この白狐の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第84話 ジャマーガーデンへの攻撃

 椅子取りゲームが終わってから、1日が経過した。

 俺は、アクセルの街を歩いていた。

 今、暇になったからだ。

 とはいえ、考えていることがあったのだ。

 

湊翔(やっぱり……………トウカの正体はアテナなのか……………?)

 

 そう。

 先日、トウカの発言が、かつてアテナが俺にした発言と同じなのだ。

 ちょくちょく、そんな風に思っていたが、確信に至った。

 間違いなく、トウカの正体は、アテナだ。

 だが、それをどうやって聞こうかと考えている。

 普通に聞いては、はぐらかされそうだし。

 そんな風に考えていると、クリスとカズマの声が聞こえてくる。

 

クリス「……………ふふ、流石ですねサトウカズマさん。いいえ、それでこそ私の助手君と言えるのでしょうか。そう、あなたの予想通りです。ある時は冒険者。またある時は義賊の頭領。またある時は、ダクネスの友人の1人……………しかして、その正体は……………!」

カズマ「意外とノリノリですね、エリス様。」

湊翔「ん?」

 

 そんな声が聞こえてきたので、俺は驚いた。

 クリスの正体は、ちょくちょく出会ったあの女神エリス様なのか?

 俺は2人には悪いが、盗み聞きになる様な形で話を聞く事に。

 地上に降りてきた理由は、神器の回収とダクネスと友達になる為だという。

 なるほどね、以前、あのダンジョンで実体化ペンみたいなのを回収した際も、女神エリスとしての仕事だったわけだ。

 しばらくして、カズマとクリスが帰るので、カズマに接触をする事に。

 

湊翔「よお、カズマ。」

カズマ「湊翔?居たのか。」

湊翔「なあ、クリスと何を話してたんだ?」

カズマ「えっ!?」

 

 俺がカズマに話しかけると、カズマは普通に反応する。

 だが、俺がそう言うと、カズマは慌てた反応をする。

 やっぱりな。

 

カズマ「えっ!?何でそれを!?」

湊翔「悪いな。話が聞こえちゃったもんでな。」

カズマ「マジか………………。まあ、湊翔ならギリギリセーフか?」

湊翔「ん?」

カズマ「それじゃあ……………話すよ。」

 

 カズマは慌てた反応をする中、俺はそんな風に言う。

 実際、たまたま聞こえちゃったのを全部聞いたからな。

 カズマはそう言うと、話を始める。

 とはいえ、話の内容は大まかには分かるのだが。

 どうやら、神器関連の話で呼び出されたらしい。

 この街にある聖鎧アイギスという神器を回収して欲しいとの事だ。

 

湊翔「お前も大変だな。」

カズマ「全くだよ……………。」

湊翔「………………そうだ。少し、話を聞いてくれないか?」

カズマ「ええっ?まあ、良いけど……………。」

 

 俺が同情しながらそう言うと、カズマは肩を落としながらそう言う。

 俺がそう言うと、カズマは嫌そうな表情を浮かべるが、ため息を吐いて、聞く姿勢をとる。

 俺は口を開く。

 

湊翔「………………実は、ある事を考えていてな。」

カズマ「ある事?」

湊翔「トウカの正体だ。」

カズマ「えっ?トウカの正体って、どういう意味だよ?」

湊翔「俺は……………トウカの正体が、俺を転生してくれた女神アテナなんじゃ無いかって思ってる。」

カズマ「えっ?」

 

 俺がそう言うと、カズマはそう聞いてくる。

 俺は単刀直入にそう言うと、カズマは呆気に取られる。

 

カズマ「女神アテナって……………お前がちょくちょく話してた人の事か?」

湊翔「ああ。」

カズマ「でも、何でそう思うんだよ?」

湊翔「そう思う理由に関しても、いくつかある。」

 

 カズマがそう聞く中、俺はそう答えると、カズマは当然の疑問を出す。

 俺はそれについて答える。

 

湊翔「まず、アテナだった時の口調が、つい最近、トウカとしても言った事だ。」

カズマ「いや、それは無理がないか?」

湊翔「確かにな。でも、他にも理由があるんだよ。女神エリスであるクリスと友達である事だ。」

カズマ「それは確かにある……………のか?でも、それもあるか……………。」

湊翔「あとは…………………アンデッドとかに対する反応かな。アンデッドや悪魔に対する反応が、アクアみたいだったから。」

カズマ「なるほどな………………。」

 

 俺がそう説明していくと、カズマは最初は訝しげにしていたが、次第に納得していった。

 カズマも思い当たる節があったのだろう。

 

