第66話 入れ替わり騒動
ベルゼルグの王都から帰ってきた俺たち。
そんな俺たちは、今……………。
湊翔「おい……………。」
トウカ「どうして………………。」
一同「入れ替わってるんだよーーーっ!!」
体と魂が入れ替わっていた。
どうしてこうなったのか。
話は少し前に遡る。
俺たちは、ウィズの店に来ていた。
湊翔「ちわーす。」
ウィズ「あっ、皆さん!」
俺たちがウィズの店に来た理由は、少し滞っていた便利グッズに関する相談をするためだ。
ちなみに、店に来ていたのは、俺、トウカ、白夜、カズマ、アクア、めぐみん、ダクネスだ。
朱翼と武劉は、用事があるそうだ。
その為には、バニルが居ないのかと思ったのだが……………。
白夜「バニルは居ないのか?」
ウィズ「はい。今は、商談に行っていますよ。」
トウカ「そうか。」
アクア「何よ。肝心な時に使えない悪魔ね。」
めぐみん「まあ、そう言わないであげて下さいよ。」
ダクネス「うむ。バニルを待つ間、少し店の商品でも見るか。」
カズマ「そうだな。」
俺たちはそう話して、ウィズの店の商品を見ていく。
そんな中、アクアが何かを見つけたのか、口を開く。
アクア「ねえ、これは何?」
ウィズ「あっ!それは、つい最近仕入れた物なんですよ!確か……………何でしたっけ?」
アクア「ふ〜ん。まあ、どうでも良いんだけど……………って、うわぁぁ!」
湊翔「ん?あ。」
アクアが見つけた物をウィズがそう説明すると、アクアはそれを放り投げてしまう。
すると、床に落ちて、中身が散らばり、アクア以外の面子にかかってしまう。
すると、少しだけ意識が飛ぶ。
すぐに意識は取り戻したが。
カズマ「おい!アクア!お前、それを落とすとか、何考えてんだ!?」
トウカ「ていうか、なんか、体が変なんだけど……………。」
湊翔「え?言われてみれば…………。」
俺たちはそう話すと、体の感覚が変だという事に気づく。
すると、股がスースーして、胸がやけに重い。
まさかと思い、窓の方を見ると、トウカの体だった。
湊翔「あれ……………?俺、トウカになってる?」
トウカ「ていうか、私はめぐみんになってるんだけど………………。」
カズマ「え?」
そう言われて、俺は皆の方を向く。
すると、他の人たちも、見た目自体は特に変わっていないが、様子が変だ。
まさか………………。
湊翔「おい……………。」
トウカ「どうして………………。」
一同「入れ替わってるんだよーーーっ!!」
俺たちはそう叫んで、今に至る。
すると、バニルが戻ってくる。
バニル「やかましいぞ、貴様ら!声が店の外にまで漏れているのだぞ!!」
バニルはそんな罵声を浴びせながら、店の中へと入る。
すると、俺たちの状況を見たのか、少し静かになると、口を開く。
バニル「……………おい。貴様ら、何があったのだ?」
バニルはそう言う。
俺たちは、バニルに事情を説明する。
ちなみに、説明すると同時に、入れ替わったのを把握した。
俺はトウカの体、白夜はダクネスの体、カズマは白夜の体、トウカはめぐみんの体、めぐみんはウィズの体、ダクネスはカズマの体、ウィズは俺の体に入ったそうだ。
ちなみに、分かりやすい様に、名札をつけてある。
すると、バニルは頭を抱えるような仕草をする。
バニル「この……………ポンコツ店主め…………!なぜそのような得体の知れない物を拾ってくるのだ……………!!」
ウィズ「ええっ!?でも、棚が寂しく感じて、何か、新しい商品が無いかと……………。」
バニル「戯け!この様な物を欲しがる者が、何処にいるというのだ!!殺人光線を浴びせてやろうか……………!!」
湊翔「ちょっと待ってくれ!今のウィズの体は俺だから、俺の体が死ぬって!!」
バニルは青筋を浮かべながらそう言うと、ウィズはそう返す。
バニルが殺人光線を放とうとするので、俺はバニルを止める。
すると、バニルはすぐに止める。
バニル「そんな事は分かっておる。焦燥の悪感情を味わう事が出来たし、ギーツを倒してしまうのは、色々と面倒だからな。ひとまずは、折檻はしないでおく。」
ウィズ「あ、ありがとうございます!」
白夜「ウィズ。あの言い方は、元に戻ったら折檻するって意味だぞ。」
バニル「その通りだ。」
ウィズ「ええっ!?」
バニルはそう言って、お仕置きをやめてくれた。
悪感情を頂くとか、相変わらずだな。
ウィズは、元に戻ったら折檻されると知り、顔を青ざめる。
すると、アクアが口を開く。
