第83話 椅子取りゲーム
デザイアロワイヤルの一件が終わった後、俺たちはというと。
湊翔「はっ!ふっ!はあっ!」
隼「ふっ!はっ!」
白夜「はあっ!でやっ!」
炎魔「おらっ!はっ!」
俺と白夜は、大空隼と紅炎魔の2人に、特訓をしてもらっていた。
ちなみに、全員変身している。
特訓する理由は、やはり、角淵鹿夫という強い相手と戦ったからだ。
あれは、結斗とバイスの協力があったから勝てたのであって、俺単独だと、破滅の門が建設されて終わりだろう。
白夜とかの影響を受けたのか、鍛錬をするというのをよくやる様になった。
しばらくして、特訓を終える。
隼「ふむ。なかなかにやりますね。筋が良いですよ、湊翔さんは。」
湊翔「ありがとうございます。」
炎魔「白夜、お前は相変わらずに強いな。」
白夜「まあな。」
俺たちはそんな風に話す。
すると。
彩花「皆さん!軽食が出来ましたよ!」
龍牙「冷めないうちに食え。」
その2人がそう言いながら、おにぎりを持ってくる。
俺たちは、変身解除しつつ、おにぎりを食べる。
湊翔「美味しいです。」
白夜「美味いな。」
炎魔「やっぱり、彩花の飯は美味いな!」
彩花「まだありますからね。」
隼「それにしても、君が料理が出来るとは、少し意外かな。」
龍牙「悪いか?こう見えても、アクセルの孤児院の子供達に料理を振る舞ってるんだぞ。」
俺と白夜と炎魔がそう言いながら食べ、彩花さんがそう微笑む。
隼と龍牙はそんな風に話していた。
すると、白夜が口を開く。
白夜「それで、急に鍛えたいとか言ってきたけど、どうしたんだよ?」
湊翔「どうして………………か。前から言われてたわけだし、きっかけは角淵鹿夫との戦いかな。」
彩花「確か………………デザイアロワイヤルで戦った仮面ライダーですよね?」
白夜がそんな風に聞いてくるので、俺はそう答える。
彩花さんがそう聞くと、俺は頷きながら答える。
湊翔「はい。正直言って、あの戦いは、結斗とバイスが居たからどうにかなった面がありますし。」
隼「………………自分をそこまで卑下にしなくても良いんじゃないのかい?」
湊翔「いや、実際、赤ちゃん悪魔を取り込んだあの強さは本当に凄まじい。もちろん、あいつ自身の強さもあったんだろうけどな。」
俺はそう言うと、隼はそんな風にフォローをする。
だけど、俺はそんな風に言う。
紛れもない本心だ。
湊翔「それに、馬場武達もジャマトも確実に強くなってる。今のままじゃ、どこかで勝てなくなる。だからこそ強くなるんだ。この世界を守るって決めたからな。」
白夜「湊翔…………………ふっ。そうだな。牛島闘轟も本気を出してくるだろうからな。負けてらんねぇわ。」
俺がそう言うと、白夜もそんな風に言う。
それを、炎魔達は微笑ましく見守っていた。
白夜「それじゃあ、この後、特訓を再開するか。」
湊翔「ああ。………………ん?」
俺と白夜はそう話す。
すると、赤い帽子を被った女の子が見えた気がした。
白夜「どうした?」
湊翔「いや、女の子が見えた気が…………?」
白夜がそう聞き、俺はそう答えるが、再び見ると、その女の子は消えていた。
湊翔「……………悪い。気のせいだ。」
白夜「そりゃそうだろ。ここには、デザイアグランプリの参加者しか来れないんだから。それより、特訓を再開しようぜ。」
龍牙「なあ、特訓を再開するのは良いんだが……………。」
隼「君たちのデザイアドライバーはどうしたんだい?」
「「えっ?」」
俺と白夜はそう言う中、龍牙と隼はそう言う。
俺と白夜は腰を見ると、デザイアドライバーが消えていて、足元にIDコアが転がっていた。
俺たちは困惑していた。
すると、スパイダーフォンに連絡が入った。
湊翔「ツムリさん?」
ツムリ「桐ヶ谷湊翔様、虎雷白夜様!至急、デザイア神殿に来てください!」
白夜「お、おう。」
そんな風にツムリが言うので、俺と白夜は頷く。
それを見ていた隼達は。
隼「招集があったんだろう?早く行った方が良い。」
炎魔「招集があるのなら、仕方ないよな。」
龍牙「デザイアドライバーが消えたことも説明されるかもしれないからな。」
彩花「行ってください。」
湊翔「すいません。」
白夜「じゃあ、あとは頼んだぜ!」
隼達は、そんな風に言う。
俺たちはそんな風に言って、デザイア神殿へと向かう。
デザイア神殿に着くと、カズマ達も居た。
湊翔「カズマ達もか?」
カズマ「湊翔と白夜もデザイアドライバーが消えたのか!?」
白夜「お前らもか………………。」
俺がそう聞くと、カズマがそう言う。
カズマ達もIDコアを残して、デザイアドライバーが消えたのか……………。
俺と白夜は話を聞く。
トウカと朱翼の場合は。
トウカ「………………それで、朱翼。話って何なの?」
朱翼「いえ。トウカは、湊翔さんの事をどう思ってるかなと思いまして。」