カズマ「まあ、それは分かったんだけどよ、どうするんだ?本人に聞くのか?」

湊翔「いや、本人に聞いてもはぐらかされそうだし、少し、協力して欲しいんだ。」

カズマ「ええっ!?まあ、お前には借りがあるから、別に良いけどよ。」

湊翔「悪いな。あとで何か奢るよ。」

 

 カズマがそう聞くと、俺はそう頼む。

 カズマがそう言う中、俺はそう約束する。

 全責任は俺が取る。

 そうして、俺とカズマは動く。

 トウカがどこかに出かけたので、俺とカズマは後を追う。

 カズマの潜伏スキルを使って。

 

カズマ「……………なんか、ストーカーになってるよな?俺たち。」

湊翔「言うな。」

 

 カズマがそう言うと、俺はそう言う。

 俺もそう思ってるから。

 しばらく歩くと、トウカはクリスと出会っていた。

 俺とカズマが見ていると。

 

クリス「ごめん!助手君に私の正体がバレちゃった!」

トウカ「えっ?バレちゃったの!?」

クリス「うん。多分、デザイアロワイヤルの一件で勘付かれたと思う。だから、しばらくは注意してね。」

トウカ「分かったわ。」

 

 そんな風に話していた。

 やっぱりか。

 俺はカズマに頷き、俺はカズマから離れて、2人に話しかけに行く。

 

湊翔「やあ、2人とも。」

クリス「み、湊翔君!?」

トウカ「湊翔!?何でここにいるの!?」

 

 俺がそう話しかけると、2人は驚いた反応をする。

 俺はその質問に答える。

 

湊翔「いや、たまたま2人が一緒にいるのが見えたから、話しかけようかなって思ってさ。」

トウカ「そ、そうなんだな。何、親友同士の他愛無い世間話だよ!」

クリス「そ、そうそう!近況報告をしてたんだ!」

湊翔「なるほどな。……………それで、アテナ様。こんなところで何をしているんだ?」

「「っ!?」」

 

 俺がそう言うと、2人はそんな風に言う。

 俺はそう言うと、2人は驚いた反応をする。

 どうやら、当たりっぽいな。

 すると、トウカが口を開く。

 

トウカ「い、嫌だなぁ……………私はトウカよ?アテナって人、誰なのかしら?」

湊翔「誤魔化さないで下さいよ。昨日、ダクネスと朱翼に向かって言った発言が、まんまだったんで。」

トウカ「…………………。」

カズマ「マジかよ。」

クリス「えっ!?」

 

 トウカは誤魔化す様にそう言うが、俺はそれを言う。

 すると、トウカが固まる。

 それを聞いていたカズマが出てくると、クリスとトウカも驚く。

 

クリス「助手君!?何でここにいるの!?」

カズマ「いや、湊翔に連れてこられたんだよ。確認したい事があるってさ。」

 

 クリスが驚きながらそう聞くと、カズマはそう言う。

 すると、トウカが口を開く。

 

トウカ「……………まさか、鎌をかけたの?」

湊翔「まあな。ふっ。化かす事に関しては、俺たちの得意分野だ。なにせ、狐と狸だからな。な、カズマ。」

カズマ「まあな。」

 

 トウカがそう聞くと、俺はそう言い、カズマは同意する。

 すると、トウカがため息を吐いて、口を開く。

 

トウカ「………………まあ、いずれバレる可能性があったから、白状するしかないか…………。そう。トウカとは、世を忍ぶ仮の姿。本当の姿は、女神アテナよ。」

 

 トウカはため息を吐くと、そんな風に言う。

 やっぱりか。

 

湊翔「久しぶりですね、アテナ様。」

トウカ「ええ、久しぶり。まあ、トウカとして仲間になってるけどね。……………どう思っているんですか?」

湊翔「ん?」

トウカ「その………………ある意味で騙していた事を。」

 

 俺がそう言うと、トウカ……………アテナもそう答える。

 すると、アテナはそんな風に聞いてくる。

 まあ、確かに騙されてはいるけどな。

 

湊翔「いや、あんまり気にしてないぞ。」

トウカ「えっ?」

湊翔「別に気にしてないさ。アテナはアテナ。トウカはトウカ。それで、トウカは大切な仲間でアテナは恩のある人。だから大丈夫だよ。」

トウカ「そ、そう……………。そんな言い方はずるいよ………………。」

 

 俺はそんな風に言う。

 トウカは大切な仲間で、アテナは俺をこの世界に送ってくれた人だ。

 恨む要素はどこにも無い。

 それを聞いたトウカは、そんな風に言う。

 それを見ていたカズマとクリスは。

 

クリス「湊翔君って……………ああいう事を普通に言えるのが凄いよね。」

カズマ「確かに………………。」

 

 そんな風に話していた。

 すると。

 

GATHER ROUND

 

