 その音声と共に、ミッションボックスが一つ現れる。

 

白夜「ミッションボックスか。」

朱翼「開けてみましょう。」

 

 白夜がミッションボックスを開けると、その中には、ブーストレイズバックルが入っていた。

 

白夜「ブーストか。」

朱翼「白夜にあげますよ。」

白夜「良いのか?」

朱翼「白夜が居なかったら、そもそも詰んでいましたからね。良いですよ。」

白夜「じゃあ、遠慮なく。」

 

 白夜は、ブーストレイズバックルを手に入れて、アクアを連れて、アクセルへと戻る。

 一方、俺とカズマは、めぐみんが居るダンジョンへと向かっていた。

 

カズマ「ここか。」

湊翔「さっさと行くぞ。」

カズマ「おう。」

 

 俺たちは、デザイアドライバーを装着して、それぞれのレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、俺の横には、白色のシリンダーと英語でMAGNUMという文字が、カズマの横には、緑の手裏剣の絵とNINJAの文字が現れる。

 俺とカズマは、変身ポーズを取り、叫ぶ。

 

「「変身!」」

 

 俺たちは、それぞれのレイズバックルを操作する。

 

MAGNUM

NINJA

REDAY FIGHT

 

 俺はギーツ・マグナムフォーム、カズマはタイクーン・ニンジャフォームに変身する。

 そして、ダンジョン内へと入っていく。

 

湊翔「ハアッ!ふっ!」

カズマ「とりゃっ!ハアッ!」

 

 俺たちは、それぞれの武器を使って、ジャマトやらモンスターやらを倒していく。

 途中、リフトみたいなのがあり、それに乗ったりして、奥へと進んでいく。

 

カズマ「やっぱり、ジャマトも居るよな!」

湊翔「急ごう。」

 

 俺たちは、奥へと進んでいく。

 しばらく歩くと、めぐみんが居た。

 

カズマ「めぐみん!」

めぐみん「ワガなハ……………メグミン………コウマゾ…………ク……………ズイイチのアーク……………ウィザード…………。」

湊翔「それを言うのは、忘れないんだな。」

カズマ「ていうか、何で1日に何度も爆裂魔法を撃てるようになってるんだよ。1日1回がお前の爆裂道の筈だろ?」

めぐみん「ベルディア様…………バンザイ……………。ベルディア様…………バンザイ……………。」

湊翔「多分、ベルディアから魔力を供給されてる影響だろうな。」

 

 そうとしか考えられないよな。

 すると、めぐみんはデザイアドライバーを装着して、ビートレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 めぐみんの横には、スピーカーとBEATの文字が浮かぶ。

 

めぐみん「変身。」

 

 めぐみんはそう言って、ビートレイズバックルを操作する。

 

BEAT

REDAY FIGHT

 

 めぐみんは、ナーゴ・ビートフォームに変身する。

 俺たちは、交戦を開始する。

 めぐみんは、縦横無尽に動き回り、ビートアックスで攻撃してくる。

 俺とカズマは、俺がめぐみんの動きを止めて、カズマが攻撃するという戦法を取る。

 すると、めぐみんが爆裂魔法を放ってくる。

 

湊翔「危ねぇ!?」

カズマ「おっと!?」

 

 俺とカズマは、すぐに回避する。

 めぐみんは、動きを止めるが、すぐに動き出す。

 そして、もう1発爆裂魔法を放つ。

 

カズマ「やっぱり、ベルディアから魔力を供給されてる影響か、何度も撃てるのかよ!」

湊翔「困ったな……………。」

 

 そう。

 ベルディアからの魔力供給の影響で、何度も爆裂魔法を撃つ事が出来る。

 ただ、流石に、爆裂魔法を撃った後は、少し動けなくなるみたいだが。

 実際、通常の時も、めぐみんが爆裂魔法を撃った直後は、若干動きが鈍くなるしな。

 狙うとしたら、そこしかない。

 すると、妙案を思いついた。

 

湊翔「カズマ。俺がめぐみんを引きつける。その隙に、潜伏スキルを使って近づいて、一気に倒せ!」

カズマ「そ、そうか!」

湊翔「ああ。じゃあ、頼んだぞ。」

 

 俺はそう言って、プロペラレイズバックルを取り出す。

 ウィズのジェットレイズバックルが無い以上、空中戦はこれしか無い。

 俺は、デザイアドライバーのリボルブアンロックを押して、ドライバーのロックを外して、半回転させる。

 

REVOLVE ON

 

 そして、プロペラレイズバックルをレイズバックルが装填されていない方に装填する。

 

SET

 

