この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第62話 王都での生活

 アイリス王女によって、拉……………招待された俺たちは、王城を案内されていた。

 どうして、こうなったんだ。

 俺はそう思っていた。

 まじで気まずい。

 俺たち、部外者だよな。

 ちなみに、この場に居るのは、俺、カズマ、アイリス、魔法使いのお姉さんだ。

 白スーツの女騎士は、報告があると言い残して、どこかへと行った。

 すると、アイリス王女が魔法使いのお姉さんに耳打ちをする。

 

???「佐藤和真様、桐ヶ谷湊翔様。ようこそ当城へ。客人として招いたのですから、余計な礼儀作法や気遣いは無用です。どうか、ここを我が家だと思い寛いでください。この部屋が当面のあなたの部屋となります。……………では、冒険話の続きを!………………との事です。」

湊翔「すいません、ちょっと待ってください。」

カズマ「ちょっと。」

 

 魔法使いのお姉さんがそう言う中、俺たちは魔法使いのお姉さんを呼ぶ。

 俺たちは部屋の隅っこに行き、話をする。

 

レイン「何でしょう?……………ああ、自分の事はレインで結構。自分に対しては、敬語も不要です。一応は貴族の端くれですが、ダスティネス家とは比べるべくもない小さな家です。ダスティネス卿のご友人となれば、むしろ貴方様方の方が自分より格上と言える立場ですので……………。」

湊翔「なるほど。ではレインさん。聞きたい事があるんですが。」

レイン「自分には敬語は不要だと言いましたのに……………。名前も呼び捨てでも。…………何でしょう?」

 

 レインというお姉さんはそう言う。

 そんな名前だったんだ。

 アイリス王女やクレアという人と比べると、影が薄いからな。

 そんな中、カズマが口を開く。

 

カズマ「ええっと、レインさん。……………そろそろ状況を説明して欲しいんですが。…………王女様は客人としてお招きだとか言い張っていますが。……………これ、誘拐ですよね?」

レイン「違います。客人としてお招きしたのです。誘拐ではありません。」

湊翔「どう見ても誘拐ですよね?」

 

 カズマがそう言うと、レインさんは即座にそう言う。

 俺がそう言うと、レインさんは俺のツッコミを無視して、囁く。

 

レイン「……………常に厳格な王族である事を強いられて、普段から聞き分けも良く誰の手も煩わせないアイリス様が、生まれて初めてこの様な行いに出たのです。この城には、アイリス様と身分が釣り合い、しかも歳が近い遊び相手がおりません。どうか、アイリス様の初めての我儘に免じて、このまましばらく遊び相手を務めて頂くわけには参りませんか?」

 

 レインさんは、そんな風に言う。

 確かに、王族というのは、厳格でなければならないのだろう。

 言い分は分かるんだがな。

 

湊翔「まあ、言いたい事は分かるんですけどねぇ……………。」

カズマ「とはいえ、冒険話なんて大体終わっちゃいましたよ。その辺を王女様に伝えて帰して頂けませんかね?俺にはもう、王女様の気にいる冒険話は殆どありませんからと。」

 

 俺とカズマはそう言う。

 デザイアグランプリに関しては、ジャマトの真相に関しては伏せているが、仮面ライダーとして活動している事が公になっている為、それを話した。

 それを聞いたレインは、アイリスの方に向かい、耳打ちをする。

 それを聞いたアイリスはシュンとした表情を浮かべると、レインに何か言う。

 

レイン「あなた達を連れてきてしまったのは、私を叩いたララティーナへの軽い仕返しを兼ねてのイタズラと、あなた方とララティーナの様子がとても楽しそうで羨ましかったもので……………。突然、こんな我儘を言ってごめんなさい。少しだけ、ほんの少しだけで良いので、私とも遊んでもらえませんか?との事です。」

 

 レインは、そんな風に通訳する。

 なるほど、そんな理由か。

 ここで無下にして、ダクネスへの評価を下げるのもアレか。

 俺とカズマはアイコンタクトをして、レインに話しかける。

 

湊翔「分かりました。では、ダクネス……………いや、ララティーナの話でもしましょう。」

カズマ「レインさん、仲間が心配するんで、しばらくこちらに泊まるって説明して欲しいんですが。」

レイン「畏まりました。」

 

 俺とカズマはそう言う。

 それを聞いたレインは、一礼して、部屋から立ち去って行く。

 この部屋の中には、俺、カズマ、アイリスの3人が居た。

 というより、こんな光景を王様とかに目撃されたら、打首じゃね?

