この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第60話 魔女狩りゲーム(後編)

 魔女狩りゲーム。

 それは、エクソシストジャマトに捕まっためぐみん達を助けるゲームである。

 俺たちは、鍵を見つけることに成功して、めぐみん達が居るであろう場所へと向かう。

 すると、カズマ達と合流する。

 

湊翔「カズマ!」

カズマ「湊翔!鍵は見つけたか!?」

湊翔「ああ!」

トウカ「あとは、めぐみん達を助けにいくぞ!」

白夜「おう!」

 

 俺たちはそう話して、奥へと進んでいく。

 しばらく進むと、めぐみん達の姿が見えてくる。

 

トウカ「めぐみん!」

アクア「ここに居たのね!」

リア「そうみたいだな。」

朱翼「早く助けましょう!」

武劉「待て。誰かいるぞ。」

???「やあ、来たみたいだね。」

 

 俺たちがそう言いながら進もうとすると、人とジャマトライダーが現れる。

 

ダスト「誰だ、てめぇ。」

武劉「お前が石井樹か。」

樹「その通りさ。」

湊翔「あいつが………………。」

ゆんゆん「湊翔さん!」

樹「これから、彼女達は処刑されるんだ。邪魔しないでくれよ。」

白夜「うるせぇな。めぐみんは仲間だからな。助けさせてもらうぜ。」

樹「悪いけど、そうはさせないよ。」

 

 石井樹はそう言うと、デザイアドライバーを装着して、モンスターレイズバックルを取り出して装填する。

 

SET

 

 すると、樹の隣には、星が散りばめられていて、モンスターの顔と一体化したMONSTERという文字が浮かぶ。

 樹は、メガネをずらしながら言う。

 

樹「変身。」

 

 そう言って、変身する。

 

MONSTER

REDAY FIGHT

 

 樹は、仮面ライダーへと変身した。

 

湊翔「変身した……………!」

カズマ「えっ!?」

樹「仮面ライダーナッジスパロウ。僕が変身する仮面ライダーの名前さ。」

白夜「見た感じ………………雀か?」

アクア「雀の仮面ライダーとか、超弱そうなんですけど〜っ!プークスクスクス!」

リア「いや、油断しない方が良さそうだ。」

武劉「確かに。モンスターレイズバックルは、ブースト程では無いが、強力なバックルだ。油断は出来ない。」

樹「さて、行くよ?」

 

 俺たちがそう話す中、樹はそう言って、ジャマトライダーやジャマトと共に襲ってくる。

 俺、カズマ、白夜、武劉は、樹……………ナッジスパロウと応戦して、残りのメンツは、ジャマトライダーや処刑人の格好をしたジャマトと応戦していく。

 

湊翔「はあっ!ふっ!でやっ!」

カズマ「はっ!おらっ!」

白夜「はあっ!おらっ!」

武劉「ふっ!はっ!」

樹「ふっ。はあっ!」

 

 俺たちは連携して攻撃していくが、樹は俺たちの膝に攻撃して、体勢を崩したり、モンスターグローブを使ったパンチ力で周囲の椅子を粉砕して破片を飛ばしてきたりする。

 

湊翔「こいつ………………やっぱり強い。」

カズマ「みたいだな……………。」

白夜「パワーだけって訳じゃない。考えられているな。」

武劉「そうだな。」

樹「まあね。僕を舐めない方がいい。」

 

 樹自身の知識に、モンスターのパワーが組み合わさって、大分強い。

 俺たちは、少し苦戦気味だった。

 一方、トウカ、リア、朱翼、ダストは、ジャマトとジャマトライダーと応戦していた。

 

トウカ「はあっ!ふっ!」

リア「はっ!ほっ!」

 

 トウカとリアは、連携して、ジャマトライダーと応戦していく。

 トウカが接近してジャマトライダーに攻撃して、怯んでいる中、リアがトウカの後ろから攻撃するという手法を取っている。

 

トウカ「やるな、リア!」

リア「トウカもな!」

 

 2人はそう話して、攻撃を集中させる。

 一方、朱翼とダストは。

 