 すると、俺の横に、灰色のプロペラと、英語でPROPELLERの文字が浮かぶ。

 俺は、二つのレイズバックルを操作する。

 

DUAL ON

MAGNUM ARMED PROPELLER

REDAY FIGHT

 

 俺は、アームドプロペラマグナムになる。

 左手でレイズプロペラを、右手でマグナムシューターを持って、空を飛ぶ。

 一方、カズマは。

 

カズマ「それじゃあ……………潜伏!そして、隠れ身の術!」

 

 カズマは、潜伏スキルとニンジャフォームの力で隠れ身の術を使い、めぐみんに近づいていく。

 と言っても、光学迷彩のように、周囲の風景を映し出す特殊シートを使うのだが。

 

湊翔「ハアッ!どりゃっ!」

 

 俺は、レイズプロペラで飛びつつ、右手のマグナムシューターと両足のアーマードガンで、めぐみんの気を引きつける。

 めぐみんは、俺に対して、ビートアックスのエレメント攻撃をしてくるが、俺はそれらを躱す。

 めぐみんは、俺に対して爆裂魔法を撃ってくる。

 俺は、プロペラで躱す。

 すると、めぐみんの動きが止まる。

 

湊翔「やれ!カズマ!!」

カズマ「おう!悪く思うなよ!」

 

 めぐみんの動きが止まった瞬間、カズマが潜伏スキルと隠れ身の術を解き、ニンジャデュアラーとニンジャレイズバックルを操作する。

 

ROUND 1

TACTICAL SLASH

NINJA STRIKE

 

カズマ「ハァァァァァ!」

 

 カズマは、二つの必殺技を同時に発動して、めぐみんに攻撃する。

 その攻撃を喰らっためぐみんは、変身解除して、気絶する。

 

カズマ「大丈夫か……………?」

湊翔「気絶してるだけだ。早く連れて帰るぞ。」

カズマ「そうだな。」

 

 俺とカズマはそう話す。

 すると。

 

MISSION CLEAR

 

 その音声と共に、ミッションボックスが一つ現れる。

 

湊翔「ミッションボックスか。」

カズマ「開けてみよう。」

 

 俺がミッションボックスを開けると、その中には、ブーストレイズバックルが入っていた。

 

湊翔「ブーストか。」

カズマ「…………しょうがない。湊翔にやるよ。」

湊翔「良いのか?」

カズマ「お前が作戦を立ててくれなかったら、そもそも詰んでたからな。良いぜ。」

湊翔「じゃあ、遠慮なく。」

 

 俺はブーストレイズバックルを手に入れて、めぐみんを連れて、アクセルへと戻る。

 一方、トウカとミツルギは。

 

トウカ「ここか。」

ミツルギ「行こう。」

トウカ「それはそうと、魔剣グラムはどうしたんだよ?」

 

 中に入ろうとするが、トウカはそう聞く。

 ミツルギは、苦笑しながら言う。

 

ミツルギ「魔剣グラムは、このレイズバックルの中に取り込まれたのさ。」

 

 ミツルギはそう言って、一つの大型レイズバックルを取り出す。

 そのレイズバックルは、城の形をしていた。

 

トウカ「そうか。少しはマシになったか?」

ミツルギ「まあね。とにかく、行こう。」

トウカ「はいはい。」

 

 2人は、そんな風に話すと、デザイアドライバーを装着して、それぞれのレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、トウカの横には、青の持ち手と銀色の刀身の剣の絵とCALIBERの文字が、ミツルギの横に洋風の城と英語でCASTLEの文字が現れる。

 2人が変身ポーズを取り、叫ぶ。

 

「「変身!」」

 

 そう言って、2人は、それぞれのレイズバックルを操作する。

 

CALIBER

CASTLE

REDAY FIGHT

 

 トウカはラウンズ・カリバーフォームに、ミツルギはライノス・キャッスルフォームに変身する。

 2人は、城の中へと入っていく。

 

トウカ「ハアッ!フッ!」

ミツルギ「でやっ!はっ!」

 

 2人は、それぞれの剣を振るい、アンデッドナイトやゾンビジャマトを撃破していく。

 途中、色んな仕掛けがあるが、2人はそれを突破する。

 城の奥に着くと、ダクネスが居た。

 

トウカ「ダクネス……………!」

ダクネス「愚民よ……………ワタシ…………の名は……………ダクネス。ダスティネス家…………ノ……………令嬢にして……………ホコリタカキ…………クルセイダー…………。我が城へ攻め込む輩達ヨ……………ワタシ…………を…………どうするツモリだ……………。」

