クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」   作:夜桜家の壁

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 お気に入り登録してくださった方がついに100人超えてとっっても嬉しいです。そしてこの小説を書き始めて後少ししたら1年経ちます。
 今後も私の好きなように書いてくので、語彙力なし、表現が乏しい私を是非これからも応援お願いします。


メインストーリーまでの少しの間の日常
サプライズ


 いつものように俺と怜華で練習していた時の事。

 

 

「お〜いふたりとも!!練習中にごめんね」

 

「全然大丈夫だよ。それより杏ちゃん何かあったの?」

 

「そうだな、呼ばれることはまぁあることだと思うけど、練習してる中呼ばれるのは初めてだし何かあったのかと思うぞ」

 

「えへへ、ごめん。あのねあのね、次の土曜日からお父さんカフェがちょっと新しくなるんだ!!それでふたりにも来てほしいなぁ──って、どうかな?ピアノも置かれる予定だからもっと面白くなるよ!!」

 

 

 なんとWEEKEND GARAGEにピアノが置かれるように改装されるようだ。

 

 

「え、いいじゃん。私は絶対に行くよ。兄さんは来れるの?」

 

「土曜日でしょ?うちの高校別に土曜授業はないし、普通に行くけど?夜とかじゃなくて昼とか朝から空いてるでしょ?」

 

「空いてるよ。まぁ朝って言っても9時前くらいだけどね。いつも通りその時間に空いてるから、いつ来てもいいよ」

 

「それじゃあ金曜日は空いてないのかな?その日は練習休もうかな、最近私楽しくてずっとここ来ちゃってるし………たまには休まないと」

 

「えっ怜華ずっと練習してるの!?俺この前振り付け考えてもらったりで忙しくなかった?怜華ちゃんと休んでくれ、俺みたいに倒れないでくれよ?」

 

「私はどんどん体力付いて行ってるだけだから大丈夫だって、心配しすぎだって」

 

「すごいフラグに聞こえてくるのは何故なのか………とりあえず一旦休憩にするか。WEEKEND GARAGE行ってジュースでも飲もう。ついでに謙さんにピアノ導入した理由聞きに行こう」

 

「あっ確かに私も気になるかも。ちなみに理由って杏ちゃんは知ってるの?」

 

「確かに……私も理由は知らないかも……よし、みんなで聞きに行こ」

 

 

 そうして皆でWEEKEND GARAGEに向かった。

 

 

 

 

 

「父さんただいま。雷夜たちもいるよ」

 

「というわけで休憩に来ました」

 

「私も休憩に来ました」

 

「おう、いらっしゃい。みんな何が飲みたい?今日はサービスで入れてあげよう」

 

 

 ラッキーな事にタダでジュースが飲めた。しかしWEEKEND GARAGEは良心的な値段なので学生にも優しいため、雷夜と怜華からすればいつものお礼も含めて、『そのくらいは普通に払いたい』と思っていたりする。

 

 

「ありがとうございます。それじゃあ俺はアイスコーヒーで」

 

「私はカフェオレでお願いします」

 

「あいよ。杏はどうする?」

 

「んー、私は水でいいかな。この後歌ってきたいしとりあえずの水分補給ってことで」

 

 

 謙さんは注文を聞くとすぐに淹れてくれる。今日は珍しくほとんど客がいないのもあるけれども。

 

 

「そういえば謙さん、杏から聞いたんですけどピアノ置くんですよね?理由聞いてもいいですか?」

 

「理由って言われてもなあ………特にない理由なんてないさ、ただあったら雰囲気が出てくると思ったからだ」

 

「謙さんの言うことわかりはするけど私、それだけじゃない気がするなぁ。だってピアノって高いし、音楽に触れてる人がなんとなくの雰囲気だけって言われても信じずらいし……」

 

「お前たちは疑り深いな。しょうがないか」

 

 

 謙は少しため息を付いて、注文されたものを出してから話を始めた。

 

 

「理由としてさっき言ったことは別に嘘じゃない。けど他の理由があって、それは、お前たちに関係している」

 

「俺たち?」

 

「あぁ………俺は初めてお前さんたちを見た時の事をどうも思い出すんだ。あの時からすでにこの街には新たな風が確実に吹いている。だからこの街らしいカフェじゃなく、そこに新たなものを受け入れるようなカフェにしたかったんだ」

 

「それじゃあ、雷夜たちをイメージしてあのピアノを買ったの?」

 

「別にそれだけじゃあないがな」

 

 

 その後も色々と話が盛り上がって休憩と言うには少し長すぎるほど時間が過ぎていた。

 雷夜たちがそろそろ帰ろうと準備をしていると、謙がふたりに話しかける。

 

「そうだ雷夜、いや怜華ちゃんでもいいんだがピアノをしばらく弾いててくれないか?せっかくならお前達に弾いてほしい。ちょっとしたアルバイトみたいなもんだな」

 

「なら俺が弾こうか。アルバイトなら高校生の俺の方がいいだろ」

 

「でも別にそこまで大きな額でもないだろうし、お小遣いもらうみたいな感じじゃないの?だったら別に私も弾けるし、何曲かごとに弾こうよ」

 

「弾いてくれたらまたサービスしてやるって感じにするから怜華ちゃんの考えでやってくれても問題ない」

 

「それじゃあ土曜日はそんな感じで来て弾きに来ます。コーヒー美味しかったです。それではまた来ます」

 

 

 雷夜が会釈し、それに続けて怜華も会釈しふたりでWEEKEND GARAGEから出ていく。

 WEEKEND GARAGEにはすでに他の客は存在せず白石杏と白石謙しか残ってはいなかった。

 

 

「………雷夜たちってすごいよね、父さん。歌も上手くて、それでいてパフォーマンスがとっっても綺麗で」

 

「そうだな。もし、音楽の神様がいるならあのふたりはものすごく、神様に好かれた子供だ」

 

「はぁ………街の活気も上がって、街の外の人も来たりして、こんなすごい事になってて、凪さん帰ってきたら驚くんだろうなぁ」

 

「凪が帰ってきたら、街の様子が少し変わっていて悲しむのか、活気づいて嬉しくなるのか、全く想像もつかないな」

 

「あはは、確かに………久しぶりに会いたいなぁ、凪さん」

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