朝早くに目が覚めた俺は、昨日の段階で決めていたことを実行すべく、冒険者ギルドに来ていた。
普段なら朝から酒をのでいる冒険者や、クエストを
「おーい、ゆんゆん、めぐみん」
冒険者ギルドのテーブルでトランプに
「おや、カズマではないですか。おはようございます」
「カズマさん。おはようございます」
「ああ、二人ともおはよう」
二人は俺に挨拶を返すとすぐ、めぐみんが質問をしてきた。
「今日はアクアとは一緒ではないのですか?」
「あーー、アクアなら二日酔いで寝坊だよ」
昨日の宴会の後、お酒の飲み過ぎでデロデロになったアクアは歩くこともままならなかったので、俺が背負うことになった。宿屋では同じ201号室を取り、そのままアクアをベットに放り投げた。
今朝起きても、昨日と同じ形で寝ていたのでそのまま放置してきたのだ。
「そんなことより、クリスとダクネスはまだ来てないのか?」
「クリスとダクネスですか? えぇ、二人ならまだ来ていませんよ」
そうか……。どうせなら全員揃った状態で話したかったんだが。まあ、まずはゆんゆんとめぐみんからだけでも良いか。
「えーーっとだな。ゆんゆんとめぐみんに頼みがあるんだ」
「頼みですか?」
「えっと、そんなに難しい内容じゃななければ…………」
なぜ、ゆんゆんは内容を聞く前に承諾しようとしているんだ。
「いや、そんなに難しい内容じゃなくてな……。どっちかっていうと、ゆんゆんやめぐみんたちに決めてもらわないとダメな内容なんだ。クリスとダクネスにも後で同じ頼み事をするつもりなんだよ」
そう言った俺は覚悟を決めて、
「頼む。俺とアクアのパーティーに入ってくれないか?」
パーティーの勧誘をした。
「パーティーの勧誘ですか…………。昨日は上手く戦えたと思いますし、まあ、いいでしょう。我が強大な力は大勢から疎まれていますからね、爆裂魔法を撃たせてくれると言うのであれば文句はありませんよ」
めぐみんには二つ返事で承諾を、
「あのっ……えっと………」
ゆんゆんはどうやら考えているようだ。
「いや、ゆんゆん。嫌なら別に無理してパーティーに入る必要は───」
「なにをしているのですか、ゆんゆん。ボッチの貴女に相手からパーティーに誘ってくれる機会なんて滅多にないのですから。このチャンスを逃す手はありませんよ」
「べ、別に嫌だってことはないわ!! た、だだ魔法使いが三人もいることになっちゃって、大丈夫かなって………」
「なにそんな小さいことを気にしているのですか……。そんなこと別に気にする必要はありませんよ」
「そうだぞ、ゆんゆん。俺も魔法が使えるといってもこの世界の上級魔法並みに高火力なモノは少ないからな。それに、ゆんゆんとは違って発動に若干のラグがあるから、ゆんゆんにも入ってもらった方がありがたいんだよ。」
なるほどな。確かに魔法使いからすれば同じパーティーに魔法使いが三人もいるというのは死活問題だろう。
まあ、大丈夫だと思うけどな。
「俺は基本的には変身して魔法剣士的なスタイルで行くつもりだから」
まぁ、変身してクエストをこなすと大した経験値が貰えないんだけどな……。
高難易度のクエストを達成しても、ジャイアントトードを討伐した程度の経験値しか貰えない。
だって、昨日倒した上位悪魔のホーストからも大した経験値が手に入らなくて、レベルは2しか上がらなかった………。
「さて、それではクリスたちが来るまでに今日、どのクエストを受けるのかを考えにいきましょう」
そう言っためぐみんは席を立ち、掲示板の方に向かったので、俺とゆんゆんも後を追った。
《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》
【秋の帝王 マツタケの討伐】
概要:アクセル付近の山に出没するマツタケの討伐。
危険度:◎◎◎◎◎◎
達成報酬:二百万エリス
※クエストを失敗すると違約金を払うことになります。
《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》
《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》
【タワーオブパンプキンの偵察】
概要:アクセルの街付近に『命の収穫災』タワーオブパンプキンが接近しています。進路の偵察と予測をお願いします。
危険度:◎◎◎◎◎
討伐報酬:五十万エリス
※:クエストを失敗すると違約金を払うことになります。
《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》
《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》
【カワサギの採集】
概要:森の木の上などにいるカワサギの採集。
危険度:◎◎◎
採集報酬:一匹二千エリス
※:クエストの報酬は出来高制となり、何匹採集できたかで決まります。
《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》
────────等々─────────
しかし、ほんとにロクなクエストがないな………。『命の収穫災』とか『秋の帝王』ってなんなんだよ……。絶対に
「なるほど、高難易度から低難易度まで様々なものがありますが、私としては威力が上がった爆裂魔法が撃てるクエストが良いです」
それにめぐみんの爆裂魔法への執着はいったいなんなんだ……
「おはよー。カズマくん、めぐみん、ゆんゆん」
「ああ、カズマ、めぐみん、ゆんゆん。三人ともおはよう」
めぐみんとゆんゆんと、今日どのクエストを受けるか、掲示板を見ながら話し合っていると、後ろからクリスとダクネスの声がした。
「おっ、ダクネスとクリス。二人ともちょうど一緒みたいだな」
「うん。あたしとダクネスはパーティーを組んでるからね」
「あーー、そうなのか」
薄々そうなんじゃないかと感じてはいたが、実際にパーティーを組んでいたようだ。
「あ、あのさ。もし良かったらなんだが……俺たちのパーティーに入ってくれないか?」
「え、いいの? いやーちょうど私たちもパーティーメンバーを募集してたところなんだよ。って言っても、不定期のメンバーなんだけどね……」
そう言ったクリスは掲示板に張られているメンバー募集の張り紙を一つ剥がし、手渡してきた。
「どれどれ……」
《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》
パーティーメンバー募集中。
当方、クルセイダーと盗賊の二人組。
《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》
「……………なぁ、クリス。この上から線を引いて消したところに書いてある文章はいったい」
「き、気にしなくていいから!!」
「えーっと、でもクリス。この貼り紙通りなら、前衛職を俺がやるとしても、めぐみん、ゆんゆん、アクアって後衛職が三人もいることになるけど……」
「それは大丈夫。アクアさんは後衛職でも、回復魔法とかのエキスパートだから問題ないよ。魔法使い職二人に前衛職二人。回復役にサポート役。結構バランスがいいパーティーだと思うな」
ん? アクア……“さん”? そういばクリスは最初からアクアの事をさん付けで呼んでいたよな。一体なんで───
「そうですよ、カズマ。それに私は爆裂魔法しか使えません。なので、魔法使い職は実質的にはゆんゆんしかいないと思ってください」
…………え?
