この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第78話 現れる黒幕

 俺が前田結斗/仮面ライダーリバイと話をして、誤解が解けた頃。

 

???「どこに行ったんですか…………?」

 

 ジャンヌはめぐみんとゆんゆんの2人を探して彷徨いていた。

 一方、めぐみんとゆんゆんは。

 

めぐみん「何とか振り切りましたね。」

ゆんゆん「ねえ、めぐみん。やっぱりあのジャンヌ、めぐみんに声が似てるんだけど……………。」

めぐみん「だから、何を言うのですか。私は仮面ライダーナーゴですよ?」

 

 めぐみんとゆんゆんは、そんな風に話していた。

 ジャンヌは、変身解除する。

 すると、2人は驚く。

 

めぐみん「一体、どこに行ったのでしょうか?」

 

 そう。

 めぐみんがもう1人いたのだ。

 

めぐみん「えっ!?私がもう1人!?」

ゆんゆん「嘘っ!?」

めぐみん「えっ!?」

 

 それを見た2人は、そんな風に驚き、ジャンヌに変身していためぐみんも驚く。

 すると、ゆんゆんのスパイダーフォンに、連絡が入る。

 

ゆんゆん「み、湊翔さん?どうしたんですか?」

湊翔『悪い。争うのは無しだ。』

ゆんゆん「えっ!?」

 

 ゆんゆんのスパイダーフォンに連絡したのは俺だ。

 皆の誤解を解く為に。

 一方、武劉達の方は。

 

武劉『随分と急だな。』

朱翼『何かあったの?』

湊翔「ああ。どうやら、訳ありみたいだったからな。」

 

 俺は武劉にも同時に連絡をして、そう言う。

 すると、スパイダーフォンから。

 

ダスト『それにしても……………何でデモンズがカズマなんだよ!?』

カズマ『いや、俺に言われても…………。』

 

 そんな風な声が聞こえてくる。

 どうやら、あのデモンズはカズマの様だな。

 俺は、前田結斗から事情を聞く。

 

悪魔「早く進めよ!」

湊翔「赤ちゃんから悪魔が分離!?」

結斗「ああ。」

 

 俺は、結斗から聞いた言葉に驚く。

 どうやら、俺たちの世界と結斗達の世界は、所謂並行世界で、既に魔王は撃破した様だ。

 そんな中、結斗の子供である戒斗という子供から、悪魔がイザンギとバリデロという奴によって分離されたそうだ。

 

結斗「でも、誘拐されちゃって…………。その悪魔を戒斗の体に戻さないと……………命が危ない。」

悪魔「俺と戒斗は一心同体だからな!」

湊翔「……………道理で、いつものデザイアグランプリとは違うわけだ。」

 

 結斗がそう言い、悪魔がそんなふうに言う中、俺はそう呟く。

 違和感の原因は、これだったのか。

 一方、2人のめぐみんとゆんゆんは。

 

Nめぐみん「なるほど。つまり、こことは違う世界の私と言う事ですか。」

Jめぐみん「その様ですね。」

ゆんゆん「私としては、めぐみんが2人いる事に驚いているんだけど…………。」

 

 そんな風に情報共有を行なっていた。

 めぐみんが2人いるが、デザイアドライバーを付けているか否かで識別していた。

 そんな中、ジャンヌに変身していためぐみんが口を開く。

 

Jめぐみん「それにしても、そちらの私たちが参加しているデザイアグランプリとは、何なんですか?」

ゆんゆん「確か……………魔王を倒して、世界を救うゲームって言われたけど…………。」

Nめぐみん「その通りです!」

 

 ジャンヌに変身していためぐみんがそう聞くと、ゆんゆんとナーゴに変身していためぐみんがそう言う。

 すると。

 

人々「キャアアアア!!」

めぐみん達「っ!?」

 

 悲鳴が聞こえてきて、3人が外を見ると、そこには、既にジャマーエリアの壁が迫っていた。

 その壁に飲まれた人は消えていく。

 