 死ぬのは嫌だよ?

 そんな風に思う中、見透かしたのか、アイリスは口を開く。

 

アイリス「お父様は、将軍やお兄様と共に、魔王軍との最前線となる街へ遠征に行っております。多少の事なら誰も咎める者もおりませんし……………。こういう時などであれば、普段ララティーナ………………いえ、彼女の事はダクネスと呼んでいるのですよね?その、ダクネスに話しかける言葉遣いで結構です。……………教えて下さい。城の外の色々な事を。」

 

 アイリスは、そんな風に部屋のベッドに腰掛けながら言った。

 そうして、俺たちは話をする事に。

 それからしばらくすると、クレアが戻ってきた。

 

クレア「失礼します。………………アイリス様、色々と手続きを済ませて参りました。これでカズマ殿と湊翔殿は、正式な客人となりましたので、気兼ねなくこの城に滞在していただければ………………。」

 

 クレアがそう言いながら部屋に入ると、話は佳境に入っていた。

 ちなみに、あのサキュバス騒動で、起こった事を話していた。

 俺は、カズマとダクネスがそんな事をしていたとは知らなかったのだ。

 その話を、アイリスは興味深そうに聞き入っていた。

 

カズマ「で、ダクネスは言ったんだ。『うう……………どうしてこんな事に…………』そして、全裸のままに俺の後ろに回ったダクネスは、耳まで赤くなりながら、タオルを握り締め、恥ずかしそうに……………っ!!」

アイリス「は、恥ずかしそうに……………っ!?恥ずかしそうに、どうしたのですか…………!?」

クレア「恥ずかしそうにどうした!アイリス様に何を教え込んでいる!ぶった斬られたいのか貴様はああああっ!」

 

 カズマの話にアイリスがそう言う中、クレアがそう叫んで、俺たちに剣を向ける。

 

カズマ「ま、待ってくれ!待って下さい!これはアイリスが是非にと……………!」

クレア「貴様、ただの冒険者が恐れ多くもアイリス様の名を呼び捨てにするとは……………!王女様と呼べ!それに、先ほどのアイリス様への口の利き方は何だああああ!!」

湊翔「あははは………………。」

 

 カズマがそう言うと、クレアは再び大きく叫ぶ。

 それを見て、俺が苦笑してると、アイリスが口を開く。

 

アイリス「待ちなさいクレア!カズマ様と湊翔様には、私が名前で呼んで良いと言ったのです。言葉遣いも自然なままで良いと言ったのです。そ、それよりもカズマ様、ララティーナは……………!ララティーナは、全裸のまま恥ずかしそうにタオルを握り締め、何をしたのですか!?」

クレア「アイリス様、いけません!その話は聞いてはいけない話です!カズマ殿、アイリス様にその手の話を吹き込まないで下さい!というより、湊翔殿も止めて下さい!」

湊翔「すいません、アイリスが止めるなと言うので、どうしようかと思いまして…………。」

 

 アイリスはそう言うと、続きを催促してきて、クレアはそう叫ぶ。

 クレアにそう聞かれたが、俺としても、教育によろしくないとして、止めようとしたのだが、アイリスが止めるのを阻止してきたので、どうしようかと途方に暮れていたのだ。

 

カズマ「ちなみに、何一つ嘘は言っていないさ。あの嘘をつくとチンチン鳴る魔道具を持ってきても良いぞ?」

クレア「……………嘘を言っているのではないのですか。ですが、この手の話はアイリス様に話さないで頂きたい!」

 

 カズマがそう言うと、クレアもカズマが嘘を言っているのではないと気づき、そう言う。

 その後、色々とはちゃめちゃに騒ぐのを俺は眺めていた。

 しばらくすると、クレアは怒り疲れたのか、寝てしまった。

 アイリスは、眠そうな素振りを見せずに、俺たちの話を聞いていた。

 冒険話では足りなくなったので、前世での話になって行く。

 