クリスがアクアをさん付けで呼ぶ理由を聞こうとしたら、めぐみんから衝撃の発言がされた。
「ねぇ、めぐみん。どういうこと? 爆裂魔法が使えるなら、他の魔法も使えてもおかしくないと思うんだけど………」
「どういうことだ、クリス」
何で爆裂魔法が使えたら他の魔法も使えることになるんだ?
「えっと、
「爆裂魔法なんて最上位魔法が使えるなら、下位の他の魔法が使えない訳が無いって事か」
めぐみんがマントを翻し、自信満々呟いた。
「私は爆裂魔法をこよなく愛するアークウィザード!!。爆発系統の魔法が好きなのではありません!!
「火、水、土、風。 この基本属性の上級魔法や中級魔法を取っておくだけでも楽に冒険ができるでしょう。 ......でも、ダメなのです。 イヤなのです!! 私は爆裂魔法しか愛せないし、使いたくない!!。たとえ今の私の
「それに、いざとなればカズマに魔力を分けて貰えることが分かりましたからね」
「おい、最後なんつった。あの時はアクアたちが急かすから魔力を分け与える方法を選んだだけで、
「なぜ、そんなケチなことを言うのですか……。一日に二発も爆裂魔法を撃てたのは昨日がはじめてだったのです」
「だからなんなんだよ。あの時が特別なだけで、普段から魔力を分け与えるつもりはないからな!!」
俺とめぐみんが魔力の件で言い争っていると、クリスが驚愕の発言をして来た。
「あ、あと私はずっとこのパーティーにいられる訳じゃないしね」
…………え?
「え? クリスはダクネスと組んでるんだろ? その流れで俺たちのパーティーに入ってくれるんだと思ってたんだけど………」
「ああ、それなんだが。私もクリスとずっと組んでいるわではないんだ。クリスはああ見えて多忙らしくてな。都合の着いたときだけ、組んでもらっているのだ」
なるほど、クリスと組んできたダクネスが言うのだから事実なのだろう。
「ま、そういうこと。不定期とはいえパーティーメンバーに代わりはないからよろしくね」
「ああ、よろしく。それでクリス。今回のクエストは同行してくれるのか?」
「そりゃ、もちろんだよ。なんたって今回のクエストはこのパーティーで初めて請けるクエストだからね」
ふう、良かった。これで拒否なんかされたら───
俺の考えを遮るように、バン! という大きな音ともにギルドのドアが勢いよく開き、アクアが入ってきた。
そのままの勢いで俺に掴みかかり、
「ちょっとカズマ!!昨日に続いて今日も置いて行くなんてどういうつもり!!」
攻め立ててきた。
「悪かったって。いつまでも寝てるお前が悪いんだろ……。そんなことより、クリスやめぐみん達とパーティーを組んで、これからクエストを請けることになった」
「それで、今から請けるクエストを決めるんだけど、皆はどんなクエストがいい?」
アクアの手を振りほどきながら、皆の方に振り替えって聞いた。
「ここは強敵を狙うべきだ。大きくて一撃が重く、気持ちいいモンスターを」
いの一番にダクネスが返答した。のだが…………気持ちいい?
まさかとは思うがダクネスって───
「いえ、討伐に行きましょう。それも
「いいえ、お金になるクエストをやりましょう」
…………………………
「クリスとゆんゆんはどのクエストがいいと思う?」
「あたしはアクアさんに賛成かな。ダンジョンとかならお宝も狙えるし」
「わ、私は皆さんが良いならそれで………」
………………………
俺が誘って結成したパーティーなんだけど……こうもまとまりが無いとは………。
「はぁ、えっとそれじゃあ………。みんなの意見をまとめると……」
「強くて一撃が重くて」
「ああ」
と、頷くダクネス。
さっきからそうなんじゃないかと思っているんだが………もしかしてドMなんじゃないか?
「お金になって、」
「ええ!!」「うんうん」
と、頷くアクアとクリス。
この二人も性格は似てないのに何処か似ている気がするんだよなぁ………
「爆裂魔法を撃ち込められればいい……と」
「なぁっ! 私の意見だけ扱いが雑じゃありませんか!!」
と、文句を言うめぐみん。
「いや、お前の場合はさっきの話から察するに爆裂魔法を撃ち込められればどんなクエストでもいいだろ」
「良くありませんよ!! カズマは私の事をなんだと思っているのですか!! それになんにでも撃ち込めばいいというものではありません。こう、破壊したとか、撃破したとかそう言った感じの快感が得られるものじゃないとダメなんです!」
「爆裂卿候補だったんだけど、今の話を聞いて爆裂狂に変更だよ」
突っ掛かってくるめぐみんをあしらいながら、冒険者経験の長いクリスに質問する。
「それで、結局どのクエストがいいと思う?」
「うーん、そうだね………これなんかいいんじゃない? ダクネスとアクア、私の要望も満たさせるし、めぐみんも爆裂魔法を使えると思うよ」
そう言ってクリスが渡してきた貼り紙は……
《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》
【一撃熊の討伐】
概要:サムイドーの村付近に出没した一撃熊の討伐。
危険度:◎◎◎◎◎
達成報酬:百八十万エリス
※:クエストに失敗した場合は、違約金百万エリスを払うことになります。
《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》《◆》
なるほど……。このクエストを成功すれば一人辺り、三十万エリスは貰えるな。
「けど、難易度が高すぎるんじゃないか?」
「大丈夫だよ。ウチには固いダクネスだっているし、火力持ちもいる。それに回復役にサポート役もいるしね。結構充実してるパーティーなんだよ」
「俺たちよりも冒険者経験の長いまクリスが言うなら大丈夫だろ。それじゃあ、俺はこのクエストを受付のお姉さんに言って請けてくるな」
「あ、カズマ。受付のお姉さんの名前はルナさんって言うんだ。いつまでも受付のお姉さんって呼ぶよりはいいと思うよ」
「そうか、わかった」
貼り紙を手にした俺は受付の元へと向かい、ルナさんに話しかけた。
「あの、ルナさん……」
「あ、サトウさんおはようございます。今からお伺いしようとしていたところなんです」
ん?