トウカ「えっ!?」
トウカはそう聞くと、朱翼はそう聞く。
トウカが驚く中、朱翼は真面目な表情で見る。
トウカは顔を赤くしながら言う。
トウカ「………………好きだよ。ここ最近だと、抑え切れなさそうになりそうで……………。」
朱翼「なるほど………………。ん?」
トウカはそんな風に言うと、朱翼はそんな風にニヤニヤしながらそう言う。
すると、朱翼は何かに気づく。
その視線の先には、赤い帽子を被った少女が居た。
トウカは気づいたのか、声をかける。
トウカ「ん?どうしたの?」
朱翼「いや、赤い帽子の女の子が居て…………。」
トウカ「え?」
トウカがそう聞くと、朱翼はそう言う。
トウカも朱翼の視線の先を見るが、その先には誰も居なかった。
トウカ「………………誰も居ないけど?」
朱翼「気のせいなのかな……………?」
トウカはそう言うと、朱菜は首を傾げる。
すると。
トウカ「ん?」
朱翼「何でIDコアが………………?」
2人の足元にIDコアが転がり、IDコアを拾い上げて、首を傾げる。
一方、武劉達は、ランニングをしていた。
武劉「ふっ。ふっ。」
武劉のランニングは日頃行っている行動だ。
すると。
武劉「ふぅ…………………ん?」
武劉が少し休んでいると、目の前に赤い帽子の女の子が現れる。
武劉「何だ……………?」
それを見て、武劉が首を傾げると、ダイルのIDコアが落ちる。
武劉「何でIDコアが………………?」
それを見て、武劉は訝しげな表情を浮かべる。
一方、カズマ達は。
カズマ「おい、いつまでその卵を温めてるんだよ。」
アクア「何よ、ヒキニート!あのデザイアロワイヤルに巻き込まれて、卵を温められなかったのよ!」
めぐみん「まあ、アクアもデザイアロワイヤルに巻き込まれていたのは驚きましたよ。」
ダクネス「そうだな。」
カズマがアクアにそう聞くと、アクアはそんな風に叫びながら、卵を温めていく。
めぐみんとダクネスはそんな風に呟く。
すると。
ダクネス「ん?」
カズマ「どうしたんだよ?」
ダクネス「いや、赤い帽子を被った女の子が居たような気がしたんだが………………。」
めぐみん「えっ?」
ダクネスはそう言うと、カズマとめぐみんもダクネスの視線の先を見る。
だが、その赤い帽子を被った女の子は居なかった。
めぐみん「居ないですが………………。」
カズマ「気のせいじゃないか?」
ダクネス「そうか……………?」
アクア「というより、アンタ達の足元にIDコアが転がってるわよ?」
カズマ「え?」
それを見て、カズマ達が首を傾げる中、アクアはそう言う。
カズマ達が足元を見ると、それぞれのIDコアが転がっていた。
カズマ「何で転がってるんだよ……………?」
めぐみん「普段、外しませんからね。」
ダクネス「どうなっている……………?」
それを見て、カズマ達は首を傾げる。
俺たちが事情を聞き終えると、ツムリ達が口を開く。
ツムリ「皆さん、集まっていただき、ありがとうございます。」
湊翔「それで、何でデザイアドライバーがいきなり消えたんだよ?」
ギロリ「それは………………ロキ側の介入による物です。」
白夜「ロキ側の介入だと?」
ツムリがそう言うと、俺はそう聞く。
俺の質問にギロリさんがそう答えると、白夜はそう聞く。
ギロリ「ええ。どうやら、ロキ側はヴィジョンドライバーを利用して、ゲームを始めたそうです。」
武劉「ゲームだと?」
ツムリ「その名も、椅子取りゲームです。」
朱翼「椅子取りゲーム……………ですか?」
ギロリさんとツムリがそう言うと、俺たちは首を傾げる。
ツムリがそのゲームに関して説明をする。
ツムリ「椅子取りゲームとは、椅子……………つまり、デザイアドライバーを巡ってのゲームです。」
ダクネス「それが………………どういう事なんだ?」
ギロリ「現在、皆さんのデザイアドライバーはロキ側に奪われています。ジャマト全てに奪われ、一定時間が経過してしまうと、皆さんは脱落してしまいます。」
ツムリがそう言うと、ダクネスがそう聞く。
すると、ギロリさんはそう答える。
マジか。
カズマ「はっ!?何だよそのゲーム!」
武劉「ロキ側が関与していると見て、まちがいないだろうな。」
ツムリ「現在、デザイアドライバーを奪ったジャマトを捜索中です。」
カズマが驚く中、武劉はそう言う。
このデザイアグランプリの運営の性質から考えると、それは魔王に対抗出来る戦力を低下してしまうからな。
俺たちは、ジャマトが発見されるのを待つ事にした。
一方、馬場武達は。
武「へぇ。そんなゲームを始めるのか。」
要「相手側の戦力を低下させる為には、良い作戦だと思いますね。」
遥「そうね。」
光太郎「悪くねぇな。」
ベロバ「ふふふふっ!あいつらを甚振って、不幸にさせてやるわ!」