朱翼「はあっ!ふっ!」

ダスト「おらっ!でやっ!」

 

 朱翼はフルートソードでジャマトとジャマトライダーに攻撃していく。

 ダストは、ビートアックスを叩きつける形で攻撃していく。

 

朱翼「少しはやるじゃないですか。」

ダスト「おうよ!これが終わったら、その胸を揉ませろや!」

朱翼「嫌ですよ!」

 

 ダストはナチュラルにセクハラをして、朱翼はそう叫ぶ。

 4人の攻撃で、ジャマトとジャマトライダーは、一箇所に集まる。

 

トウカ「一気に決めるぞ!」

リア「ああ!」

ダスト「ったくよ!」

朱翼「行くわよ!」

 

 4人は、必殺技を放つ為に、レイズバックルを操作する。

 

CALIBER STRIKE

HARMONY STRIKE

FLUTE STRIKE

GOLDEN FEVER VICTORY

 

「「「「はぁぁぁぁぁ!!」」」」

ジャマト「ジャ〜〜〜っ!!」

 

 4人の必殺技によって、ジャマトとジャマトライダーは倒される。

 それを見ていた樹が反応する。

 

樹「へぇ。やるじゃないか。」

湊翔「終わりだ。大人しくしてもらうぞ。」

樹「フフフフ………………!」

白夜「何がおかしい?」

 

 俺がそう言うと、樹は笑いだす。

 白夜がそう聞くと、樹は口を開く。

 

樹「良いさ。ただし、助けられるのは2人だけだよ。」

武劉「どういう意味だ。」

樹「今、君たちが持っている鍵は、二つだけ。この鍵は特殊でね、もし、全てが揃わない状況で開けた場合は、開けられなかった人たちは永遠にロックされて、助けられない。」

湊翔「なっ!?」

トウカ「つまり、皆を助けるには、四つの鍵を揃えないといけないのか!」

樹「そういう事だね。」

 

 マジか。

 随分と厄介な鍵の仕組みだな。

 すると、ジャマトとジャマトライダーが再び現れる。

 

樹「さあ、君たちの選択は二つにひとつだ。人質のうち2人だけを助けるか、誰も助けられずに死なせるかだ。」

湊翔「………………随分と嫌な二択だな。」

樹「ちなみに、他の仲間達は、ジャマトたちが抑えている。来られるとは思えないね。」

トウカ「…………………。」

 

 どうやら、樹としては、ダクネス達のチームと、エーリカ達のチームが来られないと想定しているみたいだな。

 確かに、作戦としては良いかもしれないな。

 だが。

 

湊翔「まあ、確かに、あんたの作戦は良いかもしれないな。」

樹「そうだろう?君たちとは違うんだよ。」

白夜「だが、来る事を想定していないみたいだな。」

樹「あ?」

 

 俺と白夜がそう言うと、後ろにいたジャマト達が吹っ飛ぶ。

 

樹「なっ………………!?」

ダクネス「皆、無事か!?」

トウカ「ダクネス!こっちは無事!」

シエロ「リアちゃん!ごめん!」

エーリカ「待たせたわね!」

リア「シエロ!エーリカ!」

アルカ「お待たせしました!」

進「待たせたな。」

ウィズ「お待たせしました!」

バニル「フハハハハハ!待たせたな!我輩の登場である!」

リーン「行くわよ!」

 

 そう言って、残りの2チームがやってくる。

 それを見て、樹は驚く。

 

樹「なっ……………!?来れないようにジャマトで足止めをしておいたはず……………!?」

バニル「フハハハハハ!!汝のその悪感情、大変に美味である!我輩の事を誰だと思っている?魔王よりも強いかもしれないと言われるバニルであるぞ?あの様な相手、苦戦するまでもないわ!」

ウィズ「ええ!めぐみんさん達は返して貰います!」

 

 樹が驚く中、バニルとウィズはそう言う。

 そりゃあ、元魔王軍幹部に、魔王軍幹部だからな。

 強いに決まってる。

 

樹「なるほどね。だけど、鍵を使わせないよ。」

湊翔「行くぞ!」

カズマ「おうよ!」

 