 スパイダーフォンからそう音声が流れる。

 デザイアグランプリからのお呼び出しの様だな。

 

湊翔「デザイアグランプリからのお呼び出しみたいだな。」

カズマ「マジか。行くか……………。」

トウカ「そうね。」

クリス「ごめんね。あたしはやる事があるから。」

トウカ「分かったわ。」

 

 俺、カズマ、トウカはそう言って、デザイア神殿へと向かう。

 デザイア神殿に着くと、めぐみん、ダクネス、白夜、朱翼、武劉の姿があった。

 

カズマ「お前らも呼ばれてたのか。」

白夜「ああ。何で呼ばれたのかは知らないけどな。」

朱翼「この後発表されると思いますよ。」

武劉「そうだな。」

 

 カズマたちはそんな風に話す。

 一体、何で呼ばれたのだろうか。

 すると、ツムリにギロリさん、拓巳がやってくる。

 

めぐみん「おや、拓巳も居るんですか。」

ダクネス「何かの重大発表か?」

ツムリ「その通りです。」

ギロリ「現状、ロキ側には、ヴィジョンドライバーがあり、こちらのゲームの進行を妨げられる可能性が出てきた。」

拓巳「上層部で協議した結果、こちら側から仕掛け、ロキ側のヴィジョンドライバーを破壊する。奴らの拠点に攻め込む。」

 

 それを見ためぐみんとダクネスがそう言うと、ツムリとギロリさんと拓巳の3人がそう言う。

 なるほど、そう来たか。

 

湊翔「ロキ側の拠点に攻め込むのは別に良いんだが………………。」

カズマ「その肝心の拠点はどこにあるんだよ。」

拓巳「心配ない。既に捜索済みだ。」

 

 俺とカズマがそう指摘すると、拓巳がそう言って、タブレットを操作する。

 すると、画面が表示されて、アクセルから少し離れた場所にマーカーが灯る。

 

白夜「アクセルから少し離れた場所か。」

めぐみん「でも、そこそこ近いですよ!?」

湊翔「アクセル近辺にジャマトが出現しやすいのは、そこに拠点があったからか。」

ツムリ「そうです。ここの拠点を叩き、ロキ側にダメージを与えてください!」

拓巳「これ以上、こちら側を引っ掻き回されるのは困るからな。」

 

 俺たちはそんな風に言う。

 アクセルのジャマトの出現率がやけに高かったのは、それが理由だったのか。

 ツムリと拓巳の2人は、そんな風に言う。

 

湊翔「そうだな。ジャマトを倒すのが目的だからな。異論はない。」

トウカ「そうね。」

白夜「多分、あいつらも居る可能性はあるからな。」

朱翼「シャドウライダー達……………ですね。」

武劉「だろうな。恐らく、こっちの動きを察知している可能性もある。」

カズマ「しょうがねぇなぁ……………!」

めぐみん「ふふふふ!やってやりますとも!」

ダクネス「ああ!アクセルの街の人たちに危害を加えようとするのなら、容赦はせん!」

 

 俺たちはそんな風に話す。

 俺たちは、ジャマーガーデンへと攻め込む準備を始める。

 ちなみに、名称は教えてもらった。

 一方、そのジャマーガーデンでは。

 

樹「どうやら、彼らが攻めてくるみたいだね。」

ロキ「こちら側の拠点を見つけられてしまった様だな。」

武「関係ねぇ。叩き潰すだけだ。」

闘轟「ああ。借りを返さないと気が済まないからな。」

要「僕たちも行くとするか。」

遥「そうね。」

光太郎「だな。」

 

 樹とロキがそう言う中、馬場武達は、そんな風に言う。

 一方、それを見ていたベロバとシャドウケケラは。

 

ベロバ「随分と面白い事になってきたじゃない。」

Sケケラ「どんな風になるのか、見ものだな。」

 

 2人は笑いながらそう話す。

 一方、俺以外の面子でサポーターがいる人達は、サポーターと会っていた。

 

ケケラ「聞いたわよ。敵の場所に乗り込むんでしょ?」

カズマ「……………やるしかないんだよな?」

ケケラ「まあね。アンタが本気になれば、理想の世界を叶えられる。私はちょっとだけ、そう思ってるわよ。」

カズマ「ちょっとって……………。」

 

 ケケラがそう言う中、カズマはそう聞く。

 ケケラがそう答えて、カズマが突っ込む中、カズマの前にタイクーンのマークが付いた緑色のミッションボックスが現れる。

 

カズマ「………………サンキューな。」

ケケラ「ふっ。」

 

 カズマが礼を言う中、ケケラは照れ臭そうにする。

 中身は、ニンジャデュアラーの様な小型バックルだった。

 