Sケケラ「悪くねぇな。」
樹「そうだねぇ。ふふふふふ……………。」
その作戦を聞いて、馬場武は特に何も反応していなかったが、要達はそんな風に言う。
そんな中、牛島闘轟は。
闘轟「ふんっ!お前達のお膳立てが無いと倒せないみたいにされるのは断る。俺は自分の手で虎雷白夜を倒す!それだけだ!!」
そんな風に言いながら、どこかへと向かっていく。
一方、サポーター達は。
ジーン「………………良くないな。こういうのは。」
ケケラ「よっぽど、カズマ達を脱落させようとしているんでしょうね。」
キューン「めぐみんを脱落させる訳にはいかない。」
アーン「そうだな。こんな卑怯な手で来るとはな。」
クロス「それじゃあ、行きますか。」
ジーン達はそんな風に話すと、謎の銃を持って、その部屋から出ていく。
一方、拓巳とゼウスは。
拓巳「………………まさか、こんな形で湊翔達を脱落させようとしてくるとはな。」
ゼウス「ロキもまた、仮面ライダーギーツを見ていた。そんな流れで落としていこうと思ったのだろうな。」
拓巳とゼウスは、そんな風に話していた。
すると、ゼウスの横に控えていたサダメルがゼウスに聞く。
サダメル「それで………………いかがいたしましょうか?」
ゼウス「………………そうだな。サダメルは情報収集。拓巳はあれを出して、彼らのサポートを頼む。」
拓巳「ああ。それで、ゼウスはどうするんだ?」
ゼウス「………………サダメル。ロキ側の動きはどうなっている?」
サダメルがそう聞くと、ゼウスはそう言う。
拓巳の質問に対しては、ゼウスはサダメルに質問する。
サダメル「はい。ロキ側は、バッファノワールが単独行動をする可能性が高いかと。」
ゼウス「そうか。なら、私自らが牛島闘轟の方へと向かおう。」
拓巳「何?」
サダメル「しかし、ゲームマスター自らが赴くのですか?」
ゼウス「ああ。無論、負けはしない。」
サダメルがそう答えると、ゼウスはそう言う。
拓巳は反応し、サダメルはそう聞く。
ゼウスはそう答える。
それを見たサダメルは。
サダメル「……………かしこまりました。」
ゼウス「では、頼んだぞ。」
サダメルはそう言って頭を下げる。
ゼウスと拓巳は、動き出す。
お互いに、ヴィジョンドライバーを手に取っていた。
一方、俺たちはというと。
ツムリ「皆さん!ジャマトの潜伏先を突き止めました!」
ギロリ「急げ!現状、全てのデザイアドライバーがジャマトライダーの変身に用いられている!あと1時間で奪還できなかった場合は、君たちは脱落となる!」
湊翔「分かりました!」
ツムリとギロリさんがそう言う中、俺たちは転送される。
転送されると、カズマが口を開く。
カズマ「でも、俺達は変身出来ないんだぞ!?どうやって取り戻せば良いんだよ!?」
白夜「そんなもん、誰か1人が手に入れて、そこから他の奴らのデザイアドライバーを回収するしかないだろ!」
武劉「幸い、レイズバックルは奪われずに済んでいる。レイズバックルの武器で応戦するしかないだろう。」
トウカ「それしか無いわよね。」
めぐみん「ですね。」
ダクネス「アクアには支援魔法をかけてもらった。可能性はあるはずだ。」
湊翔「行くぞ!」
俺たちはそう話して、各々のレイズバックルの武器を出して、ジャマトの潜伏先へと向かう。
すると、ジャマト達が大量にいて、ジャマトライダーは合計8体居た。
湊翔「まずは周囲のジャマトを倒しつつ、ジャマトライダーを何とか倒す!行くぞ!」
カズマ「ったく!しょうがねぇなぁぁぁぁ!!」
俺とカズマはそう叫ぶと、ジャマトへと向かっていく。
ジャマト達も、俺たちに気付いたのか、俺たちに向かってくる。
湊翔「ふっ!はっ!はあっ!」
俺は、ジャマトの攻撃を躱しつつ、格闘戦を行ったり、マグナムシューターを撃ったりする。
トウカ「ハアッ!ふっ!でやっ!」
トウカは、ソードエクスカリバーを手に、ジャマトを斬っていく。
白夜「オラっ!ハアッ!この野郎!」
白夜は、己の能力で素早く動き、ジャマトに攻撃していく。
朱翼「はっ!ふっ!でやっ!」
朱翼は、ハーメルンソードを演奏しながら、音波攻撃を行ったり、斬撃攻撃を行っていく。
武劉「はっ!ふっ!」
武劉は、格闘戦を行い、ジャマトを最低限の動きで捌き、倒していく。
カズマ「はあっ!ふっ!この野郎!」
カズマは、ニンジャデュアラーを持って、ジャマトに攻撃していく。
めぐみん「ハアッ!ふっ!」
めぐみんは、ビートアックスを手に、ジャマトに攻撃していく。
ダクネス「ハアッ!くっ!」
ダクネスは、ゾンビブレイカーを手に、ジャマトに攻撃していくが、被弾率は高かった。
それでも、大したダメージになってはいないが。
俺たちが攻撃する中、強力な攻撃が飛んでくる。
湊翔「くっ!」
俺たちが身構える中、煙が晴れると。