アイリス「それで?その、ガッコウという所の、ブンカサイをもっと詳しくお願い!」

カズマ「詳しく………………。湊翔も手伝ってくれ。まあ、アイリスと同年代の子達だけで、色々な出し物とかをするんだよ。例えば、喫茶店みたいなお店だとか。」

アイリス「なんて楽しそうで夢の様な所なの?そんな、そんな……………。ああ、でも、私と同年代の方だけでお店を出すなんて、お金を払わないと言い出す悪いお客が来たらどうするのかしら。それに、大勢でお店を切り盛りするのでしょう?全員分の給料を賄う利益は出るのかしら……………。」

湊翔「まあ、それに関しては、お店を出して楽しむというのが目的だからな。それほど儲けようなんて思わないさ。言うなれば、お店ごっこをして楽しんだり、お揃いの制服を着てお客さんを呼んだりな。」

 

 俺とカズマは、そんな風に話す。

 文化祭の出店というのは、大体そんなもんだ。

 それを聞いたアイリスは、心底羨ましそうに、そして、少しだけ寂しそうにする。

 無理もない。

 俺たちは庶民で、アイリスは王女様。

 庶民の友達なんて、出来るはずがない。

 それに、この世界には、紅魔族を除いて、義務教育という物がない。

 紅魔族は、あのデストロイヤーを開発した博士によって生み出され、その博士は日本人なので、義務教育についてもある程度教えたのだろう。

 それを実行出来るのは、紅魔族が知力が高いという事なのだろう。

 ………………厨二病な点を除けば。

 すると、カズマが口を開く。

 

カズマ「そんなに気に入ったなら、ここに学校を作っちゃえば良いんじゃないか?」

湊翔「確かに。作って損になるような施設では無いはずだけどな。」

 

 俺とカズマは、そう言う。

 損になるような施設では無いはずだ。

 俺とカズマの言葉に、アイリスが一瞬、何かを言おうとして止める。

 俺とカズマが顔を見合わせて首を傾げる中、けたたましい鐘の音が鳴り響く。

 すると、クレアがすぐに跳ね起きた。

 

クレア「……………なんだ、また来たのか。」

 

 クレアはそう呟くと、そのまま部屋の外に飛び出していく。

 何事かと思っていると、アナウンスが聞こえてくる。

 

アナウンス『魔王軍襲撃警報、魔王軍襲撃警報!騎士団はすぐさま出撃!冒険者の皆様は、街の治安維持の為、街の中へのモンスター侵入を警戒して下さい!高レベルの冒険者の皆様は、ご協力をお願いします!』

 

 そんな風なアナウンスが響く。

 すると、アイリスがちょっとだけ寂しそうに、儚く笑う。

 

アイリス「こんな状況ですもの。とてものんびりと、学業だけに勤しんでいるなんて出来ません。」

 

 アイリスはそんな風に言う。

 そういや、デザイアグランプリの事を考えていたが、魔王軍も居るんだったな。

 魔王軍には、恐らく、ロキを始めとする面子も居るはずだ。

 それから一時間経つか経たないかというぐらいになると。

 

アナウンス『魔王軍による夜間奇襲は鎮圧された模様です。ご協力頂いた冒険者の皆様には、感謝致します。今回参戦された方々には、臨時報酬が出ますので、ご協力頂いた冒険者の方は、冒険者ギルドの窓口へ……………。』

 

 そんなアナウンスが流れてくる。

 ここは、この国の首都なのだから、奇襲が来てもおかしくないか。

 とはいえ、ジャマトが居るのかどうかは、分からなかったな。

 すると、アイリスが口を開く。

 

アイリス「……………楽しいお話をありがとう。日が昇ったら、レインに街まで送ってもらうと良いです。……………ララティーナに、ごめんなさいと謝っておいてはくれませんか?勝手にあなた達を連れてきてしまって……………。魔王軍との最前線ではないとはいえ、ここもたまにこうして襲撃がある、危険がないとは言えない場所ですから。」

 

 アイリスは、俺たちを気遣ったのか、そんな風に言う。

 まあ、安全とは言い難いからな。

 

カズマ「もちろんだよ。正直、結構小心者だから、早く帰りたいってのが本音だけど。」

湊翔「また、冒険話を溜め込んで、話をしますよ。」

アイリス「ふふっ。ありがとう。特にカズマ様はなんだか……………昔の頃のお兄様みたいです。本当は、まだ残って欲しいですが……………。」

カズマ「今、なんて?」

 

 俺とカズマは、そう言う。

 アイリスがそう言うと、カズマはそう言う。

 