アクア「そんな事より、この入れ替わってる状況をどうするのよ!!」
白夜「そ、そうだな。」
めぐみん「なら、浬鳥さんに聞いてみてはどうでしょうか?」
ダクネス「そうか!あの人なら、詳しいかも知れない!」
湊翔「なら、さっさと行こう。」
俺たちは、魔黒浬鳥の元へと向かう事に。
ちなみに、店の方はバニルが対応する事になった。
しばらくすると、浬鳥の家に着く。
浬鳥「あら、皆さん、どうしたんですか?」
湊翔「そ、その……………実は、相談したい事がありまして……………。」
浬鳥「ん?」
俺たちはそう言って、相談に乗ってもらう事に。
これまでの経緯と、その薬と説明書を持って、説明した。
すると、顔を青ざめていく。
めぐみん「浬鳥さん?」
トウカ「どうしたんですか?そんなに顔を青ざめて。」
浬鳥「ごめんなさい……………その薬を作ったのは、私なの。」
白夜「………………え?」
アクア「アンタが作ったの!?」
浬鳥「はい…………。」
浬鳥は、そんな風に言った。
詳しく事情を聞く事にした。
どうやら、元々入れ替わりの薬は、浬鳥が魂に干渉する魔法の研究をしていた際にたまたまできたものだそうだ。
ちなみに、どうやって作ったのかを聞くと。
浬鳥「ああ……………昔、私の事を犯そうとして来た盗賊が居たので、その人たちを実験台にしたんですよ。」
一同「…………………。」
そんな風に語った。
盗賊の面子は、哀れだな。
まあ、自業自得なんだけどな。
どうやら、その薬を作った研究所がダンジョン化して、たまたま回収し忘れたのをウィズが拾ってしまったそうだ。
白夜「なるほどな。そんな事が。」
浬鳥「一応、効き目自体は24時間で切れるので、戻らないというのは無いです。」
めぐみん「そうですか。良かったです。」
トウカ「じゃあ、今日は入れ替わった状態でやるしかないわね。」
湊翔「だな。」
俺たちは、そんな風に結論づける。
そんな中、俺たちは入れ替わった体の事について調べていた。
湊翔「トウカの体は……………いつもより速く動けるけど、なんか胸が重…………いだっ!?」
トウカ「あ、あのねぇ!それは、セクハラだからね!!」
アクア「何でそれを素直に言っちゃうのかしら………………。」
俺はそう言うと、トウカは涙目で俺をぶっ叩いてきて、アクアがそう言う。
カズマ「それにしても……………何で俺だけ野郎の身体なんだよ!!」
白夜「俺の体に文句言うんじゃねぇよ。」
めぐみん「……………カズマが女性陣の体に入っていないのは、不幸中の幸いでしたね。」
カズマがそう叫ぶ中、白夜は不服そうにそう言って、めぐみんはそう呟く。
白夜「すげー丈夫だし、運動神経も申し分ないけど、胸が邪魔だし体が重いな。」
ダクネス「お、おい!私の体に対して、重いって言うな!!」
白夜がそう言うと、ダクネスは顔を赤くして叫ぶ。
トウカ「何でだろう……………肩凝りが治った気がするわね。」
めぐみん「何ですか!それは私に対する当てつけですか!?」
トウカがそう言うと、めぐみんはそう叫ぶ。
めぐみん「こんな胸、こんな胸!」
ウィズ「め、めぐみんさん!恥ずかしいので、やめて下さい!!」
湊翔「ウィズ。俺の体でそんな事をしないでくれ。やばい光景になるから。」
めぐみんはウィズの胸を揉み、俺の体に入ったウィズが縋るという傍目から見ると、やばい光景になった。
ダクネス「くっ…………!こんな脆弱な体じゃ、思う存分楽しめないではないか!」
カズマ「おぉぉぉぉい!!俺の体で何をするつもりなんだ!?」
ダクネスがそう叫ぶと、カズマもそう突っ込む。
ウィズ「それはそうと……………なぜか、落ち着かないのですが。」
湊翔「そりゃあ、男の体だからな。」
白夜「無理ないだろ。」
ウィズは、ソワソワしながらそんな風に言う。
ひとまず、確認はし終えた。
仮面ライダーに関しては、現在入っている肉体の人が変身する仮面ライダーになるらしい。
浬鳥「あ、あと。入れ替わった場合、自分のスキルや魔法は元の肉体と合わないから使えなくなるし、肉体の元の持ち主のスキルも元の持ち主じゃないので使えないから、仮面ライダーに変身するか、物理攻撃で戦うしかないわね。」
めぐみん「そ、そんな!?で、でも、私はウィズの体に入っているので、爆裂魔法は使えるのでは!?」
浬鳥「ごめん、無理。」
めぐみん「そんな!?」
浬鳥はそう言うと、めぐみんは食い下がるが、浬鳥はそう言う。
まあ、仮面ライダーに変身すれば大丈夫…………だよな?