???「よお、てめぇら。」
トウカ「っ!?シャドウライダー達か!」
白夜「こんな時に!」
煙が晴れると、そこに居たのは、馬場武達を始めとするシャドウライダー達だった。
マジか。
ロキ側は、本気で俺たちを脱落させる気みたいだな。
ただ、牛島闘轟の姿が見えなかったが、代わりに石井樹の姿があった。
樹「君たちにはここで脱落してもらうよ。」
武「久しぶりに戦おうぜ!」
要「行きますよ。」
遥「ええ。」
光太郎「おうよ!」
そこから、シャドウライダー達が攻撃してきて、俺たちは苦戦する。
シャドウライダー達やジャマトライダー達の攻撃は凄まじかった。
残り時間が10分にまで迫ると、俺たちは追い詰められた。
湊翔「くっ……………!」
武「いよいよだな。」
樹「君たちは、脱落確定だ。」
カズマ「くそっ……………!」
俺たちが歯を噛み締め、石井樹を筆頭に嘲笑う表情を浮かべる。
すると、どこからともなく、攻撃が飛んでくる。
光太郎「危ねっ!?」
遥「何?」
その攻撃は、シャドウライダー達やジャマトライダー達に飛んできて、その攻撃が飛んできた方を向く。
すると。
???「変身が出来ない相手を一方的に嬲るなんて、白けた真似をするなよ。」
湊翔「っ!?ジーン!」
そんな声が聞こえてきて、俺はそう叫ぶ。
そう、視線の先に居たのは、ジーンを始めとする面子だった。
他の人たちのサポーターも居た。
ケケラ「待たせたわね〜!カズマ!」
カズマ「ケケラ……………なんだよな?」
キューン「待たせましたね!めぐみん!」
めぐみん「キューン!?」
アーン「よく持ち堪えたな。褒めてやろう。」
ダクネス「アーンまで!?」
クロス「待たせたな!」
白夜「クロス!?」
それぞれのサポーターも居て、驚いていた。
そんな中、石井樹達は。
樹「せっかく良いところだったのに、邪魔しないでくれるかな。」
ジーン「残念だけど、お前達のそんな事には興味なくてね。」
樹がそんな風に言う中、ジーンはそう言う。
すると、ジーン達は何かを取り出し、腰に当てる。
『LASER RAISE RISER』
その音声が鳴ると、腰に何か装着される。
ドライバーの類の様な物だった。
俺たちが驚く中、それぞれのサポーター達は、腰についている銃みたいな物を取り出す。
そして、腰に当てた物を合体させる。
『ZIIN SET』
『KEKERA SET』
『KYUUN SET』
『AAN SET』
『KUROS SET』
その音声が流れる中、サポーター達はその銃———レーザーレイズライザーというのだろう———それを構えて、言う。
一同「変身。」
そう言うと、トリガーを引く。
『LASER ON』
その音声が鳴ると、そのレーザーレイズライザーからカードの様なエネルギーが放出され、変身者達の周囲を飛び回る。
すると、変身者達の周囲からブロック状のエネルギーが現れ、包み込んでいく。
そこから、姿が変わっていくが、人型になるのはジーンとクロスだけで、残りのメンツは動物みたいな姿になっていく。
『ZIIN LOADING』
『KEKERA LOADING』
『KYUUN LOADING』
『AAN LOADING』
『KUROS LOADING 』
『REDAY FIGHT』
その音声が終わると、周囲を飛び回っていたカードが装着され、変身が完了する。
そう、仮面ライダーに。
ジーン「俺が求めているのは……………感動だ。」
ジーンは、そんなふうに言う。
すると。
拓巳「待たせたな。」
湊翔「拓巳!?」
そんな風に言いながら、拓巳が現れる。
その横には、ゴーレムを従えていた。
ゴーレムの腰にはデザイアドライバーが装着されていた。
白夜「何だよそいつ。」
朱翼「なんか………………あの遺跡のゴーレムに似ていませんか?」
トウカ「確かに………………。」
拓巳「こいつらは、ある博士が作ったゴーレムを改良した物だ。それを見せてやろう。ゲームの進行を妨げる連中の排除も兼ねてな。」
それを見た白夜達がそう反応する中、拓巳はそう言いながら、ヴィジョンドライバーを装着する。
拓巳がヴィジョンドライバーの上部のバイオメトリクサーに親指を触れさせる。
『GLARE, LOG IN』
『SET』
待機音が流れる中、片方のゴーレムにはスピーカーとBEATの文字が、星が散りばめられていて、モンスターの顔と一体化したMONSTERという文字が現れる。
拓巳「変身。」
拓巳がそう言うと、ヴィジョンドライバーの横側にプロビデンスカードをスキャンし、ゴーレム達もレイズバックルを操作する。
『INSTALL』
『DOMINATE A SYSTEM, GLARE』
『BEAT』
『MONSTER』
『REDAY FIGHT』
拓巳がグレアに変身する中、ゴーレム達は驚きの姿になる。