「実は……サトウカズマさん率いるパーティーには上位悪魔を討伐したことから特別報酬が出ています」
「マジかよ」
「やったねカズマさん。今日は宴会よ!!」
アクアのヤツは本当に宴会……というか酒が好きなんだな……
「いや、昨日もしただろ……」
「やりましたね」
「ああ」
「やったねカズマくん」
「それでは特別報酬一千万エリスを受け取りください!」
「おおおおおお!!!」
いっ、一千万エリス!!
「カズマ、カズマ!! やりましたね! 一千万ですよ一千万!」
「すごいじゃない、さすが私たちね!!」
「ああ、中々見れる金額ではないな……」
「い、一千万エリス……………」
「やったね、カズマくん」
「ああ!!
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KONO SUBARASII SEKAI NI SYULUFUKU WO!
こ の す ば/KONO SUBA
KONO SUBARASII SEKAI NI SYULUFUKU WO!
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「あの、ルナさん、このクエストを受けたいんですけど」
必要な分以外は銀行に金を預けて、再び冒険者ギルドを訪れた俺たちはルナさんに請けようとしていたと依頼書を見せていた。
「はい、『サムイドーの村付近に出没した一撃熊の討伐』ですね。一撃熊は凶暴なモンスターで、鋭い爪による一撃を得意とします。気を付けてくださいね」
「このクエストではサムイドーまで依頼人が案内してくれるそうなので、まずは依頼人と合流してください」
「はい。わかりました、」
へぇ、依頼人が案内してくれるなんて珍しいな。
「サムイドーの村はその名前の通り雪原地帯にあり、秋の時点で雪景色なっていることで有
名です。依頼人は約二時間後に来るそうなので、それまでに防寒具などの準備を整えておいてください」
「あ、あと魔王軍の幹部が魔王城を出たという噂もありますので十分に気を付けてくださいね」
「ありがとうございます」
ルナさんからクエストの注意点等の説明を受けた俺たちはサムイドーの村にいくための準備をするために、ギルドの一角にいったん集まっていた。
「さて、と。それじゃあ防寒具を揃えるために買い出しにいこうと思うんだけど、ここは効率を考えて別れて行動しようと思う」
「ああ。それがいいだろう。なら、私はクリスと回ろう」
「うん、オッケー」
ダクネスはクリスと回るようだ。この流れならたぶん俺はアクアと回ることになるだろう。
「では私はゆんゆんと買い出しにいくことにします」
「えっ!! ほんとに? 」
「嘘をいってどうするのですか。行きますよゆんゆん」
「ま、まってよ。めぐみん」
…………ゆんゆんはいったいどんな環境で育ってきたんだ?。めぐみんのことをライバルだと言い張ってるのに、何でめぐみんの誘いを疑うんだ………
「おーい。今から一時間半後にギルドに集合だぞ!!」
「了解でーす」
めぐみんの返事が聞こえたところで、テーブルに突っ伏して寝ているアクアに話しかけた、
「おい、アクア。クエストでサムイドーの村に行くことになったから準備をしに行くぞ」
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KONO SUBARASII SEKAI NI SYULUFUKU WO!
こ の す ば/KONO SUBA
KONO SUBARASII SEKAI NI SYULUFUKU WO!
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さて、今回のクエストに会わせて防寒具を買うことになったわけだが、いい機会なので装備も調えておこうと思う。
幸いにも上位悪魔討伐報酬のお陰で財布は潤っている。
それに、今の格好は異世界に来たときから来ているジャージのみ。武器に至っては購入すらしていない。
せめて、変身する前も自衛手段を確保しておきたい。
そう思った俺は、アクアを連れて防寒具を買う前に防具ショップに向かった。
「ねぇ、どうして私がカズマの買い物に付き合わされないといけないわけ?」
アクアは文句をたれながら着いてきており、装備を整える気は一切無さそうだ……。
「いや、アクア、お前の装備ってそのヒラヒラした羽衣だけだろ? 良い機会なんだから、装備
異世界に来てから二日しか経っていないので仕方がないとはいえ、アクアも俺と一緒にこの世界に来たままの格好だ。
アクアはその水色の
一昨日は
昨日はコイツは酔い潰れてそのまま寝たので洗ってないが……。
俺がそう言うと、アクアは呆れたと言わんばかりの表情で、
「バカねー。私は女神なのよ? この羽衣だって
いや、そんなに大層なモノなら藁と一緒に干すなよ。
「それは良い事を聞いたよ、アクア。もし、今のお金がなくなって生活に
丁寧な感じでアクアに向けて言うと、アクアは予想通りに
「……ね、ねえ、冗談………よね? この羽衣は私が女神である証のような物なのよ? 売らないわよね? う、売らないわよ?」
「とりあえず、今は売らないよ。そんなことより、俺は買う防具を決めたから買ってくる。アクアは防具買わないなら、先に服屋に言っておいてくれ」
「何よ。売らないのなら……いま、とりあえずって言った? ねぇ、本気で売る気じゃないよね……。ねえっ────」
話し掛けてくるアクアを無視し、欲しい防具を手にして防具ショップのおっちゃんに話し掛けた────
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KONO SUBARASII SEKAI NI SYULUFUKU WO!
こ の す ば/KONO SUBA
KONO SUBARASII SEKAI NI SYULUFUKU WO!
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「……………うん、見違えたよ」
「おおー。カズマがキチンとした冒険者に見えるのです」
あれから防寒具と武器を購入して冒険者ギルドに戻ると、皆が
そしてクリスとめぐみんが俺の格好を見るや、呟いた。
いや、なら今までは冒険者でなく、 いったい何に見えていたのかと聞きたい。もしかして、不審者じゃないだろうな。
今の格好は、こちらの世界の下着の上から
武器はとりあえずショートソードを購入した。本来ならロングソードをとか大剣の方が使いなれているのだが、筋力が足りなくて持ち上げられなかったのだ……。
なので、使いなれてないとはいえ自衛手段を手に入れるためショートソードにした。
仕方がない……か。
「さて、と。皆の揃ってるし、そろそろ時間だし、馬車の待ち会い場に向かおう」
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KONO SUBARASII SEKAI NI SYULUFUKU WO!