Jめぐみん「皆さん!早く逃げて下さい!」

Nめぐみん「急いでください!」

ゆんゆん「逃げて!」

 

 それを見ためぐみん達は、そんなふうに避難を促す。

 すると、避難する人々の流れに逆らいながらやってくる人がいた。

 そこに居たのは、仮面ライダーナイトだった。

 

Jめぐみん「か、かっこいいです!」

Nめぐみん「あれも仮面ライダーなんでしょうか!?」

ゆんゆん「で、でも、デザイアドライバーじゃないよ?」

 

 ナイトを見た2人のめぐみんがそう言う中、ゆんゆんはそう言う。

 すると、ナイトが口を開く。

 

ナイト「命が惜しければ逃げろ。」

Jめぐみん「言ってくれますね!」

Nめぐみん「行きましょう!変身!」

ゆんゆん「待ってよ!」

 

 ナイトがそう言うと、2人のめぐみんとゆんゆんは、変身する。

 

コブラ!』


仮面ライダー!蛇!蛇!蛇!ジャンヌ!

BEAT

STEALTH

 

 2人のめぐみんは変身すると、ナイトへと向かっていき、攻撃するが、ナイトは攻撃をいなす。

 

ナイト「邪魔をするな!」

Jめぐみん「言ってくれますね!」

Nめぐみん「ハァァァァァ!」

ゆんゆん「待ってよ!危ないよ!!」

 

 ナイトがそう言う中、2人は攻撃して、ゆんゆんはそんなふうに叫ぶ。

 2人のめぐみんは、必殺技を発動する。

 

必殺承認!

コブラ!リベラルスマッシュ!

BEAT STRIKE

 

ラブコフ「ラブ〜!」

めぐみん達「ハァァァァァ!」

 

 ジャンヌの方はエネルギー体のラブコフ、ナーゴの方は音符のエネルギーを纏わせてキックを放つ。

 だが。

 

GUARDVENT

 

 ナイトはガードベントを発動して、2人のキックを防ぎ、そのエネルギーは2人へと戻り、吹っ飛ぶ。

 2人は、ジャマーエリアの壁の方に転がった。

 

めぐみん達「ぐぅぅ…………!?」

ゆんゆん「めぐみん!」

 

 めぐみん達が転がる中、ゆんゆんが近寄るが、壁はすぐ近くに迫っていた。

 

ゆんゆん「大丈夫!?」

Jめぐみん「だ、大丈夫です!」

Nめぐみん「って!壁が!?」

めぐみん達「うわぁぁぁぁ!?」

 

RETIRE

 

 ゆんゆんは助けようとするが、3人まとめて、壁に飲み込まれる。

 脱落したのだ。

 それを見たナイトは、口を開く。

 

ナイト「戦わなければ、生き残れない。」

 

 そんな風に言う。

 一方、武劉達の方は。

 

カズマ「なるほどな。お前達は、違う世界の仮面ライダーという訳だ。」

ダスト「俺もそっちのカズマの世界でも、仮面ライダーになってたのか。」

リーン「そうなのね。」

シエロ「僕たちの知るカズマさんではないという事ですか…………。」

エーリカ「みたいね…………。」

リア「ああ…………。」

朱翼「武劉さん、どうしましょうか?」

武劉「…………ひとまず、湊翔達と合流するしかないだろうな。」

 

 武劉達は、デモンズに変身していたカズマと情報交換を行なっていた。

 朱翼がそう聞くと、武劉はそう言う。

 すると。

 

???「へぇ。他にも仮面ライダーが居たのか。」

???「まあ、そうじゃなきゃゲームは面白くないからな。」

武劉「っ!?」

 

 そんな声と共に、武劉達の周りに、仮面ライダーが現れる。

 そこに居たのは、仮面ライダーガイ、仮面ライダータイガ、仮面ライダーシザース、仮面ライダーライアだった。

 