ミツルギ「え?」

ダクネス「強めに…………ノノシッテ…………くれるのか?」

トウカ「どうもしねぇよ!!というより、操られててもブレないのな、お前は…………。」

ミツルギ「えっと……………?」

 

 ダクネスの言葉にトウカはそう叫び、ミツルギは困惑する。

 ダクネスはデザイアドライバーを装着して、ゾンビレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 ダクネスの横には、紫色の手の絵とZOMBIEの文字が浮かぶ。

 

ダクネス「変身。」

 

 ダクネスはそう言って、ゾンビレイズバックルを操作する。

 

ZOMBIE

REDAY FIGHT

 

 ダクネスは、バッファ・ゾンビフォームに変身する。

 2人は、ダクネスと交戦する。

 トウカとミツルギは、それぞれの剣で、ダクネスに攻撃していく。

 ダクネスは、ゾンビブレイカーを持って、2人に攻撃していく。

 ダクネスの耐久性とゾンビフォームの耐久性により、2人は苦戦を強いられていた。

 

ミツルギ「強いね……………。」

トウカ「ダクネスは硬いからな。」

ミツルギ「どうする?」

トウカ「とにかく、ダクネスの変身を解くしか無い!」

 

 トウカとミツルギは、更に攻撃していく。

 ただ、ゾンビフォームの機動力は低いので、攻撃を叩き込んでいく。

 すると。

 

トウカ「何だ!?」

ミツルギ「大砲!?」

 

 大砲から弾が発射されてきて、3人は回避する。

 

ミツルギ「面倒な事になったね……………。」

トウカ「大砲の攻撃が止んだと同時に、必殺技を叩き込むぞ。」

ミツルギ「ああ。」

 

 2人はそう話して、頃合いを見る。

 大砲の雨が止み、2人は駆け出す。

 そして、ミツルギはレイズバックルを操作して、トウカはソードエクスカリバーにクローレイズバックルを装填する。

 

CASTLE STRIKE

CLAW

CLAW TACTICAL STLASH

 

「「ハァァァァァ!」」

 

 トウカとミツルギは、それぞれの剣にオーラを宿して、斬撃を放つ。

 トウカの斬撃によって、ダクネスのデザイアドライバーが外されて、ミツルギの斬撃によって、ダクネスは気絶する。

 その際、ダクネスは変身解除した。

 トウカは、ダクネスのデザイアドライバーを拾い上げる。

 

トウカ「何とかなった……………。」

ミツルギ「そうだね。流石は、ダスティネス家のご令嬢だね。」

トウカ「ダクネスが敵になると、こんなにも面倒なんだな……………。」

 

 トウカとミツルギはそう話す。

 すると。

 

MISSION CLEAR

 

 その音声と共に、ミッションボックスが一つ現れる。

 

ミツルギ「これは……………?」

トウカ「ミッションボックスだな。開けてみるか。」

 

 そう言って、トウカはミッションボックスを開ける。

 その中には、ブーストレイズバックルが入っていた。

 

トウカ「ブーストか。」

ミツルギ「……………それは、君に譲るよ。」

トウカ「いいのか?」

ミツルギ「僕としても、それを使いたい所だが、もう少し、仮面ライダーとしての経験を積んでからにするよ。」

トウカ「………………そうか。」

 

 こうして、トウカはブーストレイズバックルを手に入れて、ダクネスを連れて、アクセルの街へと戻る。

 俺たちは、アクア達を連れ戻す事に成功した。




今回はここまでです。
復活のベルディアの話です。
アクアも、女神なのに操られるのはどうかと思いますがね。
そして、ミツルギの変身する仮面ライダー、ライノスが登場。
魔剣グラムは、キャッスルレイズバックルと一体化しました。
次回で、復活のベルディアの話は終わりになる予定です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今日のギーツは、怒涛の展開でしたね。
新たな仮面ライダー、ターボンにブラーリが登場して、光聖がギャーゴに変身。
次回は、ナーゴが復活して、ファンタジーレイズバックルを受け継ぐみたいですね。
平さんが指摘していた、景和の具体性の無さが最悪すぎる形で現実になってしまうとは。
果たして、景和はどうなってしまうのか。
この小説のギャーゴに関しては、湊翔のお父さんに変身させようかなと思っています。
あと、アンケートを取っているのに申し訳ありませんが、ハクビの変身者は、湊翔のお母さんにしようかなと思います。
アンケートに入れてくれたのに、申し訳ありません。
その代わり、別のアンケートをやります。
それは、アクアが変身するか否かです。
もし、アクアが変身する場合は、何の仮面ライダーに変身させるか意見がある場合は、活動報告にて受け付けます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。