こ の す ば/KONO SUBA
KONO SUBARASII SEKAI NI SYULUFUKU WO!
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馬車の待ち会い場で依頼主を待っていると、おっとりとした感じの美人の獣人さんが話しかけてきた。
「あの……初めまして、皆さんがクエストを請けてくれた方達ですか?」
彼女が依頼主の様だ。
「はい、貴女が依頼主さん、ですよね」
「はい、よろしくお願いします」
依頼主さんはここまでは後ろの馬車できたみたいで、そのままこれにのって向かう様だ。
「では、この馬車に乗ってください。サムイドーの村までは途中までは馬車でいくことができるんです」
「途中までって事は何処かで降りるんですか?」
「はい、サムイドーの村の周辺は積雪が凄いので馬車が通れない場所があるんです」
なるほど。そこからは徒歩か。
「わかりました。それじゃあ、乗るか」
そう言って、俺、アクア、めぐみん、ゆんゆん、クリス、ダクネス、依頼主さんの順番で馬車に乗り込んだ。
「それじゃあ、御者さん。お願いします」
依頼主の掛け声で馬車が走り出す。そこで、ハッと気付いたような表情になった依頼主がこちらを向いてきた。
「あ、申し遅れましたが私の名前はエイミーと申します」
「よろしくお願いします、エイミーさん」
「よろしくね!」
「よろしくお願いします」
「よ、よろしくお願いします」
「よろしく頼む」
「よろしくね」
それぞれが挨拶をし終えたので、エイミーさんに討伐するモンスターの特徴を聞くことにする
「エイミーさん。今回、俺達が討伐するモンスターってどんな特徴があるんですか?」
エイミーさんは思い出すようにしながら、答え始めた。
「えっと、 一撃の重さに定評のあるモンスターらしくて――――」
「重い一撃!!」
早速、
「一撃熊って名前よ。 ......ただ、普通の一撃とはちょっと違ってるらしくて.......」
「一撃が
なるほど……な。一撃熊は凶暴だってルナさんが言ってたけど、そんな厄介な能力を持ってるなんて。
「か、感電する重い一撃!! 滅多に味わえるものではないな!! 」
うん、確実に
「そ、そうだカズマ。今のうちにいっておかなければならないことがある」
喜びの表情から一転、真剣な顔をしたダクネスがこちらを向いて話を切り出した。
「実はな私は防御力には自信があるのだが、不器用すぎて攻撃を当てられんのだ」
「なんだ、そんなことか………………ん? いま、攻撃が当たらないっていったか?」
「ああ。そのとうりだ」
そういえば昨日の戦いもダクネスだけ攻撃をはずしてたな。
「いや、でも《両手剣》とかの攻撃スキルをとればどれだけ不器用っていっても補正がかかって当たるようになるだろ。ま、まさかとってないのか? なんで?」
「それだと敵をあっさりと倒せてしまうではないか。わ、私は敵に
そんなに嬉しそうな表情で言われてもなぁー
はぁ、も、もう何も言うまい………
「あ、あの!! 皆さん、よかったらボードゲームとかしませんか?」
ダクネスの衝撃発言によって静まり返った馬車の中にゆんゆんの声が響いた。
皆が一斉にゆんゆんの方向を向いたので、沢山の視線に驚いたのだろう。ゆんゆんが固まって……
「い、嫌ですよね。ボッチの私の提案なんて……」
「別に嫌じゃありませんよ。ただ、ボッチのゆんゆんの発言に驚いただけです」
めぐみんの返答に最初は顔をを輝かせていたが、ボッチと言われて曇っていった。
「それで、どんなゲームを持ってきたの?」
アクアの質問に答えるためにゆんゆんは持ってきている鞄の中をあさり、トランプ、魔法のチェスにその他もろもろ。
「どんだけ持ってきたんだ……」
「み、皆さんと楽しく遊べたらなーって……」
「せっかくゆんゆんが持ってきてくれたんだし、みんなで遊ぼうよ」
クリスの鶴の一声で、ボードゲームをすることが決まり、エイミーさんも入れて七人でボードゲームに興じ、現地へ着くのを待った。
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KONO SUBARASII SEKAI NI SYULUFUKU WO!
こ の す ば/KONO SUBA
KONO SUBARASII SEKAI NI SYULUFUKU WO!
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馬車から降りた俺たちはエイミーの案内で目的の場所へ向かっていた。
「ごめんね、わざわざこんな遠くまで……………」
道案内をしながら顔を伏せるエイミーにたいしてダクネスが返答した。
「気にするな、 何ということはない。もともとこのクエストは私たちが受けたものだからな。それに、最後に極上のご褒美がもらえると思えば······!」
「ダクネスの言うと通りだよ。このクエストは俺達が受けたいと思ったから受けたんだ。まぁ、最後のダクネスのごほうびってのはドM限定のご褒美だけどな!」
「その通りですよ!私は爆裂魔法を撃てるなら、たとえ地の果てだろうと行ってみせますから!!」
「それに、雪原ではまだ爆裂魔法を使ったことがありませんからね。どんな風になるのか楽しみです!」
めぐみんは自信満々で何を呟いているのだろう。
「ねぇめぐみん。爆裂魔法を打つのは良いけど、私が氷の彫刻を作った後にしてちょうだい? さて、どんな氷像を作ろうかしら」
そして、アクアも、だ。俺たちは彫刻を作りに来たんじゃないぞ………
「しかし、コイツらはモンスター討伐なのに、ピクニック気分か。 先が思いやられるな………」
「あははは。まぁ、変に気負ってるよりは良いじゃないか」
「いや、だけどさ──」
「だ、大丈夫ですよ。めぐみんの爆裂魔法の威力は本物ですし、私もできる限りのサポートはしま────」
「グルアァァアアア!!」
ゆんゆんとクリスとアクアたちについて話していると、大きな咆哮と共に、黄色い体をした一撃熊が出現した。
「出たわよ!一撃熊!」
1番始めに反応したのは雪をかき集めて彫刻を作ろうとしてたアクア。
「現れましたね。 私とあなた、どちらの一撃が重いか勝負です!」
次に爆裂魔法を撃つ構えをとっているめぐみん。
「おい、撃つなよ」
「重い上にビリビリ来る貴様の一撃、 私に食らわせてみろ!」
と、一撃熊に突貫していくダクネス。
「おい、ちょっと待てよ!!」
「さて。それじゃあ、いってみよう!!」
「そ、それじゃあ、行きます!!」
と、クリスとゆんゆん。この二人は問題を起こさなさそうなので安心できる。
「ったく 変身!!」
〔シャバデゥビ タッチ ヘンシン!!〕
〔ネクサム オン!! マルクト!〕
〔プリーズ ベラ ザ カプティム Prison warrior representing crystal and earth〕
大小様々な歯車を伴った魔法陣が俺の体を通り抜け、変身完了。
武器の大剣を召喚し、みんなに
『みんな、 準備はいいな!? 前方は俺が受け持つ。クリスは
「おっけー!」
「わかったわ!」
「はい」
「任せろ!」
「わかりました!!」
皆の返事が聞こえると共に、俺は一撃熊に突撃した。
ガキン!!