リア「仮面ライダー!?」

シザース「君たちも仮面ライダーなのか。なら、俺が頂点を目指すのを邪魔しないでくれるかな?」

ダスト「あん?いきなり出てきて何言ってんだよ。」

タイガ「本当だよ。俺が英雄になるんだから。」

ライア「俺の占いは当たる。早く逃げろ。」

武劉「……………なんだと?」

ガイ「邪魔すんなよ。俺のゲームを。」

 

 リア達が驚く中、シザース達はそんな風に言い、武劉達に向かっていく。

 武劉達は、すぐに変身して応戦する。

 

カズマ「おらっ!このやろっ!」

武劉「はっ!ふっ!」

シザース「はっ!はっ!」

 

 カズマと武劉は、シザースと戦っていた。

 相手は警察官だが、武劉は自衛隊というのもあって、互角に戦えていた。

 

タイガ「はっ!ふっ!」

リア「はあっ!はっ!」

リーン「ふっ!はあっ!」

 

 リアとリーンの2人は、タイガと応戦していた。

 互角に戦えていた。

 

ガイ「ふんっ!はっ!」

ダスト「おらっ!このやろっ!」

エーリカ「はっ!ふっ!」

 

 ダストとエーリカは、ガイと戦っていた。

 ガイのパワフルな攻撃には、2人は苦戦していた。

 

朱翼「本当に戦わないんですか?」

ライア「ああ。俺は占い師なんでな。」

シエロ「そうなんですか……………。」

 

 朱翼とシエロは、ライアとは戦っていなかった。

 そんな風に話していた。

 乱戦状態になる中、ある方向から。

 

???「こんなゴチャゴチャした戦いは、好きじゃないんだけどな。」

 

 そんな風に言いながら、持っている銃にアドベントカードを装填する。

 その仮面ライダーは、ゾルダだった。

 

FINALVENT

 

 その音声と共に、ゾルダの目の前に、契約モンスターであるマグナギガが召喚され、背中のジョイントにマグナバイザーを接続し、トリガーを引く。

 すると、マグナギガの装甲が開き、そこからミサイルやレーザーが飛んでくる。

 

武劉「なにっ!?」

 

 武劉は突然の攻撃に驚き、回避しようとするが、範囲が広かった。

 ゾルダの前にいる人たちは、爆発に巻きこまれる。

 

カズマ「ぐっ!?ゾルダか!」

朱翼「いきなり……………!?」

武劉「ああ……………何っ!?」

カズマ達「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

RETIRE

 

 エンドオブワールドに巻き込まれるカズマ達。

 ジャマーエリアの壁に飲み込まれ、脱落する。

 それを見ていたジョージ・狩崎達は。

 

ジョージ「仮面ライダーナイトに、仮面ライダーガイ、仮面ライダータイガ、仮面ライダーシザース、仮面ライダーライア、仮面ライダーゾルダ!ライダーバトルで戦った仮面ライダー達さ!」

ツムリ「ゴールまで残り10km。」

アクア「残りは湊翔だけね。」

 

 3人はそんな風に言う。

 一方、俺のスパイダーフォンに、俺を除いた全員が脱落したと連絡が入る。

 

湊翔「えっ?皆脱落……………!?」

結斗「えっ!?カズマ達も!?」

悪魔「早く進めよ!もうお前しかいないんだよ!狐!」

湊翔「……………ああ、分かってる。」

 

 俺が驚く中、結斗も驚く。

 悪魔がそう言うと、俺はゴールへと向かおうとする。

 だが、結斗が叫ぶ。

 

結斗「そいつを返してくれ!奴らは、そいつの力を悪用しようとしている。」

湊翔「………………大勢の命が救えなくなっても良いのか?」

 

 結斗がそう言う中、俺はそう言う。

 すると、結斗が口を開く。

 

結斗「どういう意味だ?」

湊翔「もし、こいつをゴールまで届ける事ができなくなったら、ゲームオーバー。消滅した人達は2度と助からない。」

結斗「そんな……………!?」

湊翔「だけど、届けてゲームをクリアすれば、消えた人たちが助かる可能性がある。」

 