 俺たちは、めぐみん達の方へと向かっていく。

 だが、樹はジャマトやジャマトライダーと共に、俺たちを阻む。

 樹達は、モンスターの力で攻撃したり、蔦を伸ばしたりしてくる。

 俺とカズマは、鍵を持っているので、樹と応戦する。

 

カズマ「はあっ!おらっ!」

湊翔「はっ!ふっ!」

樹「はっ!はっ!」

 

 俺とカズマは、連携して樹に攻撃していく。

 樹は、俺とカズマの連携攻撃にも、対応していく。

 他の皆は、ジャマトやジャマトライダーと戦っていた。

 

樹「この先には絶対に行かせないよ。」

湊翔「みたいだな。」

カズマ「なら………………!」

 

 俺とカズマはそう言って、突破しようとする。

 樹は妨害しようとする。

 

樹「させないよ……………!」

湊翔「ハアッ!」

カズマ「オラっ!」

 

 樹が妨害しようと攻撃しようとすると、俺とカズマは、樹の肩と頭に足を乗せて、そのまま大きくジャンプする。

 すると。

 

エーリカ「湊翔!」

ダクネス「カズマ!」

 

 エーリカとダクネスがそう叫んで、俺たちに鍵を投げ渡す。

 俺とカズマは鍵をキャッチする。

 そして、カズマはニンジャデュアラーのシュリケンラウンダーを3回回す。

 

ROUND 1・2・3 FEVER

 

カズマ「ハァァァァ!!」

樹「何っ!?」

 

TACTICAL FINISH

 

 カズマは、四つの属性が纏ったニンジャデュアラーから斬撃波を放ち、樹は怯む。

 俺はエーリカからの鍵を、カズマはダクネスからの鍵を受け取り、俺はめぐみんとプラチナブロンドの女性の方に、カズマはめぐみんとあるえの方に向かう。

 

カズマ「いくぞ!」

湊翔「おう!」

 

 俺とカズマはそう叫んで、鍵を同時に回す。

 すると、鍵は四つとも外され、鎖が取れる。

 

カズマ「めぐみん!大丈夫か!?」

めぐみん「は、はい……………。」

あるえ「助かったよ。」

湊翔「大丈夫か?」

ゆんゆん「あ、ありがとうございます!」

湊翔「気にすんな。ところで、あんたは?」

浬鳥「私は、魔黒浬烏よ。こう見えても、仮面ライダーなのよ。」

 

 カズマとめぐみんとあるえが助けられて、そう話す中、俺とゆんゆんはそう話して、プラチナブロンドの女性はそう名乗って、デザイアドライバーを取り出す。

 仮面ライダーだったのか。

 めぐみん達は、デザイアドライバーを装着して、それぞれのレイズバックルを取り出す。

 

SET

 

 すると、めぐみんの横には、スピーカーとBEATの文字が、ゆんゆんの横には、透明なステルス機と英語でSTEALTHの文字が、浬鳥の隣には、大きな鎌の絵と英語でGRIM REAPERの文字が浮かぶ。

 

「「変身!」」

めぐみん「………………変身。」

 

 3人はそう言って、レイズバックルを操作する。

 

BEAT

STEALTH

GRIM REAPER

REDAY FIGHT

 

 めぐみんは仮面ライダーナーゴ・ビートフォーム、ゆんゆんは仮面ライダーギンペン・ステルスフォームに、浬鳥という人物は、カラスの頭の仮面ライダーになる。

 それを見ていた樹は。

 

樹「………………どうやら、多勢に無勢という訳だ。ここは退かせて貰うよ。だが、タイクーン。この借りは必ず返す。覚えていろ。」

 

 そう言って、モンスターグローブで思い切り地面を叩く。

 煙が出る中、樹の姿は消えていた。

 

白夜「逃げられたか。」

武劉「色々と情報を吐かせてやろうかと思っていたが、仕方ない。早くここから脱出するぞ。」

ダスト「そうだな。俺ももうクタクタだぜ。」

リーン「私も…………………。」

浬鳥「そうですね。早く脱出しましょう。このジャマト達を倒していって。」

カズマ「そうだな。………………めぐみん?」

めぐみん「え、ええ!そうですね。」

 

 俺たちはそう話して、ジャマトやジャマトライダーを倒しながら、教会の出口へと向かう。

 ただ、めぐみんが落ち込んでいるように見えた。

 何があったんだ?

