クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」 作:夜桜家の壁
「おーい、雷夜!!起きろー!!白夜さんはとっくに起きてるぞー」
朝、いつものように部屋の窓から入る日光ととある人の声に起こされる。……いや人の声に起こされるなどほぼ無いに等しいから、このように大きな声で起こされるとすごくビビる。
「起きてる、起きてるから!!司うるさいんだよ。今何時だ?まだ7時だしさ、お前は他の人の事とか考えろよ」
「お、おう………雷夜口が悪いがそれはいいとして、この家の周り特に家誰か住んでるわけでも無いぞ?」
「知ってるわ、で何だっけ?あれからオーディション受けに行ったのは知ってたけど、受かったの?」
「もちろんではないか。そしてこの天馬司、採用されたからには未来のスターとして素晴らしいショーを届けると決めているのだ。だから今日はフェニランについてきてもらうぞ」
「急だねー、昨日聞いたばっかだし言うだけ言ってこっちの反応は待たずにどっか行くし」
金曜日に合格の発表があって嬉しかったんだろうなぁ。
「もしかして今日用事があったのか!?」
「うん、フェニランに行く用事があったんだよね」
「な、なんだって〜!?用事があっ………た?いや行き先同じならなんの問題も無いのでは?」
「うん、全く問題ないねw」
司はがっかりした様子からすぐに「ん?」となる様子になって面白い。そして今はちょっと真面目っぽくなるのもまた面白い。
「……一ついいか?」
「なんだって問題ないよ?」
「それがお前の素なのか?」
「え?」
「なんというか、雷夜は驚いたり反射的な行動をする時はなんというか、柔らかいような気がするんだ。普段は少しガードが固いというか、うまく言葉には出来ないんだがな」
「俺も知らない。ただ寝起きで言葉考えずに喋ってるからじゃないか?」
「いや疑問で返されてもわかるわけないだろ」
「それもそうだな、司着替えるからとりあえず部屋から出ろ」
てくてくと、スマンと言いながら出ていく司。さてと、着替えるんだが……少しここ最近の事を振り返ろうと思う。
実は木曜日になんと鳳えむから電話があったのだ。内容……というか言ってたのが『あの、とっってもキラキララァンってしてた天馬さんの知り合いなんですよね!!あっ、そういえばあたしは鳳えむって言います♪怜華ちゃんの知り合いで、お兄さんの事聞きました!!えっと、えっと』と、こんな感じで大変慌ててて面白かった。ただしののののさんって姉さんが呼ばれる会話は無くなっちゃった。
そして本題だが、今日司さんと話すから話に入って欲しいとの事だった。とりあえずはそれだけ、まぁ流れで俺も誘われるんだろうけど。とりあえず今日は司と行って、先にワンダーステージに入れば面白いかな。
「よし、朝ごはんはおにぎりでも途中で買うから大丈夫。司行こう」
「おー準備出来たか、それではこの俺の輝かしい未来の一歩を進みだそうではないか」
「雷夜ファニー君のお土産なんか買ってきてよ」
「どでかいぬいぐるみでも貰ってこようか?」
「それ持って帰るの大変なやつ買ってこようとしてるでしょ、そんなんじゃなくてシャーペンとかでいいから。それじゃあ二人とも行ってらっしゃい」
「行ってくる」
「ぜひ白夜さんも俺のショーを見に来てください」
なんでもない雑談をしながらコンビニに寄って、フェニランに歩いてゆく。途中司が夢みたいな話を声高らかに話していて、やっぱり司メンタル強いなぁと思いながら近くにいた類を見掛けながらついにフェニランについた。
「相変わらずデカいなぁ」
いつも00:00に上げてるけどちょうど書き終わったんでここで上げちゃいます。