 結斗がそう聞く中、俺はそう答える。

 アルカンレティアでのサボテンナイトジャマトとの戦闘の際、ギロリさんは言っていたのだ。

 

湊翔『………………ギロリさん。逆に、ゲームオーバー…………仮面ライダー達が全滅した場合は、どうなるんですか?』

ギロリ『…………………そのジャマーエリア内は無かった事になり、人々の記憶から抹消され、犠牲になった人たちも戻りません。』

 

 そう。

 ゲームオーバーになったら、大勢の命が助けられないのだ。

 だからこそ、罠だと分かっていても、届けるしかない。

 すると、悲鳴が聞こえてくる。

 

バイス「イヤァァァァァァァ!!」

結斗「バイス?」

バイス「ハァ!ハァ!結斗!うわぁぁぁ!!」

悪魔「なんか賑やかなやつがやって来たな。」

 

 バイスはそんな悲鳴を上げながら、こっちに向かっていた。

 何故か、焼きそばの旗を持っていた。

 

結斗「バイス。何でそんな格好をしてんだよ?」

悪魔「おい、どうゆう状況?」

バイス「色々あったんだけどよ!あの〜…………あの〜…………焼きそばってやっぱ良いよね?」

悪魔「美味いよな〜。」

バイス「ってか、何でこいつと話してるんだよ!?」

 

 結斗がそう聞くと、バイスはそう言う。

 そんな中、俺は口を開く。

 

湊翔「………………悪いけど、何があってもゲームクリアは譲れない。そのあとで連中を倒せば良い。」

結斗「……………分かった。届けよう。」

湊翔「行こう。ゴールまで。」

 

 結斗には悪いが、ゲームクリアにするまでは、これは譲れない。

 結斗も、そう言う。

 俺たちが進もうとすると、目の前にリュウガが現れる。

 

結斗「またアイツか!」

リュウガ「まとめて消えろ。」

湊翔「来るぞ!」

 

 リュウガが迫ってくるのを見て、俺たちは変身する。

 俺はマグナムフォームに、結斗とバイスはコングゲノムに変身する。

 

バイス「結斗〜!俺っち、飯食いたい!」

湊翔「急げ!こっちだ!」

結斗「ん?ああ!」

 

 俺たちは、リュウガから逃げつつ、先に進んでいた。

 逃げた先は、ギルドの酒場だった。

 

バイス「ええっと〜…………ねえ、結斗!3名より4名の方が良いかな?」

結斗「何やってんだ、バイス!そんなの良いから!早く!皆、ここは危ない!早く逃げろ!」

湊翔「早く逃げろ!」

 

 バイスがそんな風に言う中、俺と結斗は、避難させようとする。

 すると、リュウガがギルドの人を吹き飛ばしながら入ってくる。

 

湊翔「バイス!こいつを頼む!」

悪魔「うわぁぁぁぁぁぁ!?」

バイス「ちょっ!?ちょっ!?嘘〜ん!?」

悪魔「投げんじゃねぇよ!!」

 

 俺は、悪魔の入ったリュックをバイスの方に放り投げる。

 すると、リュウガはストライクベントを発動して、炎を吐いてくるので、俺と結斗は、防御する。

 防御を終えて、俺と結斗は攻撃する。

 俺と結斗で連携して攻撃し、結斗のパンチで吹き飛ばす。

 

結斗「よし!バイス!逃げるぞ!」

湊翔「分かった!」

バイス「あいよ!ほぉ〜ら、行きますよ、悪魔ちゃん…………って、全然違うじゃないかい!」

悪魔「こっち!こっち!」

バイス「どこ?あっ、居た!」

悪魔「ふざけてんじゃねぇよ!」

 

 俺と結斗が逃げる中、バイスはそんなふざけを入れつつ、逃げる。

 リュウガから何とか逃げ切った俺たちは、変な自転車で逃げていた。

 

悪魔「おい!壁が来てるぞ!急げ!」

バイス「やべぇ!追いつかれる!助けて!ってか、何でこんなのに乗ってんのよ!ウチら!ああ!ゴール見えてきた!」

 