 そう思いながらも、俺たちはその教会から脱出した。

 一方、ある和風的な部屋では、蛙の置物と1人の女性が話していた。

 

???「あの樹って奴、余計な事を…………!」

???「こいつは面白い事になってきたわね。なあ、メロディア。………………そういや、その姿の時はキューンだったわね。」

キューン「うるさい、ウィンディ。いや、ケケラ。めぐみんは大丈夫なのか………………。」

ケケラ「どうなるのか、ここで見守るしかないわよ。」

キューン「…………………。」

 

 ケケラとキューンの2人は、そう話して、モニターを見ていた。

 その後、ミッションを終えた俺たちは、解散した。

 その翌日、魔黒浬鳥が俺たちの屋敷に訪れていた。

 

湊翔「あなたは…………………魔黒浬鳥でしたっけ?」

浬鳥「ええ。この屋敷の近くの家に住む事になったから、挨拶をしに来たの。」

トウカ「そうなんですか。」

白夜「よろしく頼む。」

浬鳥「ええ。それで………………相談があるのなら、相談に乗るわよ。」

めぐみん「あの……………少し、良いですか?」

 

 あの後、魔黒浬鳥が変身する仮面ライダーは、ツムリの口から、仮面ライダークロウという名前である事が明かされた。

 すると、めぐみんはそう言って、浬鳥についていく。

 

浬鳥「………………どうしたの?」

めぐみん「………………私、どうしたら良いんでしょうか?」

浬鳥「あの樹とかいう奴の言葉を気にしているのかしら?」

めぐみん「…………………それは。」

 

 浬鳥は、めぐみんにそう聞くと、めぐみんはそう言う。

 どうやら、石井樹に言われた事を、気にしていたようだ。

 それを知っている浬鳥は、めぐみんに話しかける。

 

浬鳥「そうね………………どんな道を歩めば良いかなんて、私には決められないわ。だって、あなたの人生は、あなたの物だもの。」

めぐみん「……………………。」

浬鳥「それでも、決められないのなら、仲間に相談するのもありじゃないかしら?」

めぐみん「………………そうですね。すいません。」

浬鳥「大丈夫よ。」

 

 めぐみんはそう言って、俺たちの屋敷へと戻っていく。

 それを見ていた浬鳥は。

 

浬鳥「………………なんでか分からないけど、あなたの道を決めるのは、タイクーン……………佐藤和真って子なのかもしれないわね。」

 

 そんな風につぶやきながら、家へと戻っていった。

 その翌日、俺たちはピクニックに出かけていた。

 俺たちが用意する中、カズマとめぐみんは話していた。

 

めぐみん「………………一昨日はすいません。あんな奴に捕まってしまうなんて。」

カズマ「気にすんなよ。………………それより、話って何だよ。」

めぐみん「………………私、爆裂魔法を封印して、上級魔法を覚えようと思います。」

カズマ「………………おい。今なんつった?」

 

 めぐみんがそう謝る中、カズマはそう言う。

 カズマが質問すると、めぐみんは冒険者カードを見つめながら言う。

 

めぐみん「私、ずっと悩んでいたんです。紅魔の里の人たちは、私に対して、がっかりしていると思います。もう、カズマの荷物にはなりません。だから、爆裂魔法は今日で、封印するんです。」

カズマ「……………おい待てよ。そりゃあ、上級魔法が使えりゃ助かる。でもよ、めぐみんが荷物になった事なんて、無かっただろ。めぐみんだって仮面ライダーなんだしよ。」

めぐみん「そうかもしれません。ですが、爆裂魔法を撃ったら、動きが鈍くなってしまいます。それでは、カズマの足を引っ張っている事になりますから。」

 