片方はリバイ・ビートフォーム、もう片方はバイス・モンスターフォームに変身したのだ。
カズマ「リバイとバイス!?」
湊翔「結斗とバイスのデザイアドライバーを使ったのか!?」
拓巳「ああ。戦力の増強の為に、本人達に許可を貰い、ゴーレム達に使える様にしたのだ。」
カズマと俺が驚いていると、拓巳はそう説明する。
拓巳達も、ジャマトの方へと向かう。
一方、牛島闘轟は。
闘轟「待っていろ、虎雷白夜。……………ん?」
???「バッファノワール……………!」
牛島闘轟はそう言いながら、向かっていたが、その目の前に、ニラムの姿になったゼウスが現れる。
闘轟「お前……………ベルゼルグ王国の王の側近か?」
ニラム「お前達は………………我々のデザイアグランプリの進行を妨げるバグだ。」
『VISION DRIVER』
闘轟がそう聞く中、ニラムはそう言いながら、ヴィジョンドライバーを装着する。
ニラム「よって………………私が抹消する。」
ニラムはそう言うと、ヴィジョンドライバー上部のバイオメトリクサーに親指を触れさせる。
『GAZER, LOG IN』
そんな音声が流れると、待機音が流れて、右腰のプロビデンスカードを取り出して、言う。
ニラム「変身。」
そう言って、プロビデンスカードをヴィジョンドライバーへスキャンする。
『INSTALL』
『INNOVATION & CONTROL, GAZER』
その音声が鳴ると、ニラムの周囲にドミニオンレイという物が現れ、それがニラムを包み込むように旋回する。
そして、ニラムは仮面ライダーゲイザーへと変身する。
それを見た牛島闘轟は。
闘轟「ほう………………デザグラの関係者か。なら、相手をしてもらおう。」
そう言って、ジャマトバックルを取り出す。
一方、ジーン達が変身したのを見た馬場武達は。
武「へぇ……………面白い。相手をしてくれよ。」
要「ベロバと同じサポーター達か。」
遥「相手をしてあげるわ。」
光太郎「行くしかねぇか。」
樹「邪魔はさせないよ!」
馬場武達はそう言って、ジャマトライダー達と共に向かってくる。
だが、サポーター達は慌てていなかった。
ジーン「ふっ。」
ジーンがレーザーレイズライザーを撃つと、馬場武達の左肩に命中して、その装甲をあっさりと破壊する。
馬場武達がその衝撃に倒れる中、躱した石井樹とジャマトライダーが向かってくる。
樹「ハァァァァァ!……………うわっ!?」
ジーンが胸の前で指をスライドすると、樹とジャマトライダー達が壁に叩きつけられる。
樹「どうなって……………っ!?」
樹とジャマトライダー達が困惑する中、そこにジーンだけでなく、残りのサポーター達も攻撃する。
ジーン「はっ!」
ケケラ「でやぁぁぁぁ!!」
キューン「はぁ!」
アーン「ふんっ!」
クロス「おらっ!」
ジーン達が銃撃すると、石井樹達が吹っ飛ばされる。
樹「つ、強い……………!」
武「分が悪いか……………。」
要「引いた方が良さそうですね。」
遥「そうね……………。」
光太郎「だな……………!」
馬場武達はそう話すと、そのまま撤退する。
そんな中、ジーンの銃撃を受けたジャマトライダーが撃破され、デザイアドライバーが落ちる。
それをジーンが拾うと。
ジーン「湊翔!パワードビルダーとブーストも使え!」
そう言いながら、俺にデザイアドライバーとブーストレイズバックルを投げ渡してくる。
俺はそれをキャッチして、ギーツのIDコアを装填する。
『ENTRY』
その音声が鳴ると、俺はパワードビルダーレイズバックルとブーストレイズバックルを装填する。
パワードビルダーには、ギガントブラスターのレイズバックルが装填されている。
『SET CREATION』
その音声が鳴ると、俺の右側にパワーアームの絵とPOWERED BUILDERの文字と、左側にバイクのマフラーから火が出る絵とBOOSTの文字が浮かぶ。
俺は変身ポーズを取ると叫ぶ。
湊翔「変身!」
そう叫んで、二つのレイズバックルを操作する。
『DEPLOYED POWERED SYSTEM』
『GIGANT BLASTER』
『READY FIGHT』
その音声が鳴ると、角淵鹿夫が使った時と同様のファクトリーが建設され、パワードアームがパワードビルダーのアーマーとブーストのアーマーを装着する。
俺は、ギーツ・パワードビルダーブーストフォームに変身する。
その手には、ギガントブラスターが握られていた。
湊翔「ここからが、ハイライトだ!」
俺はそう叫ぶ。
そして、ジャマトライダー達に挑んでいく。
湊翔「ハアッ!ふっ!でやっ!」
俺はギガントブラスターを使い、ジャマトに攻撃していく。
ギガントブラスターは巨大なので、取り回しは悪いが、その分はブーストの方でカバーをする。