カズマ「これは?」

ケケラ「ニンジャデュアラーレイズバックル。それをアバターフォームで使えば、ニンジャフォームにならなくても、ニンジャデュアラーを使えるわよ。」

 

 カズマがそう聞くと、ケケラはそう答える。

 大型レイズバックルの武器を使えるバックルだった。

 

カズマ「やってやるよ。俺はやる時はやるカズマさんだからな。」

ケケラ「天晴れ!それでこそ、私の推しよ!それじゃあ、その心意気に答える為にも、私も行きますか。」

カズマ「……………っていうか、人間としての姿があるなら、最初からそれで良いんじゃないか?」

ケケラ「このカエルの姿も気に入ってるの。」

 

 カズマがそんな風に言うと、ケケラはそう言う。

 カズマがそう突っ込むと、ケケラはそんな風に笑いながら言う。

 一方、めぐみんは。

 

めぐみん「それにしても、敵の本拠地に乗り込むというのは、テンションが上がりますね。」

キューン「めぐみんらしいわね。」

 

 めぐみんは、意気揚々としており、それを見ていたキューンはそう言う。

 

めぐみん「それにしても、キューンも変身できたんですね。あのライオンの様な姿になるとは。」

キューン「まあね。あれが私の仮面ライダーとしての姿って事。……………私も行っていいかしら?」

めぐみん「構いませんよ。」

キューン「じゃあ、そうさせてもらうわね。」

 

 めぐみんは、キューンも変身できる事を聞くと、キューンは肯定する。

 キューンも同行する事になった。

 一方、ダクネスは。

 

アーン「これから、ジャマーガーデンに向かうのだな?」

ダクネス「ああ。アクセルに住む人達は、私が守らなければならないからな。」

アーン「ふむ………………。」

 

 アーンがそう聞くと、ダクネスはそう答える。

 すると、アーンが口を開く。

 

アーン「うむ。やはり、お前は見込んでいた通りだな。」

ダクネス「ん?」

アーン「例え自分が不幸になろうとも、民を守ろうとするその姿勢、本当に私は気に入っている。私も力を貸そう。」

ダクネス「良いのか?」

アーン「ええ。それと、プレゼント。」

 

 アーンはそんな風に言うと、ダクネスは首を傾げる。

 アーンはそう言うと、同行をする事を決める。

 一方、白夜の方は。

 

クロス「聞いたぜ。ジャマーガーデンに向かうんだってな。」

白夜「まあな。………………恐らく、牛島闘轟と再び戦う事になるだろうな。」

クロス「怖くねぇのか?」

 

 クロスがそう聞くと、白夜はそう答える。

 再びの質問に、白夜は振り返りながら答える。

 

白夜「まあ、強い奴と戦えるのなら、俺は文句はねぇよ。」

クロス「そうだな。お前はそういう奴だったな。よし、俺も力を貸してやるぜ!」

白夜「………………好きにしろ。」

 

 白夜はそう答える。

 クロスは笑みを浮かべながらそう言うと、白夜はそんな風に言う。

 そうして、サポーター達も同行する事になった。

 グループに分かれて攻撃する事となり、俺とトウカ、白夜と朱翼と武劉、カズマのパーティーで分かれて攻撃する事になった。

 俺、トウカが向かう中。

 

ジーン「ジャマーガーデンはこの先さ。やっぱり行くんだね。それでこそ、俺の推しだ。」

 

 木の影からそんな風に声をかけられる。

 すると、ジーンが出てくる。

 

トウカ「ジーン……………。」

湊翔「プレゼントでも持ってきたのか?」

ジーン「プレゼントは……………。」

 

 トウカがそう言い、俺がそう聞くと、ジーンはそう言いながら、銃口の先を腰に当てる。

 

LASER RAISE RISER

 

ジーン「俺自身さ。」

 

 音声が流れる中、ジーンはそう言う。

 それを見て、トウカが複雑そうな表情を浮かべる中、俺は口を開く。

 

湊翔「ふ〜ん……………それで、教えてくれよ。お前達サポーターが一体何者なのか。」

ジーン「前にも言ったでしょ?次元を旅する観光客だって。」

 

 俺はそう聞くが、ジーンはそう言う。

 すると。

 

ジャマト「ジャ……………デガラサ。」

ジャマト「キョビルラサキョ。」

ジャマト「デガラサ。」

 

 そんな風に言いながら、ジャマトやジャマトライダーが姿を現す。

 俺たちは構える。

 

湊翔「それで……………本当にやる気か?」

ジーン「大好きなデザグラを邪魔する奴らが許せないからね。それに、ギーツと一緒に戦えるなんて、ちょっと感動だよね。」

湊翔「そうかい。行くぞ。」

トウカ「ええ。」

 

 俺がそう聞くと、ジーンはそう答える。

 俺たちは変身する。

 