 めぐみんは、ある種の決意がこもったように口を開く。

 カズマがそう言うが、めぐみんはそう答える。

 確かに、めぐみんは、爆裂魔法を撃った後も戦闘は出来るが、動きは鈍くなっているのだ。

 めぐみんは冒険者カードを見つめると、カズマに渡す。

 

めぐみん「……………すいません、カズマ。凄く酷い事をお願いしても良いですか?」

カズマ「………………自分じゃ押せないから、俺に上級魔法スキル取得のボタンを押してくれって?」

 

 めぐみんはそう言いながら冒険者カードを渡すと、カズマはそう聞く。

 めぐみんが頷くのを見て、カズマは聞く。

 

カズマ「……………本当に後悔しないのか?」

めぐみん「しません。もう、足手纏いにならないって決めたんです。私が上級魔法を覚えていたら、カズマがシルビアに攫われるなんて事は無かった筈です。紅魔族随一の魔法の使い手!上級魔法を操る者!………………今後はこれで行きます。ゆんゆんよりも潜在魔力が高い私の方が、絶対に紅魔族随一ですし、あの石井樹にギャフンと言わせてやりますよ。」

 

 カズマがそう聞くと、めぐみんはきっぱりとそう答える。

 無理矢理に笑みを浮かべるが、すぐに帽子を目深にして、目元を隠す。

 それを見たカズマは。

 

カズマ(アホだなぁ………………。)

 

 そう思いながら、冒険者カードを操作して、めぐみんに返す。

 めぐみんは無造作に胸元に冒険者カードを突っ込んで、口を開く。

 

めぐみん「では、戻りましょうか。」

カズマ「ああ、めぐみん。ちょっと1発、爆裂魔法を撃ってくれよ。」

 

 めぐみんがそう言う中、カズマはそう言う。

 それを聞いためぐみんは、驚いてカズマの方を振り向く。

 

めぐみん「えっ!?……………あなたという人は……………私が決意してすぐに爆裂魔法を撃ってくれとは、何を考えているのですか?」

 

 めぐみんが呆れながらそう言う中、カズマは無言で微笑みながらめぐみんを見ていた。

 めぐみんは、心の底から笑みを浮かべながら言う。

 

めぐみん「良いでしょう!私の最後の爆裂魔法。それはもう凄いものをお見せしようではないですか!」

 

 めぐみんはそう言って、爆裂魔法を撃つ準備をする。

 しばらくすると、めぐみんは口を開く。

 

めぐみん「………………さようなら。エクスプロージョンッッッ!!!」

 

 めぐみんはそう言って、爆裂魔法を放つ。

 平原の上に爆裂魔法の魔法陣が生まれるが、更に一際大きくなった。

 

めぐみん「えっ。」

 

 それを見て、めぐみんが驚く中、爆発する。

 その爆発は凄まじく、宇宙空間に爆発の勢いが届いていた。

 それを見て、めぐみんは呆然としながら口を開く。

 

めぐみん「これは………………?」

カズマ「………………ニヒッ!」

 

 めぐみんが呆然としながらカズマにそう聞くと、カズマはニヤッと笑って、サムズアップをする。

 それを見ためぐみんは、カズマの方を困ったような、それでいて滲み出る嬉しさを我慢できないような表情でカズマを見ると、吹っ切れたように笑みを浮かべて、名乗りをあげる。

 

めぐみん「我が名はめぐみん!アークウィザードにして、爆裂魔法を操る者!アクセル随一の魔法の使い手にして、いつか、爆裂魔法を極める者!!」

 

 そんな風に名乗りをあげる。

 俺たちは、遠くからそれを見ていた。

 それが、カズマなりの答えなのだろう。

 カズマとめぐみんは、こっちに戻ってくる。

 

ダクネス「カズマ!めぐみん!お茶が入ったぞ!」

アクア「早くしないと、お弁当が無くなっちゃうわよ!」

湊翔「お弁当か。よく言うぜ。貰ってきた賄いの癖に。」

アクア「何よ。詰めたのは私だから、お弁当よ!」

白夜「まあ、この際、どうでも良いか。」

朱翼「ですね。」

トウカ「お昼を食べよう。」

武劉「カズマ!早く来い!」

カズマ「あいよ!」

 