大きな金属音と共に俺の大剣と一撃熊の拳がぶつかり合う。
雷属性を帯びているというのは、本当のようだ。こちらに向けられている拳は常に帯電している様に見える。
「『バインド』ッッ!!」
「グァァアアア!!」
クリスのスキルによって、一撃熊がとらえられ………
「よーし、今ね! こっちに気を向けさせれば、カズマ達が攻撃しやすくなるはず」
「『フォルスファイア』ッ!!」
アクアはモンスターを引き寄せる魔法を放った。
「グルアァァ!!!!」
アクアの魔法に引かれた一撃熊は………クリスのバインドを引きちぎり───
『なんで、そうなるんだ!! 俺は支援魔法とか回復魔法で援護してくれって頼んだんだよ! 余計なことしてんじゃねぇ!!』
「なんでよぉぉ!! 私だって良かれと思ってやったんだから起こんないでよぉーー」
こいつ!!
「『フリーズガスト』ッ!」
「ガァッ!!」
ゆんゆんの魔法で足止めを食らっている。
しかし、極寒の地に生息しているこの一撃熊には効果は薄いようだ。だが──
『ナイスだ! ゆんゆん』
今ので十分チャンスは得た!!
ハンドオーサーを左に傾け、
「いくぜッ!!」
〔ルパッチマジック タッチ ゴー〕
俺は魔法を発動しようとした途端、
「なっ!!」
一撃熊が放電を行い、今までとは比べ物にならないスピードで動き出した。
そのまま俺の方へと放電した拳を───
バチィッッ!!
「あああっっ! いい!!」
俺が両手をクロスにして防ごうとした一撃は俺の前に出たダクネスが庇って防いでくれたようだ。
『大丈夫か! ダクネス』
「あ、あ……。いい、いいぞ!! もっとだ! もっと撃ってこい!!」
よ、
『クリス、ダクネス、ゆんゆん、あいつを足止めする。俺がチャンスを作るからもう一回やってくれ!』
「ねぇ、カズマ! 私は何をすれば良い?」
『お前はなにもするな!! 厄介事が増えるだけだ!!』
「ちょっと、なによその言い───」
『いくぞ!!』
もう一度、一撃熊に斬りかかるが、すんなりと
「グルアァァアアア!!!」
一撃熊の大きな叫び声と共に、一撃熊が殴りかかってきた。
よし、避けられ───
バリバリッ!!
『なにっ!!』
俺が拳を避けたことからなのか、拳を開いてこちらに向かって放電してきた───
『マジかよっ!』
バックドロップで間一髪避けられたが、次の一撃は間に合わない。
バリッッ!!
「あああっっ! たまらん!! いい、いいぞ!!」
またも俺はダクネスに庇われたらしい。
が、今がチャンスだ。
『クリス!ゆんゆん!』
「『ロックバインド』ッ!!」
「『ワイヤートルネード』ッ!!」
「グ、グルアァァアアア!!」
一撃熊は岩とワイヤーで雁字搦めにされていて、身動きは取れそうにない。
『めぐみん、今だ!!』
「えぇ、任せてください!! 」
「穿て! 『エクスプロージョン』 ッッッ!!!」
「グ、グルァアア......」
大きな爆音と共に衝撃波が襲ってくる。それと同時に爆裂魔法を受けた一撃熊は雪原の上に崩れ落ち、大きな雪煙が舞った。
「やったわね!」
「エイミーの話の通り、重い一撃だったな…………!」
「ダクネスさん、ぼろぼろじゃない。 大丈夫?」
「皆を守るクルセイダーとして、避けるわけには いかなかったんだ………!」
まぁ、確かにダクネスは盾役として活躍してくれたしな。
『今回はダクネスに助けられたな……。ありがとう。それに大したケガもないようだし、 お前が満足ならよかったよ」
変身を解除しながら、ダクネスに向かってお礼を言った。
「そ、そうか。なら良かった」
俺たちの戦いを見ていたエイミーが近付いてきて、討伐した一撃熊を見ながら提案してきた。
「討伐した一撃熊を、サムイドーの村まで運びましょう。 みんなに美味しいご飯をご馳走するわ」
「サムイドーの村は野菜が美味しいことで有名ですからね。 今日の晩御飯が楽しみです」
「え! そうなの。それは楽しみね。でもどうして一撃熊を運ぶの?」
「ふふっ、村に着いてからのお楽しみよ」
誰も反対しなかったので、そのままサムイドーの村へと案内された俺たちはそのままエイミーの誘いで宿屋に泊まることになった。
「夕飯をご馳走になる上、 ただで宿屋に泊めてもらうなんて。 なんだか悪い気もするが......」
「いいのよ、 一撃熊も倒したんだし。 お言葉に甘えましょう。 アクセルには明日のお昼に帰ればいいわ。その後、冒険者ギルドで報酬を頂きましょう」
「爆裂魔法で仕留めたから毛皮とかは使い物にはならないしね。ご馳走してくれるんだから、いいと思うよ」
「私は、 朝一番に爆裂魔法を撃って雪原を剥き出しの大地に変えたいです!」
「めぐみん、爆裂魔法はちょっとは控えた方が……」
みんなで話し合ってると、エイミーが大きな鍋を持って現れた。
「みんな、お待たせー。 晩御飯を持ってきたわよー」
「すんすん、なんだか新鮮な匂いね。普段は嗅いだことないわ」
「でも食欲がそそられますね!」
「ふふっ、これはね…………熊鍋よ♪」
そういってテーブルの上においた鍋の蓋を取ると、煙と共に良い香りが漂ってきた。
「もしかして、さっき倒した一撃熊の鍋なんですか?」
「そうなの。 村にいる狩人にお願いしてさばいてもらったのよ」
とうやら、ゆんゆんの予想は当たっていたらしい。まあ、みんな同じことを考えていただろうけど。
「なるほどね。だから村まで一撃熊を運んで来たのね。やるじゃない!」
アクアが顔をほころばせながら、どこからか取り出した
「あと、鍋とは別にもう1品あるのよ。これなんだけど……………」
エイミーが取り出したのは強烈な匂いのするナニかだった。
「うぇ、グロいわね...... これは本当に食べ物なの?」
アクアの言う通り、けっこうグロくあまり見たいとは思わない。
「す、すごい見た目だね。しかも匂いも……う!?」
クリスも顔をしかめ、鼻をつまんでいる。
「これは一撃熊の肝よ」
一撃熊の肝?