 バイスと悪魔がそんな風に叫ぶ中、ゴールは目の前だが、壁もすぐ側まで迫っていた。

 

バイス「これさ、走った方が早くねぇか!?」

悪魔「俺は乗り心地良かったけどな!」

 

 バイスがそう言って自転車を乗り捨てると、俺と結斗も自転車を乗り捨てる。

 確かに。

 俺と結斗、バイスは全力で走って、ゴールに到着する。

 

悪魔「走れ!走れ!」

バイス「ゴール!!」

ツムリ「ミッションコンプリート。」

 

 俺たちがゴールすると、そんな声が聞こえてくる。

 すると、ツムリがこっちにやってくる。

 

ツムリ「お疲れ様。……………悪魔ちゃんをこっちに!」

 

 ツムリはそう言うと、悪魔を渡す様に言ってくる。

 結斗とバイスが見る中、俺は意を決して、悪魔の入っているリュックをツムリに渡す。

 

悪魔「ああ〜!お姉さん!また会えましたね!これは運命ですね!」

 

 そんな風に言いながら、悪魔はツムリに連れて行かれる。

 すると、謎の男が拍手をしながら出てくる。

 

???「流石はデザグラ優勝候補、ギーツ。予想通りの展開だが、おかげさまで盛り上がってるよぉ!」

結斗「アイツだ!戒斗の悪魔を連れ去ったのは……………!!」

湊翔「お前……………誰だ?」

コラス「今回のゲームマスター、コラスさ。いかがだったかな?ハラハラドキドキの予選は。」

 

 その男がそう言うと、結斗は反応する。

 アイツが黒幕か。

 俺がそう聞くと、コラスというゲームマスターはそう言う。

 というより、ゲームマスター?

 

湊翔「予選だと?」

コラス「ここからがハイライトだ、ギーツ。血湧き肉躍るショーの、始まりだ。」

結斗「どういう事だ?消えた皆を元に戻せ!!」

 

 俺がそう言うと、コラスは仮面を取って、帽子を被りながらそう言う。

 結斗がそう叫ぶと、コラスは口を開く。

 

コラス「……………ギーツ。君が参加していたのは、デザイアグランプリではない。」

湊翔「何?」

 

 コラスがそう言うと、俺はそんな風に言う。

 どういう意味だ?

 すると、コラスは答えた。

 デザイアグランプリの運営に、何が起こったのか。

 

コラス『……………お前達の動きは制限させてもらおう。』

 

 コラスはツムリを人質に取って、そんなふうに言う。

 拓巳とギロリさんが動きを取れなくなると、コラスはヴィジョンドライバーを取り出して、上部に触れる。

 

HACKING ON CRACK START

 

 その音声と共に、デザイア神殿の雰囲気が変わり、ツムリも姿を変える。

 2人が戸惑う中、コラスは拓巳の持つヴィジョンドライバーに魔法を放ち、ヴィジョンドライバーが使えなくなる。

 

コラス『ゲームマスターの姿が見えないが、今日から俺がゲームマスターだ。』

ツムリ『よろしく、ゲームマスター。』

 

 コラスがそう言うと、ツムリがコラスの腕につく。

 それを見ていたギロリさんと拓巳は。

 

ギロリ『コラス。何をする気だ…………!?』

コラス『世界を作り変えるのさ。』

拓巳『何…………!?』

 

 拓巳とギロリさんが動きを取れない中、コラスはデザイアカードに願いを書く。

 それは、『デザイアグランプリの存在しない世界』という物だったのだ。

 

湊翔「デザイアグランプリの存在しない世界!?……………道理で、拓巳達と連絡が取れないと思ったら……………。」

コラス「君たちが参加していたのは、理想の世界を叶える為に、仮面ライダー同士が戦うゲーム……………デザイアロワイヤル……………!!」

バイス「え?」

 

 俺がそう言うと、コラスはそんなふうにいう。

 デザイアロワイヤル……………?