 俺たちはそんな風に話す。

 すると、めぐみんはカズマに話しかける。

 

めぐみん「今のは、何点でしたか?」

カズマ「百二十点!」

 

 めぐみんがそう聞くと、カズマはそう答えて、とびきりの笑顔を見せる。

 爆裂魔法によって出来た煙は、ハート型になっているような気がした。

 それからしばらくしたある日、俺とトウカは、戦闘訓練をしていた。

 トウカはラウンズ・カリバーフォームに、俺はギーツ・レイジングフォームに変身していた。

 その理由は、剣技の上達の為だ。

 レイジングフォームは、レイジングソードを使うので、剣技はある程度はあった方がいい。

 そう思って、トウカに教えてもらっていたのだ。

 

トウカ「なかなかに飲み込みが早いな。良い感じだぞ。」

湊翔「ありがとう。」

 

 俺たちはそう話して、屋敷の方へと戻る。

 すると、カズマとアクアが老人の首を絞めていた事に気付いた。

 

湊翔「………………え?」

トウカ「どういう状況?」

朱翼「実は………………。」

 

 俺たちが呆然とする中、白夜とかがカズマを取り押さえて、朱翼が訳を説明する。

 どうやら、いきなりこの人が現れて、カズマ達が気絶させようとしたようだ。

 そんな中、ダクネスが口を開く。

 

ダクネス「ハーゲンではないか。この屋敷には緊急時以外には来ない筈だが。まさか……。」

ハーゲン「そのまさかに御座います!このままではお嬢様は貴族の身分を剥奪されてしまいます!実は、王都からカズマ様と湊翔様宛にこの手紙が……。」

ダクネス「!」

 

 ダクネスがそう聞くと、ハーゲンという執事は、そう言って、封筒を渡す。

 すると、ダクネスはその封筒を隠す。

 

湊翔「ちょっと、何を隠してるんだ?」

カズマ「おい。見せろ。」

ダクネス「断る!」

武劉「これは……?」

ダクネス「あ!」

 

 いつのまにか武劉が掻っ攫っていて、それを俺とカズマに渡した。

 そこに書かれていたのは、この王国の王女様が魔王軍幹部を倒した俺達に会いたいとの事だ。

 王女の名前はアイリスというらしい。

 すると、ダクネスが叫ぶ。

 

ダクネス「カズマ!湊翔!これは辞退しよう!もし失礼な事があれば、首が飛ぶ!礼儀作法は知らないだろう?だから、ダスティネス家で食事会をしよう!お前達も貴族の作法やマナーは苦手だろう!」

一同「…………。」

湊翔「カズマ……。」

カズマ「おう。」

「「俺達の時代が来たな。」」

 

 ダクネスがそう言う中、俺たちは顔を見合わせる。

 俺達がそう言うと。

 

ダクネス「くっ!殺せぇぇぇぇぇ!!私を殺せぇぇぇぇ!!くっ殺ぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 ダクネスはそんな風に大の字に倒れながら叫んだのだった。




今回はここまでです。
今回は、魔女狩りゲームの後半戦です。
石井樹は、カズマに頭を踏みつけられた上、攻撃をされて、ターゲットにされてしまいました。
そして、魔女狩りゲームも無事に終了。
めぐみんが迷いを持つも、カズマによって、これまで通り、爆裂道を邁進する事に。
そして、王女からの手紙が届きました。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今日から、仮面ライダーガッチャードが始まりましたね。
なかなかに面白かったです。
このすばとギーツは、このすばの原作の6巻の話に入っていきます。
更新頻度は、下がるかもしれません。
何故なら、どういう展開にするのかは、少し迷っているからです。
一応、石井樹に嵌められて、カズマが貶される展開は考えています。
ただ、どういう流れにしていくのかが迷っています。
もし、意見がある場合は、遠慮なくお願いします。
今後のこのすばの展開についても、リクエストがあれば、下記からお願いします。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=301620&uid=373253
これからも応援の程、よろしくお願いします。
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