ひとまず、俺たちはクエストを受ける事にした。
カズマ「なあ、入れ替わった状態でクエストを受けても大丈夫なのか?」
湊翔「大丈夫……………かな。」
トウカ「まあ、やれるだけはやってみてもありじゃない?」
白夜「ウィズも居るから、大丈夫じゃねぇか?」
めぐみん「ですね。」
ダクネス「まあ、行こう。」
ウィズ「よ、よろしくお願いします!」
俺たちはそう話して、デザイアドライバーを装着して、それぞれのレイズバックルを取り出す。
『SET』
俺の横には、青の持ち手と銀色の刀身の剣の絵とCALIBERの文字が、カズマの横には、黄色い発電機と英語でLIGHTNINGの文字が、めぐみんの横には、戦闘機の絵とJETの文字が、ダクネスの横には、緑の手裏剣の絵とNINJAの文字が、トウカの横には、スピーカーとBEATの文字が、白夜の横には、紫色の手の絵とZOMBIEの文字が、ウィズの横には、白色のシリンダーと英語でMAGNUMという文字が浮かぶ。
「「「「「「「変身!」」」」」」」
俺たちはそう叫んで、レイズバックルを操作する。
『CALIBER』
『LIGHTNING』
『JET』
『NINJA』
『BEAT』
『ZOMBIE』
『MAGNUM』
『REDAY FIGHT』
俺はラウンズ・カリバーフォーム、カズマはライコウ・ライトニングフォーム、めぐみんはホーク・ジェットフォーム、ダクネスはタイクーン・ニンジャフォーム、トウカはナーゴ・ビートフォーム、白夜はバッファ・ゾンビフォーム、ウィズはギーツ・マグナムフォームに変身に変身する。
なんか、複雑だな。
俺たちは、戦闘をする事になった。
湊翔「ハアッ!ふっ!」
俺は、ソードエクスカリバーを振るい、魔物に攻撃していく。
カズマ「おらっ!はっ!」
カズマは、白夜ほどではないが、高速戦闘で攻撃していく。
めぐみん「ハアッ!でやっ!」
めぐみんは、ジェットフォームで飛び、ミサイルなどを放つ。
ダクネス「ハアッ!」
ダクネスは、ニンジャデュアラーを持って攻撃していく。
トウカ「ハアッ!ふっ!」
トウカは、ビートアックスを手に、攻撃していく。
白夜「おらっ!はっ!」
白夜は、ゾンビブレイカーを使わずに、肉弾戦で戦っていく。
というより、握り潰してないか?
ウィズ「ハアッ!ふっ!」
ウィズは、マグナムシューターをライフルモードにして、遠距離から狙撃していた。
順調……………な様に見えたが、実際には違った。
ダクネス「くっ………………!カズマの体は、貧弱で全然楽しめないではないか!」
カズマ「おい!人の体に文句を言うんじゃねぇよ!!」
白夜「くそっ!ダクネスの体、コントロールしきれないな…………!握り潰しちまう!」
ダクネスと白夜は、少し苦戦していた。
カズマの体は、ダクネス達と比べると、脆弱だしな。
逆に、ダクネスの体の力を、白夜は制御しきれない感じだった。
そんな感じに、入れ替わった体の違和感を感じながら戦闘したので、大分苦戦した。
アクア「ぐずっ………!私、汚された…………!またジャイアント・トードに汚されたわ!うわぁぁぁぁぁん!!」
湊翔「しょうがねぇだろ……………違和感があるんだからよ……………。」
カズマ「本当だよ。白夜の高速戦闘に、まだ慣れないんだけど……………うぷっ。」
白夜「そりゃあ、俺の特典だからな。」
トウカ「ビートアックスとは、相性が悪いかもしれないわね……………。」
俺たちは、疲れた様子で屋敷へと戻る。
それで、一旦風呂に入ろうとしたのだが。
白夜「やっぱり、目隠しされるんだな。」
湊翔「まあ、当たり前だろ。」
トウカ「はいはい、動かない!」
ダクネス「何でこんな事に………………。」
そう。
俺と白夜は、トウカとダクネスの体に入ってしまったのだ。
それなので、トウカとダクネスの2人が、自分たちの体を洗う事に。
ただ、カズマの体でやっているので、凄い光景だが。
ちなみに、トイレや着替えの時も、目隠しをされ、2人が対応する。
そして、食事をする時になり、朱翼と武劉の2人も帰って来た。
2人にも、事情を説明する。