「肝……ですか。 一撃熊の肝はどす黒い色をしてるんですね。あの、見たところ生だと思うのですが......?」
「生で食べるのよ。 ものすごく苦いけど、その分効果も高いわ。 栄養満点で、精もつくし、とっても体にいいのよ?」
「本当はみんなに食べてほしいんだけど、 今回は一個しかとれなかったから………。できればでいいんだけど、カズマくんにあげてもいいかしら?」
「え!?俺!?」
エイミーが衝撃発言をした。なぜ、俺?
「「「「「どうぞどうぞ!!」」」」」
アクアたちはともかくクリスやゆんゆんまでもが、首を降りながら俺に肝を譲ろうとしている。
そんなに嫌なのか……。俺も嫌だけど。
「よかったわねカズマくん。 一撃熊の肝はとても高価なのよ?」
「とても体にいいのに、 他のヒトに勧めて食べさせようとすると、なぜか逃げちゃうのよねぇ…....」
見た目もグロいし匂いもきついし、 逃げ出したくなるのも当然だと思うぞ……。
エイミーの相手を思う気持ちは確かなんだろうが……こう、もうちょっと美味しく食べる工夫をだな……
「カズマくん、 今日はなんだか疲れた雰囲気だったから。だから、これを食べて元気になってほしくてね」
「お、お気持ちはうれしいですが、気持ちだけで十分です!」
「………カズマくん?食わず嫌いは、だめよ?」
「ほら、騙されたと思って食べてごらんなさい。 あーん…………」
くっ、
「すいませーーん!!!!」
エイミーの包囲を勢いよく脱出した俺は謝りながら、
「あっ、ちょっと、カズマくーん? 元気にならなくていいのー?」
「いや、十分元気なので大丈夫でーす!!」
この後すぐに肝がなくなることを祈って、部屋を飛び出し、扉から中の様子を伺うことにした。
「確かにあれだけはしりまわれるな、だいじょうぶね。 それじゃあ、代わりに皆さんがこの肝を───」
「「「「お鍋だけいただきます.....…」」」」
逃げたした俺が言うことではないが、みんなスゲー嫌そうな表情してるな……。あのゆんゆんすらも顔にイヤ!って書いてある。
「すごく体にいいのに………」
「もったいないわね………私が食べちゃうわね?」
肝をよくわからない表情で完食したエイミーと一緒にパーティーメンバーたちと鍋を囲み、異世界生活三日目を終えた。
<To Be Continued>
今回の主な改編点
◆ゆんゆんがパーティーメンバーに入る。よって『あの愚か者にも脚光を!』の内容が大幅に改変される。
◆クリスが不定期のパーティーメンバーに入る。ただし、ほとんどに登場しない。
◆エイミーとは『この素晴らしい世界に祝福を! ファンタスティックデイズ』とは異なった会合をする。
その他
◆ちなみにクエストは全てオリジナルですが、モンスターは『この素晴らしい世界に祝福を! ファンタスティックデイズ』に登場しています。
◆後半の話の原典この素晴らしい世界に祝福を! ファンタスティックデイズのイベント『賞金首討伐! ~一撃瞬殺熊編~』
◆あと、一撃瞬殺熊がゼラオラに似ているように見えたので追加した能力の設定はゼラオラの生態を参考にしました。
◆このカズマの異世界生活に異世界編とつけた理由ですが、本来はこの『佐藤和真“英雄化”計画』は地球編と異世界編の二部構成だったんです。ところが、地球編を書き始めると上手くいかず、気が付けば全部回想で終わらせてました。なので地球編は異世界編が完結するか、気が向けば書きたいです。
◆下の内容は一発ネタです。短いです。本編を書いてる途中で思い付きました。
─────────────────────
俺の名前は佐藤和真。相棒学園中等部に通う1年生だ。
つい先日、俺はついに憧れのバディレアを引き当てた───のだが
「ちょっと、カズマ! ABCカップに出場するためのチーム作りしなくていいの? やるって言ってから結構日にちたってると思うんだけど……。もしかして、チームに入ってくれっていったのに断れちゃったんですかぁ~。プークスクス。チョー受けるんですけど!! 言うことだけはいっちょまえなのに全然行動に移せてないじゃないですかぁ~~」
こいつ、ものすごくウザイ。モンスター名は「水の女神 アクア」といい、能力は
モンスター/サイズ:1
ワールド:ダンジョン
属性:アクシズ教団 神 水
攻撃力:8000
打撃力:3
防御力:7000
<概要>
■【コールコスト】ゲージ1を払い、君のデッキの上から1枚をソウルに入れる。
■【起動】“
■【対抗】【起動】“セイクリッド・ハイネス・エクソシズム” ゲージを1払う。払ったなら《72柱》を含むモンスターの攻撃を無効化し、そのモンスターを破壊する。
『ソウルガード』
で、結構優秀なのだが性格がそれら全てを台無しにしている。
こいつを引き当てた際に入っていた他のカードも曲者揃いで正直いって使いにくいのばっかりだ。
「ナイス爆裂!! めぐみん」「溢れる歓喜 ダクネス」「エクスプロージョン」っていう名前のカードなんだけど、「ナイス爆裂!! めぐみん」は「エクスプロージョン」の糧にしかならないし、「溢れる歓喜 ダクネス」は攻撃できないし………………。
つーか、他の俺が持ってるカードってアクアから貰ったものばっかだから
はぁ、ABCカップに出場するためのチーム作りは何人かに頼んだんだけど、連続でと断られちまったしなぁ~。
ああ、気が重い。
─────────────────────