SET

ZIIN SET

 

 俺とトウカがレイズバックルを装填して、ジーンが銃口をレーザーレイズライザー本体に装填すると、待機音が流れる。

 待機音が流れる中、俺とジーンの指パッチンが同時に重なり、言う。

 

「「「変身。」」」

 

 そう言いながら、俺たちは変身する。

 

LASER ON

ZIIN LOADING

MAGNUM

CALIBER

REDAY FIGHT

 

 俺たちは変身を終えると、それぞれの武器を手に、ジャマトに向かっていく。

 一方、他の場所では。

 

カズマ「いくぞ、お前ら!」

めぐみん「はい!」

ダクネス「ああ!」

ケケラ「私たちも行きますか。」

キューン「ええ。」

アーン「遅れるなよ?」

 

 カズマ達がそう話すと、変身に入る。

 

SET

SET FEVER

KEKERA SET

KYUUN SET

AAN SET

 

 変身アイテムを装填すると、待機音が流れてくる。

 カズマ達は叫ぶ。

 

「「「変身!」」」

「「「変身。」」」

 

 そう言うと、変身を開始する。

 

BEAT

DUAL ON

ANOTHER FORM TO WEAR

HIT FEVER BEAT

ZOMBIE & BOOST

KEKERA LOADING

KYUUN LOADING

AAN LOADING

REDAY FIGHT

 

 カズマはタイクーン・アバターフォーム、めぐみんはフィーバービートフォーム、ダクネスはゾンビブーストフォームに変身して、サポーター達も変身する。

 すると。

 

 カズマ達は、それぞれの武器で攻撃していく。

 一方、白夜達の方は。

 

白夜「行くぞ。」

クロス「おうよ!燃えてきたぜ!」

朱翼「行きましょう。」

武劉「ああ。」

 

 そんな風に話すと、白夜達も変身開始する。

 

SET LREGULATION

SET

SET FEVER

 

 待機音が流れる中、白夜たちは叫ぶ。

 

「「「「変身!」」」」

 

 そう言って、それぞれのアイテムを操作する。

 

UNPREDICTABLE EVOLUTION』
『MONOCHROME CLUSTER

BUSTER

HAMELN』
『HIT FEVER BUSTER

REDAY FIGHT

 

 白夜はライコウ・クラスターフォーム、朱翼はスワン・ハーメルンフォーム、武劉はダイル・フィーバーバスターフォームに変身する。

 クロスも、自分の仮面ライダーになる。

 すると。

 

龍「待たせたな。」

白夜「龍か!」

 

 そんな声と共に振り返ると、そこには神宮龍の仮面ライダームメイが居た。

 

朱翼「お久しぶりです!」

龍「色々とあって手伝えなかったが、加勢するぞ。」

武劉「ああ!」

 

 白夜達は、ジャマトの方へと向かっていく。

 一方、俺たちは。

 

ジーン「ふっ!はっ!」

 

 ジーンはレーザーレイズライザーで銃撃する中、胸の前で指を動かす。

 すると、重力操作が発動して、ジャマトを吹き飛ばし、レーザーレイズライザーで銃撃していく。

 

湊翔「ふっ!ハアッ!」

トウカ「でやっ!ハアッ!」

 

 俺とトウカは、連携してジャマトやジャマトライダーに攻撃していく。

 俺が瓦礫を持ちあげて、それを投げ、マグナムシューターで銃撃する。

 土煙が上がり、ジャマト達が怯む中、トウカがソードエクスカリバーで攻撃していく。

 そんな中、ジーンが木に付きながら銃撃していると、レーザーレイズライザーのレバーを2回操作する。

 

SUPPORT MODE

 

ジーン「ギーツ!」

 

LASER CHARGE

 

 そんな音声が鳴ると、ジーンの方から板状のエネルギーが飛んでくる。

 そのエネルギーは、ジャマトライダーの攻撃を防ぐ。

 

湊翔「えっ?よっと!」

 

 俺はそのエネルギー体に乗り、マグナムシューターで攻撃していく。

 ある程度攻撃すると、ジーンと合流する。

 

ジーン「やるねぇ……………!」

湊翔「ふっ。」

 

 俺とジーンはそう話すと、それぞれの銃で銃撃していく。

 

湊翔「ふっ!はっ!」

ジーン「はっ!はあっ!」

トウカ「ハアッ!でやっ!」

 

 俺とジーンは、お互いにジャマトに向けて銃撃していき、トウカは銃撃の範囲外から来るジャマトを攻撃していく。

 しばらくして、ジャマトがある程度片付くと。

 

ジーン「湊翔。君の因縁の相手だ。素晴らしい戦いを見せてくれよ。」

 