朱翼「私達がいない間に、そんな事があったんですか。」
武劉「お前達も大変そうだな。」
めぐみん「私は不満です!爆裂魔法を撃つ事が出来ないなんて!」
ウィズ「まあ、それなりに楽しかったじゃないですか。」
アクア「そう言えるのはアンタだけよ…………。」
朱翼と武劉は、同情の表情を浮かべる。
それから、食事をしたりした。
そして、寝る事になったのだが。
湊翔「……………なんか近くない?」
トウカ「いいだろう、別に。」
トウカがかなり近くで眠る事になったのだ。
ちなみに、アイマスクを付けている。
湊翔「まあ、トウカの体は悪くなかったな。流石に、まだ違和感があるけど。」
トウカ「そりゃあ、いきなり女の子の体に入ったからね。私としては、めぐみんの貧乳姿になるのが違和感なんだけど。」
湊翔「それをめぐみんに言ったら殺されるぞ。」
トウカ「分かってるわよ。」
俺とトウカは、そんな風に話す。
しばらくそんな風に話して、俺たちは寝る。
その翌日、俺たちはウィズの店に集まっていた。
朱翼「それで、あと少しで元に戻るんですよね?」
ダクネス「そうだな。」
めぐみん「くっ……………!この巨乳ともお別れですか……………!」
カズマ「俺としては、女性陣の体に入りたかったけどな……………。」
白夜「まだ言うか……………。」
アクア「それより、まだ戻らないの〜?」
湊翔「もうすぐじゃね?」
俺たちはそんな風に話していた。
すると、意識が体から離脱するような感覚を感じた。
しばらくすると、意識が戻る。
目を開けて、予め用意していた鏡を見ると、元の体だった。
湊翔「元に戻った〜っ!」
トウカ「良かったわね。」
めぐみん「くっ………………!巨乳が…………!」
ダクネス「やはり、この体が落ち着くな。」
白夜「だな。」
朱翼「戻って良かったです。」
武劉「ふっ。」
カズマ「ふぅ〜。」
浬鳥「大変ご迷惑をおかけしました。それでは、失礼しますね。」
ウィズ「ありがとうございました。」
俺たちは、元の体に戻った事に喜び、浬鳥は帰って行った。
これで終わるかと思ったら、そうは問屋が卸さなかった。
バニル「……………さて、ポンコツ店主よ。何か申し開きはあるか?」
ウィズ「ば、バニルさん!話を聞いて下さい!あれは絶対に売れたはずなんです!」
バニル「問答無用!バニル式殺人光線!!」
ウィズ「ほぇぇぇぇぇぇ!!?」
バニルがそう言う中、ウィズは弁解するが、バニルは問答無用にバニル式殺人光線を放つ。
それを食らって、ウィズが黒焦げになって、俺たちは苦笑する。
そして、屋敷へと戻っていく。
ただ、この時の俺たちは知らなかった。
アルダープ「待っていろ、ララティーナ………!お前はワシの物じゃ……………!!」
アルダープが動き出そうとしていたのを。
そして……………。
ロキ「私の計画も動き出す。私の大いなる計画が。フフフフ…………!」
ロキも、何かを企んでいた。
俺たちが生活する中、悪意が静かに動いていた。
今回はここまでです。
今回は、オリジナルの話です。
スーパー戦隊ではよくある、入れ替わり回です。
入れ替わった事で、色々な事がありました。
次回からは、このすばの原作7巻の話に入っていきます。
感想、リクエストなどは絶賛受け付けています。
このすばの原作7巻のエピソードで、色んなオリキャラを出していく予定です。
あと、ラフレシアフォートレスジャマトも出していきます。
今日明かされた情報で、ギーツエクストラの仮面ライダーゲイザーのスピンオフをやるみたいですね。
ゲイザーゼロに関しては、出すかどうかは未定です。
今後の話の展開なども、リクエストを活動報告にて受け付けております。
湊翔のヒロインは、トウカ、ゆんゆん、リアの3人ですが、ゆんゆんとリアの2人をどうしようかなと思いまして。
湊翔も、神様になる予定ですので。
2人も死んだ後に神様になるという感じでもありかなと思いますが、どうしましょうか?
ドゥームズギーツに関しては、今後のVシネマ関連の情報待ちという感じにします。
以前話した通り、タイクーン、バッファ、ライコウにも、ブーストマークIIを使わせます。