クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」   作:夜桜家の壁

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司視点に挑戦してみようと思って書いたよ。

というか皆様こちら諸々含めてですが100話目ですよ。すごくないですか?始めた頃1日に4人くらいに見てもらえたら今日多くの人に見てもらえたと喜んでたのがとても懐かしいです。


神高1年の司達

「おお、いつもより遅かったじゃないか雷夜‼︎今日は生憎いい天気……とは言い切れないな、午後には雨が降りそうだ………ん?なんだか元気が無いのではないか?表情がまるで今の外と同じだぞ」

 

 

 俺の大切な親友である雷夜は普段家も近い事があって8時には学校にいることが多いらしいのだが、今日はいつもより30分遅く、後5分もしないうちに授業の始まるような時間に来ていた。

 その普段より遅く来るのを裏付けるように、顔色が悪い。

 

 

「……おはよ、今日はちょっと体調悪くてね。もしかしたら屋上でサボってるかも」

 

「待て待て待て待て‼︎いやお前……ちゃんと保健室に行くべきだろ。しかも雨が降りそうなんだぞ⁉︎」

 

「確かにそうかもな。それじゃあ俺は保健室行って休んでくる」

 

 

 

 

 

 

 東雲雷夜という存在はとても不思議な男だ。雷夜と同じ中学だったというクラスメイトからは、

『授業聞いてなくても予習とか完璧にしてきてるから抜き打ちテストに、定期テスト、何でも高得点を取るやつだ』

『もう一人の天才と絡んでて話の内容が普通の人とは違う』

『後輩の男子と付き合っていたという噂があった』

などと言われていた。最後の噂はインパクトが強くて忘れるな忘れられなくて困っている。

 

 雷夜の事を親友だと俺は思っているが、実際には知らない事ばかりだ。元々は咲希の友達である怜華の兄という関係だった。雫と同じ関係なのに雷夜とは関わることは無かった。

 そしてこれは雫から聞いた話でもあるのだが、雷夜は昔とは印象が違う気がすると感じたんだ。ちゃんとした事は言えないが俺が遠目にみた雷夜は誰とも関わらず、ずっと1人でつまらなそうにして、たまに妹の怜華とだけ話していた………と思う。

 しかし今は先輩である白夜さん達を中心として妹達や、雫と多くの人たちと交流していた。

 

 

「おい、司‼︎すでに授業終わってんぞ。もしかしてだけどお前って雷夜いないと少し静かになるんか?抜け殻かってほどだったぞ」

 

「鋼………すまない、少し聞いてもいいだろうか?」

 

「たく、イイぜ。司が元気ないのは違和感しかねぇもん。その質問でうるさくなるなら安いもんよ。ま、質問に答えるくらいなーんにもデメリットはないけどな‼︎」

 

「そうか……ありがとう。早速本題なのだが、俺と雷夜は親友で合ってるのだろうか?俺は雷夜の事を親友だと思っているが……雷夜は俺の事を親友だと思っているだろうか?実際俺は雷夜について妹達よりも知らない」

 

「めんどくせーな、お前はスターになるって自分でずっと言ってんだろ?スターになるんだったら自分が振り回す側になれ、お前から行動して輝け」

 

「俺が振り回す?」

 

「そ、とりあえずお前がアイツからどう思われてるか気にしてるのに、妹さん達の他のお星サマなんて気にしてる余裕はないんだわ。どんな一等星の中でもアイツに気に入られるほど輝かなきゃ親友にはなれねーの」

 

「なるほど、確かにそうだな。ならば俺は今後より一層輝くため先生にクラス対抗戦をしないか提案してくることにしよう」

 

 

 全生徒の中で一番活躍すれば俺は誰よりも輝いてる事になるわけだ。これならば俺は雷夜の親友であると心から言えるだろう。

 

 

「おーい、さっきあんな事言ったから正直言いづらいんだけど、お前でさえすでに学校の中で最も輝いてっからそんな事しても意味ねーゾ」

 

「何⁉︎既に一番輝いているだと⁉︎それでは一体どうしたらより輝けるのだ‼︎」

 

「おーウルセー……とりあえず頭使えよ。今回は俺が教えてやるけどさ。いいか、俺らから見てお前らが親友だと見えるのはお前が誰よりも輝いてる時だ」

 

「しかし、俺は今一番輝いているように見えるのだろう?ならば何故俺は雷夜と親友であると胸を張って言えないのだ?」

 

「残念、俺は普段と言った。普段は親友のように見えてるんだ。けどさっき俺に質問してきたお前はナヨナヨして、そんなお前が誰よりも輝いてる訳ねーよ。まだ俺の方が輝いてたゼ」

 

「確かに悩んでいて、ぼーっとしてるのはスターではないな」

 

 

 ならば何だ?俺が振り回す側になって、何も悩まずにいたら俺と雷夜は親友だという事か?

 

 

「素直だよなお前。頭使った結果頭を使わないが答えになる訳ねーよ。いいか、普段は親友でそれはお前が誰よりも輝いてるからだ。つまりお前は普段通りに雷夜を親友だと信じてる時は親友だって事だ。親友になる条件とは別にあるわけでもねーけど、アイツに関して言えば自分に圧倒的な自信を持つ司は親友だと思ってると思うぜ。

 と、ゆー訳で、司はとっとといつも通りに戻れ」

 

「鋼……すまない‼︎俺は今までお前のことをもっとお気楽な自由人だと思っていた。しかし、本当はこんなにも素晴らしい事を言えるやつだったんだな‼︎よし、俺はこれからはお前の言葉を胸にしまい、糧としていきてくぞ」

 

「そのセリフ死んだやつに言うようなやつじゃねーの?俺死んでねーからな〜」

 

 

 

 

 

「ちょくちょく司の声聞こえてくるの普通におかしいだろ。この学校結構広いぞ?」

 

「ほほほ、雷夜君は司君という素晴らしい友達を持ちましたね」

 

「堤先生ってそんなに揶揄う側でしたっけ?」

 

「おや、別に揶揄うつもりなんて一切ありませんよ。わしのような定年間際のおばちゃん先生は孫のような年の子達が平和にすごしているのを見ると嬉しくなるんですよ」

 

「堤先生って学校にいるだけで楽しそうですよね」

 

「ええ。もちろん楽しいですよ。ですがもう今年で終わりだと思うとやっぱり悲しいですね。

 さて、それはそれとして、今日も司君に保健室で休んでる生徒学校いることも考えて声量を少なくしてもらうように注意してきましょうか。雷夜君はゆっくり休んでいて構いませんので」

 

 

 この少し後に司の謝る声が聞こえてきたり、鋼は飲み物を買いに降りてきた所を先生に見つかり、珍しく静かになっていた司をわざわざ元気つけなくても良くないかと軽めに怒られてた。

 まぁ内容は司を元気づけるなって話だけどその話の結論は堤先生に無理させないようにって事なので結構ほっこりする話では合あった。

 堤先生ってこの学校出来た当初からいる先生だったりするのかな。




なんか新キャラできてんだけど、何で?しかも2人。少なくとも片方は今後に使えるなぁって思うからいいんだけどさ。

前書き100話書いて褒めてもらおうとしてるけど、文字数で言えばまだ少ないので100話すごいと思った人がもしいたら私みたいに少しずるい人に騙されないように。

 後落ちみたいなのは雷夜視点の方がらくかも?
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