アイリス「……………えっ?あ、あの…………。本当は、まだ残って欲しいですが、と………。」

カズマ「その前になんて言った?そのセリフの前に、俺が何みたいだって?」

アイリス「ええっと……………昔の頃のお兄様みたいだと………………。」

湊翔「カズマ?」

カズマ「もう一度言ってください。お願いします。」

 

 アイリスがそう答えると、カズマは再びそう言う。

 俺が声をかける中、カズマはアイリスに言わせる。

 

アイリス「お、お兄様みたいです。」

カズマ「出来れば、もっと砕けた感じで、もう一度……………。」

アイリス「お兄ちゃんみたい。」

カズマ「湊翔、俺、残るわ。」

湊翔「…………………は?」

 

 アイリスが上目遣いでそう言うと、カズマはそう言って、呆気に取られる。

 マジかよ。

 結局、カズマは王城に残ることにしたそうだ。

 俺は、流石にカズマだけにすると、何をするのか分からないので、残る事にした。

 それから、カズマはアイリスの遊び相手として活動する事になった。

 俺はというと、客人扱いである為、王城を散策したりする。

 ある日、王城を散策していると。

 

???「おや、桐ヶ谷湊翔ではないか。」

湊翔「あなたは………………ニラムさん。」

 

 後ろから声をかけられて、振り向くと、一度会った事のある蝶ネクタイにネックのスーツを着た男性が見えた。

 ニラムさんだ。

 俺がそう言うと、ニラムさんは口を開く。

 

ニラム「ああ……………呼び捨てでも構わないさ。君たちの扱いは客人なのだから、気楽に接してくれて構わない。」

湊翔「はぁ……………。それで、ニラムさん。何の用ですか?」

ニラム「ああ。君たちに会いたいという人が居るんだよ。」

湊翔「俺たちに?」

ニラム「佐藤和真は、既に向かう先に居るから、着いてきたまえ。」

 

 そう言って、ニラムさんは動く。

 俺も、ニラムさんの後ろを着いていく。

 しばらくすると、とある部屋に着く。

 

湊翔「ここですか?」

ニラム「ああ。」

 

 俺が部屋の扉を見る中、ニラムさんは迷わずに中に入る。

 俺も後に続く中、中にはカズマも居た。

 

湊翔「カズマ。」

カズマ「湊翔!?お前も呼ばれたのか!?」

湊翔「まあな。」

ニラム「お連れしましたよ。あとはお任せします。」

???「ほう。中々に骨のありそうな奴らが来たものだな。」

 

 俺とカズマがそう話す中、ニラムさんは誰かを呼ぶ。

 すると、1人の老人が現れる。

 

湊翔「あ、あの………………おじいさんは一体、誰なんですか?」

創師「わしか?わしは創師という者じゃ。この城で、兵士たちの指導を行なっておる。」

カズマ「そんなあんたが、俺たちに何の用だよ?」

創師「なあに。お主らも仮面ライダーであると聞いて、少し、腕試しをしたいと思っただけじゃよ。」

 

 そのお爺さんは、創師と名乗った。

 すると、創師はデザイアドライバーを取り出して、プロペラレイズバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、創師の横に、灰色のプロペラと英語でPROPELLERの文字が浮かぶ。

 創師は叫ぶ。

 

創師「変身!」

 

 そう言って、レイズバックルを操作する。

 

ARMED PROPELLER

REDAY FIGHT

 

 すると、レイズプロペラを持った仮面ライダーに変身する。

 頭部の形状は、ゆんゆんのギンペンや、石井樹のナッジスパロウに似ている。

 

カズマ「マジかよ……………。」

創師「仮面ライダーケイロウというらしいぞ。さあ、2人まとめてかかってくるのじゃ!」

湊翔「……………本人が強そうだな。油断は出来ないな。カズマ、行くぞ。」

カズマ「分かったよ。」

 

 俺とカズマも、デザイアドライバーを装着して、それぞれ、レイズバックルを装填する。

 

SET

 

 俺の横には、白色のシリンダーと英語でMAGNUMという文字が、カズマの横には、緑の手裏剣の絵とNINJAの文字が浮かぶ。

 俺とカズマは、変身ポーズをとって叫ぶ。

 

「「変身!」」

 

 そう言って、それぞれのレイズバックルを操作する。

 

MAGNUM

NINJA

REDAY FIGHT

 