 俺が首を傾げていると、コラスが口を開く。

 

コラス「予選を生き残ったのは、ギーツ、リュウガ、ナイト、王蛇、ガイ、シザース、タイガ、ライア、ゾルダの9人。そして、もう1人。シードで参加するのが、彼だ!」

 

 コラスがそう言うと、どこからともなく、馬車がやってくる。

 扉が開くと、1人の男が出てくる。

 すると、ツムリがミッションボックスと思われる箱を持ってくる。

 

ツムリ「おめでとう。今日からあなたは仮面ライダーよ。」

湊翔「仮面ライダー!?あいつも!?」

 

 ツムリの言葉に俺が驚く中、その男は箱を開けて、デザイアドライバーを取り出し、装着する。

 

DESIRE DRIVER

 

 その男は鹿の頭の様な絵のIDコアを取り出し、デザイアドライバーの中央部のパーフェクターコアに装填する。

 

ENTRY

 

 その音声が鳴ると、コラスは叫ぶ。

 

コラス「ハッハハハハハ!彼こそが最強の転生者、角淵鹿夫こと、仮面ライダーシーカー!かつて、魔王の討伐に最も近いと言われた男だ!!」

 

 コラスはそう言う。

 あいつも転生者なのか。

 俺が驚く中、その男は見たことの無いレイズバックルを装填する。

 厳密に言えば、カズマが持っているアバターレイズバックルに似ていた。

 

SET WARNING

 

 その音声が鳴ると、ツムリは下がり、その男の右側にパワーアームの絵とPOWERED BUILDERの文字と、左側に赤、青、灰色のコンテナの絵とGIGANT CONTAINERの文字が浮かぶ。

 

湊翔「転生者……………!?」

結斗「アイツも…………!?」

鹿夫「……………変身。」

 

 俺と結斗がそう呟くと、その鹿夫という男はそう言って、大型レイズバックルの方を操作する。

 

WOULD YOU LIKE A CUSTOM SELECTION

 

 その音声が鳴ると、鹿夫の前にSAFETY FIRSTと書かれた文字が現れると、その男の周囲に警告色の鉄骨が現れ、工事現場の様な感じになる。

 それと同時に、鹿夫の横に浮かんでいた二つの文字がパワーアームによって回されるとアーマーになり、装着される。

 あれが、仮面ライダーシーカーという事か。

 モチーフは鹿か。

 それを見ている中、コラスが口を開く。

 

コラス「転生者VS転生者!デザイアロワイヤルを制するのはどっちかな?」

 

 コラスがそう言う中、ツムリが鹿夫の方に近寄る。

 ツムリの手には、あの悪魔が居た。

 

悪魔「何すんだよ!離せよ!やめろよ!」

鹿夫「これが……………最強の力か。フン!」

結斗「やめろ!」

バイス「結斗!」

 

 悪魔が抵抗する中、鹿夫はそう言うと、悪魔を自分の体に当てる。

 結斗とバイスが駆け寄ろうとするが、光が放たれ、俺たちは怯む。

 

鹿夫「うっ!うおぉぉぉぉぉ!!」

 

 鹿夫はそう叫ぶと、紫色の光が鹿夫を包む。

 悪魔を取り込んだのか。

 

結斗「………………ゲームだが転生者だが何だか知らないけど、俺の家族を巻き込むな!戒斗の悪魔を返せ!!」

 

ライオン!

SET

バディアップ!

ガオーン!ゲットオン!野獣の王!ライオン!

見ててください!俺の雄叫び!

