クエスト「20人で助け合い、崩壊したセカイを救え」 作:夜桜家の壁
私は今宮女に入学しました。今日の目標は取り敢えず慣れる。それだけだ。いや原作メンバーで誰か同じクラスじゃないかを見たり、まふゆ探しをしてできたら友達になる。この2つが目標だ。
「東雲さん。ちょっといいですか?」
「なんでしょうか先生?」
「新入生代表の挨拶の前に少しだけ生徒会の誰か挨拶しないといけないの。おかしなしきたりだけど、このくらいだったらまだ受け入れられると思うの。今1人会えるから来てください」
「わかりました。今行きます」
宮女はお嬢様高でもあるためか少し変わったしきたりがある。前世の記憶が残ってるから慣れてこない。大理石などは使われてなさそうなので安心ではあるけど。
「おはようございます、東雲怜華さん。お元気ですか?私は今年度の生徒会副会長の鳳ひなたです。よろしくお願いします」
「ひなたさん⁉︎お久しぶりです。私退院してからとても元気ですよ」
「貴方達知り合いなの?」
「怜華ちゃんは鳳財閥の病院でずっと入院していてそれで繋がりがあるんです。でもまさかここにこれるとは思ってなかったですし、ましてや代表になるとは全く考えていませんでした」
「そうなの?とても頭の良い生徒ですので勉強の話をしたりする事もあると思うのだけど」
「怜華ちゃんって小学生になる前からずっと意識不明の重体で去年の秋頃に目覚めたんですよ。この子は小学校の内容を4ヶ月でマスターしたんです。そんな事を予想できるはずありません」
「なにそれまさしく天才じゃない⁉︎」
「だから私も驚いていたんです」
「あの、私はどうすればいいのでしょうか?」
「あぁごめんなさい。ただちょっと顔合わせさえすればいいだけですのでそんなにする事はありません」
「私が怜華ちゃんに頑張ってねっていうだけだからね。それじゃあ怜華ちゃん、頑張ってね」
「はい、頑張ります。宮女の学年代表として皆んなの目標となるようにします」
「これでよし、学年代表として模範になるのはいいけど無理はしないでね。定期的に検査はあるからね」
「わかりました。先生、この後はどうすればいいのでしょうか?」
「教室に戻ってもらって大丈夫ですので教室で自由にしていてください。時間になったら放送で呼びますので」
「わかりました。ではまた後でお願いします」
生徒会室を出ようとするとコンコンっとノックの音が響いた。そして中に入ってきたのは目標の人だった。
「失礼します。あれ?新入生?どうしたの、迷子ではないよね」
「朝比奈さん、彼女は今年の新入生代表です。去年あなたもやったでしょう」
「そういえばありましたね。緊張してたからか忘れてました。ねぇ、私は朝比奈まふゆ、去年私も新入生代表の挨拶をしたんだ、よろしくね。名前教えてくれるかな?」
「東雲怜華です。これからよろしくお願いします、朝比奈先輩」
「よろしくね、怜華ちゃん。なんか先輩って呼ばれるの初めてだから嬉しいな」
「朝比奈さん何か用があったのではありませんか?」
「それじゃあ私先に教室に戻らせていただきます。また後でお願いします」
「怜華ちゃん頑張ってね」
「はい、完璧にこなしてみせます」
………ビックリした〜。朝比奈先輩の優等生モード怖かった。ニーゴのまふゆに慣れていたせいもあって怖かったよ。それよりもひなたさんがいることの方がもっと驚きだったけど。
教室についたけれど一歌たちはいなかったので、今年はずっとクラスで素を出す事はないと思う。
「おはようございます。東雲さん」
「おはよう。そんなに硬くならなくて大丈夫ですよ」
「そ、そう?なら楽にさせてもらうね」
「それにしても何故そんなに緊張していたんですか?」
「その東雲さんはなんというか、お人形さん?みたいにきれいで、お嬢様っぽいオーラを感じたというか」
「そうなんですね。でも私はお嬢様ではありませんので気軽に話しかけてもらってもかまいません」
「そうなんだ、ねぇ最近のドラ『中等部1年D組東雲怜華さん体育館まで来てください。繰り返します。中等部1年D組東雲怜華さん、体育館まで来てください』……」
「呼ばれてしまいましたので行ってきます。また今度お話ししましょう」
「呼ばれるって何かしたの?」
「多分新入生代表の挨拶をするのでそのことかと思います」
「東雲さんすごい。新入生代表の挨拶なんて普通できないよ」
「ありがとう。それじゃあ行ってきます」
「いってらっしゃい」
体育館は校門からみて左側にあったから、こっち行けばあるはず。
あった。このくらいはすぐにみつけないと方向音痴になる。私と兄さんどっちも方向音痴とかは流石に笑えないしね。
それよりも早く入学式終わんないかなぁ。
ちょっと変な所だけど一旦終わり