 俺はギーツ・マグナムフォーム、カズマはタイクーン・ニンジャフォームに変身する。

 

創師「では、遠慮なく来るのじゃ!」

湊翔「行くぞ!」

カズマ「おう!」

 

 創師がそう言う中、俺とカズマは、創師に向かっていく。

 

湊翔「ハアッ!でやっ!」

カズマ「おらっ!はっ!」

創師「甘い!甘いぞ!」

 

 俺とカズマが攻撃していく中、創師は、俺たちの攻撃を必要最小限の動きで躱していく。

 時には、俺とカズマの攻撃を逸らしたり、片方の攻撃をもう片方に誘導させたりする。

 やっぱり、強い……………!

 

創師「少しはやる様じゃが、まだまだじゃのう。」

カズマ「強ぇえ………………。」

湊翔「カズマ、連携で行くぞ。」

カズマ「お、おう。」

 

 創師がそう言う中、俺とカズマはそう言って、連携攻撃をしていく。

 俺がマグナムシューターで撃って、カズマがニンジャデュアラーで跳ね返して、跳弾として攻撃したり、カズマがキックをする中、俺はマグナムシューターでレイズプロペラを持つ手を狙撃したりする。

 

創師「ほう。連携をするとは、なかなかやるではないか。」

カズマ「よし、行けるぞ!」

湊翔「油断すんなよ!」

創師「じゃが……………甘い!」

 

 俺とカズマはそう言って、創師の横から攻撃をしようとする。

 だが、創師は慌てずにレイズバックルを操作する。

 

PROPELLER STRIKE

 

創師「そぉれ!」

カズマ「うわっ!?」

湊翔「くっ………………!」

 

 創師は、レイズプロペラを上に持ち上げ、高速回転させる。

 その際、エネルギーによって、プロペラ部分が大きくなる。

 俺とカズマは、そのプロペラの攻撃が当たり、吹っ飛ばされる。

 なんとか、受け身の姿勢を取れたので、変身解除は免れた。

 創師は、レイズプロペラを下ろすと、変身解除する。

 

創師「ふむ。中々にやるが、まだ荒い部分もあるのう。よし、わしが鍛えてやろう。」

カズマ「えっ?」

湊翔「良いんですか?」

創師「うむ。最近、退屈してての。相手をしてやろう。」

湊翔「では、お言葉に甘えて。」

カズマ「ええっ!?……………分かったよ。」

 

 創師はそう言って、俺とカズマを鍛える事になった。

 俺たちは、創師との特訓に付き合う事に。

 一方、その頃、ロキ達の方は。

 

ロキ「ほう。ギーツとタイクーンが、王都にいるのか。」

武「へぇ……………そうなのか。」

闘轟「なら、行くとするか。」

要「確かに。」

遥「そうね。あの時の決着がついていませんからね。」

光太郎「そうだな。」

樹「ちょっと待ってくれ。それは、僕に任せて欲しいな。」

 

 ロキがそう言って、馬場武達が動き出そうとする中、石井樹が止める。

 

闘轟「どういう意味だ。」

樹「タイクーンが居るのなら、僕が行くよ。借りは必ず返さないと気が済まないからね。」

ロキ「そうか。なら、樹に任せるとしよう。」

武「ふん。」

樹「……………今に見ていろ、タイクーン。借りは倍にして返すさ。ふふふふ……………。」

 

 闘轟がそう言うと、樹はそう答える。

 ロキによって、樹が向かう事になり、樹はほくそ笑んでいた。

 雀の策略家が、動き出そうとしていた。




今回はここまでです。
今回は、王都でのカズマと湊翔の話です。
この回にて、仮面ライダーケイロウに変身する人物、創師が登場しました。
創師もまた、小型レイズバックルを上手く活用していました。
アームドプロペラで、マグナムフォームのギーツに、ニンジャフォームのタイクーンと互角に渡り合う。
そして、邪悪な雀の策略家が、動き出す。
果たして、カズマはどうなってしまうのか。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
現在、活動報告にて、ギーツIXや、ファンタジーフォーム、4人のエースと黒狐に相当するエピソードのリクエストを承っています。
下記のリンクから、お願いします。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=302686&uid=373253
ガッチャードも、面白かったです。
ちなみに、冬の映画の内容次第ですが、このすばとギーツ、賢者の孫とガッチャードの組み合わせストーリーをやる予定です。
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