 ジーンはそう言うと、後ろに下がる。

 俺の視線の先にいたのは、馬場武とジャマトライダーだった。

 

武「よお、久しぶりだな。お前がどれだけ強くなったのか、相手をしてやるぜ。」

湊翔「………………そうだな。相手をしてやる。」

トウカ「湊翔……………。」

武「お前達はあいつを抑えとけ。……………これでタイマンだな。」

 

 馬場武がそう言うと、俺はそう返す。

 馬場武はジャマトライダーをトウカに差し向ける中、シュバルツマグナムとジャマトバックルを装填する。

 

SET

 

 すると、馬場武の隣に、黒いシリンダーと英語で黒いMAGNUMという文字が浮かび、その周りにはジャマトの植物が生えていた。

 

武「変身。」

 

 そう言うと、レイズバックルを操作する。

 

JYAMATO

SCHWARZ

 

 馬場武は、シュバルツギーツ・シュバルツマグナムジャマトフォームに変身した。

 馬場武は、黒いマグナムシューターを持って、俺に攻撃してくる。

 一方、カズマ達は。

 

めぐみん「ハアッ!ふっ!でやっ!」

キューン「ハアッ!でやっ!」

 

 めぐみんは、二振りのビートアックスを持って、ジャマトやジャマトライダーに攻撃していき、キューンは咆哮の攻撃をしながら、ジャマトに攻撃していく。

 

ダクネス「ハアッ!でやっ!」

アーン「ハアッ!でやっ!」

 

 ダクネスは、ブーストの力で加速しつつ、ゾンビブレイカーで攻撃していき、アーンは突進しながら轢き殺していく。

 

カズマ「オラっ!はあっ!」

ケケラ「おりゃっ!ハアッ!」

 

 カズマは、アバターフォームに付属する三つ目の小型バックルで生成した如意棒みたいな物で攻撃していき、ケケラはジャンプしながらレーザーレイズライザーで銃撃したりベロ攻撃をしたりしていく。

 そんな中、ジャマトライダーは必殺技を発動する。

 

JYA-JYA-JYA-STRIKE

 

 ジャマトライダーが必殺技を発動して、地面を強く踏むと、ブロイアームズが現れる。

 ダクネスとめぐみんが回避する中、カズマはアバターレイズバックルにニンジャデュアラーレイズバックルを装填し、操作する。

 

NINJA CHANGE AVATAR

REDAY FIGHT

 

 その音声が鳴ると、カズマの目の前にニンジャデュアラーが回転しながら現れて、ブロイアームズを防ぐ。

 カズマはそのままニンジャデュアラーでジャマトやジャマトライダーを攻撃していく。

 カズマにジャマトが迫る中。

 

めぐみん「行きますよ、ダクネス!」

ダクネス「ああ!」

 

 2人はそう叫ぶと、必殺技の体勢に入る。

 

FUNK BLIZZARD

POISON CHARGE

TACTICAL BLIZZARD

TACTICAL BREAK

 

 めぐみんの必殺技でジャマトやジャマトライダーを凍らせると、ダクネスの必殺技で一掃する。

 サポーター達も、ジャマトを粗方片づけていた。

 

カズマ「粗方片付いたな。」

めぐみん「ですね。」

ダクネス「ああ。」

 

 カズマ達はそんな風に話す。

 すると、ダクネスが口を開く。

 

ダクネス「それにしても、カズマは随分と強くなったな。」

めぐみん「そうですね。本当に強くなりましたよ!」

カズマ「いや……………俺だけの強さじゃない。俺1人じゃ、絶対に強くなれなかったからな……………。」

 

 ダクネスとめぐみんは、そんな風に言う中、カズマは顔を俯かせながらそう言う。

 それを見て、ダクネスとめぐみんはどんな風に声をかけたら良いのかと迷った。

 一方、サポーター達は。

 

ケケラ「カズマのあの反応……………悪くないわね。強さに葛藤するみたいな感じで。」

キューン「それはどうかな………………。」

アーン「まあ、葛藤するのも無理は無いが。」

 

 そんな風に話していた。

 すると。

 

カズマ「……………ん?やっぱりか…………。」

樹「やあ、久しぶりだね。」

 

 カズマが誰か来る事に気づき、振り返ると、そこに居たのは、石井樹、桜井要、園崎遥だった。

 

めぐみん「石井樹達が居ますね…………。」

ダクネス「何の用だ!」

樹「正解は……………君たちを倒す。」

要「行くぞ。」

遥「ええ。」

 

 めぐみん達がそう反応する中、石井樹達は、ジャマトを引き連れて攻撃していく。

 一方、白夜達の方は。

 

白夜「おらっ!ふっ!ハァァァァ!」

 