一応、先端に短剣が付いているので、それで攻撃もする。
一方、サポーター達は。
ケケラ「ギーツに美味しい所を持って行かせないわよ!」
キューン「私たちも行きましょう!」
アーン「ああ!それには同感だ!」
クロス「行くぜぇぇぇぇ!」
そんな風にサポーター達は叫びながら、ジャマトライダーへと向かっていく。
ケケラ「おりゃっ!ハアッ!」
ケケラは、ジャンプしながらレーザーレイズライザーで銃撃したりベロ攻撃をしたりしていく。
キューン「ふっ!はっ!」
キューンは咆哮をしてジャマトを怯ませ、レーザーレイズライザーで銃撃していく。
アーン「ハァァァァァ!!」
アーンは突進をしてジャマトを刎ね飛ばしていく。
クロス「オラっ!はあっ!」
クロスはジャマトやジャマトライダーの攻撃を最低限の動きで躱し、レーザーレイズライザーの攻撃で倒していく。
サポーター達の攻撃により、ジャマトライダーが撃破される。
デザイアドライバーが落ちて、サポーターが拾い上げる。
ケケラ「カズマ!受け取りなさい!」
キューン「めぐみん!」
アーン「ダクネス、受け取れ!」
クロス「白夜!行け!」
サポーター達はそう言いながら、カズマ達にデザイアドライバーを投げ渡す。
カズマ「よっしゃ!」
めぐみん「これで戦えます!」
ダクネス「行くぞ!」
白夜「おう!」
カズマ達はそう言うと、デザイアドライバーにそれぞれのIDコアを装填する。
『ENTRY』
その音声が鳴ると、カズマ達はそれぞれのレイズバックルを装填する。
『SET』
『SET LREGULATION』
『SET FEVER』
それぞれのレイズバックルを装填すると、待機音が流れてくる。
カズマ達は叫ぶ。
「「「「変身!」」」」
そう叫ぶと、それぞれのレイズバックルを操作する。
『BEAT』
『DUAL ON』
『ANOTHER FORM TO WEAR』
『HIT FEVER BEAT』
『ZOMBIE & BOOST』
『UNPREDICTABLE EVOLUTION』 『MONOCHROME CLUSTER』
『REDAY FIGHT』
カズマはタイクーン・アバターフォーム、めぐみんはフィーバービートフォーム、ダクネスはゾンビブーストフォーム、白夜はライコウ・クラスターフォームへと変身する。
カズマ達は、ジャマトの方へと向かっていく。
一方、拓巳とリバイとバイスは。
拓巳「ふっ!はっ!はあっ!」
拓巳は、必要最低限の動きでジャマトの攻撃を躱し、カウンターで攻撃を叩き込んで撃破していく。
リバイ「ふっ!はっ!」
バイス「おらっ!このっ!」
リバイとバイスは、それぞれの武器を使って、ジャマトライダーに攻撃していく。
拓巳達は、必殺技を放つ。
『DELETE』
『BEAT STRIKE』
『MONSTER STRIKE』
拓巳はキックと同時に斬撃波を放ち、リバイとバイスは、それぞれの必殺技を発動して、ジャマトライダーを撃破する。
ジャマトライダーがデザイアドライバーを落とす中、拓巳はその三つを回収する。
拓巳「これを使え!」
拓巳はそう叫びながら、三つのデザイアドライバーを、トウカ、朱翼、武劉に投げ渡す。
トウカ「ありがとう!」
朱翼「行きましょう!」
武劉「ああ。」
トウカ達は受け取ると、デザイアドライバーにそれぞれのIDコアを装填する。
『ENTRY』
その音声が鳴ると、トウカ達はそれぞれのレイズバックルを装填する。
『SET』
『SET FEVER』
待機音が流れる中、トウカたちは叫ぶ。
「「「変身!」」」
そう叫んで、それぞれのレイズバックルを操作する。
『CALIBER』
『BUSTER』
『HIT FEVER CALIBER』
『HAMELN』 『HIT FEVER BUSTER』
トウカはラウンズ・フィーバーカリバーフォーム、朱翼はスワン・ハーメルンフォーム、武劉はダイル・フィーバーバスターフォームに変身する。
トウカ達も、ジャマトの方へと向かう。
一方、闘轟とニラムは。
闘轟「ふっ!はあっ!」
ニラム「ふっ。はっ。」
闘轟はバッファノワール・ジャマトフォームに変身して、ニラムのゲイザーに向かうが、ニラムは闘轟の攻撃に対して、必要最低限の動きで回避したりいなしたりして、カウンターでキックを入れる。
闘轟「つ、強い……………!」
ニラム「さあ、ゾンビバックルを返却してもらおうか。」
闘轟「これは俺のバックルだ!誰にも渡さない!」
闘轟がニラムの強さに驚く中、ニラムはそう言う。
闘轟はそう言ってパンチをするが、あっさり回避される。
泥がある場所で戦闘していたが故に、顔に泥がつく。
ニラム「はぁ………………。」
闘轟「ハァァァァァ!」
ニラムはそう言う中、闘轟が迫る。
ニラムはドミニオンレイを胸以外の物を射出して、ハンカチを取り出して顔についた泥を拭く。
