クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」 作:夜桜家の壁
「さてと、それじゃあ俺呼ばれてるから別行動な」
「雷夜はどこに行くのかもうわかっているのか?」
「わかってるよ。まぁ従業員に聞いた方がいいけどね。という事でまた後でな」
キャスト、スタッフ、そしてお客様。色々な人が溢れている中を外れて俺は今から木々によって隠れたステージを探す。さっき司と話した時は場所を知ってると言ったが半分くらい嘘だ。本当なのはワンダーステージは一応道があるとか、木々の中だとか、そうゆう手がかりがわかりやすいことだ。そして嘘となるのは木々の中って言っても植物は沢山あるのだから何ヶ所かまでしか絞り込めないのだ。
「やっぱりランド内にある掲示板じゃワンダーステージがどこかわからないな、というか方向音痴が地図見てもねぇ」
「確かに方向音痴にとって地図は分かりずらいかもしれないねぇ」
「そうだよなぁ。まだスマホみたいにぐるんぐるんしないだけマシだけどさ。なかなかに広いんだよここ。誰かワンダーステージ教えてくれないかな」
「それならドローンで探してきてあげようか?」
「あー、助かる。やっぱりドローンとか便利……だよ……ね?」
類がいつのまにかいた。背後に立っていた。類の姿が掲示板のガラスに微妙に映る類がいた。
「怖いって類」
「ごめんね?けどここに来るまでに僕がついてきてたの知ってたんじゃないかな?」
「知ってても急に後ろにいるのは怖いって。そんなことより類ワンダーステージどこにあるのか知らない?」
「それならこの地図でいう君が向いてる方に真っ直ぐ行って狭い道に曲がる、そうすると右手に木々をかき分けるような道があるからそこがわかりやすい道かな」
「なるほど、助かったよ。類はこれからショーとかする?時間によってはなんか手伝えるけど」
「いや、今日は慣れ親しんだものをやるつもりだから一人で問題ないはずさ。気にしないで自分のやる事をやってほしい」
「わかった。それじゃあ行ってくる」
真っ直ぐ行ってY字みたいな道の狭い方だからこっちか、でしばらく右に注意して見る。道……道、どこだ、あった!!多分これだ!!秘密基地探してるみたいで楽しいな。けどこの道ワンダーステージの活動始めたら広くしないと。
そしてしばらく歩けば、ちょうど面白いタイミングで来れたようだ。
「とーーーーーーーーっ!!」
「うわー!?な、なんだ!?何か降ってきたぞ!?」
「ようこそっ☆笑顔い〜っぱいの、ワンダーステージへ!」
「じゃあみんなでいくよー!!せーのっ、わんだほーいっ☆」
「わんだほーい」
「……………は?」
司は何がなんだかわからずにフリーズしてしまった。しかし、それでも反応を求め続けるえむ、もう一度「わんだほーいっ!!」と繰り返ししてみるも、やはり司には効果がなかった。しかしまたまたそれでも諦めないえむは続けようとするも、司が折れて話してる途中で話してしまった。
「それに何故雷夜までいるんだ!?用事があったのではないのか!?」
「おー、質問色々したな。とりあえずこの子が降ってきたのはあそこ」
「上だよー!あのへん!」
俺とえむが指差した先をみた司はものすごく驚いていた。まぁ驚かないやついるわけないんだけどさ。
「司くんが来るから、ビックリさせようって思ったの!」
「えむーこれ俺いなくても大丈夫だったんじゃないのー?」
「そうかもー!ごめーん、許してー☆」
「別に怒ってないよー」
なんかすごい孫娘とかと仲良くしてる感じみたいだ。司もそう思ったのだろか、目をぱちぱちさせながらこちらをみていた。
「すまん雷夜、色々と説明を頼めるか?お前の方が話が通じる気がするぞ」
「んー、まぁとりあえずえむ、自己紹介して」
「わかった!あたし、鳳えむ!キラキラ笑顔い〜っぱいのワンダーステージへようこそ!そして司くんをここに呼んだのも、あたしだよ!」
「という事でこちら鳳家の末っ子ですね。俺の知り合い。じゃなくて妹の知り合い。というかもしかしたら親同士は知り合いだったかもしれないね」
「いっしょにすばらしいショーをつくろうねっ☆司くんっ♪」
あっ司が一気に色々な事聞いて気絶したみたいになってる、どうしよう………とりあえず椅子に寝かせとくか。
みんなでわんだほーいってサブタイのくせにわんだほーいしてるのえむと雷夜だけで司入らんかった。