 白夜は、白と黒と黄色の残像を残しながら高速移動をして、瞬く間にジャマトを倒していく。

 

朱翼「はっ!フッ!でやっ!」

 

 朱翼は、ハーメルンソードを持って、ジャマトに攻撃していく。

 

武劉「はっ!ふっ!はっ!」

 

 武劉は、両手のクローを使った攻撃や格闘技、砲撃でジャマトを倒していく。

 

龍「ハアッ!フッ!」

 

 龍は、フールニクスフォームに変身しており、分身を生み出しながら、火炎攻撃を行なっていく。

 

クロス「オラっ!はあっ!」

 

 クロスはジャマトやジャマトライダーの攻撃を最低限の動きで躱し、レーザーレイズライザーの攻撃で倒していく。

 ジャマトライダーは、必殺技を発動する。

 

JYA-JYA-JYA-STRIKE

 

 ジャマトライダーが必殺技を発動して、ブロイアームズを向けてくる中、白夜も必殺技を発動する。

 

調伏(adjustment)開始(Ready Fight)

 

白夜「遅ぇ!」

 

 白夜は黒と白の残光を残しながら高速移動をして、ジャマトライダーに攻撃して撃破する。

 別のジャマトとジャマトライダーが迫る中。

 

朱翼「行きましょう!」

武劉「ああ!」

龍「任せろ。」

 

 朱翼と武劉と龍が前に出ると、必殺技を発動する。

 

HAMELN STRIKE

GOLDEN FEVER VICTORY

FOOL PHYANIX VICTORY

 

 それぞれの必殺技を発動して、ジャマトやジャマトライダーを一掃する。

 

白夜「粗方片付いたな。」

武劉「油断するなよ。」

朱翼「ええ。」

龍「そうだな。」

 

 白夜達はそんな風に話す。

 それを見ていたクロスは。

 

クロス「ふっ。大丈夫そうか?……………ん?」

 

 クロスがそう言う中、何かが近づいている事に気づく。

 白夜達も気づくと。

 

白夜「牛島闘轟……………。」

朱翼「シャドウパンクジャックも居ますね。」

武劉「そりゃあそうか。」

龍「来るぞ。」

闘轟「あの時の借りは返させてもらうぞ!」

光太郎「行くぜ〜!」

 

 そこに居たのは、牛島闘轟と佐々木光太郎だった。

 ジャマトやジャマトライダーを引き連れて、攻撃を開始してくる。

 一方、俺たちの方は。

 

武「ふっ!はっ!」

湊翔「はあっ!ふっ!でやっ!」

 

 お互いにマグナムシューターを撃ちながら、銃撃戦を行なっていた。

 木などを遮蔽物に使って。

 

トウカ「ふっ!ハアッ!でやっ!」

 

 トウカは、ソードエクスカリバーを手に、ジャマトやジャマトライダーを倒していく。

 俺と馬場武は次第に、格闘戦を交えた銃撃を行なっていく。

 

武「やるじゃねぇか。」

湊翔「まあな。」

 

 俺と馬場武はそんな風に話しながら、戦闘を行っていく。

 それを見ていたジーンは。

 

ジーン「おお……………感動的な戦いだなぁ……………!」

???「フフフフ……………あら〜!楽しい物見てるじゃな〜い。」

 

 ジーンがそんな風に言うと、ジーンの横に女性が現れる。

 その女性は、キャンディを食べていた。

 

ジーン「ふぅ……………お前か、ベロバ。」

ベロバ「フフフフ…………どっちの推しが勝つのか、賭ける?」

 

 ジーンはため息を吐きながらそう言い、ベロバは笑いながらそう言う。

 

ジーン「………………ベロバ。これ以上、こっちのデザイアグランプリを引っ掻き回すのはやめろよ。」

ベロバ「べ〜っ!アハハハハ!」

ジーン「俺たちは本来、傍観者であるべきだったんだ。」

ベロバ「アハハハハ!良いじゃない!所詮は下位の存在の世界なんだし。」

 

 ジーンとベロバは、そんな風に話していた。

 それを聞いて、何かが繋がった気がした。

 

湊翔「まさか……………。」

武「余所見してんじゃねぇ!!」

 

 俺がそう呟く中、馬場武がそう言いながら、迫ってくる。

 俺はギリギリでマグナムシューターを乱射して、馬場武を離れさせる。

 

湊翔「そうか……………普通に考えたら、そうだよな。」

ジーン「えっ……………?」

湊翔「デザイアグランプリを運営しているのは神々。それは間違いない。でも……………ただ運営しているだけじゃない。ショーとして楽しんでいる。違うか?」

 