MAGNUM

REDAY FIGHT

 

 結斗とバイスはリバイス・ライオンゲノム、俺はギーツ・マグナムフォームに変身する。

 

湊翔「はっ!ふっ!」

結斗「ハアッ!」

バイス「おらっ!」

鹿夫「ふっ!はっ!」

 

 俺と結斗とバイスは、鹿夫に挑んでいく。

 だが、3人がかりであるのにも関わらず、鹿夫は俺たちを圧倒していた。

 俺がマグナムシューターを撃つ中、気にせずに鹿夫は左側に付けていた小型バックルの中の一つの青いハンマーが付いているバックルを取り出すと、大型レイズバックルに装填する。

 

GIGANT HAMMER

 

 その音声が鳴ると、再び大型レイズバックルを操作する。

 

GIGANT HAMMER

 

 すると、左の足の部分から、大きなハンマーが現れる。

 なるほど、ああやって装備するのか。

 俺がそう思う中、鹿夫は。

 

鹿夫「うぉぉぉぉぉ!!」

バイス「危ねぇ!?」

 

 そう叫ぶと、ハンマーを地面に叩きつけて、壁を生み出す。

 ああやって、即座に建築出来るのか!

 そう思いながら、上半身部分にモンスターレイズバックルを、下半身部分にビートレイズバックルを装填し、レイズバックルを操作する。

 

DUAL ON

MONSTER BEAT

REDAY FIGHT

 

 俺は、ギーツ・モンスタービートフォームになって、攻撃するが、あのハンマーで離されてしまう。

 周囲に鉄骨が建つ中、俺と結斗とバイスは、攻撃していくが、あのハンマーのパワーによって吹き飛ばされる。

 

湊翔「強いな。」

結斗「なら!ハァァァァァ!」

 

 俺がそう呟くと、結斗は炎を出すが、鹿夫は壁を生成する。

 すると。

 

GIGANT BLASTER

GIGANT BLASTER

 

 その音声が聞こえると、壁の一部が開き、鹿夫が銃を持って攻撃してくる。

 

結斗「ぐっ!」

バイス「結斗!うわぁぁぁ!?」

湊翔「くっ!」

 

 その攻撃力は高く、俺たちは吹っ飛んでしまう。

 すると、コラスが口を開く。

 

コラス「仮面ライダーリバイス!中々やるな!君たちも最終戦に招待しよう!その方が盛り上がる!」

結斗「最終戦……………!?」

 

 コラスがそう言うと、何かを結斗とバイスに投げつける。

 それは、チケットだった。

 そのチケットには、『あなたをデザイアロワイヤルに招待いたします』と書かれていた。

 すると、コラスは何かの光を結斗に照射して、リバイスドライバーに当たると、勝手に変身が解けてしまう。

 

コラス「ちなみに、君たちのリバイスドライバーは使えなくさせてもらった。デザイアロワイヤル最終戦で、また会おう。フハハハハハ!」

結斗「待てっ!」

バイス「結斗!」

 

 コラスがそう言う中、結斗が追おうとすると、鹿夫が出したゲートに消えて、ゲートは消えてしまう。

 

結斗「そんな……………!?」

バイス「だぁぁぁぁ!!」

 

 結斗が途方に暮れる中、バイスはそんな風に叫ぶ。

 とんでもない事になってきたな。

 俺はそう思うのだった。




今回はここまでです。
今回は、コラスが湊翔達の目の前に姿を現しました。
そして、ナイトだけでなく、ガイ、シザース、タイガ、ライア、ゾルダも参戦。
シーカーも登場しました。
結斗達は、リバイスドライバーが使用不能になってしまいました。
原理は、アクアがアイリスのペンダントを封印したのと同じ原理です。
ガイ、シザース、タイガ、ライア、ゾルダのキャラが違うという場合に関しては、申し訳ありません。
自分は、カブトから見始めて、龍騎は全ては見れていないので。
次回は、戦いが始まる直前までをやる予定です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
ガッチャードは、最強ケミー☆ガッチャ大作戦の影響により、ミナト先生が宝太郎達と敵対する事に。
釘宮リヒトも、随分とやってくれました。
ちなみに、この小説と賢者の孫とガッチャードでやる予定の最強ケミー☆ガッチャ大作戦の話では、釘宮リヒトに相当するキャラを出す予定です。
それらやこの小説の今後の展開について、リクエストがある場合は、活動報告から受け付けています。
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