ニラム「ならば、この世界から退場してもらおう。」
ニラムはそう言う。
闘轟「ハァァァァァ!ハァ!ハァ!!」
闘轟はそう叫びながら攻撃していくが、ドミニオンレイのバリアに阻まれ、攻撃が届かない。
闘轟はジャンプをする。
闘轟「ハァ!ハァ!ハァァ!」
闘轟はジャンプをして、上空から攻撃しようとするが、再びドミニオンレイに阻まれる。
攻撃を何度もするがバリアは破れず、バリアが傾き、地面に落下してしまう。
ニラムは、腕を後ろに組みながら立っていただけだった。
闘轟「舐めやがって………………!!」
闘轟はそう毒づき、ジャマトバックルを押し込む。
『JYA-JYA-JYA-STRIKE』
闘轟「ハァァァァァァァァ!!!」
闘轟は腕に蔦———ブロイアームズと呼ばれる物———を巻きつけて、パンチをする。
だが、三度ドミニオンレイのバリアに阻まれてしまい、ブロイアームズも吹き飛んでしまう。
闘轟はそれでもパンチを続けるが、ニラムは左手を開き、右手の指を鳴らす。
すると、ドミニオンレイのバリアが解除されて、闘轟のパンチはニラムへと向かう。
だが………………。
ニラム「ふっ!はあっ!」
闘轟「くっ……………!!」
ニラムはそのパンチをあっさり受け止め、カウンターとして右手のパンチを叩き込む。
そのパンチを受けた闘轟は大きく吹っ飛び、地面に落下する。
ニラムは闘轟の方へと向かい、闘轟の上に乗り、足で闘轟をなじる。
そんな中、ニラムはプロビデンスカードをヴィジョンドライバーにスラッシュする。
すると、ニラムは水色の幾何学模様の軌跡を残して、全てのドミニオンレイと共に上空に飛び上がる。
ニラムは腕を振り下ろす。
『DELETE』
その音声と共に、金色の光を纏ったドミニオンレイが闘轟へと向かう。
闘轟は何かをしていたが、そのまま爆発に呑まれてしまう。
一方、俺たちは。
湊翔「ハアッ!ふっ!でやっ!」
俺はギガントブラスターからギガントハンマーに変えて、ギガントハンマーの一撃でジャマトを吹っ飛ばしていく。
ギガントブラスターは、取り回しが悪いからな。
トウカ「ハアッ!ふっ!でやっ!」
トウカは、ソードエクスカリバーを二本持って、ジャマト達を倒していく。
白夜「おらっ!ふっ!ハァァァァ!」
白夜は、白と黒と黄色の残像を残しながら高速移動をして、瞬く間にジャマトを倒していく。
朱翼「はっ!フッ!でやっ!」
朱翼は、ハーメルンソードを持って、ジャマトに攻撃していく。
武劉「はっ!ふっ!はっ!」
武劉は、両手のクローを使った攻撃や格闘技、砲撃でジャマトを倒していく。
カズマ「おらっ!フッ!ハアッ!」
カズマは、バイクのタイヤ型のヨーヨーを持って、ジャマトに攻撃していく。
めぐみん「ハアッ!てやっ!」
めぐみんは、ビートアックスでジャマトに攻撃していく。
ダクネス「ハァッ!でやっ!」
ダクネスは、ブーストの力で加速しつつ、ゾンビブレイカーで攻撃していく。
他のポーンジャマトが撃破され、あとはビショップのみとなった。
ビショップジャマトが慌てる中、俺はギガントソードに変える。
『GIGANT SWORD』
レイズバックルを変えて、すぐにブーストタイムを発動する。
『BOOST TIME』
その音声が鳴ると、ギガントソードが巨大化して、パワードビルダーのサブアームでギガントソードを支える。
湊翔「俺の力………………見せてやる!」
俺はそう言うと、パワードビルダーバックルを操作する。
『GIGANT STRIKE』
その音声が鳴ると、俺はサブアームを操作して、ギガントソードを振り下ろす。
そのギガントソードは、大きいままビショップジャマトへと迫る。
ビショップJ「ジャ!?ジャ!?ジャ〜!!」
迫るギガントソードにビショップジャマトは慌てるが、時すでに遅く、一刀両断される。
ビショップジャマトは爆発し、ギガントソードも元の大きさに戻る。
ツムリ「ミッションコンプリートです!」
ツムリのそんな声が聞こえる中、ブーストレイズバックルから煙が出てくる。
湊翔「やっべ!」
俺はすぐにブーストレイズバックルを誰もいない方に向ける。
ブーストレイズバックルは、そのままどこかへと飛んでいく。
サポーター達は、いつの間にか姿を消していた。
俺たちは、そのまま帰還した。
一方、ニラムの方は。
闘轟「ううっ!」
ニラム「…………………うん?」
倒したと思い、そのまま去ろうとするが、そんな呻き声が聞こえてきて、ニラムは闘轟の方を見る。
そこには、ゾンビジャマトフォームとなったバッファノワールの姿があった。
ニラム「死してなお、生きたか。ゾンビフォームの耐久力で耐えたのか。」
闘轟「ああっ!かかって……………こいよ…………………!!」
