クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」   作:夜桜家の壁

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なんか前回予約投稿ミスった。


すれ違いの入れ替わり

「あいつらいねーし、どうしたもんかなぁ。この後どうなるんだっけな、確かメンバー探しでロボットを………類だ。類に電話すればいいじゃん。いや合流だけなら広場に行けば見つかる」

 

 

 人が集まってるところを探して行けばいいはずだと気づいた俺はすぐに走り出した。

 

 

 そして見つけたと思ったら類はすでに追いかけられそうだった。

 

 

「おっと。邪魔が入ってしまったね。この続きは、また次回にしようじゃないか」

 

『え〜!?』

 

 

 子供たちの声がフェニランの一部で響きわたる。ついでに言えばえむの声も聞こえる。

 その後ショーの続きを想像していてくれと言い、類は警備の人から逃げるために走り出してしまった。そしてまた、それに続いて警備員さんや、司とえむが追いかけるように走り出す。

 

 とりあえず追いかけないと、見失うことになる。それだけは避けないといけない。もし置いてかれたら………普通に迷子になって家に帰れなくなるぞ。走ってる間に道なんか覚えられるわけもないからな。

───冗談は置いといて、あいつら2人なんでついて行った?俺の知る限り、類を探すのは今日ではない。とりあえず追いかけなければ。

 

 司達を追いかけ続けて約30分!!──30分!?

 

 司との合流には成功した。えむはどっかに行ってしまった。司いわく、類の事を見失ってしまった後えむが自身の勘に任せてかけ出してしまったらしい。

 

「てかなんで、そのショーをしてた人に着いて行ったんだ?」

 

「そうだな………そうだ!雷夜、貴様もオレ達と一緒にワンダーステージでショーをするというのなら教えてやらんでもない」

 

「ほぉ、なら俺は司が追いかけてるやつの情報を教えてやるよ、代わりに追いかけてる理由を教えろ」

 

「なっ!?まさか、雷夜とオレ達の追ってた人は同じ劇団の人だというのか!?」

 

「なんでそうなるんだよ!!あいつはただの友達っていうか、中学からの知り合いだよ!!てか司も知ってるやつだって」

 

「オレの知り合い……なのか?いやオレは見たことないぞ」

 

「中学の時の先生から俺達のこと聞いてたでしょ!!」

 

「中学の先生だと……?」

 

 

 うーむ、という擬音が出るように考えこむ司、かなりの大ヒントを与えてるから早く気づいて欲しい所である。

 

 

「いや、まさかとは思うが、天才と呼ばれたもう一人のことか?」

 

「正解、という訳でなんで追いかけてたのか教えてくれよ」

 

「くっ、忘れてなかったか……それはだな、あいつはオレ達と一緒にショーをするのに相応しいと思ったからだ」

 

「なんか、それだけの理由で隠す必要性とかないのがなんか怪しい、けど嘘は言ってなさそうだしなぁ。本当にあいつを誘う為だけ?」

 

「ああ!もちろんだとも!」

 

「まぁいいよ、一旦信じておこう。とりあえず俺は今日は帰るわ」

 

「また明日学校で会おう!」

 

 

 帰宅後、司の事は少し疑わしい。交渉しようとしてきたりしたからなぁ、けれどまぁ多分司もえむもバ……カ、いやえむは普通に頭いいけど、少なくとも司はそこまで頭回らないだろうと信じたいけど、いやもっと簡単に考えよう。

 おそらく、司は俺をメンバーに加えることが目的だろう。そこから何かにつながることは一旦いい。ゴールだと仮定しよう。ならなんで類を追いかけるのか、それが問題だ。

 原作通り、仲間にしようと動くのは自然といえる。けど、仲間に誘うまでが早いのが気になるところ。何かしら急ぐ理由があった、それはなんなのだろうか……………考えてもわからない、ならどうやって俺をメンバーにするかを考えておくべきなんじゃないのか?

 

 いつまで考えても結局は人数有利で流れなくするとかしか思いつかない自身の頭に絶望しながらいつのまにか寝ていた。

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