クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」 作:夜桜家の壁
今日というものは終わらず、ワンダーランドでは元気な2人、えむと司が新しく加わる事となった2人……正確にいうと片方はロボットだけどその2人が加わってわちゃわちゃと話をしていた。
「ネネロボ、というか寧々、煽るのはそのくらいにしてあげたら?」
「あ!雷夜くんだ!もー、おそいよ〜」
「いや、まず俺は一緒にやるチームってわけでもないんだけど……」
「そうだったな……なぁ、やっぱり雷夜も一緒にやらないか?類も入ってくれた事だ。それに癪だが、このロボットだってかなりのレベルではある。これならばお前だって不満はないだろう」
何度も誘って俺に断られているからか、どうせ無駄なのかもしれない、でも諦めることは出来ない、などといった不安やらなんやらで多少司はぎこちない様な表情をしながら相変わらず俺を誘ってくる。
これはあくまでもワンダショのメインストーリー。つまり俺が入るのは1番良くない結果になるだろうと想像することはとても容易で、ならば俺は絶対に入らないべきなのだ。とても申し訳なく思うがそれだけは超えてはならない一線であると思う。
「何度も言ってるけど、俺は入らないよ。何かのアドバイスとかならする事はできるかもしれないけどさ」
「ぬぬぬ、なぜお前はそんなに頑固なんだ!!普段のお前ならば大抵のことはすぐに賛同するというのに!」
「そうだよ!あたしの突然のおねがいだってすぐに答えてくれたのに!」
『……わたし、初めて会った時の言葉覚えてるよ。『類がショーのメンバーを探していたら一緒にやらない?』って私に言ってきた。わたしだって類とは長い間知り合ってるからわかることだってある。類だって、雷夜と一緒にやりたいと思ってるはず。わたしは……よくわからないけど』
「そうだね、僕も出来ることなら一緒にやりたいと思っているのは確かだね」
「いやもう待って待って、俺が入らないのって練習に参加できる日がそこまで多くないから、迷惑になると思ってなんだよ!!」
普通に入る流れみたいにするのやめてほしい、恥ずかしいし、心が痛むし、精神的ダメージが尋常じゃないっての。
「あっ、それじゃあお話を書くのはどうかな?あたし雷夜くんのお話でショーしてみたい♪」
「な、なるほど?うんー、それじゃあ最初のショーでちゃんと成功させられたならお話を書くのを手伝うくらいならとりあえず参加するよ」
「本当か!?ならば今回はオレが最高の脚本を書いてくることにしよう。では、オレは一足先に帰らせてもらう。では!」
「あ、あたしも今日この後用事があるから先に帰るね。バイバイみんな」
そうして元気な2人は帰っていきましたとさ。この場に残るは俺に類、ネネロボ。そして物陰に隠れている寧々だけとなった。
「寧々。2人はもういないよ。出てきたらどうだい」
「……本当にロボットをメンバーに入れるなんて、どうかしてるんじゃないの?」
「最高な奴らでしょ?あの2人。見てて飽きることはないよ」
「いやぁ、まったくだね」
「……急にロボットを持ってきて『一緒にショーをやらないか』なんて言ってくる類も、大概どうかしてるけどね………」
「類ってすごいよね。昔から知ってたことではあるけど」
「………言っとくけど、雷夜も大概なうちの1人だからね。なんで1年前にショーのメンバー勧誘をしてるの。わたし、ショーはもう……」
「それじゃあ、どうしてここに来たんだい?」
「こいつに、1年間の考える期間がなぜか先に与えられてたから」
「ふふ、そういう事にしておこうか。まあ、家でゲームばかりも飽きるかと思ってね、新しいゲームだと思って、楽しんでほしいな」
「演者が楽しくないとどうしようもないものにしかならないかな」
「……………」
「そう言えば雷夜。君には本当に無理はしてほしくないからね、アイディア出しをするだけの係だって僕は歓迎するよ」
「それなら学校で終わる事だしやってもいいかもなんだけどね」
布教なんですけど、クイズのお時間という曲が最高のザビとかだったりするからよかったら聞いてほしいです。