ニラムはそう冷静に分析する中、闘轟は立つのもやっとの状態だった。
それを見ていたニラムは。
ニラム「………………満身創痍の身でそう言うとはな。良いだろう。トドメを刺してやる。」
そう言い、満身創痍の闘轟に向かっていく。
だが………………。
ロキ「もう良いだろう。流石に撤退しろ。」
闘轟「なっ!?俺はまだやれ……………!?」
ロキ「今回は挨拶がわりだ。」
ニラム「ロキ………………。」
ロキ「ニラムよ。これで終わりだと思ったか?始まりに過ぎないのだ。」
そこにロキが現れ、ニラムが向かおうとすると、ロキはそう言い残して、そのまま撤退する。
それを見ていたニラム………………ゼウスは。
ゼウス「とんでもない事になりそうだな。対策を講じる必要がありそうだ。」
そう言って、去っていった。
一方、俺たちは。
湊翔「何とか脱落せずに済んだな……………。」
カズマ「本当だよ………………。」
白夜「だが、奴らも本気なのは分かった。警戒するに越した事は無いな。」
武劉「そうだな。」
めぐみん「ところで……………‥それは何ですか?」
俺とカズマがそう言う中、白夜と武劉がそう言う。
すると、めぐみんが反応する。
ダクネスが何かを持っていたのだ。
ダクネス「これか?実家からアルダープの件でのお礼として、霜降り赤ガニが送られてきたのだ。」
アクア「美味しそうじゃない!私はゼル帝を温めるのに忙しいから、よろしくね。」
朱翼「アクアさん………………。」
トウカ「なら、私と朱翼、ダクネスでいいかしらね?」
「「えっ!?」」
ダクネスはそう言いながら現れると、アクアはそんな舐めた事を口にして、朱翼が呆れる。
トウカがそう言うと、ダクネスと朱翼は驚く。
朱翼「えっ?トウカさんって、料理出来たんですか?」
トウカ「出来るわよ、それくらい。」
ダクネス「えぇぇ………………?」
朱翼がそう聞くと、トウカはそう言う。
それを聞いて、ダクネスは不安げな表情を浮かべる。
それを見たトウカは。
トウカ「ああっ!今、私が料理できると言った事を、信じていないな!?」
朱翼「いや、そんなことないですよ?ねっ?ダクネスさん!」
ダクネス「あ……………あぁ、そうだぞ。別に私たちは……………。」
トウカ「とぼけるな!その顔を見れば、分かるんだよ!」
湊翔「…………………ん?」
トウカはそう叫ぶと、朱翼とダクネスはそんな風に誤魔化すが、トウカはそう叫ぶ。
そのやりとりが引っかかった。
アテナ『ああっ!今、私が女神だと言った事を、信じていないな!?』
湊翔『い、いや、何の事ですかね………?』
アテナ『とぼけるな!その顔を見れば、分かるんだよ!』
かつて、この世界に転生する際に、女神アテナとのやり取りに似ていた。
まさか、トウカは本当に………………?
そんな風に考えている中、しばらくして、トウカ達はご飯を完成させていた。
俺たちは飯を食べる事にした。
そんな中、俺は考えながら食べていた。
思い返せば、トウカとアテナは似ている部分が多い。
髪の色やら性格やら。
確信に近い感じになっていた。
すると。
トウカ「湊翔、それは私が作ったんだが…………どうだ?」
トウカは不安そうな表情で聞いてくる。
俺はトウカの質問に答える。
湊翔「「え?あ、うん!美味しいよ。」
トウカ「そうか……………。料理するの久しぶりだったから不安だったが……………上手くできてよかったよ。」
俺がそう答えると、トウカは嬉しそうにはにかむ。
それを見た俺は。
湊翔(……………また今度、聞いてみるか。)
俺はそう思うのだった。
こうして、波乱の1日が幕を閉じた。
だが、この時の俺たちは気づいていなかった。
この椅子取りゲームが、これから起きる出来事の序章に過ぎなかった事を。
今回はここまでです。
投稿が遅れてしまい、すいませんでした。
色々と忙しくて。
今回は、椅子取りゲームです。
ただ、それはゼウス側ではなく、ロキ側が仕掛けていた。
サポーターにゲイザーが、本格的に参戦していきます。
とはいえ、ゼウスの立場上、あまり動けませんが。
次回は、ジャマーガーデンへの攻め込みの話になる予定です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
昨日のガッチャードは、クロトーが特殊なマルガムになるとは。
そして、クロスウィザード以来の日本語を喋るケミーであるズキュンパイア。
果たして、宝太郎達はどうなるのか。
ジャマト・アウェイキングも1ヶ月後に迫りましたね。
どんな話になるのか楽しみです。
今後のこの小説の展開などでリクエストがあれば、活動報告にて受け付けています。
4人のエースと黒狐に相当する話も、魔王討伐後の話としてやる予定です。
最強ケミー☆ガッチャ大作戦に関しては、賢者の孫とガッチャードの方でやる予定です。