 ジーンやベロバの話を聞いて、分かった。

 神々は、俺たちが仮面ライダーとなって戦っているのを見物しているのだと。

 だからこそ、ジーンの部屋には、あんなカメラみたいなのが置いてあったのだろう。

 すると、ジーンは変身解除して、口を開く。

 

ジーン「…………ああ。流石は、エリスとアテナを化かしただけの事はある。そうさ。君たち日本人がギリシャ神話や戦国時代をエンターテイメントとして楽しんでいるように、俺たちも楽しんでいるんだよ。この素晴らしき、人間達が生きる世界をね。」

 

 ジーンはそんな風に答える。

 やっぱりか。

 エンタメ気分で見られるというのは、複雑な気分になるな。

 俺たちの戦いが。

 一方、拓巳達は。

 

拓巳「……………やはり勘付いたか。」

ゼウス「無理もない。神々が介入している時点で、概ね察するだろうからな。」

ギロリ「そうだな。」

 

 そんな風に話していた。

 一方、俺たちの方では、ベロバが口を開く。

 

ベロバ「…………あ〜あ。このジャマーガーデンも、もう使い捨てね。」

 

 ベロバはそう言うと、レーザーレイズライザーを取り出していて、装填する。

 

BEROBA SET

 

 その音声が鳴ると、待機音が流れてきて、ベロバは口を開く。

 

ベロバ「変身。」

 

 そう言うと、トリガーを引く。

 

LASER ON

 

 その音声が鳴ると、そのレーザーレイズライザーからカードの様なエネルギーが放出され、ベロバの周囲を飛び回る。

 すると、ベロバの周囲からブロック状のエネルギーが現れ、包み込んでいく。

 だが、それはどんどんと巨大化していく。

 しばらくすると、巨大な牛の頭を持つ形になり、カードが突き刺さる。

 

BEROBA LOADING

REDAY FIGHT

 

 その音声が鳴ると、ベロバは浮き上がる。

 それは、他のグループの方にも見えていた。

 

めぐみん「な、何ですか!?あれ!?」

ダクネス「なっ……………!?」

カズマ「デカ過ぎだろ!?」

 

 石井樹、桜井要、園崎遥と戦っているカズマ達は、それを見て驚いた声を出す。

 樹達も声には出さなかったが、驚いていた。

 

キューン「あれは……………!?」

ケケラ「ベロバの奴ね。」

アーン「まずいな……………。」

 

 サポーター達もそう反応していた。

 一方、白夜達の方は。

 

白夜「何だあれ!?」

朱翼「えぇぇぇぇぇ!?」

武劉「嫌な予感がするな……………。」

龍「何…………!?」

クロス「やばいな。」

 

 白夜達は、戦いながらもそう反応していた。

 それを見ていたアルキメデルは。

 

アルキメデル「ああ〜!ベロバ様!おやめ下さーい!!せっかく育てたのに!!」

 

 アルキメデルは、ジャマーガーデンが破壊されると悟ったのか、ベロバに向かってそう叫ぶ。

 だが、当のベロバは。

 

ベロバ「いらなくなったらまた作り替えれば良い!そうやって、遊び場所にしてきたのよ!この世界を!!」

 

FINISH MODE

 

 ベロバはそう言うと、レーザーレイズライザーのレバーを引きながら、落ちてくる。

 

湊翔「やべぇな……………。」

ジーン「来るぞ!」

 

 俺がそう呟く中、ジーンはレーザーレイズライザーを構える。

 すると、その直後。

 

ベロバ「ハァァァァァ!」

 

LASER VICTORY

 

 その音声が聞こえる中、ベロバは着地して、地面に向かって攻撃を放つ。

 すると、凄まじい衝撃波が俺たちの方へと向かってくる。

 各々で防御体制を整える中、ジャマーガーデン一帯が大爆発を引き起こす。

 

ベロバ「フフフフ……………!ハハハハハ!ハハハハハ!ハハハハハ!」

 

 俺たちの意識が遠のく中、ベロバの笑い声が聞こえた気がした。




今回はここまでです。
今回は、ジャマーガーデンに攻め込む話です。
今日で、『乖離T:いざ!推しのためなら』から一年が経ちましたね。
今回はその話も入っています。
ジャマーガーデンが吹っ飛ぶ中、ベロバは高笑いをする。
次回は、ジャマトグランプリの開催までは行こうと思います。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今週の金曜日に、ギーツエクストラ、仮面ライダーゲイザーの新情報が明らかになりますね。
ゲイザーゼロに関しては、どうするのかは検討中です。
考えているのは、拓巳用のジリオンドライバーを作成して、そこから最初はゲイザーゼロになって、グレアはギロリさんが引き継ぐ感じです。
どうなるのかは、まだ考え中です。
ジャマト・アウェイキングも楽しみです。
今後の展開でリクエストがあれば、受け付けています。
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