バディファイトはバディファイト
以下の内容は自分で作ったこのすばデッキです。こんなデッキ構成で勝てるわけないだろ!!とか言わないでください。カズマらしくない!!とも言わないでください。作戦なんて全く考えてません。とりあえず、みんなの能力をカードで表しました。アクアはその特性上、対悪魔に特化しています。
<<使用デッキ>>
<ブレッシング>
ルミナイズ口上:この素晴らしい世界に祝福を!。ルミナイズ!ブレッシング!。
〈FLAG〉
「〈ダンジョン
〈ダンジョン
〈BUDDY〉
「水の女神 アクア」
[モンスター]
「水の女神 アクア」×1
モンスター/サイズ:1
ワールド:ダンジョン
属性:アクシズ教団 神 水
攻撃力:8000
打撃力:3
防御力:7000
<概要>
■【コールコスト】ゲージ1を払い、君のデッキの上から1枚をソウルに入れる。
■【起動】“
■【対抗】【起動】“セイクリッド・ハイネス・エクソシズム” ゲージを1払う。払ったなら《72柱》を含むモンスターの攻撃を無効化し、そのモンスターを破壊する。
『ソウルガード』
「ナイス爆裂!! めぐみん」×2
モンスター/サイズ:0
ワールド:ダンジョン
属性:冒険者 紅魔族 爆裂 魔術師 ヒロイン
攻撃力:4000
打撃力:1
防御力:5000
CV:-
<概要>
■このモンスターは攻撃できない。
「溢れる歓喜 ダクネス」×3
モンスター/サイズ:1
ワールド:ダンジョン
属性:冒険者 騎士 ヒロイン
攻撃力:8000
打撃力:3
防御力:12000
CV:-
<概要>
■このモンスターは攻撃できない。
■【対抗】“庇う”君か君のモンスターが相手に攻撃されるときこのモンスターが代わりに攻撃を引き受けてもよい。バトルした相手のモンスターは破壊されない。
「めぐみんの友達 ゆんゆん」×2
モンスター/サイズ:1
ワールド:ダンジョン
属性:冒険者 紅魔族 魔術師
攻撃力:5000
打撃力:1
防御力:4000
CV:-
<概要>
■“雷霆轟く者”場に《爆裂》を含むモンスターがいるなら、このモンスターに『2回攻撃』を与える。
『移動』
「空跳ぶ盗賊 クリス」×2
モンスター/サイズ:1
ワールド:ダンジョン
属性:冒険者 盗賊
攻撃力:2000
打撃力:1
防御力:4000
CV:-
<概要>
■このカードが登場したとき、君の手札を1捨ててよい。そうしたなら君のデッキからサイズ2以下の《エリス教団》を1枚手札に加え、シャッフルする。
■【対抗】【起動】“ワイヤートラップ” ゲージを1払う。払ったならその攻撃を無効化し、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。
「チンピラ冒険者 ダスト」×2
モンスター/サイズ:1
ワールド:ドラゴン
属性:冒険者
攻撃力:4000
打撃力:2
防御力:4000
CV:-
<概要>
■【コールコスト】君の手札からカードを1枚、ソウルに入れる。
『ソウルガード』『貫通』
「氷の魔女 ウィズ」×2
モンスター/サイズ:2
ワールド:ダンジョン
属性:リッチー 冒険者 魔術師 爆裂 魔王軍幹部
攻撃力:11000
打撃力:2
防御力:6000
CV:-
<概要>
■【コールコスト】ゲージ1を払い、君の手札から《魔術師》を含むモンスターを1枚をソウルに入れる。
■“ノーライフキング”《
『ソウルガード』
「魔王 八坂恭一」×2
モンスター/サイズ:2
ワールド:ダンジョン
属性:魔王 魔王軍
攻撃力:15000
打撃力:2
防御力:10000
CV:-
<概要>
■【コールコスト】ゲージ2を払い、君のデッキの上から2枚をソウルに入れる。
■【起動】“魔王の加護”ゲージを2払う。ゲージを払ったならば君の場の全てのモンスターの攻撃力、防御力共に+5000し、打撃力を+1する。この効果は複重しない。
『ソウルガード』
「幸運の女神 エリス」×2
モンスター/サイズ:2
ワールド:ダンジョン
属性:エリス教団 神 幸運
攻撃力:9000
打撃力:2
防御力:7000
CV:-
<概要>
■【コールコスト】ゲージを1払う。
■“ブレッシング”自身の魔法カードの効果でジャンケンを行うとき、必ず勝つ。
『ソウルガード』
「怠惰の女神 ウォルバク」×1
モンスター/サイズ:3
ワールド:ドラゴン
属性:ウォルバク教 神 怠惰 爆裂
攻撃力:5000
打撃力:1
防御力:3000
CV:-
<概要>
■【コールコスト】ゲージを2払う。
■“怠惰の女神”君の場にカードが1枚もなければ、このモンスターを【コールコスト】を支払わずに召喚してもよい。
『2回攻撃』『移動』
「暴虐の魔獣 ちょむすけ」×2
モンスター/サイズ:0
ワールド:ダンジョン
属性:魔獣 神 使い魔
攻撃力:3000
打撃力:1
防御力:3000
CV:-
<概要>
「禁断の冒険者 アクア」×1
モンスター/サイズ:3
ワールド:ダンジョン
属性:禁断 冒険者 神 水
攻撃力:12000
打撃力:3
防御力:13000
CV:-
<概要>
■【コールコスト】ゲージ2を払い、君のデッキの上から2枚をソウルに入れる。
■【起動】“禁断のゴッドブロー” ゲージを1払う。払ったなら《72柱》のモンスターとバトルするとき、攻撃力+∞。
■【対抗】【起動】“ゴッドレクイエム” ゲージを1払う。払ったなら《72柱》《髑髏武者》《魔王》を含むモンスターの攻撃を無効化し、そのモンスターを破壊する。
『ソウルガード』『2回攻撃』
「伝説の冒険者 めぐみん」×1
モンスター/サイズ:1
ワールド:ダンジョン
属性:伝説 冒険者 紅魔族 爆裂
攻撃力:6000
打撃力:1
防御力:5000
CV:-
<概要>
■このモンスターは攻撃できない。
■このカードが場に出たとき、ライフを1回復する。
■自分の《紅魔族》のモンスターの【コールコスト】を1少なくする。
「伝説の冒険者 ダクネス」×1
モンスター/サイズ:2
ワールド:ダンジョン
属性:伝説 冒険者 騎士
攻撃力:8000
打撃力:3
防御力:20000
CV:-
<概要>
■【コールコスト】ゲージ1を払う。
■自分のゲージゾーンにゲージが4以上あれば、このモンスターが行動する事にライフを+1する。
■【起動】“防御の号令”君の場のモンスターすべての防御力を+3000する。
■【対抗】“庇う”君か君のモンスターが相手に攻撃されるとき、このモンスターが代わりに攻撃を引き受けてもよい。バトルした相手のモンスターは破壊されない。
■このモンスターは攻撃できない。
[魔法]
「スティール」×2
魔法/サイズ:―
ワールド:ダンジョン
属性:盗賊
攻撃力:―
打撃力:―
防御力:―
CV:-
<概要>
■【使用コスト】ゲージを1払う。
■相手と一回ジャンケンをする。君がジャンケンに勝利したなら、以下の内容から1つ選ぶ。
◆相手の装備しているアイテムまたは設置魔法を1つ選んで窃盗し、自身の所有物とする。自身の所有物となったカードは、アイテムならその場で装備し、設置魔法なら設置して効果を発揮する。
◆相手の手札を見ずに1つ選び、そのカードを自分の手札に加える。
「ダブルドレインタッチ」×2
魔法/サイズ:―
ワールド:ダンジョン
属性:魔術師
攻撃力:―
打撃力:―
防御力:―
CV:-
<概要>
■【使用コスト】ゲージ1を払う。
■相手と一回ジャンケンをする。君がジャンケンに勝利したなら、相手のライフを-3し、君のライフを+3する。君がジャンケンに負けたなら相手のライフを+3し、君のライフを-3する。
「リザレクション」×2
魔法/サイズ:―
ワールド:ダンジョン
属性:蘇生
攻撃力:―
打撃力:―
防御力:―
CV:-
<概要>
■君の場に《神》《水》を含むモンスターがいるなら使える。
■ドロップゾーンにある好きなモンスターカードを1枚、手札に加える。
「セイクリッド・ブレイクスペル」×2
魔法/サイズ:―
ワールド:ダンジョン
属性:破壊
攻撃力:―
打撃力:―
防御力:―
CV:-
<概要>
■君の場に《神》《水》を含むモンスターがいるなら使える。
■場の魔法1枚を破壊する。
「爆裂女神ララティーナ」×2
魔法/サイズ:―
ワールド:ダンジョン
属性:冒険者 ドロー
攻撃力:―
打撃力:―
防御力:―
CV:-
<概要>
■君は君のデッキをシャッフルして上から三枚を取る。その3枚カードがモンスターカードで、サイズの順番が0、1、1なら手札、ドロップゾーン、デッキからを場に【コールコスト】を払って「ナイス爆裂!! めぐみん」「水の女神 アクア」「溢れる歓喜 ダクネス」を召喚する。
「ジャイアントトードの討伐」×1
魔法/サイズ:―
ワールド:ダンジョン
属性:ドロー
攻撃力:―
打撃力:―
防御力:―
CV:-
<概要>
■【使用コスト】ゲージ1を払う。
■君の場の《冒険者》が破壊されたとき、君のデッキの上から1枚をこのカードのソウルにいれる。
■ソウルが3枚以上になったら、このカードのソウルを手札に加え、このカードをドロップゾーンに置く。
■「ジャイアントトードの討伐」は君の場に1枚だけ『設置』できる。
「アルカンレティアでの湯治」×1
魔法/サイズ:―
ワールド:ダンジョン
属性:アクシズ教団 回復
攻撃力:―
打撃力:―
防御力:―
CV:-
<概要>
■『設置』(このカードは場に置いて使う)
■【使用コスト】ゲージ1を払う。
■君の《冒険者》が破壊された時、君のドロップゾーンから《冒険者》1枚までを手札に加え、ライフを+3する。その後、このカードをドロップゾーンに置く。
「この素晴らしい世界に祝福を!」×1
魔法/サイズ:―
ワールド:ダンジョン
属性:冒険者
攻撃力:―
打撃力:―
防御力:―
CV:-
<概要>
■『設置』(このカードは場に置いて使う)
■場にある自分のモンスターすべては《このすば!!》を得て、攻撃力、防御力共に+1000され、『反撃』を得る。
[アイテム]
「名刀 ちゅんちゅん丸」×2
アイテム/サイズ:―
ワールド:ダンジョン
属性:名刀?
攻撃力:2000
打撃力:1
防御力:―
<概要>
■場に《このすば!!》を含むモンスターがいるなら、1ターンに一回だけデッキから1枚、ゲージゾーンに置く。
[必殺技]
「エクスプロージョン」×4
必殺技/サイズ:―
ワールド:ダンジョン
属性:爆裂
攻撃力:―
打撃力:―
防御力:―
<概要>
■場に《爆裂》を含むモンスターがいるなら使える。
■【使用コスト】ゲージ4を払う。
■相手にダメージ10。相手のモンスター全てを破壊する。このカードのダメージは減らない。
■使用後、《爆裂》を含むモンスターを1体破壊する。